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2014年の夜に口笛を吹けば


2014年12月30日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第352試合


  1. かわしまくん袋
  2. 戸川幸夫 『シベリアの牙王』

 1月5日より 日本学生氷上競技選手権大会 (インカレ) 北海道 が釧路で開幕する。 常連の料理人氏によると、練習のため先乗りしている学生がすでにいるそうだ。 道理で先週あたりから (うちの店には珍しく) 若者がちょくちょく覗きにくるわけだ。

 かわしまくん袋 につきましては、皆様どうか静かにフェイドアウトさせていく方向でよろしくお願いいたします。 早い段階で予約受付は終わりましたので。 よしなによしなに。 って言ってるのにも関わらず、1度かぎりで終わらせてなるものかと画策する闇の勢力が蠢いている。

 本日も 2階の喫茶部長の新着情報 を読んだという方から問い合わせあり。
 喫茶部長ってば 「彼はかなり悩んだようです」 と、さも同情したように書いておきながら、 一方では 「来年は私も購入します!」 とびっくりマーク付きで煽っている。 寝た子を起こすんじゃない!!

 本日の成績は、2打数0安打。
 本年の在庫お問い合わせの最終成績は、352試合出場で1606打数395安打。打率 2割4分5厘9毛。

 年ごとの営業日数の違いはあるけれども、当欄を通年でやるようになってからもっとも低い打数 (在庫お問い合わせ回数) となった。 それだけ客数が減っているということだ。 こんな手慰みの日録からも読みとれる。

 本年もたいへんお世話になりました。 豊文堂書店の新年は、白金町の本店は3日から、北大通店は2日からはじまります。 皆様どうぞよいお年を。


2014年12月29日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第351試合


  1. ブラームス「ヴァイオリン協奏曲」 のCD
  2. ワイエスの画集
  3. SPIの参考書

      < ズリ山裏道の遠くへ行きたい >
 旅先のズリ山さんが北大通店めがけて送りつける、企みにみちた郵便物を逐一白日の下にさらす当欄である。

 今年最後と思われる 封書 が届いた。 風景印は多摩センター郵便局。 宛先の下には、函館本線 森駅の記念スタンプがふたつ押してある。
 封を開けると、クリスマス仕様の うまい棒 が1本。 ただし配達の過程でぺしゃんこになり、チョコレート味のうまい粉になっている。

 2014年のズリ山郵便物を数えてみたら70通以上あった。 週刊誌よりも多いよ! 連休でせき止められていた分が一挙に押し寄せて1日に8通届いたこともあったっけ。

 ベトナムの消印の封筒 (1/29)、 台湾の酒の小瓶 (5/9 陸別町郵便局)、 ベトナム製のピコピコハンマー (6/4 新宿馬場下郵便局)、 びっくりのしいか (7/9 夕張登川郵便局)、 秋田犬のフィギュア (10/27 福島常磐郵便局)、 むき出しのたわし (12/3 新潟中央郵便局)。
 今年もけったいな物でたくさん愉しませてもらったなァ。

 その他にも、駅弁の包装紙とか鉄道の硬券とか観光パンフレットとか駅弁の包装紙とか鉄道の時刻表とか 駅弁包装紙とか包装紙とか包装紙とか箸袋とか。
 ズリ山さんが彦摩呂さんみたいに巨大化しませんように (しつこい)。
 3打数0安打。打率 2割4分6厘2毛。


2014年12月28日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第350試合


 加太こうじ、松本健一、加藤郁乎、寺山修司などを粛々と値付け。

 某所より年内に終わらせるよう頼まれていた作文が出来上がる。 400字弱なのにえらく時間がかかった。 書き直しでなければよいのだが。
 0打数0安打。350試合を終えて、1601打数395安打。打率 2割4分厘毛。


2014年12月27日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第349試合


  1. 新しい本 (「チルチンびと」)
  2. スロウな人コーナーみたいなの
  3. 釧路新書

 『レコード + CD マップ 2015』 の書籍版が届く (販売用に非ず)。 予定よりも大幅に遅れたが、無事に刊行されてよかった。 今回からはじめて電子書籍版も配信するそうだ。

 例年どおり、豊文堂書店も本店と北大通店を載せてもらっている。
 同マップの書籍・電子書籍版をお持ちの方には、店内全品1割お引きいたします。 レコード、CD以外の商品にも当てはまります。 次年度版が出るまで何回でも有効なので、ぜひお求めになってご活用ください。

 大掃除で本を減らそうとしている最中なのにまた本を買ってしまった、と常連の先生がお会計時に。

 マサルさんに登別の旅行土産だという 鬼伝説ビール を1缶いただく。 それはよいが、賞味期限が今年の12月20日……。 呑めないではないか。
 「忙しくて来れないうちに賞味期限が過ぎちゃってたんですよねェ。 普通のビールよりも短いみたい。 お腹痛くなるかもしれませんけど、もったいないんでどうぞ」
 3打数0安打。打率 2割4分6厘7毛。

      < ズリ山裏道の遠くへ行きたい >
 風景印の魔術師は栃木から東京へ移動。 新作が2通届いた。

 その1. 東京交通会館内郵便局 (風景印)/ 青函連絡船 就航50周年の 八甲田丸 (記念スタンプ)/ サンタトレインのクリスマスカード、及び 駅弁の函館みかど の箸袋

 その2. 新宿北郵便局 (消印)/ 青い森鉄道 の 「鉄兄ちゃん 藤田大介アナが行く!」 (記念スタンプ)/ 谷田のきびだんご が出来るまでのパンフレット (封書の中身)

 八甲田丸の記念スタンプは一昨日の封書とは異なる版。 サンタトレインは栃木県の 真岡鐵道 だろうか。
 以前にも増して封書の中身に食べ物関係が多くなってきたのが気にかかる。 ズリ山さんが彦摩呂さんみたいに巨大化しませんように。


2014年12月26日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第348試合


  1. 「釧路歌人会誌」 の3、6、39号
  2. 嵯峨美津江 『歌集 鶴の序章』
  3. 臼井吉見 『安曇野』
  4. 半紙
  5. 筆
  6. 福袋

 午前中、お客さんの家にお届け物にあがる。 いろいろとご相談に乗り、都合3回往復。 お役に立てたかしら。

 1、2が売れる。
 3は 「日本の古本屋」 経由で道外の他店に全5巻の単行本を注文。 自店の売上にならないので安打に含めず。
 6打数2安打。打率 2割4分7厘1毛。


2014年12月25日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第347試合


  1. 活字の大きな辞典
  2. 佐竹さんの本

 当たりますようにと願ってポストに入れた応募ハガキ2通が一夜明けて店に戻ってくる。 切手を2円貼り忘れていた……。

 当店でも絶賛販売中の 『獄中メモは問う』 の著者、佐竹直子さんが店に来るなりそのハガキを見つけて、 「うぷぷ。その歳でぬいぐるみのプレゼントに応募って。 しかもこんなことやってるようじゃ、まず当たらないね」
 2円足りない男として勇名をはせる。

 佐竹さんにスマホで見せてもらったのだが、フェイスブックに私と同姓同名の人が20人は登録されていて、びびった (私はSNSをしていない)。 クリストファー・ノーランの某映画のラストシーンが脳裏をよぎる。

 一昨日、中村彰彦の 『名君の碑 保科正之の生涯』 を尋ねた毎日さんの話。
 北大通店に在庫がなくて新刊屋で 『名君の碑』 の文庫本を手に入れたのはよいが、 「うちに帰って本棚見たらよォ、単行本がちゃんとあるんだ。何やってんだ、俺。 ま、銀行に100億預金があるからいいんだけどよ」
 これまで幾度も毎日さんの本のダブリ買い武勇伝を聞かされてきた。 「ぶれない男」 (趣味嗜好が一貫しているの意) の伝説にまた新たな頁が刻まれた。

 夕方、外で佐竹さんに会ったという方がご来店に。 あの人本出したんだねェと言って、『獄中メモは問う』 をお求めいただき、1安打。

 福袋もどきを予約の2名様に引き渡す。 喜んでいただけたなら幸い。
 2打数1安打。打率 2割4分6厘8毛。

     < ズリ山裏道の遠くへ行きたい >
 年末になってもズリ山さんは全国を旅してまわっている。 栃木県の 真岡郵便局 と青森県の 八甲田丸 の記念スタンプを押した封書が届いた。 道の駅わっかないの 稚内セレクト弁当 の包み紙が封入されている。
 消印と記念スタンプと中身がてんでバラバラだけれど、惑わされてはいけない。

 そのズリ山さんが夜になってお出でになる。 「サンタクロースからのプレゼントだよ〜」 と言いながら、長崎の原口みかんをいくつも配っていかれた。 サンタさんを自称する割りには普通の格好をしていて、サンタに似せようという意気込みがまったくない。
 ズリ山サンタ氏、ご自分が出した封書の風景印に目を細めて見入っていた。


2014年12月24日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第346試合


  1. はたさみつる 『ぺカンペと森のカムイたち』
  2. キース・ジャレットのCD
  3. 文庫の落語の本
  4. 小檜山博のチラシ

 某出版社のオリジナルぬいぐるみプレゼントに応募する。 応募券を貼った50円ハガキを2通投函。 連絡先は北大通店にした。 どうか当たりますように。

 4のチラシは、来年道立文学館でやる 特別展 のこと。 毎日さんからいただいたチラシを小檜山博コーナーに飾っていた。 掲示分しかない。
 4打数0安打。打率 2割4分6厘5毛。


2014年12月23日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第345試合


 天皇誕生日の祝日。 街は静かだし、店ン中は寒いし。
 0打数0安打。打率 2割4分7厘1毛。


2014年12月22日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第344試合


  1. クリスティ
  2. ホームズ
  3. 中村彰彦 『名君の碑 保科正之の生涯』
  4. スターダストレビューのCD
  5. ビリー・ジョエルのCD
  6. 演歌のCD

 現在放映中の 「忍たま乱太郎」 の主題歌は、オープニングが 「勇気100%」、エンディングが 「待ったなんてなしっ!」。 ともに歌うのは sexy zone。 以上、常連のミチオさんに頼まれて検索した結果より。

 赤と白の衣装をつけてお母さんにだっこされた1歳のちびサンタから森永のエンゼルパイをもらった。 おちびさん、ずっと握り締めていたのでパイが粉状に。

 福袋もどき に入れる本がほぼ固まった。 1人目の予約者がみえて袋をお渡しする。 懸念していたダブリ本はなかったようで胸をなでおろす。

 『アガサ・クリスティの秘密ノート』 の上下巻が売れる。
 6打数1安打。打率 2割4分7厘1毛。


2014年12月21日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第343試合


  1. 図書券

 午前中、たまたま外に目をやると、 赤と白を身にまとった集団 が駅の方へ駈けていくところだった。

 午後は2階の喫茶ラルゴで、とある音楽教室の貸切の懇親会が開かれてにぎやか。

 『獄中メモは問う』 の著者サイン本を頼んでいた方が再来店して1安打。 先々週おみえになったときはまだ現物が届いていなかった。

 一昨日、本店からの電話で釧路民衆駅に関する本の在庫を訊かれた。 この日探していたお客さんがこちらにみえる。 釧路ステーションビルの記念誌 『あすへの輝き 15年のあゆみ』 などいくつかお求めに。
 釧路駅は道内最後の 民衆駅 である。
 1打数2安打 (内2安打 12/8、12/19分)。打率 2割4分7厘4毛。


2014年12月20日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第342試合


  1. 農業関係
  2. 四字熟語辞典みたいな本

 朝、郵便受けにリゲインが2本入っていた。 私の分と喫茶部長の分。 2階ラルゴのスタッフ、フラカンさんの差し入れである。 私ら、昨晩の豊文堂忘年会で呑みすぎた。

 夜になりどこもかしこも路面がつるつる。 帰り道、盛大に てっころぶ

 『北海道農業協同組合年鑑 1950年版』 が売れる。
 2打数1安打。打率 2割4分6厘3毛。


2014年12月19日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第341試合


  1. 3歳くらいの子が読む絵本
  2. 女性ボーカルのジャズのレコード
  3. 釧路民衆駅に関する本

 お買い物を終えた常連さんが、とある動物の写真を1枚取り出して 「私のじゃないけど、これあげる」 。 古本にでも挟まっていたのだろうか。

 「違うの。いつの間にか私のカバンの中に入ってたの。 こういうのって捨てられないじゃない。 この店に飾ってたら、飼い主の人が見つけてくれるかもね。 あ、これ、いい考えだ」 とおっしゃるのだが、ちがわいちがわい、それ単に薄気味悪くて手放したいだけなんでしょ! おいらだっていらないわい!!
 結局、体よく押し付けられてしまった。

 毎日さんから 『幸福の黄色いハンカチ』 のDVDを貸してもらう。 実は今までちゃんと見たことがなかった。 37年前の釧路の北大通も映っている。 確と目に焼きつけよう。

 アニメ絵本が売れる。
 夜はもしかしたら開店以来はじめてかもしれない豊文堂書店の忘年会。
 3打数1安打。打率 2割4分6厘0毛。

  < 今日の聞き間違い >
 「年末はどうするの」 と厚岸倉庫社長に尋ねたら 「ん、分割でいいんなら、ちょっとずつ買っていくけど、いっぺんには無理だな」
 あれ、何の話かなと思ったら、店の棚にある 『廣松渉著作集』 全16巻、7万円のことだった。
 年末と廣松 (ひろまつ)……。
 や、ごめんなさい。 急かしたつもりは決してないのよ。

 厚岸倉庫社長の厚岸のお住まいは 冠水の危険 を免れたよう。


2014年12月18日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第340試合


  1. 柳田邦男

 いつもお世話になっている毎日さんに感謝の気持ちをこめて1月刊行のとある新刊のチラシを差し上げる。

 『アデュ〜 ポルノの帝王 久保新二の愛と涙と大爆笑』 (ポット出版)

 「おぉ、久保ちゃんの本かァ。表紙の尾崎くん懐かしいなァ」 と即座に反応してくださる。 尾崎くんとは 「未亡人下宿」 シリーズの役名のこと。 「わっかるかなァ、わっかんねェだろうなァ」 と毎日さん、松鶴家千とせ みたくなっている。
 劇場の暗闇に身をひそめ矩形の窓に目を凝らしてきた人の記憶の厚みよ。 1枚のチラシを手がかりに汲めどもつきぬ桃色の夢を語ってもらった。

 文春文庫の柳田邦男が2冊売れる。
 1打数1安打。340試合を終えて、1574打数387安打。打率 2割4分厘毛。


  2014年12月17日 (水)
 北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第339試合

 今期はじめての雪かき。 散々脅された割りにはどか雪にならなかった。 ただしべた雪。 強風も。
 札幌から時々出張でみえるお客さん、JRの不通で帰れなくなったよォと寄ってくださる。
 0打数0安打。打率 2割4分5厘3毛。


2014年12月17日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第339試合


 今期はじめての雪かき。 散々脅された割りにはどか雪にならなかった。 ただしべた雪。 強風も。
 札幌から時々出張でみえるお客さん、JRの不通で帰れなくなったよォと寄ってくださる。
 0打数0安打。打率 2割4分5厘3毛。


2014年12月16日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第338試合


  1. 新田次郎 『八甲田山死の彷徨』
  2. 釧路炭田の何とかという本
  3. 『Hungarian Railways』

 天気予報によると、明日の釧路は雨、雪、風の大荒れに。 社長が 「店の屋根、飛ばされるかもしれんな」 と心配している。 1年前の本店の壁の崩落箇所、大家さんがまだ直してくれない。

 2は、当店でも取り扱っている新刊 『釧路炭田 炭鉱と鉄路と』 のこと。 1冊売れる。
 お求めになった方は事前に当サイトの目録を見てくださっていて、本店在庫の3も訊かれる。 店の地図を差し上げる。 その後売れたぞと本店の社長から連絡あり。 2安打目。
 3打数2安打。打率 2割4分5厘3毛。


2014年12月15日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第337試合


  1. 三浦綾子 (『銃口』 など)
  2. 佐竹直子さんの本
  3. 「宵待草」 のCD
  4. 年賀ハガキ

 店の玄関の引き戸が手動である。 開けるときも閉めるときも漏れなく手動である。 おかげで老若男女を問わず自動ドアと間違われて開けっ放しにされる。 わりと頻繁に……。

 2階のラルゴがランチで混みだしたこの日のお昼どき。 玄関ドアに隙間ができるたびに毎日さんと私が争って閉めにいき、途中からズリ山裏道さんもそこに加わった。
 奇跡のようなごく短い間だったが、北大通店のドアマン3人常駐体制が実現した!

 同業の大先輩からゆうメールが届く。 開けると カッパ先生 の栞がたくさん。
 エミリーさんや切り絵さんの自作栞もあるし、北大通店の配布用の栞は今やたらと豪勢である。

 佐竹直子さんの新著 『獄中メモは問う 作文教育が罪にされた時代』 が売れる。
 3の三浦綾子は 『雨はあした晴れるだろう』 が売れる。
 4打数2安打。打率 2割4分4厘5毛。


2014年12月14日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第336試合


  1. 佐竹さんの本

 佐竹直子さんの新刊本 『獄中メモは問う 作文教育が罪にされた時代』 がまた訊かれる。 古本屋の当店でも絶賛発売中。 1安打。
 在庫が心もとなく少し追加を頼む。 後ほど著者自らが届けてくださった。

 先週、札幌で出版記念の講演をしてきた佐竹さんである。 販売促進のためその足でかの大都市の新刊書店まわりをしたそうで、 生き馬の目を抜く書店平台の陣取り合戦に関して興味深いお話をうかがう。

 ブックオフが自社通販・買取サイトの 今年の年間売上ランキング を発表。 あ、うちの棚に 『オレたちバブル入行組』 の文庫がまだ売れ残っているな。
 北大通店の在庫お問い合わせ状況を振りかえると、『獄中メモは問う』 や 『釧路炭田 炭鉱と鉄路と』 、桜木紫乃さんが上位を占めるかしら。
 例年であれば、そろそろカレンダーや日めくりが猛追をはじめる時期だ (訊かれても置いていませんが)。

 ちなみに、こちら は4日前の北大通店のポールポジション。 重版分が入荷した直後の 『釧路炭田』 が一歩リードしている。
 同じ棚の 本日の様相。 『獄中メモは問う』 が補充により逆転した。
 「笑点」 大喜利の座布団の増減をみるようだ。
 1打数1安打。打率 2割4分3厘9毛。


2014年12月13日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第335試合


  1. 吉田魯洋 『宝生流うたひ方叢書 詞の謡ひ方』
  2. 吉田魯洋 『宝生流うたひ方叢書 ゴマ節の謡ひ方』
  3. アイスキャンデー
  4. 佐竹さんの 『獄中メモは問う』
  5. 古い編み物の本

 朝の出張買入。 中公の 「日本の文学」 「日本の歴史」 の揃いなど。 そう時間がかからずに終わる。

 冬なのに元気よく 「アイスキャンディーくださ〜い!」 とやってきたのは画伯である。
 近々入れ歯を交換するそうだ。 いらなくなった古いのはどうするかというと、 「アクリル絵の具で黒く塗ってお歯黒にしてね、それを今度填めてくるからみんなに見せてあげる」

 先週から取り扱いをはじめた新刊 『獄中メモは問う 作文教育が罪にされた時代』 が1冊売れる。 出て間もないとはいえ、よい売れ行きだ。 現政権の暴走への危機感を多く含んでいると思う。

 昭和20〜30年代の婦人雑誌の編み物の附録が2冊売れる。
 5打数2安打。打率 2割4分3厘4毛。


2014年12月12日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第334試合


  1. バイクの本
  2. 黒川博行
  3. 国文法の本 (時枝誠記、山田孝雄)

 先週から、 北大通6丁目のスガイビル に解体のための足場が組まれている。 ビルの地下にあった市内最後の映画館は10数年前に閉館。 1階のゲームセンターはその後も営業していたが、それも撤退してずいぶん経つ。 公開初日の 『ブラック・レイン』 を見たのはこの劇場だった。 89年秋のこと。
 3打数0安打。打率 2割4分2厘9毛。


2014年12月11日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第333試合


  1. ジョン・ハワード・グリフィン 『私のように黒い夜』
  2. 春秋社の出光佐三
            『マルクスが日本に生まれていたら』
  3. 『ドキュメント 昭和天皇』 の6、7巻
  4. 『菅江真澄遊覧記』 の1巻
  5. 東洋文庫
  6. 昭和20年代の日本地図
  7. 「カーサ ブルータス」 の2003年10月号
  8. 藤森照信 『人類と建築の歴史』
  9. 『フィルス氏の馬術』
  10. 三浦綾子 『銃口』

 午前中、雨。
 常連さんが再就職後のはじめての給料でお土産を。
 10打数0安打。打率 2割4分3厘4毛。


2014年12月10日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第332試合


  1. 加藤周一
  2. 哲学の本

 2階の喫茶ラルゴの日替ランチメニューに、ニューカマー現る。 その名も 茄子川ダイスケくん

 釧路市立博物館 学芸員の石川孝織さんが自著 『釧路炭田 炭鉱と鉄路と』 の重版分を持ってきてくださる。
 これで 『獄中メモは問う 作文教育が罪にされた時代』並べて売る ことできる。 どちらも北海道新聞 釧路根室版の夕刊に連載された記事をまとめた新刊なのだ。

 知人に 『釧路炭田』 への献呈署名を頼まれた石川さん、献呈先としてその方が飼っている愛猫の名前を指定され (ミミとかそんな名前)、 頭の中を疑問符でいっぱいにしながら書いたそうな。

 三井善止 『哲学の立場 人間・自然・神』 が売れる。
 2打数1安打。打率 2割4分4厘9毛。


2014年12月9日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第331試合


  1. 新しいの
  2. 西谷 修

 開店前、近くの市役所で衆議院選挙の期日前投票を済ませる。
 2打数0安打。打率 2割4分4厘6毛。


2014年12月8日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第330試合


  1. 北海道開拓記念館が出している本
  2. 前に除けてもらっていた
             『詳注版 シャーロック・ホームズ全集』
  3. postcard
  4. 佐竹さんのサイン入りの本
  5. 画集 (水墨画)
  6. シャンソンのCD
           (「Le Revenant 幽霊」 が入っているもの)
  7. こんなの (立原あゆみなどのマンガ)
  8. オーメンのCDか本
  9. 心霊写真の本
  10. ギターの本

 晩秋をすぎて催し物が減り、ウィンドウの掲示ポスターも寂しくなってきた。 数ヶ月前にズリ山裏道さんからいただいた秋田県のポスターをあてがってみたら、 想像以上にでかかった

 2階の園芸大臣が秋田出身ということで大目に見てもらおう。 当地はかつて秋田からの入植者が多かった。 4年前まで北大通には秋田銀行もあった。

 民主党後援会の方がパンフレットを置いていく。

 4は、北海道新聞記者・佐竹直子さんの新刊 『獄中メモは問う』 を指す。 知人にサイン本を頼まれた著者が北大通店に預けることになったのだが、本が届くのよりも先にその人が来店してしまった。 売れたら安打に数えよう。

 講談社の 『水墨画の巨匠 大雅』 が売れる。
 ギターの教則本も。

 『詳注版 ホームズ全集』 はもう2年ぐらい前にとりおきを頼まれた本。 お客さんが久々に現れてどうなったか尋ねてくるが、取りにみえないのでとうの昔に棚に戻していた。 販売済みで在庫はない。
 10打数2安打。330試合を終えて、1543打数378安打。打率 2割4分4厘9毛。


2014年12月7日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第329試合


  1. ガラスの本

 港文館「アサノ ブラザーズ作品展 パート3」 初日に駆けつける。 写真の兄と立体・イラスト作品の弟による合同展。 大漁どんぱく花火大会の夕暮れに写した釧路港のどでかい写真パネルに見入る。 次は 阿部・伊坂 クラスの合作作品を目玉にぜひ。

 選挙カーすら通らない日曜日の北大通だった。
 1打数0安打。打率 2割4分5厘2毛。


2014年12月6日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第328試合


  1. 2003年の 「ミュージック・マガジン」
  2. ダレン・シャン 『デモナータ』
  3. 小澤征爾さんのベートーヴェンのCD
  4. かわしまくん袋
  5. 福袋
  6. かわしまくん袋
  7. かわしまくん袋
  8. 祝詞の本

 フリーペーパー 「Gili」 最新号の 胡乱な広告 を見た方が次々と北大通店の福袋もどきを予約していく。 3人目で締め切った。

 発行人氏の口車に乗り、はじめて試みた本の福袋だが当方の準備不足が祟った。
 希望者各自の好みを伺いながら当店の在庫の有無とすり合わせていくものだから、すでにいわゆる福袋とは違う何かになっている。 最初にたくさん作って勝手に選んでもらうようにするべきだった。
 8打数3安打。打率 2割4分5厘4毛。


2014年12月5日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第327試合


  1. 司馬遼太郎の単行本
  2. 旅行雑誌 (「トランジット」 「ニュートラル」)
  3. かわしまくん袋
  4. 数独

 2階のラルゴスタッフのフラカンさんから福袋もどきの3に予約が入る。

 旅行者に司馬遼太郎と井上 靖の 『西域をゆく』 が売れる。
 先月厚岸倉庫社長に訊かれたみすず書房のブローデルが入荷していた。 『日常性の構造 I・II』 と 『交換のはたらき I・II』 が売れる。

 夜、刷り上ったばかりの北海道新聞社の新刊 『獄中メモは問う』 を届けてもらう。 新聞連載時に目を通していたが、書籍化にあたって加筆・再構成されている。 改めて読んでみよう。 あとがきの協力者一覧に当店を載せていただけたことを誇らしく思う。
 4打数3安打 (内1安打 11/8分)。打率 2割4分4厘7毛。

     < ズリ山裏道の遠くへ行きたい >
 今度のズリ山さんの旅行も終点が近づいた。 最後の封書は、南富良野町の 幾寅郵便局 の風景印だった。 津軽半島への旅を誘う記念スタンプ付き。
 幾寅 は映画 『鉄道員』 のロケ地としても知られる。 ズリ山流の高倉健追悼だろうか。

 封を切ると、 道南の七飯町の 大沼だんご の包装紙がこんにちは。 だんごが好物の脇道さんの顔が思い浮かんだ。


2014年12月4日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第326試合


  1. 戦前の釧路の演劇に関する本
  2. 石川さんの釧路炭田の本
  3. 釧路の博物館から出ている本
  4. 佐竹直子 『獄中メモは問う』
  5. English Book
  6. 日本語を勉強する本
  7. 『高野切 第三種』
  8. 柳田理科雄 『空想科学読本』
  9. 『CDブック 神々の音像』
  10. 『蜩ノ記』 の文庫本

 毎日みえる毎日さん、前の晩にNHKで放映された 「100分 de 名著」 のハムレットの回を大いに推す。 テキストも手に入れたと。

 2と3は、 釧路市立博物館 学芸員の石川孝織さんの新刊 『釧路炭田 炭鉱と鉄路と』 のこと。
 2階のラルゴでランチを食べ終えた方から相次いで訊かれるが、在庫が1冊しかなく後の方にはお応えできなかった (その間およそ5分)。
 同書は現在重版中。 近々再入荷する。

 発売告知が出て間もない新刊の4に電話で予約が入る。 当店でも今週土曜日から取り扱いがはじまる。
 『釧路炭田』 と 『獄中メモは問う』 は出自が共通している。 どちらも北海道新聞夕刊の釧路根室版に連載された。

 他に7が売れる。 二玄社の 「書道技法講座」 版。
 10打数3安打。打率 2割4分3厘4毛。

     < ズリ山裏道の遠くへ行きたい >
 本日も封書が届く。 風景印が知らせるところによるとズリ山さん、今度は旭川から 稚内 に飛んだらしい。
 山形の酒田駅の記念スタンプまで押してある封書には富山の薬屋の小袋が入っていて、その小袋からは かぜ薬 だるまハイトン が出てくる仕組み。 マトリョーシカ みたい。


2014年12月3日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第325試合


  1. 堀江敏幸 『おぱらばん』
  2. クレア・ベサント 『ネコ学入門』

 釧路発・ひと休みフリーペーパー 「Gili」 の第8号 (12月号) が入荷しました。 特集は 「THE・オカルト」。
 福袋に似せた胡乱な商品 の広告が載っていますが、どうか皆さんスルーしちゃってください。 商品名は私が付けたものではありません。 為念 (追記:予約受付は12/6で終了しました)。
 2打数0安打。打率 2割4分3厘0毛。

     < ズリ山裏道の遠くへ行きたい >
 むき出しのたわし が北大通店に郵送された。 前日の団扇につづいて大物の登場である。
 わざわざ新潟から140円分の切手で送ってくるなんて、ズリ山さんの哄笑が聞こえるよう。

 たわしに度肝を抜かれたけれど、ほかにも見どころは色々あり。 なにせ全部で4通も届いているのだ。
 以下、今回の内訳。

 その1. 新潟中央郵便局 (風景印)/ (記念スタンプなし)/ 紀州鉄道 の絵はがき、及び むき出しのたわし

 その2. 青森西郵便局 (消印)/ 信越本線 新潟駅 (記念スタンプ)/ ドイツの切符 (封書の中身)

 その3. 北海道 渡島管内の 森郵便局 (風景印)/ 富山駅 (記念スタンプ)/ 釧路市立博物館自由研究相談所終了証 (封書の中身)

 その4. 北海道 上川管内の 旭川四条郵便局 (風景印)/ 羽越本線 酒田駅 (記念スタンプ)/ 悲別ロマン座 (封書の中身)

 11月30日の新潟から12月1日の旭川まで、その都度下車して郵便局を訪ねたかと思うと、ズリ山さんの底知れなさにおののく (すべての郵便局で風景印を押してくれるわけではないことに留意)。
 とはいえ、青森西郵便局では頼んだはずの風景印を押してもらえなかったりするなど、風景印の魔術師らしからぬ失策も。


2014年12月2日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第324試合


  1. Clint Eastwood (の映画パンフレット)

 画伯の紹介で、とある方に8ミリ映写機をお貸しする。 某所で半世紀以上前の貴重なフィルムが見つかったんだと。
 1打数0安打。打率 2割4分3厘3毛。

     < ズリ山裏道の遠くへ行きたい >
 風景印の魔術師ことズリ山さんの諸国めぐりが止まらない。
 師走に 団扇 が届いた……。 長崎の池島の商店の団扇が……、福井の えちぜん鉄道の絵はがきに綴り紐で結わえられて……。 絵はがきには、秀吉生誕の地、名古屋の中村郵便局の風景印が押されて……。
 その他にも2通……。

 その1. 愛知県 中村郵便局 (風景印)/ 記念スタンプなし/ 福井県の えちぜん鉄道 永平寺口駅の絵はがき、及び 長崎県 池島 の廣瀬商店の団扇

 その2. 山形県 酒田郵便局 (風景印)/ 九州歴史資料館 (記念スタンプ)/ 釧網本線ジオトレイン号 の指定席券 (封書の中身)

 その3. 青森県 青森西郵便局 (風景印)/ 東能代駅 (記念スタンプ)/ トミーテックのミニチュアサボ封書の中身


2014年12月1日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第323試合


  1. 映画 『フラメンコ』 のDVD
  2. キース・ジャレット、チャーリー・ヘイデン
                       『ラスト・ダンス』 のCD
  3. 釧路の歴史が分かる本
  4. 50年前くらいの釧路の地図
  5. 高倉 健

 豊文堂書店の常連さんが書き手にまわる月に1度の連載コラム 本を繋げて を更新しました。

 鈴木好生さんの80年代中学生ライフのつづきです。 スポーツとは縁遠い文化系一色に染まった日常に親近感を抱く方もいるのではないでしょうか。
 少年ジャンプ連載の 『ハイスクール奇面組』 は、鈴木さんと歳がそう変わらない私もファンでした。
 過去の 「本を繋げて」 は こちら を どうぞ。

 開店時間の午前11時をすぎたのに2階の喫茶ラルゴのスタッフが誰も来ない。 胸騒ぎがする。 不測の事態でも起きたのか。 喫茶部長の携帯に電話をすると、「え、俺まだ 札幌にいる んだけど」
 臨時休業だったのを忘れていた。

 ご近所さんの引率で自民党後援会の方々がパンフレットを置いていく。
 5打数0安打。打率 2割4分3厘5毛。

 小田光雄氏の 「出版状況クロニクル」 が更新された。 『三一書房の時代』 は出たら読まなきゃな。

     < ズリ山裏道の遠くへ行きたい >
 旅先から消印と中身がちぐはぐな封筒を送りつけてくる愉快犯、ズリ山裏道氏。 先週店にお出でになったとき、「実はまた旅行することになりまして……」 と新たな犯行をほのめかしていたのだけれど、この日それを裏付ける封書が2通届いた。
 ひとつ目は 小田原郵便局の風景印付きの封書。 立体めがね入り。

 富山西郵便局の風景印 と北陸本線 富山駅の記念スタンプが押してある方は、北九州の 折尾名物 かしわめし の包み紙が収まっていた。 弁当の製造年月日は11月15日。 凝りに凝った犯行計画であることが伺える。
 立体めがねをかけて包み紙を見つめると、アラ不思議。 かしわめしが飛び出てきちゃう、わけではない。


2014年11月30日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第322試合


  1. 朝日で出ていた 『わが家の夕めし 』
  2. 荻原雄一 『消えたモーテルジャック』

 本店に北大通店の本を持っていき、反対に向こうの必要ない本を譲り受ける。 私は運び屋。 北大通店は11時半すぎに開ける。
 2打数0安打。打率 2割4分4厘3毛。


2014年11月29日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第321試合


  1. 易経の本
  2. レコード (ジャズ)
  3. アポイの本
  4. 染織の本
  5. 来年の暦
  6. 殿山泰司
  7. 動物、ペットの本
  8. 釣りの本

 安岡正篤の 『易と健康』 全2冊が売れる。 お客さんには本店に岩波新書の 『易のはなし』 があることを伝える。 そちらも後でお求めいただけた。

 動物の本をお探しの方には、爬虫類関係など数冊がまとめて売れる。

 うちのような古本屋でも暦の類いを訊かれる時期になってきた。 もちろん在庫はない。
 北海道炭鉱遺産ファンクラブ「2015年版 北海道炭鉱遺産カレンダー」 であれば扱っていたが、すでに売り切れてしまった。 すぐそばの佐藤紙店を紹介する。
 8打数2安打。打率 2割4分4厘6毛。


2014年11月28日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第320試合


  1. 夢枕 獏
  2. 寺井尚子さんのCD
  3. キース・ジャレットのCD
  4. ウォルター 『人類進化 700万年の物語』
  5. ベンヤミン 『ドイツ悲劇の根源』
  6. アドルノ 『ベートーヴェン 音楽の哲学』
  7. バシュラール 『水と夢』
  8. 絵画の本
  9. 博物館の方が書いた本
  10. 『古在由重著作集』
  11. スターダストレビューのCD
  12. 国語辞典
  13. 何年か前に読んだ
           若い人が書いたロシアのスパイの小説
  14. その人の3作目
  15. 恒川光太郎
  16. 太田康介 『のこされた動物たち』
  17. ジェフリー・アーチャー 『15のわけあり小説』
  18. 本多孝好 『チェーン・ポイズン』
  19. 『はれときどきぶた』
  20. 皆川博子 『開かせていただき光栄です』
  21. 鈴木 遥 『ミドリさんとカラクリ屋敷』
  22. 『スイーツ断面図鑑』
  23. 開高 健
  24. 「ブルータス」の本屋好き特集号
  25. 来年のカレンダー
  26. 吉村昭

 開店前に寄ったご近所の某店の方が 「この前買った 『神々の山嶺』、すごくよかったよ。 他に夢枕サンの本ないの?」 とうれしいリクエスト。 あいにく 「陰陽師」 の文庫が1冊あるきりでお応えできず。
 常連さんの電話で、寺井尚子のCD 『ヴェリー・クール』 がおとりおきになる。

 5、6、7は厚岸倉庫社長からの電話ですべて在庫あり。 それも道理で前回ご来店時に未整理本の山からそれらに目をつけていたため。
 厚岸倉庫社長専用のとりおき本収納ダンボール、通称 「厚岸箱」 へまとめて仕舞いこむ。

 9の 「博物館の方が書いた本」 というのは、 同館 学芸員の石川孝織さん執筆の新刊 『釧路炭田 炭鉱と鉄路と』 を指す。 1冊もらわれる。 そろそろ在庫が心細くなってきたけれど、重版が決定したので一安心だ。
 前日の朝日新聞の北海道版にも 書評 が載った。

 11〜23まで、ミチオさんが繰り出すお尋ね本の嵐。
 13が何のことかわからない。 トム・ロブ・スミスの 『チャイルド44』 ではないかと思いつくが、返ってきたのは 「いやいや、そんな題名じゃなかったよ」
 ミチオさんってば、パソコンで調べたらわかるんじゃないのと簡単に急かすが、いかんせんヒントが少なすぎる。 ここまで出かかっているんだけど思い出せないわ、もう今晩眠れないとまでおっしゃる。

 諦めずに棚を眺めていたミチオさんが 「これだこれだ」 と声をあげた。 やっぱり 『チャイルド44』 のことだった。 大騒ぎしたのにあっさり購入を見送ったのでずっこける。
 開高健の 『珠玉』 をお求めいただき、なんとか1安打。

 24は切り絵さん。 前から気になっていたらしく狙いをこれ1冊に絞っておみえになったが、くだんの雑誌は数日前に売れていた。

 他に吉村昭の文庫が売れる。
 26打数8安打。320試合を終えて、1492打数365安打。打率 2割4分4厘6毛。


2014年11月27日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第319試合


  1. 辞典
  2. 島崎藤村 『若菜集』
  3. 村上春樹
  4. 英語の辞書

 ウィンドウに クリスマスの飾りつけ をする。
 4打数0安打。打率 2割4分3厘5毛。


2014年11月26日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第318試合


  1. 島崎藤村の詩の本
  2. 五木寛之 『蒼ざめた馬を見よ』 の単行本
  3. 斎藤明美 『高峰秀子 夫婦の流儀』
  4. ロアルド・ダール 『魔女がいっぱい』
  5. ウラジミール・メグレ 『アナスタシア』
  6. 春国岱の植物に関する本

 かつての常連さんが数年ぶりに顔を出してくださった。 ご無沙汰していたのは身辺に変化があったせい。
 80年代の一時期その方が関わっていた同人誌のコピーが手元にあり、お見せする。 豊文堂書店の広告も載っている同人誌だ。
 「○○くん、何してるんだろうな」
 一緒にやっていた仲間を思い出して常連さんがぽつり。

 3週間前にさくらももこを尋ねたお客さんがみえて、除けていたさくら本2冊をお求めに。
 6打数1安打 (内1安打 10/30分)。打率 2割4分4厘1毛。


2014年11月25日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第317試合


  1. 和泉式部の歌集
  2. 種田山頭火
  3. レポート用紙

 植物部のたにさんがご来店。 6ヵ月半にわたってお借りしてきた多肉植物の鉢植えをお返しする。 どの子もすくすくと成長し及第点をいただけたものの、 <紅葉まつり> の1種だけ葉がうどんこ病のように黒ずんでしまい途中退場させてしまった。 合掌。
 年内はもう来られないかもしれません、と たにさん。 まだ11月下旬だけれど 「よいお年を」 と言われる。
 3打数0安打。打率 2割4分4厘5毛。


2014年11月24日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第316試合


  1. 交通事故の赤い本
  2. ダニイル・ハルムス

 勤労感謝の日の振替休日。 通常どおり店を開ける。 前日のつづきで値段を付け終わった各種全集を棚に並べていく。 通路の混雑が少し引いてきた。
 2打数0安打。打率 2割4分5厘0毛。


2014年11月23日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第315試合


  1. 空海の 「風信帖」 が載っている本
  2. 重松清
  3. 囲碁の雑誌の附録
  4. 『ジャッキー・ブラウン』 のDVD

 本店に甚だ虫がいい電話がかかってきた。 開いた口がふさがらぬ。

 喫茶部長とフラカンさん、翌日の クロマニヨンズ のライブに行ってくるって。 こちとら明日も営業じゃ。 いいんだいいんだ、俺は今日店でいいことがあったから。
 4打数0安打。打率 2割4分5厘3毛。


2014年11月22日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第314試合


  1. 石川達三
  2. 井上靖
  3. 釧路市内の地図
  4. 本多勝一 『釧路湿原』
  5. 柳田國男 『遠野物語』
  6. オートバイ関係の雑誌
  7. 『雪の遺書』
  8. 赤瀬川原平

 衆議院選挙の12月14日投票が決まった。 日にちが近い講演会が延期になり、関係者が掲示ポスターの回収に見える。

 九州の古書店の方とお話することができた。 旅行中にたまたま当店を見つけてくださった。 お互いの地域の古書組合のことなど。

 2が売れる。 4は在庫がある本店を紹介して、あちらで売れる。
 8打数2安打。打率 2割4分6厘0毛。


2014年11月21日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第313試合


  1. 石川さんの本
  2. グイン・サーガの新しいの
  3. 沖縄戦の本
  4. 日本陸軍の戦車の本
  5. 『ゴジラ』 のDVD
  6. 野球とかスポーツ関係の本
  7. コジェーグ 『ヘーゲル読解入門』

 本をお求めになった画伯が、いつものように店内の指差し確認をしてから 「ハイ、忘れ物はないですね。じゃ、また来ます。どうもありがとうございましたァ」
 この上なく礼儀正しい態度でお帰りになる。

 後ろ姿を見送って数分後、レジカウンターの上をひょいと見たら肝心の本が置き忘れてあった。
 さっきのあれは何だったんだ……。 画伯の指差し確認の魔法に魅入られて自ら確かめなかった私も悪い。

 福島の映画魔人007さんから、邦洋取り混ぜた映画の録画ディスク詰め合わせセットが届いた。
 深作欣二と丸山明宏のコンビ作 『黒蜥蜴』 と 『黒薔薇の館』 があってとりわけ愉しみだ。 三島由紀夫が出演した 『黒蜥蜴』 は20年前に映画館で1度見たきり。 半裸の立像にされた三島のマッスルボディが死体なのにぷるぷる震えていたことばかり覚えている。

 石川さんの本を尋ねたお客さんがひとりで2冊お買い上げに。 『釧路炭田 炭鉱と鉄路と』 のこと。

 米国陸軍省・編 『沖縄 日米最後の戦闘』、『グランドパワー 1994年11月号 太平洋戦争の機甲部隊(1)』 『戦車マガジン別冊 帝国陸海軍の戦闘用車両』 が売れて、2安打追加。

 夜は、とある出版祝いのささやかな打ち上げへ。
 7打数3安打。打率 2割4分6厘0毛。

    < ズリ山裏道の遠くへ行きたい >
 ズリ山さんは九州から東京の大田区へと移動。 20日投函の大森郵便局の風景印で 新たな封書 を送ってくださった。

 厚岸名産の牡蠣をゆるキャラにした カキまる君 の缶バッジが入っていたけれど、同じ厚岸の オーイスター君 との棲み分けはどうなっておるのか。 カキえもん ブランドのキャラクターだっている。 天下をとるのはどの子だろう。 それとも決着はついているのか。 今度、厚岸倉庫社長が来たら訊いてみよう。

 封書に押された記念スタンプの きゅうおに九州歴史資料館 のマスコットキャラクター。 釧路市立博物館 の建物を擬人化した非公式マスコット、 はっくん と同じ匂いがする。


2014年11月20日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第312試合


  1. 川柳の本
  2. ナベサダさんの

 朝の出張買入。 ダンボール4箱分。 その場で清算するつもりだったが、一旦店に持ち帰って後日お支払いすることになる。 11時ごろ開店の予定が意外と早く済んだ。

 箱を開けると、先週の土曜日に本店で問い合わせがあった 『青春の門』 の望郷編があった。 電話で社長に教えるが、探していた人は常連さんではないからもう来ないだろうと言われる。

 渡辺貞夫が表紙の 「サックス&ブラスマガジン」 の第12号が売れる。
 2打数1安打。打率 2割4分5厘1毛。


2014年11月19日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第311試合


  1. 上甲米太郎
  2. 来年の手帖
  3. 原田康子 『海霧』 の中巻下巻

 札幌帰りのスティングさんからいただいた、かの地の新作映画のチラシの束に 「蠍座通信」 の221号 (2014.11.16-12.15) が混じっていた。 札幌駅北口の名画座・ 蠍座 が毎月発行しているリーフレットの最新号である。

 開業して18年になる同館支配人の田中次郎氏が 「二〇代、三〇代の観客数が驚くべき勢いで減少しました。 いまも減少しつづけています」 と惨々たる内情を語っている。
 すぐ近くの北海道大学には18,000人の学生が在籍しているはずなのに、彼らが 「一週間にただの一人も来場しないことは珍しくなくなりました。 この状態がふつうになって一〇年はたちます」 とつづける。
 かつて通いつめた映画館の苦境を歯がゆく思う。

 追記:12月2日付の北海道新聞朝刊に 蠍座の年内閉館 の記事が出ていた。
 蠍座通信には 「自分が一〇〇年に一度の変革期に遭遇するとは思いませんでした。 まさか映画フィルムが消えてしまうなんてことが」 ともあった。 今思うとあの一文は別れの挨拶だったのだ。 古本屋もいずれそうなるような気がしてならない。

 文庫判の 『海霧』 が売れる。 上中下の3巻セットにしていたが、上巻は持っているからいらないよとお客さん。 常連の方なので普段はやらないセットをばらしてお売りする。

 ところでわし、ホントに正月の福袋を作らなきゃならないのだろうか……。
 3打数1安打。打率 2割4分4厘7毛。

    < ズリ山裏道の遠くへ行きたい >
 「風景印の魔術師」 ことズリ山さんの九州行はつづく。 長崎思案橋郵便局と大牟田郵便局、それぞれの風景印に彩られた封書2通の到着でそれを知る。
 前者の封書 は、西鉄福岡 (天神) 駅の記念スタンプ付きで、ひじきのりの小袋入り。

 後者 は、鹿児島本線大牟田駅の記念スタンプ付き。 炭坑節ゆかりの駅とある。
 小湊鉄道 の養老渓谷駅足湯の 未使用タオル が入っていた。 色どり豊かな切手にも注目したい。


2014年11月18日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第310試合


  1. 『ゾウの時間 ネズミの時間』

 FMくしろ の開局20周年を記念して、今月末に 桜木紫乃 トークライブが開かれる。
 レジカウンターで配布チラシを見つけた常連さんが、桜木さんの某作に自分の名前が出てくるとおっしゃった。 小説家とは旧知の間柄らしい。
 「珍しい名前だからきっと私のから取ったと思うんだ。 その登場人物ね、小説ン中で死んじゃうの。ふふふ」

 本の中に挟まっていた1枚の 絵葉書
 「小生、この度東宝映画作品 「日蝕の夏」 に主演することになりました」 の一文ではじまる、石原慎太郎が北海タイムス社 釧路支社の担当者宛に送った宣伝物だった。
 「東京中央郵便局 料金別納郵便」 の消印が押してあり、 日付は定かではないが検索すると1956年9月公開の映画だとわかる。

 1が売れる。
 1打数1安打。310試合を終えて、1427打数349安打。打率 2割4分4厘5毛。


2014年11月17日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第309試合


  1. 黒井千次
  2. 中野孝次

    < ズリ山裏道の遠くへ行きたい >
 旅先のズリ山さんから新たな封書が届く。
 風景印 によれば、ズリ山さんは一昨日九州に行っていた。 福岡県 福津市の福間郵便局と福がつづいておめでたい。 風景印の蒐集サイト で検索すると、印内の男の子は旧福間町のキャラクターだそうな。

 中にはガラス製の小さな温度計が入っていた。 以前に郵送されたスナック菓子が粉々になって届いたのと違い、こちらは無事である。

 ズリ山さんの遠くへ行きたいにつられたわけではないけれど、午後2時で両店を閉めて社長と遠方出張へ。 もちろん九州ではなく近場である。
 閑古鳥が鳴く日だったが、店を閉める間際になって常連さんが黒井千次の 『漂う 古い土地 新しい場所』 をお求めに。
 2打数1安打。打率 2割4分4厘0毛。


2014年11月16日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第308試合


  1. 入ったかい?
  2. お習字のかなの本
  3. ジャズのCD

 ハメットさんが一言 「入ったかい?」 と尋ねてくる。 ご所望の本は何冊かあるがいずれも 「入っていない」。 「ハァ〜」 と盛大にため息をつかれて 「がっかりしたァ〜」 と3度言われる。 ネットで他店から取り寄せればすぐなのだけれど、それには及ばないと言われている。 とまれ自分の倍くらいの年齢の女性をがっかりさせる男だよ、私は。

 2、3が売れる。
 3打数2安打。打率 2割4分3厘6毛。

    < ズリ山裏道の世界白ポスト紀行 >
 神出鬼没の工作員・ズリ山裏道氏があなたの町の白ポストを激写してまわる当欄である。
 2日つづけてのご投稿は打って変わって南から。 福岡県の 大牟田駅前 の物件である。 ズリ山さんの一言は 「プロパンガスのボンベのような形状。錆がなんともいえぬ」。 白ポストの世界も群雄割拠である。


2014年11月15日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第307試合


  1. 絵本
  2. 改訂版の 『釧路空襲』
  3. 五木寛之 『青春の門』 の望郷編
  4. 『ナナカマドの挽歌』
  5. 沢木耕太郎
  6. 山際淳司

