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2012年の夜に口笛を吹けば


2012年12月30日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第355試合


  1. 美木良介の本
  2. 小檜山 博 『漂着』
  3. 『Utage・宴 
            北の作家書下ろしアンソロジー』

 粉雪が雨に変わる。
 本野さんから2と3の問い合わせ。 どちらも当サイトの文学分野を眺めていてみつけたものらしい。 2は北大通店にも在庫がありみてもらったが、「あら、これ前に読んでるわ」 とのことでアウト。 3は正式に注文をいただく。 保管先の本店から持ってきてもらうことになる。
 他に、先週訊かれて本店在庫を教えた 『伊東深水全木版画展 図録』 が売れたと、本店から電話あり。
 3打数2安打 (内1安打 12/23分)。打率 2割4分6厘6毛。

 北大通店の2012年は、2階の喫茶ラルゴと白金町の本店より一足はやく今日でおしまい。
 今年もまた多難の1年だった。 この先もそうだろう。 モノとしての本をめぐる状況は、ますます変容していくにちがいないから。 北大通店のおとなりのささき画廊と、老舗ジャズ喫茶ジス・イズの突然の閉店もまた、重くのしかかった。

 在庫お問い合わせの最終成績は355試合出場で、2019打数498安打。 打率 2割4分6厘6毛。 前年より2分8厘も打率を落としたが、それでも問い合わせの4件に1件はお応えできたと考えたい。

 豊文堂書店の新年は、例年どおり2日からはじまります。 皆様どうぞよいお年を。


2012年12月29日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第354試合


 厳しい冷えこみがつづき、日中ストーブをつけていても凍える毎日。 この時期の釧路にしては雪が多く、ダブルパンチで客足に響いている。
 火曜日の当欄で紹介した、元手いらずの新発明・ふるほんシャーベットの製作にはかえって好都合だ。 原材料 (ショーウィンドウをびっしり覆う凍った結露) がふんだんに採れるので、 1日限定1食といわず、2食でも3食でもできそうな按配である。

 ところで、それって誰か注文した人いるの? 痛いところを衝く御仁がいた。 反響はあるものの、皆さんまだ手を出しかねているといった風。 ここはひとつ視覚に訴えてみよう。 前回はデジカメの充電切れで撮影できなかった。 改めて製作の手順をご覧いただきたい。
 こちら、北大通店のショーウィンドウ。 霜に覆われて、何を売っている店なのか不明の状態。 かろうじて 「こども110番の店」 であることはわかるが、 当世のキッズたちはこのような得体のしれない店舗に助けを呼ばないだろう。 改善しなければなるまい。

 ウィンドウの内側に入りこみ、へらで霜をこそげ落とすうすく削ったホワイトチョコレート のようだ。 味見したくなるのを抑えるのに一苦労する (正露丸の買い置きが必要である)。 あっという間に カップがいっぱい になった。 盛り付けの美しさも腕の見せどころ。 2階の喫茶ラルゴに教えを乞うことにしたい。 ウィンドウの見栄えが多少よくなった。 古本屋だとわかってもらえそう。

 「ガイアの夜明け」「カンブリア宮殿」「出没!アド街ック天国」「激録・警察密着24時!!」。 名だたるテレビ番組 (すべてテレビ東京) から引き合いがくるのを、心して待とうではないか。
 0打数0安打。打率 2割4分6厘0毛。


2012年12月28日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第353試合


  1. 塩野七生
  2. 塩野七生 『神の代理人』
  3. 「シャドーボックスの作り方」?
  4. 古い 「明星」 や 「平凡」
  5. なにかおもしろい本

 駅裏で古物商を営み30年になるT川さん (仮名) が某所に招かれ、20数名の聞き手の前でなにやら講話を行ったそうな。 アマゾンとか、ブックオフがキーワードだったと伝え聞く。

 「なにかおもしろい本入りましたか?」 と管長さん。 「ええ、入りましたとも!」 と朗らかに、その実とらえどころのない返事をしてしまう。 しばらく棚をご覧になった後、リチャード・パワーズの 『ガラテイア2.2』 をお求めになったので、 これは安打ということでよいだろう。
 管長さんには、先月ワーナー・マイカル・シネマズ釧路で開かれた 「鳥肌 実 42歳厄年夜逃げライブ くしろよろしく」 の模様を聞かせてもらう。 ケーシー高峰成分が増えたのか、ライブは下ネタのオンパレード。 管長さんは楽しんだというが、どん引きしているお客もまた多かったとのことである。

 ふたりの常連さんの探求書が、相次いで入荷していた。 岩波クラシックスの 『論語』 はハメットさんへ、 第一勧銀経営センターが編んだ 『家訓』 は蔵書データベースさんへ、この日それぞれもらわれていく。 ハメットさんには塩野七生も訊かれて、文庫が1冊売れる。
 5打数4安打 (内2安打 11/28・12/14分)。打率 2割4分6厘0毛。


2012年12月27日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第352試合


  1. 天童荒太 「孤独の人」?
  2. 東野圭吾
  3. 生島治郎
  4. 赤川次郎
  5. 山本周五郎 「上杉戦記」?
  6. 種田山頭火
  7. 未来社 「社会科学ゼミナール」
  8. 戸川幸夫 『オホーツク老人』

 赤川次郎の文庫が2冊売れて、1安打。
 厚岸倉庫社長が久々に顔を出し、7、8を尋ねてくる。 後者を収録した立風書房の 「北海道文学全集 第十八巻 国境の海」 ならば在庫があるが、それよりも単著がよいとのこと。 同社長のおとりおき本を保管する厚岸箱入りは見送られる。
 8打数1安打。打率 2割4分4厘6毛。


2012年12月26日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第351試合


  1. 子どもの本

 開店前、市役所や法務局をまわって、いくつか書類を発行してもらう。
 クリスマスの飾りつけを片づける。
 1打数0安打。打率 2割4分5厘1毛。

12/26(水) 午前8時すぎ、久寿里橋からのぞむ釧路川。(クリックすると 拡大します)


2012年12月25日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第350試合


  1. なんかいいの
  2. 釧路市の住宅地図
  3. なんか新しいの

 最低気温がマイナス18.3度の釧路。 今期もっとも冷えこんだのではないか。 店のショーウィンドウ内側にはびっしりと霜がはりつき、美しい自然の紋様を描いている。 ヘラでそれをこそげ落とす。 ウィンドウの視界が晴れていく。 ロール状にくるくると巻かれていく氷の結晶は、クリスマスケーキを彩るホワイトチョコレートみたいだ。 こぼさないようにカップによそう。 繰り返すうちに器がいっぱいになる。 ふいに天啓がおりてくる。

 << 北大通店特製のふるほんシャーベットを召し上がれ。 冷えこみが厳しい日の午前中にしか採集 提供できない限定1食のご馳走です。 味付けはお好みで。 ご希望の方には、正露丸を一粒サービスしたします。>>

 スイーツの新メニュー開発に余念がない2階のラルゴに提案してみたが、 喫茶部長は難しい顔をしてただただ首を横にふるばかりであった。

 前日は臨時休業。 一日中臥せっていた。
 年に数回みえる美術図録のお客さんに、「なんか新しいの入ったかい?」 と訊かれる。 『日本美術院 創立百周年記念 札幌展』 が売れる。
 3打数1安打。350試合を終えて、2002打数491安打。打率 2割4分5厘2毛。


2012年12月23日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第349試合


  1. ハンコ
  2. 伊東深水の版画の本

  店前のスノーマンの生みの親、冬楽会OB氏が痩せてきた雪像を クリスマス風 に手直してくださる。 山高帽のてっぺんがぼんぼり付きの円錐になって、緑のリボンと赤いベルがついた。 読んでいるのは相変わらずドラッカー博士の 『現代の経営 続篇』。
 2打数0安打。打率 2割4分5厘1毛。


2012年12月22日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第348試合


  1. 「アート・ギャラリー 
          現代世界の美術」 のシャガールの巻
  2. 串田孫一
  3. NHKのテキスト?
  4. クリムトの画集
  5. 占い関係の本

 夜、2階のラルゴでとある音楽教室の貸切パーティあり。 サンタクロースも登場して、参加者のちびっこにプレゼントを配っていたようだ。 そのサンタさん、役目を終えると下におりてきて 「ちょっと、店の奥貸してもらっていいかい?」
 やがてパンパンに膨れた鞄をもった一人の紳士がどこからともなく現れ、何食わぬ顔で2階にあがっていった。 「スーパーマン」 の電話ボックスのようなものか。

 串田孫一の 『哲学NEW門』 が売れる。
 映画の先生が 『イースタン・プロミス』 と 『プルートで朝食を』 のDVDを貸してくれる。
 6打数1安打。打率 2割4分5厘3毛。


2012年12月21日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第347試合


  1. 体操のフォトブック
  2. 司馬遼太郎
  3. 外国のクリスマスの短篇集
  4. ミステリーもの (内田康夫、梓 林太郎)
  5. 三笠宮崇仁 『古代オリエント史と私』
  6. おもしろそうなもの

 朝起きたら利き腕が痛くて痛くて、動かせなくなっちまってよ。 パソコンのキーボード打つのもしんどいほどなんだ。
 駅裏の某所で古物商を営み30年になるT川さん (仮名) の身を襲った椿事である。 ここ数日の手ひどい風邪から脱したばかりだった。 踵を接して、大事な腕に変調をきたしたというのだからついていない。 前の晩にはなんともなかったというのにどうしたことだろう。

 洛陽の紙価を高める大長編をものするべく夜な夜な万年筆で原稿用紙の升目を埋めていた反動なのか。 はたまた、長年夜の歓楽街で流しのギター弾きをしてまわった酷使のせいなのか。 種明かしをすると、右腕を身体の下敷きにしたまま寝入った寝相の悪さが原因なのだった。
 かかりつけの病院で極太の注射を打たれた上、添え木をあてられ包帯でぐるぐる巻きにされちまった。 そうこぼすT川さんが 「週刊 少年ジャンプ」 お抱えの人気漫画家でなくて本当によかった。

 記念に写真を撮っておきましょう。 支店従業員のK島 (仮名) の申し出に応えて、スノーマンの雪像の横で微笑んでみせた T川さん。 腱鞘炎と診断された片腕を殊更みせびらかすそのポーズは 『燃えよドラゴン』 のミスター・ハン を意識しているふしがある。
 皆さんも寝るときに無理な体勢をとってはいけません。 たとえ隣りで眠る素敵なパートナーを起こす羽目になったとしても。 そうアドバイスを送る眠れる森のT川さんなのであった。

 2、5、6が売れる。 6は白石一郎の文庫本。
 3はジェフリー・ディーヴァーの 『クリスマス・プレゼント』 のことだった。 最新作 『バーニング・ワイヤー』 ならば2冊あるのだが。
 未整理本を引っくりかえしていたら、学年誌の付録が30冊弱出てきたので値段をつける。 いずれもミステリ、SFもの。
 6打数3安打。打率 2割4分5厘6毛。


2012年12月20日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第346試合


  1. 易学の本
  2. 中学生の英語の教科書
  3. 国語辞典
  4. R・B・パーカーの単行本

 大阪のガス人間さんから、私も耳鼻咽喉科に行きましたとメールが届く。 少し前に詠んだという一首もそえてある。

 「自転車で 日暮れの早き 街角を 耳鼻科帰りの 風の冷たさ」

 衆議院選挙の結果を受けてつくった狂歌も。

 「バンザイで 政治家になる この国は 落ちればうつむき 手は下に」

 「バンザイで いきなり両手を 上に挙げ 何もせぬのに お手上げか?」

 4打数0安打。打率 2割4分4厘8毛。


2012年12月19日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第345試合


  1. 前にあった 「スター・ウォーズ」 の大きな本
  2. 『グローバルブレイン 未来への鍵』
  3. 外国の作家の本
  4. ウォーアクションもの
  5. 月刊誌

 S・L・トンプスンの 『A‐10奪還チーム 出動せよ』 が売れる。
 エミリーさんから借りた 「男の隠れ家」 の増刊号に目をとおす。
 5打数1安打。打率 2割4分5厘3毛。


2012年12月18日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第344試合


  1. 植物の栽培法の本 (蘭)
  2. 相続関係のハウツー本

 雪積もる。 各所を除雪した後、北大通の耳鼻咽喉科へ。 予想どおり降雪のおかげで患者は誰もおらず、真っ先に診てもらえる。 開店時間が30分遅れたけれど、降雪のおかげでお客は誰も (後略)。
 スノーマンが痩せてきた。
 2打数0安打。打率 2割4分5厘1毛。


2012年12月17日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第343試合


  1. 岩波文庫のメレジュコーフスキイ
                    『神々の復活』 1巻
  2. 画集
  3. 短歌の本

 フェルメールの画集が売れる。 『冬の旗 山名康郎歌集』 が売れる。
 3打数2安打。打率 2割4分5厘6毛。


2012年12月16日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第342試合


  1. 『正法眼蔵随聞記』
  2. 昔の吉原の本

 雪が少し積もる。
 2打数0安打。打率 2割4分5厘0毛。


2012年12月15日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第341試合


  1. 『釧中物語 ふるさと開く湖陵人脈』
  2. 皇室の本 (美智子さんの
                ファッションがわかるもの)
  3. 和紙
  4. わたしの手袋

 1が売れる。
 4打数1安打。打率 2割4分5厘2毛。


2012年12月14日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第340試合


  1. シャルル・ペローの童話
  2. 家訓の本

 冬楽会OB氏の手になる スノーマン が完成する。 凍てついた空の下、かれが読みふける書物はなんであろう。 ドラッカー博士の 『現代の経営 続篇』 である。 緑色のハードカバーを持たせたいという制作者の強い要望で、廃棄本のなかからたまさか選ばれた。 スノーマンが青雲の志をいだく起業家のようではないか。
 ずんどこべろんちょの本でなくてよかった (クレショフ効果を念頭に)。
 ニンジンの鼻は2階のラルゴ提供。
 2打数0安打。340試合を終えて、1965打数482安打。打率 2割4分5厘2毛。


2012年12月13日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第339試合


  1. 渡部昇一
  2. 電話帳のメモする帳面?
  3. 額縁
  4. 籐手芸の本
  5. ギターの楽譜
  6. 全国地図
  7. マップル地図
  8. スノーマンの本
  9. 釧路の怖い話が載っている本

 体調が思わしくない。
 1が売れる。 釧路の怪談話を集めた本は、思い当たるものがない。 合田一道 『北海道おどろおどろ物語』 をおみせすると、それでもよいとおっしゃる。 2安打目。
 9打数2安打。打率 2割4分5厘5毛。

 前日の店前の 雪だるま が3段重ねのスノーマンになっている。


2012年12月12日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第338試合


  1. クリスマスカード
  2. 黒柳徹子 『窓ぎわのトットちゃん』
  3. オードリー・ヘップバーンに関する本
  4. おすすめの本
        (映画スターの写真が載っているもの)
  5. 暮らし方教室主宰 藤田ゆみ

 映画 『フラッシュダンス』 のパンフレットがみつかった。 歌謡曲さんの探し物である。 去年の夏から都合9回訊かれていた。 店のどこかでみかけたはずなのに出てこない。 売ってしまったのか。 羽根がはえてどこぞに飛んでいったのか。
 隠れていたのは、補充のため整理をした200円パンフの箱のなかだった。 はて、ここは以前も探した場所なのだが。
 この朗報をすぐにも伝えたい。 伝えたいけれど、今度は歌謡曲さんの方がみつからない。 ここしばらくとんと音沙汰がないのである。

 冬楽会OB氏が、この冬最初の 雪だるま づくりにとりかかる。
 5打数0安打。打率 2割4分5厘6毛。


2012年12月11日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第337試合


  1. 墨をする機械
  2. ジャズミュージシャンの写真集
                    (ハーマン・レナード)
  3. 森山大道
  4. 多田富雄
  5. 岩波新書の小沢昭一
  6. 渡邊喜恵子 『啄木の妻』
  7. 王 羲之 『集王聖教序』
  8. 空海 『風信帖』
  9. 韓国の歴史の本
  10. ビートルズのCD
  11. おすすめのCD
  12. ピート・ハミルのミステリ
  13. ビル・プロンジーニ

 エミリーさんが手に入れたばかりの新刊本をもってご来店。 堀江敏幸 『余りの風』 (みすず書房) と、岡田千晶 『もうすぐ もうすぐ』 (教育画劇)。 どちらもたいそうなお気に入りとのこと。
 地元の大型書店では、どうしたものかみすず書房の本が冷遇されていて、新刊がとんと入荷しない。 そもそも人文書の棚がどんどん減っている。 それでもエミリーさん、堀江敏幸の新著を応援のために店頭で予約したという。

 エミリーさんにおすすめのCDを訊かれ、民族音楽の棚を教える。 ヴェトナム、ラオス、ジャワ、ミャンマーなど、少しある。 選ばれたのはアイルランド音楽の1枚。
 13打数1安打。打率 2割4分6厘4毛。

釧路市の歓楽街 末広町の午前9時。(クリックすると 拡大します)


2012年12月10日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第336試合


  1. 木製のカレンダー、日付を動かせるやつ
  2. 英和辞典
  3. 雑誌 「MOE」
  3. マンガ
  4. 忠臣蔵の本
  5. 徳川綱吉に関する本
  6. 小沢昭一
  7. おもしろいの
  8. 梶山季之
  9. 北 杜夫 『私はなぜにして
                カンヅメに大失敗したか』
  10. 手品の本

 「このテのものは、だいたい、なくなってから、つまりもうよくわからなくなってから、知りたがったり、 考えたりすることが多いから、いまのうち、繁栄のさなかに、しっかり考えておかなくてはならないノダ」 (『ドキュメント 綾さん 小沢昭一が敬愛する接客のプロフェッショナル』 新しい芸能研究室 1978年刊)

 以前も当欄に書いたことがあるけれど、小沢昭一がトルコ風呂について記した言葉を折にふれて思い出す。 気まぐれで移ろいやすくて雑駁な、われわれ自身の時代風俗への関心のありかについても、それは届いているだろう。 古本屋にとっても示唆に富む。 「繁栄のさなかに」 のくだりが肝要。

 毎日みえる毎日さんと、その小沢の昭ちゃんの話になる。 毎日さんも、数ある著書のなかから 『ドキュメント 綾さん』 の名を忘れがたいものとして真っ先にあげた。
 夕方みえた常連のおふたりに文春文庫の自伝 『わた史発掘』 が売れる。

 他には、「MOE」 のバックナンバーと、丸谷才一 『忠臣蔵とは何か』 で、計3安打。
 10打数3安打。打率 2割4分7厘4毛。


2012年12月9日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第335試合


  1. 呉 清源 『現代定石活用辞典 全3巻』
  2. 鈴木為次郎・木谷 実 『定石小辞典 (下)』
  3. 桜木紫乃
  4. 江戸時代の切絵の本

 開店時間まで雪かき。
 1と2は常連の囲碁のお客さんから。 「日本の古本屋」 をつうじて他店に発注する。 これは安打に非ず。
 4打数0安打。打率 2割4分7厘1毛。


2012年12月8日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第334試合


  1. 中島みゆき 『海嘯』
  2. 大西巨人
  3. 平田オリザ
  4. 「Michelin Guide 北海道」
  5. 書道で書く四字熟語が載っている本
  6. 湊 かなえ 『告白』

 「ミーナとカナエの告白、ありますか?」 と訊かれて、 じゅん&ネネというのか、 『ANO・ANO (アノアノ)』 というのか、なにかそうした女性デュオ的なものを思い浮かべて、 「その題名の本はありませんねェ」 なんて答えたら、湊 かなえの 『告白』 だった。 や、言い訳するのは見苦しいのですが、ホントに 「ミーナ」 って聞こえたんですよ。 もちろん過去にそんな呼び名の知り合いはいませんけど。

 雪が積もる。 墨場必携が売れる。
 6打数1安打。打率 2割4分7厘6毛。


2012年12月7日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第333試合


  1. 啄木の詩集
  2. 吉野ヶ里遺跡の本
  3. 中村真一郎 『蠣崎波響の生涯』
  4. 蠣崎波響の絵が載っている本
  5. 「テイク・ファイヴ」 が入っているCD

 1、2で2安打。
 夕方、店が揺れる。 震度4の地震。
 5打数2安打。打率 2割4分7厘9毛。


2012年12月6日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第332試合


  1. ゴーマイ詩集 (書肆山田)
  2. 『モーリヤック著作集』 (春秋社)

 降りだした雪がやがて雨に変り、強風がそれに加勢する。
 悪天候のため夕方3時で店を閉めると、本店から予告の電話がくる。 玄関の開き戸が気圧差の影響で勝手にばたんばたん言いだし、ポルターガイストが荒れ狂うよう。 やむを得ず鍵をかけて営業しているとか。 語義矛盾と呼ぶなかれ。 対策を怠りガラス扉が割れたこともあるのだ。
 そうはいっても案の定、入りたくても入れないお客さんが現れ、 あわてて戸をあけたそうだが。

 さてその3時になろうかというころ、毎日みえる毎日さんが本店に顔を出し (毎日さんは北大通店だけではなく、本店も日々の巡回路に組みこんでくれている)、 「おもて雨止んだよ。風もおさまったよ」
 はかったように天気が回復していてずっこけた社長、結局通常営業にもどしたそうな。
 2打数0安打。打率 2割4分7厘5毛。

12/6 暴風雨にさらされつづけた北大通店2階 喫茶ラルゴのランチメニュー看板。伊藤潤二のマンガのようなおどろ感。望んでできるものではない。(クリックすると 拡大します)


2012年12月5日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第331試合


  1. 白川 静の字典
  2. ここにあった週刊誌
  3. クリスマスのCD

 このところ上の喫茶ラルゴが、照明を新しく取りつけるなどして小さな改装に余念がない。 大テーブルのそばの壁には飾り棚ができた。 絵や小物雑貨を置いているが、何かが足りない。 古本屋の2階だというのに本がない。

 どれ儂がぴったりの1冊を見立てて進ぜよう。 ほれほれ、隠していないであの本を出しなさい。
 どの本かというと、背中がこそばゆくなるような副題をもつベストセラー 『珈琲店タレーランの事件簿』 を指す。 エミリーさんが寄贈してくださったというのに、喫茶部長ってば人目にふれないよう2階の棚の奥のほうに突っこんでいた。

 何を照れているのじゃ、たまには時流にのらないと、表紙のかわゆいバリスタさんが泣きますよってに。
 自分は読んでいないくせに偉そうに講釈を垂れて、新設の棚に並べてあげた。 それが前日の営業終了後のこと。

 明けてこの日、ランチタイムの忙しさがひと段落したころ、喫茶部長が羞じらいの表情をうかべておりてきた。 棚のタレーランを除けるのを忘れてしまった、 早く片付けたいのにお客さんがテーブルにいて外せない。 そう訴える。 一喝して送り出す。
 当欄をご覧のタレーラン愛読者の皆さま、ぜひ喫茶部長と謎解き談義をたのしんでください。 当人は文句をいいながらも読了済み、単に照れているだけですので。
 3打数0安打。打率 2割4分7厘7毛。

北大通店2階 喫茶ラルゴの新設棚。(クリックすると 拡大します)


2012年12月4日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第330試合


  1. 南大東島の文化に関する本
  2. 「ポピュラー・サイエンス」
  3. 浅草のレビューに関する雑誌
  4. 古い手芸の本
  5. 昭和の女の子が読んでいたような本

 「婦人生活 昭和31年11月号付録 子供のあみもの」 が売れる。 夕方から大雨になる。
 5打数1安打。330試合を終えて、1906打数473安打。打率 2割4分8厘1毛。


2012年12月3日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第329試合


  1. 三島由紀夫 『豊饒の海』
  2. 現代書道の作品が載っている雑誌や本
  3. 岩波新書の 『岸 信介』
  4. 手芸関係の本

 ラルゴの甘いもの新メニュー候補、第2弾あらわる。 可愛らしいミニ鯛焼き。 またまた試食をさせてもらう。
 「前回のホットケーキは正式に決まったの?」 と問うたところ、 喫茶部長が気の毒そうに 「あれ、ワッフルなんだ」
 そ、それくらい知っとるわい! 多少デコボコしてたけど、どっちも焼き菓子だ!おんなじだ!(逆上)

 『石飛博光書展』 の図録が売れる。
 4打数1安打。打率 2割4分8厘2毛。


2012年12月2日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第328試合


 午前11時前より店を開ける。 午後5時半で店を閉める。 眼鏡を新調する。
 0打数0安打。打率 2割4分8厘2毛。


2012年12月1日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第327試合


  1. 「カーサ ブルータス」 No.140
          「森へ、海へ!みんなの移住計画」
  2. 詩のコーナー

 2打数0安打。打率 2割4分8厘2毛。

 小田光雄氏の 「出版状況クロニクル」 が更新された。 身近な問題として、書店員の年齢のくだりに深くうなずく。


2012年11月30日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第326試合


  1. 新しい写真集
  2. ドストエフスキー 『死の家の記録』
  3. ドストエフスキー 『虐げられた人びと』
  4. 紙袋
  5. 尾木直樹 『ピンチを 「味方にする」 スイッチ』
  6. 『チーズはどこへ消えた?』
  7. 歌の本

 『古本の雑誌』 を家で読んでいたら 「高原書店について語ろう!」 という座談会に、 岩波新書の黄版の 『治安維持法』 は出たその日に盗作で絶版云々とあって、 あれそんなこととは知らなんだ確かその本はうちの店にもあるぞいやァいいこと教えてもらった勉強になったと この日思い出して棚から当該書を引っぱりだしてみたのはいいけれど、 値札にはしっかり 「盗用のため絶版」 と書いてあり駄目押しのように赤のアンダーラインまで引いてあった。 間違いなくおれの字だった。

 ラルゴの甘味方面の新メニューができそうだ。 試食の大役を仰せつかる。
 7打数0安打。打率 2割4分8厘5毛。


2012年11月29日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第325試合


  1. 前川洋一 『推定有罪』
  2. あたらしいの (國村 準関連の)
  3. 庭や植物の本
  4. 司馬遼太郎 『坂の上の雲』
  5. 城山三郎 『落日燃ゆ』 など10点ほど
  6. 古い楽譜

 電話で 『坂の上の雲』 の問い合わせがあり、文庫新装版 全8巻がおとりおきに。 後ほどお客さんがみえる。 家の人の頼まれものだとか。 他に 『落日燃ゆ』 など10冊ほどを記した探求書リストをみせてもらう。 冊数が多くてメモできず。 全滅だったことだけは確か。
 6打数1安打。打率 2割4分9厘4毛。


2012年11月28日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第324試合


  1. 藤沢周平 『消えた女』
  2. 『論語』
  3. 『体脂肪計タニタの社員食堂』
  4. 塩野七生 『神の代理人』
  5. ハメット 『ガラスの鍵』
  6. エド・マクベイン 『キス』
  7. エド・マクベイン 『毒薬』
  8. 『ポケット図鑑 日本の化石』 (成美堂)
  9. 『フィールドセレクション 化石』 (北隆館)
  10. エリオットの詩集

 市外の常連さんから、電話で8と9の問い合わせあり。 インターネットはしない方なので、 代わりに 「日本の古本屋」 経由で取り寄せることに。 自店の売上げではない。 安打には含めない。
 10打数0安打。打率 2割4分9厘7毛。


2012年11月27日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第323試合


  1. 邪馬台国に関する本
  2. 新しい本

 釧路市立博物館 の学芸員氏が来月以降の催し物の宣伝にみえる。
 12/28 (金) 開催の 「おそなえもちをつくろう」 ポスターの小さなイラストに心奪われる。 毛綱毅曠氏が設計した 博物館の建物を擬人化したもの。 当今はやりのゆるキャラ寄りの造形といっていいだろう。 やたらと凹凸がある複雑な顔面と、途中で面倒臭くなっ 大胆な省略をきかせたボディの合体がラブリーである。
 考案した学芸員氏によると、少し前にお披露目は済ませているという。 今まで気づかなかったのが不覚である。

 首から下の作りこみ次第では、全国区の人気者に大化けしかねない逸材だ。 その場にいらしたコナリーさんを交えて早速アイディア出しに勤しむ。
 キン肉マン超人にたとえると、 サンシャイン の路線だろう。 ただし上手に育てられればの話。 ステカセキング で終ってしまう可能性もある。 先行する まりもっこリ のシンボリックな要素を付け加えるべきか否か。 二幸さん に頼めばお菓子にしてくれるのか。 着ぐるみにした場合、中に入るコナリーさんの報酬はどうするのか。 春採公園のどんぐりの現物支給でもよいか。 1ステージ 50どんぐりではどうか。
 当の学芸員氏を蚊帳の外におき、無責任な放談がつづいた。 ちなみに公式キャラクターではなく、名前もまだ決まっていない。

 まりもっこりといえば、最近知ったのだけれど、 ずれやまズレ子 さんという方が 「マリモに触れたら阿寒湖」 なる曲を歌っている。 名前は似ていても、当欄でおなじみのズリ山裏道さんとは別人である。 誤解なきように。 為念。

 安本美典 『卑弥呼の謎』 が売れる。
 2打数1安打。打率 2割5分1厘0毛。


2012年11月26日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第322試合


 店内のクリスマスの飾り付けがどんどん増えてとどまるところをしらない。 増殖させているのは私なのだが。 この調子だと、クリスマス当日にはサンタの格好で店番をせねばなるまい。
 0打数0安打。打率 2割5分0厘8毛。


2012年11月25日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第321試合


  1. なんかいいの
  2. 別冊太陽
  3. 小沢昭一の小さいの
  4. 池部 良の文庫
  5. 久世光彦

 高峰さんから1〜5を訊かれて、全滅。 木下恵介話になり、『永遠の人』 がベストだと教えてもらう。
 『池波正太郎の銀座日記 (全)』 をお求めいただける。 「なんかいいの、ありますか?」 を拡大解釈して安打にしよう。 俺が法律だ!
 5打数1安打。打率 2割5分0厘8毛。


2012年11月24日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第320試合


  1. 芥川龍之介 「蜘蛛の糸」
  2. 本のサイズや各部の名称などが載っている本

 DJ見習いさんが所持本のデータベース化に凝っている。 この間、十進分類法の本を買っていかれたと思ったら、 今度は本のサイズや各部の名称などがわかる本をご所望だという。 どんどん細かな記載をめざしているようだ。
 適当なものがなかったけれど、『自分で仕立てる本』 という製本についての1冊をおみせすると、「ください」。 物としての本の具体が載っているのは間違いないので、安打にしたい。

 ズリ山裏道さんから 長崎で撮った画像 がメールで届く。 路面電車に画伯のイラストが!
 2打数1安打。320試合を終えて、1865打数468安打。打率 2割5分0厘9毛。


2012年11月23日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第319試合


  1. おもしろいの
  2. 『エルヴィン・ジョーンズ・
         ライヴ・アット・ザ・ライトハウス』 のCD
  3. 菱川善夫
  4. 大学紀要 (鈴木暁世の論文を掲載したもの)

 勤労感謝の日。 降雪あり。

 「あ、分かったぞ」 と毎日みえる毎日さんが声をあげる。 日曜日から思い出せずにいた 「週刊文春」 表紙の美女 の正体が判明したらしい。 葉山葉子 さんという方。 こちらはやっぱり分からなくて、グーグルの画像検索で確かめる。 どうやら間違いないみたい。 毎日さんが自力で思い出せて、よかったよかった。

 『美と思想 その軌跡  菱川善夫退職記念誌』 が売れる。
 買取りのダンボール軍団は、20箱のうち7つが先に到着した。
 4打数1安打。打率 2割5分0厘6毛。

 夜は、2階のラルゴで 「西濱哲男 & 永原 元 ROCK & BLUES LIVE」。 西濱さんの男くさい歌声がギターと太鼓にからんで増幅する。 その現場が手を伸ばせば掴めるところにある。 とても贅沢な時間。

 You Tube の西濱哲男さんの動画

 永原 元 徒然日記 II


2012年11月22日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第318試合


  1. SF (山本 弘)
  2. グリコ・森永事件に関する本
                   (宮崎 学以外のもの)
  3. 大正琴の楽譜

 買取りの本がつまった大き目のダンボール箱が20個届くときいて、戦々恐々として待っていたがとうとう来なかった。 明日か。
 ウィンドウにクリスマスの飾りつけをする。
 3打数0安打。打率 2割5分0厘6毛。

北大通店のウィンドウより。(クリックすると 拡大します)


2012年11月21日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第317試合


  1. CDがついてる英会話の本
  2. 鉄道の地図
  3. 井上ひさし 『四千万歩の男』
  4. 中上健次 『枯木灘』
  5. 『魏志倭人伝』
  6. 保育社の貝の図鑑

 植物部のたにさんから 「歓迎会風景」 と題して、 多肉たちが一同に集う画像 をいただく。 仲間にかこまれてうちにいた子らもリラックスした風情じゃないか。 豊文堂での待遇について根掘り葉掘り聞かれていることと思う。 紅葉祭の仇をうつ密談でなければよいのだけれど。

 5、6が売れる。
 6打数2安打。打率 2割5分1厘0毛。


2012年11月20日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第316試合


  1. 美空ひばりの本
  2. ギリシア美術の本
  3. NHKのドイツ語講座

 雪が降る。 積もるほどではなく昼すぎには止む。

 植物部のたにさんが多肉植物の鉢植えを引き取りにみえる。 およそ半年にわたってお借りしていたもの。 はじめのうちは枯らせてしまわないかびくびくしていたけれど、 要領がわかると伸び伸びと育つにまかせた。
 銘月、ロッティー、紅葉祭り、スノージェイド、虹の玉、白牡丹、乙女心。 小ぶりの鉢に植わった7つの多肉植物たちが、今北大通店のもとを巣立っていく。 お前ら、すっかり大きくなって、おれっちを追い越していきやがって。 さよなら里子たち。 これまで付きあってくれてどうもありがとう。 また逢う日まで……。

 あ、7つのというのは嘘でした。 私の育て方がわるいせいで、紅葉祭が途中でお隠れあそばし6つに減っちゃってました。 無理やりいい話に落としこもうとしてすみません。 合掌。
 こちら は店にきてすぐのころ。 こちら は最後の日に撮影したもの。 並べてみると、マギー審司の 「耳、でっかくなっちゃった」 の手品のよう。
 3打数0安打。打率 2割5分0厘8毛。


2012年11月19日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第315試合


  1. 『セスは語る』
  2. 庄野真代のレコード
  3. マンガ本
  4. 音楽CDの新しいの
  5. レシピ関係の本

 毎日みえる毎日さんが、前日の 「週刊文春」 表紙の美女 がわからずまだ唸っている。
 一度は 「あれだ、三浦布美子だ!」 と弾んだ声をあげたものの、 三浦布美子を知らない私が グーグルの画像検索の結果 をおみせすると、またもや混迷の森に引き戻されてしまった。 かえって悪いことをしてしまったかしら。

 農文協の 『聞き書 福島の食事』 が売れる。
 5打数1安打。打率 2割5分1厘2毛。


2012年11月18日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第314試合


  1. 中上健次
  2. 高山文彦
  3. 新田次郎
  4. 浅田次郎

 11時前より店を開ける。
 毎日みえる毎日さんと世間話をしているうち、いつの間にやらその場がクイズ大会に変じている。 題して 「昔の週刊誌の表紙をみて女優の名前を当てるクイズ」。
 毎日さんが出題者になって 昭和30年代後半の 「週刊大衆」 や 「週刊 アサヒ芸能」 をとっかえひっかえしては(もちろん店の商品)、 「この女 (ひと)、誰だかわかるかい?」 と訊いてくるという、非常にシンプル、かつ難易度が高いものである。 「これが当てられなかったら、かっちゃくぞ」 といわれた若尾文子を間違える。 正解率低し。

  「これは……誰だっけなァ」
 とある雑誌を手にした毎日さんが考えこむ。
 「お世話になった女優さんですか?」 「うんにゃ、そうじゃないけど。気になるんだよなァ」
 「週刊文春」 昭和38年7月15日特大号の表紙を飾る こちらの女性 、誌面のどこを探っても名前が出ていない。 芸能博士を自任する毎日さんが苦しんでおられる。 初恋の方の面影を重ねているのかもしれぬ。 ご存知の方、よろしければご教示ください。

 『枯木灘』 と 『火花 北条民雄の生涯』 と 『栄光の岩壁』 の下巻と 『壬生義士伝』 で固め打ち。
 4打数4安打。打率 2割5分1厘3毛。


2012年11月17日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第313試合


  1. なんか変ったの
  2. フランス語の本
  3. 片岡秀郎・編 『フィールドガイド 
                   阿寒国立公園を歩く』

 「なんか変ったの入ったかい?」 と尋ねてきた常連さん、『エクスペンダブルズ』 1作目のDVDをお買い上げに。
 3打数1安打。打率 2割4分9厘7毛。


2012年11月16日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第312試合


  1. 中村 元 『原始仏典を読む』
  2. 河井寛次郎

 顔色悪いですねとまた言われる。
 2打数0安打。打率 2割4分9厘5毛。


2012年11月15日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第311試合


  1. 副島隆彦
  2. 片山恭一

 今年も 「くしろ ショーウインドー アート ギャラリー」 がはじまった。 向かいの北海道銀行のウィンドーには、市内の高校生が描いた絵画が飾られる。
 折りよくこの界隈では、 「アートを探せ!街を歩け 釧路市立美術館 & マチナカギャラリー」 を開催している。 2階の喫茶ラルゴの 「上野秀実 日本画以外展」 は、23日まで。
 2打数0安打。打率 2割4分9厘8毛。


2012年11月14日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第310試合


  1. 張り子の犬
  2. モールス信号が載っている本

 「張り子の犬をみにきました」
 「は、張り子……。すみません、もう一度お願いします」
 「張り子の犬を……」
 「な、なんのお話しですっけ」
 「張り子の犬」
 「……といいますと」
 「安産の神様」
 「……」
 「……」

 この日みえた未知の方との謎のやりとりより。
 2打数0安打。310試合を終えて、1831打数458安打。打率 2割5分0厘1毛。


2012年11月13日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第309試合


  1. 映画の本
  2. マリア・カラスのCD
  3. 詩の本 (三好達治、谷川俊太郎)
  4. お花の本 (華道)
  5. 爆笑問題か太田 光の本
  6. 荒俣 宏
  7. ロンダ・バーン 『ザ・シークレット』
  8. 伊勢神宮や出雲大社の本

 「MacのSafariブラウザでみると、昨日あたりから貴店ホームページのトップページの 「夜は口笛を吹くな」 枠が悲しい状態になっています」
 札幌の常連さんからメールでそう教えてもらう。 ご親切に画像も添付されていた。 Internet Explorer では普通にみられるので気づかなかったが、 む、テーブルの配置が相当崩れているではないか。
 夕方お出でになったズリ山裏道さんからも、同様の指摘を受ける。 そういえば前日だったか、たまたまトップページのソースを眺めていて、 いかにも不要にみえたHTMLのタグをいくつか削っていた。 解説書と首っ引きであわてて直す。

 1、6、8で3安打。
 8打数3安打。打率 2割5分0厘4毛。


2012年11月12日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第308試合


  1. 新しいCD

 本店は月曜が定休日。 といっても大概午後には開けることになるのだが。
 この日も午後2時より営業をはじめた社長から電話がかかってきて、 「いやァ、あちこち見てまわってきたけど、やっぱりここが一番おもしろい!」
 1打数0安打。打率 2割4分9厘8毛。


2012年11月11日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第307試合


  1. 坂岡 真
  2. モヨロ貝塚に関する本
  3. ヘーゲル 『宗教哲学』
  4. 宮崎 駿 『風の谷のナウシカ』 のマンガ
  5. お菓子のレシピ本

 夜、2階の喫茶ラルゴで 「月夜に奏でる詩 vol.2 〜Belly Dance in Sacred Winter Night〜」 が開かれる。
 開場時間が遅れて、階下に滞留するお客さんが20人以上にふくれあがる。 若松孝二風にいうと、われに打つ用意あり (レジのキーを)。 も、燃えるぜ。 文句なしに今年最大の客数じゃないか。
 ま、全員2階が目当ての方たちなのだが (夢をみたっていいじゃない)。
 5打数0安打。打率 2割5分。


2012年11月10日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第306試合


  1. 東野圭吾 『麒麟の翼』
  2. 佐藤 学
  3. レナード・コーエンの詩集
  4. 中東の音楽の本
  5. なんか新しいの
  6. 燻製の本
  7. なんか新しいの
  8. 食育の本

 エミリーさんが、20万部突破の帯をまいた 『珈琲店タレーランの事件簿』 を寄贈してくださる。 ビブリア古書堂 ほどの出来ではなかったそうな。 パラパラとめくってから、2階の喫茶ラルゴにまっすぐ進呈。
 闘う料理長スティーヴン・セガールが大暴れする 『沈黙の戦艦』 を密かに愛でる喫茶部長、 翌日の仕込みで忙しそうにしていたが、『タレーラン』 の謎解き趣味をどう評するだろう。

 皆川博子の短編集で5をクリア。
 8打数1安打。打率 2割5分0厘6毛。


2012年11月9日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第305試合


  1. 東野圭吾
  2. 車田何とかの本?ラジオで誉めていた小説?

