医学部予備校に通わず【独学】で医学部に合格することは可能なのか?

医学部予備校に通わず【独学】で医学部に合格することは可能なのか?

独学で医学部へ進学することは可能だけど非効率


医学部合格を目指そうと考えている受験生や保護者の中には、独学で勉強しようと思っている人もいるかもしれません。

確かに現役の医師として働いている人にも、独学で医師になった人もいます。
そのような体験談を記した記事や書籍も存在しているので、自分も同じように頑張りたいと考えている人もいるでしょう。

独学だと費用面では最も負担が少なく、経済的な方法です。

しかし、結論から言うと独学での医学部受験は非効率で、決しておすすめできません。

ほとんどの受験生は、医学部に特化した指導が受けられる医学部予備校に通って、効率的にハイレベルな学習をして合格を勝ち取っています。

医師になるには、まず何よりも医学部に確実に合格する必要があります。
医学部を卒業して医師免許を取る国家試験に合格するためには、最短でも6年かかり、途中を短縮する近道はないので、現役で医学部に確実に合格することが欠かせません。

独学で医学部進学を目指すのは避けたほうがいい理由


独学での受験勉強は、自分のペースで誰にも邪魔されることなく、自分が勉強したい科目を好きなタイミングで行えます。

場所に縛られることもなく、自宅はもちろん、図書館やカフェなど好きな場所で学べるのが合っているというタイプの人もいるでしょう。

しかし、独学での受験勉強には、自分で一から学習計画を立てて、着実に計画通りにこなしていく自主性と継続力が必要です。

医学部受験に必要な勉強の範囲はとても広く、独学での勉強の場合は誰も進捗状況を管理してくれないので、最初に立てた計画通りに順調に勉強を継続していくのは、口で言うほど簡単なことではありません。

いくら大きな目標を掲げていても、日常生活の中には思うように勉強が進まない日もあれば、コツコツ頑張っているのに成績が伸び悩むような時期も出てきたり、気持ちや成績に波はつきものです。

遊びたい盛りの思春期ですので、ついつい周りの友人の空気に流されたり、ちょっとしたきっかけで受験勉強のモチベーション維持が難しくなることもあり得ます。

また、医学部合格は他の学部と比べて圧倒的に難関で、参考書の解説を読んだだけでは理解しきれないことも出てくるでしょう。

疑問点をその場ですぐに解決せず後回しにしたまま先に進むクセがついてしまうと、基礎学力が不十分な状態で苦手科目が生まれるリスクが高まります。

自分が好きな科目や得意な分野の勉強ばかりが進んで、バランスよく勉強することが難しくなるのも独学で陥りやすい傾向です。

偏りのない高度な学力が必要とされる医学部受験においては、医学部専門の予備校などに通って勉強するのが一般的とされています。

医学部予備校だと、指導経験の豊富なプロの講師陣から、質の高い授業や個別サポートが受けられるので、医学部合格の可能性が自然と高まります。

医学部合格から医師免許を取得するまでの道のりが長いからこそ、よほど勉強が得意な人や徹底した自己管理ができる人を除いては、独学での医学部受験を目指すのは避けた方がいいでしょう。

医学部へ進学できる確率を上げるなら医学部専門の予備校へ通うべき


独学のデメリットを解消し、効率的に確実に学習を進めていくには、医学部予備校に通って学ぶという選択肢がおすすめです。

医学部予備校では、過去の膨大なデータと最新情報を取り入れて考え抜かれたカリキュラムが用意されていて、各生徒の志望校や学力に合わせた理想的な学習計画で受験勉強を進められます。

また、講師陣はもちろん、スタッフによる定期的なフォロー体制も万全です。
わからない時や困ったことがあった時は、いつでも気軽に質問・相談できます。

また、医学部予備校には、医学部合格を目指して勉強に励む仲間たちが集まっているので、お互いに切磋琢磨しあえる環境があるのも、モチベーションを維持するのに役立ちます。

医学部へ進学できる確率を高めたければ、医学部専門の予備校に通うのが最適です。

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