 大阪在住の平位公三郎さん執筆の音楽コラム レコードの溝 を更新しました。

 今回はトム・ジョーンズの歌からロック・スピリットを抽出するの巻です。
 私がその名前を覚えたのは、高校生のころ熱心に聴いていたコサキンの深夜のラジオ番組だったっけ。 和製トム・ジョーンズといえば尾崎紀世彦のことでした。
 Tom Jones 『It's not unusual/よくあることさ』 (You Tube より)

 次回は12月15日の更新予定です。

 1、2、5が売れる。
 6打数3安打。打率 2割4分2厘7毛。

    < ズリ山裏道の世界白ポスト紀行 >
 神出鬼没の工作員・ズリ山裏道氏があなたの町の白ポストを激写してまわる当欄である。
 新規投稿は 秋田県の大曲駅 にて。 撮影は今年の9月である。
 「限りなくゴミ箱に近い形状の近代的白ポスト。初見」 とズリ山さん。 これを白ポストと認めるか否かで各自の白ポスト観が問われる。


2014年11月14日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第306試合


  1. この前来たときにあった子どもの絵本
  2. チャールズ・ハラム
 『ココダの約束 遺骨収容に生涯をかけた男』
  3. 『孫たちへの証言』 (新風書房)

 大阪のガス人間さんこと平位公三郎さんから出来たての短歌をメールで送っていただいた。 学生時代の友人とおよそ40年ぶりに再会して詠んだもの。
 40年前といえば、当サイトの音楽コラム レコードの溝 で平位さんが語る時代の真っ只中だ。


  会う前に今の姿を想像し、
  会った途端にすべて消え去る

  若かりしバカを語りて笑い合う
  こんな楽しい日を予想せず

  友として惹かれる部分感じつつ
  張り合う若き日々懐かしい

  お互いに生きて来た道ちがえども
  “同志” のように燃えるものあり

  過去はもう、変わらぬ形に錆び付いて、
  これから君と新しき “友”


 外の均一棚のアニメ絵本が売れる。
 3打数1安打。打率 2割4分1厘6毛。


2014年11月13日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第305試合


  1. 池上彰の経済学の本
  2. 誕生日に合う本
  3. 東田直樹の 「カンスケ」 シリーズ
  4. 仏像、国宝、染め物の本
  5. 子ども向けの鉱物の図鑑

 常連の音訓編集長に連れられて、とある高名なジャーナリスト氏がお見えになる。
 氏を認めた先客のエミリーさんが 「あ、○○くん!」。 おふたりは学生時代の同級生であった。
 「この店ね、あなたの本が置いてあるの」 などと言って編集長とエミリーさんがジャーナリスト氏を本棚に引っ張っていくものだから、 何も悪いことをしていないのにドキドキしてしまった。

 植物部のたにさんが誕生日。 何か本を選ぶように申し付けられるが適当なものが見つからない。 たにさん、業を煮やしてご自分で1冊選んでいかれる。 これを安打にするのは遠慮しておこう。

 別の方に、平凡社の 『太陽染と織シリーズ 正倉院裂 名物裂』 が売れて1安打。
 5打数1安打。打率 2割4分1厘5毛。


2014年11月12日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第304試合


  1. ベニシアさんの猫のしっぽ
  2. 魚釣りの本
  3. 池田大作
  4. 音楽の本 (歌が上手になるような)
  5. 水村美苗 『本格小説』
  6. おすすめの本

 最近大口の仕入れがあったことはすでに記した。 保存環境に多少難があり湿気ってしまった本が散見されるものの、 それでも美本と称してよいものばかりだと思う。

 よくわからないのは、カバーの表紙側上部にホチキスの穴が開いた本がちょくちょく紛れていることだ。 何かの紙片を留めていた跡だろうか。 だとすればそこには何が記されていたのか。
 しかしそれらしき紙片は剥がされてしまったのか (あるいは元々なかったのか) 見つからない。 そんなことをする理由が思いつかない。 ホチキス跡だけでなく、針がついたままの本もある。
 真相を確かめる術はない。

 常連さんの就職が決まって一安心。

 2、6が売れる。 何をおすすめしたかは内緒である。
 6打数2安打。打率 2割4分1厘6毛。


2014年11月11日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第303試合


  1. 永田秀郎 『釧路 街並み今・昔』
  2. 新しい釧路の地図
  3. 吉野弘
  4. 和ジャズのレコード
  5. 魔術関係の本 (クロウリーなど)
  6. 蝦夷太鼓の本

 先日の出張買入で数千冊の本を仕入れ、本店と北大通店に運びこんだ。 現代思想と日本文学を中心とした陣容。 店内に山成すそれらを切り崩しているところである。

 少し前の当欄に亜璃西社の 『北海道樹木図鑑』 の在庫があることを記したら、 それを見た常連さんが同書を買い求めに来てくださった。 味をしめて今回の仕入れから全集に絞り一部を抜き出してみる。

 『芥川龍之介全集』 全24巻 (岩波書店)、 『海野十三全集』 全13巻+別巻2 (三一書房)、 『幸田文全集』 全23巻+別巻1 (岩波書店)、 『太宰治全集』 全13巻 (筑摩書房)、 『堀田善衛全集』 全16巻 (筑摩書房)、 『丸山眞男講義録』 全7巻 (東京大学出版会)。
 『シモーヌ・ヴェーユ著作集』 全5巻 (春秋社)、 『ミシェル・フーコー思考集成』 全10巻 (筑摩書房)、 『ヘーゲル全集』 全32冊 (岩波書店)、 『ベンヤミン著作集』 全15巻 (晶文社)。

 以上はいずれも揃いで販売いたします。
 6打数0安打。打率 2割4分1厘2毛。


2014年11月10日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第302試合


  1. ショパンのピアノのCD
  2. 上野英信

 数ヶ月前にフラカンさんからいただいた白糠町の 鍛高ラムネ 。 特別なときにぐびぐびやるのだと決意しながらなかなかその特別なことが起こらなくて口を付けられずにおり この日の午前業を煮やしてまったく特別な日でもなんでもないのに封を切ってみたら 案の定中身が盛大に吹き出してレジ周りがたいへんなことに……。
 でも美味しかったです。

 径書房の 「上野英信集」 全5巻がおとりおきになる。
 2打数1安打。打率 2割4分2厘2毛。


2014年11月9日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第301試合


  1. ウィリアム・アイリッシュの短編集の2、4、5巻
  2. ハメットの
  3. 西郷隆盛のことを書いた小説
  4. 料理の本
  5. クラシックのCD (五嶋みどり)
  6. 宇沢弘文 『社会的共通資本』
  7. 最近出た釧路炭鉱の本

 3、4、7が売れる。
 7は、 釧路市立博物館 学芸員の石川孝織さんが著した新刊 『釧路炭田 炭鉱と鉄路と』 のこと。 この日の北海道新聞の朝刊読書欄に中舘寛隆氏の勘所をおさえた書評が出ていた。

 曰く 「数ある鉄道本でも炭鉱鉄道についての記録は、意外に限られており、 鉄道ファンにとっても本書は見逃せない一冊といえるだろう」
 7打数3安打。打率 2割4分1厘9毛。


2014年11月8日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第300試合


  2014年11月8日 (土)
 北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第300試合

  1. 函館の女の人で時代物書く人 (宇江佐真理)
  2. ブローデル
  3. 内田百けん
  4. 夢枕 獏

 新刊書店で目当ての本を購入した帰り道に同じ本を北大通店の棚で見つけた毎日さんが 「知ってりゃ、あんたンとこで買ったのに……」 と落胆した話は、先月22日の当欄に記した。

 くだんの本は、亜璃西社の 『北海道樹木図鑑』 という。
 数日後、ここでの記述を目にした常連さんが同書を探しにみえて無事お買い上げくださったのだが、 そのことを在庫お問い合わせにカウントし忘れていた。 いつも当欄をお読みいただいている方だというのに申し訳ありません。
 そんなわけで1安打追加する。

 暇つぶしの読み物を探しにみえた旅行者に夢枕 獏の時代小説が売れる。
 4打数2安打 (内1安打 10月下旬)。300試合を終えて、1386打数334安打。打率 2割4分0厘9毛。


2014年11月7日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第299試合


  1. 小包のセット?
  2. 俳句の季語が載っている本
  3. 山本周五郎 『五瓣の椿』
  4. タンゴのCD

 マイクル・コナリーの翻訳が出ると他の本をうっちゃってでも読み耽るコナリー氏なのに、 今年の3月に出た 『ナイン・ドラゴンズ』 は未だ手に入れてすらいないという。

 「だって、<ボッシュの人生最大にして、最悪の悲劇が起こる> って書いてあるんスよ。 それってボッシュの○○が××しちゃうってことに決まってるでしょ。 宮部みゆきの 『ペテロの葬列』 で心折られたばっかしの今の自分に、そんな辛い小説読めないっスよ」 とは半年前のご当人の弁。

 その 『ナイン・ドラゴンズ』 の文庫本上下巻が入荷したので、コナリー氏に押し付ける。 断られるかと思ったら、「自分ひとりなら買えなかったんでよかったっス」 と観念したように言ってお求めに。
 そろそろコナリーの新しい邦訳作品が出るころだ。

 年配のお客さんに頼まれて、白血球数と尿素窒素のことをネットで調べて印刷する。
 4打数0安打。打率 2割4分0厘2毛。


2014年11月6日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第298試合


  1. 音楽の本 (邦楽)
  2. 歴史の本
  3. 日本画の本
  4. 毛糸の本
  5. 和辻哲郎 『古寺巡礼』
  6. 中島みゆきのCD、レコード

 常連さんが久々にみえたと思ったら棚を見ながらスマホで何やら調べはじめた。 あ、この方もそういうことをなさるのか。 私の目が届かない外でやってほしいな。 いや、たまたまメールの確認をしているだけもしれない。 心が千々に乱れる。
 観光シーズンが終わり、地元の人も出不精になりだすこの時期は、いろいろと僻みっぽくなって厭だ。

 毎日みえる毎日さんと午後のおしゃべり。 30年ほど昔、白金町の本店のそばにあった北大神田書店の話をたっぷりと聞かせてもらった。 って前にも同じこと書いたか。
 とまれ毎日さんの十八番みたいなものだから何度聞いても飽きない。
 6打数0安打。打率 2割4分0厘9毛。


2014年11月5日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第297試合


  1. 「暮しの手帖」
  2. この前ラジオでかかっていたルペン・レバロスだか
             レバレスの 「アブロレブレロ」 ?のCD
  3. スティービー・ワンダーの 「迷信」 が入っているCD
  4. 「コンドルは飛んでいく」 が入っているCD
  5. 今井亮太郎のCD
  6. 安田喜憲 『森林の荒廃と文明の盛衰』

 「ちょうびきするぞ〜」 と画伯が脅かす。 「ちょうびき」 とは 「兆引き」 と書くそうな。 画伯考案の造語である。
 「万引きなんてもんじゃない。 俺は店ごと盗むのだ。だから万引きの上をいく兆引きなのだ」

 6は電話でいつもの帯広の方から。 「日本の古本屋」 で見つけて代わりに注文する。 自店の売上げにならないのでこれは安打ではない。
 6打数0安打。打率 2割4分1厘9毛。


2014年11月4日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第296試合


  1. サイード
  2. メルロ=ポンティ
  3. レヴィ=ストロース
  4. エドマンド・バーク
  5. 『アルザス文化論』
  6. 夢枕 獏 『神々の山嶺』

 強風。
 わ、今の今まで評論家の佐々木基一のこと、頭ン中で勝手に甚一に変換していた。 毎日みえる毎日さんに 「ささきじんいちが入荷しましたよ〜」 などと知ったかぶりをして速攻で誤りを指摘される。 ホントだ、これ基一じゃん! いつ改名したんだよと言いたくなるくらいの衝撃だ (サイトの表記も1ヶ所、甚一になっていてこっそり直す)。

 2、6が売れる。
 前日の啄木のお客さん、本店に在庫が多数あることをお教えしたらあちらで啄木本を3冊お求めに。 これも安打だ。 俺が法律だ。
 6打数3安打 (内1安打 11/3分)。打率 2割4分3厘0毛。


2014年11月3日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第295試合


  1. H・G・ウェルズ
  2. 啄木コーナー

 文化の日。
 店を閉めてから、北大通3丁目の バー BROSラスト・セッション最終日 へ。 翌午前1時半すぎのおしまいまで居座る。
 2打数0安打。打率 2割4分1厘9毛。


2014年11月2日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第294試合


  1. マンガ
  2. 武田泰淳 『ひかりごけ』
  3. お寺の行事などが載っている本

 運転免許証の更新を済ませて、午前11時半より店を開ける。
 大阪のガス人間さんからお電話あり。 次のご来釧の日取りが決まった。

 店内に運びこまれた本の山を見たエミリーさんに、あなたも年なんだから常にコルセットをしなきゃ駄目と叱られる。

 3のお客さんに本店在庫の 『仏教民俗辞典 コンパクト版』 をご紹介。 首尾よくお求めいただき、1安打。
 3打数1安打。打率 2割4分2厘2毛。

 小田光雄氏の 「出版状況クロニクル」 が更新された。 釧路の大型複合書店 コーチャンフォーの東京出店 についても言及している。


2014年11月1日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第293試合


  1. 山岳関係の本
  2. 神学、キリスト教関係の本

 午前中は市内出張買入。 8月上旬にうかがったお宅のつづき。 文学、思想関係の良書を大量に譲っていただけた。
 予定よりも長引いて12時半からの営業になる。 早速本の山に手をつけるが、埃かカビか、くしゃみと鼻水が止まらない。

 長尾三郎 『精鋭たちの挽歌』 (山と溪谷社) が売れる。
 2打数1安打。打率 2割4分2厘0毛。

 豊文堂書店の常連さんが書き手にまわる月に1度の連載コラム 本を繋げて を更新しました。

 当サイトの音楽コラム レコードの溝 で健筆をふるう平位公三郎さん。 9ヶ月ぶりに 「本を繋げて」 にご登場いただきました。
 取り上げられた 『地下室の手記』 は、自意識の地獄に囚われた者を描いて発表から150年後の今も青年青女の心を震わせる名作です。

 過去の 「本を繋げて」 は こちら を どうぞ。

 釧路発・ひと休みフリーペーパー 「Gili」 の第7号 (11月号) が入荷しました。 特集は 「ダイエット体験談」。
 「妄想図書館」 の欄で紹介されている架空のミステリ小説 『神ガクレ』 のあらすじがよい感じです。 発行人氏は横溝ファンなのかもしれません。


2014年10月31日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第292試合


  1. パソコン関係の本
  2. トム・ジュニア・ブラウン
  3. その後新しいロシア語辞典
  4. 釧路に関するもので
            入院してる向上心が強い方向けの本
  5. 宇沢弘文

 ハロウィンの日。 仮装はしなかった。 仮装した人も来なかった (はず)。

 Wordの解説書2冊が売れる。 外の均一棚より。
 釧路新書の 『長いトンネルの道』 で4をクリア。
 5打数2安打。打率 2割4分1厘6毛。


2014年10月30日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第291試合


  1. 100円本
  2. 山手樹一郎
  3. エニアグラム
  4. さくらももこ

 ビームセドラー来たる。
 店の奥でスマホを取り出し何やらこそこそ/ごそごそとやっていたが、結局お眼鏡にかなう品はなかったみたい。
 帰り際、「ここは100円本はあるんですか」 「値段は基本半額ですか」 と訊かれた。 BOOK OFFと見分けがつかないあたり、以下省略。
 4打数0安打。打率 2割4分1厘0毛。


2014年10月29日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第290試合


  1. 川上未映子
  2. ロバート・フォーチュン 『江戸と北京』

 2階の喫茶部長がお客さんから貸してもらった最近のプログレだというCD数枚を店でかけてみる。 ハードロックにしか聴こえない。 もともとあやふやだったプログレの定義がますます怪しくなる。
 2打数0安打。290試合を終えて、1344打数325安打。打率 2割4分1厘8毛。


2014年10月28日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第289試合


  1. 『NHK 地球大紀行』 の1巻
  2. 『NHK 地球大紀行』 の4巻
  3. 『NHK 地球大紀行』 の6巻
  4. 黒川博行
  5. 『北條早雲』
  6. 山海空賊の本
  7. B級グルメの本

 本日の2階喫茶ラルゴの日替わりランチはロースカツ定食。 ハロウィン仕様のかぼちゃを頭に乗せて、われらが 豚マン が現れた。 どんどんめんこくなっている。

     < 恐怖の豊川理論 >
 ハロウィンといえばさ、日曜の晩にテレビ見てたら、 六本木だかでハロウィンにかこつけて仮装する人が大勢いるってやってて、 あれ、いつからあんなに盛り上がってるの、まだハロウィン前だし、なんでもいいから騒ぎたいだけじゃん、 という疑問を2階の喫茶部長にぶつけてみたところ、

 「そんなこと言わないで、川島くんもそれをヒントに店で仮装すればいいんだよ」
 そ、そうかい。
 「ウン、とりあえず 『八つ墓村』 の格好してさ。そういうの得意でしょ」
 ということは懐中電灯2本頭にさして、右手に日本刀、左手に猟銃を持てばいいのかい。
 「そうだよ。それくらいやらないと今どきのメディアは取り上げてくれないよ」

 恐怖の豊川理論―― そのロジックは時として世界を混迷の只中へと突き落とす……。

 1、3、5、7が売れる。
 2はお客さんの要望で 「日本の古本屋」 を通じて注文する。
 7打数4安打。打率 2割4分2厘1毛。


2014年10月27日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第288試合


  1. ボールペンの替え芯
  2. 有吉佐和子 『非色』
  3. 三平汁、三平皿に関する本
  4. 老子の本
  5. セルマ・ラーゲルレーヴ 『ニルスのふしぎな旅』
  6. 小倉義光 『一般気象学』

 ほくでんから電気料金値上げの知らせが届く。
 平均値上げ率は15.33パーセント。 11月1日より実施。
 これからの季節は灯油代もかさむ。

 こちら、 はなまめちゃんの開花画像。 植物部のたにさんよりいただいた。
 ビスケットみたいに美味しそうな はなまめちゃんにうっとり。
 6打数0安打。打率 2割4分0厘4毛。

    < ズリ山裏道の遠くへ行きたい >
 店に秋田犬が届いた。
 や、正確には 秋田犬のフィギュア が届いた。 23日付の 福島常磐郵便局の風景印ハガキ に鎖ならぬ綴り紐でつながれた犬だった。 ズリ山さんの仕業であった。

 これはもしや金曜日に届いた 国立科学博物館なにかの台座 と合体するのではないか。
 ビンゴ!
 同館サイトを探ると、すぐに 素性が知れた。 かくして秋田犬のハチ、 ベターハーフと再会す


2014年10月26日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第287試合


 冬タイヤへの交換など用事をいくつか済ませて、午後2時より店を開ける。

 合間に時間があったので、荻山勝之さんの 「ゴジラ映画公開還暦イラスト展」 を開催中の 港文館 へ。 展示品の中に豊文堂書店の名前もチラリと出ていた。
 0打数0安打。打率 2割4分1厘5毛。


2014年10月25日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第286試合


  1. 俳句の本

 文庫の歳時記と句集が売れる。
 1打数1安打。打率 2割4分1厘5毛。

    < ズリ山裏道の世界白ポスト紀行 >
 神出鬼没の工作員・ズリ山裏道氏があなたの町の白ポストを激写してまわる当欄である。
 今回は茨城県の物件をメールで投稿していただいた。
 「鹿島神宮駅 (茨城県) にて。 屋内設置形。 サッカーの街らしくボールを頂に載せる」 と報告文にあり。
 白ポストの側面に描かれているのは ホシヅル か (違います)。


2014年10月24日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第285試合


  1. きみまろさんの
  2. クラシックの名曲でオーケストラじゃないやつ
  3. 道尾秀介
  4. 雑誌 「ビックリハウス」
  5. Cooking Book

 ピアノのオムニバスCDが売れる。 料理本が売れる。
 5打数2安打。打率 2割4分0厘9毛。

    < ズリ山裏道の遠くへ行きたい >
 風景印の魔術師ことズリ山さんから3通の郵便物がいちどきに届く。 先月は8通いっしょにドバッと届いたことがあったので、これくらいでは驚かなくなった。
 以下、例によって内訳を記す。

 その1. 千葉県の 佐原郵便局 (風景印)/ 記念スタンプなし/ 池島炭鉱トロッコ電車 記念乗車証 (封書の中身)

 その2. 茨城県の 鹿嶋郵便局 (風景印)/ 記念スタンプなし/ 秋田県おばこ食品の 「ぷちがっこ ひでこちゃん」 (たくあんの薄切り)、 群馬県の SL + リゾートやまどり 運転日カレンダー (封書の中身)

 その3. 茨城県の 水戸中央郵便局 (風景印)/ 日立駅 (記念スタンプ)/ 国立科学博物館 じるしのなにかの台座 (封書の中身)

 国立科学博物館じるしのなにかの台座 が気になる。 台座に取り付けるつづきがあるような気がして。
 わし、ズリ山さんに操られるままに謎の部品を組み立てることになるのじゃろうか。 デアゴスティーニ の週刊なんとかの模型みたいな。 なにが完成するのか、こわい。


2014年10月23日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第284試合


  1. 電気の専門書

    < ズリ山裏道の遠くへ行きたい >
 旅先のズリ山裏道さんが北大通店めがけて放つ、企みにみちた郵便物を逐一取り上げる当欄である。
 先日ご本人が来店し 「近々旅に出ます」 と言い残していた。 旅に出る=不審な郵便物を送りますよという くまださとしのウインクばりのあからさまな犯行予告である。

 とうとうこの日茨城県の 日立郵便局の風景印 に彩られた封書が届いた。 おそるおそる封を切ると、 山形の新しいお米 つや姫ミニ パンフレット が忍ばせてある。
 封書の両面には秋田県小坂町の記念スタンプ。 案外普通であった。
 1打数0安打。打率 2割4分0厘3毛。


2014年10月22日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第283試合


  1. 佐藤栄作の本
  2. 日本書跡名鑑の 『龍門二十品 (下)』
  3. 着物の図案が載っている本
  4. 書家が書いた百人一首が載っている本
  5. 茶道関係の本
  6. 雷さんのパンツ図鑑
  7. グラビア雑誌

 「北海道教育大、学長選の教職員投票廃止 国立大で道内初」
 上記の北海道新聞の朝刊記事を元に、毎日みえる毎日さんの講義を受ける。 どんどんヒートアップしてきて、聞いてる私が教育大の教職員の代わりに叱られているような具合に……。

 その毎日さん、新刊書店で亜璃西社の 『北海道樹木図鑑』 を買った帰りだったのだが、 あろうことか北大通店の植物の棚で同じ本があるのを見つけてしまう。 現役本なので当店の方が値段が安い。
 「知ってりゃ、あんたンとこで買ったのに……」 とがっくり。

 雷さんのパンツ図鑑は画伯のリクエスト。 そんなモン、あるか〜〜ッ! と一喝した後、ある先達の言葉を思い出す。

 「この世にあるものには、名がある。 名があれば、本がある。 ものの数だけ、名の数だけ、本は出ている。 だから読みたい本は、すべて、ある。 見つけないだけだし、見つからないだけである」 (出久根達郎 『大増補 古本綺譚』 所収 「無い本はない」 より)

 雷さんのパンツ図鑑だってとっくの昔に出ているかもしれないと思い直す。

 1、2、7が売れる。
 7打数3安打。打率 2割4分0厘5毛。


2014年10月21日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第282試合


  1. 『宝生流謡曲解剖』
  2. 『世界戦争辞典』

 前日は臨時休業。

 1は常連さんから。 ネットで取扱店を調べて、代わりに注文する。
 2打数0安打。打率 2割3分9厘5毛。

    < ズリ山裏道の世界白ポスト紀行 >
 道東ではついぞ見かけたことがない白ポストであるが、 風景印の魔術師ことズリ山裏道さんが旅先で見つけるたびに画像付きで報告してくださる。
 1ヶ月ぶりの新規発見は 「 水戸中央郵便局前 にて。 郵便局前に赤ではなく白ポストは珍しい」 とのこと。


2014年10月19日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第281試合


  1. スウェーデンボルグ
  2. 宗教関係の本

 本店大爆発。 たまには夢を見たっていいじゃない。
 2打数0安打。打率 2割3分9厘9毛。


2014年10月18日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第280試合


  1. 韓日辞典

 朝永振一郎、中谷宇吉郎、牧野富太郎、湯川秀樹の4人の科学者の著作を集めた小さな一角をつくった。
 高野文子の新著 『ドミトリーともきんす』 発売にちなんだもの。 特にそう断っているわけではない。 気づく人もいないような自己満足である。

 すみれファンクラブ会長がご友人とともにお見えになる。 おふたりとも 『ともきんす』 仲間だった。 上記のコーナーから、東 晃 『雪と氷の科学者 中谷宇吉郎』 がおとりおきになる。
 穂村 弘ファンでもある会長殿に大修館書店のPR誌 「辞書のほん」 の穂村・高野対談頁を見せびらかす。
 この日は他にも、映画の先生や脇道さんら 『ともきんす』 読者のお客さんで賑わった。

 本ノ山けもの道さんがご来釧。 釧路市民活動センター わっと で自転車を借りて市内の文化施設を巡ったよう。

 夜は市内出張買入へ。
 1打数0安打。280試合を終えて、1308打数315安打。打率 2割4分0厘2毛。


2014年10月17日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第279試合


  1. 昔の写真が載っている本
  2. 武田泰淳 『森と湖のまつり』
  3. ジョン・ダワー 『敗北を抱きしめて』
  4. 「スイングジャーナル」の付録?

 「本は買わないけど、ちょっと見せてくれるかい」 と入ってきた髭のお客さん。 しばらくして 「俺のこと覚えてる?」 とド真ん中の直球を放ってくる。
 ごめんなさい、まったく覚えがないのですとは言えなくて、返事に詰まる。

 「もう退職しちゃったけど、昔、ここに配達してたんだ」 とつづけられる。 あぁ、あの時のと思いかけたがそれは錯覚でやっぱりどなたかわからない。
 今とちがって現役のころのお客さんは髭がなかったのかもしれないな。 そう考えることにして自らの鳥頭ぶりを糊塗する。

 2、3が売れる。 2は本店の在庫を郵送することになる。
 4打数2安打。打率 2割4分0厘4毛。


2014年10月16日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第278試合


  1. 「江戸の夕映え」?
  2. シナロケのCD
  3. 『士別町史』
  4. アリスンなんとかの 「ザ・プレイ」 の2、3巻?
  5. 「墨」 の2012年3・4月号
  6. 「王の息子」?
  7. 正岡子規
  8. 随筆?

 喫茶部長から昨晩の 大日本プロレス の土産話を聞く。 和気あいあいとしていて、 楽しそうっすね

 8が売れる。 岩波文庫の 『寺田寅彦随筆集 第一巻』。

 5ヶ月前に訊かれたコリン・デクスターの 『ニコラス・クインの静かな世界』 がようやく入荷。 探していたハメットさんにお渡しできる。
 8打数2安打 (内1安打 5/18分)。打率 2割3分9厘2毛。


2014年10月15日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第277試合


  1. なんかいい本
  2. 泰ちゃんの本
  3. 釧路の歴史が簡単にわかる本
  4. 「別冊太陽」 の百人一首
  5. 他に 「ガロ」

 「なんかで読んだんだけどよ、岡崎武志が串田孫一の子どもだって知ってた?」 と毎日みえる毎日さん。 たぶんそれ、ガセネタだと思います。

 夕方、2階の喫茶部長は釧路青雲台体育館の 大日本プロレス 観覧へと旅立つ。

 文庫のミステリ小説、釧路新書の 『釧路歴史散歩 (上)』、「ガロ」 92年10月号 「特集 特殊漫画博覧会」 が売れる。
 5打数3安打。打率 2割3分9厘5毛。

 大阪在住の平位公三郎さん執筆の音楽コラム レコードの溝 を更新しました。

 さまざまな音楽ジャンルを横断するコラム 「レコードの溝」。 第8回はサイモンとガーファンクルのデビュー盤です。 平位さんがお気に入りの1枚の全曲レビューをしてくださいました。
 これまで月2回更新してきた当欄ですが、文章の増量を受けてこれからは月1回となります。
 次回は11月15日の予定です。


2014年10月14日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第276試合


  1. なんか新しいの

 台風、雨。
 悪天候で静まりかえった昼どきの北大通店に、人目をはばかるようにしてX氏がお出でになる。 30以上もの雑誌 (主に成人コミック誌) の読者欄に自作イラストをせっせと送り、7割5分に近い驚異の掲載率を誇る御仁である。

 抱えている紙袋は雑誌のオンライン書店 「Fujisan」 から届いたばかりのもの。 その場で開封すると、「コミックメガストアα」 と 「コミック快楽天ビースト」 の2誌が出てきた。 無論どちらもX氏の投稿先。
 読者欄をめくる。 X氏のイラストは両方に載っていた。 掲載率がさらに上がる。

 今期はじめて灯油屋さんに灯油を頼む。

 文庫が売れて、1をクリア。
 1打数1安打。打率 2割3分8厘2毛。


2014年10月13日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第275試合


  1. 小3でも読める本
  2. 蜘蛛の本
  3. 雑誌

 体育の日。
 あたりが暗くなったころ、スティングさんがやってきて 「店長、見た見た?」
 今しがた北大通を鹿の角カーが走っていたという報告だった。 鹿の角カーというのは本文のため便宜的につけた名前だが、 電飾を施してピカピカ光る鹿の角2本をそれこそ角のように車体側面に生やして市内の公道を走り回る改造車のこと。 スティングさんったらわざわざ車を停めて教えに来てくださった。

 サイトの更新でパソコンに集中していた私はもちろん見逃している。 今回だけではない。 以前から鹿の角カーの目撃例を都市伝説のように伝え聞くのだが、未だに出会ったことがないのだ。
 そんなに挑戦的な車が走ってたら警察に咎められるんじゃないの。 みんなで私を担いでいるのではなかろうか。
 3打数1安打。打率 2割3分7厘6毛。


2014年10月12日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第274試合


  1. 楽譜(全音楽譜出版社のピアノ名曲100選?)
  2. 「HO」 の先月号のやつ

 開店前、 釧路市立博物館 へ赴く。
 同館では、跡佐登鉱山と阿寒硫黄鉱山の歴史を解説パネルと多数の写真で跡づけた企画展 「阿寒国立公園と硫黄鉱山」 がはじまったばかり。 硫黄の採掘が道東の鉄道、港湾、製紙など多方面にわたって影響を促したことがよくわかる。

 偶々企画をされた学芸員の方がいらして、お話をうかがいながらの見学になった。 円筒型の硫黄の塊 は、手作業で製品化していた時代の形状だそう。 製法が異なる現在はこのような形にはならないため、「展示品は地味に貴重です」 とのこと。
 同展の開催は12月21日 (日) まで。 巡回展も予定されている。

 当サイト内 「本を繋げて」 執筆者の岩村誠二さんの所持資料も数点あり (岩村さんは、今月頭まで同館の 郷土資料コレクション展 に出品されていた方)。

 閉店後、 ジスイズ EST の2階へ。
 かつて 劇団どくんご の釧路公演でそれは美しい火吹き芸をみせてくれた演者が出るというただそれだけの予備知識を携え、 京都から来た未知の劇団 マタコバチ の公演 「首輪物語 Last」 に駆けつける。

 無職の若者の日常は、あなたの夢から出てきたと名乗るけったいなお調子者に掻きまわされ、 公園で暮らす自称芸術家や東京オリンピックを目指す長距離ランナーまで好き放題にやらかすものだから、賑々しいことこの上ない。
 以上、女性ばかり4人の登場人物。 根無し草のようにただよう彼女たちは揃って饒舌である。 そうしていれば大事なことと向き合わずに済むとでもいうように。

 たくさんの笑いをまぶした妄想の狂騒のうちに、現実逃避する者が抱えこむ自由と栄光、そして残酷な失墜が露わになる。 今の世が強いる生きづらさがせり上がり、観客にも牙を剥く。 秀作。
 小道具の韮が散乱し踏み潰されやがて青々とした匂いが立ち昇るまでの劇でもある。
 2打数0安打。打率 2割3分7厘3毛。


2014年10月11日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第273試合


  1. なんか
  2. 鶴や夕日の写真
  3. 「墨」 の雑誌

 強風。
 夕方、本店の社長から、お客さんに訊かれた本が見つからないと電話がくる。 こちらの棚を探ると同じ本があり、さらに具合がよいことには (ホントはよくないのだが) 店に私のほか誰もいない。
 急いで自転車漕いで向こうに本を届ける。 チャリンコだと5分かそこらの距離なのだ。

 会長さんと 『すべてがFになる』 のキャスティングに関する小会議。 予告編を視聴しながら、はたしてこれでよいものかどうか。 や、私はドラマは見ませんけれども。

 林田恒夫 『日本の鶴』 が売れる。
 3打数1安打。打率 2割3分7厘7毛。


2014年10月10日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第272試合


  1. 勉強のドリル
  2. うちでも扱ってる雄別炭礦の本?
  3. 市内地図
  4. 東野圭吾
  5. 川端康成の文庫
  6. 『赤毛のアン』
  7. 博物館の石川さんの本

 夕方、2階の喫茶部長は帯広の佐野元春コンサートへ旅立つ。

 4、5、7が売れる。
 7は、釧路市立博物館 学芸員の石川孝織さんが著した新刊 『釧路炭田 炭鉱と鉄路と』 のこと。 当店でも取り扱う。

 夜7時すぎ、店の前にタクシーが停まったと思ったら運転手さんが降りてきて、「博物館の石川さんの本があるってのは、ここかい?」
 FMくしろ で紹介されたのを聴きつけて、すぐに車を北大通店にまわしたという。 懇意のお客さんの分と2冊お求めに。
 北海道炭鉱遺産ファンクラブ「2015年版 北海道炭鉱遺産カレンダー」 も追加してくださった。
 7打数3安打。打率 2割3分7厘5毛。


2014年10月9日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第271試合


  1. 植村直己 『青春を山に賭けて』
  2. 小谷野 敦
  3. みうらじゅん 『ムカエマの世界』
  4. 本橋信宏
  5. メディアファクトリー新書の本
  6. 梅沢 俊 『北海道山の花図鑑 
                 アポイ岳・様似山道・ピンネシリ』
  7. 環境庁の 『植物目録 1987』
  8. 小川洋子『博士の愛した数式』
  9. 今東光 『悪太郎』
  10. 黒川博行

 秋季市の後処理で日が暮れる。

 2、4、7、8、10が売れる。
 『悪太郎』 のお客さんは、以前、高橋たか子の本でお世話になった方。 在庫がなく、「日本の古本屋」 で取り扱い店を調べて教えて差し上げる。
 10打数5安打。打率 2割3分6厘4毛。


2014年10月8日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第270試合


  1. まんがの日本の美術の歴史
  2. 折り紙の本
  3. ドミニク・サンダの映画パンフレット
  4. ジャクリーン・ビセットの映画パンフレット

 朝食後、宿の広間を借りて釧路組合秋季市を開催。 予定よりも早くはじめることができ、その分終了も早まる。 北大通にもどって、午後2時より開店する。

 エミリーさんが抜き足差し足忍び足、身を屈めてカウンターに近づくと 「わっ」 と言って私を驚かせる。
 なにやら既視感が。 先週の当欄に記した画伯とまったく同じ行動ではないか。 示し合わせたわけではないのに……。
 幼少のころから画伯と親交がある方だ。 ふたりとも忍者好き。 エミリーさんは 「あんな人と一緒にしないで」 と強く否定するけれど、傍目にはよく似た師弟にしか見えない。

 切り絵さんに皆既月蝕を教えてもらう。

 『アートコミック まんが日本美術史』 (美術出版社) 全3巻が売れる。
 4打数1安打。270試合を終えて、1267打数297安打。打率 2割3分厘毛。


2014年10月7日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第269試合


 釧路古書籍商組合秋季市に参加するため、昼で営業を終える。
 釧路組合の秋季市は2年に1度、道東の温泉宿に1泊して開かれる。 今年は車でおよそ2時間ほどの某温泉が目的地だった。
 帯広、北見、釧路、中標津、根室の各古書店が勢ぞろい。 札幌組合からもはるばる客人がお見えになった。 今後のサバイバル術について意見が飛び交う。 夜が更けていく。

 イスラム国の求人貼り紙をしていた秋葉原の古書店の話題も少々。
 0打数0安打。打率 2割3分厘毛。


2014年10月6日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第268試合


  1. 家紋の本

 開店前、釧路駅の 「鉄道コレクションコーナー」 を覗く。 前日エミリーさんに教えてもらったもの。
 10月14日の鉄道の日にちなんで、切符や備品などの鉄道グッズを大小4つのガラスケースに展示してある。 JR釧路駅と鉄道OB会釧路支部の共催。 ATM並びの空きスペースに飾ってあり、好事家の評判を呼びそう。 もっと目立つ場所でもよいくらい。
 1打数0安打。打率 2割3分4厘3毛。


2014年10月5日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第267試合


  1. 金子みすゞ
  2. 健康関係の本

 釧路発・ひと休みフリーペーパー 「Gili」 の第6号 (10月号) が入荷しました。 特集は 「白昼鈍行」 と題した旅行記。 他にも読ませるコラムが色々と。
 今回の発行人氏、エミリオ・エステヴェスのファンだと告白しています。 一押しだという 『飛べないアヒル』 は、私も昔 『ジャイアント・ベビー』 と2本立てで見た記憶が。 クイーンの 「We Are the Champions」 を知ったのも、このアイスホッケー映画の佳作のおかげでした。

 エミリーさんから 『野口哲哉ノ作品集 侍達ノ居ル処。』 (青幻舎) を借りる。 お返しに、春日太一 『なぜ時代劇は滅びるのか』 (新潮新書) をお貸しする。

 『新装版 金子みすゞ全集』 が売れる。
 2打数1安打。打率 2割3分4厘5毛。


2014年10月4日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第266試合


  1. 新しい本
  2. 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』 2、3のパンフレット
  3. アメコミ

 前日から腹がしくしくと痛む。

 全25隻もの豪華クルーズ客船の寄港ラッシュにわいた釧路港に本年最後の客船がやってくる。
 船によっては釧路港の耐震旅客岸壁では水深が足りず、離れた西港に着くこともしばしばだったけれど、 北大通の商店はうちも含めて恩恵を受けたように思う。 来年は数えるほどの寄港に減ると聞く。
 3打数0安打。打率 2割3分4厘1毛。


2014年10月3日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第265試合


  1. 雑誌
  2. 牛丼ひとつ

 先々週につづいて、隣りの管内に住む社長の親戚が亡くなる。 通夜に出席するため、本店は午後3時で営業を終える。

 「牛丼、ひとつくださ〜〜い!」 と元気よく大きな声でふざけた注文をしてきたのは、例によって画伯である。
 夏の間はカランコロンと下駄をならしての入店ですぐにそれとわかったが、季節がうつり短靴に履き替えると、 気配を消し身を屈めてレジカウンターまで近づき素っ頓狂な大声でこちらを驚かすようになった。 そのたびにびくっとする私は画伯の思う壺だ。
 2打数0安打。打率 2割3分4厘6毛。


2014年10月2日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第264試合


  1. 歌集
  2. 新約聖書
  3. マリモの本
  4. 『鳥取移住百年誌』 (釧路叢書)

 北海道炭鉱遺産ファンクラブ から荷物が届く。 本年も、北大通店で 最新の 「北海道炭鉱遺産カレンダー」 を取り扱うことになった。 税込500円。
 9年間活動した同ファンクラブの 「炭鉱ナビ」 だが、今年の年末で解散する。

 エミリーさん親子に 裏摩周の神の子池 を強く推される。 あなた、少しは野外に出なきゃダメよと。

 阪井與志雄 『マリモの科学』 (北海道大学出版会)、中沢信午 『マリモはなぜ丸い』 (中公新書) が売れる
 4打数1安打。打率 2割3分5厘0毛。


2014年10月1日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第263試合


  1. 佐藤愛子
  2. 田辺聖子
  3. 「筆ぐるめ」 の解説書
  4. 車の雑誌 (「モーターマガジン」)

 豊文堂書店の常連さんが書き手にまわる月に1度の連載コラム 本を繋げて を更新しました。

 今回の 「北海道 本の旅」 は、岩村誠二さんの大学入学から卒業後までを背景につづられています。 中学時代の鉄道模型趣味を語った前回と地続きの内容です。
 岩村さんの郷土資料コレクション展 「地図・絵はがき・観光ガイドで見る あの日の釧路・阿寒」 は、 釧路市立博物館 にて好評開催中です (10/5 (日) まで) 。

 過去の 「本を繋げて」 は こちら を どうぞ。

 2割3分台をうろちょろしている当欄を尻目に、 あるお客さんが7割4分2厘5毛もの好成績をあげていることがわかった。 この1年間で202打数150安打というから驚くべきものだ。

 何の打率かというと、成人向けコミック誌を中心にした30数誌の読者投稿欄への自作イラストの掲載率である。
 どの雑誌に何回送ってその内掲載されたのは何回か、すべてを網羅したデータ表を見せてもらい、のけぞる。

 1、2が売れる。
 4打数2安打。打率 2割3分5厘0毛。

 小田光雄氏の 「出版状況クロニクル」 が更新された。 さらなる出版危機の加速を伝える。

 この日から コーチャンフォー 釧路店では閉店時間が1時間早まり、午後11時になる (他の系列店もそのようだ)。
 翌週は東京にコーチャンフォー若葉台店がオープンする。 自慢のランキング は向こうでも踏襲。 目が肥えた客が多いはずだからそんな無駄は止せばいいのにと思うけれど、余計なお世話か。


2014年9月30日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第262試合


  1. 岩波の 『ドン・キホーテ』 の牛島信明訳
  2. 絵本
  3. お料理の本
  4. 楽譜 (ユーミン)
  5. ヒルティ

 2、3が売れる。
 5打数2安打。打率 2割3分4厘1毛。

 大阪在住の平位公三郎さん執筆の音楽コラム レコードの溝 を更新しました。

 さまざまな音楽ジャンルを横断するコラム 「レコードの溝」。 第7回は、映画 『時計じかけのオレンジ』 のサウンドトラックとなりました。 キューブリックの映画も、バージェスの原作小説も、それぞれファンが多いですね。
 今回から平位さんが自身に課した字数制限をはずしたため、分量が大幅に増えています。 ぜひお楽しみください。
 次回の更新は10月15日の予定です。


2014年9月29日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第261試合


  1. 折り紙の本
  2. English Book
  3. 新潮クレスト・ブックス
  4. 『世にも日本語入門』 (ちくまプリマー新書)
  5. 『注文の多い注文書』
  6. アゴタ・クリストフ

 土日曜日は臨時休業。
 札幌古書籍商組合の納涼市会、及び懇親会に単身参加。 老舗から若手まで多くの方の謦咳に接する。 あの雑誌の山に札を入れておけば、と後になって悔やむ。

 折り紙の本は、クルーズ船の外国人乗客のリクエスト。 ご近所の佐藤紙店の折り紙コーナーに1冊本があったはず。 そちらを紹介する。
 6打数0安打。打率 2割3分3厘4毛。


2014年9月26日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第260試合


  1. 田中克彦 『ことばと国家』
  2. 夏目漱石の評論
  3. 中国語の辞典
  4. 内田樹

 この日の2階の喫茶ラルゴのランチはロースかつ定食。 メニュー表に添えられた 豚マン は、 3週間前の登場時 とはちがって、やけにしおらしい。
 スタッフのフラカンさんが考案したイラストである。 今後もちょくちょくと姿を現しては愉しませてもらえそう。

 先日石のおじさまにおねだりして、宮田珠己が言うところの 「いい感じの石ころ」 をいただいたことは当欄に記した。 ラルゴの石好きのお客さんにそれをお見せすると、 「では私もひとつ寄贈します」
 鞄の中からどこかの即売会で買ったという つやつやした小石を取り出した (画像は こちら。 右が石のおじさまから、左がラルゴのお客さんから)。
 石は石を呼ぶ。

 1、2が売れる。
 4打数2安打。260試合を終えて、1236打数290安打。打率 2割3分4厘6毛。


2014年9月25日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第259試合


 雨が風をともなってどんどんひどくなる。 と思ったら、そう長引かずにおさまる。
 0打数0安打。打率 2割3分3厘7毛。


2014年9月24日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第258試合


  1. 池井戸潤 『ルーズヴェルト・ゲーム』
  2. 本庄睦男 『石狩川』
  3. 博物館の石川さんの本
  4. 石川さんの炭鉱の本

 本庄睦男の 『石狩川』 を訊かれる。
 立風書房の 「北海道文学全集」 の収録巻 (「第八巻 開拓の礎」) があったけれど、お客さんは文庫本をご所望。 本店に角川文庫の上下巻があることを伝える。
 後で本店で売れて1安打とする。

 3、4は、ともに出たばかりの 『釧路炭田 炭鉱と鉄路と』 のこと。 1冊売れる。
 4打数2安打。打率 2割3分3厘7毛。


2014年9月23日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第257試合


  1. 奥 浩平 『青春の墓標』
  2. 平岡正明
  3. F0005
  4. 鶴見俊輔
  5. 釧路の地図
  6. 前にあった猫の本
  7. 野沢尚 『魔笛』
  8. 島田荘司 『占星術殺人事件』
  9. 大竹文雄 『日本の不平等』
  10. 夢野久作

 秋分の日。
 当店でも取り扱う新刊 『釧路炭田 炭鉱と鉄路と』 が正式に発売日を迎える。

 釧路管内の石炭と炭鉱を総合的に扱った本は、過去に釧路叢書から 『釧路炭田』 が出ているが、それはもう40年昔の話。
 時々お客さんからこの辺りの炭鉱の歴史がわかる本をというリクエストを受けるが、 『釧路炭田』 の版元在庫はすでになく、かといって古書価格がついているため気軽に薦めることができない。
 他に入手が容易な類書としては、岡崎正之氏の個人史 『長いトンネルの道 炭礦生活の記録』 (釧路新書) があるばかりだ。

 今回の新著はその渇を癒すものとなろう。
 釧路市立博物館 学芸員の石川孝織さんが、北海道新聞釧路面夕刊に全70回連載した原稿を基にしている。 連載時は、毎回関係者への聞き取り取材を行ったといい、 今こそ決定版を作り上げようという強い意気込みが伝わる。
 単行本化にあたり、巻末に45ページ分もの 「写真で見る炭鉱と鉄路」 の章が設けられた。 多くの人に自信をもって薦められる。 末長く売れるとよい。

 駅裏の白金町で古物商を営み30数年になるT川さん (仮名) のもとに買取の本が持ちこまれた。 その中に昭和34年の市内某小学校の卒業記念アルバムがあった。
 ページをめくったT川さん、 ウン十年前の自分 とご対面。 上から2段目、左から2人目の少年がそうだという。
 「あのころの俺はスレてなかったよなァ」 と遠い眼をして語るT川さんであった。

 3で訊かれた 「F0005」 は、本の題名ではなく当店ネット目録掲載品の分類番号。 そんな訊かれ方をしたのははじめてだ。
 幕別町教育委員会が平成9年に出した 『幕別生きもの調査報告書』 だった。 お客さんにはネット掲載品はごく少数の例外をのぞいて本店にあることを伝える。 向こうで売れて1安打。

 他に、集英社文庫の猫エッセイアンソロジー 『私の猫ものがたり』、 現代教養文庫の 「夢野久作傑作選 全5巻」 が売れる。
 10打数3安打。打率 2割3分2厘8毛。


2014年9月22日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第256試合


  1. 古い帽子の本
  2. 「釧路現代文学選集」 の詩の巻
  3. 今井敏男 『詩集 失われた休憩から』
  4. 「往時の山も描く」?
  5. 夢野久作 『ドグラ・マグラ』
  6. 「サライ」

 当サイトの 「自然」 の分野に、「探検」 の項目をつくる。 「登山」 とひとまとめにしてみた。

 毎日みえる毎日さんから 「週刊読書人」 の9月19日号 を貸してもらう。
 『曽根中生自伝 人は名のみの罪の深さよ』 刊行にあわせて、先月亡くなった監督を知る映画人による特集座談会が組まれているのだけれど、 これがたいへんなことになっている。 資料にするべくコンビニでコピーをとる。

 現在、釧路管内を中心に桜木紫乃原作の 『起終点駅 (ターミナル)』映画撮影 が進んでいる。 切り絵さんが病院の場面にエキストラで参加してきたそうな。

 2、6が売れる。 2のお客さんに3を探してほしいと頼まれる。 倉庫の詩集のダンボールを探ると、ドンピシャリで該当書が見つかった。
 昭和34年刊行の本で、著者は臨港鉄道に勤めていた方。 第1回私鉄詩人賞受賞作とあった。

 十勝方面の某販売店から電話で4の問い合わせ。 お客のお婆さんに、北海道新聞で紹介されていた 「往時の山も描く」 という本を探すよう頼まれて、うちにかけてきた。 詳しい話を聞くまでもなく、 『釧路炭田 炭鉱と鉄路と』 のことだった (「往時の山も描く」 というのは記事中の一節か)。 すぐに発送準備にとりかかる。
 6打数4安打。打率 2割3分2厘3毛。


2014年9月21日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第255試合


  1. 緒方貞子
  2. 音楽関係の歌詞がある本
  3. ギター本
  4. 釧路の馬の人の本で
          少年のイラストが表紙のやつ
  5. ムツゴロウの 「鶴居物語」
  6. 角田光代
  7. あさのあつこ
  8. 小川洋子