 東野圭吾の文庫が3冊売れて、在庫がなくなる。
 2打数1安打。打率 2割5分1厘2毛。

 店を閉めてから、 ジス・イズ 2階 百歳座へ。 劇団北芸の公演 「この道はいつか来た道」 (別役 実・作) をみる。
 演出を兼ねる加藤直樹さんと森田啓子さんのふたり芝居。 森田さんが動くごとに、胴にひもで括りつけた敷物状のダンボールが金魚のふんのように付いてまわる 序盤からおかしみが漂う。 地味にみえて動きがあり、小道具も多彩。 滋味ぶかくよくこなれている。
 劇団北芸の地元での公演は、これが最後になる。 1960年創立の劇団は来年5月で幕をとじる。


2012年11月8日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第304試合


  1. 岩波文庫のゲーテ 『ファウスト』
  2. 新潮文庫のゲーテ 『ファウスト』
  3. 岩波文庫のモンテーニュ 『エセー』
  4. 昔の時代小説 (山手樹一郎など)
  5. 文房具
  6. 音楽のCD (タンゴ、シャンソン、
                      はんかくさいの)
  7. 禅語に関する本
  8. 書道の古文に関する本
  9. 森 健 『インターネットは
                 「僕ら」 を幸せにしたか?』

 北大通店では、映画の 『エクスペンダブルズ』 人気がぐんぐん高まっているところ (といっても女性スタッフには関係ない話なのだが)。
 脚力をつけたくて歩くことにしているという年配の常連さんには、 「ジャン=クロード・ヴァン・ダムっていうアクションスターも、脚を鍛えるのを怠らないように気をつけているって 「キネ旬」 のインタビューで言ってましたァ」 などと無理やりねじこんでみたり、 馬鹿の一つ覚えというのだろうか、ことあるごとにエクスペンダブルズ基準で考えてしまう。

 この日も、2階の喫茶部長が明日のランチのタルタルソースに使う ピクルスの瓶の蓋がきつくて開かないといって下りてきたので、
 「泣き言をいうやつがあるか。さっさとこっちによこせ。ん、ん、ん、ホントにきついな。 こんなときスタローンの兄貴ならどうするか、言ってみろ」
 「瓶を叩き割るんじゃないだろうか」
 「馬鹿野郎!こういうのはな、交代で少しずつ力を入れていけば、 程なく開くようにできているんだ。エクスペンダブルズの結束力を信じなくてどうする」
 「すまない」
 「ホラ、お次は頼んだぜ (と瓶を放り投げる)」
 「(喫茶部長、受け取ると) エ・イ・ド・リ・ア〜〜ン!や、開いたぞ!」
 「ブラボー!よし、今夜は飲み明かすぞ!!野郎ども祝杯の用意だ!!!」

 あたかもエクスペンダブルズの補欠の補欠のそのまた補欠の交代要員 (弾除け) ぐらいにでもなったつもりで、 マッチョな掛け合いをしてしまうほどのめりこんでいる (一部誇張しています)。
 ちなみに本編は 『1』 も 『2』 も非常にズンドコな作りなので、 80年代B級アクション映画を子守唄にして育ったような好事家の方にのみお奨めします。

 モンテーニュの 『エセー』 の1巻が売れる。
 9打数1安打。打率 2割5分0厘9毛。


2012年11月7日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第303試合


 終日、雨。 どんどんひどくなる。 夕方、火災報知器の誤作動あり。
 0打数0安打。打率 2割5分1厘6毛。


2012年11月6日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第302試合


  1. 赤ちゃんの名前をつける事典
  2. 釧路の美術家の図録と
            ポストカードがいっしょになった本
  3. 薔薇の絵を描く参考になる植物の本
  4. 日記帳
  5. 私が前に言ってた本
  6. 小野州一
  7. 蛯子善悦
  8. 福岡伸一 『動的平衡』

 4の日記帳は電話で訊かれたもの。 店頭で文房具屋と間違われたことは多々あるけれど (2軒となりが紙店さん)、 電話をもらってまでというのはたぶんはじめて。 わざわざ調べてかけていただいたのだろうが、 豊文堂書店がタウンページに載っているのは 「古本」 の項目である。 石原良純サンのご案内 に手違いがあったのかしら。

 付記:翌々日の本店では、電話帳で調べて電話してきたという人に 「小鳥は売ってますか」 と大真面目に訊かれたという。 だから古本屋なんだってば!
 8打数0安打。打率 2割5分1厘6毛。


2012年11月5日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第301試合


  1. 『浜中町史』 の新しい版?

 前日は臨時休業。

 朝8時半より、故障中の玄関ドアの交換工事がはじまる。 自動ドアから横にスライドさせる手動式にしてもらって、昼前より営業する。

 その手動ドアを開けて、日ハムファンのコナリーさんが、なにやら神妙そうな顔つきで小芝居をしながら入ってくる。 墓石に酒をかけているつもりらしい。 日本シリーズでの贔屓球団の敗退をふまえてのものだった。 手を合わせおえるとこちらを振り返り、「ビールかけ、やっぱ駄目っスよね?」
 首を横にふって応じる。

 日ハムが日本一になって北大通店の店内でビールかけをするのをあんなに楽しみにしておられたのに、 残念なことである。 パ・リーグ優勝時、クライマックスシリーズ優勝時と都合2回、ビールかけの時機があったのに 楽しみは先にとっておきましょうよといって延期させた私も心苦しいばかりだ。 来年がありますよとなぐさめる。
 1打数0安打。打率 2割5分2厘7毛。


2012年11月3日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第300試合


 何人ものお客さんの話を総合したところ、 市立釧路図書館 で開かれている たかやまみかさんの ちまちま人形展 がとてもおもしろそう。 先週朝9時半すぎに図書館に寄ったときは、 会場ホールのシャッターが下りていて遠めに覗くことしかできなかった。

 脇道さんから、日活創立100周年記念 特別企画 『生きつづけるロマンポルノ』 のフライヤーをいただく。 上映作品は見ていないものばかり。 折りよく毎日みえる毎日さんがいらしたので、リアルタイムで小屋に足をはこんだ方の思い出話を拝聴する。 毎日さんがお好きな宮下順子と谷ナオミの主演作は、15作のうち2割を占めていた。 コンビニでのコピーを勧めてフライヤーをお貸しする。
 0打数0安打。300試合を終えて、1787打数452安打。打率 2割5分2厘9毛。


2012年11月2日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第299試合


  1. 白川 静の1冊になった本
  2. 『ハリウッド・バビロン』 の1巻目
  3. 前にあったコリン・ウィルソン
  4. 吉田東伍
  5. なんかいいの

 小沢昭一 『ぼくの浅草案内』 で5をクリア。
 5打数1安打。打率 2割5分2厘9毛。

 「釧路市立博物館 館報」 の最新410号に、拙文 「太平洋炭礦図書館と機関紙 「読書タイムス」」 を掲載していただきました。 一般配布はありませんが、市立釧路図書館 3階郷土行政資料室などに架蔵しています。 よろしければご笑覧ください。


2012年11月1日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第298試合


  1. 西村寿行
  2. 新しいの
  3. コリン・デクスター
  4. 藤沢周平 『消えた女』
  5. エド・マクベイン 『毒薬』
  6. ブラッドベリの文庫

 外が暗くなり雨が降ってくる。
 6打数0安打。打率 2割5分3厘0毛。

 小田光雄氏の 「出版状況クロニクル」 が更新された。


2012年10月31日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第297試合


  1. 「死んだ男の残したものは」 みたいな
       谷川俊太郎作詞で歌になったものの
                     詞が載っている本
  2. 昭和30年代の釧路の地図

 開店前、社長と市内某所へ買入れ。 エレベーターがない市営住宅の5階から「芸術新潮」 や平凡社の 「太陽」 を運び出す。 上りは手ぶらなのでさほどでもない。 10回ほど往復した。

 今週は雨が降ったりやんだりを繰り返している。 プロ野球の日本シリーズをやっているからだろうか。 帰宅を急く人ばかりが目について仕方がない。 ストーブをつけていても身体が冷える。
 2打数0安打。打率 2割5分3厘9毛。


2012年10月30日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第296試合


  1. 斎藤貴男 『空疎な小皇帝』
  2. 絵本系の本 (安野光雅)
  3. 水彩画の描き方の本
  4. 英文の小説

 1、3が売れる。
 4打数2安打。打率 2割5分4厘2毛。

 大阪に帰ったガス人間さんから、今回の旅でつくった最後の短歌がメールで届く。 2週間以上かけて、霧多布、釧路、美瑛、小樽と秋の北海道を満喫していかれた。

 「さりげなく 部屋の片隅 飾られた 小さな花の 温もり沁みる」
 「女将さん 少しやつれて 見えたけど 口の達者さ 変わらず安心」
 「北運河 鏡のように 空映す 秋から冬へ カモメが一羽」
 「“この街の 魅力は何?”と尋ねるは、地元に長く 住みし人なり。」
 「左手に 日本海見え よく晴れて おだやかな海 さよなら小樽」

 地元大阪の句も。

 「空港で 小銭を膝に 並べてる 時間つぶしの 大阪人か?」
 「大阪の 急(せ)く人哀れ 急いでも 奈落が待ってる かも知れず…」


2012年10月29日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第295試合


  1. 上野久雄 『雪の甲斐駒』
  2. 石川 淳 『普賢』
  3. 津村節子 『紅梅』

 北海道日本ハムファイターズが日本シリーズで2連敗している。
 日ハムファンのコナリーさん、そろそろ来るころだなと予想していたら案の定やってきて、 「やばいっス。このままだとビールかけ、(北大通店店内で)できないっスよ」 と訴えてくる。 まビールかけは外でするにしてもこれから4連勝しますって大丈夫です巨人なんてメタクソにやっつけちゃいますよ チームを信じましょうビールかけは外でしましょうと鼓舞する。

 講談社文芸文庫の 『普賢 佳人』 が売れる。
 3打数1安打。打率 2割5分3厘6毛。

 前日は、 釧路市立博物館「現場で学ぶ 石炭基礎講座」 参加のため、店を閉めていた。 今回の行き先は、白糠町の庶路・本岐両炭鉱跡地。 どちらも40年以上前に閉山しており、 雨風にさらされた遺構は長い時間をかけて土に還ろうとしている途中だった。
 働いたり住んでいたりした方や、現役炭鉱マン氏の解説を聞き、在りし日の炭鉱を思い描こうと努める。 関係者の記憶はおぼろになっていくし、残された参照すべき資料もまた少ない。 古本屋に出番があるとすれば。 そんなことを考えながら歩く。

10/28開催。釧路市立博物館・主催「現場で学ぶ石炭基礎講座」より。北海道 釧路管内 白糠町の庶路炭鉱跡にて。右手奥がズリ山。(クリックすると 拡大します)
10/28開催。釧路市立博物館・主催「現場で学ぶ石炭基礎講座」より。北海道 釧路管内 白糠町の庶路炭鉱跡にて。(クリックすると 拡大します)


2012年10月27日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第294試合


  1. なんか (食育やパソコン)

 2階の喫茶ラルゴで 「上野秀実 日本画以外展」 がはじまる (11/23まで)。
 釧路ゆかりの作家を取りそろえた 「アートを探せ!街を歩け 釧路市立美術館 & マチナカギャラリー」 の一環として、日本画家の上野秀実さんによるドローイングと写真、彫刻作品を展示したもの。

 釧路市立美術館 の「グラ・コレ 釧路名品選」 を中心に、 市内のギャラリーや喫茶店での展覧会と連動した 「マチナカギャラリー」 の概要については、各所で配布中のパンフレットをどうぞ (プレゼントがあたるスタンプラリーも行っています)。

 上野さんの作品は、すぐご近所の WORDS (芸術をこよなく愛する服屋さん) のウィンドーでもご覧いただけます。
 1打数0安打。打率 2割5分3厘5毛。


2012年10月26日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第293試合


  1. 鷹田和喜三
          『根釧開拓と移住研究』 (釧路叢書)
  2. 映画 『モロッコ』 のDVD
  3. 日本犬か北海道犬の本
  4. 「日本古典文學大系」 の 平家物語』
  5. 学研M文庫の戦記もの
  6. 「北海道文学全集」 の第9巻
  7. 岩波新書の 『看護』
  8. バロック音楽のCD

 小樽の定宿でくつろいでいるガス人間さん、あちらでも作歌に勤しんでおられた。 新作は、釧路や美瑛でのものより土地の歴史が沁みついていて出来がよい (わっ、エラソーな物言い)。

 「防波堤 波打ち付けて 盛り上がる 手宮公園から見る 白波」
 「寒風に 背中を押され 坂下る 小樽の坂は みな海を見る」
 「ポツポツと 記憶を残し 途切れてる 手宮線跡 錆びゆく鉄路」
 「水天宮で はしゃぐ幼児がつぶやいた。“ふね 行っちゃった…” 青い海。」
 「大木に 深い縦筋 その奥に 風雪に耐え 老爺棲む」
 「朝歩く 北運河沿い 停泊の 船名覚える MIZUMOGURA (水モグラ)」

 夕方、当のガス人間さんから電話がくる。 明日、大阪に帰るのだとか。 遠藤ミチロウライヴの話など近況を報告しあう。
 8打数0安打。打率 2割5分3厘6毛。


2012年10月25日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第292試合


  1. 熨斗袋
  2. 図書券
  3. 戦記もの
  4. 花の写真集
  5. 民謡の本
  6. 高川秀格 「打碁集」?

 「8月22日の釧路新聞によると、国書刊行会は北海道弟子屈で地熱発電事業に参入。 発電利用後の温泉熱を利用したハウス栽培も検討とのこと」

 「本の雑誌」 10月号国書刊行会 特集を読んでいて、釧路新聞が出てくるはみだし情報に今ごろ気づく。 読み逃していた記事だけれども、 こちらのこと かしら。 素晴らしき哉、国書の山っ気!(実際、そんな特集なのだ) その健啖ぶりをこれからも応援したい。

 『福井静夫著作集 世界空母物語』 が売れる。 倉光俊夫 『津軽三味線』 も売れる。
 6打数2安打。打率 2割5分4厘8毛。


2012年10月24日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第291試合


  1. 山本周五郎 『樅ノ木は残った』
  2. 藤原緋沙子
  3. 平安朝かな名跡選集の 「秋萩帖」
  4. 吉岡 忍 『M/世界の、憂鬱な先端』
  5. 他の吉岡 忍
  6. 春名幹男 『秘密のファイル CIAの対日工作』
  7. 宮本昌孝

 2週間以上先のラルゴの催し 「月夜に奏でる詩 vol.2」 が完売した。

 毎日みえる毎日さんと、「週刊朝日」 が橋下大阪市長と揉めている話になる。
 朝日の記事は佐野眞一を中心とした取材班が執筆している。 『遠い 「山びこ」 無着成恭と教え子たちの四十年』 でこの書き手に出会い、 ずっと読みつづけてきたが、最近は筆が荒れているのではないかと毎日さん。
 『別海から来た女』 を指して、 「別海の町の人間がみんな木嶋佳苗みたくなるかい!論証が安易なんだよ!」 とご立腹である。 PR誌 「ちくま」 の連載も言葉づかいがどんどん汚くなっていると指摘していた。
 名前があがった著作、店に入ってきたら読んでみよう (いつになることやら)。

 画伯が 『雲の上団五郎一座』 のDVDを貸してくれる。 フランキー堺、榎本健一、三木のり平、八波むと志、由利徹ら、喜劇役者大集合の映画。

 吉岡 忍の 『M/世界の、憂鬱な先端』 と 『「事件」 を見にゆく』 が売れる。
 7打数2安打。打率 2割5分4厘5毛。

 夜は、 Studio LAB MARK遠藤ミチロウ ライヴ。 強靭な喉と強靭なギタープレイ、そして強靭なハートに畏敬の念をいだく。


2012年10月23日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第290試合


 大竹伸朗ファンの大竹さんから、某古書店の最新目録を貸してもらう。

 営業を終えてから、2階のラルゴで 「アイリッシュ・ミュージック・ナイト RINKA Live」 を愉しむ。 かの国の文化は映画や文学、ロックなどごく僅かな部分しか知らず、 伝統的な音楽を生で聴くのははじめて。
 RINKA は、アイルランド音楽を演奏する日本人の男女デュオ。 原曲ばかりではなく自作曲も奏でる柔軟性がおもしろい。 民族固有の文化とはなにか。 もともとあやふやな 「純血」 の概念がさらに希釈されるようで、心もちが軽くなる。
 0打数0安打。290試合を終えて、1745打数444安打。打率 2割5分4厘4毛。

 ガス人間さんから、美瑛最後の作という短歌がメールで届く。 以下、抜粋。

 「真夜中に 稲妻走り 音遠く 季節の変わり目 進めるパワー」
 「薪ストーブの 静かに燃えて ほのかなる 温もり伝わる 冷え込んだ夜」
 「美瑛にて 5日滞在した後の 旅立ちの朝 足の爪切る」
 「“こんにちは!” 見知らぬ少女の あいさつに 心の和む 美瑛の街角」

 「美瑛は、清潔で広い街でした。澄んでいました」 とのこと。 次は小樽に向かうそうだ。


2012年10月22日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第289試合


  1. 世界の名建築みたいな本
  2. 辞典
  3. ターシャ・テューダーの絵本
  4. 隷書の辞典
  5. 梅原 猛
  6. 『釧路空襲』
  7. パソコンの本
  8. 園芸の本
  9. 瀬戸内寂聴 『女人源氏物語』 の下巻
  10. おすすめの本

 今出ているJR北海道の車内誌に、白金町の本店を紹介してもらった。 みたよと声をかけてくださる方が存外多く、社長ともども驚いている。 この日も2人のお客さんから記事のことで話しかけられる。
 先日はある常連さんが、お客さんに配るといいですよと数冊置いていかれた。 出張するたびに掲載号をもらってきたのだという。 早速、大阪からみえたガス人間さんのもとへ1冊お嫁にもらわれていった。
 車内誌では 「汽笛の聞こえる古本屋」 と書いてもらった。 人の流れひとつとっても、鉄道駅からほど近い立地であることを実感する。

 5、6、10が売れる。
 薦めて売れたのは、加藤陽子 『それでも、日本人は「戦争」を選んだ』。 横浜からいらした方だった。 知らない人が選んだ本を読むのもいいもんだといって、即断だった。
 10打数3安打。打率 2割5分4厘4毛。


2012年10月21日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第288試合


  1. 角川文庫の 『墓場鬼太郎』 の4巻以降

 釧路市立博物館 の企画展 「東奔西走 僕らの発掘物語〜市内高校郷土史研究部の軌跡」 をみにいく。
 釧路学生考古学研究会の 「学生考古学新聞」、釧路高校郷土史研究会の 「久寿里」、 工業、江南、星園、第一、湖陵、阿寒といった各高校の郷土史研究部・考古学部の部誌がいくつも展示してあり、 古本屋としてみてもたいへんおもしろい。 6、70年代を中心とした学園祭のプログラムも目をひいた。

 戦後の市の伸長とともに宅地開発がすすみ、遺跡の発見も増す。 その調査発掘は高校生を巻きこみ大いに盛り上がった。 展示の活動史略年表からは、関わった方々の熱気が手にとるようにわかる。
 発掘がひと段落するのは80年代初頭のこと。 工業・湖陵以外の部活動もほぼ止まり、高校生の姿は現場から消えていったという。 年表の空白が釧路市のあゆみをかたって雄弁だ。

 釧路市長選に投票して、午前11時半すぎより店を開ける。

 先週、面出ししていた 『墓場鬼太郎』 の文庫本1巻目を買ってくださった常連さん、 同じ場所に (2巻がなくて) 3巻を置いていたら、この日来てそれもお買い上げに。 続巻の在庫を訊かれる。 4、5、6巻ももらわれていく。
 1打数1安打。打率 2割5分4厘1毛。


2012年10月20日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第287試合


  1. ふつうの新刊
  2. 前にあったレッド・ツェッペリンの
                      ライヴの写真集
  3. 前にあったボブ・ディランのBOXみたいなやつ
  4. 電気関連の参考書
  5. 彫刻の本
  6. 伊東さいし 「句集 白き刻」

 北海道日本ハムファイターズがソフトバンクを下して日本シリーズに進むことになった。
 またしても日ハムファンのコナリーさんがやってきて、リーグ優勝をしたときと同様に 「ビールかけ、まだやんないンすか?」
 ここでのビールかけとは、言うまでもなく店内での突発的な開催をさす。 日本一になってから盛大にやりましょうよブルーシートも用意してませんしまだ早いですって、ねねね。 懇願する。
 6打数0安打。打率 2割5分3厘7毛。

 美瑛滞在中のガス人間さんから新作短歌の第4弾をメールでいただく。

 「小鳥来て エサ取り逃げる その早さ “そんなに急ぐ ことないのになぁ〜”」
 「満天の 星と話して 人心地 眠れぬ夜の なぐさめとする」
 「太陽が 旭岳から 顔を出し 雲をしたがえ 裾野広がる」
 「朝食の さつまいもの味 懐かしき 母が作った ふかしいもなり」
 「湧き出ずる 十勝連山 よりの雲 稜線隠し より高く見ゆ」


2012年10月19日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第286試合


  1. 旅のDVD
  2. 時代物
  3. 永田方正 『北海道蝦夷語地名解』

 新人作家がものした 『珈琲店タレーランの事件簿』 がベストセラーになっている。 まるで ビブリア古書堂 の姉妹店のよう。 なにかヒントがみつかるかもしれない。 研究してみてはと、2階のラルゴの喫茶部長に本を教える。

 珈琲店も古書堂も、中身を売る前にカバーの愛らしい女性イラストがポイントなのだろう。
 さいわい手元には南 伸坊の新著 『本人伝説』 がある。 われわれも伸坊画伯のやり口を学び、絵の具やらセロテープを駆使して顔面を変形させてみよう。 そんでもって京都のバリスタ美星サンや鎌倉の栞子サンになりきり店頭に立つ所存。
 自作自演の謎解きをサクサクこなして各方面の話題になること間違いなしだ。

 文庫の時代小説が売れる。
 3打数1安打。打率 2割5分4厘6毛。

 釧路を発ったガス人間さんからその後の作品がメールで届く。 いくつか紹介したい。 まずは、移動中の列車内にて。

 「牧場に どっしり残る 廃屋は 風雪に耐え 何を伝える」
 「特急から 1両列車に 乗り換える アナログになり 落ち着く速さ」
 「紅葉が 薄く始まり 山染める 愛でる人なき 山奥にまで」

 次の滞在地・美瑛にて。

 「満天の 星々の中 点滅し 信号送る 星あるを知る」
 「美瑛の空丸く、360°晴れとはゆかぬ。落ち葉舞い散る。」
 「晩秋の 美瑛は冷えて ストーブの 薪を補充す 肌寒き朝」


2012年10月18日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第285試合


  1. 岩波新書
  2. 「月刊 新潮」 ?の向田邦子の特集号
  3. 第1次南極観測隊に行った方が書いた本
  4. 『フィギュアリング・ダイエット』
  5. 佐藤富雄の口ぐせのなんたら

 「この辺に とぉきぃやはあるかい?」
 「陶器屋ですか?」
 「いんや、とぉきぃや」
 「と、砥ぎ屋ですか?あったかなァ」
 「とぉきぃや」
 「あぁ、時計屋。失礼しました・・・・・・」

 前の日の開店直後の店先にて、通りがかりの人との会話より。 とんちんかんにもほどがある!
 5打数0安打。打率 2割5分4厘4毛。


2012年10月17日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第284試合


  1. 『アンティキテラ 
              古代ギリシアのコンピュータ』
  2. 『オリオン・ミステリー』
  3. 「シリウス・ミステリー」?

 店ン中に猫が飛びこんできた。 走って、跳ねて、けたたましく転げまわって、紙袋に入りこんだところをようやく捕まえることができた。 外に逃がすまで暴れつづけてたいへんだったぞと、これは北大通店ではなく本店の社長の話なのだが。 30年営業してきてはじめての椿事だそうな。

 本店では今年、小鳥も2回迷いこんでいる。 社長の身体から動物を惑わす桃色フェロモンが染み出ているのではないか。 獣に好かれる古本屋、豊文堂書店として売り出そう。
 帰り際、羽織っている上着にガムのようなものが付いていて、 摘もうとしたらでっかい蛾だった、あわてて掃ったとも言っていた。
 ヒグマが本店を表敬訪問する日も近い。

 日曜日からずっとガス人間さんが顔を出してくださっている。 本や音楽、映画の話をたっぷりと伺った。 明日の午前、次の目的地の美瑛へ向かう。 よい旅をと願う。

 前日訊かれた佐伯祐三の本、本店から取り寄せた日経ポケット・ギャラリーの1巻が売れる。
 3打数1安打 (内1安打 10/16分)。打率 2割5分5厘2毛。


2012年10月16日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第283試合


  1. 佐伯祐三
  2. 長谷川海太郎
  3. CD
  4. 水谷 準
  5. 地味井平造
  6. 齋藤 史
  7. ジャズのCD
  8. 唐 十郎の小説
  9. 戦前の軍隊の写真のアルバム
  10. 宗教図書
  11. キーホルダー
  12. 樋口可南子の着物の本

 しばらく前から玄関の自動ドアが故障したままだ。

 今年の夏は暑くなるのが遅かった。 例年の釧路であればもう秋支度にはいるころになって真夏日が何度も襲い、 20度をこえる気温が9月のおわりごろまでつづいた。 その間、自動ドアのスイッチをきり常に全開にしていたため、故障に気がつくのもまた遅れたのだった。
 80年代に設置された代物だといい、修理ではなく交換することになった。 製作にはまだ時間がかかりそう。 今あるドアを半開きにして、ストーブもつけて寒さをしのいでいる。
 今期はじめて灯油屋さんに灯油を頼む。

 管長さんから 鳥肌 実 の釧路ライブを教えてもらう。 わし、途中から鮫肌 実と口走っていたような気がする。

 5、7、8、10が売れる。
 12をお探しのお客さんに 「う〜ん、樋口可南子が着物をはだけている方の写真集ならあるんですが」 と余計な一言を。
 12打数4安打。打率 2割5分5厘0毛。

 大阪から来釧中のガス人間さんが当地で詠んだ2首を掲げる。

  「湿原の 人工物の何も無い 原初の姿 想像する朝」
  「啄木の 暫し居た街 彷徨えば 在りし日の声 聴こえ振り向く」

 連作 「釧路の古本」 も5首あり。

  「来る度に 寂れゆく街 嘆きつつ 旧友の如き 古本屋に入る」
  「この本と 初めて出会った はずなのに 懐かしさ醸す 古本ありて」
  「古本に 囲まれ笑う 店主見て 古本たちの 表紙も和む」
  「観光は 二の次となり 知己と会う 喜び覚え 病み付きとなる」
  「“明日には この本売れて しまうかも” そういう迷いが 本を買わせる」
  「一徹に 集めた古本 並べては 30年間 商いをする」


2012年10月15日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第282試合


  1. レコードの針
  2. 道尾秀介
  3. 山口洋子
  4. English Books

 霧多布経由で釧路に滞在中のガス人間さんから、タクボックンの名で旅行中に詠んだ4首がメールで送られてきた。

  「湿原の 霧の流れの蛇行して 空と陸との合わせ鏡か」

  「白樺に 朝陽が射して 海鳴りが 遠くに聴こゆ 霧多布の朝」

  「音も無く 海から登る太陽に 思わず拝む 太古の空気」

  「霧多布 小春日和にタイヤ換え 宿の仕事に 暇なかりけり」

 ご本人は開店後に立ち寄ってくださる。 ガス人間さん、 南 伸坊の 『本人伝説』 では、松田聖子がお気に入りだった。
 4打数0安打。打率 2割5分4厘5毛。

 ガス人間さんとは無関係ですが、以下の催しがあります。 一般の方もお聴きになれます。

  第40回 日本ガスタービン学会
             定期講演会
(釧路)

 特別講演
 「釧路コールマインの事業活動と将来」
  松本裕之氏 (釧路コールマイン常務)

 日時=10月17日 (水) 17:10〜18:10
 場所=釧路市観光国際交流センター (釧路市 幸町3-3)
 主催=公益社団法人 日本ガスタービン学会


2012年10月14日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第281試合


  1. 玄侑宗久
  2. 松本清張賞受賞作
  3. 世界文化社から出ていた鳥の巣と卵の図鑑

 市立釧路図書館 で雑誌を借りてから、  北海道立釧路芸術館 で 「フランス絵画の巨人 クールベ展 美は現実の中にある」 をみる。 午前11時半すぎから店をあける。

 本野さんが 「本の雑誌」 を寄贈してくださる。 最新号 は神保町特集号だ。
 「松本清張賞とった本ありますか?」 というリクエストも。 前回うちでお買い上げになった同賞受賞作 『一応の推定』 がおもしろかったため。 第6回受賞の島村 匠 『芳年冥府彷徨』 がもらわれていく。
 3打数1安打。打率 2割5分5厘1毛。

 水曜日に来釧した大阪のガス人間さん。 一泊した後、霧多布の宿に泊まっていらしたが、ふたたび釧路へ。 短歌に凝っている方なので、当地での作歌も期待できそう。


2012年10月13日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第280試合


  1. 釧路市内の地図
  2. パソコン系の本
  3. 夏川草介 『神様のカルテ』

 またしてもエミリーさんの登場である。 おもしろエピソードに事欠かない方なので仕方がない。
 朝、店のパソコンを立ち上げると、エミリーさんからメールが届いていた。 この前みせてもらった 芋虫 が行方をくらましたという知らせだった。

 いつの間にか自宅に紛れこんでいた季節外れの芋虫だった。 はじめは処遇を迷っていらしたが、そのうちに羽化するまで飼うことを決心されたようだ。 それが丸一日目を離している隙に、跡形もなく消えてしまったという。 暖かい2階の窓際に住まいをこしらえたり、 さなぎになってしがみつけるように割り箸を立てたり、親身になってあげたというのに。

 「一緒に入れてあった白菜の葉っぱもひっくり返してみましたが、どこをどうやっても見当たりません。 どこに行ったんだい、芋虫やぁい! 放浪しているのか、徘徊しているのか? 飼い主に似てもしようがないのに…」

 不可能犯罪をみせられたように驚いている文面だが、 たとえば相手は扉の陰に隠れていて、エミリーさんと入れ代わりに出て行ったとしたらどうだろう。 あるいは、エミリーさんの家族に変装してまんまと逃げおおせた。 もしくは、掛け軸の後ろの抜け穴を通って難なく脱出した。 禁じ手としては、エミリーさんが芋虫だった(叙述トリック)。
 人間消失もののミステリの古典的な作例をいくつか思い浮かべる。

 現場は自宅の2階である。
 つげ義春の 『李さん一家』 のラストよろしく、 「実はまだ二階にいるのです」 というのが順当なのだろう、きっと。
 3打数0安打。280試合を終えて、1698打数433安打。打率 2割5分5厘0毛。


2012年10月12日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第279試合


  1. 来年の暦
  2. 暦
  3. 尾木直樹
  4. 金子哲雄
  5. 門倉貴史
  6. 林 真理子
  7. 北原さんとか女性の時代物
  8. ペギー・リーのCD
  9. ジュリー・ロンドンのCD
  10. バーブラ・ストライサンドのCD
  11. 詩集

 串田孫一ファンのエミリーさんが、念願の 北のアルプ美術館 へ行ってきたとほくほく顔で報告にみえる。 同館には串田孫一の書斎と居間を復元した一室があって、 古本屋よりも古本屋らしい落ち着いた風情をたたえているのだった。
 エミリーさん曰く 「1回行ったくらいじゃ全然足りない! もう1回行ってくる!っていうか、私、あそこに住みたい!」

 5、7、8が売れる。 「門倉貴史?う〜ん、ありませんねェ」 なんて言っていたら、 講談社+α新書の 『日本の地下経済』 がしっかり棚にささっていた。
 11打数3安打。打率 2割5分5厘4毛。


2012年10月11日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第278試合


  1. エルトン・ジョン & ジョン・レノンのLPレコード
  2. 『論語』
  3. 釧路の古い地図
  4. 糸川英夫
  5. 鉄道の本

 南 伸坊の新著 『本人伝説』 が最近のお気に入り本だ。 あの特徴的なおにぎり輪郭もなんのその、自らの顔をキャンバスに見立てて多くの有名人に扮している。 うまくいったとき (スティーブ・ジョブズ、ダルビッシュ有、金正男) と そうでないとき (ウッディ・アレン、由紀さおり、浅田真央) との落差がはげしく、どちらも可笑しくてたまらない。

 前の日のこと、何人もの常連さんに押しつけがましく本をみせていると、エミリーさんに言われた。
 「あなたも伸坊さんみたいに、顔に絵の具塗ればいいじゃない。 日替わりでいろんな人に扮装してさ。そうすればお客さんたくさん来るよ」
 ナイス・アイディーア!
 みなさま、北大通店のカウンターでダライ・ラマ14世がお出迎えしても驚かないでください。
 5打数0安打。打率 2割5分5厘3毛。


2012年10月10日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第277試合


  1. 雑誌 「夢 21」 の11月号
  2. 泉 鏡花

 大阪よりガス人間さんがお出でになる。 20年来の常連さんで、豊文堂 関西支部を名乗ってくださっている方。 およそ半年ぶりのご来釧になる。 気温が26度ある関西から来るにあたって寒冷地対策も万全だ。 しっかりと暖かい格好をされている。
 最近は、 「伊集院光 深夜の馬鹿力」 にはまっているそうな。 MDに録音して聞き直すくらいというから、病膏肓に入るといってよい。

 客人歓迎の意をこめて、ズリ山裏道さんが貸してくれた90年代末の同番組のカセットテープを流すことにした。 このころはリスナーの電話参加コーナーもあって番組に勢いがあったなァ。
 仕事帰りのマサルさんも顔を出し、昔聴いていましたといって耳を傾けだす。 あたしゃ、はじめて女性ファンに出会ったよ。 「番組スタートから男女の聴取者比は ほぼ100:0」 (番組サイトより) の神話にひびが入り、おったまげる
 伊集院リスナー3人が古本屋に集い、深夜の馬鹿力を聞く会のような妙な按配に。

 岩波文庫の鏡花が2冊売れる。
 2打数1安打。打率 2割5分6厘1毛。


2012年10月9日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第276試合


  1. 開高 健の全集
  2. 日本人のCD
  3. 釧路の道路地図
  4. 囲碁の本

 夕方になり、旅行者風のお客さんが目立ちだす。 たぶん翌日開催の 法人会 全国大会 にみえた人たち。
 『本因坊全集 別巻』 (毎日新聞社) が売れる。
 4打数1安打。打率 2割5分5厘8毛。