 隣りの管内に住む社長の親戚が亡くなる。 通夜に出席するため、本店は午後1時半で営業を終える。

 バーコード博士の蔵書の移動計画の続報。 移動先の倉庫のドア取り付けは未だにはじまっていない。
 最初に話を聞いたのは今年の1月だった。 当欄の感触としては、来春に延びると予言しておく。
 8打数0安打。打率 2割3分0厘1毛。

    < ズリ山裏道の遠くへ行きたい >
 (承前)
 風景印の魔術師ことズリ山さんがせっせと送ってくださった旅の便りの紹介も、10日以上かかってようやく最後の1通に辿りついた。 掉尾を飾るのは、9月15日消印の 追分郵便局から発送されたブツ である。
 炭鉱の記憶 野外芸術祭 の絵はがきに、 『映画 きな子電車』 の団扇型フライヤーが紐で結わえてある。
 はがきに 紙片 が貼り付けてあった。

 「土、日、祝日は 追分郵便局 郵便窓口の取り扱いが休止のため 風景印での消印ができません。 ご了承ください」

 あんなに風景印にこだわっていた人があっけなく風景印に裏切られる幕切れ。


2014年9月20日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第254試合


    < ズリ山裏道の遠くへ行きたい >
 (承前)
 火曜日にいっぺんに8通も届いたズリ山さんの郵便物にはまだつづきがあった。 14日消印の封書2通である。

 ひとつは秋田の小坂郵便局投函のものだった。 風景印の魔術師の異名をもつズリ山さんだが、これは通常の消印である。 時間が足りなかったのだろうか。
 封書にはあわせて、秋田県 阿仁の マタギの里 異人館・伝承館 の記念スタンプも押されている。

 もうひとつは 青森西郵便局 の風景印付きの封書。 大館駅と 小坂町立総合博物館 郷土館 のふたつの記念スタンプが彩っている。

 ちなみにどちらの封筒にも箸袋が入っていた。 前者は山形蔵王温泉 高砂屋旅館、 後者には湯沢市の 鮎の家の箸袋。 さては泊まったな。
 0打数0安打。打率 2割3分1厘7毛。


2014年9月19日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第253試合


  1. 子どもの本
  2. 編み物の本
  3. 『最新 名曲解説全集』 の揃ったの
  4. アンデスだかの写真集で死体が写っているもの?
  5. 岩波のロシア語辞典
  6. 研究社のロシア語辞典
  7. 浜田昭八 『監督たちの戦い 正続』

 釧路市立博物館 学芸員・石川孝織さん著の 新刊  『釧路炭田 炭鉱と鉄路と』 が予定よりも早く出来上がり、印刷所の方が届けてくださる。
 正式販売は翌週23日 (火)。

 均一本の名作アニメ絵本が3冊売れる。 お孫さん用にとのこと。
 本店経由でいらした方に 『岩波ロシア語辞典』 が売れる。
 7打数2安打。打率 2割3分1厘7毛。

    < ズリ山裏道の遠くへ行きたい >
 (承前)
 引き続き、愉快犯ズリ山裏道氏の犯行を紹介する。
 13日付の大館郵便局の風景印で送られてきたのは、 あきたこまち きりたんぽすなっく コンソメ味。 パッケージに直接宛先の紙を貼ってあった。
 輸送中に大分潰れて粉菓子に変貌していた きりたんぽすなっく だけれど、3時のおやつにいただく。 んま〜い。


2014年9月18日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第252試合


  1. 古語辞典
  2. 辻 善之助 『田沼時代』
  3. 原 勝郎 『東山時代に於ける一縉紳の生活』
  4. 岩波文庫の 『エセー』

    < ズリ山裏道の遠くへ行きたい >
 (承前)
 ズリ山さんからいただいた13日消印の封書を紹介するつもりでいたら、最後っ屁のように16日消印の封書が届いた。 先にこちらを紹介する。
 表面には 秋田毛馬内の風景印 と、秋田内陸線 阿仁合駅の記念スタンプ。 裏面は 秋田内陸縦貫鉄道の記念スタンプ、 中からは秋田湯沢雄勝 ゆめぐりガイドのチラシ。
 おかしいな。 ズリ山さん本人は15日の深夜に、札幌から鉄路で帰釧したはずなのだが。

 岩波文庫の2が売れる。
 4打数1安打。打率 2割3分1厘4毛。


2014年9月17日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第251試合


  1. マンガ本
  2. 『薔薇の名前』 の下巻
  3. 武道系の本
  4. 三浦の綾子ちゃんの文庫本
  5. 女性の雑誌 (ファッション誌)

 毎日みえる毎日さんが 「三浦の綾子ちゃんの文庫本あるかい」 と尋ねてきた。
 前の晩に読んだテレビ雑誌のコラムを思い出した。 清水ミチコがトークライブで見聞きしたことを書いているのだが。

 「アイドルの話の流れから、鈴木さんが何気に 「松田の聖子ちゃん」 と言ったのがなぜか心に残りました。 どんな一流スターの名前でも、真ん中に 「の」 をつけただけで、一瞬にしてダサくなる、光が消えそうになるものなんですね」 (「TV Bros.」 2014年9月13日号より)

 三浦の綾子ちゃん……。
 5打数0安打。打率 2割3分1厘3毛。

    < ズリ山裏道の遠くへ行きたい >
 (承前)
 前日届いたズリ山さんの郵便物8通のうち、12日消印の4通を取り上げたい。 いずれも秋田県内で投函されている。 前回の11日消印分は山形からだった。 風景印の魔術師、反転して北上中。

 4通の内訳は以下のとおり。

 その1. 湯沢田町郵便局 (風景印)/ 奥羽本線 新庄駅 (記念スタンプ)/ サン・フィッシュ釜石 (封書の中身)

 その2. 大曲駅前郵便局 (風景印)/ 記念スタンプなし/ 新庄名物 ミニくぢら餅 (封書の中身)

 その3. 角館郵便局 (風景印)/ 角館駅 (記念スタンプ)/ JA鶴岡 らふらんすアイスクリームの蓋 (封書の中身)

 その4. 阿仁合郵便局 (風景印)/ 角館駅 (記念スタンプ)/ 秋田県 湯沢市 見どころMAP秋田県湯沢市のジオパーク川柳の作例チラシ (封書の中身)

 投函した各局と秋田県の鉄道路線図を照らし合わせる。 ズリ山さんは、奥羽本線〜田沢湖線〜 秋田内陸縦貫鉄道 と列車を乗り継ぎながら、北大通店めがけて封書を飛ばしているようだ。

 風景印を押してもらうには、郵便局の窓口まで出向かなければならない。 そこらへんのポストに投函してハイおしまい、というわけにはいかないのである。
 駅から局までの距離も離れているだろう。 これだけのために小刻みに乗り降りを繰り返しているのだろうか……。

 白土三平の 『忍者武芸帳』 全巻を読み終えたばかりの私の脳裏を、ズリ山裏道忍者説が過ぎった。 ズリ山さん (又の名を風景印の魔術師) と彼の影武者たちが、白土マンガの影一族よろしく八本しめじの分身術を駆使して列島を暗躍する。 想像しておののいた。

 たとえ風景印の魔術師が凄腕の忍術使いだとしても、13日の当欄で記したように長旅のせいで力が弱っているのは明らかだ。
 いつもなら1枚の封書に、風景印とは異なるまったく離れた土地の記念スタンプを押して目眩ましを謀るところが、それが出来ていない。 角館駅の同じ記念スタンプを2回も用いたり (上記、その3、その4を参照)、お茶をにごしている。


2014年9月16日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第250試合


  1. 酒井抱一
  2. 葉室 麟 『蜩ノ記』

     < ズリ山裏道の遠くへ行きたい >
 火曜日、郵便局の配達員氏がやってきて鞄から郵便物を取り出した。
 1通、2通、3通。 止まらない。
 4通、5通……。 あれ、まだつづくンすか。 マジシャンの手さばきを見るようだ。

 都合8通あった。 恐るべし、いずれも東北旅行中のズリ山さんが北大通店めがけて繰り出したものだ。 膨らんだものや円いものなど、封書以外の風変わりな代物も混じっている。 涙目。

 消印は、12日から15日まで満遍なく分かれている。 連休中にせき止められていた郵便物が一気に押し寄せてきたのだな。 もちろん差出し場所もすべて違う。
 それらは追って紹介していこう。 ズリ山さんに当欄を乗っ取られてしまった。

 午後になって、くだんの愉快犯が北大通店に顔をみせた。 こちらは忙しさにかまけて郵便物の中身を検めていなかった。 差し出した張本人の目の前で開封する倒錯的な仕儀に。
 ズリ山さんから、今回の東北1週間鉄道とバスの旅の土産話をうかがう。 震災から3年半後の現在の様子をつぶさに見ていく旅でもあった。

 石のおじさまがご来店。 年に数回お見えになる方である。
 人道とか知性といったありがたいお言葉を絵の具で書きつけた小石の数々をいただいてきたが、 数年たってそれらは自然に割れたり欠けたりしてしまった。 北大通店の店内環境に人道とか知性がなじまないみたいで悲しい。

 新しい石をおねだりすると、 「黒いのと、白いのとあるけど、どっちがいい」 と石のおじさま。
 黒いのをいただく。 文字はないけれど、握ったときの加減がちょうどよい。 手のひらになじむ。

 つげ義春の 『無能の人』 というよりも、宮田珠己の 『いい感じの石ころを拾いに』 の世界だろうか。
 2打数0安打。250試合を終えて、1188打数276安打。打率 2割3分2厘3毛。

 2階の喫茶ラルゴで 「水彩画 ひまわり会 グループ展」 がはじまる(9/30まで)。
 同会は、昭和45年に結成された地元の歴史ある水彩画サークル。 女性会員による花や自然をモチーフにした作品の他、 今回は釧路に長期滞在中の新顔のお二方も出品している。


2014年9月15日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第249試合


  1. 『嬉遊笑覧』
  2. 東洋文庫の 『菅江真澄遊覧記』
  3. ゴーリキー 『どん底』
  4. 司馬遼太郎 『木曜島の夜会』
  5. 東野圭吾
  6. 加藤多一 『馬を洗って』
  7. 堀部安嗣さんの建築が載っている本

    < ズリ山裏道の世界白ポスト紀行 >
 敬老の日。 東北旅行中の愉快犯・ズリ山さんからの郵便は今日も届かない。 これで打ち止めと見なしてよさそうだ。 北大通店に安寧の日が訪れた。

 その代わりに、ズリ山さんからメールで 白ポスト の新規発見画像が送られてきた。 説明文によると、「十和田南駅にて。秋田県内は白ポストが比較的多くあります」 とのこと。

 いつも行く憩いの場所からリスの餌台が撤去されてしまった、とエミリーさんがひどく悲しんでいる。 ちなみに釧路湿原の某展望台である。 残念がっている人が他にもいそう。
 7打数0安打。打率 2割3分2厘7毛。

 大阪在住の平位公三郎さん執筆の音楽コラム レコードの溝 を更新しました。

 音楽コラム 「レコードの溝」 の6回目は、『中の島ブルース』 競作の聴き比べからはじまり、 昨年亡くなった女性歌手の思い出へと横すべりしていきます。
 「藤圭子 その歌声が掘り起こす 記憶の底の70年代」 (平位公三郎)

 次回の更新は9月30日の予定です。


2014年9月14日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第248試合


  1. 短冊や色紙
  2. 「えぞのゆうばえ」?
  3. 澁澤龍彦 『毒薬の手帖』

 開店前、南大通の東家ぬさまいでおいしい月見そばをいただく。
 ご主人お気に入りの美術全集の頁を切って額装したものが、いくつも店内に飾ってあり見せてもらった。 額の隅には同じ絵柄の切手も添えてある。

 早めの昼食の後は、すぐ近くの 港文館 へ。 アサノユウスケさんの 「ヒトリゲイジュツサイ」 の初日に顔を出す。 ここでは美術全集の端本がオブジェとして飾られていた。 いろんな紙ものを貼りつけているうちに原形とは似ても似つかぬ 重さ10キロの巨体に育ったもの が。

 どちらも北大通店の棚から巣立っていった本のその後である。 活用されているようでうれしく思う。
 ちなみに前日、 市立釧路図書館 で拝見した関 喜水さんのステンドグラス展にも、 以前お買い上げいただいた高倉健やイーストウッドの映画パンフレットが作品に用いられていた。

 ハメットさんに頼まれていたジョセフィン・テイの 『時の娘』 と、塩野七生の 『神の代理人』 をようやくお渡しできる。
 前者はあんまり長いことお待たせしたので新刊でもいいですかとこちらから申し出たもの。 お許しを得て先日帯広へ行ったとき喜久屋書店で捕獲しておいた。
  「あたしゃ、もう死ぬんだから、他の本も早く見つけてね」 とまた念を押される。

 日曜日、ズリ山さんの封書もお休み。
 3打数2安打 (内2安打 8/20分)。打率 2割3分4厘0毛。


2014年9月13日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第247試合


  1. クリスティー木村さんのCD

     < ズリ山裏道の遠くへ行きたい >
 土曜日、旅先のズリ山さんから連続して封書が飛んできた。 今度は4通。 本気で攻めてきた。 当欄はこのままズルズルとズリ山軍に占領されてしまうのだろうか。
 以下、駆け足でその内訳をみる。

 その1. 宮城 三本松郵便局 (風景印)/ 大船渡線 盛駅・東北新幹線 新青森駅 (記念スタンプ)/ 厚岸味覚ターミナル コンキリエのチラシ (封書の中身)

 その2. 山形駅前郵便局 (風景印)/ 記念スタンプなし/ 軍艦島乗船記念の券 (封書の中身)

 その3. 山形新庄駅前郵便局 (風景印)/ 記念スタンプなし/ 岳南鉄道の整理券(封書の中身)

 その4. 山形蔵王温泉郵便局 (風景印)/ JR大船渡線 気仙沼駅の大小2つ (記念スタンプ)/ 岳南鉄道の時刻表 (封書の中身)

 常ならば風景印と記念スタンプと中身の、各地域の取り合わせがバラバラなのに、 微妙な齟齬が生じてきた。 一見バラエティに富んでいるようで、その実記念スタンプの項を欠いたり地元調達で済ませたりしている。
 長旅も終盤に入り、さすがの風景印の魔術師も手数が少なくなってきたようだ。 自縄自縛に陥っていやしないか。 愉快犯が白旗をあげて降参する日も近い。
 1打数0安打。打率 2割3分2厘9毛。


2014年9月12日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第246試合


  1. 囲碁・将棋の本
  2. ぼく向きのもの
  3. 童謡や唱歌の本
  4. 伊坂幸太郎 『ラッシュライフ』

 筒井清忠の 『西條八十』 が売れて、3をクリアする。
 4打数1安打。打率 2割3分3厘1毛。

     < ズリ山裏道の遠くへ行きたい >
 金曜日、予感が当たった。 ロマンティックが止まらない。 ズリ山裏道も止まらない。
 また2通、新たな刺客が届いた。

 ひとつは 気仙沼郵便局の風景印 が押された封書だった。 久慈タクシーのポケットティッシュ 入り。 東北新幹線 八戸駅の記念スタンプも付いている。
 もうひとつは珍しくハガキである。 風景印は宮城の 河南郵便局 のもの。 裏を返すと、 男根形のご神体のイラスト がでかでかと印刷されていた。

 や、ちがった。
 釧路市立博物館 の非公式マスコット、はっくんが郵便ポストに変身したやつだった。 これはたいへん失礼いたしました (はっくんは毛綱毅曠設計の同館建物を擬人化したもの)。
 それにしても、はっくんは何にでもなれるのだなァ (と白々しくおだてる)。 トランスフォーマーの映画 に出られる日も近い。


2014年9月11日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第245試合


  1. おすすめの1冊
  2. 三浦綾子
  3. Magazine of graphic design in Japan
  4. Book of advertising in Japan
  5. Book of Japanese garden
  6. 旧大系の 「著聞集」
  7. とんぼの本

 園芸部のたにさんは、ご自宅でいくつもの多肉植物を育てておられる。 入手源のひとつが100円ショップのダイソーだといい、 安価なのをよいことにどんどこ買いこんでいたら部屋中多肉ちゃんの鉢だらけになってしまった。

 周囲の人にはもう買いませんと宣言しているそうだが、 この日ダイソー経由で北大通店に現れた たにさんは仕入れたばかりの新しい多肉ちゃんを抱えて微笑んでいた。 この辛抱たまらん感じは、やつらの精神感応で操られているのかもしれぬ。 なまんだぶ。

 そういう北大通店も、たにさんの多肉植物の鉢植えを夏季限定で借り受けて愛でているのだから、同じ穴の狢だ。 多肉、かわいいよ多肉

 常連さんにおすすめの1冊を訊かれて、前日仕入れたばかりの 「ガロ」 の山をお見せする。 やまだ紫の特集号がもらわれていく。
 別のお客さんに三浦綾子の 『母』 が売れる。

 「とんぼの本」 の在庫を尋ねられすぐさま昆虫の棚に走ったのだが、 お客さんが探していたのは 新潮社のとんぼの本 だった。
 7打数2安打。打率 2割3分3厘1毛。

     < ズリ山裏道の遠くへ行きたい >
 木曜日、ズリ山さんから封書が2通届いた。
 釜石大橋郵便局の風景印 の方には、 野田玉川鉱山見学記念 スタンプ付き。 三陸鉄道赤字せんべい が封入されていた。 3時のおやつにいただこう。

 大船渡郵便局の風景印 の封筒は、 久慈琥珀 、及び八戸線 久慈駅の記念スタンプが押してある。 こちらは、九州代表銘菓の 羊羹 黒ダイヤ 白ダイヤ が入っていた。
 ただし赤字せんべいと違って 包み紙 のみ。

 今回の東北シリーズ、まだつづきそうだぞ。 赤字せんべいを齧りながら悪い予感におののく。


2014年9月10日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第244試合


  1. CD
  2. 吉村 昭 『羆嵐』
  3. 「羆嵐」と同じ事件を書いたノンフィクション

 現在、 釧路市立博物館 で開かれている特別展 「地図・絵はがき・観光ガイドで見る あの日の釧路・阿寒」 は、札幌の岩村誠二さんの収集品を展示したものです。
 地図・絵はがき・観光ガイド。 道東にお住まいの方であれば、老いも若きも分け隔てなくそれらの展示品に魅入られることでありましょう。 郷土の歴史に関心があったり、デザインを学んでいたりするような平成生まれの皆さんにもきっとアピールするはず。
 10/5まで開催しています。 お早めにどうぞ。

 岩村さんは先週、 FMくしろ の番組 「path-art」 に出演されました。 番組のブログに紹介記事 があがっていますので、そちらのリンク先もご覧ください。

 本店在庫の木村盛武 『慟哭の谷 戦慄のドキュメント 苫前三毛別の人食い羆』 に予約が入り、3をクリアする。

 夜、北大通店を閉めてから管内出張買入。 「ガロ」 や 「ジャズ批評」 など大量の雑誌を譲っていただける。
 3打数1安打。打率 2割3分2厘8毛。

     < ズリ山裏道の遠くへ行きたい >
 「近々休みをとって東北方面へ行ってきます」
 先週お見えになったズリ山さんの弁。 今思えばあれは稀代の愉快犯による犯行予告であった。
 ズリ山さんから3通もの封書が同時に届いて、そのことに思い至る。

 書簡を彩るのは八戸西、久慈、宮古の 各郵便局の風景印 だった。 また北大通店を翻弄しようというのだな。
 八戸西郵便局投函のブツは、 裏面 に東北新幹線 新青森駅の記念スタンプが押され、中には浅草雷門の人形焼のラベルが入っていた。

 青い森鉄道 北高岩駅の記念スタンプが押してあるのは、 久慈郵便局の封書の裏 だった。 某鉄道友の会ゆかりの西帯広―釧路間の硬券が収まる。
 宮古郵便局 の封筒には、東京の 物流博物館 の栞と、某鉄道友の会のサボ型記念マグネットが。

 3通それぞれに鉄道がらみの意匠を凝らしてあり思わずにやけてしまうのだけれど、 風景印の魔術師の企みはこちらの予想をはるかに超えていた。
 これを発端に、当欄が1週間以上もズリ山裏道氏に乗っ取られることになるとは、 神ならぬ身の北大通店は知るよしもなかった。


2014年9月9日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第243試合


  1. ダウン・タウン・ブギウギ・バンドのレコード
  2. 『墨子』
  3. 釧路の啄木の本

 シングルレコード 『裏切り者の旅』 とLPレコード 『BALLAD of D・T・B・W・B』、 徳間書店の 『中国の思想 墨子』、宮の内一平 『啄木・釧路の七十六日』 で3連打。

 1は半年ぶりくらいに見えた歌謡曲さんのリクエストだった。 歌謡曲さんったら、案の定 釧路大漁どんぱく のゲスト、宇崎竜童のライブを見に行っていた。
 3打数3安打。打率 2割3分2厘5毛。


2014年9月8日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第242試合


  1. ギャートルズ
  2. カセットのクラシック
  3. 「SFマガジン」 のコニー・ウィリス特集号

 世界中を旅してきたという80代のご婦人が北大通店にはじめてお立ち寄りになった。 今も北海道旅行の途中。 これまでの道のりをうかがっていると、常連のダニエルさんが話の輪に飛びこんできた。

 どちらも率直な物言いを好む女性だ。 真正面からぶつかるのではないかとひやひやしたが、裏返せば気性がさばけていることを指す。 相性に問題はなかった。 年齢がふたまわり離れていることもよく働いた。
 ダニエルさんが幣舞橋に行ってみたいというご婦人を案内することになった。

 「あぁ、楽しかったァ」
 散歩が終わり戻ってきたおふたりは2階でお茶をしていかれた。 女学生のように顔を綻ばせて長年の友人のように見えた。
 ありがとう、じゃあねと言い合って、互いの名前も知らないまま店の前で別れた。 清々しい気配をあとに残して。
 3打数0安打。打率 2割3分0厘5毛。

     < 恐怖の豊川理論 >
 1階の古書部と2階の喫茶部ラルゴはファクス番号が共通。 ファクスの本体は1階にある。 ラルゴ宛にお金儲けをしませんかという未知の文面が届いた。
 喫茶部長に渡すと、 「大体この手のやつで 「オーナー様」 って書いてあるのは碌なモンじゃないよ!」
 その理論は時として世界を恐怖の只中へと突き落とす……。


2014年9月7日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第241試合


  1. 昔のフォークソングの歌本
  2. 桜木紫乃
  3. 村上春樹 『世界の終りと
          ハードボイルド・ワンダーランド』 の下巻

 妹夫婦が来釧する。

 音楽ライブの告知ポスターを持ってエイヨー氏がお出ましに。 前回訊かれた桜木紫乃の 『起終点駅 (ターミナル)』 が入荷していた。 1安打。
 同作は映画化が進められていて、現在市内各所で撮影中ということだ。

 『起終点駅 (ターミナル)』 が売れて、手持ちの桜木作品がなくなったところに、旅行者が 「桜木紫乃はありますか」 とやってくる。 本店を紹介。 あちらで 『ラブレス』 の文庫が売れた。
 3打数2安打 (内1安打 8/30分)。打率 2割3分1厘1毛。


2014年9月6日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第240試合


  1. キャンピングカーの本
  2. 図書券
  3. お茶とか紅茶とかイギリスに関する本
  4. 釣りの本
  5. 怪獣の本
  6. 吉村昭 『深海の使者』

 釧路大漁どんぱく の2日目、花火大会の夜。 毎年打ち上げられる三尺玉がおっかない。 店のショーウィンドウがびりびりびりとやたら震えるので。
 三尺玉が花ひらく時間帯はわかっていていつも身構えているのだけれど、 ドカ〜ン!!ときた途端 「すわ爆撃を受けたか」 と逆上してしまう。

 店ン中で待ってるだけではいけない、今年は攻めの姿勢で外に出て花火を眺めるのだ。
 そう決意して7丁目の路上から会場の港がある方向へ目を凝らしていたが、 三尺玉のときだけビル群に隠れるようにして上がりやがった。
 今年も音だけの三尺玉で終わった。
 6打数0安打。240試合を終えて、1152打数265安打。打率 2割3分0厘0毛。


2014年9月5日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第239試合


  1. おすすめのCD
  2. 佐江衆一 『北の海明け』
  3. この前言ってた荻野さん以外の横浜事件の本
  4. 昭文社の地図の留萌の巻

 雨降り。夕方まで。

 あの方にこれを渡してくだされ。 そう画伯に頼まれた預かり物があった。 金田洋一郎・著 『野山の花の撮り方』 という本。
 「あの方」 というのは、少し前に当店の植物本の棚で画伯と運命的な出会いをはたした常連のお客さま。 や、運命的なというのは相当大袈裟ですけれど、 おふたりとも初対面なのに随分と意気投合して本を譲る譲らないという話になったのだった。
 この日 「あの方」 がいらして、無事に預かり物を渡すことができた。

 アサノユウスケさんがご来店になる。 9月14日 (日) から、 港文館 で自身の 「ヒトリゲイジュツサイ」 が始まるといい、ポスターとパンフレットをいただいた。 アサノさんの個展は3年ぶりとなる。

 少し前の当欄をお読みになった方なら、覚えておいでかもしれない。 いろんな紙ものを貼りつけているうちに、 重さ10キロの巨体に育った美術全集の端本 のことを。 今回のポスターやパンフレットの意匠にそれが大きく用いられていた。
 同展は9/28 (日) まで開催。 元々の全集端本を提供した者として見届けねばなるまい。

 『日本ファシズムの言論弾圧 抄史』 が売れる。 サブタイトルは 「横浜事件・冬の時代の出版弾圧」。
 4打数1安打。打率 2割3分1厘2毛。

    < ズリ山裏道の遠くへ行きたい >
 わ、 秩父鉄道 のSL弁当だ! いつものようにズリ山さんが旅先から郵送してくださった。 日の丸弁当の上にSL型の海苔が載っかって、おかずはウインナー、スパゲティ、ハンバーグに鶏唐揚ですって。 んまそう〜。
 や、もちろん届いたのは食べ終わった弁当の包み紙だけなのですが。

 風景印は、差出し場所が十勝管内足寄町の 螺湾郵便局 であることを告げていた。 ただし封筒裏面に押してあるのは、 JR砂川駅 の記念スタンプ。 SL弁当は秩父の産だし、てんでバラバラ。 ズリ山マジックの炸裂だ。


2014年9月4日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第238試合


  1. 夢野久作 『ドグラ・マグラ』
  2. レッド・ガーランドのCD
  3. 中沢けい 『海を感じる時』
  4. 呉 善花 『スカートの風』
  5. 中央公論社の 「世界の名著」 の1巻目

 7月に訊かれた呉 善花の 『スカートの風』、その後続編が入荷したので除けていた。 そのときのお客さんが再来店。 また 『スカートの風』 を訊かれる。 差し出した続編をお求めいただけた。 こんなときは、前回の分と今回の分とで、2安打を数えてもいいのではないか。 だって俺が法律なのだから。
 5打数2安打 (内1安打 7/14分)。打率 2割3分1厘1毛。

    < ズリ山裏道の遠くへ行きたい >
 昨日は 豚マン、 今日は チャンポンマン
 約1ヶ月ぶりにズリ山さんが旅先から送ってきた便りの話である。 十勝管内 本別町 仙美里の風景印 が押してある封書だった。 封を切ると、長崎のチャンポンマンのチラシが現われ出た。


2014年9月3日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第237試合


  1. ここに載っている本でなにか
  2. 川口松太郎
  3. 荻野富士夫さんの横浜事件の本
  4. 高城 高の文庫
  5. はちみつの本
  6. 新刊の雑誌で 「HO (ほ)」
  7. 渡部昇一

 本日の2階のラルゴのランチはロースかつ定食。 メニュー表には、スタッフのフラカンさん考案の 豚マンのイラスト が登場した。 豚マン人気のおかげか、ランチは13時半で売り切れた。

 芥川賞受賞作をずらりと10数作、メモ帳に書き留めたお客さんから 「ここに載っている本でなにかありませんか」。 たくさんありすぎて、当欄ではひとまとめにする。
 三浦哲郎と宮本 輝の受賞作の文庫本しか在庫がない。 字が小さすぎて前者が脱落。 宮本 輝が売れる。 10数冊の内、1冊しかクリアできなかったが1安打としたい。 俺が法律だ!

 数ヶ月ぶりにお越しのタカミネさん、川口松太郎のトリコじかけの明け暮れになっている。 『人情馬鹿物語』 が相当よいそうだ。 『投げ縄秀』 をお求めいただく。
 7打数2安打。打率 2割3分0厘4毛。

 釧路発・ひと休みフリーペーパー 「Gili」 の第5号 (9月号) が入荷しました。 特集は <北海道 「あるある。」>。
 「懐かしむ力は強すぎると醜い執着になりかねない」 とは、特集中の一節より。 わたしの頭はがらんどう、なくした過去を懐かしむ。


2014年9月2日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第236試合


  1. 宮澤賢治 『セロ弾きのゴーシュ』
  2. 楽譜
  3. 『折々のうた』 の5、6巻
  4. 『中上健次全発言 II』
  5. 釧路新書の 『「挽歌」 物語』
  6. 『挽歌』 に関する本
  7. 野間 宏

 豊文堂書店の常連さんが書き手にまわる連載コラム 本を繋げて を更新しました。

 鈴木好生さんが80年代に送った少年時代をふりかえる異色の連載も中学生編に突入。 しっちゃかめっちゃかな行状が止まりません。
 過去の 「本を繋げて」 は こちら を どうぞ。

 前日は臨時休業。 本店とともに遠出をしていた。
 1、7が売れる。 後者は 『青年の環』 の単行本全5巻。 他に、4が電話でおとりおきに。
 7打数3安打。打率 2割3分0厘0毛。

 小田光雄氏の 「出版状況クロニクル」 が更新されている。 「10が街の書店、11が出版社、12がノンフィクション界、すなわち雑誌状況を浮かび上がらせ、 すべての領域において危機が進行しているとわかるだろう」
 古本屋とて無関係ではいられない。


2014年8月31日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第235試合


  1. 鉄道の写真集
  2. 高校の書道の教師用指導書
  3. 梅沢 俊 『北海道夏〜秋の花 絵とき検索表 III』
  4. 森 絵都
  5. 瀬尾まいこ
  6. 高田 郁

 大阪在住の平位公三郎さん執筆の音楽コラム レコードの溝 を更新しました。

 第5回目は、私も愛聴するジョン・マクラフリン & マハビシュヌ・オーケストラです。 平位さんは同時代で聴いていらしたよう。 「5人が音の塊をぶつけてくるのだ」 の1行に頷きます。

 店でかけるには少々ためらってしまいますが、営業終了後にこっそりと、けれども大音量で流すこともしばしばです。 今も1stアルバムの 『The Inner Mounting Flame/内に秘めた炎』 を聴きながら、この文章を入力しているところ。
 次回の更新は9月15日の予定です。

 蔵書の移動計画をすすめるバーコード博士だが、移動先の倉庫のドアの取り付けをまだやっていないことが判明した。 早くしないと、またすぐに冬が来ちゃうよ!

 釧路市立博物館 で開催中の特別展 「地図・絵はがき・観光ガイドで見る あの日の釧路・阿寒」 をご覧になったエミリーさんがえらく興奮しておられる。 自分好みの紙もの類がたくさんあって時間が足りず、また行くんだと。
 同展は、10/5 (日) まで開催しています。
 6打数0安打。打率 2割2分8厘8毛。

  < 今日の聞き間違い >
 イエスの新譜 『HEAVEN & EARTH』 を店でかける。 ジョン・アンダーソンに変わる歌い手が定着しない。 今作も新ボーカルになった。 聴きこむうちにこちらの耳も慣れてきたからよいけれど。

 それはともかく、4曲目の題名にもなっている歌詞 「To Ascend」 が 「中央線」 に聴こえて仕方がない。
 同曲には 「Were you catching the last train to nowhere?/君は行き先のわからない最終列車に乗っていたのかい?」 というくだりがある。 中央線なら心配無用だ。
 いわゆるひとつの 空耳アワー のお時間です。


2014年8月30日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第234試合


  1. ジェームズ・アレン
  2. この辺の野の花の図鑑
  3. 大村はまさんの全集
  4. 音楽系
  5. 桜木紫乃
  6. 美術雑誌の 「ラ・ミューズ」

 午後3時をすぎた。 向かいのビルとビルのあいだから強烈な西日が射してくる頃合いだ。
 ご近所さんが2階の喫茶ラルゴへ上がろうとして、 レジカウンターで暴力的な陽射しに曝される私に気がつき 「店長、光が射して仏さんのように見えるね」 と評していかれた。
 本を選んでいてそれを耳にしたエイヨー氏が 「セニョール、仏さんになっちゃったんだ。うぷぷ」

 そのエイヨー氏によると、桜木紫乃の 『起終点駅 (ターミナル)』 が映画化される。 釧路市内の某所に家屋のセットが建てられたといい、その写真を見せてもらった。
 6打数0安打。打率 2割3分0厘0毛。


2014年8月29日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第233試合


  1. 桜木紫乃 『ホテルローヤル』
  2. 釧路新書の 『「挽歌」 物語』
  3. 『NANA』 の19、21巻
  4. 北海道の古い昔話や民話
  5. 着物入れる袋
  6. 半村良 『妖星伝』
  7. CD
  8. DVDの日本の映画の

 ガス人間さんのお兄様の道東観光ツアー、あっという間に予定の10日間が終わり、この日が最終日。 釧路周辺の観光地をあらかた見てまわったといい、日ごろ店に閉じこもっている私など及びもつかない元気のよさである。 2階の園芸大臣に頼んで記念写真を撮ってもらった。
 8打数0安打。打率 2割3分1厘3毛。


2014年8月28日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第232試合


  1. 川上宗薫
  2. 朝のドラマの原作の本

 「女は化けるなァ、男は老けるなァ」
 駅裏の白金町で古物商を営み30数年になるT川さん (仮名) がぽつりと言った。 何やら感じ入る出来事があったようだ。

 あれ、事前に告知があった小学4年生の社会見学、北大通のお店訪問をすると聞いていたけれど、うちには誰ひとり来なかったぞな、もし。 6月の別の小学校のときもお隣の眼鏡屋さんには来たのに、豊文堂はスルーされた。
 2打数0安打。打率 2割3分3厘0毛。


2014年8月27日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第231試合


  1. 阿木慎太郎
  2. 豊田行二
  3. 峰 隆一郎
  4. 南 英男
  5. 南里征典
  6. 北沢拓也
  7. 西村京太郎
  8. プロ野球選手の図鑑 (古くても新しくてもいい)
  9. サッカーの本

 松山ケンイチ主演の 満洲の難民収容所のテレビドラマ をご覧になった毎日さんが浜村 淳なみに滔々とあらすじを語りだして独擅場になる。 相槌すら差し挟めない。 拝聴する。

 話が佳境に入ったところで店の電話が鳴った。 毎日さん、子機をとる私をほったらかして、あっさり 「じゃあな」 と手を振ってお帰りに。 ま、待って。 おしまいまで聞かせてもらえないんですか。
 たぶんこの次お見えになってもドラマの話にはならないだろう。

 8、9が売れる。 8は選手名鑑ではなく、元選手の書いた本数冊だったけど安打にしよう。 俺が法律だ!
 9打数2安打。打率 2割3分3厘4毛。

  < 今日の聞き間違い >
 「ジュキョの本ありますか」
 「住居といいますと、住まいや建築のですか」
 「孔子の儒教です」


2014年8月26日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第230試合


  1. 趣味の小物の本
  2. 上田秀人
  3. DVD
  4. 岸 惠子 『30年の物語』
  5. 軽く読めるエッセイ (馬鹿笑いできるもの)
  6. 昭和35年以降の北大通の地図
                     (昭和40年くらいまでの)
  7. 雑誌 「自遊人」 のバックナンバー
  8. 日航機123便墜落事故の本

 本州の学生が卒業論文に北大通を取り上げたいので協力してほしいとアンケート用紙を置いていく。
 「北大通りを活性化させるために、貴社ではどのような企業努力をしてきましたか?」
 「北大通りを改善するにはどのようにすれば良いか、あなたの意見をお聞かせください」
 設問中の北大通には、ことごとく間違った送り仮名が振ってあった (後日回収時に教えてあげた)。

 綾小路きみまろ 『妻の口 一度貼りたい ガムテープ』、 角田四郎 『疑惑 JAL123便墜落事故』 が売れる。
 8打数2安打。230試合を終えて、1092打数255安打。打率 2割3分3厘5毛。


2014年8月25日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第229試合


  1. 東野圭吾のマスカレードなんとか
  2. 「アルケミスト」 の1巻目
  3. 宇野千代 『おはん』
  4. 浅田次郎の現代物

 前日は臨時休業。

 札幌の岩村誠二さんから、メールで 北大通店の画像 をいただいた。 東横インの客室から写したもの。
 岩村さんはこの週末、 釧路市立博物館 で開催中の自身のコレクション展示のフロアトークのために来釧していたのである。
 うむ、わが店をこの角度から見るのははじめてであるぞ。

 土曜日に行われたフロアトークの現場の画像が 博物館のフェイスブック にあがっている。
 4打数0安打。打率 2割3分3厘3毛。


2014年8月23日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第228試合


  1. 芹沢光治良
  2. 中古の嫁さん
  3. 和田はつ子 『笑う幽霊』
  4. 佐藤多佳子
  5. 「中上健次全集」

 「中古の嫁さん、売ってますかァ!」 と、元気よく無茶な問い合わせを仕掛けてきたのは画伯である。
 手塚治虫を尊敬する画伯からトキワ荘の話をうかがう。 曰く、そこは漫画家たちの梁山泊であったと。 話はまだまだ終わらない。 およそ40年前、釧路にも存在した梁山泊の話題へとつづいた。

 当時、飲み屋でうるさすぎて爪弾きにされた呑ン兵衛連中が仲間のアパートに転がりこみ、 そこを根城に夜な夜などんちゃん騒ぎをしていたそうな (その梁山泊で、いつかテレビの時代劇のディレクターになるんだと目を輝かせていたNHK釧路放送局勤務の青年が 後に見事夢をかなえた……というのは、また別の話)。
 今だって相当な酔い方をする御仁であるからして、若いころはさぞかし手が付けられなかっただろう。

 梁山泊にこじつけて、「これは水滸伝ならぬヨッパライどもによる酔滸伝なのであるぞよ。 どうだ、まいったか」 と胸をそらせる画伯であった。
 「川島ちゃん、今度、闇鍋するか」
 釧路の梁山泊では、闇鍋も必須のメニューだったらしい。

 映画の先生と庄野潤三話。 晩年シリーズも後半になると、主語と述語の対応があやうくなり文章の精密さに少し狂いが出てくる、など。

 私用により夕方5時で店を閉める。
 5打数0安打。打率 2割3分4厘2毛。


2014年8月22日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第227試合


  1. 渡辺淳一 『小説 心臓移植』
  2. 韓国語の辞典
  3. コケや地衣類の本
  4. 東野圭吾
  5. 丸山健二
  6. 原田康子 『挽歌』
  7. 星 新一
  8. 森見登美彦
  9. 英語の本
  10. 『坊っちゃん』 の英語の本

 大阪のガス人間さんのお兄さまが、ホテルの観光ツアーを利用してご来釧になる。 ガス人間さんとは10歳離れているということだが、お顔を拝見してすぐにお兄さまだとわかった。 こちらには10日間おられるとか。

 先月のこと、電話で本の問い合わせがあった。 今年亡くなったとある流行作家の著書だった。 お客さんは自分と同い年だったその作家の大ファンで、以前北大通店でも1冊お求めになったという。 店には在庫がなく、「日本の古本屋」 で取り扱い店を調べてファクスをお送りした。

 そのときのお客さんがこの日、無事入手できたことを伝えにわざわざお見えになった。
 共著・編著を含めて191冊あるという作家の単行本があと1冊で完集できるそうだ。 最後の1冊も 「日本の古本屋」 で調べて差し上げる。

 原田康子が亡くなったのは2009年のこと。 それからしばらくの間、彼女の本をよく訊かれる時期がつづいた。
 いっときのブームが去り、近ごろになってまたその小説を探す人が増えてきた。 観光シーズンということもあるだろう。 探しているのは旅行者風の方が多い。
 桜木紫乃の人気の余波も関係していそうだ。 先日も、BS朝日の 『挽歌』 の舞台をめぐる番組 に桜木さんが出演しておられた。

 訊かれるのは、きまって 『挽歌』 である。 残念ながら、どなたもそれ以外の作品には目もくれない。
 いくら地元ゆかりの大ロングセラーといっても、古本屋なので同じ本を常備できるわけではない。 たまに入荷しても、その 『挽歌』 から売れていくので状態は変わらぬまま。 最近は駅前の新刊書店を紹介することにしている。
 他にも著書はいろいろとあるのだがなァ。

 2、3、4、5が売れる。 3は本店の在庫 『シダ・コケ類の生態と観察』 を紹介したのが売れる。
 10打数4安打。打率 2割3分5厘3毛。


2014年8月21日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第226試合


  1. 古い釧路の地図
  2. こういうの (満洲のアルバム?)
  3. 「北方史史料集成」
  4. 額の部品?
  5. スポーツの本 (ゴルフの夏坂 健)
  6. ちくま文庫
  7. 「太陽」 の柴田錬三郎特集の号?

 くしろ市民北海盆踊り が終わって、また静かな1日にもどる。
 7打数0安打。打率 2割3分3厘8毛。


2014年8月20日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第225試合


  1. 鈴木英治
  2. 庭木の剪定の本
  3. 原田康子 『挽歌』
  4. ジョセフィン・テイ 『時の娘』
  5. 塩野七生 『神の代理人』
  6. ハメット 『ガラスの鍵』
  7. ハメット 『影なき男』
  8. 原田康子 『挽歌』
  9. 3、4歳の子ども向けの絵本
  10. 「クロワッサン」 や 「オレンジページ」 的なもの
  11. 古い鉄道の地図や切符
  12. 札幌農学校に関する本
  13. 札幌にないようなアイヌ関係の本

 4〜7まで、ハメットさんのリクエスト。 以前から訊かれている一般的なものばかりなのだが、なかなかお応えできない。
 『時の娘』 は、私が新刊書店で買ってくることにした。 「あたしゃ、もう死ぬんだから、早く見つけてね」 とかおっしゃるんだもの。

 少し前にうちでお求めになった里見とんの随筆を評して、「あれは文句ばかりで駄目な男だねェ」 と手厳しいハメットさんであった。

 1が売れる。
 常連さんに頼まれていた太田昌国 『鏡としての異郷』 が入荷済み。 これも売れる。

 夜、北大通で くしろ市民北海盆踊り が開催される。 今年で第60回目。 最初期から携わり先ごろ亡くなった日本舞踊の花柳寿登芳さんを追悼する回でもあった。
 13打数2安打 (内1安打 7/22分)。打率 2割3分5厘3毛。


2014年8月19日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第224試合


  1. 「ロッキング・オン」
  2. 小池龍之介
  3. English Book
  4. Japanese Alphabet books for children
  5. CD
  6. チェコのハヴェルの本
  7. 「カーサ・ブルータス」 の
                スロー・アーキテクチャー特集号

 北大通で毎年開かれる くしろ市民北海盆踊り は雨天順延に。

 トルコからの客人に福音館書店の 『にほんご』 が売れて、4をクリアする。
 7打数1安打。打率 2割3分6厘3毛。


2014年8月18日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第223試合


  1. 空手の型が載っている本
  2. 手芸の本
  3. 山田風太郎
  4. 戦記
  5. 船山 馨 『石狩平野』
  6. 武田泰淳 『森と湖のまつり』
  7. 文庫本で釧路付近や北海道が舞台の小説
  8. 原田康子『挽歌』

 毎日みえる毎日さんは落語好き。 最近読みはじめたという落語マンガ 『どうらく息子』 をえらく気に入っていて、その話になる。
 わ、毎日さんに貸してもらった 桂 枝雀のDVD 、まだ全部見ていない。

 その毎日さんによると、NHKが 『トンイ』 終了後の日曜夜11時台に 韓国ドラマの新番組 を復活させたそうだ。 「油断してたらよ、いつの間にかはじまってんだ」 とのこと。 『トンイ』 仲間だった2階の喫茶部長は見ているのかなァと気にしているが、夏季休業中で確かめられない。

 ダニエルさんから、映画雑誌 「スクリーン」 を何冊かいただいた。 いつものように、ダニエル・クレイグをはじめ何人かのご贔屓スターの記事が少し切り抜かれている。
 店には出せない。 2階の喫茶ラルゴの閲覧用に供することにした。 折りよく喫茶部長がやってきた (毎日さんとはニアミス)。 8月号を手にとると 「これ、俺の好きそうなやつじゃない?」 とのたまう。 ジャン・クロード・ヴァン・ダム主演の 『サバイバル・ソルジャー』 の広告頁だった。

 ヴァン・ダムがすごい凶器持ってるね、左端の男は大統領じゃないの、こっちの変なメイクしてる男が色々やらかすんだよ、 などなど得意の妄想ストーリーを展開してみせる。
 「喫茶部長の見ないで喋る映画教室」 の企画が作れそうだ。 ラルゴライブの前座にどうか。

 1、3、7が売れる。
 7のお客さんは旅行者中で、持ち運びしやすい文庫がよいとのこと。 佐藤泰志 『海炭市叙景』、坂川栄治 『遠別少年』 の2冊がもらわれていく。
 8打数3安打。打率 2割3分6厘9毛。


2014年8月17日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第222試合


  1. 吉本隆明の古いの
  2. 洋盤LP
  3. ポスター
  4. いい詩集

 北海道立釧路芸術館「ももちゃん芸術祭 2014」 にスキップしながら駆けつける。 薄暗い広間を照らしていた球状のプラネタリウム作品、うちの店にも欲しい (どこに飾るんだよ、そんな場所ねーよ!)。

 店に戻ってラジオで甲子園の 釧路武修館高校の試合 を途中から聴く。 昼のニュースで放送を中断している間に試合がひっくり返っていた。

 1が売れる。
 4打数1安打。打率 2割3分5厘9毛。


2014年8月16日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第221試合


  1. 書道の本

 今年も兵庫県から、本好きのライダー氏がやってくる。 荷物になるから抑えなきゃいけないんだけどとおっしゃいながら、何冊も買ってくださる。 次の目的地・標茶町へと慌しく愛機で走り去っていった。

 学生時代の後輩、中ポンが6年ぶりくらいに登場。 1つ年下のはずなのだが、相変わらずのタメ口で 「髪染めた方いいよ。俺、染めてるし」 と忠告される。 奥さんを車に待たせていて、5分くらいで風のように去っていった。 中ポン、変わってないな。

 書道の本が売れる。
 1打数1安打。打率 2割3分5厘8毛。

 夏季休業中の2階 喫茶ラルゴだが、 この日の晩は 「告井延隆 弾き“語らず”ビートルズ Sgt, Tsugei's Only One Club Band」 を開催。 受付を担当する。


2014年8月15日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第220試合


  1. 原田康子 『挽歌』
  2. 原田康子 『挽歌』
  3. 講談社現代新書の 『森 鴎外』
  4. 「吉原大全」?
  5. 新しいの
  6. ことわざ辞典
  7. 光人社の文庫

 池内 紀、泉 鏡花、岡本太郎、須賀敦子、谷川健一、中上健次、深沢七郎、エトセトラ。 全集選集の揃いがたくさん入ってきたのでパズルのように棚を入れ替えしていたら、てきめんに埃で喉をやられた。 咳が止まらない。

 釧路市立博物館 で開催中の特別展 「地図・絵はがき・観光ガイドで見る あの日の釧路・阿寒」NHKの道内ニュース で取り上げられたそうだ。 ズリ山裏道さんに教えてもらった。
 7打数0安打。220試合を終えて、1025打数241安打打率 2割3分5厘1毛。

 大阪在住の平位公三郎さん執筆の音楽コラム レコードの溝 を更新しました。

 平位さんが昨日のことのように思い出す 『あなたへの愛』 のシングル盤入手のころ、私はまだこの世に影も形もありませんでした。 それから40年……。 昨年末のオリジナル・メンバーによるザ・タイガース再結成は、ファンにどのような感慨をもたらしたでしょう。
 ちなみに、私は今のジュリーの風貌もアリです。 ホッとしますね。
 次回の更新は8月31日の予定です。


2014年8月14日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第219試合


  1. レース編みの本
  2. 数日前訊いた江戸時代のHな本で見てなかった1冊
  3. 図書館で見た
         北海道の国立公園とかいうタイトルの本?

 2階の喫茶ラルゴが夏季休業に入る (18日まで)。

 1が売れる。
 3打数1安打。打率 2割3分6厘7毛。


2014年8月13日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第218試合


  1. 骨董系のおもしろいの
  2. ウルトラマンのポスター

 小学校の同級生だった直樹が2年ぶりに来てくれる。

 斜め向かいの東横インホテルに旅行者のバイクがたくさん停まっている。 夏の訪れを実感する。
 2打数0安打。打率 2割3分6厘4毛。


2014年8月12日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第217試合


  1. 佐々木譲 『エトロフ発緊急電』
  2. 佐々木譲の直木賞の本
  3. 花言葉の本
  4. 鉱物の本
  5. 鉱石の本
  6. 昔の江戸時代のHな絵の本
  7. 漢字の書き順の辞典
  8. 『ゴッホの手紙』
  9. 楽譜みたいなの
  10. なんかおもしろいの (ワインの本)

 営業を終えて外の均一棚を片づけていたら、久々にマサルさんが通りがかる。 先週は贔屓の日本ハムを応援するため帯広まで対オリックス2連戦を見に行き、両日とも日本ハムが負けたという話。

 1、2、6、7、10が売れる。
 10打数5安打。打率 2割3分6厘9毛。


2014年8月11日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第216試合


  1. 週刊誌
  2. なんか
  3. おもしろいの
  4. 英語で書かれたアイヌ民族の本

 台風。予報とちがって長引かずに終息する。
 週刊誌って置いてるの、なんか入ったかい、おもしろいのどこさ。 散文的なリクエストがつづく日だった。
 4打数0安打。打率 2割3分4厘2毛。


2014年8月10日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第215試合


 釧路市立美術館「ジョルジュ・ルオー展 ―心揺さぶる魂の色彩―」 を見てから店を開ける。 初期作から聖書を題材にした油彩、連作抜粋の小品など 104点。
 0打数0安打。打率 2割3分5厘2毛。


2014年8月9日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第214試合


  1. 「ユリイカ」
  2. 番組雑誌
  3. 字の大きな漢字の辞典

 日曜日に 図書館古本市 (リンク先の見出しは人数が増えてます) のボランティアをした方が 「たぶん業者の人だと思うんだけど」
 端末からビームを飛ばしてどっさりと本を買っていくバーコードセドラーが少なくとも3名、来場していたそうだ。
 セドラーのひとりは、1冊10円から200円が大半の古本市なのに、「これだけたくさん買うんだから値引きしろ」 と迫ったという。

 「古書組合に入っている 「業者」 でそんな機械に頼りきりのみっともないセドリをするところはありません!」 とえらそうに啖呵を切ってみたけれど、その辺大丈夫です、よ、ね?
 現場に注意できる人がいればよかったのに。

 大修館書店の 『新版 漢語林 第2版』 が売れる。
 3打数1安打。打率 2割3分5厘2毛。

 2日つづけて2階の喫茶ラルゴのライブ。
 この日は、札幌の ジンベクラブ の皆さんによる 「大人のアフリカン ライブ in 釧路 ジェベ・バラ」 だった。
 ライブレポート にもあるように、さわだとしきの絵本 『アフリカの音』 の朗読や映像上映、ダンスとジンベの組み合わせも。 終了後、演者に音響を褒めてもらったのはラルゴの勲章である。


2014年8月8日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第213試合


  1. 『「エンタメ」 の夜明け』
  2. 柴田 翔 『されどわれらが日々―』
  3. 数年前の女性の芥川賞で 『ポトスライムの舟』
  4. ちくま文庫の 『樋口一葉 日記・書簡集』
  5. 更科源蔵の詩集

 北大通店の更科源蔵はすべて出払っている。 お客さんには本店の在庫をいくつか紹介。 後で社長から、新潮文庫の更科源蔵 『北海道の旅』 が売れたと報告あり。
 他に2が売れる。
 5打数2安打。打率 2割3分4厘9毛。

 夜は、2階の喫茶ラルゴで 「中山うり 新アルバム 『鰻』 リリース 北海道初ツアー 釧路公演」。
 ウッドベースの南 勇介さん、クラリネットの黒川紗恵子さん、パーカッションの熊谷大輔さんが加わる ラルゴでは珍しいバンド演奏の妙にすっかりのぼせ上がる。 中山うりさんは歌だけではなく、アコーディオンやトランペットも。
 クラリネットのソロにおったまげた。

 今回のライブの縁を取り持ってくれた釧路在住の 吉原 伸 (SOZORO) さんのオープニングアクトも素晴らしかった。 また歌を聴きたい。


2014年8月7日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第212試合


  1. 河合隼雄 『ユング心理学』
  2. コミック

 午前中の出張買入が予想を上まわる事態に発展する。 1回では終わらず、つづきは数ヵ月後に持ち越される。

 切り絵さんがご来店。 先日、『グルメワールド 世界食べちゃうぞ!!』 シリーズを何冊かお求めいただいた。 30年前のテレビ番組を当時書籍にしたものである。
 文章と写真が豊富で、関口宏の表紙写真にも一目ぼれした切り絵さんなのだが、 いざ目を通してみると、同じ文章がつづいたり写真が使いまわされていたり、豪快なミスがてんこもりでずっこけた。

 近所の栄町公園に公演テントを建て終わった 劇団どくんご の豪華女優陣が次々とお見えになる。

 半世紀前の雑誌の附録マンガが売れる。
 2打数1安打。打率 2割3分4厘1毛。


2014年8月6日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第211試合


  1. マンガ
  2. 鮎川 誠 『'60s ロック自伝』
  3. 司馬さんの単行本
  4. 『一流の人が言わない50のこと』
  5. ゼンリンの住宅地図

 NHK-BS放映の映画 『ラウンド・ミッドナイト』 をいたく気に入ったジャズ好きの社長から、DVDを見つけたら買っておくように指令を受けていた。 新品で購入したのをこの日社長に渡す。 売上ではないがズルして1安打。

 夕方、ズリ山裏道さんがラルゴで原稿を書くために満を持してお見えになるが、駐車場が満車でまた後日の来店となる。 3日連続で振られたことに。
 5打数1安打 (内1安打 8/1分)。打率 2割3分3厘5毛。


2014年8月5日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第210試合


  1. 中野孝次
  2. 釧路の旅行ガイド
  3. 俳句の本
  4. 短歌の本
  5. 英語の辞典

 朝、社長とともに新釧路川のそばのお宅へ買い入れ。 本はごく僅か。 代わりに扁額の大物が手に入る。

 月火とつづけて、2階の喫茶ラルゴの臨時休業と早仕舞いに当たってしまったズリ山裏道さんが 「明日は開けておいてください」 と。
 いつも原稿書きで利用してくださるのだけれど、ラルゴだと仕事がはかどるのだそう。 以上、宣伝です。
 5打数0安打。210試合を終えて、984打数230安打。打率 2割3分3厘7毛。


2014年8月4日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第209試合


  1. 河合奈保子の写真集
  2. 石坂洋次郎 『石中先生行状記』
  3. 秋田書店の 「〜百選」
  4. 気学 (占い)
  5. 九星術

 十勝管内 音更町の 小さな鉄道博物館 「十勝晴駅」 の館長さんから、8/24 (日) グランドオープンの知らせが届く。
 同館には豊文堂書店も1度お邪魔したのだけれど、鉄道グッズの見事なコレクションとその活用法だった。 さらに力を増して新装開店となる。

 毎年同じことを書いているが、 くしろ港まつり が終わって、北大通は眠ったように静か。

 数日ぶりに顔を出した毎日さんが 「俺、人混み嫌いなんだよ。だから祭りの間、ここに来なかったろ」 とおっしゃる。 「でも、図書館古本市 の人混みには進んで行ったんでしょ」 と返すと、「わはは、ばれたか」 と毎日さん。

 毎日さんの古本市での戦果を聞き出す。
 前から欲しかった小学館で刊行中の 「日本美術全集」 の法隆寺の巻、定価15,000円が100円で見つかった。 ほくほくして買って帰ったら、家に同じ本があったそうな。 セドリのつもりはなく本気で間違ったという嘘みたいなダブリ買い。
 5打数0安打。打率 2割3分4厘9毛。


2014年8月3日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第208試合


  1. 韓国の本
  2. ガーデニングの本
  3. 海外文学 (ファンタジーなど)
  4. 雄別炭礦の本

 くしろ港まつり の最終日。 営業前と後、歩行者天国の準備と片づけを手伝う。

 『全記録 光州蜂起』、ナンシー・クレス 『プロバビリティ・ムーン』 が売れる。
 4打数2安打。打率 2割3分6厘1毛。

 You-Tube に  日本100名城 国指定史跡 根室半島チャシ跡群 がアップされた。 予想をこえる空撮と動くチャシガールズをご覧いただけます。
 チャシガールズの制作経緯と公式基本設定をまとめた文章は こちら をどうぞ。


2014年8月2日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第207試合


  1. 雑誌 「ジャズライフ」
  2. 昭和50年代の 「鉄道ジャーナル」
  3. 佐藤愛子
  4. 岩波ブックレット
  5. お祭り的なもの

 くしろ港まつり の2日目。
 夕方から店前の歩行者天国で、 2階の喫茶ラルゴが主催の 「キタハチライブ 2014」 がはじまる。 エコーズ、STICKY FINGER’S、2169、YUGE の地元4バンドの演奏。

 結成して1年ちょっとの若い2196のメンバーが 「去年と一昨年のキタハチライブでは観客の側にいました。 今回夢が叶いました」 と。

 佐藤愛子が売れる。
 5打数1安打。打率 2割3分5厘0毛。

 釧路発・ひと休みフリーペーパー 「Gili」 の第4号 (8月号) が入荷しました。 特集は 「銘酒を浮かべ、名器に酔う」。 「ほぼ下戸である」 と告白する発行人のお酒へのアプローチ法をご堪能ください。 活きのいいコラムも揃っています。


2014年8月1日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第206試合


  1. 木谷恭介
  2. 夏目漱石
  3. 森 鴎外
  4. 丸山久雄 『句集 硬い鉛筆』
  5. 文庫本で 「クジラの歌が聞こえる」?
  6. 厚岸関係の本
  7. 北海道の戦前の演劇について書いてある本
  8. モンキー・パンチ
  9. チック・コリアのCD
  10. 『ラウンド・ミッドナイト』 のDVD
  11. 国語辞典
  12. 児童文学の 『モモ』
  13. 子どもの読む絵本

 第67回 くしろ港まつり がはじまる。 おあつらえ向きに、この夏いちばんの暑さだった。

 駅裏の白金町で古物商を営み30数年になるT川さん (仮名) 、 新図書館整備方針の説明会 で言うに事欠いて 「シャッター街の寂れた地域の図書館では青少年にいい影響を与えない」 などと放言した人物がいたのにずっとおかんむりである。

 「俺は今回のことではすごく怒ってるんだ!」 と訴えたら、話を聞いてたお客さんが 「T川さん、いつも怒ってるよ」

 2、3、4、6が売れる。
 4は釧路の歌人。
 6は 『平成元年 厚岸町開基190年記念事業記録集』 と、厚岸町立真龍中学校の開校五十周年記念誌でクリアする。

 モンキー・パンチの在庫を尋ねた女性ふたりは、漫画家のふるさと・釧路管内の浜中町へ ルパン三世 を訪ねた帰りだった。
 13打数4安打。打率 2割3分5厘2毛。

 小田光雄氏の 「出版状況クロニクル」 が更新された。 ますます気鬱になる内容がつづく。
 小田氏が編集を手がける 「出版人に聞く」 シリーズの最新刊、原田 裕の 『戦後の講談社と東都書房』 は書店で手に入れた。

 豊文堂書店の常連さんが書き手にまわる連載コラム 本を繋げて を更新しました。

 当欄ではすっかりお馴染みとなった岩村誠二さんの 「北海道 本の旅」 第9回をお届けします。
 現在、 釧路市立博物館 では、岩村さんの郷土資料コレクションを集めた 特別展 「地図・絵はがき・観光ガイドで見る あの日の釧路・阿寒」 を開催しています (10/5 (日) まで)。 北海道渡航案内から 「ホテルローヤル」 まで、釧路や阿寒国立公園に関する紙もの資料およそ二百数十点の展示です。 「北海道 本の旅」 をお読みになった方であれば、その内容がすばらしく行き届いたものであることが想像つくかと思います。

 8/23 (土) 13:30より、札幌からご本人をお招きして博物館でフロアトークを行います (申込不要)。 ぜひご来場ください。

 過去の 「本を繋げて」 は こちら を どうぞ。


2014年7月31日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第205試合


  1. 百田尚樹 『永遠の0』
  2. 書道の本
  3. アリステア・マクラウド
                『彼方なる歌に耳を澄ませよ』
  4. フィオナ・マクラウド 『ケルト民話集』
  5. フィオナ・マクラウド
            『かなしき女王 ケルト幻想作品集』
  6. エミリー・ディキンソン 『わたしは誰でもない』
  7. チャールズ・シミック 『コーネルの箱』
  8. 『エミリー・ディキンソン家のネズミ』

 大阪在住の平位公三郎さん執筆の音楽コラム レコードの溝 を更新しました。

 第3回は、ザ・フォーク・クルセダーズです。
 フォークルの活動は60年代後半のごく短い期間。 それは平位さんの高校時代とも重なり、特別な輝きを放つことになりました。

 「あのころ俺も帰って来たヨッパライを真似して、テープに声を録って回転数変えて遊んだよ」 と打ち明けるのは、平位さんよりも少し年長の社長の豊川です。

 次回の更新は8月15日の予定です。
 8打数0安打。打率 2割3分4厘2毛。


2014年7月30日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第204試合


  1. ポスター (動物、風景、古い映画)
  2. 雑誌 「dancyu (ダンチュウ)」
  3. 豆本
  4. 山口 瞳
  5. 『根室市史』
  6. ゴルフの本

 ふたまわり年下の若者と話していてテープの巻き戻しが通じなかったというコナリー氏が 「今は、逆再生っていうんスよ、知ってました?」

 私もコナリー氏と同世代である。 逆再生だなんて耳にしたことはあるけれど、まるで使いなれない言葉だ。
 コナリー氏にとっては、若者が巻き戻しを知らないことよりも、自宅のハードウェア類を見直すとちゃんと逆再生と書いてあるのに 今まで気づかなかった自身の節穴の方がショックだったみたい。

 4、5、6が売れる。
 6は、『ボブ・トスキのゴルフ』 (プレジデント社)。 お客さん曰く 「このトスキって人は人間的にも立派な人だったんだ」
 だから指導書を出せるということらしい。
 6打数3安打。打率 2割3分6厘2毛。

    < ズリ山裏道の遠くへ行きたい >
 今日のズリ山さんの便りは、札幌のおとなりの江別市から。 風景印が野幌郵便局である。
 切符が2枚 入っていた。 ひとつは 池島炭鉱トロッコ電車 の記念乗車証。 もうひとつは、岩見沢にある ふじりんの焼菓子で、切符を模したシールが貼ってある。 「北海道岩見沢発―お客様行」。 それが商品名だった!

 ズリ山さんの封書は、仲のよい 画伯の絵はがきといっしょに配達された。 王と長嶋のアベックホームランのようだ。


2014年7月29日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第203試合


  1. 達磨絵の描き方が載っている本
  2. 小池真理子
  3. 山本七平

 日本百名城にも選ばれている国指定史跡 「根室半島チャシ跡群」 のイメージキャラクターができた。 チャシガールズ という女の子2人組。 考案した根室半島チャシ跡群を広める会の方に教えてもらった。

 制作経緯と公式基本設定をまとめた文章をいただいたので、 リンク しておく。 細かい設定の数々に作り手が愉しんでいることがよくわかる。 はやく人気が出るとよい。
 釧路市立博物館 の非公式マスコット、はっくん に強力なライバルが出現した……。

 店ン中でコオロギを見つけたぞと本店の社長から電話がくる。

 2、3が売れる。
 3打数2安打。打率 2割3分4厘5毛。

    < ズリ山裏道の遠くへ行きたい >
 前日28日のズリ山さんは帯広方面に出撃していたようだ。 風景印が帯広長崎屋内郵便局 の封書が届いた。
 裏面には長崎空港の記念スタンプが押してあり、 桔梗屋桔梗信玄餅 のミニ解説書と楊枝入り。 桔梗屋は山梨県の会社だった。
 消印と記念スタンプと中身の場所がてんでバラバラというズリ山レターの模範演技のような一書である。


2014年7月28日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第202試合


  1. アコーディオンとか楽器
  2. 英語の本
  3. 火野葦平の全集の端本?
  4. 山本七平
  5. 松浦弥太郎
  6. 『風姿花伝』
  7. 山下達郎のラジオでかけてた
          ケーシーなんとかって人の曲のCD
                     (ケーシー高峰ではない)
  8. ベンチャーズのCD
  9. コルトレーン 『オレ!』 のCD
  10. ルイ・アームストロングじゃなくて、
            目が見えない黒人ミュージシャンのCD
  11. この前ここで買った なんとかって人の他のCD?
  12. 新刊
  13. 釧路のアイヌ語の辞典
  14. 岩波新書の 『日本の新興宗宗教』

 7から11まで、常連のミチオさんのリクエスト。
 7のケーシー高峰ではないケーシーは、 「山下達郎 サンデー・ソングブック」 のサイトによると、KC & THE SUNSHINE BAND のこと。 10は スティーヴィー・ワンダーで、11は結局誰だかわからなかった。 どれも在庫なし。

 いつも 「あの人、名前が思い出せないの」 の波状攻撃で、なぞなぞを出されている気分になる。
 翻ってみると、私もミチオさんと同じようなものだ。 せいぜい1週間前に買ってもらった11の歌手名すら出てこないのだから。 そして私の方がミチオさんよりも二まわり以上若い分、たちが悪い。

 『風姿花伝』 は、岩波日本古典文學大系の収録巻 『歌論集 能樂論集』 と、 馬場あき子の 『古典を読む 風姿花伝』 (岩波同時代ライブラリー) の2点あり。 お客さん、後者を選ぶ。 ご所望の原典ではないが安打にしたい。
 14打数1安打。打率 2割3分3厘1毛。


2014年7月27日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第201試合


  1. 昭和の手芸雑誌
  2. DVD (『ダンシング・ヒーロー』
                    『ダーティ・ダンシング』)
  3. 仏教辞典

 開店前に、 釧路市立博物館 へ。 前日からはじまった 特別展 「私の博物館 地図・絵はがき・観光ガイドで見る あの日の釧路・阿寒」 を見てきた。

 副題は 「北海道渡航案内から 「ホテルローヤル」 まで」
 二百数十点あるという展示品は、すべて札幌在住の岩村誠二さんが集めた釧路・阿寒の郷土資料である。 岩村さんは、当サイトの連載コラム 「本を繋げて」 欄でも、数多くの資料を駆使した 「北海道 本の旅」 を執筆されている。

 展示品に添えられた文章によると、岩村さんの収集の基準は、そのものに 「ぐっとくる」 かどうか。 だからここに集められた資料は、すべてが岩村さんの琴線にふれたものである。 展示の主題にあわせて念入りに絞りこまれたので、ベスト・オブ・ベストといってよい。
 もちろん岩村さんの収集範囲が釧路管内に限らないのは言うまでもない。

 私はというと、1907〜13年発行の 「北海道移住民汽車賃汽船賃割引券」 にぐっときた。
 券は6枚あって6世帯分だ。 大家族がいて、単身者がいる。 それぞれの名前を記した筆跡がひどく生々しい。 どんな境遇でどんな思いをして渡ってきたのだろうと想像をめぐらす。

 岩村さんが今度の展示で感じてほしいことは 「紙の本の魅力」 だという。 なんと心強いことか。 その狙いは十二分に伝わる。
 私の横で、掃除のおばさまがガラスケースを磨く手を止めて古い街並みの写真に見入っていた。

 8/23 (土) 13:30からは、ご本人をお招きして博物館でフロアトークが行われる (申込不要)。 近隣にお住まいの方は、ぜひご来場ください。 「ぐっとくる」 ものが見つかります。
 3打数0安打。打率 2割3分5厘6毛。


2014年7月26日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第200試合


  1. 原田康子 『挽歌』
  2. 「会社四季報」
  3. 東海林さだお
  4. map of this area
  5. french book
  6. 「スクリーン」 の昔の
  7. 息抜きできるような本
  8. スクリーン

 「スクリーン の昔のあるかい」 と常連のおじさんに訊かれ、6、70年代の何冊かをお見せする。 それから少しして今度は喫茶部長が 「スクリーン貸して」 と2階から降りてくる。
 「今度やる ジャンベのライブ で使うから」 と喫茶部長は言うけれど、なぜ映画雑誌が入り用なのか小道具として使うのか。 疑問だらけで在庫を手渡したら 「そっちのスクリーンじゃなくて」 と苦笑いされる。
 喫茶部長が欲していたのは、映写幕としてのスクリーンであった……。

 奥から以前8ミリ映画上映会で使った映写幕を引っ張りだす。 売上にはならないが安打と認めてほしい。

 息抜きできるような本を探しているのは切り絵さん。 私が勧めた南伸坊イラスト集よりも、 たまたまレジカウンターに置いていた 『グルメワールド 世界食べちゃうぞ!!』 シリーズに魅入られてしまった。

 30年前のテレビ番組を当時書籍にしたもの。 切り絵さんったら、若いころの関口宏の表紙に狙い撃ちされたらしい。 ちがった。 文と写真がふんだんに盛りこまれた中身がよかったらしい。
 あるだけ全冊おとりおきに。 これもまたリクエストに合致したものとみなしたい。 俺が法律だ!
 8打数2安打。200試合を終えて、918打数217安打。打率 2割3分6厘3毛。


2014年7月25日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第199試合


  1. 日本カメラムックの 『キャノンEOS マニュアル』

 霧フェスティバル の初日。 名物の霧は出なかったような気がする……。
 1打数0安打。打率 2割3分6厘2毛。

 2階の喫茶ラルゴで、 「伊藤恵里 個展 ―rough paintings―」 がはじまる (8/7まで)。


2014年7月24日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第198試合


  1. 岩波文庫
  2. 岩波文庫の 『竹取物語』
  3. チャイコフスキーの大砲の曲のCD
  4. コール・ポーターのCD
  5. 新田次郎 『聖職の碑』

 7月下旬になって、今年はじめての夏日をむかえた釧路である。
 ラジオで、釧路勢同士が戦う高校野球の北北海道大会決勝戦をかけながら営業する。
 午後4時半すぎ、近所に本社がある釧路新聞社の方が 号外 を配りにみえる。 見出しは 「武修館 初の甲子園」。

 1、2が売れる。
 5打数2安打。打率 2割3分6厘5毛。


2014年7月23日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第197試合


  1. 渡辺淳一 『小説 心臓移植』
  2. 釧路湿原の写真集
  3. 上野千鶴子や曽野綾子の新刊
  4. 原田康子 『挽歌』
  5. プルースト 『失われた時を求めて』
  6. 在日朝鮮文学の研究書

 植物部のたにさんがご来店。 お借りしている多肉ちゃんたちが 順調に育っている のを褒めてもらった。

 こちら は届いたばかりの5月14日に写した里子たち。 <紅葉まつり>、<スノージェイド>、<虹の玉> と数種類を寄せ植えした鉢である。 比べてみると、 とりわけ中央のぷりっとしたジェリービーンズのような <乙女心> が伸長著しい。

 上野千鶴子の 『女たちのサバイバル作戦』 が売れる。
 新潮文庫のプルーストも売れる。
 6打数2安打。打率 2割3分5厘6毛。


2014年7月22日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第196試合


  1. 普通の本 (道の駅の本?)
  2. 有川 浩
  3. 冠婚葬祭の本
  4. 太田昌国 『鏡としての異郷』
  5. NEW CD
  6. 釧路工業高等学校の同窓会名簿
  7. 島崎藤村 『夜明け前』
  8. 水墨画の本

 「フォトグラ・くしろ 釧路写真物語」 の第3号を、編集・発行元の 藤プリント さんからいただく。 同誌は無料配布の 「釧路市民参加型 写真投稿マガジン」。 撮鉄特集の今号は鉄道ファン垂涎の1冊になるだろう。
 市内各所で配布しているが、すぐに捌けてしまいそう。

 電話で訊かれた7がおとりおきになる。 新潮文庫版の全4冊。
 他に、「芸術新潮」 の87年11月号 やさしく極める水墨画特集号が売れる。
 8打数2安打。打率 2割3分4厘9毛。

    < ズリ山裏道の遠くへ行きたい >
 旅先のズリ山裏道さんが北大通店めがけて放つ、企みにみちた郵便物を逐一取り上げる当欄である。

 午後になり、そのズリ山さんがご来店。
 開口一番、「そろそろ届きましたか」 と訊かれるが、何も届いてはいない。 さては自身で投函した封書の到着が遅れているらしい。 訊いてから、しまったという顔をしている。 語るに落ちるとはこのことだ。
 しばらくして配達の人がやってきてくだんの郵便物を渡してくれた。 「これです、やっと着きました」 とズリ山さんが胸をなでおろす。

 日付は前日の21日。 十勝管内 幕別町の投函である。 風景印の魔術師の異名をとるように (や、そう呼んでいるのは私だけか)、 ふだんであれば9割9分、風景印を押した封書になるのだけれど、 今回は旅先での時間がとれなかったようだ。 珍しく 普通の消印 だった。
 裏面 には、長崎県の 道の駅 夕陽が丘そとめ の記念スタンプが押してある。

 これまで何度もズリ山さんからの郵便を受け取ってきたが、 ご本人の目の前で封を切るのははじめてであるぞ。
 中からは、少し前に閉店した 北大通店ご近所の 「ちゃんこ料理 坤龍 (こんりゅう)」 のコースターが転がり落ちた。 愉快犯ズリ山裏道氏、満足そうにそれらに眺めいる。

 愉快犯の自白によると、投函した日はJR北海道の 貸切バーベキューカー で釧路―西帯広間の日帰りツアーに参加していたため、風景印を押してくれる手近な郵便局が停車駅のまわりになかったそうだ。
 それでも間隙をぬってポストに入れてくるのだから、鮎川哲也の時刻表トリックものから抜け出てきたような御仁である。


2014年7月21日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第195試合


  1. 原田康子 『挽歌』
  2. コルトレーンのレコード
  3. 松山善三 『呼ぶ声』
  4. 桜木紫乃
  5. 「王の息子」 ?
  6. 全国の古い建造物などが載っている本
  7. 漢字の書き順が載っている辞典
  8. Kushiro Wetland、crane
  9. 末広の店が出ている本
  10. 三島由紀夫の写真集

 頭痛。 机上のパソコンからしばし離れて、店前の花壇の草むしりに勤しむ。

 1、2、4、8が売れる。
 10打数4安打。打率 2割3分4厘8毛。


2014年7月20日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第194試合


  1. 雑誌 「北海道いい旅研究室」
  2. 『北海道の温泉』?
  3. ファイルみたいなの
  4. 村岡花子が訳した『赤毛のアン』の古いの
  5. 塩田妙玄 『ペットがあなたを選んだ理由』
  6. 『キャプテン翼』
  7. レッド・ツェッペリンのレコード
  8. 前にあったツェッペリンの写真集
  9. 前にあったボブ・ディランの3枚組のCD

 店に来ると駐車場に白いクラウンが無断駐車していて頭に血がのぼる。 夕方様子を見に行くと、無断駐車が2台に増えていてさらに頭に血がのぼる。 常連のエミリーさんが車で来たら、3台ある駐車場が埋まってしまったではないか。

 串田孫一ファンのエミリーさんと 北のアルプ美術館 話をして熱をさます。

 ツェッペリンのレコードはなかったけれど、ロバート・プラントのソロLPがあった。 売れたので1安打ということにしておきたい。
 9打数1安打。打率 2割3分2厘9毛。


2014年7月19日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第193試合


  1. ゲームブック
  2. シャンソンのCD
  3. 映画の本
  4. 真木よう子の写真集
  5. 高倉 健の本
  6. 昔の 「メンズクラブ」
  7. 河北倫明 『青木繁 悲劇の生涯と芸術』
  8. 河北倫明 『青木繁』 (日経ポケット・ギャラリー)

 朝7時20分集合で、社長と管内出張買入へ。 仏教書を中心に良書をたくさん仕入れることができた。 午前11時半より店を開ける。

 映画の先生にブルーレイの録画ディスクを貸してもらう。
 NHK-BSで放映された 『ゴジラ 60周年記念デジタルリマスター版』 や84年版ゴジラ、 BSのドキュメンタリー 「音で怪獣を描いた男 ゴジラVS伊福部昭」 など、日本が誇る怪獣映画の関連作でまとめた1枚。
 「音で怪獣を描いた男」 は、5月末の釧路公演 「伊福部昭 幣舞生誕百年記念祭コンサート」 にも取材しているとのこと。

 7、8と河北倫明の青木繁ものを訊かれる。 後者の在庫があり、お応えできる。
 7の本ではないが、同じ著者の 『青木繁と坂本繁二郎』 であれば本店にある。 お客さんに教え、向こうでお求めいただく。 連打したことにする。
 8打数2安打。打率 2割3分4厘2毛。


2014年7月18日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第192試合


  1. 前にこちらに売った
               いじめられっ子が先生になった本
  2. 川端康成 「非常」
  3. 昔の雑誌
  4. 今やってるドラマの 『ゼロの真実』 に
                      原作があるならその本
  5. 『赤毛のアン』

 釧路市立博物館 のマスコット、はっくんがついに釧路新聞デビューを飾る。 あいにく紙面はモノクロだったので、いま一度 5色カラーのはっくん にご登場願おう。
 ちなみに、このマスコットは毛綱毅曠設計の同館の建物を擬人化したもの。 脇道さんを筆頭に、店のお客さんの間でもじわじわと人気が高まっている。

 宮本延春 『未来のきみが待つ場所で』 で、1をクリア。 友だちが読みたいって言うのよとお客さん。 4月に売った自身の本を買い戻しに来られたのだった。
 5打数1安打。打率 2割3分4厘0毛。


2014年7月17日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第191試合


  1. アイヌ民族の写真が載っている英語の本
  2. アイヌ民族のDVD
  3. 桜木紫乃 『ホテルローヤル』
  4. 俳句の本
  5. 三浦綾子 『氷点』 の文庫本

 こちらの画像 は、新型のアコーディオン。 じゃなかった。 オオタケさんが現在制作中のスクラップブックの現物である。
 元は北大通店が差し上げた大型の美術書だったものが、 いろんな紙ものを貼りつけている うちに、重さ10キロの巨体に育っていた! 元々の背はとうに付け替えられ、 カゴに入れて運ばないと 自らの重みに耐えられない仕儀に。
 美術作品としての完成が待たれる。

 釧路市立博物館 の学芸員氏より、新たな告知ポスターをいただく。 同館マスコットの はっくん が5色に! ウォーホルのマリリン・モンローみたいなものか? それにしても、この 「ひねりのなさ」 がはっくんには似つかわしい。

 アイヌ民族の写真が載っている英語の本は適当なものがなかったけれど、代わりにドイツ語の本が売れる。
 俳句の本も売れる。
 5打数2安打。打率 2割3分4厘2毛。


2014年7月16日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第190試合


  1. イタリア語の辞典
  2. 二玄社の 「中国法書選」
  3. 「welcome」 の看板
  4. 林 巳奈夫 『神と獣の紋様学』
  5. ?『中国の神話』

 開店前の出張買入。
 伊藤整全集、荷風全集、幸田文全集、その他たくさんに混じって、串田孫一が少々。

 日曜日に、串田孫一の功績を語り継ぐ斜里町の 北のアルプ美術館 を社長と訪ねたばかりだった。 それが 「流れ」 を呼んだのか。 さらには同美術館の関係者の方が午後に訪ねてくる。
 こういう引きの強さは大事にしなければ。 串田孫一の 『新選 山のパンセ』 (岩波文庫) をちびりちびりと読んでいる。

 フラカンさんが 「これ、夏休みの宿題です」 と言って、5枚のCDを貸してくれる。 SAKEROCK、在日ファンク、星野源という布陣。 愉しい宿題だ。
 5打数0安打。190試合を終えて、853打数199安打。打率 2割3分3厘2毛。


2014年7月15日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第189試合


  1. クラシックのCD
  2. 茶道の裏千家の本
  3. 『三四郎』 の状態のいいの
  4. 『会社物語』 のDVD
  5. ウディ・アレンの本
  6. 蓮村 誠
  7. 古銭の本
  8. テレホンカードのカタログ
  9. 竹内棲鳳

 1945年7月14日・15日。 釧路空襲の日。 それから69年。 幼少時に空襲を経験したお客さんから凄惨な話をきく。

 均一棚の角川文庫版 『三四郎』 が、より状態がよい旺文社文庫版に交換されてもらわれていく。

 4月に井上ひさしの 『吉里吉里人』 を訊かれた。 その後入荷していた同書を、探していたお客さんがみえてお買い上げになる。

 他に、『コインの歴史』 が売れる。
 9打数3安打 (内1安打 4/27分)。打率 2割3分4厘6毛。

 大阪在住の平位公三郎さん執筆の音楽コラム レコードの溝 を更新しました。

 2回目は、64年のビートルズからいきなり60年の西田佐知子に遡りました。 ヴォネガット風にいうなら、「けいれん的時間旅行」 のはじまりです。 平位さんの音楽遍歴はこれからもジャンルと時間を自在に飛び越えてつづきます。
 次回の更新は7月31日の予定です。


2014年7月14日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第188試合


  1. 呉 善花 『スカートの風』
  2. 盆栽関係の本
  3. 住井すゑ
  4. English Book

 「新図書館構想、市長が市民に説明/釧路市」

 上記の説明会で、北大通の民間ビルへの図書館入居計画に反対して、 「シャッター街の寂れた地域の図書館では青少年にいい影響を与えない」 と理由を述べた人物がいたそうだ。 釧路新聞の紙面に載っていた。
 こんな箸にも棒にもかからない愚劣ないちゃもんに誰が釣られるものか。 そう固く決意したはずなのに、嗚呼それなのにまんまと釣られて腸が煮えくり返る月曜日の朝であった。

 ズリ山裏道さんから、池田邦彦のマンガ 『でんしゃ通り一丁目』 (ニチブンコミックス) の1巻を貸してもらう。 同じ作者の 『カレチ』 も去年ズリ山さんに借りて知った。 あちらは国鉄マンが主役の名作だったが、今度のマンガも電車づくしのようだ。

 盆栽の本をお買い上げの方に、他にも在庫がないか訊かれて本店を紹介する。 向こうでカラーブックスの盆栽物2点をお求めいただく。

 他に、新潮文庫の住井すゑが売れる。
 4打数2安打。打率 2割3分3厘6毛。


2014年7月13日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第187試合


 臨時休業で社長と遠方出張買入。
 夕方に帰釧して2時間店を開ける。
 0打数0安打。打率 2割3分2厘3毛。


2014年7月12日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第186試合


  1. 安部公房 『燃えつきた地図』
  2. 原田康子 『満月』
  3. メルヘン調の大人の絵本みたいなの
  4. 原田康子のコーナー

 厳島神社 の例大祭。
 午後2時台、神輿パレードが北大通を通過し、店前もひととき賑わった。 あいにく人は集まっても本が売れないのはいつものとおりだった。

 毎日みえる毎日さんに、原田康子の 『満月』 を訊かれる。 在庫があるのでお見せするが、う〜んと唸っている。
 本屋で立ち読みした岡和田 晃・編 『北の想像力 北海道文学と北海道SFをめぐる思索の旅』 (寿郎社) に、同書が取り上げられていたという。 おもしろそうな紹介だったので手にしてみたが、予想とはちがったらしい。 棚に戻された。

 一旦お帰りになった毎日さんが数時間後に再来店。 この日の朝日新聞 道内版に載った岡和田 晃の文章のコピーを置いていった。
 4打数0安打。打率 2割3分2厘3毛。


2014年7月11日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第185試合


  1. 周 はじめ
  2. 「一枚の繪」
  3. 昔の 「ジャズライフ」
  4. 絵画の本
  5. スターダストレビュー 「今夜だけきっと」 のレコード

 夜、2階の喫茶ラルゴで THE GROOVERS藤井一彦 さんのソロ弾き語りライブ。 階下で受付をこなした後、階段をあがってきりりと締まったロックンロールを全身に浴びる。 これは燃えるぜ。

 喫茶部長が 喫茶ラルゴの新着情報 で藤井一彦愛にまみれた長文をものしている。 詳しいライブレポートは、そちらでどうぞ。 それはそうと喫茶部長ってば、いくら最愛のロッカーとはいえ写真を使いすぎじゃないのかい。

 90年代後半の一時期、一彦さんは生放送の深夜ラジオで慣れないディスクジョッキーを (週1で毎回2時間!) 務めていたそうだ。 喫茶部長は、その番組のおかげでさまざまなミュージシャンの名曲を知った。 ラジオを聴く愉しみにひたり、ハガキ職人としても投稿を繰り返していた。

 打ち上げの席上、番組への讃辞を語ってやまない酔っぱらった喫茶部長の饒舌に対して、 できることなら番組のことは忘れていたかった一彦さんが 「寝た子を起こすな」 といわんばかりに遮ろうとしていたのが漫才みたいで、傍で見ていて可笑しかった。

 ついでにもうひとつ打ち上げより。
 手持ちの番組音源をカセットテープからMP3へと移し替え、後憂とは無縁のはずの喫茶部長。 ただしテープの重ね録りを繰り返したせいで、手元に3回分しか残っていないのを激しく悔いている。
 「オレ、全音源持ってるよ。聴き返すことは金輪際ないだろうけどな」 と一彦さんが言ったとき、 喫茶部長の目が妖しくきらめいた。
 5打数0安打。打率 2割3分3厘4毛。


2014年7月10日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第184試合


  1. 安部公房 『榎本武揚』
  2. 麻雀の本
  3. パークゴルフの本

 清く、正しく、いやらしく。
 山本晋也監督がどこぞの風俗店でみつけた標語だそうな。 すみれファンクラブ会長に教えてもらった。
 だからどうしたと言われても困るのだけれど、せっかく教わったので書きつけておく。 ところで、どうしてそういう話になったのか。
 3打数0安打。打率 2割3分4厘8毛。


2014年7月9日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第183試合


  1. 書道の本
  2. この前買ったような職人さんが出てくる本

 釧路市立博物館 の学芸員氏が告知ポスターの新作を持ってきてくれた。 来月開かれる小中学生向けの 「夏休み自由研究相談所」 のポスターだ。
 同館の人気マスコット (ただし非公認) の はっくんが首を傾げている 図が愛らしい。 ファンはめろめろになるだろう。
 その他にも、3種類のはっくんが描かれているけれど、 左下の子 の造形は反則だよ!


 8/9 (土) ・8/10 (日)
 「釧路市立博物館 夏休み応援企画
  夏休み自由研究相談所」 開設

 夏休みの自由研究に困ったら博物館に来てね。 釧路の生きものや自然、歴史のことならなんでも、 博物館の学芸員が相談にのるよ。
 夏休み期間中、釧路市内の小中学生は入館無料です。 何回でも来てね。
 博物館は、みなさんの自由研究を応援します!

 場所釧路市立博物館 (釧路市 春湖台1-7)
 時間=10:00〜15:00 (申し込みはいりません)



 書道の本が売れる。
 2はエミリーさんのリクエスト。 ちょうどサイトの新規入荷欄に入力していた 『江戸の職人 伝統の技に生きる』 (泰流社) というのがあり、おとりおきになる。
 2打数2安打。打率 2割3分5厘7毛。


2014年7月8日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第182試合


  1. 『ターミネーター 2』 のDVD
  2. モール・ミュージックのCD
  3. 帯広百年記念館の 『アイヌ語で自然観察』
  4. 硯
  5. 栗山理一

 フラカンさんが貸してくれた星野源のアルバム 『ばかのうた』 を聴いている。 ピアノマン・ リクオ さんが2階のラルゴライブでたびたび歌っている 「穴を掘る」 の原曲が収録されていた。
 ライブでは聴衆とのコール&レスポンス込みで陽気にはじけるリクオさんのカヴァーと違って、オリジナルは内省的に響くのがおもしろい。
 5打数0安打。打率 2割3分3厘8毛。


2014年7月7日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第180試合


  1. マンガ
  2. 服部智恵子 『バレエ花伝書』
  3. 池波さんの本
  4. 蕎麦とか蕎麦猪口に関する本
  5. 英和か和英の辞書
  6. 熊谷達也
  7. クラシックのCD
  8. ジッポーの本

 ご近所のオオタケさんから、 作成中のスクラップブックの 画像 をいただく。
 以前差し上げた、画集の束見本など売り物にならない大型本数冊のうちの1冊なのだけれど、 多種多様な紙ものを貼りつけるうちに、ごわごわの異形の物体へと育っていた。 元が1冊本とは思えない厚さだよ。
 これが完成形なのか。 まだ発達するのか。

 4、7が売れる。
 8打数2安打。打率 2割3分5厘2毛。


2014年7月6日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第180試合


  1. 新しいの
  2. 妖怪の本
  3. 『Me キャサリン・ヘプバーン自伝』

 本店でお客さんが棚の本をごっそりと崩した。 社長が落ちた本を片付けていたらずっと行方不明だった本が見つかった。 棚の後ろの方に落ちていたという。 ポーの 『黒猫』 のラストシーンが思い浮かんだ。
 3打数0安打。180試合を終えて、808打数190安打。打率 2割3分5厘1毛。


2014年7月5日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第179試合


  1. カンツォーネの入ったレコード、CD
  2. 寅さんのDVD
  3. 前に向こうにあった土門拳の大きい本
  4. 井上ひさし 『四千万歩の男』
  5. 角川文庫の日本古典

 喫茶部長は THE GROOVERS のライブを見に東京へ。 園芸大臣がひとりで2階を切り盛りする。

 角川文庫の 『ビギナーズ・クラシックス 今昔物語集』 などが売れる。
 5打数1安打。打率 2割3分6厘0毛。


2014年7月4日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第178試合


  1. 子ども服の洋裁の本
  2. 道尾秀介
  3. 囲碁や将棋の本

 北海道新聞によると、釧路市の連続降雨記録は 29日間で止まった。 今は7月に入ったというのに玄関ドアを閉め切り長袖を重ね着している。

 創刊27周年記念の 「TV Bros.」 7月5日号をめくっていたら、ロマンポルシェ。でボーカル&説教を担当する 掟ポルシェ さんが釧路の思い出を語っていた。
 以下、雑誌創刊時の87年ころのイケイケ話を求められた掟さんの談話。 ちなみに彼は北海道の留萌市出身である。

 「よりによって87年ですか!う〜ん…大学受験に失敗して一日中家にこもって自宅浪人していた頃で、あまり記憶が無いんですよね。
 その受験のとき、釧路の中古レコード屋で美輪明宏の 『銀巴里ライブ』 を買ったのは鮮烈に覚えてます。 レコ屋の親父が終始トローンとした表情で異常に怖かったんで。 店内で 『戦争を知らない子供たち』 がエンドレスでかかってて、 「あ、これはなんかキマってんな」 と。 逃げるように店出ました」

 豊文堂書店の本店も当時からレコードを扱っているが、ここに出てくるレコード屋ではないだろう。 ないですよね、社長。

 2が売れる。
 3打数1安打。打率 2割3分6厘2毛。


2014年7月3日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第177試合


  1. 山登り関係の本
  2. ウォルフレン 『日本/権力構造の謎』

 先日仕入れた本の中に、福山雅治関連の雑誌がひとかたまりあった。 バラして売っても、はたしてどれだけ捌けるだろう。 <福山雅治 (表紙・インタビュー) 雑誌 14冊セット> なるものを作ってみた。

 向かいのビルで清掃の仕事をしている常連の姐様が、ひょっとしたら福山ファンかもしれない。 午後になり、ちょうどよい按配で姐様が窓辺の拭き掃除に現れた。 手を振ると、こちらに気づいてくれた。
 それ、今がチャンスだ!
 くしろ寸劇みたい会仕込みの超絶ジェスチャーで 「福山雅治の雑誌が入荷しましたヨ。どれも美本、14冊で2,000円どえす」 とやってみた。 かなり複雑怪奇な動きを駆使したのだけれど伝わったかしら。 駄目かしら。

 『北海道夏山ガイド』 の6巻が売れる。
 2打数1安打。打率 2割3分5厘8毛。

   < ズリ山裏道の遠くへ行きたい >
 神出鬼没のズリ山さん、6月下旬は主に長崎県に出没していたらしい。 またしても長崎投函の郵便書簡に強襲される。 風景印は 大村郵便局
 ミニおてふき、それと埼玉県の明覚駅の乗車駅証明書 (昨秋より無人駅に) が入っていた。 裏面には、長崎の 女神大橋 の記念スタンプが押されている。
 これをもって初夏のズリ山確変フィーバーが一旦終了した。


2014年7月2日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第176試合


  1. 宮城谷昌光 『楽毅』 の単行本の1、2巻
  2. 高橋克彦 『総門谷R』 の第4部
  3. 「CDジャーナル」 の96年の号
  4. 森 功

 釧路発・ひと休みフリーペーパー 「Gili」 の第3号 (7月号) が入荷しました。 特集は 「即興の極意」。 はたして即興の対象は何を指すのか。 気になる方は、ぜひ同誌でお確かめください。 コラムも充実しています。

 コップの水が2階からこぼれ落ちてきた。 真下に飾っていた柚木麻子の 『その手をにぎりたい』 が犠牲になった。
 4打数0安打。打率 2割3分5厘2毛。

   < ズリ山裏道の遠くへ行きたい >
 ダイオウイカが北大通店に漂着する。
 もとい、 びっくりのしいか が北大通店に到着する。
 誰じゃ〜、こんなモン送ってきたのはァ〜〜。 などとカマトトぶるまでもなく、ズリ山裏道さんの仕業である。

 愛知県の一榮食品産のびっくりのしいかだった。 ぺらんぺらんの薄さではあるが、パッケージの全長は37センチもある。 のしいかには綴り紐が結わえてあって、郵便ハガキをお供にしている。 夕張の 登川郵便局発行のポスト型のハガキ だ。
 風景印は佐世保郵便局。 120円で届いた。 郵便配達のおじさんと顔を見合わせて笑った。 いつもすみませんね。 いいのいいの。 そういう言葉のやりとりはなかったけれど、ふたりの間には通じ合うものがあった (なんじゃそりゃ)。


2014年7月1日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第175試合


  1. 人間革命の本
  2. English Book
  3. 佐野洋子 『そうはいかない』
  4. フュージョン ジャパンCD
  5. 「太陽」 295号 ペン特集?
  6. 「芸術新潮」 2000年の50周年記念号?
  7. プリーモ 『周期律』
  8. 小檜山 博さんが
        自分の高校時代を書いた小説

 今の切手は次から次へとたくさん発行しすぎである、 子どもが小遣いで集められる趣味の範囲を超えているじゃないか、と切手愛好家の方がおっしゃる。 まわりに影響されて切手集めをしていた自分の小学生時代を思い出す。

 今出てる 「新潮45」 に評論家の人が釧路の古書店で本買ったって書いてたけど、あれ、あんたんとこの店だろ、と常連さん。 普段読まない雑誌なので、教えてもらわないと気づかない。 新刊書店で同誌を手に入れて確認する。

 エミリー娘さんがクラフト・エヴィング商會の 『星を賣る店』 を貸してくれた。図版を多数収録。 過去に手がけた装丁本の書影もたっぷりとあって愉しい。

 閉店後の出張買入で楽譜などいろいろ。 ピンク・レディーのオルゴールなんてものも。
 8打数0安打。打率 2割3分6厘4毛。

 小田光雄氏の 「出版状況クロニクル」 が更新された。 本をめぐって時代がどの方向に進んでいるのか、毎号追うとおぼろげに見えてくる気がする。
 小田氏がインタビュアーを務める 「出版人に聞く」 シリーズの 『貸本屋、古本屋、高野書店』 を先日読み終えたばかりだ。 過去が眩しすぎて覿面に気持ちが落ち込んだのだけれど。

 豊文堂書店の常連さんが書き手にまわる連載コラム 本を繋げて を更新しました。

 当サイトに 「本を繋げて」 欄が生まれるきっかけを作った豊田文夫さんの 「一撃必冊のエッセイ」 が初回以来の登場です。 約40年前の中標津町の文芸誌に載った先人のことばを拾って、地域や学校が出す記念誌の重要性を書いてくださいました。
 折りしも、北海道の人口減少の大きさを伝える 報道 が目につきます。 日本社会の変容と今後のあり方を指し示すものとして。

 過去の 「本を繋げて」 は こちら を どうぞ。


2014年6月30日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第174試合


  1. 『許されざる者』 のDVDの日本版
  2. 「グランドジャンプ」 のコミック?
  3. 『はらぺこあおむし』
  4. 『ぐりとぐら』
  5. 川又一英 『ヒゲのウヰスキー誕生す』

  < ズリ山裏道の遠くへ行きたい >
 風景印の魔術師ことズリ山裏道氏は、本日も捜査本部の目を悠々とかいくぐり意気軒昂としている。
 ズリ山じるしの封書が2通届いた。
 ひとつは 長野中央郵便局の風景印 の封書。 もうひとつは1字ちがいの 長崎中央郵便局の風景印 だった。 消印の日付は、前者は6月27日で後者は6月28日である。
 そこに事件の影は見てとれないか。 北大通店の鬼貫警部と丹那刑事が色めき立つ。

 長野の封書に入っていたお土産、じゃなかった証拠品は、旧古河鉱業 若松ビルの栞だった。 長野県と北九州市、不可解な取り合わせだ。 両者にどんな接点があるというのだろう。
 それだけではない、夕張シューパロダムの ダムカード まで同封してある。 お、このダムカードってやつを1度手にしてみたかったのですよ。 これは集めたくなる代物だな。 ズリ山さん、どうもありがとう。 って、愉快犯に尻尾をふってどうする。

 長崎の封書は、 しめじせんべい長野電鉄 限定パッケージを流用したもの。 指紋を消さないように手袋をはめて慎重に封を切る。 よかった、しめじせんべいもちゃんと入っている。
 長野、北海道の夕張、北九州の若松、長崎……。 例によってズリ山さんは精力的に全国を飛び回っていることだなァ。 北大通店のカウンターに張りついて、しめじせんべいをぽりぽりと齧りながらひとりごちる自称捜査本部なのであった。