2012年10月8日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第275試合


 体育の日。 社長と遠方出張。 午後6時半に戻ってきて、雑用を片付けがてら2時間弱店をあける。

 マサルさんから函館の土産話をうかがう。
 0打数0安打。打率 2割5分5厘8毛。


2012年10月7日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第274試合


  1. 映画 『ボーン・アイデンティティー』
                     のパンフレット
  2. おもしろそうな本
  3. 西江雅之 『花のある遠景』
  4. 戦争から帰ってきて
       政治家になった後外国に行って
           行方不明になった人のことを
             書いた北海道の人が作者の本
                         (辻 政信?)
  5. ホームズの本
  6. スプレーのり
  7. アンティークの写真のある本
  8. 串田孫一 『ドン・キホーテと老人』

  北海道教育大学釧路校で 社会教育学会 釧路大会 が開かれている。 前日は参加者と思われる方たちで、店が多少賑やかだった。 助平心がうずきだす。 予定を変更して通常営業に。 空振り。

 2、5が売れる。
 8打数2安打。打率 2割5分5厘8毛。


2012年10月6日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第273試合


  1. 平凡社ライブラリーの
           『グラマトロジーについて』
                      (『デリダ論』?)
  2. 上野英信 『出ニッポン記』
  3. 音楽雑誌
  4. 笑えそうな本
  5. 岩波新書
  6. 前あった将棋のハードカバーの本

 ビームの操り手あらわる。 はじめて間近で目撃した。 それも自分の働く店で。 文明の利器をさくさく使って、高額の本を2冊お求めになっていった。 その間10分と滞在しておらず、決断の早さに感心する。

 土屋賢二のエッセイ集が2冊売れる。 岩波新書が5冊売れる。
 6打数2安打。打率 2割5分5厘8毛。


2012年10月5日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第272試合


  1. 藤井邦夫
  2. 種田山頭火
  3. レッド・ツェッペリンのCD
  4. 車やバイクの本
  5. 宮澤賢治 「雨ニモマケズ」 が入った詩集
  6. 食に関する本
  7. 釧路の絵葉書
  8. 韓国の時代劇の本
  9. 岩波新書の吉田 茂の本
  10. 本郷 新
  11. 岩波新書の吉田 茂の本
  12. ジェーン・オースティン 『ノーサンガー・アベイ』

 2、6、7、8、10が売れる。
 韓国の時代劇ドラマの本はなかったが、お客さん、帰りしなにカウンターに飾ってある 『韓国歴史地図』 (平凡社) をみつけて、これがいいと買ってくださった。

 吉田 茂の本は、最終回を翌日にひかえた NHKドラマ の影響だろう。 訊かれることを見越してウィンドウに関連書をかき集めていたが、 岩波新書の 『吉田 茂』 は在庫がなかった (版元サイトをみると品切重版未定とある)。
 12打数6安打。打率 2割5分5厘5毛。


2012年10月4日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第271試合


  1. 和英辞典
  2. 漢和辞典
  3. 樹木の図鑑
  4. 宝生流の謡本
  5. 白洲正子 『謡曲 平家物語紀行』 の下巻

 「道成寺」 の謡本が売れる。 そのお客さん、平凡社版の 『謡曲 平家物語紀行』 上巻もお買い上げになる。 下巻がないので入荷したら連絡することに。

 大竹伸朗ファンの大竹さんが、 今年ひらかれたドイツの国際現代美術展 「ドクメンタ 13」 のカタログを貸してくれる。 贔屓の作家が出品していて取り寄せたとのこと。
 5打数1安打。打率 2割5分3厘7毛。


2012年10月3日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第270試合


  1. 俳句の季語が載っている本
  2. 外国の本
  3. レコードの針
  4. レコードを拭くやつ
  5. 春採湖の小冊子
  6. 毛綱毅曠
  7. 邦楽のレコード
  8. シドのCD
  9. 松本清張
  10. ディケンズ 『デイヴィッド・コパフィールド』

 北海道日本ハムファイターズがリーグ優勝をした。 早速、日ハムファンのコナリーさんが店にやってきて 「ここでビールかけやるって聞いたンすけど、まだっすか?」
 日本一になってからにしましょうよまだ早いですよとなだめすかす。

 やるときは教えてくださいビール持って駆けつけますから絶対っすよと言い募るので、 まあまあまあまあ落ち着いて決行のときは家にハト飛ばします待っててください日本一ですよ それまではどうかひとつ抑えて待機です自宅待機ホント頼みますってば。 男同士の固い約束をかわして、ようやっとお引き取り願えることになった。
 コナリーさん、どこに住んでいるのかしらね。

 1、5、9が売れる。 先週、管球の本を尋ねてきた方、向こうにもありますよと伝えたとおり本店に出向き、 オーディオ本を買ってくださったみたい。 1安打追加。
 さらに先々週、本店から電話で問い合わせがあった 『三十七本のイナウ 根室シンポジウム 「クナシリ・メナシの戦い」』 も、探している方がみえてお買い上げに。
 10打数5安打 (内2安打 9/20・9/26分)。270試合を終えて、1642打数417安打。打率 2割5分3厘9毛。


2012年10月2日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第269試合


  1. おすすめのジャズのCD
  2. 齋藤 孝 『子どもの集中力を育てる』
  3. 植物図鑑
  4. K・ジャレット& C・ヘイデン
                    『ジャスミン』 のCD

 「新潮文庫の新刊で 『家族の勝手でしょ!』 ってのが出てるんだけど、おもしろそうだから買ってきた」 と毎日みえる毎日さん。 新潮社のサイトで確かめると、初刊時に評判になった本が文庫落ちしたものらしい。 この紹介を読むかぎり、現代家庭の食卓事情はなにやら大変なことになっている。 手にとりやすくなってさらに評判を呼びそうだ。

 「来月は川本三郎が文庫に入るそうですよ」 「なんの本だい?」 「『いまも、君を想う』」 「なんだ、あったらモン。オレは認めないね」
 江藤 淳、城山三郎ら作家が描く亡妻記に例外なく厳しくあたる毎日さんである。 話は、作家が自著に記す献辞のたぐいにまで及び、 「妻に感謝するとか誰それにありがとうとか、そんなものはね作者が相手に直接口で言えっての。 こちとら金払ってまでそういうのは読みたくないんだって。 ありゃ注意しない編集者が悪いんだな」 とヒートアップ。 色んな人の代わりに謝っておく。

 アート・ブレイキー 『モーニン』 のCDが売れる。
 4打数1安打。打率 2割5分2厘4毛。


2012年10月1日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第268試合


  1. 般若心経
  2. 書道のテキスト
  3. 現代語訳の 『久摺日誌』
  4. 相撲の本

 本日より 釧路市立博物館 のサイトが新しくなった。 アドレスも変わったので、登録している方は変更をどうぞ。 釧路市 のサイトもリニューアルしている。
 釧路新聞には、「観測百年間で気温過去最高 釧路市の9月」 という 記事 が載っていた。

 2、4が売れる。
 4打数2安打。打率 2割5分2厘4毛。

 小田光雄氏の 「出版状況クロニクル」 が更新された。


2012年9月30日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第267試合


  1. なんか新しいの
  2. 外の100均にビジネス書

 市立釧路図書館 で雑誌を借りて、 釧路市立美術館「魯山人の宇宙」 展をみる。 急須がほしい。 午前11時すぎより店を開ける。
 2打数0安打。打率 2割5分1厘8毛。


2012年9月29日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第266試合


  1. 桜庭一樹
  2. 辻 仁成
  3. 小林秀雄・岡 潔 『人間の建設』
  4. 岡 潔
  5. 食育の本

 夏の観光シーズンもひと段落ついたと思っていたら、昨晩から少し旅行者が動いているようだ。 釧路湖陵高校の創立100周年・定時制90周年の記念事業めがけて、 市外から人が集まっていると睨んでみたのだけれど、どうか。
 夜は、2階のラルゴで 「佐渡山 豊 AND 長津宏文 ライブ」。

 2、3、4が売れる。
 5打数3安打。打率 2割5分2厘1毛。







2012年9月28日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第265試合


  1. 「ビズ 2005年6月号」
  2. 釧路の歴史の本
  3. ドラッカー
  4. ビジネス書で有名なピーターなんとかの本
  5. ファドのCD

 団扇 が郵送されてくる、北海道エアシステムの団扇が。 綴りひもで 「山本作兵衛炭坑記録画」 のポストカードと結んであり、切手はそちらに貼ってあった。 団扇って120円で送れるのですね。
 これもおなじみズリ山裏道さんの旅先からのお土産である。 ポストカードには抜かりなくJR函館駅の記念スタンプが押してあった。

 それとは別に 封書 も届く。 こちらは天売島の風景印と、天売郵便局プラスJR新千歳空港駅の記念スタンプ付き。 中身は、昼飯どきにでも入手したのだろうか、小袋にはいった唐辛子と海苔。 かくして3日連続、合計5通の到着と相成った。
 旅と郵便が結びついたこの旺盛なありようはどうだ。 北大通店だけではなく他所にも出しているにちがいない。 はたして彼は本当にひとりきりの人物なのだろうか。 前日の昆布クッキーを齧りながら、ズリ山裏道 忍者説を検討する。
 5打数0安打。打率 2割5分1厘0毛。

  JR北海道の車内誌 「THE JR Hokkaido」 の最新10月号に、白金町にある豊文堂書店本店を紹介していただきました。 「時の旅人」 という連載ページに汽笛の聞こえる古本屋として載っています。
 店の奥の社長の定位置がモノクロ写真でばっちり写っていて、 撮られた本人は 「(レジまわりは汚いから) ウィンドウのあたりがよかった」 などと贅沢なことを申しておりますが、 よくも悪くもこれこそ豊文堂といえる1枚になっているので、 今さらよそいき顔で澄ましてみても着物のすそからは尻尾がのぞいてしまうにちがいなく、 やっぱりこの写真を選んでもらってよかったのでございます。

 ご覧になりたい方は、店頭にてお気軽にお申しつけください。 メインの特集は 「「札幌黄」 をめぐる冒険 伝統のタマネギに魅せられて」 です。


2012年9月27日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第264試合


  1. ダ・カーポのシングルレコード
  2. 川柳、俳句の本
  3. かまやつひろしのシングルレコード
  4. 森 進一 『冬のリヴィエラ』 のシングルレコード
  5. かいいくこ?
  6. 大和和紀
  7. ハメット
  8. 茶箪笥に関する本
  9. 演劇の脚本
  10. 都筑省吾 『石見の人麻呂』

 午前中、歌謡曲さんから3、4の電話リクエストあり。 どちらもお応えできず。 この前の日曜日は、浦幌町へ小柳ルミ子の歌謡ショーを見にいったそうな。 ストックからルミ子関連の品を探して、次に備えておこう。

 札幌での本屋めぐりの成果を話してくださったのはエミリーさん。 中谷宇吉郎 『幻の航空新書 1 着氷』 をお土産にいただく。 中谷宇吉郎雪の科学館友の会が今春刊行したもので、博士ゆかりの北海道大学で手に入れたという。
 「本書の原稿は、六十七年前、岩波書店から 「航空新書」 シリーズの第一巻として出版される予定であったが、 終戦間際の混乱から、出版が中止になったものである」 と、発刊の経緯が後記にある。 「幻の航空新書」 を名乗るのは、そのためであった。

 旅行中のご夫婦に、川柳を特集した 「國文學 解釈と鑑賞」 昭和39年12月号が売れる。 はじめてみえた若者には、別役 実の戯曲集など演劇書が数冊もらわれていく。

 1ヵ月半ぶりにハメットさんがご来店。 何度も訊かれてきたコリン・デクスター (今回は 『カインの娘たち』) と井上 靖 『孔子』 (ご所望の文庫版ではなく単行本の方) をようやく渡すことができる。
 前にお出での際は、脱走した愛猫のことでたいそう悲しんでおられた。 今回、その後のゆくえは訊けずじまいだったけれど、 銀行の両替のことでぷんすか怒ってらしたので、私が知るハメットさんらしさを取り戻しつつあるとみなしたい。
 10打数4安打 (内2安打 7/25分)。打率 2割5分1厘8毛。

 本日もズリ山裏道さんから 封書 が届く。 焼尻の風景印つきで、中身は昆布クッキーが1枚。 小腹がすいたときにいただこう。


2012年9月26日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第263試合


  1. フランク永井のCD
  2. ベン・シャーンの画集
  3. 管球、ステレオの本
  4. 林 望

 ズリ山裏道さんから、旅先のお土産入りの封書が2通届く。
 ひとつ は、増毛の風景印とJR函館駅の記念スタンプを押され、 函館名産 鰊みがき弁当と小沢名物 トンネル餅の包み紙を封入してあった。 もうひとつ は、函館の風景印、市立函館博物館の記念スタンプ、中にはホテル雨宮館の湯 (入浴剤) というメンバー。
 トンネル餅 が美味しそう。 すあま なのだそうだ。 餅や団子に目がない脇道さんを思い浮かべる。
 4打数0安打。打率 2割5分0厘9毛。


2012年9月25日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第262試合


  1. 絵本
  2. ボズ・スキャッグスのCD
  3. 昔の紙幣とかコインが載っている本
  4. 森 茉莉のいいの
  5. 金井美恵子
  6. 小沢昭一 『私は河原乞食・考』 の小さいの
  7. 仏像関連の本
  8. 上村松園
  9. ヴィンテージのマンガ

 高峰秀子ファンの高峰さんがご来店に。 春以来のお出ましだろうか。 以前より迷っていらした 『別冊太陽 女優高峰秀子』 が売れてなくなっていることに気がつかれ、残念そう。
 本日、誕生日だという。 4、5、6と訊かれて、金井美恵子のエッセイ集 『夜になっても遊びつづけろ』 の初刊本をお求めいただいた。
 昔の日本映画に詳しい方である。 壁に貼っていた小沢昭一のポストカード (ズリ山裏道さんからの頂き物) をきっかけに、かの名優の話になる。 体調不良で入院中との報 が気がかりでなのである。

 他に、矢部金吉 『改訂増補 古銭と紙幣 収集と鑑賞』 (金園社) が売れる。
 9打数2安打。打率 2割5分1厘5毛。


2012年9月24日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第261試合


  1. 歌謡曲や演歌の歌詞が載っている本

 玄関の自動ドアに異変が生じる。
 1打数0安打。打率 2割5分1厘7毛。


2012年9月23日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第260試合


  1. 五木寛之 『他力』
  2. 儒教に関する本

 両店とも臨時休業して遠方出張。 予定よりも早く戻ることができ、午後5時半より2時間半営業する。
 2打数1安打。260試合を終えて、1588打数400安打。打率 2割5分1厘8毛。


2012年9月22日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第259試合


  1. 釧路の商店街
  2. 筆ペン
  3. 昭和30年代刊行の 『谷崎潤一郎全集』

 秋分の日。
 「この辺に釧路の商店街はないんですか」 と、旅行者風の方にまじめな顔で訊かれる。 うちの店、一応駅前の北大通のど真ん中にあるのだけれど。 そう思われても抗弁できない惨状だ。 在庫問い合わせに計上しておく。
 3打数0安打。打率 2割5分1厘5毛。


2012年9月21日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第258試合


  1. 船舶の本
  2. 雑誌 「RISE ライズ」
  3. 演歌のCD
  4. 池波正太郎
  5. ディネーセン 『バベットの晩餐会』
  6. 小沼 丹 『黒いハンカチ』
  7. シャーリイ・ジャクスン
                『ずっとお城で暮らしてる』
  8. 心が鎮まる本

 暑さが一段落して涼しくなる。
 毎日みえる毎日さんが手に入れたがっていた 川崎市市民ミュージアム発行の 荒井晴彦本 、代わりに注文したのが届いたのでお渡しする。 「映画芸術」 最新号の書評に取り上げられていて、自分用にも欲しかったので2冊頼んでいた。 中身がつまっていてこれはよい内容だ。

 アウトドア雑誌としてつとに評価が高い 「RISE ライズ」。 北大通店にはないが、本店に在庫があることをお教えする。 3号が売れる。
 他に、米倉ますみのCDが売れる。

 「最近、世の中にも身の回りにも、向かっ腹たつことばっかりでいやんなっちゃう」 とエミリーさん。 「なんか心が鎮まる本ない?」
 思い浮かぶものはいくつかあるが、店の在庫の中から探そうとすると、 どうしたものか心がざわつくようなものばかり (マーガレット・ミラーとか)。
 「あ、堀江さんを読めばいいんだ」
 エミリーさんたら、どうやら大ファンの小説家のことを思い出したらしい。 腹をたてていた人がほくほく顔になっている。 自作自演に巻きこまれたよう。 妬ける妬ける。
 8打数2安打。打率 2割5分2厘0毛。


2012年9月20日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第257試合


  1. 「原色かな手本」 (二玄社) の
                     『源氏物語絵巻』
  2. 重松 清
  3. 趣味の本 (手品、占い、麻雀)
  4. 岩波書店の 『ギルガメシュ叙事詩』
  5. 『三十七本のイナウ 
     根室シンポジウム 「クナシリ・メナシの戦い」』

 朝、大型客船レジェンド・オブ・ザ・シーズが釧路港に入港。 複数の乗客が北大通店でも買い物をしていってくれた。
 5打数0安打。打率 2割5分2厘0毛。

9/20 園芸部長・撮影。釧路港寄港中の客船レジェンド・オブ・ザ・シーズ。

9/20 園芸部長・撮影。手前:幣舞橋の四季の像より 「春」 舟越保武・制作。右端:商業施設 フィッシャーマンズワーフ MOO。奥:釧路港寄港中の客船レジェンド・オブ・ザ・シーズ。


2012年9月19日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第256試合


  1. 新潮文庫の漱石の 『三四郎』
  2. 大庭武年?
  3. 花押の本

 迷いこんできたモンシロチョウを追って、熱に浮かされたようにデジカメで 連写 する。 そのままふらふらと車道に飛びだして轢かれてしまいかねないほど。

 3点の問い合わせは、すべて厚岸倉庫社長より。 『三四郎』 は旧字旧かなで読みたいという。 新潮文庫版はないけれど、代わりにみせたほるぷの復刻版が厚岸箱 (と呼ばれるおとりおき本の専用収納箱) に仕舞いこまれる。 旧字旧かな>新潮文庫なので、1安打。

 ここしばらくおみえにならなかった本野さんが元気な姿をみせてくれて、ほっとする。
 3打数1安打。打率 2割5分2厘8毛。


2012年9月18日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第253試合


  1. マンドリンのCD
  2. 永田方正 『北海道蝦夷語地名解』
  3. 高島暦
  4. なんか珍しいの
  5. 『釧路市史』
  6. 類語辞典

 6が売れる。 社長の親戚のこけしさん、郷里にお帰りになる。
 6打数1安打。打率 2割5分2厘7毛。


2012年9月17日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第254試合


  1. 和服の本
  2. 古い婦人雑誌

 敬老の日。 図書館に寄ってから店を開ける。 午後5時半で店を閉める。 パンク事件が起こる。
 2打数0安打。打率 2割5分3厘0毛。


2012年9月16日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第253試合


  1. ローリング・ストーンズに関する本
  2. お寺の本
  3. こけしの本
  4. 文楽の本
  5. インドの神様の本
  6. 山伏の本
  7. 武田百合子のハードカバー
  8. 中原淳一の 「ひまわり」 とか
                      「それいゆ」 とか

 出勤前につけた札幌テレビ放送のローカル番組で、 伊吹吾郎 (釧路育ち) が浦田菓子舗 (創業1907年) で和菓子を食べていた。
 さて、その浦田さんもある本日の北大通8丁目東側。 左右を見渡すと、角の美容室とうちの店しか営業していない。 向かいの西側は金融機関なので、日曜日はもちろんお休み。 なんとなくうら寂しくて心細い。

 一昨日釧路にきた社長の親戚の方はたいへんな本好きで、店内をじっくりとみていかれる。 訊かれたのは2から7まで。 ヴェロニカ・イオンズ 『インド神話』 (青土社) がかろうじて引っかかる。
 8打数1安打。打率 2割5分3厘3毛。


2012年9月15日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第252試合


  1. 営林署で出したようなアイヌ語辞典の本
  2. 三味線のレコード
  3. サンドラール 『世界の果てまで連れてって』
  4. 吉田秀和
  5. 北条政子に関する本
  6. English Book
  7. 美術の本
  8. 英語の本

 1が売れる。 鎌田正信 『道東地方のアイヌ語地名 国有林とその周辺』 のこと。 十勝・釧路・根室の各管内より、営林署単位で国有林とその周辺の地名をとりあげている。 本店で同書のことを聞き、こちらまで足を運んでくれた方だった。

 10日前にはじめて来て、おすすめの本を尋ねてきたお客さんが顔を出してくれる。 すすめられて買った短篇集、おもしろかったですと。
 おすすめの本ありますか、おもしろい本教えてくださいと初対面のお客さんに言われつづけて、 そのたびに相手の好みを考慮しながら何かしら見繕ってきたものだが、 その後もつづけて来店してくれる人がいたためしがなく、 はたしてあのときの本は気に入ってもらえたのだろうかと 首をひねるばかりだったので、これはうれしい。
 8打数1安打。打率 2割5分4厘0毛。


2012年9月14日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第251試合


  1. 「くしろ団地新聞」
  2. すずしくなる本
  3. 手塚治虫 『三つ目がとおる』 のKC版 6巻
  4. 團 伊玖磨 『パイプのけむり』
  5. ドラッカー
  6. 浅田次郎 「プリズンホテル」

 ズリ山編集長に訊かれた 「くしろ団地新聞」 は、昭和40年代発行のもの。 市立釧路図書館には架蔵されていないそう。 わが店でも扱ったことはなく、これは難物になりそうだ。
 音訓編集長にはすずしくなる本を訊かれるが、探している途中で時間切れに。 知床あたりの写真集を差し出すべきであったか。

 夕方、本州から社長の親戚の女性がおみえになる。 5年ぶりの再会。 札幌にも立ち寄りこちらへは長距離バスで到着したそうだが、長旅をものともせずにお元気そう。

 夜、文庫本をお買い上げになったお客さん、よくよく顔を拝見してみたら、 釧路を離れて住んでいたころお世話になった先輩だった。 名乗ると思い出してもらえた。 この方とは10数年ぶりの再会。 家族と道東旅行の最中だった。 ホテルが立ち並ぶ駅前通りに面した北大通店だ。 店頭では、ときにこういう偶然がある。

 商店街一の読書家さんに 「プリズンホテル」 の秋の巻が売れる。
 6打数1安打。打率 2割5分4厘6毛。


2012年9月13日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第250試合


  1. 中島 敦
  2. 洋書
  3. ノート
  4. 地震の本

 朝、社長と出張買取。 本の量はそう多くないのに、汗がだらだらと流れ落ちる。 暑い釧路はまだつづいている。

 1、2が売れる。
 4打数2安打。250試合を終えて、1537打数392安打。打率 2割5分5厘0毛。


2012年9月12日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第249試合


  1. 森村誠一
  2. 岡崎京子 『へルタースケルター』
  3. 川島隆太
  4. 脳科学の本
  5. クラシックの楽譜
  6. 小樽のガイドブック
  7. イタリア語の辞書
  8. ウルトラマン関連の本
  9. 開高 健・他 『書斎のポ・ト・フ』

 1、4が売れる。
 9打数2安打。打率 2割5分4厘4毛。


2012年9月11日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第248試合


  1. 池波正太郎 「剣客商売」
  2. 家のリフォームに関する本
  3. ガロのシングルレコード
  4. 奈良や京都の本
  5. 戦記もの

 ふしぎ研究の本が増えてきたので、読み物の単行本をどんどこ均一棚にまわして場所を空ける。
 1、3、4が売れる。
 5打数3安打。打率 2割5分4厘5毛。


2012年9月10日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第247試合


  1. ツィッギーの洋書の写真集
  2. 戦記もののおもしろいの
  3. CDのなんかおもしろいの
  4. 前川 清のシングルレコード
  5. 戸塚文子 『ドライ・ママ』
  6. 「ママ・ギター」 のレコード
  7. マンガの 『悪女』
  8. 永田 萌
  9. 宮本百合子
  10. 古生物学の本

 前日のこと。 本店の社長から、店に小鳥が迷いこんできたと電話があった。 先月もスズメが入ってきたばかり。 30年店をやっていて、鳥が入ってきたのは3回しかないという。 なのに内2回が今夏に集中している。
 捕まえようとしばらく格闘していたが、なかなか出ていってくれない。 困っていると、ポエムさんが近所で網を買ってきてくれた。 無事捕獲することができ、外に逃がしてやったと顛末を教えてくれる。 後で詳しいお客さんに訊くと、アオジではないかとのこと。

 小鳥がバサバサ飛びまわるせいで、棚の上に置きっぱなしの全集類から大量の埃が舞い落ちてきたそうな。
 ポエムさんが言うには、「キレイに掃除してもらってよかったじゃない」
 次に備えて鳥の餌を常備するしかない。

 5、8、9が売れる。
 7打数1安打。打率 2割5分3厘4毛。


2012年9月9日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第246試合


  1. チェーホフ 『かもめ』
  2. 柳家小満ん 『べけんや わが師、桂文楽』
  3. 乙川優三郎 『屋鳥 (おくう)』
  4. エレン・ホワイト 『各時代の大争闘』
  5. 「週刊アエラ」

 高校生らしい女の子が、岡崎京子の短篇集を熱心に立ち読みしている日曜日の昼下がり。 どんどん読んで、どんどんショックを受けるのです。 とは、おっさんの余計なお世話。

 グインさんがやってきて、「チェーホフのかもめが入ってる本ある?」
 待ってました。 NHKの 「100分 de 名著」 の課題作ですね。 先月末に 『夜と霧』 の問い合わせがあってから、こっそりチェックしておったのですよ。 レジ前に絶賛面出し中の新潮文庫版 『かもめ・ワーニャ伯父さん』 をおみせする。 グインさん、しばらくバッグをガサゴソ探っていたが、「あ、ゴメン。財布、車ン中置いてきたわ」
 「お、おとりおきしますケド」 とすがる私。
 「いや、いいよいいよ。また今度にするわ」 とグインさんはお帰りになる。
 ヒットが1本、手の内からすりぬけていく。 たぶん、今度はない。

 先週、丹波哲郎本を尋ねてきたお客さん、期日をすぎても音沙汰なくあきらめていたら来てくださった。 関連書3冊を除けていたうち、2冊をお買い上げ。
 5打数1安打 (内1安打 9/2分)。打率 2割5分3厘9毛。


2012年9月8日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第245試合


  1. 太田裕美のシングルレコード
  2. 今日の新聞に出てた 「女性セブン」
  3. 映画 『あぶない刑事』 のパンフレット
  4. 映画 『フラッシュダンス』 のパンフレット
  5. デンセンマンのシングルレコード
  6. 『風と共に去りぬ』 の続編
  7. 園芸の本

 5が売れる。

 夜は、2階のラルゴで 「 みるく (弥勒)てるみ ライブ」。 年末にパートナーのBOOさんが亡くなり、歌い手としてはじめて迎えるソロ・ツアー、その初日となる。 みるく (弥勒) で歌った過去2回のラルゴライブでは感じなかった、ロックンロールなうねりがあった。 てるみさんの新生面をみた思い。
 7打数1安打。打率 2割5分4厘1毛。

園芸部長・撮影


2012年9月7日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第244試合


  1. フランツ・カフカ
  2. 夏目漱石 『吾輩は猫である』
  3. 合田一道

 意外なことに、冷涼が売りの釧路でまだ暑い日がつづいている。 暗くなると霧がかかるのはお約束なのだけれど。
 岩波文庫の旧訳版の 『変身』 と 合田一道 『裂けた岬 「ひかりごけ」 事件の真相』 が売れる。
 3打数2安打。打率 2割5分4厘6毛。


2012年9月6日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第243試合


  1. 顔 真卿 「争座位帖」

 釧路古書籍商組合の秋季市2日目。 午前中、宿の会議室で本来の目的であるセリが行われる。
 午後2時半より北大通店の営業をはじめる。

 中央公論社版 「豪華普及版 書道藝術」 より 『顔 真卿 柳 公権』 の巻が売れる。
 1打数1安打。打率 2割5分3厘8毛。


2012年9月5日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第242試合


  1. 海音寺潮五郎 『中国英傑伝』
  2. おすすめの本
  3. 合併症に関する本
  4. 吹出物を治す本

 はじめてきたお客さんにおすすめの本を訊かれる。 唸って1冊棚から取りだすと、即買ってもらえる。 でも、ほんとにあの本でよいのかしら。

 釧路古書籍商組合 秋季市出席のため、午後3時で営業を終える。
 管内の某所 (温泉つき) に道東の古本屋がつどって一泊。 男だらけのパジャマパーティは、ワタクシが最年少。 古本屋あるある話で夜が更ける。
 4打数1安打。打率 2割5分3厘3毛。


2012年9月4日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第241試合


  1. 西城秀樹のシングルレコード
  2. 田原俊彦のシングルレコード
  3. ジャズの名盤が載っている本
  4. 井沢元彦 『逆説の日本史』 の7巻
  5. 『夏目漱石全集』
  6. 『森鴎外全集』
  7. 夏目漱石
  8. くしろバスなどバスに関する本

 3、7が売れる。
 先月訊かれて見つからなかった 「この間ここにあった徳川夢声の本」、 同じお客さんがみえて、お買い上げに。 売れたと思っていたら、ここ=レジ前にずっと置いてあった。
 8打数3安打 (内1安打 8/19分)。打率 2割5分3厘3毛。


2012年9月3日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第240試合


 遠方出張買入。 午後5時半すぎより開ける。
 0打数0安打。240試合を終えて、1484打数375安打。打率 2割5分2厘6毛。




2012年9月2日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第239試合


  1. アウグスティヌス 『神の国』
  2. 『丹波哲郎の大霊界』
  3. 飯干晃一 『山口組三代目』
  4. 演歌のCD

 北海道立釧路芸術館地球どうぶつ写真展 岩合徳光 岩合光昭 いのちのバトン をみる。 芸術館がある港の方は、 釧路大漁どんぱく で大いに賑わっていた。
 午後12時より店を開ける。

 通りすがりの見知らぬ男性が、開店直前の薄暗い店内をのぞきこんで、 「ここも やめんのォ?」 と訊いてきた。
  「やめねーよ!うるせーよ、この野郎!画廊さんに謝れ!そんでもって豆腐の角に頭ぶつけて肥溜めに落ちやがれ!!」 と怒鳴りつけたかった。 代わりに 「今から開けるとこですよ」 と返したが、興味なさそうに立ち去った。
 4打数0安打。打率 2割5分2厘6毛。


2012年9月1日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第238試合


  1. 文具の本
  2. 更科源蔵 『北海道絵本』
  3. 落合博満
  4. 『マーフィーの法則』
  5. 『新明解国語辞典』

 開店前、社長と市内出張買入。 二玄社の 「書跡名品叢刊」 と同朋舎出版の 「日本書学大系」 を大量に仕入れる。 大半がダブリになりそう。
 中に、良寛さんの書の本が混じっていた。 3日前、在庫を尋ねてお応えできなかったお客さんに教えてあげたいけれど、それはできない。 もう中国に帰ってしまっただろうから。
 在庫がない本は、しばしば程なくして入荷するが、 そのときには求めているお客さんはいない (連絡がつかない)。 古本マーフィーの法則。 4が売れる。

 釧路大漁どんぱく花火大会 があり、夜9時まで営業する。 事前に 三尺玉 があがる時間は知っていたが、その時間になると、やっぱり音の馬鹿でかさにびくっとなる。
 5打数1安打。打率 2割5分3厘3毛。

 小田光雄氏の 「出版状況クロニクル」 が更新された。


2012年8月31日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第237試合


  1. フランクル 『夜と霧』
  2. 林 真理子
  3. 昭和2、30年代の釧路の写真が
              載っている本 (イラストも可)
  4. 綾辻行人
  5. 私が好きそうなトラックの本
  6. 太平洋炭礦史

 3を尋ねてきた方が 『北の家図鑑』 をお買い上げに。 探している家によく似たイラストが載っているのだとか。 1安打。

 ズリ山裏道さんに頼まれていた作文が締め切り当日にやっと仕上がる。 甚だこころもとない出来。 書き直しを命じられるかもしれない。
 6打数1安打。打率 2割5分3厘5毛。


2012年8月30日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第236試合


  1. 「銀花」
  2. 「芸術新潮」
  3. 「いかがお過しですか」 のポストカード
  4. 『新編 プロ対プロ 置碁実践譜』
  5. 河合隼雄
  6. サーベルの本
  7. 松山千春のCD
  8. Music Books
  9. 北大で出してた 「北海道の花」
  10. 天台宗の本

 1、5が売れる。
 3の 「いかがお過しですか」 というのは、店内に飾っている こちら のこと。 数年前、商店街の方からいただいた。 ポストカードは作っていない。

 夕方、前夜の攻防の第2ラウンド勃発。 より激しい攻勢にさらされ、レジカウンターをはさんで15分ほど膠着状態がつづく。
 10打数2安打。打率 2割5分3厘9毛。


2012年8月29日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第235試合


  1. 新渡戸稲造 『武士道』
  2. なんかいいブツ
  3. 新しい本
  4. ロスプリモスのレコード
  5. 松本清張
  6. 中国語の辞典
  7. 阿寒・屈斜路湖・摩周湖のことを書いた本
  8. 良寛
  9. 谷崎潤一郎
  10. 浮世絵

 夜、中国人旅行者の方々が10人ほどみえる。 「ダ〜ウン」 「ノー、ノー、ノー」 「ダ〜〜ウン」 「ノー、ノー、ノー、ノー」
 値下げをめぐって、なんというか、その、詳細は省くが大変いじましい攻防があった。

 1、9、10が売れる。
 10打数3安打。打率 2割5分4厘2毛。


2012年8月28日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第234試合


  1. もんたよしのりのシングルレコード

 電話が鳴る。 歌謡曲さんから、恒例のシングルレコードの問い合わせである。 電話ボックスからテレホンカードを使ってかけているという。 探してみるが、在庫はない。 いつもは質問につぐ質問でどんどん話が長引くところが、さすがに用件のみで終わる。 久々に電話をしていてスリルを味わう。
 1打数0安打。打率 2割5分3厘9毛。

 おとなりのささき画廊で在庫売り尽くしセールがはじまる。 9/5 (水) まで。


2012年8月27日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第233試合


  1. 荒川洋治 『詩とことば』
  2. 『釧路捕鯨史』
  3. 『浜中町史』

 観葉植物のクワズイモを、画廊さんから譲り受ける。 「枯らすなよ!」 ドスのきいた声で釘をさされる。 植物部のたにさんから借りた多肉植物とあわせて、両手に花の北大通店。 うどんこ病には注意したい。

 釧路叢書の 『釧路捕鯨史』 が売れる。
 3打数1安打。打率 2割5分4厘1毛。


2012年8月26日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第232試合


  1. 雑誌 「中一時代」
  2. 歌謡曲の歌詞が載っているような本

 午前中は図書館で調べ物。 昼ごろより店を開ける。
 2打数0安打。打率 2割5分3厘9毛。


2012年8月25日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第231試合


  1. 海賊の本
  2. なんかいいCD
  3. コリン・デクスター
  4. アガサ・クリスティ
  5. 原田康子 『挽歌』
  6. 日本語の釧路湿原の本

 「海賊の本、ありますかァ〜ッ!」 と元気よく尋ねてきた画伯。 本はなかったけれど、海賊パーティなるもののお誘いを受ける。 とにかく何でもいいから海賊っぽい扮装や小道具を取り入れていれば参加できるんだと。
 アイパッチ、バンダナ、二角帽子、横縞のシャツ、鉤爪、サーベル、肩のオウム、バズーカ砲。 私が知っている海賊はこうだと言い張ればなんでもありの世界。 己の海賊観が問われる。

 2、4、5、6が売れる。
 6のお客さん、関東からご友人とみえた方。 店内ポスターに目を留めると、「あっ、ジス・イズだ!」
 30数年前、釧路の高校生だったころに通ったジャズ喫茶 ジス・イズ が変わらず営業しているのを知ってあげた驚きの声だった。 店が近いので 「行ってきます!」
 あいにく翌日の渡辺貞夫クインテット ライブの準備で中には入れなかったけれど、 マスターとお話しすることができました。 戻ってきて感激の面持ちで報告してくれた。
 6打数4安打。打率 2割5分4厘3毛。


2012年8月24日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第230試合


  1. コインの本
  2. 俳句の季語が載っている本
  3. 寅さんのDVD

 月曜日で一旦営業を終えた、おとなりのささき画廊が在庫売り尽くしセールをすることになった。 期間は、8/28 (火)〜9/5 (水)。
 3打数0安打。230試合を終えて、1437打数363安打。打率 2割5分2厘6毛。


2012年8月23日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第229試合


  1. 白川 静
  2. 『仁義なき戦い』 のサントラレコード
  3. 錬金術の本
  4. 釧路叢書の丹頂鶴?
  5. 茶花関係の本
  6. 『串田孫一集』 の1巻と8巻
  7. ノーラン版 『バットマン』 1、2作目
                       のパンフレット
  8. 映画 「ジェイソン・ボーン」
                  シリーズのパンフレット
  9. N響のチケット
  10. レコード針

 社長から 「東蝦夷古書目録 第3号」 をもらう。 豊文堂書店が88年6月に出した330点掲載のミニ目録。 はじめて目にした。

 1と5が売れる。
 10打数2安打。打率 2割5分3厘1毛。

 植物部のたにさんの多肉生育チェック。
 茎がひょろひょろ伸びる徒長の傾向は脱した紅葉祭であるが、 ここにきて葉に黒い染みが広がっている。 たにさんの見立てでは、うどんこ病ではないかとのこと。 引っこ抜いて、駄目になった部分をカットする。


2012年8月22日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第228試合


  1. あれからなにか新しいの
  2. 映画 「モンスターズクラブ」 のパンフレット
  3. 小山内道子 『ロシア語 釧路案内』
  4. なにかおもしろい本
  5. 写真集
  6. 子どもの児童書

 4と5で2安打。
 6打数2安打。打率 2割5分3厘5毛。


2012年8月21日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第227試合


  1. 斎藤 栄
  2. 黒澤 明の 『夢』 の写真集
  3. 「日本古書通信」
  4. 『丹葉節郎翁の足跡』
  5. 『中川久平 郷土に生きる梅楓精神』

 斎藤 栄の 『王将殺人』 が売れる。
 4と5は、毎日みえる毎日さんから。 マジメに探しているのではなく、 一昨日の古本市でそれらをいかに安価で手に入れたかを報告するためであった。
 5打数1安打。打率 2割5分3厘1毛。


2012年8月20日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第226試合


  1. 佐伯泰英の 「居眠り磐音」 の新刊
  2. 植物画の本
  3. 北海道の明治の教育史
  4. 「秘録 大東亜戦史」 (富士書苑)
  5. 大藪春彦
  6. インパール作戦の本
  7. 高木俊朗
  8. 文春文庫のインパール作戦の本
  9. 武田泰淳 『森と湖のまつり』
  10. ジェイフルーツ?のシングルレコード
  11. 高田みづえのシングルレコード
  12. 狩人のシングルレコード
  13. 昭和10年代に出た釧路市史?