  「MOE」 が2冊売れる。 『はらぺこあおむし』 と 『ぐりとぐら』 を特集した号。
 5打数2安打。打率 2割3分8厘8毛。

 音楽コラム 「レコードの溝」 の正式な第1回を更新しました。 書き手は大阪在住のご常連、平位公三郎さん。
 ジャンルを固めず広く音楽を愛する方ですが、 当サイト 「本を繋げて」 内の連載 <私の青春再読> でビートルズ本を選んでおられるように、 こちらの初回でも20世紀を代表するグループの曲が取り上げられました。
 毎回難産だという <私の青春再読> の読書感想文とちがって、音楽に関しては書きたいことが次々に浮かんでくるそうな。 書き上げたコラムはすでに何本も待機中。 次回の更新は7月15日の予定です。


2014年6月29日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第173試合


  1. 子ども向けのギリシャ神話の本
  2. 更科源蔵 『コタン生物記』
  3. 松浦武四郎 『久摺日誌』
  4. ウェルベル 『蟻』
  5. 新美南吉

  < 本日店頭で採集した言葉 >
 「百田にはがっかり」 ――お客さん

 「皆さん、追悼特集好きですね。 生きてるときにかけてやれよと」 ――『山下達郎サンデー・ソングブック』

 新美南吉のほるぷの復刻 『おぢいさんのランプ』 が売れる。
 夕方6時前で店を閉める。 
 5打数1安打。打率 2割3分7厘7毛。


2014年6月28日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第172試合


  1. ハンナ・アーレント
  2. 料理の本
  3. ノロッコ号や釧路の駅の歴史の本
  4. 桜木紫乃の詩集
  5. 与謝野晶子
  6. ウォルフレン 『日本/権力構造の謎』

   < ズリ山裏道の遠くへ行きたい >
 旅先のズリ山裏道さんが北大通店めがけて放つ、企みにみちた郵便物を逐一取り上げる当欄である。
 このたび届いた封書は、長野湯田中郵便局の風景印のものだった。 中から出てきたのは、 第642回 西日本宝くじ。 くじの抽選日は昭和53年5月18日。 時空を超えてやってきた。 当たりかどうかは、わからない。
 他に、長野県中野市を宣伝する小さなカードも同封されていた。

 封書の裏面 には、秩父鉄道の SL パレオエクスプレス の記念スタンプが押してある。
 ズリ山さんは旅先でスタンプ帖を手放さない子どもだったのではないか。 折りよく次の新刊が発売されている。

 『鉄道駅スタンプのデザイン』 (青幻舎)

 2、5が売れる。
 6打数2安打。打率 2割3分8厘0毛。


2014年6月27日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第171試合


  1. 釧路の本の塊 (釧路町長・林田則友関連)
  2. 原田康子 『挽歌』
  3. フェルトの小物の本
  4. 夏目漱石 『吾輩は猫である』
  5. 明治や大正の日本画の本
  6. 『江戸の老人力』

 釧路の降雨記録が またのびる。 日中晴れていても、夜になると決まって霧がかかるからなァ。
 喫茶ラルゴの新着情報 は、日曜の リクオさん ライブの晩の濃霧に言及。

 2、4が売れる。
 6打数2安打。打率 2割3分7厘2毛。


2014年6月26日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第170試合


  釧路市の連続降雨日数が 23日にのびる

 『坑道の記憶 〜炭坑絵師・山本作兵衛〜』 の劇場公開決定。 札幌の 蠍座 でも上映する。
 ズリ山裏道さんより教えていただいた。
 0打数0安打。170試合を終えて、761打数180安打。打率 2割3分6厘5毛。


2014年6月25日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第169試合


  1. 深沢七郎 『笛吹川』
  2. 東野圭吾
  3. 浅田さん (次郎)
  4. 海堂 尊
  5. 幼虫の図鑑
  6. 青木正美のちくま文庫
  7. ちくま文庫
  8. 山口 瞳の 「男性自身」 の文庫
  9. 道内関係の本 (自然とか)

  釧路市の連続降雨日数が22日間となり、6月の最長記録を更新した。 北海道新聞の朝刊 より。

 村上春樹を買った若者がそのままお帰りになるかと思ったら、仲間2人と店の入り口のあたりでなにやら相談事をはじめた。
 「たい焼き、タリーズ (コーヒー)、ここを賭けてじゃんけんするぞ」
 念じた。 すぐに結果が出て、3人は2階の喫茶ラルゴに上がっていった。
 私の超能力が証明された。

 3、4が売れる。
 9打数2安打。打率 2割3分6厘5毛。


2014年6月24日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第168試合


  1. 江戸川乱歩とか
  2. 吉田健一
  3. NHKのステキナハンドメイド?
  4. 桜木紫乃
  5. 震災関係の本 (3・11)

 昨日の香具師の本を探しているお客さん、本店でお目当ての本を数冊見つけていかれた。

 吉田健一を尋ねたお客さんは家族に頼まれてのご来店。 在庫が何冊もあるのを確かめると、うちの人に教えてまた来ますとのこと。
 5打数1安打 (内1安打 6/23)。打率 2割3分6厘7毛。


2014年6月23日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第167試合


  1. 香具師の口上が載っている本
  2. 有吉佐和子
  3. NHKの朝ドラの原作のような本

 有吉佐和子の文庫が2冊売れる。
 前日の北海道新聞で、平松洋子が有吉玉青の 『ソボちゃん いちばん好きな人のこと』 の書評をしていたことを話すと、 お客さんもそれを読んでいた。 『ソボちゃん』 を手に入れて、ついでに有吉佐和子も読みたくなった。 確かに本屋に駆けつけたくなるような書評だった。

 香具師の口上のお客さんには、本店にそれらしき本が何冊かあることを伝える。 後日向こうに行くという。
 3打数1安打。打率 2割3分6厘9毛。


2014年6月22日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第166試合


  1. 手品に関する本
  2. 青木文庫のショーロホフ

 釧路芸術館 の 「綿引幸造写真展」 を見てから北大通に戻る。 通りには朝着いた大型客船の乗客らしき外国人がたくさん歩いていた。
 近所のローソンが北海道おみやげコーナーなる棚を作っていたのを真似して、 北海道土産になりそうな動物写真集を目につくところに配置した。

 アジア系のお客さんが入ってきた。 この辺にBOOK OFFはありますか。 そう英語で尋ねられた。 こちらのヒアリングが悪いのだろうか。 確認のため紙に 「BOOK OFF」 と書いて見せると、そうそう、それで間違いないよとお客さんが頷いた。 いろいろ堪えた。

 JR江差線の脱線事故のおかげで、翌日関東から鉄路で来釧予定だった鉄道マニアのお客さんが来られなくなった。

 ジスイズESTの朗読会帰りの常連さんから会の模様をうかがう。

 『ターベルコース・イン・マジック』 のバラ本が3冊売れる。
 2打数1安打。打率 2割3分6厘5毛。

 夜は、2階の喫茶ラルゴで ピアノマン・リクオ ライブ (フラカンさん作製の看板)。
 リクオさんのラルゴでのライブは8年連続となる。 新譜 『HOBO HOUSE』 からの選曲が中心の圧倒される歌と演奏だった。

 序盤の30分は当日券のお客さんのために階下の受付席で待機していたのだが、 通りに目をやるとライブに気づかないで通りすぎていく人ばかりだ。 多くがうつむき加減にみえる。 この音楽を聴け!という思いをこめて、入り口の扉を細めに開けた。


2014年6月21日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第165試合


  1. 石坂洋次郎 『青い山脈』
  2. 戯曲
  3. 数独の本

 バーコード博士の蔵書移動計画が1歩前進。 移動先の倉庫の改造用に注文していたドアのサッシが、この日の午前とうとう届いたということだ。

 戯曲のお客さんに本店を紹介する。 向こうで 『相寄る魂  ギィ・フォワシィ 一幕劇集』 など3冊が売れて、1安打。

 閉店後、喫茶部長を手伝って翌日のライブの会場設営。
 3打数1安打。打率 2割3分5厘8毛。


2014年6月20日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第164試合


  1. 料理関係の本
  2. 学校史
  3. ジャズの雑誌 (最近のもの)
  4. 英語の本

 開館前の 図書館 の返却ポストに雑誌を返そうとして、横手のウィンドウに懐かしいものを見つけた。 丸三鶴屋 ブックセンターの棚 だった。 や、棚自体に見覚えがあるわけではないのだけれど、「BOOK CENTER」 の字体がね、今となってはひたすら懐かしい。

 図書館の玄関から少し離れていたので、これまで気づかなかったよ。 まだ現役選手だったんだなァとしみじみする。
 エスカレーターで6階に上がると出迎えてくれた読書おじさんの銀色のマネキン像は、今どこで暮しているのだろう。

 1996年に廃業した 老舗百貨店 (後を継いだ丸井今井 釧路店も2006年に閉店) の本館6階にあった新刊書店について記そうとすると、幼少時からの他愛ない個人的な記憶に終始してしまうので省略する。

 その後雨がふる中、商店街の花植えに参加。 7丁目角の花壇の土おこしなど。 10時の開店前まで。

 昔、釧路に住んでいたという方から学校史を訊かれて、本店の方が揃っていることを教える。 日進小学校の創立100年記念誌が売れたと、後ほど本店より連絡あり。
 4打数1安打。打率 2割3分5厘4毛。


2014年6月19日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第163試合


  1. 立山の本
  2. 写真集 (釧路の夕焼けなど)

 立山収録の 『どこでもアウトドア 日本百名山を登る 下巻』 (昭文社) が売れる。 上映中の映画 『春を背負って』 の舞台が立山連峰だ。
 2打数1安打。打率 2割3分5厘3毛。


2014年6月18日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第162試合


  1. 「日本思想大系」 の新井白石
  2. 林 真理子 『白蓮れんれん』
  3. 宮部みゆき 『孤宿の人』の下巻

 園芸大臣が店まわりに置く鉢植え用にと大量の土を入手していた。 大雨の中、大臣の指示で社長のハイエースからそれらを降ろす。
 「俺の車、花屋の車かよ」 と、運転席の社長がぼやく。
 3打数0安打。打率 2割3分4厘6毛。


2014年6月17日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第161試合


  1. パソコン関係の本
  2. 上田秀人
  3. 源氏鶏太
  4. 『次郎物語』 の2〜5巻
  5. おもしろい本
  6. 宮部みゆきの時代もの

 常連さんが管内のとある学校史の編纂に携わったときの話を聞かせてくれた。 学校は子どもが主役なのだから、校長以下教員の情報は最小限でよい、 どの子が表彰されたかなど子どもたちの話題を優先しなきゃ駄目なんだ。 そう断言されていたのが印象に残る。

 地域の記念誌を編纂したこともあり、そのときに知り合った古老からは、 土地の権利をめぐる不正や住民の男女のナニについてなど、表には出せないような入植当時の揉め事をたくさん教わったという。 もちろんそうした影の部分は、出来上がった記念誌からは周到に取り除かれた。 公的な歴史はいかにして作られるかということ。

 5、6をリクエストのお客さんが、宮部みゆきの時代ものはおもしろいのよねェと言って、 文庫の宮部作品を2冊お求めになったので、2安打記録したことにしたい。 俺が法律だ!
 6打数2安打。打率 2割3分5厘6毛。


2014年6月16日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第160試合


  1. 高円宮妃久子 『写真集 寄り鳥見鳥』
  2. 北海道新聞社の 『日ロ現場史』

 公開中の新作映画 『私の男』 を見た。 93年の北海道南西沖地震から開幕する、蠱惑的な謎をはらんだ性と犯罪の劇。

 北海道東部のちいさな漁港の真冬の景観とそこでの生活が活写されていて、 この土地で長年暮らす者をも納得させる真実味にあふれているのだけれど (テレビからは サンパレスのCM が!)、 その傍らで、現実の正確な再現なんぞ知ったことかと言わんばかりに、 異界へといたる裂け目をくりかえし持ちこもうとする大胆さこそ本作の真骨頂だ。

 真情あふるる二階堂ふみをはじめ、役者が皆すばらしい。 本年屈指の1本ではないか。 舐めたり嗅いだり弄ったり、助平な指の頻出も称揚したい。 音楽はジム・オルーク。 流氷がきしむ音もふんだんにある。
 2打数0安打。160試合を終えて、724打数170安打。打率 2割3分4厘8毛。


2014年6月15日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第159試合


  1. なんか

 午後1時半から営業する。 サッカーのワールドカップは無関係。 釧路市立美術館「四神の書」 展を眺めて、他に買い物など。 本店にも寄る。

 ハメットさんに、とりおきしていたハメットの 『デイン家の呪い』 が売れる。 「なんか入ったかい」 をクリアする。
 1打数1安打。打率 2割3分5厘4毛。

 当サイトのコラム 「本を繋げて」 欄で健筆をふるう平位公三郎さん。 連載中の 「私の青春再読」 の番外編としてお書きいただいた <私の音楽遍歴> が小気味よかったので、 新たに単独の音楽コラム執筆をお願いすることになりました。
 表題は 「レコードの溝」。
 まず前口上として <私の音楽遍歴> を掲載いたします。 更新は月に2回ほどを予定。 ご期待ください。


2014年6月14日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第158試合


  1. ポール・エリュアールの
              「自由」 の一番いい訳が入った本
  2. 『ターミネーター』 のDVD
  3. 『セブン』 のサントラCD
  4. 「週刊ベースボール」 の古書

 快晴。
 
FMくしろ の昼の番組 「SCHOOL SCRAMBLE」 をインターネットラジオで聴く。 学生パーソナリティ氏が持ち時間をたっぷりと使って、北大通店推薦の弁を述べてくれた。 どうもありがとう。 先週ズリ山裏道さんからいただいたベトナム製のピコピコハンマーにも言及していて笑ってしまう。

 常連さんが地元歌人、村上きわみの歌集 『fish』 をお求めの後、2階の喫茶ラルゴへ。
 しばらくして下におりてくる。 集中の1首にある 「告解」 の読み方が手持ちの電子辞書では出てこないという。 こっかいで引けなくて、こくかい、こくげと範囲を広げても当たらない。
 店の棚から 『広辞苑 第四版』 を取り出した。 すぐに 「こっかい」 でよいとわかった。

 エミリーさんがにこにこしながらご登場。 こんなときは、たいてい好みの本を手に入れたときと決まっている。
 ポール・エリュアールの詩集はないか訊かれる。 あいにく適当な在庫がない。 エミリーさん、「昔は詩の全集なんかに入っててよく見かけたのにな」 と言って、鞄から1冊の雑誌を取り出した。 「pen」 の6月15日号 、特集は 「美しいブック・デザイン」。
 「これ見て」 と開いたページには、かの詩人の代表作 「リベルテ (自由)」 をあしらった美術品のように美しい洋書が載っていた。 一目ぼれして堪えきれずに注文してしまったという。 エミリーさんのにこにこが止まらない。

 スティングさんが2を購入。
 4打数1安打。打率 2割3分4厘3毛。


2014年6月13日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第157試合


  1. 去年の秋に出た 「釧路春秋」
  2. 宮脇俊三

 大雨。 予報がはずれて午後には止む。 それにしても今週は雨降りがつづく。 売上に響く。

 宮脇俊三の単行本が2冊売れる。 『インド鉄道紀行』 と 『増補版 時刻表昭和史』。

 地元の文芸誌 「釧路春秋」、1968年の創刊号を筆頭にバックナンバーはたくさんあるが、いちばん新しい在庫は2011年の67号どまり。 お客さんには駅前の新刊書店ブック亭が取扱店だと教える。
 2打数1安打。打率 2割3分4厘3毛。


2014年6月12日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第156試合


  1. 講談社文芸文庫のシルコウ 『儀式』
  2. 『十勝の森林鉄道』
  3. 斎藤 学 (さとる)
  4. 星野道夫
  5. 司馬遼太郎 『オホーツク街道』

 常連さんが FMくしろ の番組の出演者だった。 急遽2日後の番組用に取材を受けることになる。 ま、取材といっても問われるままにあれこれ勝手なことをくっちゃべっただけなのだが。 放送では私の妄言を常連さんがうまく咀嚼してまとめてくれるそう。

 市役所の担当氏が、出来上がって間もない 『2014年度版 くしろ地域政策本』 をお持ちになる。 釧路管内の市町村を売りこむために作られたオールカラーの冊子。 副題には 「研究・調査、ゼミ合宿のススメ」 とあり、豊文堂書店も端っこのほうに取り上げてもらった。
 上記リンク先でダウンロードできる。
 5打数0安打。打率 2割3分3厘5毛。


2014年6月11日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第155試合


  1. クラシック・ギターの教則本
  2. コミック
  3. 資格関係の本
  4. 牧野哲大
  5. わたなべまさこ
  6. 郷ひろみのレコード
  7. 雑誌
  8. 幸田 文 『動物のぞき』
  9. リンドバーグ 『海からの贈りもの』
  10. 金子鴎亭 『川端文学燦文集』
  11. 小野十三郎

 霧雨。

 北海道新聞朝刊の連載 「おさんぽ北海道」 に2階の喫茶ラルゴを載せてもらった。 「釧路市・幣舞橋、北大通かいわい」 の回。 喫茶部長の写真付きである。 他にもおなじみの場所がいくつか紹介されている。

 全道版の掲載とあって、早速札幌の岩村誠二さんから見ましたよとメールが届いた。 上記の郷ひろみを尋ねた江別の方は、同記事のおかげでうちに立ち寄ってくださった (シングル2枚お買い上げで1安打)。
 函館在住の元常連さんからも、後日ラルゴに電話あり。 家では全国紙を購読しているが、魚屋で買い物して包んでもらったのがたまたま道新の当該記事の頁だったとか。

 釧路市立美術館 で2度目の 「四神の書」 展を見てきたエミリーさん、興奮冷めやらぬ口調であなたも早く見てきなさいと急かしてくる。
 四神のひとり、金子鴎亭の10を訊かれるが、在庫なし。 代わりにお見せした道新ミュージアム新書の鴎亭の巻をお求めいただく。 2安打目に認定。
 11打数2安打。打率 2割3分5厘2毛。


2014年6月10日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第154試合


  1. 推理小説
  2. 赤かぶ検事
  3. 『ポケット オックスフォード ディクショナリー』 の革装
  4. 矢口さんのマンガ
  5. 新しいCD
  6. 大江健三郎 「セブンティーン」

 霧雨。

 当店のレコード棚で、ズリ山裏道さんが 生き別れのお姉さん と対面する。 立ち会う私はさしずめ 「それは秘密です!!」 の桂小金治か。
 冗談はともかくとして、このおふたり、赤の他人とは思えないくらいよく似ている。 ズリ山さん本人も 「言われてみれば、似てるかもしれませんね」
 わかる人だけわかる内輪ネタでどうもすみません。

 1が売れる。 「セブンティーン」 収録の新潮文庫の 『性的人間』 も売れる。
 2週間前に訊かれて本店の在庫を紹介していた岩波文庫の 『日本書紀』 の5巻、お客さんが向こうでお求めになる。
 6打数3安打 (内1安打 5/28分)。打率 2割3分6厘0毛。


2014年6月9日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第153試合


  1. 吉村 昭

 霧雨。

 吉村 昭の 『落日の宴』 が売れる。
 1打数1安打。打率 2割3分3厘7毛。


  2014年6月8日 (日)
 北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第152試合

  1. 瀬戸内寂聴 『源氏物語』 の文庫本

 霧雨。
 1打数0安打。打率 2割3分2厘6毛。


2014年6月7日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第151試合


  1. 料理の本
  2. 大月みやこのレコード

 値つけを終えた 『渡辺順三歌集 歳月重し』 (短歌新聞社・現代歌人叢書 15) をめくっていたら、 「古本屋の歌」 というのをみつけた。

  「本屋のおじさん」 と、
  近所の人にも呼ばれていて、
  いつかこの仕事にもなじんでゆくらしい。

  以前の仕事が、それとなく感じられる、
   その男に、
  一冊の本を包んでわたす。

 『烈風の街』 抄 (自 昭和九年 至 昭和十四年) より。
 年譜によると、昭和8年に創刊した 「短歌評論」 が昭和13年1月に終刊。 同年4月、世田谷下北沢に移り、古本屋大地堂を開業とある。
 昭和16年検挙、昭和18年保釈出所、昭和19年治安維持法違反で懲役2年執行猶予4年。 新興歌人連盟やプロレタリア歌人同盟に属した歌人の道のりをたどる。
 2打数0安打。打率 2割3分2厘9毛。


2014年6月6日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第150試合


  1. 渡辺淳一 『マイセンチメンタルジャーニイ』
  2. 自然の本 (ウーパールーパー系)
  3. 『サザエさん』
  4. 五木寛之 『青春の門 自立編 上巻』
  5. 書道のかなの本
  6. 『誰が小沢一郎を殺すのか?』
  7. ウォルフレン 『独立の思考』
  8. 中野孝次
  9. 三木 卓 『K』
  10. 尾崎一雄

 ご贔屓のプログレバンドが表紙の 「レコード・コレクターズ」 を面出しで飾っていたら、それが売れた。 2階のラルゴのランチを食べにきた方が、階段をあがろうとしてすぐ横の棚にあるのを見初めてくれた。 会計のとき、思わずお好きなんですねと声をかけてしまった。
 2階には職場の昼休みにお出でになるらしく、来店したときの読み物用にこの雑誌はしばらく上で預かってもらいますとのこと。 ラルゴは本のボトルキープみたいなサービスまでしてくれるのか!

 種子さんに 「十勝外焼肉暦」 をいただいた。 4月下旬から8月末まで、1日ごとに焼肉にまつわるトピックを取り上げたカレンダー。
 6月6日は 「畑で焼肉」 とある。

 書藝文化新社の 「平安朝かな名蹟選集」 が3冊売れる。
 10打数1安打。150試合を終えて、689打数161安打。打率 2割3分3厘6毛。

  < ズリ山裏道の遠くへ行きたい >
 ダメ押しのようにズリ山印の封書が到着する。 これで3日連続。 それも2通。
 日食グラス が入っていたのは、栃木の下野新聞社の封筒。 埼玉の 長瀞郵便局の風景印秩父鉄道 のSLスタンプラリーの熊谷駅スタンプが押してある。
 切手は1971年の婦人参政25周年記念切手など。 ズリ山郵便物は切手を見るのもおもしろい。

 もう1通、風景印が 神田郵便局 の郵便書簡は、裏面にJR八高線 越生駅の記念スタンプが。 封を開けると、 花園黒豚 メンコロカツサンド の包み紙がこんにちは。


2014年6月5日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第149試合


  1. 村岡花子の童話
  2. 四国八十八ヶ所に関する本
  3. 岩波文庫の 『霊操』
  4. 正宗白鳥

 開店前、お客さんのところに郷土誌本を数冊納品。 お願いしていた貴重な研究の成果をたくさんいただく。

 昼前のこと、往来をちびっこたちがやけにうろうろしている。 市内のとある小学校の3年生が社会見学で北大通の店々をまわっているのだった。 数日前に先生が説明に見えていたことを思い出す。

 今子どもたちがとなりの眼鏡屋さんに入っていきましたよ。 常連さんがそう教えてくれる。 次はうちの番だな。 入りやすいようにドアを全開にした。 幸い子どもが食いつきそうなものならふんだんに用意してある (前日ズリ山さんから届いたピコピコハンマーなど)。

 しばらく待った。 ちびっこは誰ひとりこない。 予定の時間はとうに過ぎていた。 事前にもらった用紙には 「参加人数70名 (1グループ4〜5人 16グループ位)」 と書いてあった。 その全員に振られたわけだ。 いっそ清々しいわい。
 4打数0安打。打率 2割3分5厘6毛。

  < ズリ山裏道の遠くへ行きたい >
 前日に大物が届いたからといって、ゆめゆめ油断をしてはならない。 ズリ山さんが手を緩めるはずがないのだ。 またしても旅先からの郵便物が2通届く。

 1通目は、平成26年5月9日発行の羽幌タイムス。 封書には入っていない。 62円切手と宛先と第3種郵便の赤文字をまとった横長の紙を腰巻のように巻いて届いた。
 羽幌町民のための隔日刊の地元紙だ。 「羽幌炭砿遺産の撮影を終えて」 という投稿があり目をひく。
 「鳩レース協会が十万円を寄付」 の記事を読むと、 毎年この時期、羽幌町を起点に日本最大の鳩レース、東日本チャンピオンレースが開かれていることがわかる。

 ああ、それなのにそれなのに、こんなにも羽幌づくしの同紙を、埼玉の越生郵便局の風景印と JR札幌駅の記念スタンプ で飾り立てて送るなんて。 ズリ山さんのいけず。

 もう1通は、 川崎港郵便局の風景印 が押された郵便書簡。 JR東日本 長野支社のリゾートビューふるさとの記念スタンプ付 で、発破技士のシール在中。


2014年6月4日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第148試合


  1. コミックスの古いの (『ゴッドハンド輝』)
  2. 永田方正 『北海道蝦夷語地名解』
  3. English Book
  4. English Book
  5. English Book
  6. 臨書

 過去最大のクル−ズ船寄港。 桁ちがいの大きさゆえ、いつもの釧路港の耐震旅客岸壁では水深が足りず西港に着いた。
 クルーズ船の乗客だろう、3組の外国人から English Book を問われたけれど、手ごろなペーパーバックの類いがまるでない。 その代わり、1組の方が外の均一本から 『三丁目の夕日』 のコンビニコミック本を選んでいかれた。

 当店の常連さんが発行するフリーペーパー 「Gili」 の第2号 (6月号) が出来た。 釧路の名物、海霧 (じり) にひっかけた誌名である。
 「特集 コース料理に挑戦せよ」 以下、 読めば贅沢な心持ちになれるコラムが詰まっていて、本好きを自任する方に自信をもって薦められる。 今のところ市内数ヶ所でしか配布していないようだ。 お早めにどうぞ。

 書道の本が売れる。
 6打数1安打。打率 2割3分7厘0毛。

  < ズリ山裏道の遠くへ行きたい >
 毎度おなじみ、旅先のズリ山裏道さんが不審な郵便物を送ってきた。 首をかしげる配達の人から手渡されたのは、 ベトナム製のおもちゃのピコピコハンマー。 むき出しのハンマーに切手を貼ったポストカードが綴り紐で結わえてある。
 風景印は新宿馬場下郵便局のもの。 141円分の切手で届いた。

 埼玉県の飯能郵便局の風景印に彩られた封書も同時に届く。 こちらもズリ山プレゼンツの1品。 裏を返すと、長野の 篠ノ井線の記念スタンプ が。 中から機関車型のプラスティックのバランがひらひらと落ちてきた。


2014年6月3日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第147試合


  1. 王 羲之
  2. マンガ
  3. 石川啄木 『一握の砂』
  4. イグナチオ・デ・ロヨラ
  5. 池田信夫

 前日は臨時休業。

 土曜日の晩、地元の大型書店へ行った。 『「現代思潮社」 という閃光』 という新刊書が1冊だけ棚にあるのを見つけた。 同社の元編集者がものした極私的回顧録で書きっぷりがよい。 巻末資料もついて古書の仕事にも役立つだろう。 他の本といっしょに会計をすませた。

 帰宅して気づいたことだが、新刊のはずなのに前半の頁に微妙に開き癖がついていた。
 ぴんとくるものがあった。 現代思潮社とゆかりが深い澁澤龍彦の古参のファンで、この手の出版史にも目がない常連さんである。 その大型書店に日参して情報収集のための立ち読みを欠かさないと公言している人だ。

 この日、毎日さんがご来店になった。
 現代思潮社の本を買いましたよ。 そう告げるとすぐに 「あんたか〜〜!」 と返ってきた。 毎日さん、案の定くだんの店で同書をちびりちびりと立ち読みしていたらしい。
 「一昨日行ったらよ、いつもの棚に本がなくて、うろうろ探したんだわ。 読み出して3日目くらいでこれからおもしろくなるところだったのに!」
 ワシ、新刊書店で毎日さんのお下がりを買ったことになる。 それもまた古本屋らしいや。

 毎日さんの名誉のために一言申し添えておくと、 その立ち読みには流儀があって1冊の本にかけるのは最大でも15分と決めている。 もちろん立ち読みで済ます本はごく一部であり、おもしろそうであれば即購入するのである。

 映画グッズコレクターの方が、自慢の映画チラシ コレクションの中からとりわけ珍しいものを見せてくれた。 『キャノンボール 2』 の出演スター別セットをはじめ、異種デザインものが何十組もファイルされていて眼福だァ。

 これはどこが違うかわかるかいと、『アフリカン・ダンク』 の2種類を見開きで見せられるが、パッと見たところ同じじゃないの。
 そうではなかった。 コピー文 「やっと見つけた未来のスーパースターは、2m3cmのアフリカのプリンス。」 (正) が 「スーパースーター」 (誤) になっていた。 単なる異種デザインをこえてホントに間違い探しだよ。
 トンボの線が残っているチラシもいくつかあった。 エラー切手と同じで何重ものチェックをすり抜けて市場に出てしまうのだな。

 インターネット普及前のチラシ収集がいかに大変だったかの苦労話をうかがい、収集家の情熱にシャッポを脱いだ。 うむ、やっぱりフライヤーよりもチラシと呼ぶ方が気分が出るわい。

 コレクター氏からは、間違えてダブリ買いしたというDVDをいただいた。 ちゃんと見るんだよと言って渡されたのは、アメリカのTVシリーズ 『クローザー』 のファーストシーズン第8話〜13話収録の3枚組セット。 1〜7話も見なきゃいけなくなった。

 角川文庫の 『啄木歌集』 が売れる。 一昨日入荷した石垣りんが、探していた方のもとへ嫁入りする。 童話屋の 『表札など』。
 5打数2安打 (内1安打 5/30分)。打率 2割3分7厘6毛。


2014年6月1日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第146試合


  1. 釧路全体の地図
  2. なんか新しいの
  3. 岩波の本
  4. 中世のイギリス史
  5. 『カラマーゾフの兄弟』
  6. 雑誌 「パンプキン」

 豊文堂書店の常連さんが書き手にまわる連載コラム 本を繋げて を更新しました。

 岩村誠二さんが連載最新回で掲げるのは 「豊文堂書店で見つけたお宝」。 96年の初来店から今日まで、当店でお買い上げになった中から選んだ北海道本20冊です。
 我田引水自画自賛と後ろ指をさされてしまいそうですが、決してこちらから申し出たわけではありません (依頼して書いてもらったならば、『JR釧路支社 鉄道百年の歩み』 購入時のエピソードは出てこないでしょう)。

 愛読した雑誌をとおして過ぎし日を思いおこす坪内祐三の著書 『私の体を通り過ぎていった雑誌たち』 をもじって <豊文堂書店の棚を通り過ぎていった良書たち> とでも呼べそうな、売り手による感慨も湧いてきます。

 過去の 「本を繋げて」 は こちら を どうぞ。

       ×         ×         ×

 本店大爆発。 少しおいて北大通店は中爆発。

 地元のシンガーソングライター、Hさんがはじめてお見えになる。 未所持のファーストアルバムをご本人に直接注文する。 自分の分と大阪のガス人間さんの分とで2枚。

 花壇のチューリップが折られて花弁がない。 ご近所さんからいただいたもの。 昨晩、帰りがけに見たときは無事だった。 金輪際、犯人がパチンコでチューリップを開くことがないように呪いをかける。

 岩波文庫の 『里見とん随筆集』 で1安打。
 6打数1安打。打率 2割3分6厘4毛。

 小田光雄氏の 「出版状況クロニクル」 が更新された。 釧路の コーチャンフォー の東京出店について小さく触れている。 「人文会ニュース」 の詳しい内容は、リンク先をたどって熟読。


2014年5月31日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第145試合


  1. 高島暦
  2. 子ども向けの 『三国志』
  3. 羽生輝さん挿画の原田康子 『海霧』 の復刻版
  4. パソコンの本
  5. 新田次郎
  6. 筒井康隆

 くしろ チューリップ&花フェア の前日祭や 伊福部昭 幣舞生誕百年記念祭コンサート など大きな催しの開催日だった。

 開店前、出張買取へ。 道外に引っ越すご夫婦から詩歌を中心にダンボール6箱分を譲ってもらった。 前日フラカンさんに訊かれた石垣りんも数冊あり。
 地下の車庫にあった数十冊がべろんべろんにムレていた。 天気がよいので陰干しする。 はたして何冊救いだせるか。

 マンガ版 『麻雀放浪記 Classic』 をカバー補修のため除けていたら、それに目を留めた喫茶部長が映画 『麻雀放浪記』 を熱く語りだす。 浜村 淳なみにラストまで話しかねない勢い。 主要人物を演じた役者が数年前、釧路での演劇公演の際、2階の喫茶ラルゴに来てくださったとか。

 道央方面からお越しのお客さんが新田次郎のファンだった。 『永遠のためいき』 の初刊本など、4冊をお求めに。 そろそろ閉めようかというころ、その方が再来店する。 さっきは家族がいてよく見られなかったと、新田次郎を2冊追加していかれる。
 6打数1安打。打率 2割3分7厘0毛。


2014年5月30日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第144試合


  1. 俳句の本
  2. 石垣りん
  3. 小池龍之介
  4. 法律関係の本
  5. 札幌農学校のスポーツの歴史が書いてある本
  6. レタリングの本

 毎日みえる毎日さんに、 『DVD BOOK 桂 枝雀 名演集 第2シリーズ』 の出たばかりの第1巻を貸してもらう。 昨年は同じく第1期の全5巻を出るたびに見せてもらって楽しんだ。
 落語家では桂 枝雀が一等好きだとおっしゃる毎日さん。 時折その風貌が枝雀そっくりに見えるときがある。

 ご近所の営業さんから最近の創作活動について話をうかがう。
 以前画集の束見本など店で売るには少々難ありの大型本数冊を差し上げたのだけれど、 それらは順調にスクラップブックとしての役目をはたしているそうだ。 いろんな紙ものをぺたぺたと貼り付けるうちに、がびがびでごわごわのマタンゴみたいな異形の物体に変容しているとも。
 いずれ営業さんの個展で出品作として再会できるにちがいない。

 1、3、6が売れる。
 前日 「芸術新潮」 の中村好文の号を尋ねたお客さん、 本店の在庫を紹介したのだが、無事に向こうで入手できたそう。 わざわざこちらに伝えに来てくださる。
 6打数4安打 (内1安打 5/29分)。打率 2割3分7厘7毛。


2014年5月29日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第143試合


  1. 新しいの (池井戸 潤 『空飛ぶタイヤ』 の下巻)
  2. 借用書
  3. 「芸術新潮」 の中村好文の号
  4. フォスター 『インドへの道』
  5. 遠藤周作
  6. 英語で読んでるテープ
  7. 石川達三 『人間の壁』
  8. 「高野切」
  9. ハーモニカの本
  10. 小島信夫 『別れる理由』
  11. オセロの本
  12. 雑誌 「料理通信」

 植物部のたにさんがお見えになる。 借りている多肉植物の鉢植えが順調に育っているかの抜き打ちチェック。 特に問題はないようだった。
 目下、たにさんのお宅の庭では、しぶとい生命力を誇るたんぽぽ星人と地球人類 (たにさん) との総力戦が繰り広げられているという。

 4、8、9が売れる。
 12打数3安打。打率 2割3分3厘7毛。


2014年5月28日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第142試合


  1. 岩波文庫の 『日本書紀』
  2. 岩波文庫の河上肇の 『自叙伝』
  3. 岩波文庫のトルストイの 『アンナ・カレーニナ』
  4. 岩波文庫のドストエフスキーの 『作家の日記』
  5. 平凡社ライブラリー
  6. 東洋文庫
  7. 『夢声戦争日記』
  8. マルケス 『百年の孤独』
  9. 講談社学術文庫の山折哲雄 『日本人と浄土』
  10. 山本七平

 1から9まで、ひとりのお客さんの前に凡打の山を築く。

 山本七平 『空想紀行』 が売れる。
 10打数1安打。打率 2割3分3厘4毛。


2014年5月27日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第141試合


  1. 昔あった 「北海道こども博覧会」 の本
  2. 『北海道 夏山ガイド』 の2巻
  3. 梨木香歩

 ネット通販で受けた注文品が見つからない。 駅裏の白金町で古物商を営み30数年になるT川さん (仮名) から、そう訴える電話がきた。
 本の山に埋もれているのか、あるいは販売記録に不備があってすでに店頭に存在しないのか。 こうしたことは年に何度か起こるようだ。
 悲観していたら、数時間たってあったあったと連絡がくる。 保管していたはずの棚とはかけ離れたところに隠れていたという。
 「僕の青春を返して」 と疲れきった声で話すT川さんだったけれど、ご自身で招いた結果ともいえるのでやむを得ない。

 携帯電話が鳴る。 父からだった。 『北海道 夏山ガイド』 の2巻目 (表大雪) を売ってくれという内容。 電話をかけてくることなどめったにないので、一瞬なにか悪い知らせなのかと思った。 在庫ありで1安打。
 3打数1安打。打率 2割3分5厘5毛。

  < ズリ山裏道の遠くへ行きたい >
 旅先のズリ山裏道さんから郵便物が届く。
 今年の2月に行われた 東京都知事選挙の選挙公報 が収まっていた。 16人もの候補者の立候補の弁が載っている。 泡沫候補に度外れた人物がいて、ドクター・中松がかすんでみえる。
 ちなみに風景印は江別市の野幌郵便局。


2014年5月26日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第140試合


  1. 梶井基次郎 『檸檬』
  2. いいもの
  3. 『乃木希典全集』
  4. 佐藤賢一 『フランス革命』 の文庫本
  5. 『北海道 夏山ガイド』 の道東の巻
  6. 『北海道 夏山ガイド』 の3、4巻

 新潮文庫版の1が売れる。

 数日前、山登りに目覚めた父親に 『北海道 夏山ガイド』 (北海道新聞社) の在庫を訊かれていたのを書き漏らしていた。 道東の巻がほしいというので、私が店にある分から買ってプレゼント。 内容がよかったらしく、その後、3巻 (東・北大雪、十勝連峰) と 4巻 (日高) もリクエストされていた。 どちらも在庫あり。 後の2冊は贈り物ではなく購入してもらった。
 そういう次第で、2打数2安打をこの日の成績に加えておく。
 6打数3安打。140試合を終えて、621打数146安打。打率 2割3分5厘1毛。


2014年5月25日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第139試合


  1. 新潮文庫の 『ハムレット』

 先週末のことである。 20歳くらいの若者グループが 「あっ、この匂い好きかも」 「落ち着くゥ〜」 などなど、 こちらをうれしがらせる会話を交わしながら物珍しそうに店内をみていった。
 先月は 「いい匂〜い。おじいちゃんの家みたいな匂いだ」 と入ってきたカップルがいた。 平成生まれにも郷愁を誘うアロマだったとは知らなんだ。 「おじいちゃん、お口クサ〜い」 でなくてよかったわい。

 以前、マイケルさんと話していて、古書店が醸しだす独特の匂いを瓶詰めにして売ったら愛書家の皆さんにうけるかもしれない、 新刊書店にばら撒いたら古本テロじゃ〜ッ、 などと盛り上がったことがあったけれど、 そろそろ私も古本調香師の肩書きをぶちあげてみようか。
 へっへっへ、もちろん来月あたまの くしろ港まつり にあわせて、 いかがわしい香具師の手つきで自店の香り詰めの瓶を売り出しにかかるのである (ジュースキントの 『香水』 を読んだせいで頭がおかしくなっている)。


 そんな思いつきを当欄に記したのは、もう2年近く前のこと。 最近になって、 古書の香りがするアロマキャンドル が発売されていることを知った。
 1打数0安打。打率 2割3分2厘5毛。


2014年5月24日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第138試合


  1. チラシやポスターが載っている本
  2. 色紙とか紙もの
  3. 藤田宜永
  4. 相撲関係の本
  5. 武道系の本

 北海道新聞折込のフリーペーパー 「生活情報 fit (フィット)」 の最新6月号に、2階の喫茶ラルゴのメニューを載せてもらった。 「月刊fit プチ特集 私が愛する食べ合わせ delicious tag!」 という頁。 読者モデルの方が、茄子と自家製ベーコンのトマトソース・スパゲティを薦めてくださっている。
 喫茶部長が 喫茶ラルゴの新着情報 を更新しないので、代わりにこちらで報告しておく。

 自身が参加する各種催し物のチラシを配布中のエイヨー氏がお立ち寄りに。 最近の豊文堂の作文は笑えるものが少ない、ここに置いてある 「チビスロウ」 はタダじゃないのか、この本は内容が古いからもっと値段をさげるべきだ、などのお小言を頂戴する。
 こう書くとエイヨー氏がひどくたまらん人物であるようだが、そんなことはない。 もちろん氏一流のジョークである。 ジョークだよね。

 切り絵さんから1の問い合わせ。 適当なものがなく本店を紹介すると、後で河出の 『文藝別冊 花森安治』 をお買い上げいただいたと向こうから連絡がくる。 なんとなく安打にしておく。
 5打数1安打。打率 2割3分2厘8毛。


2014年5月23日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第137試合


  1. いいもの
  2. 絵本や児童書
  3. 何年か前に出た釧路の写真集
  4. 道新の 「自然ガイド」 の阿寒
  5. 『ほっかいどう百年物語』 (中西出版) の9巻目
  6. 「北の魚図鑑」?の上下巻

 肌寒い日がつづき、今週になってまたストーブをつけだす。

 2階の園芸大臣に届く某社のダイレクトメールの宛先がずっと 「宝文堂書店」 のままである。 縁起がいい、のか。

 2が売れる。
 6打数1安打。打率 2割3分3厘1毛。


2014年5月22日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第136試合


  1. マンガの描き方の本
  2. 帆
  3. ?
  4. 田村隆一の詩集
  5. 日本の三重塔、五重塔の本
  6. 韓国の観光ガイドか地図
  7. 渡辺京二 『逝きし世の面影』
  8. アイヌのチャシについて書いてある本
  9. 北 杜夫

 風が強い日だった。
 帆を尋ねてきたのは、自転車でお越しの画伯である。 曰く 「今日みたいな日に自転車に帆があれば、漕ぐときに楽でしょ」

 外国人のお客さんに松浦昭次 『宮大工 千年の知恵』 が売れる。 かろうじて5に引っかかったろうか。
 3は自分で書き残したメモの字が読めなくて。
 9打数1安打。打率 2割3分3厘8毛。


2014年5月21日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第135試合


  1. 奥田英朗
  2. おもしろい本
  3. 『パピヨン』 のDVD
  4. 谷川俊太郎
  5. 山本夏彦の単行本

  < ズリ山裏道の遠くへ行きたい >
 今、私の右手は、 木村パスチャライズ フルーツ・オ・レ の円い紙の蓋を握りしめている。 福島県いわき市が製造元。 2014年5月20日と刻まれている。
 一方左手には、 鉄道歴史パーク というところが発行した硬券が収まっている。 十河信二記念館発 四国鉄道文化館行きの鉄道切符を模したものだ。 同パークの所在地は愛媛県西条市。 印字を信じるならば、発行日は平成22年9月20日となる。

 どちらもひとつの郵便書簡から転がり出たのが不可解きわまりない。 右手と左手が釣りあわなくて地軸が傾いてしまいそう。 そればかりではない。 書簡に押された風景印は横浜市役所内郵便局だった。 日付は5月19日。
 いずれも日時と場所が見事なくらいに一致しない。 差出人の愉快犯、ズリ山裏道氏の黒い哄笑が目に浮かぶようだ。

 無意識のうちに上記のパーツを用いて、 顔を作っていた

 山本夏彦 『毒言独語』 の初刊本が売れる。
 5打数1安打。打率 2割3分5厘6毛。


2014年5月20日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第134試合


  1. 自転車の雑誌
  2. 平野威馬雄 『円盤に乗った青年のマジメな話』

 朝、某所へ出張買入。 ダンボール十数箱分。 車に詰めこむだけ詰めこんで本店に運びこむ。 精算は後ほど。
 11時に北大通店を開ける。

 2の平野威馬雄の本は本店に在庫あり。 お客さんに教えるとあちらに向かわれたが、値段の面で折り合わなかったよう。 その代わり別のふしぎ研究本 (当店ではそう呼んでいる) をお買い上げいただけたとのこと。
 2打数0安打。打率 2割3分5厘9毛。

  < ズリ山裏道の遠くへ行きたい >
 旅先のズリ山裏道さんから、前日につづいて2通目のお便りが届く。 5月18日の いわき郵便局 の風景印。 封をきると、 ナイアガラ駅の硬券 が出てくる。 って、その駅どこよ!
 券の裏には 「鉄道ムードのカレーのお店」 とあった。


2014年5月19日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第133試合


  1. 資格取得の本
  2. 渡辺淳一
  3. 更科源蔵 『コタン生物記』 の3巻本

  < ズリ山裏道の遠くへ行きたい >
 相撲の番付表 が送られてきた。 現在行われている五月場所のものだ。 わざわざ国技館で手に入れたのだろうか。 肥薩おれんじ鉄道 のオリジナル封筒に入っていた。 これもわざわざ熊本か鹿児島で……。
 風景印は5月17日付けのもの。 中野郵便局 からだった。 同名の郵便局は全国各地にあるようだが、これは東京都中野区だった。 ちなみに切手は、EH10形の鉄道切手62円と、万国郵便連合100年記念の20円。
 当欄ではおなじみの愉快犯、ズリ山裏道さんの仕業だった。 あぁ、私も知らない街を歩いてみたい、どこか遠くへ行きたい……。
 3打数0安打。打率 2割3分6厘7毛。


2014年5月18日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第132試合


  1. 中国の中国語の本
  2. ジョセフィン・テイ 『時の娘』
  3. エド・マクベイン 『キス』
  4. コリン・デクスター 『オックスフォード運河の殺人』
  5. コリン・デクスター 『ニコラス・クインの静かな世界』
  6. 田山花袋の 「小僧の思い出」?
  7. 鳥の本
  8. 『北海道の植物』 の新しいの
  9. 清水義範

 タイヤとエンジンオイルの交換を終えて、昼すぎに店を開ける。

 ハメットさんが2〜6のリクエスト。 田山花袋の 「小僧の思い出」 とやらの収録本を訊かれるが、わからない。 ハメットさんもうろ覚えで小説なのか随筆なのかもはっきりしない。 別の小説家の似た題名のことをいってるのだろうか (志賀直哉とか)。
 岩波文庫の花袋の 『東京の三十年』 を勧めたら、これかもしれないとお求めいただけた。 あやふやだけれど安打にしておこう。
 前回訊かれた藤沢周平の 『消えた女』 もその後入荷していて追加購入。

 バーコード博士に清水義範の 『新アラビアンナイト』 が売れる。
 9打数3安打 (内1安打 5/4分)。打率 2割3分8厘0毛。


2014年5月17日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第131試合


  1. アース・ウィンド・アンド・ファイアーのCD
  2. 雑誌 「ケランケラン」
  3. 司馬遼太郎
  4. 外の50円のような時代物の安いの
  5. 原田康子 『挽歌』
  6. 他に原田康子
  7. 捕物帳とかまとめてあるの
  8. 写真集
  9. マンガ
  10. 最近の推理小説
  11. 民藝運動の本

 常連さんが生徒会長だった。

 司馬遼太郎の 『項羽と劉邦』、原田康子の文庫5冊が売れる。
 11打数2安打。打率 2割3分6厘5毛。


2014年5月16日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第130試合


  1. 水上 勉 『若狭』
  2. 志賀直哉 「城の崎にて」
  3. 渡辺淳一 『失楽園』
  4. 他にあいつの本 (渡辺淳一)
  5. 今売れてる本なにか
  6. 川北義則
  7. ジャパニズム
  8. 桜井 誠

  「城の崎にて」 を収録した新潮文庫が売れる。 「今売れてる本なにか」 を誉田哲也でクリアする。
 8打数2安打。130試合を終えて、564打数134安打。打率 2割3分7厘5毛。


2014年5月15日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第129試合


  1. 滋賀県の観光ガイドみたいな本

 市内の某会館にて、釧路古書籍商組合の総会 及び 交換会が開かれ、道東一円の組合加盟店7軒が1年ぶりに勢ぞろいする。 社長は欠席。 私は新事務局担当としてあたふたと動きまわる。

 昨年の当欄でも記したように、当地の交換会は開催数も古書の出品数もごくささやかなものではあるけれど、 範囲が広いためふだんは顔をあわせることがない組合員同士の情報交換の場としても大事な催しだ。
 次は今秋、どこかの温泉地で1泊しての交換会になる予定。

 午後2時すぎより店を開ける。
 1打数0安打。打率 2割3分7厘4毛。


2014年5月14日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第128試合


  1. ターシャ・チューダー
  2. 『万葉集』
  3. 絵画の本
  4. 謝肉祭について書いてある本
  5. 梓 林太郎
  6. 『ザ・シークレット』 というタイトルの自己啓発の本
  7. 時代小説

 植物部のたにさんが、今年も 多肉植物の里子 を連れてきてくれた。
 赤くて葉先がとがってるのが <紅葉まつり>、 緑で葉先がとがっていてアーティチョークみたいになっているのが <スノージェイド>、 ジェリービーンズ的な形のプリッと緑色の方が <乙女心>、 同じプリッと小さい赤い色のが <虹の玉>。
 以上、たにさんの説明の受け売りである。

 これから晩秋まで北大通店でお預かりすることになる。 ぷりぷりしていて美味しそうと、常連さんらの評判も上々だ。 食いしん坊の皆さんの魔の手から守りきることも大事な任務といえよう。
 どの子も脱落することなく育て上げなければならない。 ま、育てるといっても天気がよい日はお日さまにあてて、時々水をあげるだけの話なのだが。

 夜になって突然の雷雨。 油断していた。 外の均一本ウン10冊がいっぺんに資源ごみに。 雨はすぐに止む。

 『テンペラ画ノート』 が売れる。
 7打数1安打。打率 2割3分7厘8毛。


2014年5月13日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第127試合


  1. 渡辺淳一さん
  2. DVD
  3. 前来たときあった明治の洋画の図録
  4. 雑誌 「faura (ファウラ)」
  5. 桐山靖雄
  6. 伊集院 静

 2階の喫茶ラルゴは今週いっぱい園芸部長が所用でお休み。 昨秋まで勤めていたパートの方が助っ人に来てくれて、2階はオールライダー大集合のように。

 前日、 釧路地方の桜の開花宣言 がでた。 画伯の履物も下駄になって、からんころん言わせてお見えになる。

 『カサブランカ』 などの映画DVD数枚、北海道立近代美術館の 『明治の洋画』 の図録、伊集院 静の文庫2冊が売れる。
 6打数3安打。打率 2割3分9厘0毛。


2014年5月12日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第126試合


  1. 僕の好きそうな古美術系の本
  2. 医学の本
  3. 「原色 日本の美術」 の30巻
  4. 『窓ぎわのトットちゃん』

 最近お客さんがイラスト描きに凝っている。 仮にその方をX氏と呼んでみよう。 X氏が目標とするのは雑誌の読者欄に自身のイラストを載せてもらうこと。 そのために各誌の締切りにあわせて精力的に投稿している。
 各誌と記したのは伊達ではない。 この雑誌低迷の時代に身銭を切って30数誌を購読しているのだから。 対象が多いと毎日が締切りみたいなものだ。 休む暇がない。 睡眠時間をけずって絵を仕上げるのでつねに寝不足気味のX氏である。
 甲斐あって 「ホットミルク」 誌の みるくほぅる賞 (というのがあるそうだ) に入賞するくらい腕をあげた。

 駅裏の白金町で古物商を営み30年になるT川さん (仮名) のもとに、 出来上がったイラストをせっせと見せに訪れていることは向こうから伝え聞いていた。 私にも見せてほしいとT川さんを通じてお願いしていたら、 この日X氏が北大通店に遊びに来てくださった。
 以前からたびたびお出でになっていたX氏に、まさかこの方面の絵心があるとは知らなんだ。 予想以上に描きなれた筆致である。 賛辞を伝えると、X氏が照れ笑いをみせた。

 「先生、出来ました〜〜ッ!!」
 どうしてそうなるのか理屈はよくわからないのだけれど、いつもそう言ってT川さんの店に投函直前のイラストを持ちこむX氏である。 見せるだけでは足りないらしくコピーした絵を寄贈しているともいう。 これ、何かの拍子に見つかったら全部T川さんの趣味 (性癖) と思われるな。

 えーと、誤解がないようにお断りしますと、X氏が投稿している雑誌というのは8割がた成人コミック誌です。 悪しからず (追記:後日、ご本人から9割の誤りであると訂正が入る)。
 本稿は、X氏の承諾を得ています。
 4打数0安打。打率 2割3分6厘1毛。


2014年5月11日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第125試合


  1. 横光利一
  2. 樺太の本
  3. 沢木耕太郎

 前日の清掃を機にショーウィンドウまわりに積みあげていた展示本を片づけることにした。 おかげでお客さんがショーウィンドウ内部に足を踏みこめるくらいすっきりと。 ずっとこの調子を維持したい。

 ほるぷの復刻版の横光2冊、『テロルの決算』 が売れる。
 3打数2安打。打率 2割3分7厘9毛。


2014年5月10日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第124試合


  1. 日本野鳥の会が出してる 『日本の野鳥』
  2. 杢田たけを
  3. オードリー・へプバーンの写真集
  4. 相撲の雑誌
  5. 朗読のCD
  6. 松浦弥太郎
  7. 柳田國男 『遠野物語』
  8. 色川武大 『なつかしい芸人たち』
  9. 河合隼雄 『こころの読書教室』
  10. 海音寺潮五郎 「唐芋侍」?
  11. 最近出たフリーペーパー
  12. 昔ここで買ったなんだかの
               おもしろい本って題名にあるやつ
  13. 菱川善夫

 2階の喫茶部長の提案で、開店前にショーウィンドウ内部の拭き掃除を行う。 行うといったって、長梯子をのばしての 高所作業は喫茶部長に任せて 、私は梯子をささえる補助係。 親亀こけたらみなこけたにならないよう気合を入れた。
 数年ぶりの拭き拭きでウィンドウは見ちがえるようにきれいになった。

 杢田たけをのお客さんに本店在庫の図録を紹介。 首尾よくお買い上げいただける。
 別のお客さんには芳賀書店のデラックスカラーシネアルバムのヘプバーンが売れる。

 11は日曜日の当欄で紹介した創刊まもない地元のフリーペーパー。 早くも注目を集めている。 クリアできたので、1安打追加する。

 12は商店街の重鎮のリクエスト。 なにかと思えば、戸板康二の 「ちょっといい話」 シリーズのことだった。 在庫なし。 代わりにお見せした同じ戸板の 『すばらしいセリフ』 が売れたので、安打認定したい。
 13打数4安打。打率 2割3分5厘5毛。


2014年5月9日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第123試合


  1. 前にあった薄くてこのくらいの
                   大きさの世界の美術の本
  2. 「北海道の山の光と影」?

 NHK放映の韓国ドラマ 『トンイ』 がとうとう最終回を迎えた。 や、私は関心がないのだけれど、2階の喫茶部長と常連の毎日さんのふたりがやけに熱心に視聴していたのだ。
 「2階の彼は最終回見たのかな」 と気にする毎日さん。 滅多に上にはあがらない方である。 今週はタイミングが合わなくて、ご両人まだ顔を合わせていない。

 さて、そんな毎日さんの気も知らずに、空いた時間に喫茶部長が下りてくる。 まわりに仲間がいないからだろうか。 見ていない私に向かって 「トンイ」 終盤の見どころを、思い入れたっぷり固有名詞たっぷりに解説していく。
 喫茶部長の宮廷ドラマへの愛がほとばしる。 その長広舌を私の不用意なひとことがおじゃんにする。
 「ところでそのトンイって人は男なの?女なの?」

  < ズリ山裏道の遠くへ行きたい >
 陸別町の風景印が押された 大き目の封筒 が届いた。 愉快犯ズリ山裏道氏の仕業であることは言うを俟たない。 道の駅 オーロラタウン93りくべつ の記念スタンプにも彩られている。
 触ってみると中身はごつごつとしてなにか大物のようだ。 封を切る。 梱包材のプチプチに包まれた 50mlの酒の小瓶 だった。 それも台湾は台北市産の酒の。
 2打数0安打。打率 2割3分3厘7毛。


2014年5月8日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第122試合


  1. 昔の小説 (山手樹一郎、源氏鶏太、中野 実)
  2. 演劇、戯曲の本
  3. 藤田宜永
  4. ディネーセン 『アフリカの日々』
  5. 開高 健

 常連さんからプリンターをいただく。 店で使っているのが不調だったので大いに助かる。 どうもありがとうございます。

 開高 健 「オーパ」シリーズの大型本5冊が売れる。
 5打数1安打。打率 2割3分4厘7毛。


2014年5月7日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第121試合


  1. 俳句の本
  2. 読書大賞の本
  3. 渡辺淳一 『廃礦にて』
  4. 雄別炭礦関連の
  5. 私に合う本

 前日は臨時休業。

 ズリ山裏道さんご来店。
 人は自分とはかけ離れたものに憧れを抱いてしまうのか。 前回同様、やっぱり白泉社の 「MOE」 に手をのばしてしまうズリ山さんである。 MOE寄りのときだけは謹んで萌山裏道の名でお呼びしたい。

 ズリ山さん、もとい萌山さんったら、 「こういうの好きな人って、きっと紙袋に入った焦げててガサガサした美味いクッキーなんかを紅茶といっしょに食べながら読むんだろうなァ。 上品だよなァ。 オレなんかミスターイトウのクッキーだものなァ」 などと大雑把な妄想をふくらませて感心している。

 文藝春秋の 『最新 俳句歳時記』 の全5巻セットが売れる。
 2の読書大賞というのは、本屋大賞のことだと思う。
 5打数1安打。打率 2割3分5厘0毛。


2014年5月5日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第120試合


  1. 百科事典
  2. 便所
  3. 「山本周五郎全集」
  4. 電話くれだの載ってる本 (テレクラのことか?)
  5. 黒田重太郎
  6. 奥平康弘 『治安維持法小史』

 震え上がり縮み上がるくらい低調なゴールデンウィークであることよ。

 「NHK ラジオアーカイブス」 で原田康子が釧路のこと話したのをやっていたぞと、情報屋を任じる毎日さんから教えてもらう。 この日が再放送だったので、もう聞けない。

 在庫お問い合わせを看板に掲げる本欄である。 「便所貸して」 だと載せられないが、「便所ない?」 と訊かれてしまったらカウントするしかなかろう。 便所ありますの北大通店なので安打扱いにする。

 他に、新版の周五郎全集の20、22巻が売れる。
 3打数0安打。120試合を終えて、510打数120安打。打率 2割3分5厘2毛。


2014年5月4日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第119試合


  1. 新しいの
  2. 藤沢周平 『消えた女』
  3. 「ラビは殺された」 だか何だか?

 1〜3とハメットさんの問い合わせ。 全滅。 思いきり肩を落とされる。 ご、ごめんなさい……。 自分の倍くらいの年齢の方に盛大にため息つかれると、こちらもこたえるっす。
 ハードボイルドもイケるハメットさんなので、藤沢周平ではなくマイクル・Z・リューインの 『消えた女』 を駄目もとで勧めてみたが、 すでにお読みだった。

 お客さんがフリーペーパーを創刊。 うちの店でも置かせてもらえることになった。 カクテル入門と題した特集を中心に、粋なコラムが姿のいい文章でいくつも散りばめてある。
 詳述は止められたのでこれくらいにしておくけれど、あんまり出来がよいので当欄でもさらっと触れてみた。 ここで取り上げなくても他所で話題になるだろう。
 3打数0安打。打率 2割3分4厘1毛。


2014年5月3日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第118試合


  1. 沢木耕太郎
  2. アイヌ関係の本
  3. 倉本 聰 『北の人名録』

 2階の喫茶ラルゴが6日までの連休に入った。

 植物部のたにさんから、相模原で捕獲したという紙魚が送られてくる。 間違った。 紙魚のイラストの栞 だった。
 リアルな紙魚だぜ。
 「川島さんを見付けましたので送ります」 とコメントが付いている。 ついに我、人外の身となりおおせたか。 ザムザ meets 粗忽長屋の味わいもある。

 三重の007さんからは転勤通知のハガキが届く。

 二人連れのご婦人。 会計を終えたおひとりが店のレコード棚を眺めながら、 「うちの旦那のレコードさ、去年黙ってフリーマーケットで売っちゃった。 聴かないくせに 「これは俺のだ」 ってうるさいの。邪魔くさいし。 きれいなやつ何十枚か持っていって、1枚100円でみんな売れちゃった」 「あらァ、そんなことしたら、旦那さんないのに気づくでしょ」 「それがね、気づいてないの。またやってやろ」

 沢木耕太郎のお客さん、具体的には 『深夜特急』 の文庫の3巻をお探しだった。 棚にその巻だけあってお求めに。
 「さっき行った本屋には3巻だけなかったんですよ。 他の巻はあったんで買いました。 全巻揃ったんだけど、なんか怖いな」
 旅行中でこれから列車に乗るという。
 3打数1安打。打率 2割3分5厘5毛。


2014年5月2日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第117試合


  1. ご祝儀帳

 雨。 午後に止む。

 少し前から 市立釧路図書館 のサイトで 釧路街並みアーカイブ なるものが公開されている。 図書館が所蔵する釧路管内の市町村の風物をうつした写真のデータベース。 画像は今後ますます増えていくのだろう。
 1打数0安打。打率 2割3分4厘9毛。


2014年5月1日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第116試合


  1. 柴田トヨ
  2. 与謝野晶子
  3. サトウハチロー

 豊文堂書店の常連さんが書き手にまわる連載コラム 本を繋げて を更新しました。

 鈴木好生さんが1980年代前半の小学生時代をふりかえる連載第3回です。 「あなたの知らない世界」 でトラウマを植えつけられた同年代の方も多いのではないでしょうか。 次回から中学生編に進みます。

 過去の 「本を繋げて」 は こちら を どうぞ。

 小雨。
 サトウハチロー 『オレンヂ色のコマ』 が売れる。
 3打数1安打。打率 2割3分5厘4毛。

 小田光雄氏の 「出版状況クロニクル」 が更新された。 気が重い内容ばかりだ。


2014年4月30日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第115試合


  1. ご祝儀袋
  2. 原田マハ

 釧路で一泊した ウルフルケイスケ さん。 喫茶部長が早起きして空港まで車で送っていった。 閉店してから2階の片付けのつづき。
 2打数0安打。打率 2割3分4厘8毛。


2014年4月29日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第114試合


  1. 宮本武蔵のかさばらない本 (若いころを書いた小説)

 夜は2階の喫茶ラルゴで ウルフルケイスケ ・ライブ。 熱心なファンに恵まれて大盛況である。 私は階下で受付を担当。 はじまって30分経過。 うっうっうっ、上の様子がとっても楽しそう。 当日のお客さんはもう来ないだろう。 階段をあがって応援する側にまわった。
 1打数0安打。打率 2割3分5厘7毛。


2014年4月28日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第113試合


  1. ロバート・キャパ
  2. 映画の雑誌
  3. 日本の俳優辞典
  4. ジェームズ・ディーン
  5. 洋書
  6. 辞書
  7. 手芸の本
  8. 浅田 彰
  9. 立花 隆
  10. 学研のムーブックス
  11. 本田竹広のレコード

 毎日みえる毎日さんと世間話をしているところに、2階の喫茶部長が下りてくる。
 毎日さんが 「昨日の晩のは見たのかい」 と尋ねれば、喫茶部長が 「いやぁ、録画はしたんですが、まだなんですよ」 と答える。 ふたりは、NHKで放映中の韓国ドラマ 『トンイ』 を介したポン友なのである。 見ていない私は蚊帳の外。

 「大どんでん返しがあるから早く見なさい」 とせっつかれた喫茶部長、 よせばいいのに 「え、どんな風になったんですか」 とあらすじを聞き出そうとする。
 「もしかして誰それが××するんですか」 「違うな」 「そしたら○○するとか」 「惜しい」 「ということは……」 「待て待て待て待て」
 ドラマを見てない私がネタばらしを止めに入るなんて倒錯しすぎていやしないか。 あんたたち何やってんだよ。
 大どんでん返しとやらの内容、あっさりと白日のもとにさらされる。

 おしまいまでたっぷりと話すことができて、毎日さんは満足そうに帰っていかれた。 釧路の浜村淳の面目躍如だった。

 芳賀書店のシネアルバムのジェームズ・ディーン、本田竹広のLPレコード 『サラーム・サラーム』 が売れる。
 夜は喫茶部長を手伝って、翌日のラルゴライブの会場設営。
 11打数2安打。打率 2割3分6厘2毛。


2014年4月27日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第112試合


  1. 山本周五郎
  2. 尾崎士郎 『人生劇場』
  3. 将棋の本
  4. 井上ひさし 『吉里吉里人』

 周五郎の文庫本が売れる。 新潮文庫版 『人生劇場』 の全11巻セットが売れる。
 4打数2安打。打率 2割3分7厘5毛。


2014年4月26日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第111試合


  1. 釧路の歴史がわかるコンパクトな本
  2. はたさみつる 『ぺカンペと森のカムイたち』
  3. 『雲ながるる果てに 戦歿飛行予備学生の手記』
  4. なんか俺に合う本

 JR釧路支社くしろ湿原ノロッコ号 の運行がはじまる。

  < ズリ山裏道の遠くへ行きたい >
 (承前)
 全国各地の郵便局から、北大通店めがけて風変わりな封書を繰り出すズリ山裏道さん。 今回の旅もそろそろ終点が近づいた。
 おしまい は八重洲地下街郵便局の風景印だった。

 風景印がひとつで済むように意図していた 一昨日 とは異なり、 切手の間隔をあけることでふたつの風景印を押してもらうように誘導してある。
 何故にか。
 切手が眉毛で消印が丸い目玉、郵便番号は鼻、住所は口。 誰かの顔を描きだすために。

 封を切ると、岩手県のメーカーによる 「南部せんべい たまねぎ畑」 が転がりでた。 郵便物として旅する間にエントロピーが増大し、せんべいではなく粉のお菓子に変わり果てていた。

 かくしてズリ山ウィークが一段落し、ゴールデンウィークがはじまった。
 4打数0安打。打率 2割3分5厘2毛。


2014年4月25日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第110試合


  1. ちくま文庫
  2. 釧路時代の啄木を書いた本
  3. 山中麻弓 『麝香魚』
  4. 村岡花子訳の 『赤毛のアン』
  5. 今野 敏

 プリンターの不調に翻弄される。

 高橋一美 『落第記者啄木』 が売れる。
 5打数1安打。110試合を終えて、472打数112安打。打率 2割3分7厘2毛。

  < ズリ山裏道の遠くへ行きたい >
 (承前)
 ズリ山さんの郵便物はなおつづく。 秋田、岩手ときて、お次は 福島中央郵便局から出した封書 である。
 裏を返すと 、花輪線 大更駅の記念スタンプが押してある。 秋田県大館名物の鶏めし弁当の包み紙と箸袋が収まっていた。 これは美味かったですとズリ山さんも太鼓判をおしていた。


2014年4月24日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第109試合


  1. クラシックのCD
  2. 宇江佐真理
  3. 教科書

 プリンターの不調に難儀する。
 3打数0安打。打率 2割3分7厘6毛。

  < ズリ山裏道の遠くへ行きたい >
 (承前)
 旅先のズリ山さんが送ってきたへんてこな封書をひきつづき紹介したい。
 2通目は ベトナム製の封書 だった。 年始のベトナム行で手に入れたのを温存していたのだな。 押してあるのは岩手県大更郵便局の風景印。

 裏側 は、秋田県の マインランド尾去沢 の記念スタンプが彩り、封をあけると香川県の ことでん 開業100周年のシール型記念乗車証が入っていた。 100周年は2011年の話なので、これまた時空が歪んでいる。

 前日店にいらしたズリ山さん本人の話では、 切手と切手の間に風景印がおさまるよう細心の調整をしたそうな。 察した大更郵便局局員氏が消印がひとつですむように押してしてくれたので、狙ったとおりの安定した絵柄が実現した。 ズリ山さんと局員氏との以心伝心の賜物である。 EF55型とD51の鉄道切手2種にも注目してほしい。
 ちなみに差出人はズリ山裏道ではなく、萌山裏道名義。


2014年4月23日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第108試合


  1. MJQのレコード
  2. レコードのフレーム

  < ズリ山裏道の遠くへ行きたい >
 (承前)
 4通の封書が届いた。 すべてがズリ山裏道さんの旅先からの投函でのけぞる。
 前日とは打って変わって風景印付きである。 風景印の内訳は、秋田尾去沢、岩手大更、福島中央、東京八重洲地下街の各郵便局。 前の日に届いたのが青森県だったので、たぶん東京へ向かって南下する足どりでよいはず。

 萌山裏道名義も1通混じっていた。 萌山裏道というのは、白泉社の 「MOE」 を熟読するズリ山さんの姿から思いついた冗談だったのに、これでは虚構が実体化したよう。
 ズリ山封書がくる数十分前、その 「MOE」 の最近号を十数冊買い取りしたばかりでもあった。 なんなんだ、この暗合は。 現実を侵食するズリ山マジックにおののく。

 夕方になってズリ山さん本人がお出でになる。 どんな具合に風景印が押してあるのか、自身の郵便物を確認しに来たというのだから、なんと大胆不敵な愉快犯であることか。
 切手の貼り方選び方、62円で送れる郵便書簡の利点、 フジランチは国分寺にある店なんですなどの講義に乗せられて、抗議するはずが丸めこまれてしまう私。

 4通の封書を日替わりで紹介していきたい。
 初回は 秋田尾去沢郵便局 投函のものを。 風景印に詳しい方のサイトによると、 「閉山した尾去沢鉱山の風景と鹿角市鉱山歴史館」 の図案だそう。

 インクが薄いけれど、 裏面 には青森の 弘南鉄道 の鉄道むすめの記念スタンプがある。
 封入物は、 遠軽町丸瀬布いこいの森 の森林鉄道 雨宮21号の乗車券 。 ただし日付は平成24年8月4日。 時空が歪んでいる。
 2打数0安打。打率 2割3分9厘2毛。


2014年4月22日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第107試合


  1. サラリーマン川柳
  2. 小六法
  3. ヨガ関係の本
  4. 他のレコード
  5. 新規入荷欄に載っていた 『北海道 わらべ唄』
  6. 川口松太郎 『夜の蝶』
  7. 坂村真民
  8. 白石一郎

  < ズリ山裏道の遠くへ行きたい >
 旅先から使い魔のごとく風変わりな封書を放ち、北大通店を惑乱させる愉快犯、ズリ山裏道氏。 人呼んで 「風景印の魔術師」。 1ヵ月半ほど鳴りを潜めていたが、とうとう辛抱がきかなくなったようだ。 捜査本部に新たな犯行声明が届いた。
 表面弘南鉄道裏面足寄動物化石博物館 と弘南鉄道平賀駅 (青森県平川市) 。 例によって、封書にはてんでばらばらの記念スタンプがいくつも押してある。
 中に収まるのは、有効期限ならぬ有効期間が4月29日の (?) フジランチの30円券。 フジランチってどこのなんだ。

 今回の封書は青森県平賀の4月20日の消印だった。 ただしいつもの風景印ではない。 ズリ山氏、久々の投函で感覚が狂ったのか。 さては抜かったな。 そうではなかった。 そのことは次の日に判明する (つづく)。

 藤本憲幸 『ヨガの独習』 が売れる。 2ヶ月前に訊かれた 『天と地と』 の2巻も、その後入荷していたのがお探しの方にもらわれていく。

 5の 『北海道 わらべ唄』 は、前の日の新規入荷欄の掲載本。 エミリーさんに訊かれたのだけれど、その数時間前に別の常連さんの注文が入っていた。
 8打数2安打 (内1安打 2/27分)。打率 2割4分0厘2毛。


2014年4月21日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第106試合


  1. 音楽CD
  2. 雑誌 (「アンアン」)
  3. ナット・キング・コールのCD

  < ズリ山裏道の世界白ポスト紀行 >
 ズリ山さんから連日の白ポスト画像が舞いこむ。 新コーナー誕生の予感に打ち震える。
 東北本線二本松駅 の白ポストだった。 ゴミ箱流用タイプと名づけてもらう。 それにしても 「有害図書」 という響きがどことなく郷愁をさそう。

 切り絵さんが昔好きだったウォン・カーウァイ作品にふたたびはまっている。 『花様年華』 の作中にナット・キング・コールの曲が使われているといい、CDをご所望。 店売りの在庫はないが私物の100曲入り5枚組CDがあり、見てもらう。 お目当ての歌は入っていなかった。
 その切り絵さんが2千円札でお買い物を。 1年に1度ようやく見かける類いの札になりはてた。
 3打数0安打。打率 2割4分0厘0毛。


2014年4月20日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第105試合


 ズリ山裏道さんから 世界白ポスト紀行 と題したメールが届く。 秋田県の鹿角花輪駅で写した白ポスト画像が付いていた。 釧路市内では見かけたことがないのだけれど、 自治体によっては積極的に取り組んでいるのだろう。

 この日を境に、ズリ山確変フィーバーとでも呼びたい報告ラッシュに突入するのだが、 神ならぬ身の北大通店は知るよしもなかった。

 遠方出張買入のため、午後3時までで営業を終える。
 0打数0安打。打率 2割4分1厘6毛。


2014年4月19日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第104試合


  1. スマホで見せられた洋書
  2. 数ヶ月前に来たとき
        あそこに積んであった 「ミュージック・マガジン」
  3. 藤田宜永

 大型客船が釧路に寄港する。 朝8時の入港だった。 大部分は湿原観光に出かけたのか、10時の開店後しばらく経ってもそれらしき人が見当たらない。 昼ごろになって外国人を中心に乗船客風の方が目立ちだす。
 外国からのお客さんに、こんな本はないかとスマホの画面を見せられるが、アラビア文字で歯が立たなかった。
 3打数0安打。打率 2割4分1厘6毛。


2014年4月18日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第103試合


  1. 軍歌の本
  2. 砂澤ビッキの作品が載っている本
  3. 佐々木健一 『辞書になった男』
  4. 三橋貴明

  < 今日の聞き間違い >
 2階の常連さんが、上でお茶していく前に1階にも寄ってくださる。
 最近おもしろかった本を尋ねると、
 「犬、イルカ」
 ん?
 「犬いるか」
 んん?
 「乾ルカ」
 ありがちだけれど、本当に犬とイルカに聞こえたのよ。

 バーコード博士の蔵書移動計画のその後。 移動先の倉庫を改造する話は、雪は融けたけれど寒くてまだ手をつけていない模様。
 4打数0安打。打率 2割4分3厘3毛。


2014年4月17日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第102試合


  1. お習字の本 (「香紙切」)
  2. 写真を入れる額
  3. 岩波新書の 『源 頼朝』
  4. おもしろい本
  5. 白洲正子
  6. サム・テイラーのレコード
  7. 緑青が載っている 「銀花」
  8. 書

 配布用の店の地図がなくなり、印刷する。

 同朋舎出版 「日本書学大系」 の香紙切の巻が売れる。
 8打数1安打。打率 2割4分5厘4毛。


2014年4月16日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第101試合


  1. 「原色 日本の美術」 の日本画の巻
  2. おもしろい本
  3. ハーブの本

  釧路市立博物館 の建物を擬人化した非公式マスコット、 はっくん。 博物館がある春湖台のあたりの地層から発掘されたという設定が大急ぎで練られているらしい。 はっくん生みの親の学芸員氏から聞いた話。

 「原色 日本の美術」 の近代の日本画の巻が売れる。
 3打数1安打。打率 2割4分7厘7毛。


2014年4月15日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第100試合


  1. 司馬遼太郎
  2. 女性写真集の他のやつ

 エミリーさんが2階の園芸大臣に会いにやってくる。 家庭園芸の相談だった。 しばらくして解決したらしく、すっきりした顔でお帰りに。

 文庫の 『梟の城』 が売れる。
 2打数1安打。100試合を終えて、433打数107安打。打率 2割4分7厘1毛。


2014年4月14日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第99試合


  1. 『草枕』 の復刻版
  2. その他の 『草枕』

 ダニエルさんからいただいた 「スクリーン」 の最近号を眺めている。 20数年ぶりに手にとった。
 垢抜けた誌面になったものだが、Kevin Costner は今もコストナー表記である。 他にもベニチオ・デル・トロー、マット・デーモン、ケアリー・マリガンなどなど、同誌独自の表記は枚挙にいとまがない。 一般的にはマシュー・マコノヒーで定着した McConaughey はマコナヘー。 多数派の優位とやらがぐらつく。

 偶々訪ねてきた映画好きのコナリー氏が 「スクリーン」 の頁を食い入るように見つめて、あれも違うこれも違うと数え上げる。 その声がどんどん弱々しくなっていく。 『ドグラ・マグラ』 を読み終えたばかりだといい、頭ン中がチャカポコ言っているところには刺激が強すぎたようだ。 マコナヘーマコナヘーとうわ言のように呟いて、呪いをかけられた人の危なっかしい足取りで帰っていった。

 名前に限らず外国語の日本語表記は難しい。 名前の発音を確かめられるサイト があるので、とりあえず McConaughey から試してみたい。
 2打数0安打。打率 2割4分5厘9毛。


2014年4月13日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第98試合


 北海道立釧路芸術館 で開催中の 「綿引幸造写真展 〜季ときの色いろ−フィルムがとらえた大地〜」。 一昨日のエミリーさんにつづいて、和一さんからも絶賛の声を聞く。 おふたりは、同時開催の 「江口佑子創作人形展 和みの心」 にも満足しておられた。

 はたしてどれだけの方が気づいているのか。 7年以上前から、2階の喫茶ラルゴの壁を飾ってきた映画 『かもめ食堂』 のポスターが先日ひっそりと剥がされた。
 喫茶部長が長年貼りつづけて飽きてきたこともあるが、その他にアンチかもめ派の執拗な働きかけがあったという。 柳下毅一郎の新著 『皆殺し映画通信』 の 該当頁 まで援用して、喫茶部長を丸めこんだと伝え聞く。
 ひどいわ! そんなにまでしてやり方が汚いわ!

 とまれポスターはなくなった。 アンチ派の勝利なのか。 しかし話はそこで終わらない。 この日1階古書部で引き取った本の中に、『かもめ食堂』 のパンフレットが何食わぬ顔で紛れこんでいたのだ。
 続編を作る気まんまんのホラー映画みたいな結末である。 柳下毅一郎言うところの 「スールキートス王国の底知れない力」 から誰も逃れられない。 アンチ派の人物はひどくおののいたという (ま、私のことなのだが)。

 壁の空いたスペースには、いずれ喫茶部長の最愛の1本 『ハーレーダビッドソン&マルボロマン』 のポスターが収まると思われる。
 0打数0安打。打率 2割4分7厘0毛。


2014年4月12日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第97試合


  1. 旅行に行くので小さめの短歌の本
  2. 埴谷雄高 『死霊』
  3. 字の大きな辞典
  4. 漢和辞典
  5. 美しい日本語の辞典?

 かつて某所で古書市をやっていたときお世話になった方と、 去年から店に来てくださるようになった方とが旧知の間柄だとわかる。 この日おふたりが連れ立ってお見えになった。 2階でゆっくりとお茶をしていかれる。

 講談社現代新書の 『短歌のたのしさ』、76年初版の 『定本 死霊』 (5章まで収録) が売れる。
 5打数2安打。打率 2割4分7厘0毛。


2014年4月11日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第96試合


  1. 「アサヒグラフ 別冊」
  2. クロスステッチの雑誌
  3. 内田康夫
  4. 綿引幸造

 2階の喫茶ラルゴで 「堀川世津子 作品展」 がはじまる。 地元在住の堀川さんの版画作品を10数点展示。 25日 (金) まで。

 ズリ山裏道さん作成の 「勝訴」 の貼り紙を壁に掲げてから約1ヶ月。 あんたンとこ、なんの裁判に勝ったのさ、と尋ねる方が相次いでいる。
 先週の当欄に 画像 を再掲したところ、大阪のガス人間さんから注文メールまで届いた。 もちろん貼り紙が欲しいわけではなくて、 「写真の後ろに 『中井英夫作品集』 が5冊写ってましたが、私は3冊持っているので、持ってないのがありましたら大阪箱に入れてください」 とのこと。
 「よし、そっちの店の棚、全部撮影してホームページに載っけておけ!」
 社長の指令が飛んだのは言うまでもない。

 ちなみに大阪箱というのは、ガス人間さん専用のとりおき本をしまうダンボールのこと。 同種のものとして、厚岸倉庫社長の厚岸箱がある。

 2階の園芸大臣に届いた葉書の宛て先が 「宝文堂書店」 だった。
 4打数0安打。打率 2割4分5厘2毛。

 藤プリント 写真事業部が発行する写真投稿マガジン 「フォトグラ・くしろ」。 今夏発行の第3号 「鉄道特集」 に向けて、釧路地方の鉄道風景を募集している。


2014年4月10日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第95試合


  1. 超ドスケベな本
  2. 詩の本
  3. 夏坂 健などゴルフの本
  4. 歴史の本
  5. 釧路新書の 『石川啄木』

 小学館の 「原色 日本の美術」 は相当よく売れたシリーズではないか。 これまで買取や譲渡の話があるたびにお断りしてきたけれど、故あって32巻版 (内1巻欠) を引き取ることになった。 10日前にも別のところからいただいている。 どういう風の吹き回しだろう。 見渡せば通路に 「原色 日本の美術」 30数巻が2セットも積み上がっている。

 知らないうちに2階の 喫茶ラルゴのマスコット が出来ていた。 考案したラルゴのスタッフ、フラカンさんにマスコットの名前をたずねたら、即答で 「トヨカワダイスケくん!」

 切り絵さんから 手作りの栞の新作 をいただく。 切り絵でできた美麗なデザイン。 北大通店で配布しています。

 「超ドスケベな本、ありますかァ!」 と元気よく尋ねてきたのは画伯である。 画伯が好みそうな 『外来生物が日本を襲う!』 という新書を勧めると、迷わずお求めいただけた。 問い合わせ内容に合致するかどうか微妙なところだが、ビデオ判定で安打とみなしたい。
 5打数1安打。打率 2割4分7厘6毛。


2014年4月9日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第94試合


  1. 森博嗣の教育の本?
  2. 有名な先生が書いた病気の本

 常連のお客さんが年末に亡くなっていたことを最近になって知った。 闘病中であることはご本人から聞いていた。 開店当初からのお客さんで、とある月刊誌を毎号読み終わるたびに譲っていただいた。 さばさばとした気風の人だった。 探しているものが常にあって、在庫の問い合わせを受けたのは数えきれない。 最後にもらった月刊誌は去年の11月号だった。 本と分かちがたくあるその人の記憶がぽろぽろとこぼれる。
 2打数0安打。打率 2割4分8厘1毛。


2014年4月8日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第93試合


  1. 宮澤賢治の詩集で字が大きいもの

 麻田奈美のりんごヌードは知っているかと毎日みえる毎日さん。 どうしてそんな話になったのか。 知らないと言ったらモグリだと叱られる。 ちょっとパソコンで調べてみなと。
 毎日のように斯様な個人レッスンを受けている。 おかげで偏った部位にばかり筋肉がついていくような。 でも、いいじゃないか。

 中島 敦の 「李陵」 を収録した講談社文庫が売れる。 以前、お客さんに訊かれていたもの。
 1打数1安打 (内1安打 2/25分)。打率 2割4分9厘3毛。


2014年4月7日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第92試合


  1. 岩波文庫の 『白痴』 の1巻目
  2. おもしろいの
  3. ダニエルの 『カジノ・ロワイヤル』 関連のもの
  4. 馬術の本のコピー

 2階の喫茶ラルゴのランチメニューが100円値上がり。

 白泉社の雑誌 「MOE」 を面出しで飾っている。 ズリ山裏道さんが スージー・ズー 特集号の頁を、こんな世界があるのかというように物珍しげに繰っていたので、 萌山裏道への改名を提案した。
 萌山さんの愛読書は 永田 萠 のイラスト画集。 趣味はお菓子作りになるのかしら。 匂いつき消しゴムを密かに集めていたりして。 ズリ山さんとは相容れない設定がいくつも思い浮かぶ。 ご本人は筋金入りの鉄ちゃんで伊集院リスナーの男性。 萌山さんに変身しても、すぐに化けの皮がはがれそう。
 ズリ山が萌えるといえば、 ズリ山への植栽活動 を行う団体がある。

 ズリ山さんが 『黒部の太陽 特別版』 のDVDを貸してくださる。 萌山裏道では決してできない芸当だ。 そういえば同作は、三重の007さんが選んだ昨年の劇場鑑賞映画のベスト1だった。 100本強見たという新作どもを蹴散らして堂々の1位。

 ダニエル・クレイグ ファンのダニエルさんから、映画雑誌 「スクリーン」 の最近号を何冊かいただいた。 ダニエルのグラビア頁のみ入念に切り抜かれている。 2階のラルゴの閲覧用にさせてもらおう。
 世界史の棚から 『ビエルスキ・ブラザーズ 無名の三兄弟が演じた奇跡のユダヤ人救出劇』 をお求めいただく。 ダニエル出演作 『ディファイアンス』 の原作ノンフィクションとは知らなかった。 私もこの英国人俳優にそこそこ詳しくなってきた。

 4は常連さんの忘れ物。 店内では見つからない。 他所で落としたのかも。
 4打数1安打。打率 2割4分7厘5毛。


2014年4月6日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第91試合


  1. 『鬼平犯科帳』
  2. 「アサヒグラフ 増刊」
  3. 旅行ガイド

 アイスホッケーの地元チーム 日本製紙クレインズ優勝パレード が北大通界隈で午後にあった。 釧路市役所から幣舞橋手前までの約500メートルを進むパレードなので、北大通店がある8丁目は蚊帳の外。 切り絵さんに教えてもらわなかったら、催しがあることを忘れたままだった。
 通りに出て橋の方を眺めると、あちらの沿道はたくさんの観衆が集っていた (新聞によると 1500人とか)。 まるで別世界だ。

 鬼平の文庫の6巻目、「アサヒグラフ増刊 近代日本画に見る風景」、ジローラモ 『パスタとワインと豚のシッポ』 が売れる。
 3打数3安打。打率 2割4分7厘5毛。


2014年4月5日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第90試合


  1. 着物の本
  2. 山菜の本
  3. ちあきなおみのレコード

 札幌のガスボンベ連続爆破事件。 お客さんがいくつかある現場のひとつのすぐそばに住んでいた。 警察官が家に聞き込みにきたそうな。

 ちあきなおみのレコードは、いつの頃からか、ここらあたりではまったく見かけなくなってしまった。
 3打数0安打。90試合を終えて、405打数98安打。打率 2割4分1厘9毛。


2014年4月4日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第89試合


 1日中雨。
 埼玉の知らない会社から角形2号封筒が届いた。 アダルトDVDの注文カタログだった。 商品名の干し葡萄に見覚えがあると思ったら、 昨年の当欄でも 画像をあげて 同じようなことを書いていて、イヤになっちゃう。
 注文していないのに、なぜ今年も送ってきた。

 ズリ山裏道さんから 科学映像館 のサイトを教えてもらった。 選りすぐりの科学映像を無料配信、その数660本超! 悪魔のサイトだ。 トリコじかけの明け暮れになってしまうよ。
 ズリ山さんは、 『ごちそう列車』 が気になるみたい。
 0打数0安打。打率 2割4分3厘7毛。


2014年4月3日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第88試合


  1. 司馬遼太郎 『播磨灘物語』 の文庫

  「鉱山研究」 最新号所収のとある連載を読む。
 同誌は、 鉱山研究会 (旧・金属鉱山研究会) が年に1度発行している会員向けの研究誌。 とある連載というのは、「古書籍ボタ拾い日本全国北から南から」 という。 去年の当欄では次のように紹介した。

 「古書籍ボタ拾い日本全国北から南から」 と題した連載についても記しておきたい。 金丸哲也氏が同誌の年1回の発行にあわせて、その間蒐集した鉱山・炭鉱関係の書籍を紹介するもの。
 集めて終わりではない。 すべて読みこんだ上で目配りよく的確に評していくので、 古書の売買に携わる者としても読み逃せない内容になっている。 古書店での入手記録や資料としての希少性、閲覧できる図書館にもふれている。
 「巨大なボタ山 (本の山) から良炭を探す行為 (ボタ拾い) に近いと感じますので、 古書籍ボタ拾いと名付けました」 と執筆者は書く。 読者もまたここから得るものが大きい。


 今回のボタ拾いには、金丸さんが北大通店で、京北海運株式会社の 『けいほく創業二十年』 を発見した際の顛末が記されている。 そして、地元洋食レストラン泉屋のスパカツの話題がここでも顔をのぞかせる。 どれだけ愛されているんだ、泉屋。

 コナリー氏がご来店。
 アメリカのミステリ作家、マイクル・コナリーがご贔屓の人である。 新作はいかがでしたかと尋ねたら、まだ買ってすらいないという意外な返事だった。 邦訳が出るたびに他の本を放り出して熱中する小説家なのになぜだろう。

 「だって、<ボッシュの人生最大にして、最悪の悲劇が起こる> って書いてあるんスよ。 それってボッシュの○○が××しちゃうってことに決まってるでしょ。 宮部みゆきの 『ペテロの葬列』 で心折られたばっかしの今の自分に、そんな辛い小説読めないっスよ」
 大男がおろおろしている。
 1打数0安打。打率 2割4分3厘7毛。


2014年4月2日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第87試合


  1. 『史記』
  2. 手芸の本
  3. 御木幽石
  4. 司馬遼太郎 『街道をゆく』 の単行本全巻揃い
  5. 家紋の本
  6. 釧路の地図
  7. 旧約聖書
  8. パッチワークの本
  9. 岩波新書のマルケス 『戒厳令下チリ潜入記』

 すみれファンクラブ会長から 『マッチ工場の少女』 のDVDを貸してもらった。 会長曰く、最近読んでおもしろかったのは、佐々木健一 『辞書になった男 ケンボー先生と山田先生』。 同書は、毎日みえる毎日さんも気に入っていた。

 Windows 7 に変えた途端、サイト内の表の不具合がいくつも見つかり、頭を抱える。 HTMLタグの単純な入力ミスだった。 コピペを繰り返しているうちに余計なものが混じったに違いない。 タグをいじると表記が直った。 これだからトーシローは困る。

 7の旧約聖書は、岩波文庫の 『ヨブ記』 でクリアする。 電話で訊かれた9は在庫あり。 すぐにお客さんが店にいらして2安打目。
 先月訊かれた佐野洋子は、朝日文庫の 『役にたたない日々』 が見つかった。 こちらもお客さんが見えてお求めに。
 9打数3安打 (内1安打 3/20分)。打率 2割4分4厘3毛。

   < 今日のダジャレ >
 レジカウンターの後ろの壁に 「勝訴」 の貼り紙をしている。 ズリ山裏道さんが思いついて作成し置いていったものだ。 見つけた厚岸倉庫社長が 「敗訴の紙を作ってやろうか」 というので、「敗訴はいらない」 とお断りしたら、「はい、そうですか」


2014年4月1日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第86試合


  1. ウルトラマンに関する本
  2. 昨日の道新夕刊に載っていた戦争の本
        (満山凱丈 『帰れぬ者達 沖縄戦に果てて』)
  3. 哲学系の本

 豊文堂書店の常連さんが書き手にまわる連載コラム 本を繋げて を更新しました。

 釧路在住の橋井由高さんに初めてご登場いただきます。 読書家の橋井さんらしい流麗な文章になりました。 ここで語られる 「とっておきの部屋」 というのは、きっと広壮な館の数ある部屋のひとつ。 ほかにも秘密の通路や中庭にまつわる挿話を用意しているに相違ありません。 1度きりの執筆のつもりでいた橋井さんに無理をいって連載をお願いしました。

 過去の 「本を繋げて」 は こちら を どうぞ。

 4月1日。 消費税が8パーセントに上がった。 ネット通販で世話になっている郵便料金が値上がりする。 水道、ガス、灯油が値上がりする。 電気も値上がりしそうだ。
 店の本の値札は新税の総額表示に変えている。 すでに並んでいる5パーセント表示のものは基本的に据え置き。

 毎日みえる毎日さんが、豊文堂書店に2億円もの資金援助を約束。 近々豊文堂ビルをおっ建ててくれることになった。 エイプリルフールだった。

 北海道新聞の第1面は 「南極海調査捕鯨 中止命令  国際司法裁 研究目的認めず」
  「釧路沿岸などで別に行われている北西太平洋での調査捕鯨は訴訟対象ではないが、 南極海で捕獲したクジラと同様に肉が市場に流通しており、反捕鯨国から 「商業目的」 と指摘されかねない」 とある。

 ウルトラマン特集の 「宇宙船」 が2冊売れる。
 3打数1安打。打率 2割4分2厘3毛。

 小田光雄氏の 「出版状況クロニクル」 が更新された。 強者TSUTAYAの脆弱な内実に暗澹となる。


2014年3月31日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第85試合


  1. この前あった藤枝梅安
  2. 西村京太郎
  3. 木村亨の横浜事件の本
  4. 三宅先生の本
  5. 三木卓

 前日は本店ともども臨時休業。

 所要で来釧している札幌のご常連、岩村誠二さんが北大通店に来てくださる。 お会いするのは数年ぶりになるけれど、当サイトの 「本を繋げて」 欄の執筆者としていつもメールのやりとりをしているため、久々という感じがしない。
 昭和34年の 『日本住宅公団の市街地アパート図集』 (住宅問題研究会) を見せてもらった。 札幌のススキノアパートが紹介されているが、そういえばあったかもというぼんやりした記憶しかない。

 1の 「この前あった藤枝梅安」 というのは、リイド社のさいとう・たかをのマンガ版。 尋ねたのは、数日前シリーズ中の2冊を買っていかれたお客さん。 この日残りを探しに見えたのだが、一足早く別の方に全冊売れていた。 ずいぶん長いこと棚の肥やしになっていたマンガなのに。
 時折こういうことが起こる。

 西村京太郎の文庫、現代詩文庫 『三木卓詩集』 が売れる。 4の三宅先生の本は、三宅信一 『戦雲ただよう釧根平野 生活綴方教師の受難』 のこと。 店でご覧になった常連さんが後でとりおき依頼の電話をしてきて、棚からはずす。
 火曜日に訊かれた高橋治 『風の盆恋歌』 はその後見つかり、探していた方に渡せる。

 夜は某所へ本をいただきにあがる。 人気のない構内をガラガラと台車を押して2往復。 案の定、巡回中の警備員に呼び止められる。
 5打数4安打 (内1安打 3/25分)。打率 2割4分1厘6毛。


2014年3月29日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第84試合


  1. 宮本 輝 『海岸列車』 の下巻
  2. 『道東の自然を歩く』
  3. 『道北の自然を歩く』
  4. 江戸時代のおまじない、迷信の本

 札幌の純蓮氏が訪ねてきて、およそ10年ぶりの再会をはたす。

 「これ、聴いてみて」 と、エミリーさんが携帯電話を差し出した。 水音が聞こえる。 釧路湿原の雪解け水を録音したものだった。 温根内のビジターセンターのあたりで録ったとおっしゃっていたろうか。 店内で縮こまっていては聴けない春の訪れだ。
 「この次、大阪のガス人間さんが釧路に来たら、湿原に連れていくといいよ」 と助言をもらった。
 面識がないおふたりだけれども、串田孫一の仕事部屋を復元した 「北のアルプ美術館」 を気に入っているのは共通している。 いつか引き合わせてみたい。

 映画の先生から 『ウエストサイド物語』 と 『ディーバ』 のDVDを貸してもらう。 どちらも見たのは遠い昔のこと。 くしろ寸劇みたい会の次の演し物は、ミュージカルになるかもしれない。
 先生、東京出張で見た公開中の映画 『あなたを抱きしめる日まで』 を大絶賛しておられた。 話の組み立て方や人物造形が唸るほど巧みなのだそう。
 串田孫一の本をお求めいただき、そこから彼の文章のうまさ、とりわけ読点の打ち方に惚れ惚れするという話になる。 そういえば串田ファンの先生とエミリーさんも面識がない。

 北海道大学図書刊行会の 「地質あんない」 シリーズの内、『道北の自然を歩く』 が売れる。 『道東の自然を歩く』 も訊かれるが、そちらはない。 以前あった在庫は地元だからだろう、真っ先に売れていた。 お客さんの代わりに 「日本の古本屋」 で他店に注文する。

 閉店後、喫茶えいが館 (末広町12丁目) の 「池谷和士 & 平井一彦 ライブ」 へ。
 4打数1安打。打率 2割3分4厘3毛。


2014年3月28日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第83試合


  1. スパイダーマンとか載っているアメコミの本
  2. 平凡社ライブラリー
  3. 星 新一

 新しいパソコンの操作に手こずる。 機械オンチには多機能すぎるのだ。 といっても OSは Windows 7 なのだが。 これが最新版なら、オレどうなってしまうのか。

 北海道新聞の朝刊にこんな記事を見つけた。
 「悪質訪問販売業者 大楽毛を 「だいらくけ」 と誤って発音し通報される」

 小学館プロダクションのアメコミ雑誌 「マーヴルクロス」、平凡社ライブラリーのフローベール 『紋切型辞典』 が売れる。
 3打数2安打。打率 2割3分4厘2毛。


2014年3月27日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第82試合


  1. 渡部昇一さん
  2. シェイクスピアの 『オセロー』 のDVD
  3. パコ・デ・ルシアのCD
  4. CD
  5. 工業系の本 (リスト数十冊分)
  6. カンバス
  7. 安西水丸
  8. 図書館の理念について書いてある本

 Windows XP のサポート終了 が迫っている。
 店のパソコンは今も昔もXP。 セキュリティが甘いパソコンは鍵のない家に住んでいるようなものだと、2階の喫茶部長が囃し立てる。 1月に不調の先代を予備機と交換したばかりだというのに、また買い替えなのか。
 喫茶部長がネットで注文してくれた中古の Windows 7 が、この日届いた。 鍵のある家がやってきた。

 朝刊のテレビ欄に 「釧路市に住む北海道民は、謎の鉄板料理 『ピカタ』 を食べる!?」 とあった。 「秘密のケンミンSHOW」 が釧路の洋食レストラン泉屋を取り上げたもの。
 北大通店に番組スタッフから電話取材があったのは先月の話だ。 どうして白羽の矢が立ったのかはわからないが、泉屋のピカタは好きかと訊かれた。 知らないメニューだった。 正直に告げると、受話器の向こうが押し黙った。 スタッフのがっかり感が手にとるように伝わった。