 おとなりの ささき画廊が閉店する。 74年の歴史を閉じる。

 最高気温が27度を超える。 2、4、5、6が売れる。
 13打数4安打。打率 2割5分3厘3毛。


2012年8月19日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第225試合


  1. 『戦闘マニュアル』 の3巻目
  2. 尾崎 翠
  3. メアリー・ノートン
  4. 西原理恵子 『パーマネント野ばら』
  5. この間ここにあった徳川夢声の本
  6. 藤本健二 『金正日の料理人』
  7. 「北方文芸」
  8. 井伏鱒二 『黒い雨』

 市立釧路図書館 で1日かぎりの古本市が開かれる。 もう行った人、これから行く人、常連さんの報告を聞かせてもらう。
 夜は、くしろ市民北海盆踊りで通りがにぎわう。

 ちくま日本文学全集の 『尾崎 翠』 の巻が売れる。 新潮文庫の 『黒い雨』 も売れる。
 8打数2安打。打率 2割5分2厘8毛。


2012年8月18日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第224試合


  1. 紺色の男物の帽子
  2. はんかくさいCD
  3. 菊池貞幸 『道警刑事サダの事件簿』
  4. 「サムライマガジン」

 1は落し物が届いていないかという問い合わせ。 違う場所で落とされたみたい。
 申し訳ないのだけれど、当店が 「サムライマガジン」 を仕入れることは、まずないだろう。

 豊文堂書店関西支部こと、大阪のガス人間さんが10月中旬に来釧してくださることになった。 なにかおもしろネタを仕込んでおかなければ。
 4打数0安打。打率 2割5分2厘8毛。


2012年8月17日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第223試合


  1. さっき落とした中にある絵画の本
  2. 朝日ジャーナル編集部・編 『大学の庭』
  3. 医学の本 (手足のしびれ)
  4. ルフェーヴル 『革命的群衆』
  5. ヴェルヌ 『海底二万海里』
  6. おすすめの本
  7. 向田邦子 『森繁の重役読本』
  8. 山際淳司
  9. 手芸の本
  10. 坂上二郎のシングルレコード
  11. 八代亜紀のシングルレコード
  12. 桜田淳子のシングルレコード
  13. 吉川英治 『三国志』
  14. 西村京太郎

 朝一のお客さんがレジカウンターの端に積んである山から1冊抜き取ろうとして、 「魔のピタゴラスイッチ」 を作動させてしまう。 すなわち3、40冊の本があれよあれよと、見る間に雪崩をうってくずれだす。 涙目。 本家のピタゴラスイッチはあんなに創意工夫に富み、見る人をわくわくさせるというのに。
 お客さんは謝るけれど、奇々怪々な飾り方をしてしまったこちらの方こそごめんなさいである。
 1は、そのお客さんより。 外の均一棚から選んだ本が雪崩に巻きこまれてしまったとのこと。 レコードコーナーに置き忘れていただけで、くだんの本は無事だった。 お買い上げいただけたので、これも安打である。

 『海底二万海里』 の学生さん、残念ながら在庫なし。 代わりにおすすめの本を教えてくださいという。 好きな本の傾向をきいて、先ごろ亡くなったブラッドベリの 『火星年代記』 をみせると、 即座に 「買います!」

 シングルレコードの3連発は歌謡曲さん。 まず電話で訊かれ、その後ご本人がお出ましになる。 八代亜紀だけやたらとあり、その中から 『おんな港町』 をお買い上げいただく。
 有線のジャズのチャンネルから流れてきた 「Blues March」 に反応した歌謡曲さんが 「あっ、なんかこれ、豊文堂のおじさんが踊りだしそうな音楽だネ」
 本店の社長は、いつも歌謡曲さん相手にどんなおもてなしをしているのだろう。 不安になる。

 他に、山際淳司と西村京太郎の文庫が売れる。
 14打数5安打。打率 2割5分3厘6毛。


2012年8月16日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第222試合


  1. チミケップ湖に関する本
  2. 「ライラの冒険」 の2巻目以降
  3. 洋書
  4. 『ルパン三世』
  5. 釧路市の住宅地図
  6. 出納帳
  7. なんかいい本

 均一棚のトム・クランシーのペーパーバックが売れる。
 7打数1安打。打率 2割5分2厘5毛。


2012年8月15日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第221試合


  1. 『挽歌』 のロケ地マップ
  2. ブロンテ 『ジェーン・エア』
  3. 北海道の地図
  4. 社会学の用語辞典のような本
  5. 藤沢周平 『海鳴り』 の下巻
  6. 北海道の古本屋が載っている本
  7. 恩田 陸 『夜のピクニック』

 外の均一棚にあった藤沢周平 『海鳴り』 の文庫上巻を持ってきたお客さんが 「これの下巻ある?」
 お探しの本、店内の棚にちゃっかり収まっていた。 わざとバラしたわけではないのだけれど。 ご対面の結果、上下そろってもらわれていく。
 7打数1安打。打率 2割5分3厘1毛。


2012年8月14日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第220試合


  1. 映画音楽のCD
  2. 陳 舜臣 「さようばんり」?
  3. ジョセフィン・テイ 『時の娘』
  4. キーティング 『マハーラージャ殺し』
  5. 藤沢周平 『消えた女』
  6. 藤沢周平 『ささやく河』
  7. 長谷川時雨 『日本橋』
  8. エド・マクベインのやつ
  9. ファインマンの物理の本
  10. 「世界の名著」 の 『現代の科学 II』
  11. 切手の本
  12. ヘンデル 『メサイア』 の英語版CD
  13. English Book

 愛猫が脱走したきり戻ってこないのとハメットさんが訴える。 毎朝酒呑んでんだよ。 手元にある本読み返しても全然駄目。 頭に入ってこない。 寂しくて忘れられなくて、涙が止まんなくなって死にたくなるんだ。
 いつもは気丈な人が話しているうちに昂ぶってきて嗚咽をもらしはじめる。
 探求書をいくつも抱えている人だ。 そんなことを言わずに、本をみつけるのを待ってほしいと伝える。 「そうだね。あんたに全部探してもらわなきゃ死ねないね」
 最後は笑って帰っていかれた。
 13打数0安打。220試合を終えて、1360打数345安打。打率 2割5分3厘6毛。


2012年8月13日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第219試合


  1. 三浦綾子
  2. 浅田 彰
  3. 立花 隆
  4. 太宰 治
  5. カート・ヴォネガット
  6. トーマス・マン 『魔の山』
  7. 『わが町の人物地図 第1集』
  8. 雑学の本
  9. 速読の本
  10. 釧路の古い絵葉書

 一日中、雨。
 定休日だが午後1時より店を開けた本店に闖入者あり。 スズメが1羽、店内に迷いこんできたという。 バタバタと騒ぐそやつを苦心の末、60サイズのゆうパックの函に収め逃がしてやると、 うれしそうに羽ばたいていったと、電話で社長が教えてくれた。
 吉永小百合が機織りに訪ねてくる 日も近い。

 PHP文庫の雑学ものが売れる。
 10打数1安打。打率 2割5分6厘1毛。


2012年8月12日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第218試合


 図書館で調べ物をしてから、 港文館 ではじまった 「アサノ ブラザーズ展」 に向かう。
 ペン画とコラージュの弟が写真をたしなむ兄とタックをくんだ作品展。 兄弟がお互いの顔を描いた展示がありおもしろい。 弟さんがいらしたので、制作話をうかがう。 26日 (日) まで開催中。
 午後12時半より店を開ける。
 0打数0安打。打率 2割5分7厘2毛。


2012年8月11日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第217試合


  1. 高木俊朗 『戦死』
  2. 克美しげるのレコード
  3. 『国民百科事典』
  4. イギリスの歴史の本
  5. 白石一郎 『南海放浪記』

 3年前の火吹きの残像が忘れられず、今年もまた栄町公園にできた 劇団どくんご のテント小屋に、閉店後吸い寄せられる。 炎はあがらなかったけれど、霧が立ちこめる中の公演も儚さがあってよい。 おもちゃ箱を引っくりかえしたような賑やかな演し物なので、なおさら夢幻の感が増し、もの悲しさが募る。
 5打数0安打。打率 2割5分7厘2毛。


2012年8月10日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第216試合


  1. 鉄道の本
  2. 百人一首の札が載っている本
  3. ローズマリー・サトクリフ
  4. 図書カード
  5. 鹿島田真希の単行本

 平凡社の 「別冊 太陽」 の百人一首の巻が売れて、プラス1安打。 一昨日訊かれたクレヨンが勘ちがいで売れていなかったことがわかり、マイナス1安打。 差し引きゼロになる。
 5打数1安打から、8/8分の1安打をひいて、5打数0安打。打率 2割5分8厘2毛。


2012年8月9日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第215試合


  1. 「釧路春秋」
  2. 原田康子 『海霧』
  3. アガサ・クリスティー
  4. 篆書の本
  5. 梨木香歩

 クリスティー文庫の 『バートラム・ホテルにて』 が売れる。
 電話で訊かれた1と2。 前者は、昭和43年からつづく地元文芸誌。 在庫多数あり。 後者は本店に置いてあることを伝える。 後日来ていただけることに。
 5打数1安打。打率 2割5分9厘2毛。


2012年8月8日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第214試合


  1. ピカソ関係の本
  2. 山の本
  3. 加藤一二三 『将棋名人血風録』
  4. 天然クレヨン
  5. 「悪霊の詩」?
  6. 宮脇俊三
  7. 肩甲骨ダイエットの本

 通路に積んである本の表紙に、ジャム状のなにかがついていた。 小指の先ほどの量。 嗅いでみると無臭。 あわてて拭きとる。 どこぞの本体からぽとりと落ちたといった風だ。 無味かどうかはわからない。 はて、店内で飲食している人なんていたかしら。

 半年前、店内のビニールがけした雑誌の上に、 歯型がついた食いかけのボロニアソーセージが落ちていた。 そのときの犯人はオレ。 そんな凶状持ちだけれども、今回は潔白を主張したい。

 2、4、6が売れる。 4は、2階のラルゴで販売している標茶町の Tuna-Kai 工房 の手づくりクレヨンのこと。 草木や土などを素材に顔料をこしらえ、それに蜜蝋を混ぜてつくっている。
 先週訊かれて本店から取り寄せていたオードリー・ヘップバーンの写真集、 お客さんが再度みえてお買い上げに。
 7打数4安打 (内1安打 8/1分)。打率 2割5分9厘4毛。


2012年8月7日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第213試合


  1. 蜷川幸雄の演劇のDVD
  2. 「深沢七郎外伝」?
  3. 「ニール・ヤングの本」?
  4. 『三国志』
  5. 山下和美 『天才柳沢教授の生活』

 夏の定番といえば、 「新潮文庫の100冊」。 陣内孝則から宮沢りえのころまでが、私のストライク。
 5打数0安打。打率 2割5分7厘7毛。


2012年8月6日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第212試合


  1. イギリスに関する本
  2. 釧路の地図

 街は午睡のまどろみの中。 日曜日のような大儀な雰囲気をまとっているのに、向かいの北海道銀行は営業しておりちぐはぐな印象をあたえる。 陽光はあかるく、そしてむなしい。 2階のラルゴが振替休日なので、いっそう静寂が際だつ。
 港まつりが終わった翌日は毎年そうなので仕方がない。 深夜まで及んだ歩行者天国の後片づけで、全身の筋肉痛もひとしおだ。 けだるさに拍車がかかる。
 ハンバート ハンバート のCDをかけると、ひっそりした街にぴったりだった。 普段は店のBGMに無関心な毎日さんが 「これ歌ってるの、なんて人?声がいいな」 と褒めてくれた。

 ロンドン・オリンピックに関連して、長島伸一 『大英帝国』 (講談社現代新書) が売れる。
 2打数1安打。打率 2割5分8厘7毛。


2012年8月5日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第211試合


  1. お茶関係の本
  2. プラトン
  3. 洋書の絵本
  4. パステル画の描き方の本
  5. 『方丈記』
  6. 『徒然草』
  7. 建築関係の本
  8. 編み物の本
  9. 桜木紫乃の文庫本
  10. sharon ridley 「changin」 収録のレコード

 第65回 くしろ港まつり の最終日。 前夜から小雨がふりつづき、音楽パレードなど歩行者天国の催しが軒並み中止になる。 北大通店軒先の、似顔絵描きやアクセサリー販売も取りやめに。 一日中雨の予報だったのが午後になって止み、ずっこける。

 2、5、6、8が売れる。 5と6は、方丈記・徒然草・正法眼蔵随聞記・歎異抄の4編を収録した 「日本古典文学全集 27巻」 (小学館) 1冊でクリアする。
 10打数4安打。打率 2割5分7厘3毛。


2012年8月4日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第210試合


  1. 『ほっかいどう語 その発生と変遷』
  2. 郷土のコーナー
  3. 佐々木栄松の釣りの本
  4. 高木俊朗 『戦死』
  5. 「居眠り磐音」 シリーズ

 くしろ港まつり の2日目。
 去年につづいて常連の女性おふたりに、 「似顔絵作家 mameko の似顔絵屋」 と 「アロマセラピスト nana のアクセサリー雑貨販売」 を、軒先で開いてもらう。 夕方からは店前の歩行者天国で、音楽公演 「キタハチライヴ」 も。 こちらは2階のラルゴの常連さん数組に、ビートルズやストーンズのカヴァー、オリジナル曲などを演奏してもらった。
 人出の多さと売上げが比例しない祭り期間中だが、この日はめずらしく善戦できた。 おかげで、ラルゴが企画した前述の催しをことごとく眺める余裕なし。

 旅行者の方が北海道の郷土誌をあれこれ選んでいかれる。 会計時に 『ほっかいどう語』 の在庫を訊かれた。 本店に線引きありの品がみつかる。 まとめて北陸方面に発送することになる。

 佐々木栄松の釣りの本を尋ねた方、図書館で読んだ随筆がよかったという。 痛み本のため店頭から除けていた 『きたの釣り』 を、通常時の半額以下でお分けする。 同書は、巻頭の口絵ページがはずれている綴じ不良品しか見たことがない。
 5打数2安打。210試合を終えて、1298打数334安打。打率 2割5分8厘4毛。


2012年8月3日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第209試合


  1. どうやって脱税するか
                 載ってるような税金の本
  2. 最近の婦人雑誌
  3. 子どもの本
  4. 林 真理子
  5. 林 芙美子 『放浪記』
  6. ジャズのCD
  7. 雑誌 「温泉博士」

 最高気温が20度に満たない中、 第65回 くしろ港まつり が開幕する。
 3、4、5、6が売れる。
 7打数4安打。打率 2割5分6厘7毛。


2012年8月2日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第208試合


  1. 植物の本
  2. 「岩波少年少女文学全集」
  3. 有島武郎
  4. 北海道の植物の本
  5. お料理の本
  6. 小柳ルミ子のLPレコード
  7. 郷土関係の本
  8. 宮城谷昌光 『呉越春秋 湖底の城』

 岩波文庫の有島武郎、『北海道 家庭園芸 一問一答集』、釧路叢書が売れる。
 植物部のたにさんが数週間ぶりにお出でになる。 お借りしている多肉植物の抜き打ち生育チェックに震えあがる。 紅葉祭の徒長はなんとか食い止めることができており、面目をほどこす。

 歌謡曲さんがみえて、日曜日にスルーしていかれた小柳ルミ子のシングル・レコード3枚 (『春のおとずれ』 『花車』 『夢追い列車』) をお買い上げに。
 またしてもジュリーのヒットソングを歌うようおねだりされるが、 その曲 『OH!ギャル』 は本当によくわからない。 歌謡曲さんこそ歌ってくださいよお願いしますよと、秘技おねだり返しをお見舞いする。
 またそうやって歌わせようとしてェ、と破顔する歌謡曲さん。 歌声は聴かせてもらえず、おねだり返し、あっさりと打ち破られる。 勝負は引き分け。

 夜は、2階のラルゴで 「ドラム サークル 〜子供も大人も一緒にリズムで楽しもう!〜」 なる催し (主催は、 札幌ドラムサークル)。 初心者大歓迎、どなたも自由にリズムを楽しみましょうという趣旨である。 どんどこどんどこと、とてもにぎやか、楽しそう。
 8打数4安打 (内1安打 7/29分)。打率 2割5分5厘0毛。


2012年8月1日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第207試合


  1. ヘップバーンの写真集
  2. 北海道の川の地名事典
  3. 北海道の三角点の本
  4. 金井美恵子
  5. 絵葉書
  6. パソコンのプログラミングの本

 札幌の常連さんがおみえになる。 NHKで放映された 「日本人は何を考えてきたのか」「第8回 人間復興の経済学をめざして 〜河上肇と福田徳三〜」 がたいへんよい番組だったと教えてもらう。 再放送は5日 (日) にあるそうな。

 金井美恵子の 『ながい、ながい、ふんどしのはなし。スケッチブック 1972〜1984』 が売れる。
 6打数1安打。打率 2割5分3厘5毛。

 小田光雄氏の 「出版状況クロニクル」 が更新された。


2012年7月31日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第206試合


  1. 雑誌 「スロウ」
  2. 日本で流行っている小説

 中国人旅行者の方から、2のリクエストあり。 ミステリ以外のものというご注文で、小川洋子と村上春樹の文庫本がもらわれていく。 日本語の上手な方だった。
 2打数1安打。打率 2割5分3厘9毛。


2012年7月30日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第205試合


 日中は、社長と遠方出張。 出先ではかんかん照りだったのに、戻ってくると釧路は濃霧だった。 午後6時より2時間半ほど営業する。
 0打数0安打。打率 2割5分3厘5毛。


2012年7月29日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第204試合


  1. 桜井哲夫
  2. 野鳥の本
  3. 記帳するノート
  4. 小柳ルミ子のCD
  5. 小柳ルミ子のレコード
  6. 「大都会」 のレコード
  7. 和田アキ子のレコード

 あたりが暗くなり、1ヵ月半ぶりに歌謡曲さんがみえる。 いつものごとく矢継ぎ早の質問攻めにあい、静かな日曜日の夕暮れが途端にせわしなくなる。
 ジュリーの 『勝手にしやがれ』 を歌うよう指名される。 くしろ寸劇みたい会の歌まねオンステージのはじまりだ。 出だしをちゃんと歌いきり、「よく歌えるねェ」 とお褒めの言葉をいただく。

 『野鳥の歳時記 8 北海道の鳥』 (小学館) が売れる。
 7打数1安打。打率 2割5分3厘5毛。


2012年7月28日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第203試合


  1. 吉田秀和
  2. 「SIGHT」 のバックナンバー
  3. 白石一郎 『風雲児』

 『調和の幻想』 『時の流れのなかで』 『物には決ったよさはなく…』 と、吉田秀和が3冊売れる。 先月、同じお客さんにクリスティの小説を訊かれていた。 早川のクリスティ文庫版が入荷済みである。 10数冊がもらわれていく。
 3打数2安打 (内1安打 6/2分)。打率 2割5分4厘1毛。


2012年7月27日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第202試合


  1. 東山魁夷の画集
  2. 長谷川町子 『いじわるばあさん』
  3. 「世界の美術」 (河出書房) のモネの巻
  4. 高木彬光

 北海道新聞の朝刊をひらく。 釧路版の紙面で、豪華客船・飛鳥II の朝8時釧路港寄港の報を知る、朝8時半に。
 半日近い滞在だったようだ。 巨大な船体を見物しに大勢が港に集まったと、後でお客さんから聞いた。 とりたてて店が飛鳥景気にわくことはなかった。 朝一でリヤカーにしこたま本を積み、行商に出向けばよかったかしら。

 私より十以上も年若いはずの厚岸倉庫社長が 「疲れた疲れた」 と連発している。 ほれ、 赤まむしドリンク を飲まんと (余計なお世話)。
 赤まむしといえば、常連の毎日さん。 毎日のように当店に顔を出しては、硬軟あらゆる話題を提供してくださる頼もしい御仁なのだが、 当欄では、やれ谷ナオミがどうした、やれ高橋 鐵がこうしたと、 いささか偏った紹介になってしまい、やわらかい話題の専門家としてのみ認識されているきらいがある。

 先日、大阪のガス人間さんからメールが届いた。 遠く関西の地より、毎日さんの人となりにシンパシーを感じてくださっているのだろう。 文面に 「一度、毎日さんに、「笠間しろう」 を知っているか聞いてください」 とあった。 官能劇画の大御所ではないか。
 毎日みえる毎日さんなので、尋ねてみた。
 「へ?しろうちゃん?好きだよ。だいたい本持ってるよ」
 間違いなくやわらかい話題の専門家だ。

 ガス人間さんにメールで報告すると、敗北宣言ともとれる返事がきた。
 「笠間しろうを、「しろうちゃん」 と呼べるほどには、 私はまだ彼には耽溺しておりませんから、毎日さんの足下にも及びません」
 4打数0安打。打率 2割5分3厘1毛。


2012年7月26日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第201試合


  1. 釧路の街の写真が載った本
  2. 押し花の本
  3. 美術年鑑

 7月も下旬になった。 ちびっ子たちは、はじまったばかりの夏休みを満喫していることだろう。
 私が小さかったころは、昼どきに放映していた 『あなたの知らない世界』 に恐れおののく夏休みだった。 見たくないのにブラウン管を凝視してしまう。 他にも、やれノストラダムスだムーだ口裂け女だと、 クソ生意気な小僧どもを震えあがらすアイテムに事欠かなかった。
 図書館の乱歩に耽溺したのも小学校低学年からだ。 「8時だョ!全員集合」 の納涼コントも笑いながらほんの少し怖がっていた。

 テレビや本の中だけではない。 お祭りでみられるお化け屋敷や見世物小屋の非日常は脅威だった。 足場が崩れ落ちた。
 暗がりを畏れるこころが想像力をはぐくむ。 暗がりのありかは時代ごとに移り変わる。 今の子らにとって、身の毛がよだつ恐怖を喚起させるものはなんだろう。

 7月26日は 幽霊の日 なのだそうだ。 さいわい北大通店にはおそろし本がたくさん入荷してある。 本日よりそれら暗黒の書物のなかから、ホニャララが縮みあがるような箴言をいくつか拾ってみたい。 私が飽きるまで、もとい次の始業式がはじまるまで。

  < 戦慄の箴言 その1 >
 「親に感謝の気持を表わさないと、凶悪霊は幾何級数的に増えてくる」 (池口恵観 『凶悪霊の法則』 ごま書房 より)

 手近な1冊からとりわけおそろしげな一節を選んでみた。 それって凶悪霊をだしにした単なるしつけ指南では?などと、ゆめゆめ疑問を抱いてはならない。 親御さんを困らすやんちゃ坊主たちよ、古の魔人がつむぐ呪われた真理に慄えて眠れ (つづく)。

 余談が過ぎた。
 『楽しくかんたん おし花雑貨と小物』 (雄鶏社) が売れる。 押し花の本はまだ少し在庫がある。
 3打数1安打。打率 2割5分3厘9毛。


2012年7月25日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第200試合


  1. ムード音楽のCD
  2. 学校の本
  3. 地震の本
  4. 福祉の本
  5. 井上ひさしの文庫本
  6. 小山薫堂
  7. 水木しげるの古い本
  8. コリン・デクスター
  9. キーティング 『マハーラージャ殺し』
  10. 井上 靖 『孔子』
  11. 『論語』
  12. エド・マクベイン 『毒薬』
  13. エド・マクベイン 『キス』
  14. 柳田國男 『遠野物語』
  15. 武田泰淳 『森と湖のまつり』
  16. 元NHKのたくさんテレビに出てる人の本
  17. 他にこういうの

 中央小学校の中学年くらいの生徒がひとりでご来店。 夏休みの自由研究で、商店街の個々の店がいつオープンしたかを調べているという。
 北大通店の開店は、2003年11月27日だった。 2階の喫茶ラルゴは、2006年1月12日から営業している。

 14、16が売れる。 後者は池上 彰のこと。 新書が2冊もらわれていく。
 17打数2安打。200試合を終えて、1253打数318安打。打率 2割5分3厘7毛。


2012年7月24日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第199試合


  1. 銃の本
  2. 「アブリカーン」?

 水彩画の落し物があります。 午前11時ごろのこと、お宅の店の前に落ちていましたよと、 通りがかりのボランティアの清掃の方が届けてくれました。
 F8サイズ (45.5×38.0) のスケッチブックの画用紙に描かれた、 樹木が鬱蒼と生い茂るどこかの湖のほとりといった一枚です。 右隅に落款が押してあります。
 となりの画廊さんや、そのまたとなりの紙店さんに訊いてみましたが、落とし主の届け出はないようです。 北大通店で預かっています。 お心当たりの方はどうぞお問い合わせください。
 2打数0安打。打率 2割5分5厘6毛。


2012年7月23日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第198試合


  1. 角川から出てた1巻本の書道の字典
  2. 文房具
  3. 漢字の辞典
  4. 英語のクロスワードパズルや教材みたいな本
  5. ポストカード

 計画停電回避のための節電要請期間がはじまる (9/7まで)。 北大通店でも、通路のスポットライトをいくつか間引いたりしている。

 高橋 鐵の 『浮世絵』 (カッパブックス) は名著なんだよ。 出てすぐに読んで、浮世絵がアヘ〜の世界を描いていることをはじめて知ったんだ。 そんなこと、ふつう教科書には載ってないだろ。 オレもそのころはうぶだったから、とても勉強になったなァ。 なァんてな。 あと、高橋 鐵って人は文章だって名文書くんだ……。 と、毎日みえる毎日さんが力説していかれた。
 超常現象本の山の中から、ちょうど同書が出てきたので目を通す。

 3、4が売れる。
 5打数2安打。打率 2割5分6厘0毛。


2012年7月22日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第197試合


  1. タイに関する本
  2. 松下幸之助とか人物伝

 さる筋の方らとともに太平洋炭礦OBのご老体のもとを訪ねる。 貴重なお話をうかがうことができた。 図書館 にも寄り、午後1時半すぎから店を開ける。
 2打数0安打。打率 2割5分5厘4毛。


2012年7月21日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第196試合


  1. クラシックのカセットテープ
  2. 本間浩昭 『北の味たんけん』
  3. ゼンリンの地図
  4. 釧路の写真集
  5. 漢詩の本
  6. 釧路湿原の本

 下駄をならして画伯がご来店。 釧路運輸車輌所の一般公開 をご覧になったという。 汽車ぽっぽをうつしたデジカメの画像をみせてもらった。

 『目で見る釧路の歴史 市制施行70周年記念』 と 『中国詩人選集 李いく』 (岩波書店) が売れる。
 『北の味たんけん』 をお探しの方には、在庫がある本店を紹介する。 売れたら安打にしたい。
 6打数2安打。打率 2割5分5厘9毛。


2012年7月20日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第195試合


  1. 「墨場必携」
  2. 川端康成 『雪国』
  3. 「地球まるあるき」?
  4. 写実画の画集
  5. 司馬遼太郎 『胡蝶の夢』
  6. 四字熟語の本
  7. 書道の本
  8. 第2次大戦の本
  9. 坂口恭平

 新潮文庫の 『雪国』 と、ハヤカワ文庫NFの 『ポケット軍艦』 が売れる。
 3の 「地球まるあるき」 は、どうやら 「地球の歩き方」 のことのよう。
 9打数2安打。打率 2割5分5厘5毛。


2012年7月19日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第194試合


  1. 花札
  2. 映画音楽のCD
  3. 『シリーズ 日本を探る 日本人の起原を探る』
  4. 楽譜

 少し前に転がりこんできたUFOやら超常現象やらの大量の本を、 ちまちまと片づけている (本店も同様)。 「ノストラダムスの大予言」 とか 「ムー」 とか 「あなたの知らない世界」 とか 矢追純一といった一味に脅かされつづけた少年期の不安を思い返すことしきり。 もう怖くなんかないぞ!
 例年以上に気温が上がらない釧路なので納涼もへったくれもないのだけれど、 とりあえず夏の定番オカルトコーナーをつくってみた。 壮観。 これだけたくさんその種の本が集まると、なにか不可思議な現象がおきてもおかしくない気がする。

 5分前まで持っていたはずのちびた鉛筆が雲隠れし狐につままれた思いで探していると お客さんが会計を済ませにやってきたのでひとまずレジを操作することにして 現計ボタンを押したとたんに中からくだんの失せ物がひょっこり現れでて ゼンジー北京の手品を目の前でみせられた3歳児さながら大層驚いたことがある。
 パワースポットなる胡乱な言葉がひとり歩きしている昨今だ。 へんてこりんな場所くらいの雑な理解でもかまわないのであれば、 この店が 「北大通のパワースポット」 を自称しても、罰は当たるまい。
 4打数0安打。打率 2割5分5厘7毛。


2012年7月18日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第193試合


  1. 新潮文庫の 『ヘミングウェイ短編集』 の2巻目
  2. 新潮美術文庫
  3. 幕末が舞台の小説
  4. ジョルジュ・ムスタキのCD
  5. ジャズのオススメのCD

 「七次元ってわかる?」 「その前に三次元ってなんだっけ?」 「それは、ホラ、縦横高さでしょ?」 「え?そうなの?」 「ちがうの?」 「じゃあさ、七次元は?」 「七次元はなんだろうね?」 「過去と現在が入るんじゃない?あと、あの世?」 「え?そうなの?」 「ちがうの?」
 七次元、それは見果てぬ夢。 人智を超えたロマン。 本の山からみつけた 『新 七次元よりの使者』 を肴に、 2階ラルゴの喫茶部長と世界の成り立ちについて想像をめぐらす。 ぼくたちは七次元の迷路に囚われてしまった (陶酔)。

 子母沢 寛の 『新選組始末記』、リー・コニッツのCDが売れる。
 5打数2安打。打率 2割5分6厘6毛。


2012年7月17日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第192試合


  1. 啄木の 『一握の砂』 とか
  2. アゴタ・クリストフの短編集
  3. オセロ必勝法
  4. 世界の本屋?のカタログ
  5. 台湾・朝鮮・樺太など
              日本の旧植民地に関する本
  6. 昔の教科書
  7. パステル画の描き方の本

 先週末の当欄にて、 穂村 弘・山田 航 サイン会 のことを書いた。 短歌好きの常連さんが反応してくださる。 サイン会は盛況だったようですよと参加した方から聞いた話を知らせると、なにやら満足そうなご様子。 その方によろしくお伝えくださいとのことで、 この場を介して面識のない穂村ファンふたりが結ばれたかのよう。 なんと麗しいことか。

 「釧路で穂村さんのサイン会があったら行かれますか?」 と問うと、
 「行かないですよォ、そこまでファンじゃないですから」 と常連さん。
 そのわりには、ホムホムと奥さんの馴れ初めをくわしく解説してくださったりして、 私の睨んだところ、この常連さん、正真正銘のツンデレである。

 新潮文庫版の 『一握の砂・悲しき玩具』、長谷川五郎 『オセロの打ち方』、 昭和34年の 『樺太写真帖』 が売れる。 樺太本のお客さんは海外からお越しの方で、本店でもたくさんお買い上げくださったという。
 オセロの本は最後の1冊だった。
 7打数3安打。打率 2割5分6厘0毛。


2012年7月16日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第191試合


  1. 日本史の古代史の本
  2. アイヌ民族の本

 大阪のガス人間さんからメールが届く。 「豊文堂 関西支部」 を新たに名乗ってくださっている。 短歌を詠み、伊集院 光のラジオ番組もお聴きになるガス人間さんなので、 それらにふれたここ数日の当欄の感想をあれこれと。

 海の日で北大通は静か。 原発反対のデモがとおり、先頭集団の常連さんに手をふる。 午後4時半すぎに店を閉める。
 2打数0安打。打率 2割5分5厘0毛。


2012年7月15日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第190試合


  1. 『人間革命』 とかそんな本
  2. 日本全国の地図
  3. なんか新しいの
  4. CD

 画伯のお誘いをうけて、武佐の森と春採湖畔を散策。 忍者ごっこを楽しんでくる。 正午前より店を開ける。

 均一棚の池田大作が売れて1安打。
 4打数1安打。190試合を終えて、1194打数305安打。打率 2割5分5厘4毛。


2012年7月14日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第189試合


  1. レコードクリーナー
  2. 俳句の季語が書いてある本
  3. 藤田宜永
  4. 小3の子が読むようなマンガの本
  5. 『わがマチの人物地図』 の春採収録の巻
  6. 「北海道の地名」?
  7. 吉川英治の文庫本
  8. 浅田次郎の文庫本

 「くしろ寸劇みたい会」 がある。 くしろ演劇みたい会 とはいっさい関わりがない。 会員は、基本オレひとり。 だれにも内緒で旗揚げした。 常連さん相手に思いつきの小芝居を披露するとき、いつでも くしろ寸劇みたい会の本公演だ。 店内が晴れがましいステージに変わる。
 言うまでもなく 「みたいかい?」 という問いかけを含んだ命名である。 先日は、『テルマエ・ロマエ』 などの演し物をゲリラ上演し、 みたくもないのにみせられた すみれ ファンクラブ会長に舌打ちをされた。

 釧路厳島神社 例大祭の2日目だった。 北大通をみこしパレードが通過する午後2時台、 2階ラルゴの園芸部長がいそいそと外でアイスコーヒーの販売をはじめた。 パラソルまで立てている。 くしろ寸劇みたい会としては助太刀せねばなるまい。
 「えぇ〜ッ!う、うまそうな、の、飲み物がァ〜!!」 などと、 端的にサクラと呼ばれるたぐいのえげつない田舎芝居で通行人の気をひこうと試みた。 自主的に。
 くしろ寸劇みたい会はこのように地道な活動を日々こころがけている。 効果はあまりない。

 1、2、7が売れる。
 8打数3安打。打率 2割5分5厘4毛。




2012年7月13日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第188試合


  1. 小池龍之介 『考えない練習』
  2. 前にここで買ったジャズのCDのつづきのやつ
  3. 宮本 輝 『流転の海』
  4. マンガ
  5. 和服に関する本
  6. ファイルのようなもの
  7. 高橋たか子 『誘惑者』
  8. 『雷撃命令』 のDVD
  9. 『地上より永遠に』 のDVD
  10. 詰将棋の本
  11. 『つぶれる会社には 「わけ」 がある』
  12. 成毛 眞
  13. 「それいゆ」
  14. 中原淳一

 2階でお茶をした後、下にも顔を出してくれた短歌の常連さんが 「いやだァ、あたしったら、階段おりるのにドスンドスンいわせて。 昔はコトンコトン、上品な音しかしなかったのに。歳はとりたくないわァ」

 三省堂書店 札幌店の 穂村 弘・山田 航 サイン会 に行った脇道さんから、報告の電話あり。 あこがれの歌人とお話しできたよろこびをお裾分けしてもらう。

 高橋たか子の著作が 『誘惑者』 など3冊売れる。
 8と9は、先日95歳で亡くなったアーネスト・ボーグナインの出演作。 本店の社長に電話で訊かれる。 なにやら社長の琴線にふれる趣向があるそうで探すことになる (『雷撃命令』 はソフト化されていないようだが)。
 14打数1安打。打率 2割5分4厘6毛。


2012年7月12日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第187試合


  1. 西村寿行
  2. 林 真理子

 雨で極端に客足がにぶい。
 1階も2階も、店の者しかいないのを見計らい、ズリ山裏道さんから貸してもらったカセットテープをかけてみた。 ラジオ番組 「伊集院光 深夜の馬鹿力」 を1回分まるごとおさめた120分テープである。 UP’S (アップス) 時代の99年夏の放送で、私が聴きはじめたのもちょうどこのころ。

 草葉の陰のみつをサンから抗議がきそうな 「ダメにんげんだもの」 など、懐かしの名物コーナーにこころ癒される。 トークの内容が下品すぎて、やっぱりお客さんがいるときはかけられないのだが (誉めてます) 。 深夜の馬鹿力ばかり4本そろえた特選ズリ山ライブラリー、しばらく営業終了後にひとりで浸ってみたい。