 私は帰りが遅くなり見られなかったが、大阪のガス人間さんは録画してご覧になったそうだ。 先週我々が食事をした席で撮影していたと教えてもらった (< スナック 女来里愛 > の看板は映らなかったとも)。
 ガス人間さんからは、「次に釧路に行くときは、私の目の前でスパカツを食べてください」 とリクエストをもらっている。
 8打数0安打。打率 2割3分0厘7毛。


2014年3月26日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第81試合


  1. 挨拶の書き方の本
  2. マンガ (押切蓮介)
  3. 梅原 猛 『隠された十字架』
  4. 日本画の風景や花の画集
  5. 前田青邨
  6. 「アサヒグラフ」 増刊の他の本

 新規入荷欄に載せた 『阿寒商店会の歩み』 に早速メールで注文が入った。 近々東京に転勤する地元の常連さんからだった。 取りに行くので北大通店に移しておいてほしいとのこと。
 次はいつ入荷するかわからない。 今生の別れを覚悟して、しばし目を通す。 貴重な写真が多数載っている中で、 阿寒劇場 の外観が一際輝いて見えた。 公開当時、『明治天皇と日露大戦争』 は大ヒットしたという。 「全日本人必見の大作」 という煽りがまぶしい。

 そういえば、製作者・大蔵 貢の仕事を検証した 『新東宝・大蔵 怪奇とエロスの映画史』 が昨年末に刊行されている。 地元大型書店では一向に入荷しなくて業を煮やした毎日さんは、 たまたまイオンのヴィレッジヴァンガードで見つけて手に入れたそうな。

 その毎日さんがご来店。 「これ、寺尾 聰に似てないか」 と、店の棚から ニルソンの 『俺たちは天使じゃない』 のLPレコードを持ってくる。
 「えーと、すみません。たぶんグラサン外したら、似ても似つかない風貌だと思います」
 6打数0安打。打率 2割3分5厘7毛。


2014年3月25日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第80試合


  1. 斎藤 栄
  2. この間の2階のタンゴの録音したテープみたいなの
  3. 小林秀雄 『ゴッホの手紙』
  4. 高橋 治 『風の盆恋歌』
  5. 風間 完
  6. 辻 三郎
  7. なんか新しいの
  8. 本田竹曠のCD
  9. ジャズのレコード、CD
  10. 新潮文庫の稲垣足穂 『一千一秒物語』
  11. 小澤開作

 ご近所さんから、3〜5のリクエストをもらう。 風間 完の画文集 『画家の引出し』 と 『エンピツ画のすすめ』 が本店にあり、こちらに移す。 売れたら安打にしよう。
 6の辻 三郎は、釧路の近代史研究家。 『かくありき 埋れ行く近現代史を探る』 の在庫あり。 本店からの電話の問い合わせだった。 もしかしたら向こうのお客さんがこちらに寄るかもしれない。 棚から外しておく。

 エイヨー氏に 『太らないおかず 142』 のとりおきを頼まれる。

 先週の当欄に、末広の < スナック 女来里愛 > の店名を、私と大阪のガス人間さんが読めなくて難儀したことを書いた。
 エイヨー氏ってば、あっさりと読み方を当ててみせる。 他にも、脇道さんら正解者が相次ぐ女来里愛である。 みんなスラスラと読んでいく。
 クイズのつもりであえて読みを記さなかったのに。 あのとき困り果てた私たちは、難読の魔神にたぶらかされていたのか。
 11打数1安打。80試合を終えて、363打数87安打。打率 2割3分9厘6毛。


2014年3月24日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第79試合


  1. 写真もついた山の読み物
  2. マンガ
  3. 岩波新書の魔女のやつ
  4. 岩波新書のペストのやつ
  5. 在日朝鮮人に関するネガティブ系ではない本

 心当たりがない人からツィッターの招待メールが届き、おののく。

 祝!はっくんグッズ 完成。
 はっくんとは、毛綱毅曠設計の 釧路市立博物館 の建物を擬人化した非公式マスコットである。
 リンク先の画像をご覧いただきたい。 これだけではわかりづらいかもしれないが、はっくんの絵柄を用いたブックカバーになっている。 キャラクター考案者の学芸員氏が試作品を持ってきてくださった。 ゆくゆくは博物館サイトからダウンロードできるようにする心積もりとか。
 あなたのお好みのはっくんはどの子かしら。

 ひとりだけ鳩みたいな目をした子が混じっていますが、怖がらないでね。 勾玉 でできたお目めなの。
 しかしこれ、なんぼでも増やせるぞ (水木しげるキャラのような やちぼうず はっくんは不気味すぎると周囲に不評で一旦取り下げたそうな)。

 植村直己 『北極点グリーンランド単独行』、中島祥和 『遙かなるマッキンリー 植村直己の愛と冒険』、 岩波新書の 『魔女狩り』、岩波新書の 『在日外国人』 が売れて、猛打賞。
 5打数3安打。打率 2割4分4厘3毛。


2014年3月23日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第78試合


  1. レコードのスプレー
  2. レコード・クリーナー

 夕方で店を閉めて、社長と管内出張買入。 よい本をたくさん買わせてもらうことが出来た。

 1が売れる。
 2打数1安打。打率 2割3分9厘1毛。


2014年3月22日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第77試合


  1. 子ども向けの絵本
  2. ギターの教則本
  3. 釧路新書
  4. 『新釧路市史年表』 の
            付録についてるような地図だけのやつ

 子エミリーさんが 『リトル・イタリーの恋』 という映画のDVDを、 切り絵さんが 『別冊太陽 現代演劇 60’s〜90’s』 を貸してくださる。

 切り絵さんが 「爆弾を仕掛けておきました。後で探してみてください」 と言い残してお帰りに。 檸檬ではない柑橘系の果物がひとつ、店の奥に積まれた本の上にちょこんと載っていた。

 1、3が売れる。
 4打数2安打。打率 2割3分7厘6毛。


2014年3月21日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第76試合


  1. CDからMDにおとすもの

 祝日である。 悪天候である。 ダブルパンチでノックアウトされる。 夕方になり、雪が止んだ。 風が強くて積もらずに大方吹き飛ばされてしまった。

 1は電話の問い合わせ。 北大通界隈のホテルからで、宿泊客の要望だという。 すみません、その手のハード機器は扱っていないのです。 真っ当に家電量販店を勧めておく。

 新聞記事によると、名古屋の忍者教室が時給900円で講師を募集している。 忍者に憧れるエミリーさんにちょうどよいと思い、先週土曜日の当欄に書いた。
 夕方、くだんの くの一候補生がご来店になる。 案の定、忍者のバイトのことで目を輝かせていた。
 8月に釧路と名古屋の間を 直行便が飛ぶ。 エミリーさんの出稼ぎが実現することを祈りたい。

 古くからの常連さんが転勤で引っ越すことになった。 今までのように頻繁には来られなくなります。 でも必ず来ますと言ってもらえる。
 家の本棚には自分が歩んだ道のりが刻まれている。 その本をとっておいたことには意味がある。 引っ越しの整理をしていてそう思ったと力強く話していかれる。
 1打数0安打。打率 2割3分4厘6毛。


2014年3月20日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第75試合


  1. ハメット 『ガラスの鍵』
  2. P・D・ジェイムズ 『黒い塔』?
  3. ダライ・ラマ関連の本
  4. キース・リチャーズの本
  5. 佐野洋子

 大阪のガス人間さんは、8時24分発の特急で釧路を離れ、次の目的地へと向かった。 当地で詠んだ歌をいただく。

  雄大に明けゆく北の青い空
  ホテルの小部屋の窓から眺める

  うす雲が流れて夜が明けてゆく
  人動く前のこの時が好き

  年2回季節を変えて旅に出る
  少しは慣れたか北海道に

  北海道の端から中央ながむれば
  そこは巨大な空洞だ

  道東に1週間の長居をし
  小樽に向かって旅立つ朝だ

  駅ホームそここに残る凍る雪
  息白く吐き周り見渡す

 常連さんがダライ・ラマの本を探しにみえる。 北大通店でチベット本を、本店で 『ダライ・ラマの仏教入門』 をお買い上げになった。 近々札幌へ引っ越すという。 今春も何人もの常連さんが転出していく。

 今月上旬に訊かれた角田光代のボクシング小説と阿佐田哲也の麻雀小説。 相次いで本が入荷しており、それぞれのお客さんに手渡せる。

 ハメットさんが今年はじめてのご来店。 頼まれていた連城三紀彦 『戻り川心中』 と 『体脂肪計タニタの社員食堂』 を渡すことができた。 去年の秋に訊かれたものなので、安打には含めない。 ハメットさん、知り合いの家で見たタニタの本の さばの味噌煮定食を作りたかったそうな。
 5打数3安打 (内2安打 3/4・3/10分)。打率 2割3分5厘2毛。

   < 今日のダジャレ >
 動物博士でもある画伯に、5月公開のドキュメンタリー映画 『ネイチャー』 のチラシを差し上げると、早速アフリカ象の写真を見つけて 「俺は象から生まれたのだ。ゾーッとするだろう」
 「ぞ、ぞうだったのか!」


2014年3月19日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第74試合


  1. 山崎豊子
  2. 岩波新書の河合隼雄 『コンプレックス』
  3. 中古CD
  4. 歳時記
  5. ボリス・ヴィアン 『うたかたの日々』

 閉店後、大阪のガス人間さんを誘い、末広の洋食レストラン泉屋に向かった。 窓際の席に陣取る。
 「さっきから気になってるんですけど、あれ、なんて読むんでしょうね」 好物のカレーを味わいながらガス人間さんが向かいのビルを指さした。
 < スナック 女来里愛 > の看板があった。
 「にょらい……さと、あい?」

 ふたりして頭をひねるが疑問符が渦巻くばかり。 思い余ってそばのテーブルを片付け中の店員に尋ねてみた。
 なるほど! 教えられたら、もうそれ以外の読みようがないではないか。 霧が晴れたようにすっきりして、ミートソーススパゲティの大盛を平らげた。

 2軒目のバーぼん蔵 (「ぼん」 は さんずいに盆) で喫茶部長と合流する。 「女来里愛」 の読みを尋ねると、あっさり正解が返ってきた。 あんたはQさまのインテリ芸能人か! 悔しいので、ガス人間さんと考えた喫茶ラルゴの当て字を献上した。

 < 喫茶 騾流郷 >

 あのね、騾馬の騾に流れて郷と書いて、ラバに揺られて帰郷の旅をイメージしてみたよ。 画数多め。 Dr.コパお墨付き。 ラに裸を当てるのは我慢しました。 遠慮なく使ってちょ。 著作権料とかいらないから。 夜の営業用だよ。 昼間はカタカナのラルゴでいいよ。
 ガヤ芸人さながらにふたりで色々と言い立ててみたが、喫茶部長は首を横にふるばかりだった。

 角川文庫の 『新版 俳句歳時記 春の部』 が売れる。
 5打数1安打。打率 2割2分9厘8毛。


2014年3月18日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第73試合


  1. 逢坂 剛のイベリア・シリーズ
  2. 佐野洋子
  3. 林 真理子
  4. 井上荒野
  5. 姫野カオルコ
  6. 北原亞以子
  7. チャップリンのことを書いた本
  8. 「MOE」 の古いの
  9. 童謡事典

 小説家で肉体労働をしていた人って誰かいますかねェと、最近店に来るようになった若者に訊かれる。 無知をさらすが、中上健次や高橋源一郎くらいしか思いつかない。 ただしデビュー前の男の小説家ではそう珍しいことではないように思う。 古今東西、大勢が当てはまるだろう。 小説家ではないがエリック・ホッファーは沖仲仕だった。

 3、6が売れる。
 9打数2安打。打率 2割3分0厘3毛。


2014年3月17日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第72試合


  1. 学生用の北海道の自然の入門書
  2. 表白文の文例が載っている本

 釧路湿原美術館 で郷土の画家、佐々木栄松作品を鑑賞。 とんぼ返りで北大通店に戻り、2階の喫茶ラルゴのライブの会場設営を手伝う。
 午後3時すぎより店を開ける。

 夜は、ラルゴで 「白佐武史 (チェロ)、 仁詩 (バンドネオン) デュオ・ライブ」。 予約の段階で完売していた。 大勢の来場者でにぎわう。 演奏は下で聴く。
 客席でライブを楽しんだガス人間さんから、後日歌が届いた。

  (ラルゴにて)
  空気澄む釧路の夜に共鳴す
  2つの楽器の艶やかな色

  舞い上がり飛び去ろうとする
  バンドネオンを引き戻す
  チェロの太さ

 『新版 北海道の植物 野の花 上下巻』 など、北海道新聞社の図鑑ものを中心に1をクリア。
 2打数1安打。打率 2割3分0厘5毛。


2014年3月16日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第71試合


  1. 文藝春秋と中国語のやつの新しいの

 大阪のガス人間さんがご来釧。 今年もお会いすることができた。 ここにたどりつくまでに、道内のいくつかの街を訪ね、なじみの人との再会を喜びあってきた。
 旅行中に3キロ太ったといい、心もちお顔がふっくらとしたかしら。

 午後2時からのラジオ番組 「山下達郎 サンデー・ソングブック」 では、今後の番組へのお便りの方法をどうするかという話をしている。
 消費増税で郵便物も値上がりすることを考慮して、 これまで21年間、葉書のみで受け付けてきたリクエストを電子メールでも可能にすることを考えているそうだ。 ただし、メールでもよいとなると大幅に量が増えるだろう。 従来のように達郎本人がすべてに目を通すことは不可能になる。 その一方で、筆記具よりパソコンのほうが使いやすい障がい者の人もいる。
 結論は出ていない。

 今週気づいたこと。
 店でピンクフロイドをかけていると褒められる、ことが多い。 ガス人間さんには昔ロック喫茶でよくリクエストしたという 『原子心母』 を頼まれ、 つづけて 『ザ・ウォール』 を流すと他のお客さんに 「いいですね」 と言ってもらえる。
 1打数0安打。打率 2割2分8厘8毛。

 旅の途上で作ったガス人間さんの短歌より。 「釧路は遠し」 に実感がこもる。

  (雪上散歩)
  旭岳積もりし雪の上歩く
  飛び出た枝は大樹のてっぺん

  雪乗せて耐えるエゾマツ旭岳
  強い風にも耐えねばならぬ

  音の無い白い世界に包まれて
  山頂の空ひたすら碧 (あお)く

  (列車移動)
  春まだ浅き列車旅、モノクロ風景を
  ぬくき車内より見る。

  特急が雪煙の中突っ走る
  それでも着かぬ釧路は遠し


2014年3月15日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第70試合


  1. 歌集
  2. 古い車雑誌

 第3土曜日で2階は定休日。 上がろうとして休みに気づきお帰りになる方が何組か。
 ピンクフロイドの 『おせっかい』 をかけていたら、懐かしがって反応する方あり。

 北海道新聞の夕刊に 「時給900円、忍者求む」 の記事を見つける。 名古屋の小学生向けの忍者教室がハローワークに求人票を出しているという話。
 忍者に憧れる常連の師弟コンビ、画伯とエミリーさんを思い浮かべたのは言うまでもない (師弟コンビなどと書くと、エミリーさんに反発されるか)。
 こちら は画伯秘蔵の手裏剣。

 富岡多惠子 『釈迢空ノート』 が売れる。
 2打数1安打。70試合を終えて、318打数73安打。打率 2割2分7厘8毛。

 以下、大阪のガス人間さんの短歌のつづき。 雪山歩き、ワカサギ釣り、温泉など、はじめての冬の北海道を大いに楽しんでおられる。

  (美瑛にて)
  背景に十勝連山そびえ立ち
  宝石のごとく雪原光る

  雪原に足あと残すキタキツネ
  氷点下の中ひたすら歩く

  陽が昇りハラハラ落ちる雪片が
  花びらに見ゆ氷点下の朝

  ペンションに居場所見付けて働く娘 (こ)
  自分の良さも見付けられたか?

  宿の犬車に揺られ飛び上がる
  それでも耐えてるロングドライブ

  (朱鞠内湖)
  湖の上でワカサギ釣りをする人に
  近付き湖上を渡る


2014年3月14日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第69試合


  1. 中国関係の古い本
  2. しゅららぼん
  3. 子どもの本 (毎月出ているようなやつ)
  4. 『鮭サラの一生』
  5. 吉川英治文庫の旧カバーのもの
  6. 額のパット

 雪積もる。 大した量ではないのだが、重たい雪で腰をやられそうだ。

 大阪のガス人間さんが来道中である。 出来立ての短歌の新作をメールで送っていただいた。 部屋の片付けに熱中してしばらく離れていたのが、旅で気分が変わり次々と作れるようになったそうな。
 数回に分けて掲げる。

  (出発前)
  薬箱旅重ねると重くなる
  この先のこと空き箱に訊く

  手のシビレ腰の痛みも荷物とし
  旅にしあればしばし忘れそ

  家ばかり空き地無き街飛び越えて
  北の大地で深く息吸う

  吾を待つ宿の人たち犬一匹
  早く会いたし顔浮かべつつ

 6打数0安打。打率 2割3分2厘2毛。


2014年3月13日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第68試合


  1. ポール・ギャリコ 『七つの人形の恋物語』
  2. なんか変わったあれ
  3. 沢渡 朔や繰上さんの写真集

 粉雪が降りつづく。
 3打数0安打。打率 2割3分2厘2毛。


2014年3月12日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第67試合


  1. 草木染の本
  2. 逢坂 剛 『幻の翼』

 親御さん連れだったり高校の制服を着ていたり、どこかの新入生なのかしらという若い人をよく見かける日だった。
 2打数0安打。打率 2割3分4厘5毛。


2014年3月11日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第66試合


  1. 古い 「スクリーン」 (2005年ごろの)
  2. 日本画の本

 エミリーさんから最近のお気に入りの本を見せてもらう。
 丹葉暁弥・写真/ひすいこたろう・物語 『HUG! friends』 (小学館)、 重森千佳 『おおかみだって きをつけて』 (フレーベル館) の2冊。 後者は、グリム童話を読みすぎた狼の話。

 「アサヒグラフ別冊」 より、中村岳陵と安田靫彦の巻が売れる。
 10日前に訊かれた阿満利麿。 本店に共著書 『現代人の宗教 5 求道と人間』 があることを伝えていたら、 お客さんがあちらでお求めに。
 2打数2安打 (内1安打 3/1分)。打率 2割3分6厘0毛。

 3月11日。 向かいの北海道銀行が半旗を掲げている。 閉店後、北大通4丁目の バー BROS へ。 地元ミュージシャンによる東日本大震災復興支援チャリティーライブを聴きに。 よい演奏だった。


2014年3月10日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第65試合


  1. 工業高校の教科書
  2. 絵画の教本
  3. 岩波新書の 『鋼の時代』
  4. 釧路新書の小田島先生の本
  5. 阿佐田哲也 『麻雀放浪記』 の2巻以外
  6. 五味康祐の麻雀の本

 店前の北大通8丁目の歩道で、朝から工事が行われている。 地下埋設物調査にともなう試験掘工事とやらだそうで、数日つづく。

 予定では、大阪のガス人間さんの北海道旅行は今日からのはず。 昼前にメールを送るとすぐに返事が来て、 「千歳から旭川行きの列車に乗りました」
 は、早い。 3月の北海道ははじめてだそう。 釧路には来週お見えになる。

 「勝訴」 と書かれた紙を高らかに掲げてお見えになったのは、おなじみズリ山裏道さん。 椎名林檎のファーストアルバムのジャケを思い出しますなァ。
 前から1度やってみたかったそうで、急に思いついて作ってみたという。 そういえば先日の 「ズリ山裏道の遠くへ行きたい」 で紹介した封書は、 最高裁判所内郵便局の風景印 が押されていた。

 「ズリ山裏道の遠くへ行きたい」 というのは、 旅先のズリ山さんより届く企みにみちた郵便物を逐一取り上げる当欄の一コーナー。
 封筒には、毎度署名代わりのように 風景印 が押されているのだが、この日ズリ山さんがお出でになった目的のひとつがその風景印の確認だった。
 ご自分で出した郵便物を眺めてフムフムと頷く姿は、犯人が犯行現場に舞い戻るというアレみたいなものか。 これが犯罪事件だったら、とっくに逮捕されている。

 世の中 にごりやよどみが大事、純血なんてまやかしである、 真の国際親善は一緒にその土地のメシを食うことから、といった話で盛り上がる。

 中公の 「日本の歴史」 が20数冊入荷した。 毎日みえる毎日さんが 「この中じゃあ、奈良のこと書いた3巻がおもしろいぞ。 最近また読み直したけど、やっぱりいい」 と力説するので、 青木和夫執筆の 『奈良の都』 だけ一旦よけて斜め読み。 確かに叙述が生き生きとして血が通っている。

 ズリ山さんからいただいた勝訴の紙、レジの後ろに飾っていたら毎日さんが目ざとく反応された。 「あんたンとこの店、いったい何の裁判に勝ったんだ!?」

 松久宗琳 『新装版 新しい仏画教室』、小田島本有 『釧路から 国語教師のメッセージ』 が売れる。
 6打数2安打。打率 2割3分1厘0毛。


2014年3月9日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第64試合


  1. 堀井和子
  2. 渡辺 葉
  3. 内田洋子
  4. 講談社文芸文庫の川崎長太郎

 平井一彦さんの新譜CD 『遠い耳の悲しみまで』 が完成した。 ご友人の池谷和士さんが2階の喫茶ラルゴに持ってきてくださった。

 平井さんは地元釧路で活動するシンガーソングライターである。 昨年はじめて拝見したライブですっかり魅了され、発表済みの2枚のアルバムも手に入れた。 ざっくばらんな歌いっぷりのよさもさることながら、 私的なことを歌って自己憐憫の湿り気でべとつかない歌詞の強さ、そしてまたスケールのデカさにも惹きつけられたのだ。

 今回の新譜情報を大阪のガス人間さんにメールで知らせると、早速1枚注文が入った。 ガス人間さんも、以前当欄で紹介した YouTube の映像 を見て以来、平井さんのファンなのだ。

 平井さんと池谷さんのおふたりは今月末、喫茶えいが館 (末広町12丁目) でライブを行う。

  「池谷和士 & 平井一彦 ライブ
 日時=3/29 (土) 19:30 開演 (19:00 開場)
 場所=喫茶えいが館 (末広町12丁目)
 入場料=ワンドリンク 500円


 水曜日に電話でいくつか訊かれた中から、青土社 「現代思想」 のフーコー特集号が売れる。
 4打数1安打 (内1安打 3/5分)。打率 2割2分8厘9毛。


2014年3月8日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第63試合


  1. 「美術年報」?
  2. 「檜原村見聞録」?
  3. 絵本
  4. フランスの詩
  5. アラン・ドロンの写真集
  6. オセロの本
  7. 小島信夫 『別れる理由』
  8. 四字熟語の辞典
  9. 学研の図鑑
  10. ストーンズのCD
  11. 映画 『undo』 のパンフレット
  12. 何か (海外ミステリ)
  13. デュマ 『モンテ・クリスト伯』
  14. 鉄道関係の本

 開店前に出張買入へ。 平凡社の 「中国古典文学大系」 全60巻 (ただし1巻欠) 、 開高 健のオーパシリーズの大判写真集、串田孫一など。

 飯島耕一 『アポリネール』、『学研の図鑑 星・星座』 が売れる。

 スティングさんがかつて豊川悦司のファンだったことがわかる (や、今もかしら)。 20年前の主演作 『undo』 を訊かれる。 パンフはないが私物のチラシがあった。 差し上げる。
 一昨日につづいて、映画のチラシでセコく安打を稼ぐ。 これぞ つなぎの野球だ! 俺がルールブックだ!!
 14打数3安打。打率 2割2分8厘6毛。


2014年3月7日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第62試合


  1. ベンチャーズのCD
  2. 『スター・ウォーズ 帝国の逆襲』 のDVD
  3. ムンクの画集
  4. オペラのDVD
  5. 札幌のお嬢さん

 一昨日訊かれた川本三郎、お客さんが再来店してめでたくもらわれていく。 中公新書の 『銀幕の東京』。
 札幌のお嬢さんなどという意味不明の問い合わせは画伯から。 そんな在庫はございません。
 5打数1安打 (内1安打 3/5分)。打率 2割2分9厘3毛。

  < ズリ山裏道の遠くへ行きたい >
 ズリ山さんから2日つづけて犯行声明の封書が届く。 表面には、神奈川県の吉野郵便局の風景印、 裏面には、山梨県の 道の駅 どうし の記念スタンプが2種。

 封をあけると、 JR 四国 謹製の簡易封筒が出てきた。 さらに簡易封筒の中には、とうに廃止された 十勝鉄道の硬券 が収まっているではないか。
 愉快犯ズリ山裏道の哄笑が聞こえてきそうな、いつもながらの凝った組み合わせである。
 「帯広大通から工場前ゆき」 とある硬券の日付は 26.2.22。 鋏は入っているものの値段は空欄なので復刻版と思しい。

 ところで簡易封筒の印刷を見ると、JR 四国では駅の建物を かわゆく擬人化 している。 釧路市立博物館 を擬人化した非公式マスコット はっくん だって、(かわゆいかどうかはともかくとして) おもしろさでは負けていない。


2014年3月6日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第61試合


  1. 林 望 『源氏物語』 の8巻
  2. 椎名誠の息子の岳さんが本名で出した本?
  3. 『北海道警察 日本で一番悪い奴ら』
  4. 『カンゾー先生』 のパンフレット
  5. 麻生久美子

 映画パンフレットのコーナーを熱心に見てくださる男性がいて、聞けば台湾から来た旅行者だった。 自国の侯 孝賢作品などいくつもお買い上げに。
 片言以下の英語でやりとりする内、麻生久美子のファンだとわかる。
 同志よ!
 主演作 『カンゾー先生』 のパンフはないけれどこのまま帰らせはしないぞ。 お客さんが2階の喫茶ラルゴでひと休みしている間に、 『カンゾー先生』 と 『モテキ』 のチラシを見つけ出して差し上げる。 もちろんこれは安打とみなす。 しかも4と5の両方に該当することに決めて2安打加算。
 俺が法律だ!
 5打数2安打。打率 2割2分9厘9毛。

  < ズリ山裏道の遠くへ行きたい >
 最高裁判所経由で演歌歌手の山内惠介サンがやってきた。 ようこそ北大通店へ。

 上の一文には故意の言い落としがある。
 正確には、常連のズリ山裏道さんから届いた 最高裁判所内郵便局 の3月4日付 風景印が押してある封書に、 ビクター制作の山内惠介のご当地ソング 『釧路空港』 の パンフレットが封入 されていたと、こうなる。
 封筒の裏面には、「北区飛鳥山博物館」 と 「SL 冬の湿原号」 の記念スタンプ。 てんでバラバラだァ!

 『釧路空港』 は YouTube でお聴きになれます (リンク先 音声注意)。


2014年3月5日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第60試合


  1. 高倉 健さんのもの
  2. 川本三郎
  3. とてつもない本
  4. ちくま新書の 『ハイデガー入門』
  5. みすず書房の本
  6. ウルフルズの
  7. メルロ=ポンティ
  8. V.E.フランクル
  9. ミシェル・フーコー

 翌木曜日が暴風雪になるという予報。 何日も前から言っていて戦々恐々としていたのがいつの間にか消えていてずっこける。
 店前の犬だるまというか熊だるまは、融けてやせ細った狸みたいになってきた。
 9打数0安打。60試合を終えて、269打数61安打。打率 2割2分6厘7毛。


2014年3月4日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第59試合


  1. 色川武大
  2. 角田光代のボクシングの小説
  3. 詩の本

 北大通を歩こう会の皆さんがお出でになり、1と2をリクエストされる。
 1の色川武大は、少し前に彼のことを書いた伊集院 静の小説がテレビドラマになったそうだ。 それを見て興味をもったとお客さん。 藤原竜也主演の 『いねむり先生』 のことかしら。
 色川作品の代わりに、阿佐田哲也名義の 『麻雀放浪記』 の角川文庫版2巻目をお求めいただく。

 先週より 「北海道新聞」 の朝刊で角田光代の連載がはじまった。 ボクシングを題材にした 『空の拳』 の続編で、 前作を知らない私もおもしろそうなので毎朝付き合っている。 2の問い合わせはそれを指してのもの。 こちらは在庫なし。

 北大通を歩こう会の次回は、3月20日 (木) に実施。
 午前10時半に、JR釧路駅構内の なつかし館 「蔵」 前に集合し、 自由参加、自由解散で幣舞橋にむかって散策する。

 他に、白凰社の中也とバイロンの詩集が売れて2安打目。
 3打数2安打。打率 2割3分4厘6毛。


2014年3月3日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第58試合


  1. 雑誌 「dancyu (ダンチュウ)」
  2. 別冊太陽
  3. 島 耕作シリーズの取締役
  4. 松任谷由実のシングルレコード

 歌謡曲さんから電話でレコードの問い合わせ。 お探しだというユーミンの在庫がないことはすぐに判明したのだが、例によって話はすぐに終わらない。
 質問魔の歌謡曲さんに、あの歌は知ってるかこの歌は歌えるかと根掘り葉掘り訊かれたあげく、 なぜか健康の話にワープして、野菜食べて栄養つけなきゃ駄目だよと叱られる。
 「あの、もうそろそろ電話を切ってもいいですか……」

 そうこうしている内に、毎日みえる毎日さんがやってきて 「これ、やるわ」 と丸めた紙の包みを置いていく。 果物のライチが数個むき出しのままくるまれていた。 昼食をとった某レストランでもらってきた品だとか。 栄養がつきそうだ。 ありがたくご馳走になる。
 このふたり、知り合いとは思えないが裏で通じ合っているのか?
 4打数0安打。打率 2割2分9厘5毛。


2014年3月2日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第57試合


  1. バルビゾン派の画集
  2. 柴田トヨさんの2作目

 大阪のガス人間さんから、 「スロウ」 の最新号を読みましたよと電話あり。 2階の喫茶ラルゴの取材記事を載せてもらっていた。
 ガス人間さん、帯広発の同誌を大阪の地で抜かりなく定期購読しておられた。 今月半ばにはご来釧になる。

 図録 『自然を愛する芸術家たち バルビゾン派からコンテンポラリーフォトグラファーまで』 が売れる。
 2打数1安打。打率 2割3分3厘2毛。


2014年3月1日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第56試合


  1. 美術年鑑
  2. 魔法関係の本
  3. カバラの本
  4. 変わったもの
  5. 阿満利麿
  6. 釧路の写真集

 豊文堂書店の常連さんが書き手にまわる連載コラム 本を繋げて を更新しました。

 今回は、岩村誠二さんの資料を駆使した連載 「北海道 本の旅」 です。
 この時期の北海道にふさわしく、「スキー北海道」 なる小冊子の変遷について考察していただきました。 画像もふんだん。 クリックすると拡大しますので、そちらもご覧ください。

 過去の 「本を繋げて」 は こちら を どうぞ。

     ×       ×       ×

 店の奥のご不浄で今年はじめてのワラジムシを発見。 春を告げる使者ともいえる君よ、名乗りもせずにいきなり踏んづけてゴメン!

 2005年刊行の大型写真集 『阿寒国立公園 釧路湿原国立公園 KUSHIRO』 が売れる。
 6打数1安打。打率 2割3分1厘0毛。

 夜は、2階の喫茶ラルゴで 「スズキ × スズキ 北海道ツアー  鈴木亜紀 (Pf、Vo) with 鈴木 裕 (Vn) ライブ」 が開かれる。
 私はいつものように階下で受付を担当。

 開演後もしばらく受付席に身をひそめていたのだけれど、 階段を這い下りるようにして伝わってきた裕さんのスライドギターの音色に亜紀さんのピアノがゆったりとかぶさり、 聴きなれたアルバム収録版とは異なる 『港タクシー』 が鮮やかな像をむすんだところで、 えも言わず大きな情感の波が押し寄せてきた。 身も心もさらわれた。

 思った以上に多くのお客さんが聴きにきてくださったことがうれしい。 ライブ終了後の物販で亜紀さんのCDがよく動いていたこともまた。

     ×       ×       ×

 小田光雄氏の 「出版状況クロニクル」 が更新された。
 大型店出店の項目に目がとまる。 当地の大型複合店 コーチャンフォー東京出店 がニュースになったばかりなので。


2014年2月28日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第55試合


  1. バイクの本
  2. 『北方季題選集』
  3. 何か新しいもの (CD)
  4. 釧路叢書の 『釧路の産業史』
  5. 『7つの習慣』

 「北海道新聞」 釧路版夕刊の週1回連載 「記憶の一枚 再発見 釧路炭田」 が、この日全70回で終了した。
 長丁場をささえた書き手は、 釧路市立博物館 の石川孝織学芸員。
 「炭鉱と鉄道」 と 「炭鉱の仕事と暮らし」 の2部からなる同連載は、 限られた紙幅に毎回このために新しく炭鉱関係者から聞き取りした談話を盛りこんでみせた野心ある労作であるばかりか、 ヤマでの労働と技術と生活の移り変わりを平易な叙述で跡づけた入門編としても最適ではなかろうか。 新聞の切り抜きを読み返しながら、そう思う。

 40年前に刊行された釧路叢書の 『釧路炭田』 がとうに絶版となり、 入手容易なまともな入門書が見当たらない現在、 後続世代による 「再発見 釧路炭田」 はこの街に住みこの街のことを知りたい者にとって、末永く参照される文献となりえる。 ぜひ一書にまとめられたい。

 『われらがヤマハ・モーターサイクル』 など、数少ないバイクの本が売れる。
 本店から電話で訊かれた4も、向こうのお客さんにお買い上げいただくことになる。
 5打数2安打。打率 2割3分1厘7毛。


2014年2月27日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第54試合


  1. 角川文庫の海音寺潮五郎 『天と地と』 の2巻
  2. 辞書
  3. 小泉今日子のレコード
  4. 美術 (陶芸)
  5. 落語の本
  6. 黒鉄ヒロシ

 前日より、 北海道立釧路芸術館 をメイン会場にして、 「文化庁 メディア芸術祭 釧路展」 がはじまった。 詳しい内容はリンク先を見ていただきたいが、映像方面に限ってみても、 相米慎二と関わりがあったプロデューサーの講演や、松本俊夫、寺山修司、山田勇男らの作品上映が企画されている。
 せっかくのよい機会なのでもっともっと宣伝されるとよい。

 『究極の陶芸 人間国宝八人展』、落語の本たくさん、『まいにちクローガネ』 が売れて猛打賞。
 6打数3安打。打率 2割2分9厘1毛。


2014年2月26日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第53試合


  1. 昔のクラシックのカセットテープ
  2. 美術年鑑の古いの
  3. 『角栄のお庭番』
  4. 梅原 猛
  5. 幻冬舎文庫の澤田ふじ子のシリーズの第1巻
  6. ゲルマン神話の本

 わ、講談社現代新書のマークって、1990年の通巻1000巻を境に変わっていたのか。 カバーがクリーム色だったころなのだけれど (装幀は杉浦康平と谷村彰彦)、 同じ紫色の円形でもメダルから渦巻き調に変化している。 長年棚の背表紙を眺めていながら、今の今まで気づかなんだ。
 6打数0安打。打率 2割2分2厘2毛。


2014年2月25日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第52試合


  1. 山田宗樹
  2. おもしろいの
  3. いいもの
  4. 80年代の釧路のゼンリン地図
  5. 中島 敦 「李陵」
  6. 私向きのもの
  7. 植物の本
  8. 北海道新聞社の 『北の手仕事』

 バーコード博士がいらっしゃる。
 蔵書を移動するための倉庫の改造は、寒くて一旦中断しているとか。 なんでも切れる万能ハサミで倉庫の壁にドアを作るというのである。 春になってから再開とのこと。
 バーコードを使った蔵書のデータベース化作業は地道につづけておられる。

 6〜8と、エイヨー氏のリクエスト。 数冊お買い上げいただくことができたので、6の 「私向きのもの」 に合致したことにして1安打加算。 や、私が見繕ったわけではないのだが、そこはそれ。
 『北の手仕事』 は在庫があったものの、エイヨー氏が探している人物が載っていなくてアウトになる。
 8打数1安打。打率 2割2分8厘0毛。


2014年2月24日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第51試合


  1. 永田秀郎

 2階の喫茶ラルゴに 「スロウ」 の最新号が届く。 「本の形、心のかたち」 という特集に、ラルゴが見開き2ページにわたって紹介されている。 1階古書部もにぎやかしのように載せてもらった。

 津別町の シゲチャンランド の記事もある。 シゲチャンこと美術家の大西重成さん、現在の作風とはまるで異なるが、 私にとっては80年代前半に笠井 潔の矢吹 駆ものの装丁を手がけたことで忘れられない方。 1度、当店にも来ていただいたことがある。

 永田秀郎 『「北海文学」の航跡 作家、原田康子 「挽歌」 のナビゲーション』 が売れる。
 1打数1安打。打率 2割3分1厘8毛。


2014年2月23日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第50試合


  1. 民謡のCD
  2. 健康の本

 劇団どくんご は、今夏も当地の栄町公園で上演してくれるよう。 この日届いたメールには、次の新作情報が。

 「今年のツアータイトルが決まりました!
 劇団どくんご公演第28番 「OUF !」
 劇団初のSF作品です!
 今年もよろしくお願いいたします!!」

 どくんごのSF!?
 2打数0安打。50試合を終えて、219打数50安打。打率 2割2分8厘3毛。


2014年2月22日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第49試合


  1. 「塩野七生 ルネサンス著作集」
               の5巻目 『海の都の物語』 の下巻
  2. 岩波書店 「日本古典文學大系」 の
                    『日本書紀』 のきれいなの
  3. 落合恵子 『スプーン一杯の幸せ』

 1の 『海の都の物語』 は上下巻セットの在庫あり。 普段はやらないことだけれど、常連の方なのでセットを崩して下巻だけお売りする。
 3打数1安打。打率 2割3分0厘4毛。


 3月1日 (土) に2階の喫茶ラルゴでライブを行う鈴木亜紀さんからメッセージをいただいた。

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 こんにちは。 自由型ピヤノ弾き語り、鈴木亜紀です。 みなさん、雪かきの日々、おつかれさま! ご存知のように東京でも今年はすご〜い雪が降って 周囲で腰痛の人、急増中です。

 雪を知らない土地で育った私は、 前回の冬の北海道ツアーで、 すっかり雪世界に魅了されました。 (旅行者はノンキなこと云うものだ)

 雪世界というより、北海道がすごいですね。 うそみたいな風景、本当においしい食事、 あったかい人々、すてきなお店、 そして素晴らしいミュージシャン。 いろんな意味で北海道は 『宝の山』 だと思います!

 というわけで、早くも3度目になりましたが、 北海道在住バイオリニスト (よつば乳業、 北海道新聞などのCM音楽、キッコリーズ、 モジョハウスなどでおなじみ、ギタリストでもある) 鈴木裕サンとのデュオ、スズキ×スズキツアーの ご案内、させていただきます。
 お元気でお会いできますよう!
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 3/1 (土) 
 豊文堂書店北大通店 2階 喫茶ラルゴにて
 「スズキ × スズキ 北海道ツアー
鈴木亜紀 (Pf、Vo) with 鈴木 裕 (Vn) ライブ」 を 開催 いたします。

 開場=18:30 / 開演=19:00
 料金=前売・予約 3,000円 / 当日 3,500円 (1ドリンク付)

 ご予約された方は当日、前売料金で清算いたします。
 お問い合わせ と ご予約は
 喫茶 ラルゴ 0154-64-6028 まで。
 e-mail coffeelargo@yahoo.co.jp でも 受付しています。

 亜紀さんのCDアルバムを試聴してみたいという方は、お気軽に声をかけてください。
 昨春のミニアルバム 「旅の空」 も好評発売中。
 大勢のご来場をお待ちしています。

 スズキ×スズキ のお二人は、ラルゴの前日 2/28 (金) ガソリンアレイ (釧路市 川上町 3丁目3-3) でも ライブを行います。 こちらもどうぞ。

 鈴木亜紀 オフィシャルサイト
 「自由型ピヤノ弾き語り」

 鈴木 裕 ホームページ 「ゆたか部屋」


2014年2月21日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第48試合


  1. 渡部昇一

 ここ数週間、地元大型書店の週間ベストセラーの文庫部門第1位はずっと 『ビブリア古書堂の事件手帖』 の最新刊である。 閑古鳥が鳴く現実との落差に、それってほんまかいなと呟きたくなるところだけれど、 私も1冊買って人気に貢献しているのだった……。

 新入荷の 「レコード・コレクターズ」 数十冊分に値段をつける。
 1991年9月号に愉快な記述を見つけたので引いてみたい。 「大鷹俊一のレコード・コレクター紳士録」 の第11回より、山下達郎かく語りきの巻。

 「僕の知っている、サーフィン、ホット・ロッド関係を集めている人では、 本当に狂ってるようなコレクターっていますよ。 絶対人には聞かせないとか、テープ・コピーするときはわざとノイズ入れるとか (笑)。 自分以外は誰も完全な形では知らないというのが誇りなんですよ。 これがコレクターの究極でしょうね。 それに比べりゃ私なんてコの字にも入らない」

 渡部昇一 『東條英機 歴史の証言』 が売れる。
 1打数1安打。打率 2割2分8厘9毛。


2014年2月20日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第47試合


  1. 音楽療法に関する本
  2. 財布
  3. 佐伯泰英 「居眠り磐音」 シリーズ

 「サイフはあるかい」 と、たぶんうちの店ははじめてのおじいさんが問うてくる。
 サイフ?採譜?肺腑? 『広辞苑』 がいうところの金銭を入れて持ち歩く袋のこと、ではないですよね。
 例によって私の聞き間違いかしら。 こちらが知らないだけで、中国の古典あたりに何かそれに近い題名があったりして。

 問い返すと、そんなことも知らないのかという顔をして 「お金を入れるやつだよ」 とおじいさん。 ですよねェ〜。
 安い財布でよいそうだ。 表に出て北洋銀行の並びに100円ショップがあることを教える。 小銭入れくらいなら置いているだろう。
 3打数0安打。打率 2割2分5厘3毛。


2014年2月19日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第46試合


  1. 岩間 敏 『石油で読み解く 「完敗の太平洋戦争」』
  2. 石井正紀 『石油技術者たちの太平洋戦争』
  3. 大内建二 『輸送船入門』 他
  4. オルガンのCD
  5. 河鍋暁斎
  6. 月岡芳年
  7. 川村清雄
  8. おもしろい本
  9. DVD

 エミリーさんが山口 晃の 『ヘンな日本美術史』 に夢中だ。 日本美術再入門といったところか。 同書で紹介されていたと、5〜7の日本画家の画集を訊かれる。 北大通店には適当なものがない。 本店に 「芸術新潮」 の河鍋暁斎の特集号があることを伝える。

 先週北大通店に来てくれた旅行者の方からメールが届く。 長く海外暮らしをしていて、今は道内のとある観光地で働いているらしい。
 カフェと古書がある小さな宿をひらきたいとおっしゃる。 本好きの人でよかった。 またお会いできるとよい。
 9打数0安打。打率 2割2分8厘5毛。


2014年2月18日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第45試合


  1. 昭和6〜8年に出た改造社の
              「世界文学大全集」 のコナン・ドイル
  2. 新潮文庫 (コナン・ドイル?)
  3. かるたのマンガ
  4. 百人一首の本
  5. アイヌ関係の本
  6. 酪農関係の本
  7. 占いの本
  8. ブルースのCD
  9. 「軍神ささきともじの母」?

 市立釧路図書館 移転構想のニュース が北海道新聞と釧路新聞の両紙に載る。

 「サライ」 の百人一首特集号、池田弥太郎 『百人一首故事物語』、本多勝一 『アイヌ民族』 が売れる。
 9打数2安打。打率 2割3分8厘8毛。


2014年2月17日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第44試合


  1. 高橋揆一郎 『友子』

 1打数0安打。打率 2割3分9厘5毛。


 前の日は釧路も大雪に見舞われた。 市内の路線バスは全線運休した。
 北大通店は臨時休業。 暴風雪の予報が出ており、あらかじめ休みにしていたのだが正解だった。 本店も営業を止めた。

 悪天候、何するものぞ。 釧路市立博物館炭鉱映画祭 in くしろ 2014 へ向かった。 こんなおもしろいプログラム、日本中どこを探したってそう簡単に見られるものではない。
 今回は中短編の記録映像が7本、プロジェクターで上映された。

 ● 『明日に燃える太平洋炭礦』 (太平洋炭礦/カラー/28分/1985年)
 2009年12月開催の同館炭鉱映画祭でかけたものを再映。 当初予定していた作品が内容に重複が多く、急遽本作に切り替えたそう。 私も再見。
 全国一災害が少ないヤマはどのようにして成り立っているのか、採炭現場の実際と手厚い従業員支援の両面から探る。 科学映画のノリもあってわかりやすく、手堅い作りの1編。

 ● 『コールマイン・アワ・タイムズ』 (常磐炭砿保安部/モノクロ/12分/1958年)
 ニュース映像の3本立て。 キャメラはふらふらとして頼りなく、ナレーションの言い間違いはそのまま使われて、 炭鉱会社の制作というよりもホームムービーの味わいがある。

 以下は、「石炭を運ぶ ―運搬・輸送小特集―」 の4編。

 ● 『太平洋炭砿運炭列車・1989』 (川合宏幸/カラー/27分/1989年)
 住宅街のすぐそばを小さな運炭列車がゆっくりと走るさまを、いくつもショットを積み重ねて丹念につなげていく。 石炭を満載した車両と積みおろして空になった車両がすれ違う一幕も逃さない。
 寄り (細部) と引き (全体) をバランスよくおさえてあり、 夜間撮影も照明をたいているらしくつぶれずに撮れている。 制作は個人名だが、何人かで手分けして挑んだかのような丁寧な仕事に頭が下がる。

 後半のさよなら運行のパートは白眉だろう。 最終日の朝にパンタグラフが上にのびて架線に接触するところは劇映画の演出を思わせる。 最後の運行前の責任者の挨拶や、 関係者一同の記念写真のくだりも省かず見せてくれる。

 好きな相手との別れを惜しみ、その一挙手一投足を丸ごと映像におさめたいという 作り手の愛情 (欲望と言い換えてもいい) が静かに見てとれて素晴らしい。 字幕やナレーション、音楽はなくても撮り方と編集でそれが伝わる。 運炭列車をよく覚えていない私にも、白い機関車のスヌーピーの横顔のようなシルエットが可愛らしく見えてくる。
 個人の情熱が結果として質の高い記録性を保証している。

 ● 『さよなら連絡輸送列車』 (カラー/18分/1986 (昭和61) 年)
 太平洋石炭販売輸送が国鉄との貨物連絡輸送を廃止する末期の様子。
 ジャズやロックのインストを一部BGMに用いているが、音楽に引きずられて編集が硬直化してしまった。 第三者が見たいものを見せてくれないばかりか、本来の使命たる記録性までもが削がれている。
 先の 『太平洋炭砿運炭列車・1989』 にはない運転室内の場面を持ちながら、あちらに比べると格段に分が悪い。

 ● 『雄別炭砿の白い汽車・雄鉄最後の日』 (松本正司/モノクロ・カラー/6分/1969-70年)
 前半は日立製作所のCM撮影の断片映像。 新型冷蔵庫 「ホワイトフリーザー」 を乗せて白い蒸気機関車が走る。 雄別鉄道最後の日の昭和駅の記録映像が後につづく。

 ● 『太平洋炭鉱の運搬技術』 (石炭エネルギーセンター/カラー/25分/2000年ころ)
 人員・石炭・資材の3点はいかに坑内で運ばれているのか。 高速人車やリフト、巻上機、ベルトコンベアといった安全を支える運搬技術の数々を披露する。 海外の研修生向けの映像だというが、門外漢も大いに好奇心をくすぐられる。

 ● 『昭和38年10月 北海道の私鉄・専用線の蒸気機関車』 (宮内明朗/39分/1963年)
 空知や留萌の各線、雄別鉄道、釧路臨港鉄道など、 道内の石炭輸送に関わったさまざまなタイプの蒸気機関車が走る、走る、走る。 天塩炭礦鉄道のパートでは転車台で向きを変えるところもある。

 SL名場面集に特化した本作は、 ミュージカル映画の歌と踊りの場面ばかりをつないだアンソロジー 『ザッツ・エンタテインメント』 のようなものか。
 ナレーションやBGMはなく、勇壮な汽笛など現場音をそっくり使用。 撮影時のフィルムの走行音も入っている。 告知ポスターの解説にもあるように、ここでは音声も雄弁である。

 かくして2時間半にわたる 「炭鉱映画祭」 は終了した。 観客は、炭鉱を切り口にした多様な作品群に付き合うことで、 石炭の採掘から運搬までの各局面をつぶさに目撃できるだろう。

 3/30 (日)「炭鉱映画祭 in くしろ 2014」 アンコール上映します!