 林 真理子のエッセイ集が2冊売れる。
 2打数1安打。打率 2割5分6厘8毛。


2012年7月11日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第186試合


  1. 上野山清貢の画集

 先週末のことである。 20歳くらいの若者グループが 「あっ、この匂い好きかも」 「落ち着くゥ〜」 などなど、 こちらをうれしがらせる会話を交わしながら物珍しそうに店内をみていった。
 先月は 「いい匂〜い。おじいちゃんの家みたいな匂いだ」 と入ってきたカップルがいた。 平成生まれにも郷愁を誘うアロマだったとは知らなんだ。 「おじいちゃん、お口クサ〜い」 でなくてよかったわい。

 以前、マイケルさんと話していて、古書店が醸しだす独特の匂いを瓶詰めにして売ったら 愛書家の皆さんにうけるかもしれない、新刊書店にばら撒いたら古本テロじゃ〜ッ、 などと盛り上がったことがあったけれど、 そろそろ私も古本調香師の肩書きをぶちあげてみようか。 へっへっへ、もちろん来月あたまの くしろ港まつり にあわせて、いかがわしい香具師の手つきで自店の香り詰めの瓶を売り出しにかかるのである (ジュースキントの 『香水』 を読んだせいで頭がおかしくなっている)。
 1打数0安打。打率 2割5分6厘4毛。


2012年7月10日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第185試合


  1. 山本一力の文庫本
  2. 文房具
  3. ユダヤ人に関する本
  4. はんかくさい、へんなCD
  5. 銀色夏生
  6. うちの奥さん向けの本
  7. スリラー小説
  8. 短歌の本
  9. ヘミングウェイ 『海流のなかの島々』
  10. クラブでかけられそうなジャズのレコード
  11. アーネスト・ボーグナイン
                が出ている魚雷艇の映画

 ユダヤ問題研究会 『ユダヤのすべて』 が売れて、3をクリア。
 いつも奥さん向けの本を探しにくる常連さんは、6と7の問い合わせを。 乃南アサと黒川博行の文庫本が売れたので、それぞれ振り分けて2安打としてカウントする。
 他には、先月末にお酒の本を訊いてきた方が再来店、カクテルの本をおもとめになる。
 11打数4安打 (内1安打 6/29分)。打率 2割5分6厘6毛。


2012年7月9日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第184試合


  1. 百人一首の本

 「この前来たときあった百人一首の本、売れちゃった?」 と、外の均一棚を指さすお客さん。 角川文庫の島津忠夫訳注による 『百人一首』 であれば、 たしかに数日前、常連さんがどっさり買っていかれた均一本の中に混じっていた。
 お客さん、代わりに店内で吉原幸子の 『百人一首』 をおもとめに。

 毎日新聞の日曜書評欄 「今週の本棚」 に載っている 写真家・丸田祥三の文章 がすばらしい。 眠る鉄道にはじまり、「一冊の本が人々の意識を変えることもある」 という末尾の一文まで、目をみはる叙述の流れだ。 すぐにでもアンソロジーに収録できそう。
 廃墟ブームの火付け役のような丸田カメラマンだが、 火の見櫓好きには くるりのCDジャケット の撮影者としても有名。
 1打数1安打。打率 2割5分5厘6毛。


2012年7月8日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第183試合


  1. 浅丘ルリ子の写真が載っている本
  2. テーブルトークRPGの本
  3. クトゥルフ神話の本
  4. 子どもの本
  5. 櫻井秀勲 『女がわからないで
          メシが食えるか』 の男版みたいな本
  6. 斎藤美奈子 『妊娠小説』

 「女性自身」 や 「微笑」 の編集長がものした 『女がわからないで メシが食えるか』 というエッセイ集、 「女性市場・女性心理のつかみ方」 と副題にあるが、 いかにも私は女のことを知っていますといいたげな、 一々癇にさわる書き方をしていると、棚からみつけたエミリーさんがご立腹である。
 「これの男版みたいな本、ないの?」
 女性が書いた男性心理のつかみ方という意味だろうか。 話しているうち、上野千鶴子らの鼎談集 『男流文学論』 をお買い上げいただけることになった。 最初の趣旨からは、はずれてしまったかもしれないがヒットに加えておこう。
 6打数1安打。打率 2割5分4厘9毛。

 おとなりのささき画廊で、「太陽の画家 木島 務 一周忌回顧展」 がはじまる。 入場無料。 7/21 (土) まで。
 先月の2階 ラルゴでの合同展覧会 「釧路を描く作家たち展」 でも、 ひときわ目をひいたのが木島さんによる油絵だった。 幣舞橋の背後で空が赤々と燃えている。


2012年7月7日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第182試合


  1. 『新撰北海道史』
  2. 李 恢成
  3. 『赤夷動静 赤蝦夷風説考 三国通覧図説
              北方未公開古文書集成 三』
  4. 「街道ものがたり」?
  5. 佐藤 尚 『釧路歴史散歩 (上)』 (釧路新書)
  6. 佐藤 尚 『釧路川紀行』 (釧路新書)
  7. 笠間美術館の本
  8. 北大路魯山人
  9. 中標津町の計根別飛行場の
              朝鮮人強制連行に関する本
  10. 音響の本
  11. 『ベッキーの心のとびら』
  12. ドラッカー本人の著作

 開店前に、社長と市内某所へ出張買入にいく。 数年前に出向いたお宅のおとなりさんだった。 UFOや超常現象ものの一大コレクションを中心に、大量の本を譲り受ける。 夜になって一部をワゴン車から降ろしたが、北大通店の通路は早くも飽和状態。 見苦しさマックスである。
 UFO特需はないだろうなァ。

 李 恢成の 『イムジン江をめざすとき』 と、 『ホッカイドーッ!ホッカイドーッ! 生キテ再ビ帰レヌ地 朝鮮人強制連行ノ記録』 で2安打。 それぞれ別の方がお買い上げになる。
 後者の強制連行に関する本は、北大通店には適当なものがなく本店を紹介、そちらで売れた。 松本成美・編 『滑走路と少年土工夫  朝鮮人強制連行の掘り起こし』 (草の根出版会) は、 すでにお持ちとのことだった。

 中標津町刊行の 『中標津町五十年史』 (平成7年) を、棚から取りだして拾い読みした。 「戦時下の村行政」 とあるなかに、延べ30万人を動員した計根別飛行場建設のくだりをみつけたが、 強制連行の記述はない。
 昭和56年の 『中標津町史』 には、 「一時は三千人を超える朝鮮人が工事に従事したといわれる」 と明記してある。 どうして削ってしまったのだろう。 正史の意味を考える。
 12打数2安打。打率 2割5分5厘4毛。


2012年7月6日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第181試合


  1. ジャズのCD
  2. イタリアに関する本
  3. 文庫本の 『ピノキオ』
  4. 工藤専三郎
       『川と空と子どもたち ニニシベツ川物語』
  5. 古語辞典のポケットに入るやつ
  6. スポーツ雑誌 (プロレス)
  7. 釧路の地図
  8. カメラ年鑑
  9. 新しいの
  10. キーティング 『マハーラージャ殺し』
  11. チャンドラー 『湖中の女』
  12. 弓道の本
  13. 枯山水の本
  14. 八切止夫
  15. 杜甫

 本多俊之のCD 『東方見聞録』、渡辺怜子 『フィレンツェの台所から』、チャンドラー 『湖中の女』、 「日本の美術 No.61 枯山水の庭」、郭 沫若 『李白と杜甫』 が売れる。
 15打数6安打。打率 2割5分6厘3毛。


2012年7月5日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第180試合


  1. ジョージ・R・R・マーティン
                  「氷と炎の歌」 シリーズ
  2. 雑誌 「歴史人」
  3. 『ミシュランガイド』
  4. 児玉幸多 『くずし字解読辞典』
  5. 北海道の児童書

 『ミシュランガイド』 の北海道版は、まだ新刊書店の店頭で手に入るのだろうか。
 5打数0安打。180試合を終えて、1120打数285安打。打率 2割5分4厘4毛。


2012年7月4日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第179試合


  1. 長谷川 勉
         『会津藩最後の首席家老 梶原平馬』
  2. 哲学書
  3. クロムウェルに関する本
  4. 湯川秀樹
  5. めずらしい、はんかくさいCD
  6. 江國香織 『都の子』
  7. 高野山の寺内の配置がわかるような本
  8. 外の50円の棚にあった なんとか商店街の本

 2、4、8が売れる。
 内訳は順に、ユング 『人間と象徴』、湯川秀樹 『外的世界と内的世界』、 ねじめ正一 『高円寺純情商店街』。
 8打数3安打。打率 2割5分5厘6毛。


2012年7月3日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第178試合


  1. リチャード・ワイズマン 『運のいい人、悪い人』
  2. 土屋隆夫
  3. 羽海野チカ 『3月のライオン』
  4. 土門 拳 『文楽』
  5. チャップリンの写真が載っている本
  6. 酒見賢一 『陋巷に在り』
  7. 新しいの
  8. 黒岩重吾の古代物
  9. 雑誌 「ニュートン」
  10. 雑誌 「日経サイエンス」
  11. 分冊百科
  12. 「全集 日本の歴史」 (小学館)
  13. 「図説 世界の歴史」 (創元社)
  14. 「梅原猛 著作集」

 6以降は、同じ方からのリクエスト。 シリーズ物の欠巻や、雑誌の買い漏らした号を探していらっしゃるのだが、 いつの間にやらお客さんの蔵書自慢みたいになっている。 それを聞くのも、また愉し。
 14打数0安打。打率 2割5分4厘7毛。


2012年7月2日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第177試合


  1. 額縁
  2. 井原西鶴 『好色一代男』
  3. 小林亜星 『あざみ白書』
  4. ミシェル・フーコー
  5. 杉浦明平
  6. 内田 樹
  7. 呉 智英
  8. エマニュエル・レヴィナス
  9. 根室の本
  10. 文房具の本

 毎日みえる毎日さんから、小林亜星の著書を訊かれる。 亜星サンのはこれ1冊しかないんですよねェ、と光文社文庫の 『軒行灯の女たち』 をおみせすると、 ためつすがめつしていた毎日さんが 「おぅ、これこれ、これでいいんだ」
 見返しに 「あざみ白書 改題」 と書いてあった。

 街に赤線があったころの艶っぽい思い出話をことこまかくつづった1冊。 滝田ゆうのイラストがあしらわれている。 阿久 悠がつけてくれた元の題名は内容がわかりにくいという意見が多く、 文庫化を機に変更したとあとがきにある。
 毎日さん、少し待てば安くなるべかと、こちらをチラリ。 もしかしたら家の棚探せば単行本が出てくるかもしれねェなァ、ともおっしゃる (毎日さんの場合、この前ここで買った本、家にあったわという例が両手の指では足りないくらいある)。
 いったん様子見と相成ったが、こんなときに限って他の人に攫われてしまうことがある。

 西鶴の 『好色一代男』 が売れる。 ご所望の文庫本は在庫がなく、小学館の 「日本古典文学全集」 収録巻で代用。
 フーコーの著作は少し前に出払ってしまったが、 講談社 「現代思想の冒険者たち」 のシリーズより、桜井哲夫のフーコー研究書がもらわれていく。

 数日前、キャンセル品があったのを忘れていた。 3ヵ月半よけておいた湿原関連書2冊が、お客さんの電話で一旦棚に戻すことになった。 当欄記録から1安打分を引く。
 管内にお住まいの方でこちらには月に1度しか来られない方だった。 とりおきしたきり忘れられてしまうことが多いので、電話をもらえるだけ有難い。
 10打数2安打より 3/12分の1安打を引いて 10打数1安打。打率 2割5分8厘0毛。


2012年7月1日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第176試合


  1. 竹田津 実 『タヌキのひとり』
  2. ブルガーコフ 『巨匠とマルガリータ』

 日曜の午後2時は 「山下達郎 サンデー・ソングブック」 の時間。 この日は亡くなって間もないブラッドベリの追悼で、 彼の小説にインスパイアされて出来た曲 を邦洋とりまぜ流していておもしろかった。 番組でかけたもの以外にも、そうした例はまだまだあるそうだ。
 映像化ばかりでなく楽曲にされることで親しまれている現代作家はめずらしいのではないか。 中学校の国語の教科書に 「霧笛」 が載っていたことを思い出す。

 水曜日に電話で訊かれた 『大漢和辞典』 の縮写版 全13巻、厚岸倉庫社長がお買い上げに。
 2打数1安打 (内1安打 6/27分)。打率 2割5分9厘4毛。

 小田光雄氏の 「出版状況クロニクル」 が更新された。


2012年6月30日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第175試合


  1. ジッド 『狭き門』
  2. 信仰の本
  3. 梵字の本
  4. リラダン 『未来のイヴ』
  5. 川柳の本
  6. 詰将棋の本
  7. 障子紙

 カラスに襲われたと、本店にお客さんが避難してきた。 どこか近場に巣をこさえているのか。 少ないお客をさらに奪おうとは不届き千万、懲らしめてやろうと社長がいきり立つ。 今こそカラスと会話ができるという画伯の出番である。 争いを鎮めてくだされ。

 帯広帰りのエミリーさんから、お土産話をきく。 百貨店の 藤丸「 「ある青春」 愛と孤独の肖像 福永武彦と帯広展」 をご覧になってきたという。 新発見の第1詩集の生原稿なども展示されている。
 贔屓の小説家の、戦後すぐの苛酷な帯広時代を想って涙したそうな。

 岩波文庫の 『狭き門』、 「国文学 解釈と鑑賞  昭和43年12月号 川柳歳時記」 が売れて2安打。
 7打数2安打。打率 2割5分9厘0毛。


2012年6月29日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第174試合


  1. お酒の本
  2. 『百人一首』
  3. 時田則雄
  4. 前 登志夫
  5. 昔話の研究書

 先ごろ書店で手に入れた 「こけし時代」 なる雑誌、 沼田元氣入魂のすばらしく手がこんだつくりで、こけしへの愛に満ち満ちている。 何号か出ているが、私が選んだ 3 1/2号はこけしペンの付録つき。 何人もの常連さんに見せびらかしている。

 角川文庫の島津忠夫 訳注の 『百人一首』 が売れる。
 月曜日に電話で訊かれた比田井天来 「學書筌蹄」 (書学院出版部) シリーズも、 めでたく十勝のお客さんの下へ発送することに。
 5打数2安打 (内1安打 6/25分)。打率 2割5分8厘8毛。


2012年6月28日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第173試合


  1. 板東陶光
  2. 骨董の本
  3. 久保田一竹

 問い合わせの3点は、いずれも同じ方から。 新潮社とんぼの本の 『魯山人の世界』 が売れて1安打。 久保田一竹は作品図録はないものの、特集した 「銀花」 の第三十四号があり、これもおもとめいただく。 美の世界へのお客さんの溢れんばかりの想いをうかがうことができ昂揚する。
 魯山人といえば、8月下旬より、 釧路市立美術館 で展覧会がひらかれる。
 3打数2安打。打率 2割5分8厘1毛。

 おとなりのささき画廊で、「吾孫子雄子 個展」 がはじまる。 市内で絵画教室を主催する方による、道展の会友賞受賞を記念してのもの。 入場無料。 7/3 (火) まで。


2012年6月27日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第172試合


  1. 山口誓子の句集
  2. 『苫小牧市史』 の下巻
  3. 『大漢和辞典』
  4. 丸谷才一
  5. 串田孫一

 昭和40年代発行の 『大漢和辞典』 の縮写版 全13巻 (現行版は全15巻) が北大通店に入荷した。 たまたま本店に電話をしてそのことを知った厚岸倉庫社長から、確認の電話がくる。 近々、来釧して現物をご覧になる模様。

 植物部のたにさんの多肉チェックが入る。 お借りしている多肉植物が一部シワっぽくなっており、水やりが足りないことを指摘される。 いやァ、そろそろかなァなんて思っていたんですよね、えへへ。
 紅葉祭が日光不足で徒長気味なのは相変わらずだが、その茎の下部から新芽が生まれていることを教えてもらった。 あ、これがそうなんですかい。 てっきり徒長の弊害なのかと。 毎日鉢を手にしていて気づかない。
 たにさん、100円ショップのダイソーで買ってきた自分用の一株をみせてくれる。

 マイクル・コナリー氏より 「でっかい北海道牛乳シュークリーム」 の差し入れあり。 独りになってから袋をあける。 一口齧るとクリームが目一杯つまっており、たっぷんたっぷんしている。
 店は静かなままだ。 行儀がわるいけれど、クリームの吸出しにとりかかった。 そのままだとこぼれてしまいますもので。 玄関を開け放した白昼の古本屋に、気色が悪いちゅーちゅーいう音がひびく。
 難事業に熱中しすぎて油断していた。 女性客が入ってきたのに気づかなかった。 「こんにちは」 と丁寧に挨拶されるが、もう遅い。 口をもぐもぐさせて挨拶を返す。
 「ふぉ、ふぉんにちゅあ」

 以上、昼飯はどうしているのか時々訊かれるので、一例をあげてみた。
 5打数0安打。打率 2割5分7厘0毛。

 「陸上自衛隊矢臼別演習場 (根室管内別海町など3町) で 実弾射撃訓練を行っていた沖縄駐留米海兵隊の一般隊員約110人が27日、 休養目的で釧路市内を訪れることが分かった。 そのうち、約60人は釧路市内中心部のホテルに宿泊する。 市によると、演習に訪れた一般隊員が市内に宿泊するのは初めて」 と、朝の北海道新聞 釧路版に載っていた。
 実際、通りには若いアメリカ人男性の姿が目立った。 要請をうけて地元歓楽街の末広町に見回りにいった知り合いもいた。


2012年6月26日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第171試合


  1. 食べ物系の本
  2. 雑誌 「サライ」
  3. 西村京太郎とか内田康夫
  4. 編み物の本

 「日曜日に 本行寺 でカルタ会があったそうですね」
 カウンターそばに飾ってあるカラーブックスの 『日本のかるた』 をご覧のお客さんにそう話しかけたら、 「わっ、人がいると思わなかった。ラジオが話してるのかと思った」 とびっくりされる。 そうだよなァ、いつもいるカウンターの周辺、ぐるりと本の山を築いているせいで、 オレ、塹壕から外の様子をうかがう敗残兵みたいになっているものなァ。
 そのお客さん、「サライ」 の京都特集号を買ってくださる。

 1ヶ月ぶりにお越しのマイケルさんは、渡辺俊博 『北海道おいしいもの見つけ旅』 などを。
 4打数2安打。打率 2割5分8厘2毛。


2012年6月25日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第170試合


  1. 新しいの
  2. 野鳥の本
  3. 石炭の本
  4. 医学図書?
  5. 比田井天来 「學書筌蹄」
  6. 柳田國男 『遠野物語』

 先月、2階のラルゴの催しで来てくださった十勝の方から電話がくる。 比田井天来 「學書筌蹄」 (書学院出版部) を何冊かお求めいただいたのだが、 買わずにおいた残りの品も気になるので教えてほしいとのこと。 リストを作ってファクスをお送りする。
 6打数0安打。170試合を終えて、1057打数272安打。打率 2割5分7厘3毛。


2012年6月24日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第169試合


  1. 大道寺将司
  2. 『呉清源教室 2』
  3. たむらしげる 『ダーナ』?
  4. 俳句の本
  5. お茶の本

 図書館に寄ってから店を開ける。

 大道寺将司の獄中句集 を訊かれる。 同書については、数日前の北海道新聞夕刊で、同じ釧路出身の太田昌国が文章を寄せていた。 尋ねたお客さんもそれを読んでいた。 大道寺将司の著書は在庫がない。 太田昌国であれば何冊かありますよとみてもらったら、あいつとは同級生だったんだと言われる。

 『日本の詩歌 30 俳句集』 (中央公論社) が売れる。
 5打数1安打。打率 2割5分8厘8毛。


2012年6月23日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第168試合


  1. 赤瀬川原平 『新解さんの謎』
  2. 福永武彦
  3. 青年からみた死ぬまでに
                絶対読んだほうがいい本
  4. ことわざ辞典
  5. 写真関係の本
  6. スティーブ・ジョブズ
  7. ドラッカー

 前日 『新明解国語辞典』 をお買い上げのエミリーさんが再来店。 紹介済みの赤瀬川本を副読本としておもとめいただく。 「魚が好きで苦労人、女に厳しく、金はない」 新解さんの虜になってしまったらしい。
 他に、4と7が売れる。

 死ぬまでに絶対読んだほうがいい本という問い合わせがあった。 これはどうかなと思いついた本はあるものの在庫がない。 質問された方の趣味嗜好がわからない。 そもそも読書という内発的な経験において死ぬまでに絶対といった強制の表現がなじむのかどうかがよくわからない。 青年でもない。 フリーズしたまま時間切れになる。 自分が考えすぎであることはよくわかっている。
 7打数3安打。打率 2割5分9厘0毛。


2012年6月22日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第167試合


  1. おもしろいCD
  2. 樺太に関する本
  3. 『新明解国語辞典』 の第4版
  4. 藤原てい
  5. 精神世界に関する本
  6. 白石克己
  7. 有川 浩

 商店街の面々で通りの花壇に花植えをしてから店を開ける。

 本日の画伯は普段どおりのざっくばらんなお召し物。 火曜日にオレは医者だと言い張って着ていた白衣はどうしたのだろう。
 「本店のあなたの親分さんがね、ボクの白衣姿をみて 「傷痍軍人さんですか?戦争はもう終わってますヨ」 ってそうイジめるの。 ボクの心が傷つくようなこと言って、もう絶対あの人の前で着てやらないッ!」
 うちの社長がそんなヒドイことを言っておりましたか、それはたいへん申し訳ないことをしました、と平謝りする。

 「ボクのことお医者さんだって認めてくれたの、あなただけ。どうもありがとう」  と随喜の涙をながしかねない画伯に、 「ではお医者サマ、はやいとこ私の下半身を診てくださいッ」 とすかさず頼みこんだら、 「男の患者は診ないって言ってるでしょ!!」
 画伯と社長と私とで、オカマの痴話喧嘩みたくなってきた。 こういうことばかり嬉々として書いていると、よからぬ誤解を受けてしまうので程ほどにしないと。

 2、3、5が売れる。 エミリーさんが尋ねてきた 『新明解』 は、 午前のNHKのラジオ番組高橋源一郎 が紹介していたそう。 例の 「恋愛」 の定義で有名な辞書。 店の棚から取りだした赤瀬川原平の 『新解さんの謎』 によると、 「出来るなら合体したい」 云々の記述は第三版以降なのだとか。
 7打数3安打。打率 2割5分7厘9毛。


2012年6月21日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第166試合


  1. 文庫じゃない塩野七生
  2. イタリア語会話の本
  3. 吉川英治 『三国志』 の文庫の7巻
  4. 村上春樹 『ノルウェイの森』
  5. 井上ひさし 『腹鼓記』
  6. 北 杜夫
  7. 喜多川 泰

 「塩野七生 ルネサンス著作集」 版 『わが友マキアヴェッリ』 が売れる。 北 杜夫の 『快妻オバサマ VS. 躁児マンボウ 喋り下し世界旅行 part 1』 が売れる。

 店内撮影者をやんわりと注意するが、通じたとは思えない結果に。
 7打数2安打。打率 2割5分6厘7毛。


2012年6月20日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第165試合


  1. ベケット 『ゴドーを待ちながら』
  2. 久世光彦 『聖なる春』
  3. おすすめの本
  4. 原田康子 『挽歌』

 白水社の 『ベケット戯曲全集』 全2巻が売れる。 別役 実の戯曲集 『やってきたゴドー』 もついでに売れる。
 4打数1安打。打率 2割5分6厘5毛。


2012年6月19日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第164試合


  1. ヨーロッパの歴史の本
  2. ロマノフ王朝に関する本
  3. 17日に発売された佐伯さんの本
  4. ドストエフスキー 『罪と罰』
  5. 司馬遼太郎
  6. 伊藤之雄 『元老西園寺公望』
  7. 岩井忠熊 『西園寺公望』
  8. 井波律子 『論語入門』
  9. 陳 舜臣 『論語抄』
  10. 関水康彰 『薬のルーツ 生薬』
  11. 桑原呂翁
  12. なぎら健壱の酒の本
  13. 鉄道の本
  14. 美術の本

 白衣をまとった怪しい風体のお客さんがやってくる。 おなじみの画伯だった。
 「モ、モグリの獣医さん……ですか?」
 「ちが〜う、オレは人間のお医者サマだぞ」
 そう言い張り一歩もひかない画伯なのだけれど、 キャップ帽にグラサンをかけ、素足にサンダル履きという愚連隊のなれの果てみたいな お医者さんなんてホントにいるのかしら。 マンサンコミックス (実業之日本社) あたりから飛び出してきたビジュアルではないか。

 騒ぎを聞きつけて2階から喫茶部長がおりてくる。 打ち合わせをしたわけではないのに考えることが一緒の私たち。 次々に 「先生、股ぐらがかゆいので診てくださいッ」 「あたしも、あたしも」 と頼みこんだら、 「わしゃ、男の患者は診ないのじゃ〜ッ!!」 と一喝される。

 はじめて拝見する画伯の白衣姿を、ぜひとも撮影したい。 おそるおそる切り出すと、快く了承してくれた。 それだけではない。
 「そうだ、せっかくだから医学書を読んでる風にしよう。 そこの 『ガン回廊の炎』 ってあるやつ、とってちょうだい」
 思わぬ僥倖にあわててしまい、同じ家庭医学の棚から 『男性更年期の謎』 という本を手渡してしまう。 「それじゃな〜い!」 とまた叱られる。

 柳田邦男のガン研究のルポ本をもってインテリ医師を気取る画伯だが、まだ物足りないらしい。 ガン (癌) と ガン (銃) をかけて、 「モデルガンがあったらなァ」 なんておっしゃる。
 お任せください、お安い御用です。 飾ってある縁日のおもちゃの鉄砲を構えてもらって、ハイ、チーズ。 左手に本、右手に射的のコルク銃でポーズを決め、至極ご満悦の画伯を激写することができた。
 東村アキコの 『主に泣いてます』 で、トキばあ・つね・小桃の3人が興じる小芝居パートの楽しさも、こんな感じなのだろう。

 『白い巨塔』 でも 『Dr. コトー』 でも 『ブラックジャック』 でも 『赤ひげ』 でもない、 もちろん 『動物のお医者さん』 など歯牙にもかけない劇画タッチのニューヒーローの出来上がり。 もはや当初の設定はよくわからなくなっている。
 行く先々に笑いをもたらす我らがお医者サマは、白衣のまま愛機 (ママチャリ) にまたがると、 次の往診先 (白金町の本店) へと向かっていった。

 日・月と臨時休業だった。 4、5が売れて、6は本店の在庫をもってきてもらうことに。
 旅先のズリ山裏道さんから、登別 鬼サブレが1枚入った封書が届く。
 14打数3安打。打率 2割5分6厘6毛。


2012年6月16日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第163試合


  1. エディット・ピアフに関する本
  2. 朝日文庫の 「中国古典選」
  3. 北海道新聞社の原生花園の本
  4. bird books
  5. ゲーテの詩集
  6. 武者小路実篤

 5、6と古い文庫本がもらわれていく。 前日の札幌西高の本が売れたと、本店から連絡がはいる。

 植物部のたにさんがご来店。 たにさんから多肉植物を借受けて1ヶ月と少したった。 生育状態をチェックしてもらう。
 小鉢に7種類植わっているうち、紅葉祭という種の茎がひょろひょろとろくろ首のようになりかけていることが、 一目でばれる。 日光不足のせいで、この状態を徒長と呼ぶそうだ。 スノージェイドにいたっては、葉がいくつももげ落ちている。

 6月なのに寒い日がつづいていますからねェ。 そう慰めてもらうが、こんな有様で借受け期間の秋までを大過なくすごせるのだろうか。 植物を愛でる古本屋という助平心は早くも綻びをみせている。 紙魚を捕まえてにやにやしているのが関の山なのか。
 6打数3安打 (内1安打 6/15分)。打率 2割5分7厘1毛。


2012年6月15日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第162試合


  1. ジリアン・ホフマン 『報復ふたたび』
  2. 「札幌西高ものがたり」?
  3. 林 三郎 『知識人学』

 「札幌西高ものがたりって本はないかい?」
 同題の本は見当たらないが、 当サイトに 『桜と雪と青春と 札幌二中物語 輔仁会創立70周年記念・出版』 という1冊があった。 札幌二中は、現在の札幌西高等学校のことらしい。 本店に在庫があることを、お客さんに伝える。 売れたらカウントしたい。
 3打数0安打。打率 2割5分5厘7毛。


2012年6月14日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第161試合


  1. 裏千家などお茶の本
  2. 司馬遼太郎 「街道をゆく」

 となりのささき画廊で 「両忘菴 墨蹟とオレゴン窯陶芸展」 なる催しがはじまり、 日替わりで各流派のお茶席もひらかれている (来週19日まで)。
 早速、参加者と思しき方からお茶の本を訊かれて1安打。 あわてて階段上がり口の目立つところに茶道の本を並べる。

 月に1度みえるコリン・デクスターのお客さん、 今回は新入荷の 『モース警部、最大の事件』 を渡すことができた。 まだ何冊かシリーズを探さなければいけない。
 2打数2安打 (内1安打 5/24分)。打率 2割5分6厘5毛。

 不注意からマグカップを倒す。 カップの縁までなみなみと注いだ淹れたてのインスタント・コーヒーが一口も飲まれることなく机の上に広がった。 大事な紙物類を多数巻き添えにしてパソコンまわりがびしょ濡れになり、私のこころもしとどに濡れる。

 いろんなものを泣く泣く処分すると、作業空間がほんの少しすっきりした。
 かくして年に1度は盛大にやらかしてしまうわけだが、 ひょっとしたら 『呪われた部分』 をものした思想家が呼ぶところの 蕩尽の身振りを無意識になぞっているのかもしれない (取り繕うな!)。


2012年6月13日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第160試合


  1. 大沢在昌 『砂の狩人』
  2. 横山秀夫 『第三の時効』
  3. 藤田宜永 『女 ファム』
  4. アリス・シーボルト 『ラブリー・ボーン』
  5. アニータ・シュリーヴ 『パイロットの妻』
  6. スコット・トゥロー 『囮弁護士』
  7. グレッグ・アイルズ 『戦慄の眠り』
  8. マシュー・パール 『ダンテ・クラブ 上下』
  9. ジョージ・P・ペレケーノス 『終わりなき孤独』
  10. ジョージ・P・ペレケーノス 『曇りなき正義』
  11. カーリン・アルヴテーゲン 『喪失』
  12. リチャード・N・パタースン
               『サイレント・ゲーム 上下』
  13. スコット・トゥロー 『死刑判決』
  14. 玉岡かおる 『天涯の船 上下』
  15. デヴィッド・マレル 『ブラック・プリンス』
  16. デヴィッド・マレル 『石の結社』
  17. デヴィッド・マレル 『夜と霧の盟約』
  18. A・J・クィネル 『メッカを撃て』
  19. 安い国語辞典
  20. 花屋さんに売ってるような花が載った図鑑
  21. アイヌ民族の本

 本野さんから探求書をずらりと並べたメモをみせてもらう。 1から14まで。 あるのは10だけ。 どれも 児玉 清の新著 に載っていたものだとか。
 毎日みえる毎日さんも、いつもなら手にとらないような海外の娯楽小説、 それもジェフリー・ディーヴァーの話をしてきたと思ったら 同書を読んでいた。 児玉清が亡くなって1年たつが、今もこうして本好きの人たちに慕われている。
 21打数1安打。160試合を終えて、996打数254安打。打率 2割5分5厘0毛。

 「新刊書など一般書籍を店頭で扱う書店が1軒もない自治体が、 道内179市町村のうち約3割に当たる58市町村に上ることが、 民間の書店関連機関と北海道新聞の調べで分かった」 と、北海道新聞の朝刊に載っていた。

 「地域別で書店のない自治体が最も多いのが後志管内の13市町村で、空知管内9市町、上川管内9町村などと続く。 歌志内市は市で唯一書店がなかった」
 釧路管内でも、鶴居村と白糠町が該当している。 これが古本屋なら、1軒でもある町の方がめずらしいことになる。

 同記事にならんで 「故串田孫一さん書斎再現 斜里・20日公開」 というのもあった。
 「東京都小金井市にあった自宅の書斎と居間の一部が、 オホーツク管内斜里町朝日町の私設美術館 「北のアルプ美術館」 に移設、復元された」
 「「串田孫一の仕事部屋」 と名付けた書斎は、(中略) 実寸より約50センチ大きいが、 本の並びや曲がり具合、机の上の小物まで、可能な限り再現している」
 詩人の書斎のカラー写真が付されていて、まるっきり古本屋のよう。 惚れ惚れとする。


2012年6月12日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第159試合


  1. 小林恭二 『短歌パラダイス』
  2. ほるぷ出版のつばさ?
  3. 丸岡秀子 『ひとすじの道』 の第二部
  4. 地震や火山の本
  5. 手芸の本
  6. 栞の本

 前日は、社長と遠方出張のため臨時休業していた。 食事処、リサイクルショップ、温泉、火の見櫓。 仕事以外に立ち寄ったのがどれもいつもと同じ場所。 我々がオウム真理教の逃亡犯だったなら、 監視カメラを云々する以前に即お縄を頂戴してしまうであろう。

 大阪のガス人間さんから、電話で1の問い合わせ。 同じ小林恭二の岩波新書でも、『俳句という遊び』 と 『俳句という愉しみ』 ならばあるのだけれど。 大阪は相当蒸し暑いという。 当地ではなかなか気温があがらず、まだ店でストーブをつけている。

 金子史朗 『活断層と地震』、深尾良夫 『地震・プレート・陸と海』 が売れる。
 6打数1安打。打率 2割5分9厘4毛。

 前日より、2階のラルゴで 「釧路を描く作家たち」 展がはじまった。 同題の絵葉書集に参加している地元釧路の10人の画家の作品をあつめたもの。 今月末まで。


2012年6月10日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第158試合


 11時に店を開けて、18時で閉める。
 0打数0安打。打率 2割6分0厘0毛。


2012年6月9日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第157試合


  1. 『ミシュランガイド』
  2. いちごの育て方の本
  3. 「食育のおたより」?
  4. 「給食だより」?
  5. ポスター作りの本
  6. 雑誌 「ボンメルシィ!リトル」
  7. 『こびとづかん』
  8. 宮城谷昌光の文庫本
  9. 三浦綾子の文庫本
  10. 鳥の図鑑
  11. 河野裕子
  12. フォーク音楽の本
  13. 三波春夫 『新港まつり音頭』 のレコード
  14. タランティーノ
    『デス・プルーフ in グラインドハウス』 のDVD
  15. 「アシモフ選集」 (共立出版) の他の巻
  16. 『アシモフ自伝』

 エイヨウ氏がやってくるなり 「セニョール川島、元気にしてました?」と声をかけてきて、 セニョールだなんてワシそんな人知らんし誰のことじゃろうとすぐにはわからなかったのだけれど、 思い起こせば1ヶ月前の当欄で、ラルゴライブを終えた 鈴木亜紀 さんにサインといっしょにそう為書きしてもらったと自ら披露しているのだった。 CDデビューをしたらセニョールを名乗ろうとまで書きつけている。 これだから鳥頭は始末がわるい。

 エイヨウ氏には1から7まで訊かれて全滅。 その他の人に訊かれた8以降も全滅。
 16打数0安打。打率 2割6分0厘0毛。


2012年6月8日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第156試合


  1. 室生犀星 『火の魚』
  2. 北方謙三
  3. 俳句の本
  4. 眞壁智誠 『厚岸・国泰寺と開祖文翁和尚』
  5. 宮部みゆき

 2と4が売れる。 後者のお客さんには本店の在庫を教え、それが売れた。

 桜庭ななみ 親衛隊隊長があっさりと隊長職を辞し、今度は すみれ ファンクラブ会長に就任していた。 2次元に乗り換えるとは途方もない御仁だ。 たいそうな惚れこみようであった。
 5打数2安打。打率 2割6分4厘4毛。


2012年6月7日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第155試合


  1. 三浦綾子 『続・氷点』
  2. フェリーニやパゾリーニのDVD
  3. フランクル 『夜と霧』
  4. おもしろい推理小説 (東野圭吾)

 となりの画廊さん前の桜の花びらがはらはらと風に散り、 あけっぱなしの玄関から迷いこんでくる。 そうかい、お前さんたちも古本が好きなのかい。
 ウィンドウに 「子ども110番の店」 のステッカーを貼る。
 東野圭吾が1冊売れる。
 4打数1安打。打率 2割6分3厘7毛。

5/28撮影 北大通店おとなり ささき画廊さん前の桜。


2012年6月6日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第154試合


  1. 桜木紫乃 『ラブレス』
  2. 『ロックの世紀 VOL.2』

 消しても消しても終わらない。 買取りした本に引かれた鉛筆線のことだ。 ダンボールで10数箱分ある大半に、前の持ち主の勉強した跡が残っていた。
 マーカーペンやボールペンで、がしがし引いてあるのならまだ諦めがつくけれど、 消せばなんとかなりそうなものばかりなので未練たらしく消している。

 実際作業をはじめると、予想以上に書込みが多くて時間をとられる。 司馬遼太郎の 『街道をゆく』 の1篇に 「町には、交通信号は一カ所しかない」 とあって、そんな目立たない一節にまでしっかり線引きがあるからだ。 それでも一旦手をつけたなら最後まで消し去らないと気がすまない。 ええいままよと意地をはる。

 亡くなった方の蔵書である。 お会いしたことはない。
 お目が高いですね。 ここに線を引きますか。 もう勘弁してくださいよ。
 背中を丸め、目をしょぼつかせながら、手放した元の主に話しかける按配で消しゴムをかける。 消せば消すだけ、なにがしかの後ろめたさを覚える。

 天気のわるい日がつづき、店も静かだ。 こういうとき、毎日みえる毎日さんがやってきて、 日活ロマンポルノでは (宮下) 順子ちゃんがオレの好みだとか、 『赫い髪の女』 は名作だからあんたも見ておきなさいだとか、 『白い指の戯れ』 の主演女優の名前が思い出せねぇやとか、 明るく一席弁じてくれたりすると救われる。
 2打数0安打。打率 2割6分3厘7毛。