 毎年好評の炭鉱映画祭。 当初の上映日は大雪だったので見られなかった方も大勢いたのでは。 再上映が決まりました。
 今回は 「石炭を運ぶ 運搬・輸送小特集」 として鉄道記録映像も上映します。 申込不要・無料。
 太平洋炭鉱や雄別炭砿、常磐炭砿など、上映作品のラインナップは こちら

 博物館1階マンモスホールの企画展 「釧路炭田の炭鉱と鉄道」 もお忘れなく。

 場所釧路市立博物館 (釧路市 春湖台1-7) 講堂
 時間=13:30〜16:10



2014年2月15日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第43試合


  1. 桜木紫乃のマップ
  2. ターシャ・テューダーの本
  3. このシリーズ (佐伯泰英の 「居眠り磐音」)
  4. 新しいの (海外ミステリ)
  5. 雪舟さんがたくさん出てくる本
  6. 及川浩治 『海の上のピアニスト』 楽譜

 切り絵さんが店前の犬だるまに 真っ赤なマフラー を巻いてくれた。
 せっかくきれいに装ってもらった同君だが、実は徐々に融けてやせ細ってきている。 不憫に思ったのだろう、あんたには任せてられないわとエミリーさんが修復に動いてくれた。 制作した私は手伝わずにぼけっと眺めているばかり。 お前さん、幸せモンだなァ。

 作業の傍らエミリーさんが訊いてくる。
 「あのさ、 この鼻の黒いの は何で出来ているの?」
 「それはペットボトルの蓋を黒く塗ったやつですね。 去年のスノーマンで使った目玉を流用しました」 と私。
 「I PS細胞!?」
 エミリーさん、すかさずそう呟いて仰天してみせる。 それは少し大げさ。

 便宜的に犬だるまと称してきたが、 複数の常連さんに 「これはクマでしょ」 と指摘されて、もはや犬だかクマだか作った本人もよくわからない。
 高野文子の 『るきさん』 でクマのマスコット人形を犬と勘違いする挿話 (あれれ、犬をクマだっけか) を思い出す。
 6打数0安打。打率 2割4分0厘8毛。


2014年2月14日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第42試合


  1. 小杉健治の時代もの
  2. オリジナル・ラブのCD
  3. いい本 (私にとっての)
  4. 障害児に関する本
  5. 最近の 「暮しの手帖」

 ソチ オリンピック真っ盛りである。 昔アイスホッケーをやっていた社長は、テレビの桟敷席から女子のホッケーに声援を送っている。
 5打数0安打。打率 2割4分8厘6毛。


2014年2月13日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第41試合


  1. 北方謙三 『史記』

 映画 『黒執事』 を見た。
 くしろ寸劇みたい会の私、影響されやすい性質なのでお客様に何か申し付けられるたび、 目ン玉ひんむいて 「御意に〜〜〜ッ!?」 とやってしまいそうで怖い。
 1打数0安打。打率 2割5分5厘5毛。


2014年2月12日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第40試合


  1. 編み物の本
  2. 切手の本
  3. ミュシャの画集
  4. 手紙
  5. 角川文庫の 「日本の選択」 シリーズ
  6. 星雲社の本
  7. 釧路叢書の 『松浦武四郎蝦夷日誌集』

 マガジンハウス刊のとある人気マンガを手にとった2階 喫茶ラルゴの園芸大臣が言う。
 「この作者、ウチのD輔の幼稚園時代の同級生かもしれない。名前が同じなの」 と。
 D輔というのは喫茶部長のこと。 真相はいかに。

 真新しい軍手の忘れ物あり。 心当たりがある方、お問い合わせください。
 7打数0安打。40試合を終えて、179打数46安打。打率 2割5分6厘9毛。


2014年2月11日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第39試合


  1. ふつうの月刊誌
  2. 『ペコロスの母に会いに行く』
  3. 韓国のことが書いてある本

 テレビのバラエティ番組の製作スタッフから電話あり。 各都道府県ごとの風習のたぐいを出身タレントに発表させる番組、そうまとめてよいのかしら (見たことがないので)。
 本の問い合わせではなかった。 地元の洋食レストラン泉屋で、スパゲッティの上に薄焼き卵だかをのせたホニャララというメニュー (名前失念) があるのを知っているか、はたまた好物かどうかを教えてほしいということだった。

 え、そんなのあるんスか?
 時々無性に行きたくなるけれど、 頼むのは熱々の鉄皿にスパゲティとカツをのせたその店の代名詞 ―― スパカツか、あるいはミートソースばかり。 それ以外はほとんど食べたことがない。
 あ、なんか電話の向こうで落胆している様子がありありと窺えます。 ふぉふぉふぉ、訊く相手を間違えたのじゃよ。

 某所で次々と資料類を廃棄していると伝え聞き、暗澹となる。 先人の遺産はもはや跡形もないのではないか。
 3打数0安打。打率 2割6分7厘4毛。


2014年2月10日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第38試合


  1. 釧路叢書の 『釧路の製紙』
  2. 哲学の本
  3. モーツァルトのピアノソナタ

 あちこち雪かきしてから店を開ける。

 OBさんがやってくるなり、『露口茂 in 太陽にほえろ! 七曲署シリーズ』 (日本テレビ) に目を輝かせる。 「小学生のころ、七曲署の刑事でいちばん好きだったんスよ」 と、その場で山さんの形態模写を立てつづけに披露するほど。 背中で芝居したりして様になっている。

 くしろ寸劇みたい会の私もあわてて追随するが、猿真似にしかならない。 『ポリス・アカデミー』 の人間効果音よろしく、 山さんになりきるOBさんの台詞に合わせて 『太陽にほえろ!』 の曲を口で鳴らすに留める。
 OBさん、とんねるずのオールナイトニッポンに山さんネタで投稿していたハガキ職人時代を告白。
 3打数0安打。打率 2割7分2厘1毛。

   < 今日のダジャレ >
 前夜のNHK大河ドラマ 『軍師官兵衛』 が、東京都知事選の特番でつぶれて見られなかったと画伯がご立腹。
 「かんべェんしてくれ!」


2014年2月9日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第37試合


  1. 釧路叢書の 『釧路文学運動史 昭和編』
  2. 釧路叢書の 『釧路漁業発達史』

 釧路の街に雪ふりつむ。 この冬いちばんの積雪になりそうだ (といっても東京よりは少ないだろう)。

 本店から、電話で釧路叢書の2冊の問い合わせあり。 少ししてお客さんが2冊とも受け取りに見える。

 先週、十條製紙釧路工場の30年史について訊かれた。 本店に在庫がありお客さんにそう伝えていたのが、どうやら購入していただけそうだ。 メールで返事が届く。
 2打数3安打 (内1安打 2/2分)。打率 2割7分7厘1毛。


2014年2月8日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第36試合


  1. 富田博之 『日本児童演劇史』
  2. 図書館関係の本

 店前に作った 犬だるま と仲よく記念写真を撮っている若者がいて、もっと手をかけて作り直さなければと思う。

 『日本児童演劇史』 を訊かれる。 本店に在庫あり。 お客さん、あちらでお買い上げになる。
 2打数1安打。打率 2割6分2厘1毛。


2014年2月7日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第35試合


  1. 埋蔵金の本
  2. 姜 尚中
  3. 「サイロ」 の子どもの詩を集めた本
  4. 川崎 洋
  5. 茨城のり子
  6. 岩波の 「日本歴史」 の中世 2
  7. 永山則夫 (『木橋』 『無知の涙』)
  8. 内田 樹
  9. マルクスの読みやすい本
  10. 映画 『飛べないアヒル』 のパンフレット
  11. 映画 『ツイン・ピークス』 のパンフレット
  12. ラフマニノフのCD

 木曜日になると現れる木曜の男さんが金曜日だけれども今年はじめてお見えになる。 平日の午後に寄れるのはたぶん今日で最後です、6年間ありがとうございましたと。
 6年も!そんなに長いこと通ってくださっていたのか。 いえいえ、こちらの方こそお世話になりました。 またお会いできますように。

 木曜の男さんの最近のお気に入りは、先月旅先の石垣島で知った きいやま商店
 12月におっしゃっていたローリング・ストーンズの 来日公演 の8万円の席は見事抽選に当たったとか。

 桜木紫乃 舞台マップ完成。  こちら に pdf ファイルがあります。

 現代詩文庫の 『茨城のり子詩集』 が売れる。
 12打数1安打。打率 2割5分9厘2毛。


2014年2月6日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第34試合


  1. ポストカード
  2. 黒田官兵衛の本
  3. 西条八十や野口雨情の本

 すみれファンクラブ会長から 『ヤノマミ 奥アマゾン 原初の森に生きる 劇場版』 のDVDを貸してもらう。 買い置きしていた新潮文庫の 同題ノンフィクション を読み終えてから視聴したい。

 最近のすみれファンクラブ会長は、 日活映画の 『狂った果実』 に出てくるキュートな北原三枝にご執心。 「私の中のオヤジ心に火が点きました」 とのたまう。
 これまでにも、 桜庭ななみ川畑 菫 といったうら若き乙女に心ときめかせてきた会長である。 女性の趣味に関しては、私以上にオヤジ的感性を発揮しているようだ。
 ちなみに会長は2児の母親で私と同い年である。

 毎日みえる毎日さんから週刊誌の芸能ネタについてたっぷりと講義を受ける。 陣内某の二股がどうした、河合某とジャッキー某が過去にどうしたというような。
 「あ、そういや奈保子ちゃんに娘がいてさ・・・・・・」 とつづけたところで店の電話が鳴り出して、毎日さんってば、「また今度な」 とあっさり手を振って帰っていく。 ちょっと、そういうの止めてくださいよ。

 「この前、鹿のツノ付けた軽自動車が走ってたんだよ! しかもそのツノ、電飾仕込んで光ってるの」 と別の常連さんの目撃情報。
 3打数0安打。打率 2割7分3厘3毛。


2014年2月5日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第33試合


 まだ少し先の話になるのだけれど、4/29 (火・祝日) に2階の喫茶ラルゴで ウルフルケイスケ さんのライブが行われる。
 この日、チケットの販売予約が解禁された。 初日だけで10数名の申し込みあり。

 夜、女の人が 「号外です」 と言ってB5の紙を1枚ひっそりと置いていく。
 「ん?号外?」
 某宗教団体発行の雑誌の号外だった。
 見出しに曰く 「NHK新会長 籾井勝人守護霊が大いに語る NHKだけじゃなく朝日まで変えたい」

 「今後、籾井新会長はNHKをどこへ導こうとしているのか。 O川総裁は籾井新会長の守護霊を招霊し、本人の 「本音」 を聞きだした」 とつづく。
 ネルソン・マンデラが亡くなったときもそうだったけれど (死後6時間で 「復活インタビュー」 を敢行)、ここは相変わらず仕事が早いよ! 私も見習わなければ。
 0打数0安打。打率 2割7分8厘9毛。


2014年2月4日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第32試合


  1. ラーゲルクヴィスト 『バラバ』
  2. 中島みゆきの本

 閉店後、店前に雪だるまを作る。 午年にちなんでお馬さんにしようとして早々に諦め、クマをこしらえるつもりが出来上がりは 犬っぽい風貌 に。
 去年、冬楽会OB氏に作ってもらった立派なスノーマンには比ぶべくもないが、お許し願いたい。

 岩波文庫の1が売れる。

 出張で釧路に来ると顔を見せてくれるお客さんがいて、今回は中島みゆきの本を訊かれるがなにもない。 代わりに先日もらってきた 『中島みゆき 雛まつり』 のチラシを差し上げる。 ふふふ、2安打目にしよう。
 2打数2安打。打率 2割7分8厘9毛。


2014年2月3日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第31試合


  1. 手芸の本

 画伯から絵葉書が届く。
 ビッグフット の足型を作って新雪に足跡をつけ、その写真でエイプリルフールを楽しもうというお誘い。

 脇道さんにフィリップ・シーモア・ホフマンの死を教えられる。 『カポーティ』 を見たばかりの脇道さん、悲嘆にくれている。 コナリー氏が来たのでそれを教える。 俺、『セント・オブ・ウーマン』 のときから注目してたんスよとコナリー氏も悲しむ。
 翌日メールをくれた映画狂の007さんも当然のように衝撃を受けている。 私は 『ブギーナイツ』 や 『25時』 の彼を思い出す。 皆それぞれに早すぎる死を惜しむ。
 1打数0安打。打率 2割6分8厘9毛。


2014年2月2日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第30試合


  1. 十條製紙釧路工場の30年史
  2. 穂村 弘の歌集
  3. 心がうきうきするような本

 釧路市立博物館 の企画展 「釧路炭田の炭鉱と鉄道」 に行ってきた。
 釧路臨港鉄道、雄別鉄道、尺別鉄道、そして国鉄白糠線。 炭鉱と鉄道が今よりも身近だったころの写真パネルがふんだんにあしらわれ、 継電連動機からNゲージ、乗車券まで大小のモノたちが花を添える。
 尺別の鉄道マン20数人分のスナップ写真を集めた一角が地味ながら心に残る。

 昭和2年の 「釧路臨港鉄道線路一般図」 など、保存状態のよさで一際目を引く紙もの資料がいくつかあって、 どなたの所蔵品かと思ったら、当サイト 「本を繋げて」 欄に寄稿いただいている岩村誠二さんだった。
 約10分ほどの 臨港線 の運転室展望映像 (春採―知人の 4.0km) に前のめりで見入り、その後館内を見てまわる。

 植物部のたにさんがご来店。 おうちの多肉植物たちは、冬の間も順調に育っているとか。
 さっき本店に寄ろうとしたら、 入り口の掲示ポスターを食い入るように見つめるおじさんが立ち塞がっていて諦めましたと報告される。

 おじさんの目を釘付けにしていたのは、 3月1日 (土)、北大通店2階の喫茶ラルゴで開かれる 鈴木亜紀 さんのライブのポスターである。
 亜紀さんを全面にあしらった喫茶部長入魂の Word で作った告知ポスター。 当日はヴァイオリニストの鈴木 裕さんも出演し、ダブル鈴木で歌って演奏してくださる。 魅惑の一夜となるだろう。
 前売券、絶賛販売中!

 浅生ハルミン 『私は猫ストーカー』 を勧めて、2をクリア。
 3打数1安打。30試合を終えて、144打数39安打。打率 2割7分0厘8毛。


2014年2月1日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第29試合


  1. 押田成人
  2. 映画 『チェーン・リアクション』 のパンフレット
  3. 日本の民話の本
  4. 原田康子 『挽歌』
  5. 宗教関係の本
  6. ちあきなおみのLP
  7. ポストカード

 くしろ冬まつり が開幕する。

 熱心に棚を見ているお客さんがいて、やけに本の抜き差しがせわしない。 注視していたら、手元の端末からせっせと赤い光を飛ばしている。 ビームセドラーの人だった。 3冊お買い上げ。

 三重の007さんからブルーレイの録画ディスクをいただく。
 笠原和夫と高畑勲のテレビドキュメンタリー番組、 テレビアニメ 『魔法少女まどか☆マギカ』 の全12話など、硬軟とりまぜた内容。 他に、去年公開の映画のサントラから集めたオムニバスCDというのも。 『パシフィック・リム』 の曲に燃える。 いつもこちらの関心に響くものをありがとうございます。

 押田成人 『孕みと音』、柳田國男 『日本の昔話』 が売れる。
 7打数2安打。打率 2割6分9厘5毛。

 小田光雄氏の 「出版状況クロニクル」 が更新された。 アマゾン・マーケットプレイスの1円本、国立国会図書館の資料デジタル化など、思うところ多々あり。
 「近年これほど本屋特集が組まれ、また様々な本屋本が出され、 カリスマ書店員やコンシェルジュが露出している時代もなかったように思われる」 以下の指摘に深く頷く。

 「出版人に聞く」 シリーズの近刊として、原田 裕インタビューの 『戦後の講談社と東都書房』 が予告された。

       ×         ×         ×

 豊文堂書店の常連さんが書き手にまわる連載コラム 本を繋げて を更新しました。

 平位公三郎さんの 「私の青春再読」 の3回目をお届けします。
 「原稿用紙3枚に収めようとしましたが、やっぱり想いが強いので無理でした」 とのこと。 平位さんが取り上げる時代は1969年〜71年に集中しています。
 過去の 「本を繋げて」 は こちら を どうぞ。


2014年1月31日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第28試合


  1. 戦後の日本の何年に何が起きたか
                  わかる年表がついたような本
  2. 阿久 悠
  3. 美内すずえ 『宇宙神霊記』
  4. 晋遊社の 「モノダス」
  5. 嫌韓論とか呆韓論とかそれに似た本
  6. アウグスティヌス 『告白』

 『写真でみる昭和の世相史』 が売れる。 お客さんのご所望どおり年表もついている。
 阿久 悠のお客さんには本店を紹介。 エッセイ集が2冊売れる。
 6打数2安打。打率 2割6分8厘6毛。


2014年1月30日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第27試合


  1. 洋書の写真集
  2. 石原詢子のCD
  3. 多岐川裕美のCD
  4. 雑誌 「モーリー」
  5. 宮城まり子
  6. 雑誌 「みづゑ」
  7. 戯曲
  8. 唐 十郎
  9. マンガの 『妖怪ウォッチ』

 4、8が売れる。
 2と3は、アジア人旅行者のリクエストだったが、物がない。 ちなみにスマートフォンを介してのやりとりであった。
 9打数2安打。打率 2割6分5厘6毛。


2014年1月29日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第26試合


  1. 草木染の本
  2. 編み物の本
  3. この前美術の棚にあった 『地中トーク 美を生きる』

 北大通6丁目の菓子店、千秋庵が前日で閉店した。

 常連さんに3を訊かれる。 長いこと棚の肥やしになっていた本だが、前の日旅行者に売れていた。
 3打数0安打。打率 2割6分8厘9毛。

  < ズリ山裏道の遠くへ行きたい >
 ズリ山忍者、分身の術を用いるの巻。
 ベトナム発の封書と、新宿馬場下郵便局の風景印の封書が 同時に届いた! ズリ山さんの仕業である。 どこまで豊文堂書店を翻弄するつもりなのだ。

 前者 の消印は日付がかすれて読めない。 ハノイとクアンナムの寺院の切手に見入る。 封を切ると、かの国の未使用のティーパックが出てきた。
 後者は、千葉県の いすみ鉄道 の記念スタンプが押され、国鉄の急行券入り。 川原湯―大宮間の草津6号。 時空を超えてますがな。


2014年1月28日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第25試合


  1. 荻野富士夫 『思想検事』
  2. 荻野富士夫 『中国侵略の証言者たち』
  3. レスリー・チャン出演の映画パンフレット

 映画パンフレットの在庫が減らない。 80〜90年代のハリウッドを席巻したアクション映画が特にそう。 スタローンを筆頭に同時代で見てきた恩義ある面々だけれども、それだけパンフが出回っているということだ。 残念ながら店頭での動きは鈍い。
 仕方がなくスター別に袋詰めのセットにして売っている。 7〜10作まとめて1,000円均一で。

 数日前、シュワルツェネッガーのセットが売れた。 未整理のパンフは山ほどある。 ここはひとつ後継のセットものを編もうではないか。
 キアヌ・リーブス、ジーン・ハックマン、ジョン・トラボルタ、ニコラス・ケイジ。 スター・トレックに五社英雄の監督作も。 麻雀の役よろしく新たな組み合わせがいくつも出来た。 や、麻雀はよく知らないので、こちらの感覚としては ドンジャラ なのだが。

 調子にのって、「 エクスペンダブルズ とゆかいな仲間たち」 という一式をでっち上げてみた。 13冊入りで1,000円のお買い得品。 遅れてきた福袋といったところか。 シークレット作品も混ぜてある。

 同い年の2階の喫茶部長なら大喜びしてくれるだろうと披露したが、 「大統領もので作ってみたら。あ、モーガン・フリーマンばっかりになっちゃうか」 とか 「猿が出てくるやつなんていいんじゃない?」 などと、およそ益体もない思いつきを言ってくるばかりである。
 あのね、それのどこに需要があるっての!(おもしろいけどさ) こっちは売れ残りを一挙に片付けてしまいたいの!

 もっとも反応がよかったのはリバー・フェニックスのセットだった。 ふたりの常連さんが激しく反応。

 1週間前、切り絵さんに訊かれた探し物のうち、3点が売れる。 鉄道がモチーフのおすすめ本、中〜長編の小説 (ジャンルは問わず)、辺見 庸 『もの食う人々』 という内訳。
 3打数3安打 (内3安打 1/21分)。打率 2割7分5厘8毛。


2014年1月27日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第24試合


  1. 清水一行 『八百長だぁ!!』
  2. 麻雀小説

 山田洋次の新作映画 『小さいおうち』 を見た。 役者陣の好演が光る良作。
 橋爪功と吉行和子が、監督の前作 『東京家族』 につづいて夫婦を演じている。 出番は少ないものの、あちらとはまるで別人の軽やかな二人になっていて、 小津の 『東京物語』 を下敷きにした前作の呪縛を脱しているようにみえた。

 戦前のパートで、小さい男の子が読みふける 「コドモノクニ」 や 「タンクタンクロー」 がずいぶんと真新しくて目を引いた。 や、出たばかりの新刊を読んでいるという設定なので新しいのは当たり前なのだが、あれは古書なのかしら。 それとも映画用にこしらえた小道具?
 ラストクレジットには、アシェット婦人画報社や講談社の名が挙がっていた。 それぞれ 「コドモノクニ」 と 「タンクタンクロー」 の版元であり、後に復刻版を出している (アシェットは 当時、東京社)。
 2打数0安打。打率 2割5分6厘6毛。


2014年1月26日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第23試合


  1. 渡辺喜恵子 『原生花園』
  2. 岡本喜八のシナリオ集

 雪が少し積もる。 家の用事を済ませてから駅裏の本店に行き、駐車場の雪かきをこなした。
 駐車場からは釧路駅のホームがよく見える。 SL 冬の湿原号 が発車する時間になり、汽笛が大きく鳴った。 やけにたくさん煙が吐き出され、車両が隠れそうなくらい。 それもそのはず、機関車を2両つないだ重連運転の日であった。
 12時すぎ、北大通店を開ける。

 午後2時からのラジオ番組 「山下達郎のサンデー・ソングブック」 は、「極私的・青山純追悼 Part 2」。 20代のころからツアーやレコーディングで切磋琢磨した年下の名ドラマーの死を悼む。

 若く無名の彼をメンバーに抜擢したとき、なぜそんな知られていない人物を起用するのかと多くのファンから (スタッフからも) 非難の声があがったという。 その挿話を引いて、昔はよかったという繰り言はいらない、 年長世代は新しい世代に対して常に寛容であってほしいとつづける。
 盟友の死を深く惜しみ、ファンの保守性という語りづらい領域に踏みこんでみせた内容に感銘を受ける。
 2打数0安打。打率 2割6分1厘2毛。


2014年1月25日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第22試合


  1. なんかいいの
  2. 吉村 昭
  3. 書の本
  4. 俳優の田中 健が演奏している楽器のCD
  5. ケルトの音楽のCD

 レジまわりを片づけていたら、『別冊歴史読本 徹底推理 埋蔵金』 というのが出てきた。
 見返しに 「私本閲読許可証」 が貼ってある。 刑務所の受刑者が読んでいたことを示すものだ。 そういう履歴の本は珍しくない。
 閲読許可期間は 「7.9.29より 7.11.2まで」。 本の発行年も同じく平成7年なので、前の持ち主は刊行後まもなく手に入れたことになる。

 謎につつまれたカムイの秘宝、榎本武揚の軍資金十八万両の行方、奥州藤原三代の黄金、エトセトラ。 書き込みやページの折り目はなく、思いのほかきれいに読まれている。
 持ち主にとって、刑期中の拠りどころのひとつだったのではないか。 他のどの分野でもなく、埋蔵金の本だというのがひどく人間くさくて心惹かれる (官能小説の文庫本に許可証が貼ってあったときも同じように思った)。

 タカミネさんが 『ガス人間第一号』 をご覧になったというので、しばしその話に。 当欄でもおなじみのご常連、大阪のガス人間さんの名の由来となった本田猪四郎監督の東宝特撮映画。 一癖も二癖もある作品だったっけ。

 吉村 昭の文庫本が売れる。
 5打数1安打。打率 2割6分6厘0毛。

 写真家の佐藤照雄さんのホームページ 「Nature Photo 釧路」 とリンクしました。 タンチョウなどの道東の野鳥、野の花や風景など美しい自然写真をご覧いただけます。


2014年1月24日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第21試合


  1. 黒岩重吾
  2. 吉村 昭
  3. 『標茶町史』
  4. ラテン語の辞典のいいやつ
  5. 雑誌 「ステラ」
  6. 山菜の本

 大阪のガス人間さんからメールで短歌の新作が届く。 2012年の4月に歌を作り出してから600以上の歌が出来たとのこと。

  つまらぬテレビなどやめて、古いブル―ス。奴隷たちのうめき声聴く

  知らぬ間に親父に近い歳となり 鏡の中で苦笑いする

  友も皆老けゆく姿同窓会 笑顔に浮かぶ個人史ありて

  手袋をしてスマホ操作するワタシ。20世紀は遠ざかってゆく
   (スマホが操作できる手袋があります)

  犬さえも排泄する時ゃ少し恥じらう。ゴミを捨てるな人間よ。

  カルガモの親子のように道渡る 保育園児の愛らしさなう
   (ツイッター用語を誤用してみました)

 ガス人間さんには、 「本を繋げて」 の新作原稿をお願いしている。 そろそろ出来上がるころかしら。

 3、4、6とぴったりの在庫はあったのだけれど、坊主。
 6打数0安打。打率 2割6分9厘2毛。


2014年1月23日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第20試合


  1. おもしろい本
  2. 五木ひろしのレコード
  3. 村下孝蔵のLPレコード
  4. ザ・タイガースのレコード
  5. 山本兼一 『利休にたずねよ』
  6. アイヌの本

 常連のお客さんが亡くなり、夕方社長がお通夜へ。 よく本を買い、売ってくださる方だった。

 1、6が売れる。
 6打数2安打。20試合を終えて、98打数28安打。打率 2割8分5厘7毛。


2014年1月22日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第19試合


  1. ロマン・ロラン 『ベートーヴェン研究』
  2. ベートーヴェンの交響曲第2番のレコード
  3. ベートーヴェンの交響曲第8番のレコード
  4. ピアノ協奏曲のレコード
  5. 鶴見俊輔
  6. 西澤潤一
  7. 資格関係の本
  8. 『標茶町教育史』

 船井幸雄が亡くなる。 著書は探すまでもなく1冊も見当たらない。

 4が売れる。
 1は 「日本の古本屋」 経由で東京の古書店に注文した。 これは他店なので安打に含めない。
 8打数1安打。打率 2割8分2厘6毛。

   < 今日のダジャレ >
 毎日みえる毎日さんの昼飯話を聞くのが好きだ。 日替わりであちこち河岸を変えているそうで、先日出向いたのは釧路出身のスケート選手のサインが飾ってある食堂だった。 バイキング形式で色々と選べるのが気に入っているのだとか。
 その日はたまたま食欲旺盛な若者グループと遭遇した。 店の人が 地元アイスホッケー・チーム の選手なんですよと教えてくれた。
 「いや、まったくすごい食べっぷりなんだ。わんわん食べてるんだ」 と感心してみせるので、 「わかった、サインをクレインって頼んだでしょ?」
 「ん?ま、まあな」


2014年1月21日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第18試合


  1. 辰濃和男 『四国遍路』
  2. 重量盤のLPレコード
  3. 無線の本
  4. 「危ない1号」 の2巻目
  5. 鉄道がモチーフのおすすめ本
  6. 中〜長編の小説 (ジャンルは問わず)
  7. ベトナム戦争に関する新書
  8. ヴァン・ダイン 『僧正殺人事件』
  9. 辺見 庸 『もの食う人々』

 パソコンの修理はあきらめて、本店の予備機をもらうことになった。 店用のパソコンはこれで3代目になる。 どれもリサイクルショップで仕入れてきた中古品。

 常連の岩村誠二さんから、メールで当サイトのHTMLタグの不具合への助言をいただく。 札幌市営地下鉄の ミニ駅名票 が発売されているそうだ。 岩村さん、道新の札幌版で知り最寄駅のものをお求めになった。

 毎日みえる毎日さんが 「順子ちゃんが、順子ちゃんが」 と事あるごとに女優の宮下順子を褒め称えるので、 「そんなにいうなら 『赫い髪の女』 のDVD貸してくださいよ!」 と試しに言ってみたら、ホントに持っていて貸してくれた。 これは楽しみ。
 とある鼎談で、脚本家の荒井晴彦が自作の 『赫い髪の女』 を語っているのを読んでいつか見てやろうと思っていた。

 以下は、岩槻 歩・土田 環・編 『嘘の色、本当の色 脚本家 荒井晴彦の仕事』 (川崎市市民ミュージアム) 所収のその鼎談より。

 井上淳一 「映画が脚本を越えるという例で、これは荒井さんがいつも出す例なんですが、 石橋蓮司さんと宮下順子さんがインスタントラーメンを作るシーンがあるじゃないですか。 脚本では狭い台所でラーメンを作ってコタツに持ってくるのを、 映画ではガスコンロごとコタツに持ってきて、そこで作らせる。 もちろん、神代さんの演出なんですが、さすがの荒井さんも 「負けた」 と」
 荒井 「それを見たとき 「えっ」 っていうね。 俺はそう書かなかったな、と。 それ以後、監督、演出は、俺が考えた以上の仕事をしてくれよと。 俺が 「えっ、やられたな」 という。 だけど、そういうのはないよね。 『赫い髪の女』 のあのシーンの驚きを越えない」

 79年公開映画のベスト及びワーストを選んだ 「映画芸術」 の1980年2月号が狙い済ましたように入荷した。 1位 『十九歳の地図』、2位 『赫い髪の女』、11位 『十八歳、海へ』 と、中上健次の原作ものが3本も上位に集まっている。
 なんと目に眩しい時代なのだろう。 中上の原作を丸山昇一が脚色した松田優作主演の幻の企画 『荒神』 が実現していたらと夢想する。

 5〜7は、切り絵さんのリクエストで 「片道7時間のバス移動に耐えうるもの」 というお題つき。 捜索期限は1週間程度。 む、むずかしい。

 1、8が売れる。 後者は、東京創元社の世界推理小説全集版。
 9打数2安打。打率 2割9分7厘6毛。


2014年1月20日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第17試合


  1. 田村隆一の詩集
  2. 大西順子のCD
  3. おすすめのCD
  4. 村治佳織のCD
  5. 皇室の写真?
  6. 新しいの
  7. 英語の文法の本
  8. 北海道関係の本

 店のパソコンがご機嫌斜め。 呼びかけても応えてくれない。 少し前から動作が不安定だったのが、とうとう寿命が近づいたものとみえる。 この日はサイトの更新が一切できなかった。

 思潮社の現代詩文庫版 『田村隆一詩集』 が売れる。
 8打数1安打。打率 3割0分6厘6毛。


2014年1月19日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第16試合


  1. 松村栄子 『僕はかぐや姫』

 釧路市立博物館 のツィッターで SL はっくん がお披露目されている。 全世界に散らばる推定三百人のファン (!) が悶絶していることだろう。

 はっくんは、同館の非公式マスコット・キャラクター。 毛綱毅曠 (釧路出身) 設計の建物を無理やり擬人化した愛らしい男の子である。
 発案者の方曰く、 きかんしゃトーマス を意識したというこのたびの機関車型。 新キャラクター開発に余念がない チョロQトランスフォーマー 陣営が放っておかないだろう (どちらも列車型あり)。
 はっくん商品化への道が開けた。
 1打数0安打。打率 3割2分8厘3毛。


2014年1月18日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第15試合


  1. 園芸の本
  2. 林 克巳 『熊・クマ・羆』

 SL 冬の湿原号 が運行開始。
 釧路市立博物館 では、 「発表会 × 鉄道模型運転会 釧網本線の魅力」 という催しが開かれ人を集めたそうだ。
 豊文堂書店にも鉄道ファンのお客さんがちらほらとお見えになった。

 レジスターのキーを打ちこんでいたら、急に引き出しが開かなくなり おたおたする。 新しく導入したばかりのレジで、強制解除ボタンの使い方を知らなかった。
 サイトの掲載品を注文した方には、目録に 「東京製網株式会社」 とあるのは 「東京製綱株式会社」 の誤りではないかと指摘される。 そのとおりだった。

 「えんげいの本あるかい?」 と尋ねてきた年配の男性がいた。
 園芸か、それとも演芸か。 先の流れでいくと、 北大通店のことだからハズレの方の棚に案内したのだろうと思われるかもしれないが、さにあらず。
 園芸に賭けて、みごと勝利を得た。 二者択一の引っかけ問題で正解した気分だ。
 でも園芸を当てただけで本は売れなかった。

 2は本店に在庫あり。 訊かれたのがちょうど本店の営業終了間近だった。 社長に持ってきてもらいお客さんに渡すことができる。
 2打数1安打。打率 3割3分3厘3毛。


2014年1月17日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第14試合


  1. パソコンの Word とかの使い方がわかるDVD
  2. カレンダー
  3. 児玉誉士夫 『随想 生ぐさ太公望』

 帯広のとある情報誌の方が取材にみえる。 2階の喫茶ラルゴが受けた話なのだけれど、古書部も余禄に与る。 なにやら妄言を口走ったような。

 3はネット目録の掲載品。 来週またくるので本店から北大通店に移してもらえないかと常連さんに頼まれる。 実はこちらの棚にも同じ本があり、そちらをとりおき分にまわす。 1安打。
 3打数1安打。打率 3割2分7厘8毛。


2014年1月16日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第13試合


  1. なんか
  2. 日本人と外国人が対談している 「東京力」?
  3. 阿川佐和子
  4. 五十嵐貴久
  5. 東野圭吾
  6. 村上春樹
  7. 書道の本
  8. 赤川次郎
  9. 『聞き書 熊本の食事』 (農文協)

 2階の喫茶ラルゴの新しいパートスタッフが決まる。 以前から食事や本を見にいらしていた方だった。

 5、6、9が売れる。
 9は本店の在庫を持ってきてもらう。
 9打数3安打。打率 3割2分7厘8毛。


2014年1月15日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第12試合


  1. 小室直樹 『昭和天皇の悲劇』
  2. なんか新しいの
  3. 古い電話帳
  4. 手芸の本
  5. 志水辰夫
  6. 昔の漢和辞典 (筆順が載っているような)
  7. 附属中の学校史
  8. 昔の教科書
  9. アイヌ民族の本
  10. 布施 明のレコード
  11. 国生さゆりのレコード

 13、14日と臨時でお休みをいただいていた。 企画展 「没後20年 中井英夫展」 を見に、ドタさんを誘って 小樽文学館 へ行った。 小樽の街は小雪が舞っていた。 展示の最終日だというのに、館内には係りの人のほかは誰もいない。

 次々と召喚される綺羅星のごとき戦後文学の巨人たち。 展示の主役を含めその多くは鬼籍に入っている。 かれらの手になる原稿や書簡、書籍などの具体に目を奪われながら、『虚無への供物』 の作者が遺した言葉を反芻した。
 ひとは死んだらどこへ行くのか。 死んだらひとの心の中へ行く。
 啄木や多喜二、伊藤整ら小樽ゆかりの作家の常設展もあり、時間をかけて見てまわった。

 大阪のガス人間さんに頼まれていた図録を購入した (昨秋、ガス人間さんが訪ねたときはまだ完成していなかった模様)。 とうに売り切れたものと諦めていた竹本健治の某書が新刊で販売していてこれも求める。
 芳名帳をめくると、10年以上会っていない知人の名前が書きこまれていた。 見覚えのある筆跡でその人の無事を知る。

 関川夏央の 『現代短歌 そのこころみ』 の再読をはじめた。 同書には中井英夫が最重要人物として登場する。

 4、5が売れる。
 9のお客さんには本店を紹介する。 向こうで2冊お買い上げいただき、安打に入れる。
 11打数3安打。打率 3割2分6厘9毛。




2014年1月12日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第11試合


  1. 仏教に関する本

 劇団どくんご の劇団員氏がお出でになる。 今夏もどくんごの芝居を見られそう。 そのおもしろさを大いに広めたい。
 1打数0安打。打率 3割4分1厘4毛。


2014年1月11日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第10試合


  1. 誰の訳でもいいから 『源氏物語』
  2. 小島信夫 『別れる理由』

 1月も半ばになろうというのに、見渡しても雪景色が一向に入ってこない当地である。 店前の雪だるますら こさえることができずにいる。
 どうやら例年よりもほんの少し気温が高いらしい。 今朝になってようやくショーウィンドウの内側を霜が覆いはじめた。

 さて、ガラスを彩る美しい紋様に目を奪われるのはよいのだが、 あんまり凍結が甚だしいと 何を売っている店なのか見当がつかなくなる。 画像ではかろうじて 「こども110番の店」 であることはわかるものの、 当世のキッズたちはこのような得体のしれない店舗に助けを呼ばないだろう。 商売にも差し支えることだし、改善しなければなるまい。

 以下は、昨冬も紹介した北大通店の冬期ショーウィンドウ清掃の手順である。 ご存じない方のためにも軽くおさらいしてみたい (画像は12年12月某日撮影のもの)。

 1.ウィンドウの一角にもぐりこみ、 へらで霜をこそげ落とす 。 みるみる視界が晴れていく。

 2.ロール状にくるくると巻かれていく氷の結晶は、 うすく削ったホワイトチョコレート のようだ。 味見するのは我慢我慢。

 3.こぼさないようにカップによそえば、あっという間に ふるほんシャーベットのできあがり

 見栄えがよくなった 上に、元手いらずの稀少スイーツのおまけまで付いてくる。 一石二鳥ではないか。
 ウィンドウが凍結しはじめたのは先に述べた。 かくして今期もメニューを再開できる。 首を長くしていたグルマンの皆さんにも朗報を届けられ、胸を撫でおろしているところである。

 << 北大通店特製のふるほんシャーベットを召し上がれ。 冷えこみが厳しい日の午前中にしか 採集 提供できない限定1食のご馳走です。 味付けはお好みで。 ご希望の方には、正露丸を一粒サービスしたします。>>

 新潮社の円地文子訳 『源氏物語』 の単行本10巻セットが売れる。
 2打数1安打。10試合を終えて、40打数14安打。打率 3割5分。


2014年1月10日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第9試合


  1. 『銀牙伝説WEED』
  2. おもしろそうな本
  3. 小檜山 博
  4. 黒井千次
  5. リチャード・スターク

 厚岸倉庫社長に北海道手織つむぎの栞をもらった。 やさしげな緑のグラデーション。 読みかけの本にはさんだ。

 「置いてもらっている前売券、何枚売れていますか?」 と確認の電話がきたのだが、その前売券とやらに一向に心当たりがない。 2階の喫茶ラルゴと白金町の本店にも尋ねてみたが、扱っていないという返事である。
 電話をかけてきた人物によると、券を配っているのは別の人だという。 頭にひとつ仕舞いこむと別の2、3個が押し出される ところてん頭の私だけれど、この件に関しては相手方の勘違いだろう。

 夕方、店に写楽保介がやってきた。 手塚マンガの 『三つ目がとおる』 でおなじみの超能力少年である。 発表から40年経って、少々お年を召したように見受けられるが、それでも間違いない。 絆創膏ならぬ毛糸の帽子をめくりあげると、 額に三つ目 が現れた!!
 釧路の写楽曰く 「さっきこれ見せてね、生協のレジの女の人、2人笑わせてきたさ」

 黒井千次の 『働くということ』 が売れる。
 5打数1安打。打率 3割4分2厘1毛。


2014年1月9日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第8試合


  1. 佐々木丸美
  2. 手帳
  3. 秋間達男 『白石義郎 明治に生きた政治家の軌跡』
  4. 「北の仲間」 9、12号
  5. 村下孝蔵のレコード
  6. うふふふの歌のレコード
  7. 前にあった 『月曜日のユカ』 のDVD
  8. エド・ウッドの映画のDVD

 「わるいやつらがしつこいですわ」 「んだな、元王妃も美しいけどしつこい」 「王様、だらしない」 「この前やってた楽屋裏のやつはいらないな、それより本編やってくれ」
 以上、日曜夜の韓国ドラマ 『トンイ』 をめぐって盛り上がる毎日さんと2階の喫茶部長の会話より。 私にはさっぱりわかりません。

 講談社文庫版の 『雪の断章』 で1をクリアするが、お客さん、2階のラルゴに本を置き忘れていく。 当欄をご覧でしたら連絡をお待ちしています。

 他に、村下孝蔵のシングルレコード 『ゆうこ』 と 『初恋』 が売れる。 本店在庫の 「北の仲間」 の12号がおとりおきになる。
 7、8は社長の問い合わせ。
 8打数3安打。打率 3割6分3厘6毛。

  < クイズ ズリ山裏道の遠くへ行きたい >
  ふるとシャカシャカ音がして、つぶすとぺしゃんこ。 重くはないけど ふくらんでいるもの、なあに?
  今日着いたズリ山じるしの封筒

 ズリ山裏道さんから角型5号サイズの封筒が届いた。 膨らみがあって、振るとシャカシャカ音がする。 怪しいな。 「密輸品在中」 と書いてあり、開けると東南アジアの某国のスナック菓子だった。
 発送は国内である。 1月7日付の千葉県の外川郵便局の風景印。 銚子電鉄 の記念スタンプも押してある。
 サッカーの岡ちゃん似の配達員さんが怪訝な顔をして渡してくれた。

 一旦外へ出ていった岡ちゃんが、もう1個あったとあわてて戻ってくる。 もちろんこれもズリ山さんから。
 2通目の封筒は 某国のホテル のもの。 1月7日付の銚子郵便局の風景印が押され、中身は ひたちなか海浜鉄道 のパンフレット 「湊線 沿線さんぽ」 と、 熊本電鉄 の5枚つづりの古切符である。
 日本と某国との取り合わせの妙でこちらを幻惑する。 「風景印の魔術師」 の面目躍如といえよう。


2014年1月8日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第7試合


  1. 池波正太郎
  2. 松本清張
  3. 清張、池波以外のおもしろい本
  4. 「ステレオサウンド」 の古いの
  5. 木彫りの平櫛田中の本
  6. ヒグマに関する本
  7. 麻雀系統の本

 平凡社 のサイトがリニューアルしている。 今年100周年を迎えるそうだ。
 私が最近読んだ平凡社の本は、 『少年少女 昭和SF美術館 表紙でみるジュヴナイルSFの世界』

 1、3、6、7が売れる。 麻雀の本はこれで1冊もないことに。
 7打数4安打。打率 3割6分。


2014年1月7日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第6試合


  1. 林 芙美子
  2. 津村節子
  3. 熟語の本
  4. 編み物の本
  5. 古い地図帳 (平成大合併より前のもの)
  6. ラジオで聞いた夫婦で芸術家の人の本
  7. 海女さんの本 (石川県の)
  8. みうらじゅん

 新春特別インタビューです。
 蔵書移動計画の進捗状況についてバーコード博士にお話をうかがいました。

 ええ、懸案の倉庫に断熱材を入れる作業は終わりました。 いつでも本の引越しに取りかかれます。 でもね、これで終わらせるのが惜しくなっちゃって。
 今度は倉庫にドアを作ろうかなァなんて。 深夜にテレビの通販番組でやってる、なんでも切れる万能ハサミってのがありますよね。 あれを手に入れまして。 壁にこれくらいの入り口をね、ハサミでじゃきじゃきやろうかなと。 アルミサッシも買ってきたし、今度自力で工事するんです。
 パソコンもね、導入しますよ。 倉庫で本のバーコード管理をさくさくできるようにしたいんです。

 バーコード博士ったら、DIY熱が止まらないみたい。 蔵書の移動という本来の目的そっちのけで楽しんでいる。 そうであるなら仕方がない。 私もバーコード博士好みのアイディアをいくつか提案した。

 倉庫に隠し部屋を作りましょう。 本棚の本を操作すると、隠し部屋に通じる扉がひらくんです。 操作を間違えると、天井がじりじりと降りてきて押しつぶされる。 泥棒退治にも使えます。 床がぱっくり割れて毒蛇だらけの地下室に落とされるでもいいです。
 忍者屋敷やインディ・ジョーンズを念頭に置いてみた。 発想が陳腐なのは如何ともしがたい。

 2、8が売れる。
 6は、ドキュメンタリー映画 が公開された篠原有司男と乃り子の夫妻のことだろう。 在庫はない。
 8打数2安打。打率 2割7分7厘7毛。


2014年1月6日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第5試合


  1. トルストイ 『イワンのばか』
  2. 向田邦子のハードカバー

 「イワンのばか」 を訊かれる。 店にある収録本は、福音館古典童話シリーズの 『トルストイの民話』 1冊きり。 短い作品である。 お客さん、しばらく立ち読みしてからおしまいまで目を通したのか満足そうにお帰りになった。

 『父の詫び状』 の単行本が売れる。
 2打数1安打。打率 3割。


2014年1月5日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第4試合


 ひもじい1日だった。
 0打数0安打。打率 2割5分。


2014年1月4日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第3試合


  1. 釧路検定のテキスト
  2. 日進小学校の開校記念誌
                 (75、100、110周年以外のもの)
  3. 絵
  4. 書道に関する本

  < ズリ山裏道の遠くへ行きたい >
 1月1日消印の封筒が届いた。 例によって愉快犯 ズリ山裏道さんが投函したもの。 大原郵便局の風景印 だった。 どこの大原か。 千葉県のである。
 ここでふと考えこむ。
 ズリ山さんは12月30日に来店した際、この後夜10時すぎの釧路空港発の飛行機便で東京に向かいそれから出国、 正月は東南アジアの某国ですごしますとおっしゃっていた。 だとすればこの封筒に元日の消印が押してあるのはなぜだろう。

 前提となる年内出国というのが錯誤の源なのか。 ズリ山さんの偽証はないが共犯者がいて代わりに元日に投函したのか。 31日の遅い時間にポストに入れるのはどうか。 翌日回収で1日の消印になるかもしれないが、 そうなると郵便窓口ではないので風景印は押してもらえない。 や、郵送で押印を依頼できる 「郵頼」 という方法もあるそうだ。
 日本と某国とを結ぶ大掛かりなアリバイトリックの捻出も考えられる。 ついに当欄が国際的スケールを備えてきた。

 封書の裏面 には御徒町駅の記念スタンプが押され、 中からは福岡県の 平成筑豊鉄道株式会社 のポケットティッシュが出てきた。 ひとつの郵便物にバラバラの地名が3つも同居していることが問題を複雑にしている。
 鮎川哲也のアリバイくずしものだと、ささいな手がかりから鬼貫警部がするすると謎をほどいていくことになるのだけれど。
 はたして真相はいかに!

 などとくだくだしく書き連ねてみたが、 現実はズリ山さん本人が元日に郵便局に持ちこんでから出国したというあたりに落ち着くのだろう、きっと。 年内出国というのは、証人 (私) の錯覚というわけ。 今度ズリ山さんに直接尋ねて答えあわせをしてみたい。
 それはそうと、 ちくまる はかわいいな。
 4打数0安打。打率 2割5分。


2014年1月3日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第2試合


  1. モーニング娘。の写真集
  2. 月刊マガジンとか
  3. クラシックのCD
  4. 山田風太郎 『人間臨終図鑑』

 毎日みえる毎日さんからDVDを貸してもらう。 『DVD付マガジン よしもと栄光の80年代漫才 昭和の名コンビ傑作選 第1巻 横山やすし・西川きよし』 と 『大草原の少女みゆきちゃん』 という毎日さん大絶賛の2本である。
 後者は知床を舞台にした1986年放送のテレビドキュメンタリー。 みゆきちゃんのお父さんは、『羆撃ち』 の著書を持つ猟師・久保俊治氏だという。

 3、4が売れる。
 4打数2安打。打率 5割。

 大阪のガス人間さんから新年できたてほやほやの短歌がメールで届く。

  寿ぐほどの正月でもなく、楽と苦の狭間を往き来する心

  新年は時の流れのひと区切り還暦こえてどこまで生くか

  世の中の流れ何やら怪しげで心さざめく内部センサー

 私のポンコツ内部センサーも世の雲行きに反応してか、このところ警報を発しつづけている。 叩けば直るくらいの誤作動ならばよいのだけれど。


2014年1月2日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第1試合


 あけましておめでとうございます。 豊文堂書店 北大通店です。 新しい年の営業がはじまりました。 本店ともどもどうぞよろしくお願いいたします。

  < ズリ山裏道の遠くへ行きたい >
 新年早々、年賀状にまじって旅人 ズリ山裏道さんから封書が届いた。
 風景印は成田空港2ビル内とある。 正式名は、 成田郵便局空港第2旅客ビル内分室 というらしい。 日付は12月31日だ。 その前日、ズリ山さんがお見えになったとき、正月は東南アジアの某国で迎えますと予告しておられたっけ。

 封筒 には千葉県の いすみ鉄道 のムーミンの記念スタンプが押してあり、封を開けるとマーマレードの小袋が。
 ここの鉄道にはムーミン列車ってのが走っているのか、勉強になるなァ。 などと感心している場合ではない。 封書の隅には 「これより高飛びします」 という一文が付されていて、 北大通店のズリ山対策本部、おめおめと海外逃亡を許してしまった格好だ。
 2014年もこの調子で愉快犯に惑乱される日がつづく模様。

  < 今日の聞き間違い >
 「京都の 俵屋旅館 のこと書いてる 『俵屋相伝』 って本があってね、四苦八苦して手に入れたなァ」 とエミリーさん。
 「え?え?宿泊して手に入れた?」

 2階のおさがりのレジをもらう。 や、もらったのはもう1年も前の話なのだが、2階の喫茶部長に機器の設定をしてもらってようやく使えるようになった。
 0打数0安打。打率 0割0分0厘0毛。

 小田光雄氏の 「出版状況クロニクル」 が更新されている。
 『「奇譚クラブ」 から 「裏窓」 へ』、入手済みの毎日さんから、あんたも買って読みなさいとせっつかれている。


2016年の夜に口笛を吹けば

2015年の夜に口笛を吹けば

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