2012年6月5日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第153試合


  1. 3、4歳の子が読むような絵本
  2. 長田 弘
  3. 前にあった映画の本

 3週間ぶりにみえたお客さんに、2と3を訊かれる。 長田 弘の詩集 『深呼吸の必要』 がもらわれていく。
 3はハリウッドスターの洋書写真集のこと。 シリーズもので3冊あるうち、前回1冊お買い上げいただいたのだが、 残りはその後すぐ別の方に売れていた。
 去年入荷した本で、手にとる人は多いもののなかなか売れず、 このまま店に居つくのかと思っていたが、なくなるときはすぐである。
 3打数1安打。打率 2割6分4厘3毛。


2012年6月4日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第152試合


  1. 料理の本
  2. 『北海道の化石』

 十勝にお住まいの方から、電話で2の問い合わせ。 さいわい本店に在庫があった。
 ただしお客さんが探しているのは、郷土と科学編集委員会発行の 『北海道の化石』。 本店にある 『北海道の化石』 は、北海道地学教育連絡会発行のものなので齟齬が生じる。 どちらも1964年の刊行。
 検討した結果、同じ1冊らしいとわかる。 ゆうメールで発送することになる。
 2打数1安打。打率 2割6分4厘1毛。


2012年6月3日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第151試合


 在庫のお問い合わせがゼロだった。

 日曜定休を掲げる北大通店だが、実のところ営業していることの方が多い。 開けてはいるものの、休日の客足は年々急降下で落ちている。
 ならば定休日を順守すればよいかというと、 ただでさえ少ない買い物客はさらに北大通へ足を向けなくなるだろう。 通りを見渡すと日曜も開いている店は数えるほどしかない。

 夜は、2階のラルゴで 「リクオ/ホーボー・コネクション・ツアー 2012 釧路公演」 だった。 受付をこなしてから階上にあがり、ライブをみせてもらう。
 「素敵なバカンス 2012」 に胸がいっぱいになる。 去年のライブでもそうだった。 ローソンもない、ユニクロもない、タワレコもない、仕事もない。 引き算していって最後に残ったのは何であるのか。 「パンドラの箱」 のような歌詞。 力づよく謳いあげてくれる。
 0打数0安打。打率 2割6分3厘6毛。


2012年6月2日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第150試合


  1. 西村けんたろう 『苦役列車』
  2. 山田風太郎の明治もの
  3. アガサ・クリスティ
  4. 水泳の本
  5. パソコンの本
  6. 百科事典
  7. 星野哲郎

 若いカップルがやってきて、女性のほうが 「いい匂〜い。おじいちゃんの家みたいな匂いだ」
 船越英二のCMを思い出しながら、 ポリデント を必要とするような臭いじゃなくてほっとする。

 『明治断頭台』 など、山風の明治ものをお買い上げになった年配のお客さんが 「最近の本は字が大きくなっちゃって、損した気がするわ。 大きくなった分、厚くなって値段も高くなるし。 昔みたいにちっちゃくていいのにねェ。眼鏡かければ読めるんだからさ」
 大多数の逆をいく意見に、目からうろこが落ちる。

 別の人には 「百科事典あるかい?」 とも。 週に1度は買入れ希望の電話がきて断っているというのに。

 「西村けんたろうって人の苦役列車って本あるかい?」 という問い合わせもあった。 十津川警部もののトラベル・ミステリーかと一瞬思った。 西村賢太郎・作 『苦役列車殺人事件』。 売れるだろうか。
 こちら は、来月公開の映画の予告編。 古本屋も出てきます。
 7打数1安打。150試合を終えて、937打数247安打。打率 2割6分3厘6毛。


2012年6月1日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第149試合


  1. 吉川英治 『親鸞』
  2. 推理小説
  3. ビートルズのレコード
  4. アレクサンドリア図書館に関する本

 笹沢左保の文庫本と、『旅する21世紀 ブック 望遠郷 エジプト・北アフリカ』 が売れて、2と4をクリア。 後者のアレクサンドリア図書館への言及は僅かにすぎないが、よしとしたい。
 4打数2安打。打率 2割6分4厘5毛。

 小田光雄氏の 「出版状況クロニクル」 が更新された。


2012年5月31日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第148試合


  1. 『モロッコ』 のDVD
  2. この間あそこにあった雑誌の 「マリ・クレール」
  3. ガーデニングの本
  4. 『仁義なき戦い』 に関する本
  5. 和英辞典
  6. 『アンクル・トムの小屋』
  7. レオ・ヒューバーマン 『アメリカ人民の歴史』

 「マリ・クレール」 を訊かれる。 以前も同誌をお買い上げいただいた方で、置き場所を店内の奥のほうに変えていた。 20年前の中央公論社時代のものが1冊売れる。

 5〜7は、冬に和英辞典をおもとめになったお客さんから。 前回同様、アメリカにいる家族からのリクエストだそうで、 和英辞典については向こうで盗まれてしまい買い直すとのこと。
 7の在庫あり。 5、6は本店にネット在庫があることを伝え、後で売れたと社長から教えてもらう。
 7打数4安打。打率 2割6分3厘4毛。


2012年5月30日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第147試合


  1. 坂東眞砂子 『朱鳥の陵』
  2. 北野佐久子 『アガサ・クリスティーの食卓』
  3. 山口 瞳 『諸君!この人生、大変なんだ』
  4. 東京に行くとき読むのにちょうどよい本
  5. 徳川夢声
  6. 辻 征夫
  7. ドイツ語の文法書
  8. マンガ
  9. ガーデニングの本
  10. 黒瀬珂瀾 『黒耀宮』
  11. 前にあった知里幸恵

 社長と音別町へ出張買入れにいく。 同町は2005年、釧路市と飛び地合併した町。 片道およそ1時間の道のりで、よい品を買わせてもらう。
 帰りにお客さんから、おみやげのオロナミンCをいただいた。 大塚製薬の釧路工場 がある音別町だ。 ズリ山裏道さんに教えてもらった スナック を思いだした。
 午前11時半より店をあける。

 サボテンのたにさんに4を訊かれて、志ん生の 『びんぼう自慢』 をすすめる。 どの辺が東京旅行をするのにちょうどよいのか、誰も私に訊かないでほしい。 もはややけくそ。 俺が法律だ、の心境である。 買っていただけたので安打にする。
 他に、3、11が売れる。 11は 『知里幸恵遺稿 銀のしずく』 (草風館) のこと。
 11打数3安打。打率 2割6分1厘1毛。


2012年5月29日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第146試合


  1. 鹿島 茂
  2. 帚木蓬生 『空夜』
  3. 家内が読むような本
  4. 「オール讀物」 6月号の
          時代小説特集に書いてる作家の本
  5. 三浦しをん 『舟を編む』

 奥さん思いの常連さんから、2〜5のリクエスト。 杉本章子、畠中 恵、宇江佐真理らの文庫本がもらわれていく。 3と4が重なっているので2安打である。
 5打数2安打。打率 2割6分1厘0毛。


2012年5月28日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第145試合


  1. 小柳ルミ子のシングルレコード
  2. 陶芸用の花のデザインが載っている本
  3. 革の本
  4. 本にはさまってる型の本
  5. 木彫りの本
  6. 釧路新聞 「ふるさとスケッチ」 の
    消防本部のイラストの資料になった本
  7. クラシックのCD

 不本意ながら寒くて店でストーブをつけている。

 歌謡曲さんがご来店。 前日電話で尋ねてきた小泉今日子のほかに、小柳ルミ子もお買い上げになる。
 『ドラえもん』 の話になり、歌謡曲さんはスネ夫のお母さんが好きなんですって。 スネ夫のお母さんの顔が思い出せない。
 社長と私でビリー・バンバンを組む話はまだ生きている。

 はじめてのお客さんに、2〜5まで工芸関連の本を訊かれて、 彦坂和子 『レザークラフト 高等科』 (講談社) が売れる。 同シリーズの 『基礎科』 と 『研究科』 はまだ棚に残っている。

 「今日の 釧路新聞 に豊文堂さんの名前が載ってたね」 と時々みえるお客さん。 絵描き職人の荻山勝之さんのイラスト連載のことだった。 かつて幣舞橋のたもとにあった消防本部の建物を描いており、 資料協力として当店を挙げてくださっている。 立派な望楼も再現されて、火の見櫓ファンとしてはうれしいかぎり。
 「あれはどの本に載ってたの?」
 郷土誌コーナーへ案内してお話しているうちに、 お客さんの目当ては建物でも望楼でもなくその下の車庫におさまる消防車の方だとわかる。
 7打数2安打。打率 2割6分0厘2毛。


「釧路新聞」 2012年5月28日掲載。絵描き職人・荻山勝之さんの連載 「ふるさとスケッチ」より。


「釧路新聞」 2012年5月28日掲載。絵描き職人・荻山勝之さんの連載 「ふるさとスケッチ」のカラー原画。


2012年5月27日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第144試合


  1. 桜木紫乃 『氷平線』
  2. タチアナ・ド・ロネ 『サラの鍵』
  3. 高橋英一 『作物栄養の基礎知識』
  4. 「北海道の考古学」?
  5. 昔ここで買った黒岩重吾のつづき
  6. 『日本の名著 藤田東湖』
  7. 小泉今日子のシングルレコード
  8. 松田聖子のシングルレコード
  9. 松本伊代のシングルレコード

 北海道立釧路芸術館 で、 「チカップ美恵子展〜アイヌ文様刺繍と詩の世界から〜」「釧路芸術館所蔵 赤穴 宏展」「高比良 哲展 プロセスと視覚」 の3つの展示をはしごして、正午に店を開ける。

 高比良 哲展では、版画家ご本人から話をきくことができた。 道外の方だが、作品の制作と発表を釧路で行ってもらう美術企画のため、数ヶ月前から当地に滞在している。
 淡いぼやけた画面なのは、霧の街釧路で作りあげたため。 ただし寒々しくはなく、あたたかみがある。 風土と作品の相互作用。 南国で作るとまたちがうものになるという。

 昔、よその街に住んでいたころよく通っていた映画館があった。 旅行中だというお客さんと映画の話をしていたら、そこで働いていた方だった。 自分が通っていたのと同じころ、勤めていらした。
 大島渚の特集上映に行きました、 オールナイトの上映会にも行きました、 あれもこれもみんなあなたの映画館で見てきたものばかりです。 思いがけない告白をして、忘れた過去を懐かしむ。

 本店から電話で問い合わせがくる。 知り合いからのファクスで、3の取り寄せを頼まれたという。 農業の棚を探るとドンピシャで在庫があった。 少しして探している方がお出でになり、もらわれていく。

 歌謡曲さんの電話リクエスト3連発あり。 小泉今日子の 『水のルージュ』 がとりおきになる。
 9打数2安打。打率 2割6分0厘0毛。


2012年5月26日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第143試合


  1. 桐山靖雄
  2. 漢方の本
  3. 中島らも
  4. 料理の本
  5. 夏目漱石
  6. 歳時記
  7. 夏目漱石 『三四郎』
  8. 中世ヨーロッパのジュエリーに関する本
  9. 釧路の地図

 漢方のお客さんに本店を紹介する。 あちらの方が関連書が多いので。 道外からお越しの方だった。 向こうで漢方の本をいくつもお買い物してくださり、発送することになった。

 他に、3と5が売れる。
 8を訊かれる。 釧路市立美術館 では、 「愛のヴィクトリアン ジュエリー展」 をやっている。
 9打数3安打。打率 2割6分0厘4毛。


2012年5月25日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第142試合


  1. 石川達三 『泥にまみれて』
  2. 「ブルータス」 で昔出ていた
                インテリアを特集した本?
  3. 車関係の本
  4. 童門冬二を特集した雑誌

 『北海道の昆虫』 という本をめくっていたら、巻末近くにセイヨウシミが載っていた。
 以前画伯に、当店で生け捕りしたシミをみせたことがあった。 拡大してみてみたいと顕微鏡持参で後日出直してくださったが、 倍率やらプレパラートやら諸々がうまくいかず、望みは叶えられなかった。 この本なら図版が大きいので喜んでもらえそう。

  シミ目 (総尾目)
 シミ、イシノミなどの類が含まれる小さな目で、昆虫の中では原始的な種類である。 シミ類は普通は家の中で生活し、押入れ、戸棚、たたみの間などにすむ。 製本に使われる糊などの澱粉質を食べ、古書などにも加害するが、大きく穴をあけるのは別の昆虫。 無変態で幼虫も成虫と同じ形をし、羽がない。 触覚はむち状で複眼は小さい。 漢字では“衣魚”とか“銀魚”と書くが魚を連想させる形をしており、シミは“湿々虫”からきたという。 イシノミ類は屋外の岩や木の幹の上で生活する。 (田辺秀男 『北海道の昆虫』 北海道新聞社・刊行 )


 エミリーさん (画伯とは忍者仲間) がやってきたので該当ページをみせると、 「この写真のは茶色いね。前に北大通店でみせてもらったのはもっと白っぽくてきれいだったよ」
 そんな風にいわれたら、最近店内でみかけないのが寂しくなる。
 4打数0安打。打率 2割5分9厘6毛。


2012年5月24日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第141試合


  1. 山岳分野の追悼録10数冊
  2. コリン・デクスター
  3. エド・マクベイン 『キス』
  4. エド・マクベイン 『毒薬』
  5. フロイト

 朝8時半集合で、社長と市内某所へ出張買入れ。
 小部屋に押しこまれた70箱ほどのダンボール箱をせっせと車に積んでいく。 店で販売できるものは、おそらく4分の1以下だろう。 中身を仕分けながらの積みこみ作業なので多少時間がかかる。 さすがにいっぺんには終わらず、途中で本店に運びこみ、また戻って積む。
 久々の陽気のなか、高台から見下ろす景色がきれい。 草むらでは、ぶーちゃん猫が2匹まどろんでいた。
 店は11時半ごろから開ける。

 1の追悼録10数冊、お客さんの手帳にぎっしり書名がメモされていたが、抜書きはできず。 前回来てから何年も経つから1冊ぐらいあるかなと思って。 そう言ってもらえたが、今回も歯が立たなかった。

 鈴木 晶 『こころの表と裏 『精神分析入門』 を中心に』 のNHK文化セミナー版 全2巻が売れる。
 5打数1安打。打率 2割6分0厘8毛。


2012年5月23日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第140試合


  1. 西木正明
  2. 時代ものの本
  3. 諸井 薫

 2、3が売れる。
 3打数2安打。140試合を終えて、869打数227安打。打率 2割6分1厘2毛。


2012年5月22日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第139試合


  1. 岩田専太郎の画集
  2. 石橋典子 『「仕舞」 としての呆け』

 午後、急遽店を閉めて、社長とふたりで北大通店からほど近いとあるオフィスへ買入れにでかける。 フロア中の好奇な視線にさらされ、アウェイに紛れこんだ心境。
 2打数0安打。打率 2割5分9厘8毛。


2012年5月21日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第138試合


  1. 尺別炭鉱に関する本
  2. 岩波少年文庫の 『星の王子さま』
  3. 古沢和宏 『痕跡本のすすめ』
  4. 軍歌が載っている本
  5. 嵐山光三郎 『奥の細道温泉紀行』
  6. 『北海道5万年史』
  7. 推理小説 (森村誠一)
  8. 伊丹十三 『問いつめられたパパとママの本』
  9. 下山治久 『小田原合戦』
  10. 佐藤愛子 『自讃ユーモア短篇集』 の文庫本

 とおりを行きかう欧米人がいつもより多い。 店にも何組かやってきてめずらしいことだと思っていたら、釧路港に豪華客船が入港していたと後で知る。

 ある外国の方が、これと同じものはあるかいとスマートフォンの画像をみせてきた。 岩波少年文庫版の 『星の王子さま』 の表紙だった。 ビンゴ! 在庫がありお応えできる。
 他にはないのかとも尋ねるのでフランス語版のペーパーバックを渡すと、そちらもお買い上げに。 星の王子さま関連だけで500冊のコレクションがあるという猛者だった。

 常連さんと、釧路ゆかりの映画監督、 相米慎二 の 『光る女』 (小檜山 博・原作) の話題になり、 「オレ、あの映画に出てるんだよ」 と教えてもらう。 ちゃんとクレジットもされているそうで、びっくり。

 他には、森村誠一の文庫本が2冊売れる。
 10打数2安打。打率 2割6分0厘4毛。

 5月分の受け取りにみえた新聞の集金の方に、今月で退職するんですと明かされる。
 2階のラルゴがオープンして新聞をとるようになってからだから、 かれこれ6年以上も毎月足をお運びいただいたことになる。 勤続35年。 お疲れさまでした。

 夜はラルゴで、「Lovely Viola Consert 〜世界の風がひとつになる〜」 と題したミニ・コンサート。 オーストラリア在住のヴィオラ奏者・Paul Groh さんとピアノの長久保めぐみさんに演奏していただいた。
 ウルフルケイスケさんからはじまった2階のライブラッシュもひと段落し、 あとは6/3 (日) の リクオさん を残すだけ。


2012年5月20日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第137試合


  1. 小川 糸 『食堂かたつむり』
  2. うちの娘に合いそうな本

 『ジャコ・パストリアスの肖像』のCD、「本の雑誌」 の最新号、 『裸で御免なさい』 など映画のVHSビデオテープ5本、 アデルのCD 『21』、多肉植物の鉢植えと解説書 『多肉植物 育て方ノート』、 「爆問学問」 の和本の回を録画したDVD、浅草名物 栗入り芋きん、 奇譚クラブ製作のサンゴダケの携帯ストラップ、湿原を描いた水彩画の絵葉書、札幌の映画館のフライヤーたくさん。
 このところ常連の皆さんからいろんなものを貸してもらったり、いただいたりしている。

 この日は、わなげチョコレート他お菓子、「新刊ニュース」 の6月号、アデルの 『19』 を。
 全部いっぺんにはこなしきれないけれど、自分の枠がその都度思いがけない形で拡張している。
 2打数0安打。打率 2割6分1厘1毛。


2012年5月19日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第136試合


  1. JRの地図
  2. 道路地図
  3. 平凡社ライブラリー
  4. 桜木紫乃の詩集
  5. 桜木紫乃の小説
  6. ポパイの本
  7. リストの本10数冊
  8. 「人と文学」 (学研) の泉鏡花
  9. 釧路の昔の地図 (5年くらい前のもの)
  10. 宗教法人の一覧が載っている本
  11. 写真の賞の一覧が載っている本

 2011年の釧路文学賞特別賞を、『「挽歌」 物語 作家原田康子とその時代』 (釧路新書) で受賞された 盛 厚三 さんがお立ち寄りになる。 同賞は、昭和51年からつづく釧路文学団体協議会選出の文学賞。 埼玉在住の盛さん、これからホテルの授賞式に向かうそう。
 受賞作は、原田康子の出世作である 『挽歌』 百科ともいうべき1冊。 お客さんに 『挽歌』 を訊かれて在庫がないときは、盛さんの著作を勧めることにしている。

 14時より、定休日の2階を貸しきって歌とおはなしの集まり。 下の古本屋にも活気が伝わり、いっぺんににぎやかになる。
 大人たちの催し物に飽いたちびっこが階下におりてきて、 『サザエさん 旅あるき』 を熱心に立ち読みする女の子がいたり、 ミニカーを走らせ実況中継する男の子がいたり。

 7に挙げた 「リストの本10数冊」 というのは、常連さんからみせてもらった探求書リストの本をさす。 たくさんありすぎてメモできず、一括扱いに。

 釧路出身の桜木紫乃の 『風葬』 が売れる。 来月9日 (土)、 市立釧路図書館 では、最新作 『起終点駅』 も好評の小説家を招きトークセッションが開催される。
 11打数1安打。打率 2割6分1厘7毛。


2012年5月18日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第135試合


  1. 美術関連の本
  2. アイヌ民族の童話のような本
  3. 釧路や帯広の古い写真が載っている本
  4. 松浦武四郎の蝦夷日誌のやさしい本
  5. 姓名判断の本
  6. 丹羽順子
  7. 魚柄仁之助
  8. 日本画家の立派な画集
  9. 山崎豊子の初期の本
  10. 雑誌 「銀花」

 アイヌ民族を題材にした絵本などが数冊売れる。
 10打数1安打。打率 2割6分5厘1毛。


2012年5月17日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第134試合


  1. 自己と自分のちがいとは
                  なにかが書いてある本
  2. 赤のマジックインキ
  3. カルロス・クライバー指揮のCD
  4. 古谷三敏 『寄席芸人伝』
  5. CDの新しいの
  6. 祝辞やスピーチの本
  7. ムーンライダーズのLPレコード
  8. 本田美奈子のシングルレコード
  9. 南野陽子のシングルレコード
  10. 岡田有希子のシングルレコード
  11. パキスタンに関する本
  12. 他にアイドルのレコード
  13. 山口百恵のシングルレコード
  14. 坂本冬美のシングルレコード
  15. 漢和辞典
  16. 日本地図の本
  17. 英和辞典

 釧路地方気象台 が桜の開花を発表する。

 歌謡曲さんから恒例の電話ホットライン。 8、9、10とアイドル歌謡を立てつづけにリクエストされる。 本田美奈子のマリリンだけ在庫あり。
 数時間後、ご来店いただく。 「今度なんか歌ってよ、カラオケで」 と、どうしたわけかおねだりされてしまう。 「豊文堂のおじさん、歌うまいね。 どっかで歌ってるんじゃないかな。 聴いてびっくりしたもん」 とも。 歌謡曲さん相手に、本店の社長が歌謡リサイタルを開いている影響がこっちにまで及んだ次第。

 本店と北大通店を天秤にかけるようなことを言って、 これは今はやりの言葉でいうところの 「二股」 と呼ぶのではなかろうか。

 夕暮どきだった。 2階のラルゴでは、「鈴木亜紀 ピアノ弾語り ソロライブ」 のリハーサルがはじまっていた。
 歌謡曲さんがいう。
 「歌うなら、こうゆう風に聴かせてくれないとダメさ。 ちゃんと歌えば、お客さん入るよ。 そうなると、あちこち周んないとダメだね。 あんまり眠れないんでないの。 ゆるくないわ」
 どんどん話が進んでいき、歌謡曲さんの中では、あたしゃすっかりドサ周りの歌手になっている。 「1986年のマリリン」 などシングルレコード数枚をお買い上げいただく。

 他には、6、15、17が売れる。
 17打数4安打。打率 2割6分5厘9毛。

 夜は、ラルゴで 鈴木亜紀 さんのライブ。 焼津生まれの赤心の歌に釧路生まれが涙する。 どちらも港町。 当夜のアンケートに 「渇きすぎず 濡れすぎない声」 とあった。 好きな歌がいくつもみつかった。 好きな歌がますます好きになった。

 CDにサインを頼むと、私の名前にセニョールと敬称をつけて書いてくれた。 亜紀さんはスペイン語の翻訳もこなす方なのだった。 いつか歌謡曲さんの後ろ盾でデビューするときは、セニョール川島の名で場末の店をまわろう。


2012年5月16日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第133試合


  1. 中村雅俊 「70年代」 のシングルレコード
  2. 八木一夫
  3. 鈴木 治

 このところ時々みえるお客さん、 お話しているうちに比良 哲さんといって、道外からお越しの若き版画家だとわかる。
 美術家の作品製作・発表を釧路で行ってもらう 北海道教育大学 釧路分校北海道立釧路芸術館 の連携プログラムで、ここ数ヶ月間当地に滞在しているということだ。
 芸術館にて、その成果を 「高比良 哲展 プロセスと視覚」 として開催している (6/3まで)。 近々見にいこう。
 3打数0安打。打率 2割6分6厘5毛。


2012年5月15日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第132試合


  1. 学研 「人と文学」 シリーズの石川啄木
  2. 『美味求真』 の第3巻
  3. 前にあった日本料理のシリーズ
  4. 1930年代の映画俳優の本
  5. 新しいの (美術の本)
  6. ゲイリー・クーパーの本
  7. 今かかっているようなピアノのCD
  8. 「わたしの愛犬カタログ」
  9. うちの娘向きの句集か歌集

 前日のセリで、成り行きからうちで引き受けることになった 学研の 「人と文学」 のシリーズ10数冊のうち、啄木の巻が真っ先に動く。 没後100年を迎えて、啄木本の反応がよい。

 他に売れたのは、洋書の映画俳優写真集と、北海道新聞社のミュージアム新書が3冊。
 9打数3安打。打率 2割6分7厘5毛。


2012年5月14日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第131試合


  1. 小松左京 「宗国屋敷」
  2. 岩波文庫の 『韓非子』

 市内の某会館にて、釧路古書籍商組合総会及び交換会がひらかれ、道東一円の同業者が勢ぞろいする。 先輩方とも久々の顔合わせとなる。 セリで落札した品々はこれから順次棚にならぶ。
 午後3時半より店を開ける。

 商店街一の読書家さんから1を訊かれる。 収録した傑作選の在庫あり。 NHK-FMの 「新日曜名作座」 でラジオドラマ化されたのを聴いたのだとか。
 2打数1安打。打率 2割6分6厘8毛。


2012年5月13日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第130試合


  1. 歴史の雑誌
  2. ウルトラシリーズなど日本の特撮の本
  3. 借用書

 店に里子がやってきた。 連れてきたのはサボテンのたにさんといって、先般植物部を立ち上げた方 (部員募集中)。
 銘月、ロッティー、紅葉祭り、スノージェイド、虹の玉、白牡丹、乙女心。 直径7センチほどの小ぶりの鉢に、7種類ものぷりぷりした多肉植物のチビ助たちが植わっていた。 いずれも冬の間、たにさんが丹精こめて育てた自慢の子どもたちだ。
 これから半年ほど北大通店で暮してもらうことになる。

 1日4時間以上の適度な日照量が必要。 適度な通風と適度な湿度もあたえるべし。 水はあげすぎないこと。 釧路の場合もちろん霧は大敵。 気温5度以下は枯れる可能性あり。 その他もろもろ。
 はじめての育成にあたって、細かな注意点をいくつも教えてもらう。

 ずいぶんナイーブなお子さんたちなのね。 かつて店内でサボテンを枯らした凶状もちの私にうまく育てられるのかしら。
 まっさきに探しあてねばならないのは日中の最適な置き場所だろう。 天候や日照時間、通気などを考慮すると1箇所ではすまない。 仕事をそっちのけで、鉢植え抱えておろおろと店のまわりを徘徊してしまいそう。

 まっすぐ成長してくれればよいけれど、過保護のはてに不良化して トリフィドグレムリン みたいにならないようにしなければ。 非行をおそれるあまり、しつけと称して継子いじめをしてしまわないか (雑巾がけを命じたり)、 自身の増長もまた不安。
 妄想の暴走をしばし愉しむ。

 ひとりでは心許なくラルゴの喫茶部長の協力を取りつける。 専門店のサイト もあるそうなので心強い。
 3打数0安打。130試合を終えて、800打数213安打。打率 2割6分6厘2毛。

多肉植物のチビ助たち。ラルゴのテーブルに乗っているからといって、新メニューではない。


多肉植物の鉢を頭にのせられ、吃驚している北大通店のマスコットロボット、電吉。


 この日、2階では調律師の方をまねいて店のピアノの音色が整えられた。 今週木曜日のラルゴライブ 「鈴木亜紀 ピアノ弾語り ソロライブ」 に備えてのもの。
 リクオ さんとも親交がある 鈴木亜紀 さん、多くのひとに聴いてもらいたい歌い手だ。 公式サイトで何曲か試聴ができる。 名曲ぞろいのアルバム 『Blue Black』 からは 「旅人眠る」 を聴くことができる。


2012年5月12日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第129試合


  1. 将棋の本
  2. 中公の 「世界の名著」
  3. 『古事記』
  4. 流氷の写真集
  5. 古い本 (江戸時代の)
  6. 落合信彦
  7. 推理小説 (西村京太郎や津村秀介)
  8. 前にあった由良君美
  9. 手芸の本
  10. 心理学の本

 1、2、6、7、8、10が売れる。 落合信彦の文庫本3冊、もはや売れることはないだろうと思いながら、なんとなく棚に残しておいた。 これで店内からその著作がほぼ一掃された。
 10打数6安打。打率 2割6分7厘2毛。


2012年5月11日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第128試合


  1. 木村盛武 『慟哭の谷』
  2. 書道関係の本
  3. 南雲吉則 『「空腹」 が人を健康にする』
  4. 漁業の本
  5. リービ英雄
  6. ソクラテスの頭の中を書いた本

 当サイト用に第三文明社の本のデータを入力していて気づいた。 レグルス文庫 のことを、ずっとレクルス文庫と濁らないで覚えていたことに。 誤ったままサイトの目録にまで何年もそう記していた。
 レグルスとは星の名から命名されたという。 それに引きかえ、レクルスって! ピクルスとラクロスのお仲間か!

 二玄社の 「書道技法講座」 が売れる。
 6打数1安打。打率 2割6分3厘0毛。


2012年5月10日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第127試合


  1. 吉田仁麿 『炎の人 小三治一代』
  2. 吉本ばなな
  3. はんかくさいCD

 炎の人といってもゴッホではなく、小三治といっても落語家ではない。 中村水産を興し、仏舎利塔 の建立でも知られる立志伝中の人、中村小三治の伝記である。 その本が、中村水産ゆかりの方のもとへもらわれていくことになった。
 3打数1安打。打率 2割6分3厘7毛。

 2階の喫茶ラルゴで 「ねづ もとひこ いらすと画展 ようこそ色鉛筆画の世界へ」 がはじまる (31日まで)。

「ねづ もとひこ いらすと画展 ようこそ色鉛筆画の世界へ」


2012年5月9日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第126試合


  1. 永井荷風 『ぼく東綺譚』
  2. 英語や語学の本
  3. 料理の本

 夜の電話。 昨春、釧路をはなれた先生からだった。 インターネットで当サイトをみつけて、懐かしくなったとかけてきてくださった。 引越しの際はお宅までうかがい、音楽や思想関連のよい品をたくさんお売りいただいたことを思い出す。 新天地での生活も落ち着いてきたということだ。 離れていても気にかけてもらえるなんて、とても名誉なこと。

 2、3が売れる。
 3打数2安打。打率 2割6分3厘4毛。


2012年5月8日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第125試合


  1. 藤田嗣治
  2. サイモン&ガーファンクルのシングルレコード
  3. 西田佐知子のシングルレコード
  4. ウォルト・ホイットマン
  5. 白洲正子 『両性具有の美』
  6. 手芸の本
  7. 料理の本
  8. 毛利元貞
  9. 格闘技の本
  10. 「ローズ」 のCD
  11. 布とか染織の本

 本野さんが連休中に行ってきた東京の 不忍ブックストリート のパンフレットや地図をくださった。 はじめての不忍通りを雨に濡れながら本屋をさがして歩きまわったおみやげ話をうかがう。

 夜は、2階のラルゴで 「エゴ・レモス LIVE in 釧路」 開催。 いつもなら受付を担当するところだが、主催の方がほかにいるおかげで人手が足りており、 階下でゆっくりと音楽にひたる。 もちろん店は終演まで開け、ライブに来たお客さんたちが棚をご覧になれるようにしていた。
 ご近所の営業さんから貸してもらった森山大道の新著 『カラー』 に目をとおす。

 ホイットマンの詩集と染織の本が売れる。
 11打数2安打。打率 2割6分1厘9毛。




2012年5月7日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第124試合


  1. 行政に関する本
  2. 落語のCD
  3. 大藪春彦 『長く熱い復讐』 の下巻
  4. 夏樹静子
  5. 『るろうに剣心』
  6. 家紋の本

 4と5を訊いてきた常連さん、これまでのお買い物歴とは異色の問い合わせだ。 どちらも今売り出し中の女優つながりなのだと種明かしをしてもらった。 写真集まで手に入れて、本人自らここまでのめりこむことになるとはと驚いている。 『愛と誠』 にも興味津々であった。

 2と6が売れる。
 6打数2安打。打率 2割6分3厘0毛。


2012年5月6日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第123試合


  1. 藤原 肇 『山岳誌』
  2. ユーカラのしっかりした本
  3. 竹内文書の本
  4. ガンの免疫の本
  5. 恒川光太郎
  6. 久世光彦 『聖なる春』
  7. 『はれときどきぶた』

 ずいぶん長いこと棚の肥やしになっていた ピンク・レディーのサイン色紙ウルフルケイスケ さんのもとへ巣立っていった。 小学生のころのケイスケさん、ミーちゃん派だったとか。 旅先での発見にたいそう喜んでくださる。 お買い上げの後すぐに向かった FMくしろ の番組でも、色紙のことを話しておられた。 よい人にもらわれていって、よかったよかった。
 7打数0安打。打率 2割6分2厘5毛。




2012年5月5日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第122試合


  1. 中公文庫の宮崎市定の中国なんとかという本

 お客さんが2日前にきたとき棚でみかけたという中公文庫の宮崎市定。 はて 『科挙』 が1冊あるだけのはずなんだがのォ。 しばらくして本店在庫の 『中国政治論集』 のことだと判明し、一件落着。 お客さん、本店にも寄っていたのだった。
 1打数0安打。打率 2割6分4厘9毛。

 夜、2階のラルゴで ウルフルケイスケ さんのライブが行われる。 予定の飛行機が欠航し代わりの特急の釧路到着は開演時間ギリギリ、 サウンドチェックもお客さんが見守るなかでといったアクシデントをはねかえすように、 1曲目からわっと手拍子が巻き起こる。 ケイスケさんもそれに応える。 興奮は終演までつづいた。 熱心なファンの皆さんがつめかけてくださった賜物だ。 人柄のよさがにじみでる公演で、私もケイスケさんに惚れてしまいました。




2012年5月4日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第121試合


  1. 小林秀雄 『本居宣長』
  2. 料理の本

 暴風雨。 床から雨水がしみてきて小さな水たまりができる。 せっせとモップで拭きとる。 本は無事。

 こんな日でなければ聴けないだろうと、 常連さんが貸してくれたルー・リードの 『メタル・マシーン・ミュージック』 のCDを大音量でかけてみた。 およそ60数分にわたって混じりけなしのノイズのインストの洗礼をうけ、頭ン中がわんわんしてくる。
 みんな隠してるけど実は1箇所ぐらいボーカルが入ってんじゃないのと疑り (たとえば、レベッカの某曲における 「センパイ」 のように) おしまいまで聴いてみたが、 特にそういう趣向はなかった。

 早めに店を閉め、翌日のラルゴライブの会場設営を手伝う。
 2打数0安打。打率 2割6分5厘3毛。


2012年5月3日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第120試合


  1. 西村一平のエッセイ集
  2. 上杉 隆

 札幌や江別にお住まいのなじみのお客さんが相次いで顔を出してくださる。 西村一平は芦別ゆかりの歌人とのこと。
 2打数0安打。120試合を終えて、748打数199安打。打率 2割6分6厘0毛。


2012年5月2日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第119試合


  1. ジェームス・ブラウンのCD
  2. 手帳
  3. アイヌ語の辞典か地名の本
  4. 須賀敦子
  5. 谷川俊太郎・訳/堀内誠一・イラスト
           『マザー・グースのうた』 の第4、5集

 閉店時間をすぎても雑務をこなしながらとろとろやっていたら、 その内お客さんが次から次へと入ってきて、しかもそれら旅行者風の方々が何かしら本をお買い上げくださる。 気がつくと21時半じゃないか。
 こんな僥倖はあるわけがない。 人騒がせな狸のご一行様に化かされて、 せっせとレジに木の葉やどんぐりの実をしまいこんでいるのではあるまいか。

 山田秀三 『アイヌ語地名を歩く』 が売れる。
 5打数1安打。打率 2割6分6厘7毛。


2012年5月1日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第118試合


  1. 細木数子さんの今年度のやつ
  2. ドナルド・キーン
  3. くるるの立体地図
  4. 吉田拓郎のシングルレコード
  5. 食品交換表が載っているような本

 画伯がご来店。
 このところ来るたびに 「ごめんくださいありますか〜ッ!」 と元気よく無理難題をふっかけてくるのが恒例になっていて、当欄の打率をさげる元凶になっている。 手をこまねいているわけにはいかない。
 この日も、来て早々言い出しそうになったので、 「ごめ」 まで出たあたりで、かぶせるようにして 「ハイ、こちらでございます」 と用意していたブツを押しつけた。

 前回とりおきを頼まれた本に 「ごめんくださいの本 出血大サービス 100万え〜ん!!」 と殴り書きしたオリジナル帯を勝手に巻きつけたものである。 どこに出しても恥ずかしくない正真正銘 「ごめんくださいの本」 の誕生だ。
 「お値段100万円いただきまァ〜す」 というこちらの勝利宣言に、 画伯もシャッポを脱いで降参したのでよしとしたい。 オレたちゃ中学生か!
 もちろん当店きってのお得意様である。 会計の際は、99万9千250円おまけしてお買い上げいただいた。

 4と5が売れる。 無料配布の北大通の立体地図も、探しにきた方に差し上げる。

 コリン・デクスター ファンのお客さんが2ヵ月ぶりにみえて、ポケミスのモース警部ものをお渡しできた。 新入荷が途絶えてずっとお待たせしていたので、 先日自室を片づけていて偶々出てきた 『死はわが隣人』 を放出。
 5打数5安打 (内2安打 2/28分と4/25分)。打率 2割6分7厘2毛。

 小田光雄氏の 「出版状況クロニクル」 が更新された。


2012年4月30日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第117試合


  1. 俳句歳時記
  2. 雫石とみ
  3. 種田山頭火
  4. 少女時代のCD
  5. 棟方志功 『わだばゴッホになる』

 本店経由でみえたお客さんに1、3が売れる。 角川文庫版の 『新版 俳句歳時記』 全5巻と、 學燈社の 「國文學 解釈と教材の研究 1995年1月号 山頭火と放哉」 など。
 5打数2安打。打率 2割6分2厘2毛。


2012年4月29日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第116試合


  1. ボールペン
  2. 原田康子 『挽歌』
  3. 丹頂鶴の写真がいっぱい入った本
  4. ロケ地マップ
  5. パズルの本
  6. 原田康子 『挽歌』
  7. 囲碁雑誌の付録
  8. ジャズのピアノのCD
  9. 吉川トリコ

 観光シーズンをむかえて旅行者が動いているせいか、先週からご当地小説の 『挽歌』 を何度も訊かれている。 いかんせん北大通店には在庫がない。 他の作品であればありますよと水を向けるが、そこまで手をのばす人はなかなかいない。
 そんな中、こちらのすすめを聞いて挽歌百科ともいうべき釧路新書の新刊 『「挽歌」 物語 作家原田康子とその時代』 をお求めになる方がいた。 本家が売れたわけではないが、安打にしたい。

 他には、パズルの本が売れる。 無料の 「くしろロケMAP」 もまだ数枚残っていて、映画好きのお客さんに差し上げる。
 9打数3安打。打率 2割6分1厘2毛。

 2階の喫茶ラルゴでは、子どもの日の ウルフルケイスケ さんを皮切りに、1ヶ月のあいだに5つのライブがつづく。 いずれも楽しみでならないのだけれど、私がいちばん気になるのは 鈴木亜紀 さんだ。

 今回の来釧決定をきっかけにはじめて知ったのだが、旅ごころをさそう唄と歌声が無性に身にしみる。 2階で彼女のCDアルバムをかけていると、つい耳をすませてしまう。
 旅行者からよその土地の話を聞くのがこの仕事のちいさな楽しみのひとつだ。 亜紀さんの唄にもその効能がある。 南方の異国にこころを飛ばして、連休中も店から離れられないわが身をなぐさめている。

 You Tube でみつけた 「風と道」 (アルバム 『BLUE BLACK』 所収) を貼りつけておく。


2012年4月28日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第115試合


  1. 北海道版のミシュランガイド
  2. 30年前の 「SFマガジン」
  3. SPレコード
  4. ドーナツ盤のクラシック
  5. テイスト・オブ・ハニーのシングルレコード
  6. 堀井和子
  7. チカップ美恵子展の割引券
  8. 釧路新書の 『長いトンネルの道』
  9. 映画 『フラッシュダンス』 のパンフレット

 ゴールデンウィークである。 曇天と霧雨が変わりばんこにつづく1週間だったのが、ようやく好天にめぐまれた。
くしろ湿原 ノロッコ号 の運行もはじまった。 当欄でのミシュランガイドの進撃だってとまらない。 4度目の問い合わせがきた。
 このタイミングで社長が考案したバッタモンの 「見知らんガイド」 (アンチ ミシュランガイドのこと) を売り出せば、市内一等地に見知らん御殿 (バラック小屋に毛の生えたようなもの) が建つにちがいない。

 2日つづけて電話でシングルレコードを尋ねてきた歌謡曲さんが、あたりが暗くなってお出ましになる。 中山美穂のシングル3枚はお気に召してもらえず、テイスト・オブ・ハニーは1枚もない。
 レコード漁りに飽いたのか、めずらしく本棚をみていく歌謡曲さん。 列車の本に目を留めると、「芹 洋子のさ、 『愛の国から幸福へ』 って歌は知ってるでしょ?」

 国鉄広尾線の幸福駅をうたったヒット曲である。 ホントは知っているのだが、 「歌ってくれたら思い出すかもしれません」 とおねだりしてみる。 いつもなら照れたように披露してくれるところが、 「社長とふたりでコンビ組んで歌ったら、オレも歌ってやっからさ」 と思いがけない展開に。
 「ビリーバンバンみたいに2人で歌うべし」 というハイレベルな注文まで加わる始末。 さては、本店で社長が歌って踊ってショーマンシップを発揮しているのに味をしめたな。
 わしらが ビリーバンバン とは、ずいぶん年のはなれた兄弟になるぞな、もし。

 社長にこの話をすると、「いやだよ、気持ち悪い」。 そのくせデビュー曲は、ま、オレたちが歌うならと、「白いブランコ」 ならぬ 「黒いブランコ」 にすかさず決定。 本家同様、こちらも大ヒット間違いなしだ。 見知らん御殿のとなりに、黒ブラ御殿も建つであろう。 まずは末広界隈で流しのデュオからはじめたい・・・・・・。

 という本当にどうでもいい話をひたすら書き連ねてお茶をにごすしかないくらい、散々な売上げの連休初日であった。 皆さん、ミシュランガイドを片手にレジャーに忙しいのかしら。
 かろうじて8が売れ、坊主を逃れる。
 9打数1安打。打率 2割6分0厘3毛。


2012年4月27日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第114試合


  1. 中山美穂のシングルレコード
  2. 筆
  3. 『徒然草』
  4. 『方丈記』
  5. 写真雑誌
  6. 植田正治の写真集

 歌謡曲さんからリクエスト電話が入る。 今回ご所望なのは、中山美穂のシングルレコードである。 『色・ホワイトブレンド』 『ツイてるね ノッてるね』 『派手!!!』 の3枚があった。 考えとくとのご返事。 近々お出でになるのかしら。 ありがちだけれど、「WAKU WAKU させて」 の心持である。

 岩波文庫の 『方丈記』 が売れる。
 6打数1安打。打率 2割6分2厘2毛。


2012年4月26日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第113試合


  1. 「美術手帖」 1990年12月号 (通巻631号)
  2. 原田康子 『挽歌』
  3. 都々逸の本
  4. 大和楽の本
  5. 「全集浮世絵版画」 (集英社) の広重の巻
  6. 東京の地図
  7. アイヌ文様の本
  8. マンガ
  9. 交通新聞社新書
  10. 「ミシュランガイド」

 5、7、9が売れる。
 7は、小川早苗・かとうまちこ 『アイヌ紋様を曾祖母から継いで五代』 (アイヌ文化伝承の会)。 北海道立釧路芸術館 では、 「チカップ美恵子展〜アイヌ文様刺繍と詩の世界から〜」 を開催している。 期間中はまだまだこの手の本を訊かれることになりそう。

 交通新聞社新書をお探しなのはズリ山裏道さん。 店に在庫があるのを知っていて 「ありますかァ〜」 と尋ねてこられた。 1冊お買い上げいただき、当然のように1安打である。 私が頼んだわけではないので、これは八百長ではありません。 昨日届いたおみやげ入り封書のお礼をいう。
 鉄道に特化した読み物がそろう 交通新聞社新書 、魅力的なタイトルばかりで目移りする。

 『ミシュランガイド』 は、とうとう3回目だ。
 10打数3安打。打率 2割6分3厘0毛。


2012年4月25日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第112試合


  1. カミーユ・クローデルに関する本
  2. 佐々木栄松 『湿原のカムイ』
  3. 「柴錬立川文庫」 の4巻
  4. ごめんください
  5. 藤原 肇
  6. 外のホームズの揃ったの

 「うちの人来ていませんか」 とご婦人に尋ねられる。 それらしき人はおみえになっていない。 北大通店で待ち合わせをしているという。 奥さんが携帯電話で連絡をとると、旦那さんは白金町の本店に到着していた。

 旦那さんがこちらに来るのを待つあいだ、奥さんからカミーユ・クローデルの関連書を訊かれる。 アンヌ・デルべの評伝 『カミーユ・クローデル』 はあるものの、すでにお持ちだそう。 当サイトを探ると、湯原かの子 『カミーユ・クローデル 極限の愛を生きて』 (朝日文庫) が載っていた。 在庫は本店だ。
 とりおきをお願いするべく社長に電話をかける。 すぐ横では奥さんも旦那さんに電話で買ってくるよう頼んでいる。 旦那さん、まだ本店にいた。
 しばらくして望みの本を手にして待ち人がやってきた。 奥さんの願いがつうじて1安打。

 柴錬立川文庫の4巻目は 『柳生但馬守』。 電話の問い合わせだった。 文春文庫だと教えられるが在庫がない。 後で倉庫からポケット文春版があっさりとみつかり、ずっこける。 探していた方、きっと当欄はみていないだろうな。

 6打数1安打。打率 2割6分2厘5毛。

 ズリ山さんから封書が2通届く。
 小さい封書には明智鉄道の硬券が、 大きな封書には、恵那市の菓子匠・三久のくず湯が入っていた。 風景印も愛知や恵那だし、どうやら東海地方に出張ってきた模様。 くず湯は小腹がすいたときいただこう。


2012年4月24日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第111試合


  1. 釧路の古い地図
  2. 釧路のキリスト教に関する本
  3. ジャズのいいCD
  4. 垣添忠生
  5. 井筒俊彦
  6. 柳 宗悦の 「民芸」 関連の本
  7. 「ミシュランガイド」

 前日は遠方出張のため、臨時休業。

 先週金曜日の電話につづいて、 『ミシュランガイド北海道 2012特別版』 の在庫を訊かれる。 前回とちがって、直接店頭での問い合わせだ。 たまたま通りがかった人が新刊書店と間違えて訊いてきたのか、 古本屋とわかった上で駄目で元々と訊いてきたのか、判断つかず。 とまれ、うちのような店にまで探している人がくるのだから、よっぽど売れているのだなァと感心する。

 2が売れる。
 7打数1安打。打率 2割6分3厘3毛。


2012年4月22日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第110試合


  1. 田中眞澄
  2. 小津安二郎のことを書いた文庫本
  3. 丸山健二の文庫本
  4. 児童書
  5. 辻井伸行のCD
  6. 本を読むとき
        心地よくて本に集中できるジャズのCD
              (ジャズでなくてもよいけれど)
  7. 日曜大工の本
  8. ビートルズの詩集
  9. 岡本太郎
  10. 階段のところの本棚にあった
                   赤ちゃんの食事の本

 高峰秀子ファンの高峰さんがご来店。 昨年末に亡くなった釧路出身の映画研究家、田中眞澄さんについてふれた少し前の当欄をお読みになったそう。 田中さんの著書について訊かれたので、 豊文堂書店の名もでてくる私物の 『ふるほん行脚』 をご覧いただく。

 昔の日本映画がお好きな方である。 当然のように黒澤、小津、成瀬、木下といったビッグネームがぽんぽん飛びだす話になったのだけれども、 雑食派の私が相手では深イイ話はのぞめそうにない。
 「あっしですかい?いやァ、最近ですと映画館で 『バトルシップ』 ってのをみましてねェ。ま、行儀のわるい戦争映画ですわ。がっはっは」 とは恥ずかしくて言えなかった。

 今日の 「山下達郎 サンデー・ソングブック」 は 「珍盤・奇盤特集」。 内山田洋とクール・ファイブがカーペンターズの曲を日本語でカヴァーした 『イエスタデイ・ワンス・モア』 が流れてきて、「いまァ〜」 のリフレインに悶絶する。 クセになる味。

 岩波少年文庫の 『長くつ下のピッピ』 と、「手づくり木工事典」 誌のバックナンバーが売れる。
 10は、向山昌子 『赤ちゃんごはん日記』 のこと。 お客さんは以前より目に留めてくださっていたらしい。 売れたわけではなく置き場所をほんの少し移動していた。 おとりおきが決まり安打とみなす。
 10打数3安打。110試合を終えて、684打数181安打。打率 2割6分4厘6毛。


2012年4月21日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第109試合


  1. 夢占いの本
  2. 宇江佐真理
  3. 浅田次郎
  4. デザインの本
  5. 山崎豊子
  6. 瀬戸内寂聴
  7. 建築関係の本
  8. 藤田宜永
  9. 野田知佑

 うちのような古本屋にまで電話で問い合わせがきた 『ミシュランガイド北海道 2012特別版』 (といっても新刊書店と間違えてかけてきたようなのだが) 。 今朝の新聞が発売初日の好調な売れ行きを報じている。
 掲載店の一覧も載っており、 それを知るのは身銭を切って本をもとめた人の特権であってつまるところ刊行元の営業妨害になるのではと思うのだけれど、 ミシュラン側としてはいくらばらされても話題づくりのためには屁のかっぱなのかしら。

 駅裏の白金町で長年古物商を営むT川さん (仮名) は案の定、そうしたガイド本がもてはやされる風潮を怒っている。
 格付けだかなんだか知らないが、そったら本は認めんぞ! 俺が対抗して 「見知らんガイド」 を作ってやる!!ぷんすか!!!
 命名にダジャレが付いてまわるのはご容赦ください。

 1、3、6が売れる。
 9打数3安打。打率 2割6分4厘0毛。


2012年4月20日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第108試合


  1. 釧路の俳人・高橋啓三の句が載っている本
  2. 松本清張
  3. 瀬戸内寂聴
  4. 『ミシュランガイド』 の北海道版
  5. 釧路新書の水産の本
  6. 大石 学のCD
  7. 梅棹忠夫 『知的生産の技術』
  8. 他の梅棹忠夫

 この日、 『ミシュランガイド』 の北海道版 が発売された。 北大通店も新刊書店に間違われて、早速電話で在庫を訊かれる。 入荷のあてはない。 きっと旬をすぎたころにぽつりぽつりと入ってくるのだろう。

 中学生の若人が梅棹忠夫の在庫を尋ねてくる。 岩波新書の 『知的生産の技術』 など3冊を引っぱりだしてみせたところ、なんと全部買ってくれた。 軟派な本ばかりに耽溺していたおじさんの中学生のころとは大違いだ。 常連さんなのだが、来るたびに背が伸びている気がする。

 他に売れたのは、寂聴さんの京都ものの文庫本と、釧路新書の 『漁業基地・釧路』 と 『釧路の魚』 の巻。 後者のお客さん、 くしろ検定 のパンフをお持ちだった。
 先月、春陽文庫の角田喜久雄を訊かれた。 そのお客さんが再来店なさる。 入荷していた1冊が首尾よくもらわれて、もう1安打追加。
 8打数5安打 (内1安打 3/5分)。打率 2割6分3厘1毛。

 ズリ山裏道さんから、小ネタの投稿をいただく。 なんて堂々としたデマゴーグなんだ! 太平洋炭砿図書館新聞 「読書タイムス」 (1948年) より。

太平洋炭砿図書館新聞 「読書タイムス」 (1948年)


2012年4月19日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第107試合


  1. 石川啄木
  2. 喜安幸夫 「大江戸番太郎事件帳」
                      シリーズの2作目
  3. お寺の本
  4. 羽仁五郎 『日本人民の歴史』

 小学館の 「週刊 古寺をゆく」 シリーズより、延暦寺と四天王寺の巻が売れる。
 4打数1安打。打率 2割5分8厘7毛。


2012年4月18日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第106試合


  1. 良寛
  2. 木彫りの本
  3. 『蒼茫の大地、滅ぶ』 のマンガ
  4. 宮部みゆき 『パーフェクト・ブルー』
  5. 益田ミリ
  6. 易の本
  7. 宮澤やすみ
  8. 郷土資料
  9. 賭博に関する本
  10. 犬の本
  11. 落語のCD
  12. 80年代歌謡曲のCD

 無事に大阪に帰られたガス人間さんから、当欄宛てにラストメッセージが届いた。
 「この2週間、なりきり詐欺ならぬ、なりきり作文詐欺を働いて申し訳ありませんでした。 エイプリル・フールの日に突然釧路に現れて店長を驚かせ、霧多布ではエゾシカの大群に驚き、 美瑛では寒さに震え、小樽では短歌を詠み…かもめとなって帰りました。 そして、大阪に着くと、途端にガス化しました。
 次回は、いつ何処に現れるのでしょうか…。 それでは皆さん、しばしのお別れです」
 え?え!ガス人間さんは、普段はガス化して暮らしておられるみたいですね。 では、私が見たのは…一体何だったの?


 大阪のガス人間さんから、当欄になりすました上記のメールがとどく。 旅先では大いに作歌がはかどったというから、よい旅だったのだろうと推察する。 神出鬼没のガス人間さんへ、またのご来釧をお待ちしております。

 1、4、6、8、10、11が売れる。
 12打数6安打。打率 2割5分8厘8毛。

 本野さんから 「本の雑誌」 の最新号と、 倉敷の 蟲文庫 の主、田中美穂氏の 『わたしの小さな古本屋』 をいただく。


2012年4月17日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第105試合


  1. 「交流磁気〜」?
  2. さっきまでそこにあった益田さんのマンガ
  3. CD
  4. 手芸の本

 「さっきまでそこにあった益田さんのマンガが消えているの」 とご近所さん。 階段横の本棚で、別な本の下敷きになっている益田ミリの 『どうしても嫌いな人』 を発見、つつがなくもらわれていく。 これも安打だ。
 4打数1安打。打率 2割5分4厘2毛。


2012年4月16日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第104試合


  1. 甲斐バンドのシングルレコード
  2. 坂本 九のレコード
  3. おれの好みのCD
  4. 250円のCD
  5. アバのレコード
  6. 陸軍の本
  7. ルパン三世のレコード
  8. 加東大介 『南の島に雪が降る』

 歌謡曲さんが2ヵ月半ぶりのご来店。 お待ちしておりましたァ。 本店が定休日だから仕方なくだったとしてもいいじゃないか。 きゃーきゃーいってお迎えする。
 1から7まで訊かれてどれもお応えできなかったけれど、シングルレコードを何枚もお買い上げいただいた。

 「これ、あったよ」 と、一昨日電話で訊かれてみつからなかった赤い鳥の 「翼をください」 のシングルまで出てきて面目ないったらありゃしない。 「竹田の子守唄」のB面だったのを見落としていた。 それでも安打に含めてしまう意地汚さよ。
 8打数1安打 (内1安打 4/14分) 。打率 2割5分4厘3毛。


2012年4月15日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第103試合


  1. 『阿川佐和子のワハハのハ』
  2. ヴィルヘルム・ハウフ
  3. 福岡伸一
  4. 昭和50年代以前の釧路の市街地図
  5. 麻雀の本
  6. 五十嵐大介と松本大洋が
                対談している「ブルータス」
  7. ブログのつくり方みたいな本
  8. カルロス・カスタネダ
  9. ものづくり系の本

 麻雀の入門書がオセロの本とともに売れる。 あとは麻雀に関係ありそうな本は、阿佐田哲也の小説くらいしか見当たらない。
 他には、『新しい画材ガイド 立体大全』 が売れて、9をクリア。

 サボテンのたにさんがおみえになる。 前から話があった多肉植物の貸し出しはそろそろ実現しそう。
 9打数2安打。打率 2割5分5厘9毛。


2012年4月14日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第102試合


  1. 赤い鳥 『翼をください』 のレコード
  2. 五つの赤い風船 『遠い世界に』 のレコード
  3. 宇津井 健のレコード
  4. 竹内まりやのレコード
  5. 舞踏の本
  6. 園芸、農業の本
  7. 新日本古典文學大系の 『源氏物語』
  8. ことわざの本
  9. 渡邊源四郎 『釧路の人物』
  10. 裁縫の本
  11. 米澤穂信 「古典部」 シリーズの単行本
  12. 雑誌 「ボンメルシィ!リトル」

 歌謡曲さんからレコードのリクエスト電話がくる。 1ヶ月前と同じく今回も全滅。
 「新しいレコード入ってますよ〜。ぜひ確かめに店まで来てくださ〜い」。 へこたれずに目いっぱいアピールしてみたが、またしても北大通店には来てもらえず。 もちろん日参している本店にはしっかり顔を出したという。

 日本舞踏の本が売れる。
 12打数1安打。打率 2割5分6厘4毛。


2012年4月13日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第101試合


  1. 釧路の古地図
  2. 池波正太郎 『黒白』
  3. 河合奈保子の本
  4. ボス?
  5. 彫刻の入門書 (木彫り)
  6. 前にあった 『宮本武蔵』 の分厚い1巻本
  7. 道尾秀介 『龍神の雨』
  8. 本多孝好 『チェーン・ポイズン』
  9. 熊谷達也
  10. 吉村 昭
  11. 黒鉄ヒロシ
  12. レース編みの本

 ザ・殴り書き。
 当欄のために自分で書き残したメモの字がきたなくて読めない。 ロバート・K・レスラー氏並みのプロファイリング術を駆使して、 なんとか 「ボス」 の2文字が浮き上がってきたのだが、はてそんなこと訊かれたかしら?
 ボスってのは誤りでオスと読むのが正しいのか。 どちらにせよ意味がとおりまへん。 文字を云々する以前に、ほんの数時間前の記憶があいまいな点を問題視したい。

 火曜日に出先で訊かれた茶道の教則本、お客さんが来てくださり1冊売れる。
 他に売れたのは、黒鉄ヒロシの 『まいにちクローガネ』。
 12打数2安打 (内1安打 4/10分)。打率 2割5分9厘8毛。

 道内旅行中のガス人間さんから電話がきて、近況を報告しあう。 現在は小樽の旅館に滞在とか。


2012年4月12日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第100試合


  1. お茶の本

 今月25日 (水)、 ジス・イズ で友部正人のライブが行われる。 昼に告知のポスターとチラシをいただき、せっかくだからと2冊ある友部本を目立つところに飾っておいたら、 夜にきた常連さんが 『名前のない商店街』 の方をお買い上げに。 昔からのファンだそうで、ライブのことを知ると絶対行かなきゃと喜んでいらした。

 いつもこう狙いどおりうまくいくとよいのだが、3月の映画公開にあわせて入り口近辺にごっちゃり置いた スター・ウォーズホームズ の関連本についてはまったく (それこそ1冊も) 動かないのだから、いやんなっちゃう。 ま、単に品ぞろえがよろしくないだけなのだろうが。
 1打数0安打。100試合を終えて、596打数156安打。打率 2割6分1厘7毛。


2012年4月11日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第99試合


  1. 寝る前に読むのにちょうどいい本
  2. さかいこういち?
  3. DVD
  4. ビートルズのCD
  5. 歌詞ブックのような本 (フォーク系)
  6. 「釧路春秋」
  7. 藤沢周平
  8. 楢崎華祥

 石のお客さんがおみえになる。
 年に1度来るかこないかといった珍しい方なのだが、 毎回本をお買い上げの後に小石をプレゼントしてくださる。 ただの石ではない。 黒い絵の具でありがたい文字を書きこんだ世界にふたつとないものだ (と思う)。

 これまでに 「人道」、「知性」、「歓喜」 の3個をいただいた。 そのときどきの自分に足りないものを指し示してくれているではなかろうか。 そこまで妄想をたくましくしている。
 大事に飾っているつもりなのだが店内の空気と肌があわないのか、 人道の表面が何もしていないのにぽろぽろ剥離してきており、 私の人道が重大な危機にさらされているようで気がかりなのだけれど、それはまた別の話。

 レジカウンターそばにひとまとめにしてある石たちをご覧いただくと、 「おぅ、取っといた方がいいよ」 と返ってきた。 か、かっこいい。
 絵もお描きになるそうで、「国立にもひとつ送ってるんだ」。 もしやその国立ってのは・・・・・・「おぅ、国立美術館のことよ」。
 ますますファンになる。
 残念なことに今回、4個目の石のおみやげはなし。

 1、4、6、7が売れる。 1は、中野翠の 「サンデー毎日」 のコラム集。
 8打数4安打。打率 2割6分2厘1毛。


2012年4月10日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第98試合


  1. 茶道の教則本
  2. 種村季弘
  3. 遠藤周作 「黄色い人」
  4. マンボウの本
  5. ごめんください
  6. 外国の刺繍の本?
  7. 資格をとるための本
  8. 安野光雅

 4で訊かれたマンボウの本は、北 杜夫のどくとるマンボウもののエッセイ集のこと。 「ランボーですか?アルチュールの方の?」 などと例によってとんちんかんな受け答えをしてしまう。
 『どくとるマンボウ医局記』 がもらわれていき、店内のマンボウはあと2匹になった。

 著名な作家が物故するとたいていの場合なにかしら在庫を訊かれるものだし、 さらにいうとそうした期間はごく短くしかつづかないのだけれども、 亡くなって半年を迎えようという北 杜夫はいまも探している方がおみえになる。
 読者層が異なるといってしまえばそれまでだが、先月亡くなった吉本隆明が当店でいちども訊かれないのとは対照的だ。
 マンボウのお客さんには、新潮文庫の 『白い人・黄色い人』 もお求めいただいた。

 「ごめんくださいはありますか〜ッ!」
 元気よく尋ねてきたのは画伯である。 4日前にも同じことを訊かれている。 「まだ入ってないの?」 とも言われたので、飽きるまでつづきそうだ。 そろそろ頓知のきいた対策を講じないとなるまい。

 他に、安野光雅の 『手品師の帽子』 が売れる。
 8打数3安打。打率 2割5分8厘9毛。


2012年4月9日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第97試合


  1. 松浦武四郎
  2. 太宰 治
  3. 100円の城山三郎
  4. 近藤舟江 『根室要覧』
  5. 関口勝美 『根室千島実業家銘鑑』
  6. 福本猿三 『根室郷土誌』

 再びガス人間さん現る!
 消えたと思われていた、ガス人間さんが突然本店に現れ、 何と、西郷輝彦の 「君だけを」 のLPを所望し、驚く社長の目前にてガス化して消えたと言うのだ。
 (中略) ガス人間さんは何処に消え、次は何処へ現れるのであろうか…。


 旅行中のガス人間さんからメールがとどいた。 またしても当欄になりすました内容なので、一部を掲げておく。
 文中には本店に現れたとあり実際その心積もりでいたそうだが、結局のところは電話だけで済ませたとのこと。 なりすましの上に架空の作文なのだから、どんどん愉快犯化している。
 釧路を振り出しに霧多布で連泊し、今度は列車を乗り継いで美瑛にむかうそうだ。 花咲線の ルパン三世列車 に乗れたともあった。 道内旅行を楽しんでおられるようで何より。

 2、3が売れる。
 6打数2安打。打率 2割5分7厘3毛。

 2階の喫茶ラルゴで 「ドライアート工房 林花 服部泰子作品展」 がはじまる (27日まで)。

「ドライアート工房 林花 服部泰子作品展」


2012年4月7日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第96試合


  1. 吉村 昭の熊が出てくる小説を文庫で
  2. 山の本(外国のフィクション寄りの)
  3. 『北の家図鑑』
  4. 戦記読み物
  5. 西村京太郎とか読み物
  6. 「珠玉の香合」 図録の新版
  7. 釧路の古い家の本
  8. 絵の本
  9. 有島武郎

 火曜日の当欄に、『釧路発 北の家図鑑』 の新品同様の在庫がたんまりあると記したところ、 2人のお客さんから 「あの本ください」 とリクエストをいただけた。
 味をしめてもういちど言及してみたい。

 お風呂屋さんからお寺まで全36軒、鉄道マンが足で描いたわが街の古建築スケッチ集 『釧路発 北の家図鑑』 (涌井義美・絵と文 ワークショップわらじすと刊 1990年) を販売しています。 お値段は税込で1,050円。 ご希望の方はお気軽にお問い合わせください。
 建築のプロからも ご推奨 いただいています。

 他には、熊と人間のドラマを描いた吉村 昭の諸作あるうち、『羆嵐』 の新潮文庫版がもらわれていく。
店を閉めようというころ、『ルノワール・ピカソ・ローランサン展』 図録と、 文庫の 『小さき者へ・生れ出づる悩み』 も動く。
 9打数5安打。打率 2割5分6厘5毛。


2012年4月6日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第95試合


  1. ごめんください
  2. 鳥取神社100年のときに配られた小冊子
  3. 子ども服の本
  4. 山田洋次
  5. 雑誌 「LIFE」
  6. ジャズの本
  7. ソニー・ロリンズ
  8. 『山の郵便配達』 の単行本
  9. 山尾三省
  10. ナナオサカキ
  11. 文庫の 『ソラリス』

 北大通店からさして遠くない繁華街の末広町で殺人事件が起きたそうだ。 店にも2人組の警察官が聞き込みにやってくる。

 山田洋次の 『映画館 (こや) がはねて』、マイルス・デイビス特集の冊子、山尾三省の 『島の日々』 が売れる。
 11打数3安打。打率 2割5分1厘7毛。


2012年4月5日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第94試合


  1. 大学の問題集
  2. 池波正太郎 『黒白』
  3. 寺山心一翁 『フィンドホーンへのいざない』
  4. 『アイリーン・キャディの自伝』
  5. アイリーン・キャディ 『フィンドホーンの花』
  6. 他にここにあるのと似た本
  7. 小学館の日本古典文学全集
                    『今昔物語』 の2巻
  8. 炭鉱の道具が載っている
              「北海道の民具」 という本?

 7の 『今昔物語』 は全4巻のうち、1、3、4巻は在庫があるのに2巻だけがない。 本店に電話をかけてみたもののあちらにも置いていない。 お客さんはしきりと不思議がっておられたが、こういうことはしょっちゅうある。 店に入ってくる段階ですでに不揃いだったり、揃っていてもやむなくばらしてお売りしたり、ケースはいろいろ。
 8打数0安打。打率 2割5分1厘3毛。


2012年4月4日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第93試合


  1. 『論語』 に関する本
  2. 『奈良興福寺』 のシリーズ?
  3. 詰め将棋の本
  4. 囲碁の本

 昨晩、道路を埋めつくしたシャーベット状の雪も、出勤するころには融けて見えなくなっていた。
 大阪のガス人間さんの釧路での宿泊はこの日が最後。 大阪箱の精算もおわった。 以下、斜体の部分は翌日とどいたガス人間さんご本人からのメールの引用。 当欄になりすまして書いてある。

 はるばる大阪からやって来られたガス人間さんは、4日間の釧路滞在を終え、 次の目的地へと消えて、いや旅立たれた (らしい)。
 というのは、観光もそっちのけで、(確かに) 本店と北大通店を4日間往復し、 両店でたくさんお買い上げいただき、たくさんお話ししたのに、何故か 「消えた」 という印象が強いのだ。
 そして、私は (確かに) 彼からいただいた大阪みやげのパッケージを眺める度に、 「お〜い、ガス人間さぁ〜ん。何処に行ったんですかぁ〜」 と、心の中で虚しく叫ぶのであった。 …まことにこの前の嵐のように激しく、不可思議な4日間であった。


 日曜の昼にガス人間さんが来店したときを思いかえす。 降りだした雪につられて表に出ると、狙いすましたようにすぐそばに立っていて驚いたものなァ。 呼び名の由来となった 東宝特撮映画 の怪人役・土屋嘉男のごとく気体となって瞬時に移動してきたようだった。
 そのことが頭にあり、この日、外まで見送るときはガス化するところを見逃さないようにしていた、 というのは冗談である。

 1と3が売れる。
 4打数2安打。打率 2割5分5厘0毛。


2012年4月3日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第92試合


  1. 科学の本
  2. 中村 元 『龍樹』 (講談社学術文庫)
  3. 南都六宗に関する本
  4. 吉川弘文館の人物叢書の 『最澄』
  5. 『釧路発 北の家図鑑』
  6. 「海のトリトン」 のレコード
  7. 『釧路発 北の家図鑑』

 春の嵐。 雪が降りだしたかと思うと、その後雨にかわりいたるところで道がぐしゃぐしゃになる。 風も強い。 客足が絶える。

 大阪からお越しのガス人間さんが連日店の棚をみてくださっている。 おとりおき本を収納するため、恒例の期間限定 「大阪箱」 も用意した。
 大阪箱といっても単なるダンボール箱のことなのだが、 店の通路にはそれ以外にもいくつかそんな箱が点在している。 エミリーさんのおとりおき本をしまうエミリー箱は、先ごろウンヶ月ぶりに空になり片づけられた。

 この風習の先鞭をつけた厚岸倉庫社長による厚岸箱もいったん本がなくなりかけたのだが、 先日のぞいてみたらまた新たに補充されていた (本が売れていないのに棚に大きな空きがあるとき、たいていそれは厚岸箱にしまいこまれた跡だ。 万引きにあったのかといつもどきっとするのだけれど)。 けっして空っぽにならない魔法の箱である。 ありがたいことである。

 昼に 『釧路発 北の家図鑑』 をお求めになったお客さんが、 夜に 「もう1冊ありますか」 と再来店。 ひとりのお客さんによる同一本での1日2安打という、当欄はじまって以来の新記録の達成だ (だからどうした)。

 ちなみに同書の発行所・ワークショップわらじすとの住所は、豊文堂書店本店のもの。 1990年刊行のものだが、新品同様の当時の売れ残りがたんまりとあるのでご希望の方はお問い合わせください。
 こちらのブログ で建築のプロからもご推奨をいただいている。

 他には、森 正敬 『生体の窒素の旅』 (共立出版)などで1を、 多川俊映 『奈良 興福寺』 (小学館)で4をクリアする。
 7打数4安打。打率 2割5分3厘2毛。


2012年4月2日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第91試合


  1. 『新校本 宮澤賢治全集』
  2. 朝日文庫の船戸与一 『流沙の塔』 の下巻

 街の本屋ってのはもっとつましいものを呼ぶのかと思っていた。 たいそうな後ろ盾があるのにそう名乗りたがるのはどうしてなのだろう。 とある本屋開業記 への感想。 貧乏人のひがみといわれてもかまわない。
 2打数0安打。打率 2割4分9厘0毛。


2012年4月1日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第90試合


  1. 藤沢周平のハードカバー
  2. 原田康子 『窓辺の猫』 の単行本
  3. 原田康子 『望郷』 の単行本

 昼ごろから小雪がぱらつきだし、様子をみるため表に出たところ、意外な人物がすぐそばまで近づいてきていた。
 「ガ、ガス人間さん!?」

 大阪にお住まいの20年来の常連さんだった。 もちろんガス人間さんというのはご本人がみとめる当欄だけの呼び名であって実際は本名をお呼びしたわけだが、 4月上旬の来釧という大まかな予定は聞いていたものの、それがこの日だったとはびっくらこいた。

 昨夏につづいて道東を起点に道内旅行をおたのしみになるということだ。 夏とちがって飛行機の直行便がないため羽田経由のお出でとなった。 旅慣れている方なので寒さ対策は万全のよう。 降ったりやんだりを繰りかえしていた小雪も、歓談しているうちに見えなくなった。
 夕方5時半で店を閉め、ガス人間さんを誘って社長と私と3人で管内の某温泉へ繰り出す。

 『窓辺の猫』 の単行本はなかったけれど、文庫でもよいとそちらをお求めいただけた。 ズルして安打とみなす。
 3打数3安打。90試合を終えて、532打数133安打。打率 2割5分。

 小田光雄氏の 「出版状況クロニクル」 が更新された。


2012年3月31日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第89試合


  1. 佐野眞一 『あぶく銭師たちよ!』
  2. 今井絵美子 『儚月』
  3. 『ワンピース』 の53巻
  4. 闘犬の本
  5. 岩波文庫の 『読書のすすめ』 など
  6. 東 直己

 前日は川津さん、今日は司書さん。 釧路をはなれる常連さんが相次いで店をおとずれ、さびしい思いをする。 春からの新たな出会いを期待しよう。
 6打数0安打。打率 2割4分5厘7毛。


2012年3月30日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第88試合


  1. 「啄木全集」
  2. 渡辺一史
  3. 日明 恩 『ギフト』
  4. ジェフリー・アーチャー 『15のわけあり小説』
  5. 『のこされた動物たち』
  6. 皆川博子 『開かせていただき光栄です』
  7. 鈴木 遥 『ミドリさんとカラクリ屋敷』
  8. 居酒屋の献立の本?
  9. 鏡 リュウジ
  10. 堺 雅人
  11. 懐メロのCD
  12. コルトレーンのCD
  13. ドイツ人の気質のことを書いた本

 2階のラルゴで冬期間休止していたアイスコーヒーがメニューに復活した。 とだけ記してお茶をにごしてしまいたくなるほどに、ことごとく凡打の山を築く。 13打席もチャンスをもらいながら。 プロ野球は公式戦が開幕したというのに。

 2〜10、12といっぺんに尋ねてきたお客さんには、ひとつもお応えできず申し訳ないことをした。 そのお客さんからは、最近の人気作家の文庫本をお売りいただいた。 新潮文庫の 「Yonda? CLUB」 の応募マークを切り取るのを忘れていたわとのことで、 買い取ったばかりの文庫カバーから、6冊ほどパンダのマークを鋏でちょきちょき。
 13打数0安打。打率 2割4分8厘5毛。


2012年3月29日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第87試合


  1. 内村鑑三
  2. 都々逸に関する本

 中央公論社の 「日本の名著」 の内村鑑三の巻が売れる。

 ご近所の営業の方から、神保町の某店の古書目録を貸してもらう。
 2打数1安打。打率 2割5分4厘9毛。


2012年3月28日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第86試合


  1. 絵本
  2. 室生犀星 『随筆 女ひと』
  3. 坪田譲治 『赤い鳥傑作選』
  4. 坪田譲治 『新編 坪田譲治童話集』
  5. 『草野心平詩集』
  6. 『佐藤春夫詩集』
  7. 童謡の本 (楽譜つき)
  8. 日本画の本
  9. 富士見時代小説文庫
  10. 講談社 文庫コレクション 大衆文学館
  11. 岩田専太郎の画集
  12. なんかCD
  13. 藤沢周平
  14. カラオケの本
  15. 藤沢周平
  16. クラシックのCD

 画伯がご来店。
 ムササビの金玉はすごくでかいとか、コウモリはどんな風におしっこをするかなど、 ちびっこが聞いたら泣いてよろこぶような野生動物のおもしろ生態話をいくつも教えてもらう。 活きのよいその語り口に魅了され、むろん私も泣かんばかりにしてつづきをせがむ。
 なにやら少し賢くなったような気がする。 お礼をいうと、「なにいってんの。今のは全部、あなたの店で買った本に載ってたやつよ」

 書物の知識を生きたことばとして授けてもらえた。 しかもそれが自店の棚から巣立っていった本で行われるわけだから、古本屋冥利につきる話ではなかろうか。
 ますます画伯好みの品を仕入れねばなるまい。 そして私もまた画伯から教わった自然の叡智を世に広めよう。 そんな気を起こさせる。
 この幸福なバトンの受け渡しをなんと呼べばよいのか。 ざっくばらんに金玉の恩返しとでも名付けて、定式化してみたい。

 1、10、13、14、15が売れる。
 16打数5安打。打率 2割5分3厘9毛。


2012年3月27日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第85試合


  1. ベートーヴェン 「大公」 のCD
  2. 『北海道鉄道撮影地ガイド』 の2008年版
  3. 三島由紀夫
  4. パソコンの本 (エクセル関係)

 ベートーヴェンのCDで在庫があるのは交響曲ばかり。 2は、2ヶ月前にも同じ方に訊かれたけれどその後も入荷はない。 三島のお客さんは全集をお探しだったようだ。 これもお応えできず。 パソコンの実用書は扱わないことにしているので、簡単な入門書であれば100円ショップのダイソーで買えることを教える。 全滅。
 4打数0安打。打率 2割5分2厘0毛。


2012年3月26日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第84試合


  1. ノート
  2. 書道の本
  3. 角川文庫の 『正法眼蔵随聞記』

 前日の長谷川四郎訳 『デルスウ・ウザーラ』 の問い合わせを知ったエミリーさんからメールが届く。
 「デルスウザーラ」 は一番にワタシのものです。
 も、もちろんですとも。 以前問い合わせを受けたこと、忘れてなんておりません。 わはははは。 現物がなかったからよかったようなものの危ないところだった。

 書道の本が売れる。
 3打数1安打。打率 2割5分4厘0毛。


2012年3月25日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第83試合


  1. 長谷川四郎訳の 『デルスウ・ウザーラ』
  2. 田村由美 『BASARA』
  3. おもしろい本

 昼ごろからまた雪になる。
 学生と思しき6、7人のグループがお出でになり、狭い店がとたんに混みあう。 飾ってある売り物の桑原翠邦の色紙を携帯電話のカメラで写しだしたので、 「撮るのはいいけど一言いってね」 とやんわり注意。 無邪気というか大胆というか、はたまた・・・・・・。

 おもしろい本を探しにきたのは、旅行者風の方。 暇つぶしにミステリーでも読みたくてとのこと。 岡嶋二人などいくつか薦めてみて、佐々木譲の警察小説に落ち着く。
 3打数1安打。打率 2割5分3厘6毛。

 駅裏の本店、もとい駅裏の某所ではまたしても常連の歌謡曲さん相手に 主のT川さん (仮名) が歌と踊りの出血大サービスをふるまったそうだ。
 トリオ・ロス・パンチョス、マドンナ、ニニ・ロッソ、エトセトラ。 もう何でもありである。 Perfumeだって踊れそうである。


2012年3月24日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第82試合


  1. 「新・呉清源道場」 シリーズ
  2. 柳 宗悦の奥さんに関する本
  3. 芥川也寸志
  4. 朝鮮の民芸に関する本

 外は、朝から雪が舞っている。
 関東方面からお越しの方に、2、3、4を訊かれる。 芥川也寸志の 『音楽の基礎』 (岩波新書) の在庫あり。 2は、駅裏の本店に 『楷書の絶唱 柳 兼子伝』 があることを伝える。 後で社長から売れたと連絡がとどく。

 たそがれどきを迎え、2階のラルゴでは 「角笛と縦笛の夕べ」 なる演奏と軽食の集いがはじまった。 20人弱が集ったようだ。 しずかな階下にもにぎやかなやりとりが伝わった。

 同じころ駅裏の某所では、長年古物商を営むT川さん (仮名) が常連の歌謡曲さんに乞われるまま歌と踊りのオンステージを繰り広げていた (マンツーマンで)。
 ララミー牧場、荒野の七人、シェーンなど、およそ10曲が披露されたと伝え聞く。 T川さんのレパートリーがどんどん広がっている。
 4打数2安打。打率 2割5分3厘1毛。


2012年3月23日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第81試合


  1. 姉妹社の 『サザエさん旅あるき』
  2. 鳥の図鑑
  3. 内田 樹の文庫本

 日本野鳥の会によるポケットサイズの薄型鳥類図鑑2種が売れる。
 3打数1安打。打率 2割5分1厘0毛。


2012年3月22日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第80試合


  1. 原田康子 『挽歌』
  2. 「くしろロケMAP」
  3. 井上ひさし 『四千万歩の男』
  4. 児童福祉の本
  5. 小林 實 『十勝の森林鉄道』
  6. ささき画廊の釧路の古地図

 「くしろロケMAP」 は、前篇が公開中の映画 『僕等がいた』 を中心に、釧路管内で撮影された近年の映像作品をまとめたA4判のロケ地地図のこと。 観光PRをねらって釧路総合振興局が10万3千部つくったそうな。 北大通店にも運よく置いてあった。 新聞で知った常連さんからの問い合わせで、札幌へお送りすることになる。

 講談社文庫版の分厚い 『四千万歩の男』 全5巻が売れて、棚が少し空く。 『十勝の森林鉄道』 も1冊売れて補充する。 後者は 「鉄道ホビダス」 に丁寧なレビューが載っている。
 同レビューでは抜け落ちているけれど、 春陽堂書店 (帯広)、サッポロ堂書店 (札幌)、書泉グランデ (東京神田) のほかに、 釧路の豊文堂書店でも刊行当初より販売しているので、そこんとこ強調しておきたい (涙目)。

 6のささき画廊の釧路の古地図というのは、昭和4年の釧路鳥瞰図 「釧路大観」 復刻版のこと。 北大通店のおとなり、ささき画廊さんが2年前につくったもので、まだ在庫がある。
 いま手元にないので確認できないが、たしか吉田初三郎の弟子筋にあたる人が描いたものだった。
 6打数3安打。80試合を終えて、475打数119安打。打率 2割5分0厘5毛。


2012年3月21日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第79試合


  1. マンガ (『ワンピース』)
  2. 300円で買える本 (ドイツの歴史)
  3. フランスの歴史に関する本
  4. 中川 裕 『アイヌ語千歳方言辞典』
  5. 三浦しおんの文庫

 『ワンピース』 など、流行ものの少年マンガは一切置いていない北大通店である (そもそも持ちこんでくる人もいない)。
 岩波文庫のツワイク 『マリー・アントワネット』 全2冊が売れる。
 5打数1安打。打率 2割4分7厘3毛。

 釧路でも、よそより遅れて公開がはじまった映画 『ヒューゴの不思議な発明』 に、なんとも香しいたたずまいの古書店が登場している。
 1930年代のパリのとある駅構内に店を構え、 本邦でいうところの黒っぽい本が棚のみならず床の上にも雑然と積みあがっている。 時間がとまったような浮世ばなれした雰囲気が好ましい。 主はクリストファー・リーだ。


2012年3月20日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第78試合


  1. 『藤沢周平のすべて』
  2. 「週刊文春」 の先週号

 春分の日。 本店は夕方4時より営業を再開する。 1はその本店からの問い合わせ。 お客さんの探求書なのだが、ここには書けない悲喜交々の顛末を聞かされる。
 2打数0安打。打率 2割4分7厘8毛。


2012年3月19日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第77試合


  1. 「思い出のイタリア映画集」 ?のレコード
  2. 250円のCD
  3. 和田アキ子のシングルレコード
  4. 映画 『フラッシュダンス』 のパンフレット
  5. 井上荒野 『だれかの木琴』
  6. 宇江佐真理
         「髪結い伊三次捕物余話」 シリーズ
  7. 宇江佐真理 『余寒の雪』
  8. 三味線のCD
  9. 貝原益軒 『養生訓』
  10. 山口誓子の句集
  11. 自然関係の写真集
  12. 自然関係のDVD

 歌謡曲さんから電話がくる。 およそ3週間ぶりのレコードの問い合わせだ。 北大通店通いもその間途絶えており、 というのも本店の社長がこのところ歌謡曲さんひとりのために歌って踊っての魅惑のオンステージ営業を繰り広げていて、 すっかりその心をとらえてしまったからである。

 本店は先週土曜日から連休にはいっている。
 「そっちはなんか新しいの入った?」 と尋ねてこちらをほっとさせたのも束の間、 「本店はまだ休みなんでしょ?」 と畳み掛けてくる。 もぉ、向こうが休みだから仕方なく支店に電話してみたっていう空気がぷんぷんしてるじゃないですか。

 1から4まで訊かれてどれにも応えられず、いかん、このままでは電話だけで用件が足りてしまうと焦った私は 「新しいレコード入ってますよ〜。ぜひ確かめに店まで来てくださ〜い」 などとせこくアピール。 ナンバー1の不在をいいことに指名客を横取りするどこぞのホステスか、オレは! しまいにゃ泥棒猫と呼ばれそう。
 わかったわかったと言いながら、この日歌謡曲さんは北大通店には現れなかった。

 『養生訓』 が2冊売れる。 岩波文庫と、中央公論社の 「日本の名著」 の収録巻。 お友だち用に探しにきたけれど、ご自分の分もほしくなったとか。
 12打数1安打。打率 2割4分8厘9毛。


2012年3月18日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第76試合


  1. 牧村三枝子 『みちづれ』 のCD
  2. 長部日出雄が書いた高橋竹山の本

 都会では 「今和次郎 採集講義展」 なるものを開催しているという。 うらやましく思っていたら、 風まち看板 の名のもとに北大通にはためくのぼりの画像を採集している人がいた。
 駅裏の本店でも 「営業中」 ののぼりを使っていて、車でくるお客さんが一目でわかるのに役立っている。

 長部日出雄ではなく佐藤貞樹の 『高橋竹山』 (集英社新書) が売れる。 安打にはならない。
 2打数0安打。打率 2割5分3厘3毛。


2012年3月17日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第75試合


  1. 井伏鱒二
  2. 学校で使うような世界地図
  3. 山本夏彦
  4. ウンベルト・エーコ 『フーコーの振り子』
  5. 郷土誌

 新潮文庫の井伏鱒二と、中公文庫の山本夏彦で2安打。 『フーコーの振り子』 は文庫の上巻があるものの、お客さんは単行本のほうを探していた。
 5打数2安打。打率 2割5分4厘4毛。

 夜6時スタートの 「管 啓次郎さんを迎えて 谷地の夜の朗読会」 (於 ジス・イズ ) は、店の営業を放りだすわけにもいかず、途中入場もお邪魔虫になりそうで行くのを止した。 予習にするべく手にとった 『コロンブスの犬』 は、案の定読み終えることができなかった。


2012年3月16日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第74試合


  1. 風野真知雄 「妻は、くノ一」 シリーズ
  2. 安井かずみ
  3. 新潮カセットブック
  4. 越路吹雪のLPレコード
  5. 内田康夫
  6. 平山郁夫の画集
  7. 青山二郎
  8. 小室直樹
  9. 赤瀬川原平 『千利休』

 「妻は、くノ一」 は全10巻の人気シリーズとのこと。 2、7、10巻の3冊が売れて在庫一掃となる。
 小さいころ忍者になりたかったという一部常連さんと、忍術の本の貸し借りなどして盛り上がったのは年末のことだった。 ブームもすっかり去ってしまったな。 などと遠い目をして過去の話題に押しやってはいけない。
 あともう少ししたら春採湖の湖面の氷もとけてくる。 忍者にあこがれる常連の皆さま、そろそろ湖でご自慢の水とんの術を披露する頃合いです。 竹筒のご用意を。

 他に、5と9が売れる。
 9打数3安打。打率 2割5分2厘8毛。


2012年3月15日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第73試合


  1. 童謡の成り立ちが書いてあるような本
  2. 朝比奈 隆に関する本
  3. 『物類称呼』 (岩波文庫)
  4. ミュージシャンの伝記

 「あなたと出会い、失い、最愛を信じた 永遠の純愛ストーリー」 (宣伝コピーより)
 釧路ロケが行われた映画 『僕等がいた 前篇』 の公開が近づいている。 私も予告編をみてすっかり気に入ってしまったくちだ。 宣伝大使に任命されたわけでもないのに、 主演の吉高由里子さんになりきって 「好きだ、バカ!」 のセリフを猛練習している。

 かなり我が物にできた自信がある。 常連のヨーヨーさんがいらしたので、田舎芝居よろしく披露してみると、 「初演ですね」 と厳しく言い渡されてしまった。 まだまだ修正が必要らしい。
 夕方になって、友の会さんがおみえになった。 より暑苦しく 「好きだ、バカ!」 の再演に及ぶ。 熱演しすぎてバナナマンの日村さんの物真似みたいになってしまったが、苦笑いされるくらいには上達できた。
 次は 「こういうのって、運命っていうんじゃないの?」 に挑戦してみよう。

 釧路出身の合田道人 『童謡の謎』 の1、2巻が売れて1安打。
 4打数1安打。打率 2割5分1厘1毛。


2012年3月14日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第72試合


  1. 雑誌 「銀花」
  2. 手芸の本 (犬の洋服)

 「銀花」 のバックナンバーが3冊売れ、 先月電話で訊かれた布施知子の折り紙本も、お客さんが受け取りにみえる。
 2打数2安打 (内1安打 2/27分)。打率 2割5分1厘1毛。

 今週末、ジャズ喫茶 ジス・イズ で詩人の管 啓次郎氏らをまねいて朗読会とミニ・シンポジウムが開かれる。 積ン読の山からあわてて 『コロンブスの犬』 を引っぱりだして読んでいるところ。 読み終えられるか心配だが、その前に参加できるかどうかが心許ない。


2012年3月13日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第71試合


  1. 王室のことを書いた
         なんとか久子っていう人の
              龍となんとかっていう
                今年でた絵本みたいな本
  2. 雑誌 「映画芸術」
  3. 白洲正子の焼き物の本
  4. 「展望」 (筑摩書房)

 王室のことを書いたなんとか久子っていう人の龍となんとかっていう今年でた絵本みたいな本。
 手ごわいリクエストだった。 どうやら この本らしい と判明したのはお客さんが帰ってから、グーグル検索の助けを借りてであった。 当然のごとくブツはない。

 「映画芸術 って雑誌はないかい」 と常連さんに訊かれる。 昨年末に亡くなった当地出身の映画研究家、田中眞澄さんと高校時代に同級生だった方だ。
 「映画芸術」 は、物故した映画人を誌面で手あつく葬ることで知られる。 次号で田中さんの追悼特集をくむという。 釧路からもその人となりを知る方が執筆するのかもしれない。

 店には半世紀前のバックナンバーが1冊あるきりだ。 代わりといっていいのだろうか、私物の 『ふるほん行脚』 (みすず書房) をお見せする。 日本全国の古本屋歩きに魅せられた田中さんが、その記録をつづった著書である。 2005年の 「朝夕歩いて釧路の夜は篇」 に豊文堂書店を取り上げてくださっている。
 高校の同期会出席のためおよそ35年ぶりに来釧したというこのとき、 常連さんもかつての同級生と再会をはたしたそうだ。

 数年前、北大通店で買い物をしてくださった田中さんに初めて声をかけていただいた (それまではお顔を知らなかった)。 映画を研究していて本も出している、同窓会があるので帰省したというようなことをおっしゃり、 それならもしやと 「田中ますみさんですね」 と勢いこんで尋ねると、 「まさすみというんです」 と直されて赤面したことを思い出す。
 4打数0安打。打率 2割4分7厘6毛。


2012年3月12日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第70試合


  1. 由良君美
  2. 釧路湿原の本
  3. 礼文島に関する本
  4. ファンファーレのCD
  5. 90歳のおばあちゃんが読むような
                  昔の雑誌みたいな本

 湿原関連の本が2冊おとりおきになる。 お客さんは、月にいちど、近郊の町から銀行に用事があって来釧するという方。
 北大通店のあるあたりは、曲がりなりにも市の中心部ということになっていて、官公庁や金融機関が集中しているのだった。

 その釧路市の中心部に、人生書房と北大神田書店という 宇宙一大浴場 サンパレス に匹敵する命名だけはやたらとどでかい新刊書店があったことは、先週木曜日の当欄に書いた。 いまから30年ほど昔の話。 どちらも成人図書専門の店である。

 何人かの常連さんたちに尋ねたところ、おぼろげながらそれらの店の感じが掴めてきた。 さすがは、この方たちなら知らないわけがないと見込んだ、よりすぐりのジェントルメンだ。 若い時分、何度も 「お世話になった」 店だと懐かしそうに教えてくれた。 「なんでも聞いて!」 と言ってくださる御仁もいた。
 そもそもこうした庶民史の分野は、公的な記録からは零れ落ちてしまいがちなのであって、 実際にかよった人の記憶に頼るしかない。

 「このテのものは、だいたい、なくなってから、つまりもうよくわからなくなってから、知りたがったり、 考えたりすることが多いから、いまのうち、繁栄のさなかに、しっかり考えておかなくてはならないノダ」 (『ドキュメント 綾さん 小沢昭一が敬愛する接客のプロフェッショナル』 新しい芸能研究室 1978年刊)

 この道の大先達、小沢昭一はトルコ風呂についてそう記している。 いうまでもなくここで指摘されているのは、それだけのことにとどまらない。
 5打数1安打。70試合を終えて、424打数106安打。打率 2割5分。


2012年3月11日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第69試合


  1. 映画 『スパイ・ゲーム』 のパンフレット
  2. 週刊誌の古いやつ
  3. 遠藤周作 『海と毒薬』
  4. 和英辞典
  5. 他の遠藤周作

 山下達郎のラジオ 「サンデー・ソングブック」 では、午後2時46分から1分間、黙祷がささげられた。 同じ時間、街でもサイレンが鳴った。 お客のいない店内で目をつむった。
 通りをはさんで向かいにある北海道銀行 釧路支店の入り口には、黒い布の弔旗がなびいていた。

 1がおとりおきになる。 『海と毒薬』 と、他に何冊かの遠藤周作が売れる。
 5打数3安打。打率 2割5分0厘5毛。


2012年3月10日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第68試合


  1. 『万葉集』
  2. 遠藤周作 『宿敵』 の下巻
  3. 渡辺淳一
         『君も雛罌粟 われも雛罌粟』 の下巻

 上下巻本と縁がある1日だった。
 まず 『万葉集』。 いくつかある候補のうち、岩波文庫の上下2巻ものがもらわれていく。
 2は本店からの電話依頼。 単行本と文庫本が、どちらも上下2巻セットで置いてある。 少ししてお探しのご本人が北大通店にみえたので、セットをばらして下巻をお売りした。

 「前にここで 『君も雛罌粟 われも雛罌粟』 の上巻を買ったんだけど、下巻はないよねェ」 と、会計時にそのお客さん。 日曜に出張買入した本の山のなかに、上下が揃いで混じっているではありませんか。 これもばらしてお売りする。
 下巻をなくしたそれぞれの上巻は外の均一棚へまわす。
 3打数3安打。打率 2割4分6厘3毛。


2012年3月9日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第67試合


  1. 司馬遼太郎 『街道をゆく』 の文庫本
  2. 村松 剛 『三島由紀夫の世界』 の文庫本
  3. 橋本 治 『「三島由紀夫」 とは
             なにものだったのか』 の文庫本
  4. 絵本

 『街道をゆく』 が1冊売れる。 たしか41巻の 「北のまほろば」 だったような。
 電話で訊かれた2と3、前者の単行本であれば在庫があるが、お客さんがご所望なのは文庫のほうだった。

 絵本は2階ラルゴの園芸部長からのリクエスト。 とある読み聞かせに使うとのこと。 販売ではなく貸出しなのだが、ズルして安打に含める。
 4打数2安打。打率 2割4分0厘8毛。


2012年3月8日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第66試合


  1. 種村季弘
  2. 澁澤龍彦
  3. 雑誌 「幻想文学」
  4. 渡辺憲司
  5. 小泉武夫
  6. 懐メロのカセットテープ
  7. 植物の本

 朝一番におみえのお客さんから、1〜3の問い合わせあり。 澁澤の 『悪魔のいる文学史』 が売れる。
 4と5をお尋ねになったのは商店街一の読書家さん。 『江戸遊里盛衰記』 と 『微生物が未来を救う』 で連打する。 どちらの著者もNHKのラジオで知り興味をもったのだとか。

 読書家さんにはその昔80年代に、釧路駅前にあった人生書房という新刊書店のことを教えてもらった。 とある商業ビルの1階に入っていたそうな。
 商店の子どもだったからこそ、そうした小さな店もご存知なのだろう。 同じように当時小学生だった私が知るのは、地元百貨店や生協のなかにあった本屋、 参考書で有名な老舗など数えるほどしかない。

 社長にその話をすると、「あぁ、たしかにそんな店があったな。店名までは覚えてないけど」 とうなずいた。
 「人生書房ってのも、これまたすごい名前だな。 そういえば本店のそばには、北大神田書店ってのがあったぞ。 これもうちが開業したころだから、30年は前になるな。いつの間にかなくなっちまった」

 こちらも私にとって未知の書店だ。 知らないのも無理はない。 人生書房も、北大神田書店も、成人向けオンリーの店なのだから。 一見大仰な店名も、扱う品目と重ね合わせると非常に含蓄があって、これしかないという気がしてくる。
 「豊文堂の名前も飽きたから、ちがうのに変えようかなァ。 人生書房みたいなまるっきりかけ離れたやつに」 と社長がぼそり。
 7打数3安打。打率 2割3分8厘3毛。


2012年3月7日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第65試合


  1. エレニ・カラインドルーのCD
  2. 安野光雅
  3. 佐伯泰英の 「だいとくや?シリーズ」
  4. 三浦綾子 『夕あり朝あり』
  5. マンガ
  6. 浅田 彰
  7. ヴォネガット
  8. 立花 隆
  9. 藤田宜永
  10. 韓国系の映画雑誌
  11. 高峰秀子 『わたしの渡世日記』
  12. 佐々木高明 『照葉樹林文化の道』
  13. 問題集 (一般常識の)
  14. 数学の本
  15. 『新 厚岸町史』
  16. 道東の商店街が載ってる本?

 2、7、8、14が売れる。
 16打数4安打。打率 2割3分5厘。


2012年3月6日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第64試合


  1. 佐伯泰英
  2. 図書カード
  3. 千賀一生

 一日中、小雪がふっていた。
 商店街の先輩に 「今年はまだ雪だるま作ってないんじゃない? 見たいなァ、雪だるま。早く作ってくれないかなァ〜」 とおだてられ、閉店後に特急でひとつこしらえる。
 「古本屋なんだから、二宮金次郎が本読んでるみたいなのを作ってほしいなァ〜」 というリクエストは高度すぎて、30分のやっつけ仕事のなかでは応えられず。 オーソドックスな像に落ち着いた。

 1が売れる。
 3打数1安打。打率 2割3分4厘3毛。

2012年制作の雪だるま


2012年3月5日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第63試合


  1. 天丼の本
  2. はんかくさい音楽のCD
  3. 新潮文庫の太宰 治
  4. だいわ文庫の大下英治?
  5. 今 柊二
  6. 春陽文庫の角田喜久雄の時代小説
  7. 東野圭吾

 最近は、店で歌ったり踊ったり忙しくて他の仕事が手につかないんだよ。 駅裏の某所で古物商を営み30年になるT川さん (仮名) がそっと耳打ちしてくれた椿事である。

 このところ毎日のように常連の歌謡曲さん向けのシングルレコード作りに勤しんでいる。 狙いが当たってこれまた毎日のように来てもらえるのはよいけれど、 質問魔の歌謡曲さんに乞われるまま懐メロソングを歌っていたら、 そのうち踊りまで踊らされる羽目に陥ったのだった。

 困った困ったとこぼしつつ満更でもない顔をしているT川さん。 日々レパートリーが増えており、自作の踊りも編み出したと伝え聞く。 歌謡曲さんが喜ぶから仕方なく踊るのか、自慢のステップを披露したくてその結果相手に喜んでもらえるのか、 傍目には判断がつかない情勢だ。
 歌謡曲さんってば、社長ンとこばっかり入りびたって、アタシには踊ってほしくないのかしら。 蚊帳の外におかれた支店従業員のK島 (仮名) が場末の踊り子めかした口調で拗ねているという話も聞いた。

 そうはいってもT川さんの持病の足腰の痛みが軽減したわけではまったくない。 歌って踊って質問責めにあった日は閉店近くになると、どっと疲れが押しよせるという。 T川さんがスクールメイツの中の人でなくて本当によかった。

 皆さんも日頃からお客さんの要望に応えられるよう鍛錬しないといけません。 これからの古本屋は一芸に秀でていなければならないのです。 そう注意をうながすゴーゴー世代のT川さんなのであった。
 7打数0安打。打率 2割3分3厘5毛。


2012年3月4日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第62試合


 博物館と図書館に寄り、いつもより遅めに店を開ける。 博物館では、発売まもない 『「ヤマの話を聞く会」 記録集 2』 を入手した。
 収録された語りはいずれも貴重なものだが、 なかでも 「昭和29年の教訓 太平洋炭砿ガス爆発事故とその後」 は語りづらいことをよくぞと思う。 読みやすいレイアウトも特筆である。
 詳しい入手方法は、 こちら をどうぞ。

 前日、映画の先生から淀川長治のカセットテープをいくつか貸してもらった。 『淀川長治 映画の旅』 という全6巻の 「しゃべり下ろし」 のシリーズ。 1990年にEPIC ソニーレコードから発売されたものである。

 「皆さん、こんにちは。淀川でございます。 もう私はいつもテレビで、妙な、妙な顔をいたしておりますが、今日は幸いマイクの前でお話しますので、 私の80歳の老顔、老顔ってきたない顔ですよ、お見せしなくてよろしゅうございますから、 非常に気楽で、今日はアメリカ映画をお話したいと思いますけれども・・・・・・」

 手はじめに、「第二巻 アメリカ編 I」 を店でかけてみたが、 対象への没入の深さとそれを説く滋味に富む語り口のなんとすばらしいことだろう。 いつ聴いても惚れ惚れとしてしまう。

 出張買入のため、午後5時で店を閉める。
 0打数0安打。打率 2割3分7厘9毛。


2012年3月3日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第61試合


  1. 田中慎弥 『共喰い』
  2. 『呉 清源 21世紀の碁』 全10巻
  3. 釧路のガイドブック

 囲碁好きのお客さんが、先日うちでお買い上げになった本の巻末広告を指さして、 「『呉 清源 21世紀の碁』 全10巻ってのを手に入れてくれないかい」
 あいにく店に在庫はなかった。 普段だと仲介は手がけていないのだけれど、いつも来てくださる方なのでそうもいかない。 前金をいただき、「日本の古本屋」 で代わりに注文をかけた。 当店の売上げではないので安打にはならない。
 3打数0安打。打率 2割3分7厘9毛。


2012年3月2日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第60試合


  1. 森高千里のなにか
  2. 橋川文三 『三島由紀夫論集成』

 電話で橋川文三の 『三島由紀夫論集成』 を訊かれる。 かつての常連さんの数年ぶりになるなつかしい声だった。 サイト掲載品が本店にあり紹介する。
 2打数1安打。60試合を終えて、371打数89安打。打率 2割3分9厘8毛。


2012年3月1日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第59試合


  1. 『史記列伝』
  2. なんか新しいの
  3. 「くしろふるさとカルタ」

 日曜日にまなぼっとで大会がひらかれる 「くしろふるさとカルタ」 が先週につづいて売れた。 2005年の発売時からゆっくり時間をかけていくつも売ってきたが、とうとう在庫が一組になった。

 昨日の 「北方文芸」 のお客さん、本店で現物をご覧になり100号はキャンセルに。 よって1安打マイナスにする。
 3打数1安打から 前日の1安打分をひいて 3打数0安打。打率 2割3分8厘4毛。

 小田光雄氏の 「出版状況クロニクル」 が更新された。


2012年2月29日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第58試合


  1. ポール・ギャリコ (できれば 『雪のひとひら』)
  2. 北 杜夫の字の大きいやつ
  3. 西山太吉
  4. アーサー・ヘイリー
  5. 「北方文芸」 第94号
  6. 「北方文芸」 第100号
  7. 綾小路きみまろ
  8. 高野悦子 『二十歳の原点』
  9. ワインの本

 時折札幌から出張でみえるお客さんから、電話で 「北方文芸」 誌のバックナンバーの問い合わせあり。 ネットで当サイトをご覧になったという。 本店にある2冊の在庫がおとりおきに。
 9打数2安打。打率 2割4分0厘4毛。


2012年2月28日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第57試合


  1. ヨーロッパの歴史の本
  2. ナチスドイツに関する本
  3. あれ (コリン・デクスター)
  4. ボワロー&ナルスジャック
  5. 串田孫一
  6. 吉川英治の 『三国志』
  7. 北山耕平
  8. 『黒松内町史』 の下巻

 昨晩、自室の積ン読本を整理してから鼻水がとまらない。 出勤後ますますひどくなる。 純粋培養のほこりを大量に吸いこんだものらしい。 ティッシュを多用しているうち、鼻血ブーになってしまった。

 『ナチ将校の妻 あるユダヤ人女性 55年目の告白』 が売れる。
 先週訊かれた 『羊たちの沈黙』 の映画パンフもこの日もらわれていく。
 8打数2安打 (内1安打 2/22分)。打率 2割4分0厘8毛。


2012年2月27日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第56試合


  1. 「男と女のなにゲーム」のシングルレコード
  2. 中村雅俊のシングルレコード
  3. 竹内まりやのシングルレコード
  4. ジュディ・オングのシングルレコード
  5. 布施知子 『折り紙でつくるギフトボックス』
  6. 碁の本
  7. シャンソンのCD
  8. 「青年歌集」
  9. 小林一茶
  10. 平 清盛に関する本
  11. 蛭川 立
  12. 田中角栄に関する本
  13. 角田喜久雄

 店の通路に面出ししてある本の上に季節はずれの木の葉が一枚落ちていた。 つまみあげようとして、薄切りのボロニアソーセージだと気付いた。
 これ、オレが昨日の昼どきにたいらげたコンビニパンの具じゃないか。 丸くてひらべったいソーセージにくっきり歯型がついてやんの。 1日たっていい感じにひからびていて、よりいっそう木の葉っぽい。 擬態が上手な南米の昆虫といった風情すらただよわせている。

 幸いビニールがけした雑誌の上だったので汚れてはいない (ソーセージが、ではなく雑誌が)。 惣菜パンのときは具が落ちないように細心の注意をもっていただくのであるが、 どうしていちばん美味しいところを落としてしまったのだろう。 その場ですぐに気付かなかったのだろう。 とても残念である。
 いくら店が閑だからといって通路で食べていた行儀の悪さも減点だ。

 「あのねあのね、 男と女のなにゲーム ってレコードある? ほら、武田鉄矢が誰か女の人と歌ってたやつ。なにゲーム?なんとかゲームの歌」 と歌謡曲さんからのリクエスト電話あり。 マスゲーム?罰ゲーム? なにゲームという疑問形の呼び方が可笑しくて電話口でふいてしまう。
 そこまでわかっているならもう正解のようなものだが、 歌謡曲さんはふざけているわけでも、こちらを試そうとしているわけでもない。 お応えしたいところだが、ブツがない。 申し訳ない。

 9、12、13が売れる。
 13打数3安打。打率 2割4分0厘6毛。


2012年2月26日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第55試合


  1. 「刑事コロンボ 別れのワイン」 のDVD

 「刑事コロンボ」 のDVDはないのである。 二見書房のサラ・ブックスのノヴェライズ本なら1冊あったはず。 駄目元でお客さんに見せようとしたら、それが 「別れのワイン」 の巻だった。 実は本も探していた、図書館にもなかったとおっしゃってお買い上げいただけた。
 昨年の同時期にくらべて3分5厘も打率が低迷しているいま、 この僥倖はぜひ安打に認めて顕彰したい。

 前日訊かれた寒川本のうち、 『北海道文学全集』 の方が本店で売れて、1安打追加。
 1打数2安打 (内1安打 2/25分)。打率 2割4分1厘0毛。


2012年2月25日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第54試合


  1. 寒川光太郎
  2. 第三小学校の学校史
  3. 研究社のリーダーズの英英辞典
  4. 原田康子
  5. レディバードの 「アンゲン童話シリーズ」

 寒川光太郎は本道ゆかりの小説家。 戦前に芥川賞を受けている。
 『敵 南方戦記小説集』 と、3編収録の 『北海道文学全集 第14巻』 の2点、本店に在庫があった。 お客さん、後日向こうに行ってみるとのこと。 高校で寒川の兄に授業を教わっていた方だった。

 釧路の第三小学校といわれてもピンとこなかったけれど、どうやら東栄小学校のことらしい。 正確には 「釧路第三尋常小学校」。 4年前に統廃合されて今はない。
 お客さんには本店に70年誌と80年誌があることを伝える。 少しして前者が売れたぞと社長から連絡がくる。
 5打数1安打。打率 2割3分5厘8毛。


2012年2月24日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第53試合


  1. かなの本
  2. 中学校の英語の教科書
  3. 雑誌 「ケランケラン」
  4. 光野有次 『バリアフリーをつくる』
  5. 書道字典のような本

 久々のまとまった降雪。 そっちこっちで雪かきをしてから店を開ける。
 毎日みえる毎日さんに 「昨日の NHKの爆笑問題の番組 に中野三敏さんが出てて、神保町にも行ってたよ」 と教えてもらうが、そのことを知らない私は同じ時間 「アメトーーク」 の東京に出てきたいけど芸人をながら視聴していたのだった。

 二玄社の 『原色かな手本 寸松庵色紙』 が売れる。

 2011年の号を中心に、白泉社の 「MOE」 が10数冊入荷した。 並べる前に 「あらいぐまラスカルと永遠の 「世界名作劇場」」 特集号をついつい熟読。 おいで きょうも ラスカル ぼくのひざへ〜。 角川文庫の原作本 『はるかなるわがラスカル』 は去年売れてしまった。
 5打数1安打。打率 2割3分6厘3毛。


2012年2月23日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第52試合


  1. 雑誌 「田舎暮らしの本」
  2. 高倉 健の 『網走番外地』 のレコード
  3. 古いマンガ本
  4. サンコミの 『仮面ライダー』 の3巻
  5. 『井上ひさし全芝居』 の
          『泣き虫なまいき石川啄木』 収録巻
  6. 「くしろふるさとカルタ」
  7. 映画 『スネーク・アイズ』 のパンフレット

 3月4日 (日) 9:30〜15:00、 「第7回 くしろふるさとカルタ大会」 が開かれる。 場所は、 まなぼっと幣舞 2階の多目的ホール (参加無料・詳細はリンク先をどうぞ)。
 当店でも新品の ふるさとカルタ を2,000円で販売している。 その旨記したウィンドウのポスターを見てくれたのか、 2人組のちびっこがうれしそうに買っていってくれた。 きっと大会に出るんだろうな。

 前日とは別の映画パンフのお客さんがみえる。 これも探しておきますとお伝えし、後で首尾よくパンフの箱から出てくる。 常連さんなのできっと売れるだろうと踏み、安打に加える。
 7打数2安打。打率 2割3分6厘9毛。


2012年2月22日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第51試合


  1. のし紙
  2. 映画 『羊たちの沈黙』 のパンフレット
  3. 映画 『シャイニング』 のパンフレット
  4. パッチワークの本
  5. フリーダ・カーロに関する本
  6. 折り紙の本
  7. 凧の本
  8. 川崎長太郎

 メキシコ生まれの高名な画家の本は、 堀尾真紀子 『フリーダ・カーロ 引き裂かれた自画像』が単行本版と文庫版の2種あり。 お客さん、前者を選んでいかれる。
 映画パンフの方には後で探しておきますと返事。 『羊たちの沈黙』 がみつかる。 また来てくださるそうなので、後日売れたら安打にしたい。
 8打数1安打。打率 2割3分5厘8毛。


2012年2月21日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第50試合


  1. 渡部昇一
  2. 堺屋太一
  3. 太宰 治とか文豪の本
  4. 私向きのCD
  5. 北九州の地図
  6. 骨董の本

 「これ、売れないねェ」
 折にふれて2階ラルゴの喫茶部長と言い合う木彫りの像があった。 本店から無償トレードされて幾歳月。 どういう由来の品かはまったくわからない、たぶん大陸の方から流れついたにちがいない仙人風の像だった。
 階段上がり口の横にどっかりと鎮座ましまし、 誰の目にもとまらないままやがて本に埋もれ、商品というよりほとんど店の備品と化していた。

 悪だくみをしていそうな面構えをして徳が高いようにはちっともみえない禿頭の老怪人。 もしかしたら夜中に動きだしてラルゴの冷蔵庫を漁っているかもしれない、 そうであっても全然驚かない魔人のような作りのそれがついにこの日売れた。

 お客さんに手渡そうとしてよく見ると、頭部が妙につやつやしている。 一度も拭いたおぼえはないのに、そこだけ埃をかぶっていないのだ。 磨きこまれた飴色のどたま。 お前さん、いつからそんなだったんだい。
 「おかしいですねェ」
 「上にあがっていく人みんな、頭撫でていってたのよ」 とほくほく顔のお客さん。
 ホントかしら。 ハンカチ振って見送った後に惜しくなって、いっそ写真を撮っておけばよかったわ。

 2、3、6が売れる。
 6打数3安打。50試合を終えて、310打数74安打。打率 2割3分8厘7毛。


2012年2月20日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第49試合


  1. 囲碁の本
  2. 原田康子
  3. 楷書の基本を学べる本
  4. 東野圭吾
  5. 70年代の釧路の地図
  6. 開高 健 『風に訊け』
  7. 碁の本
  8. モンテーニュ 『エセー』

 1、2、3、7、8が売れる。
 1と7は同じ囲碁の本でも別の方。 2は釧路新書の 『挽歌」 物語 作家原田康子とその時代』。 3は二玄社の 「書道技法講座」 の楷書の巻。 8は岩波文庫版の1巻と、岩波新書の原 二郎 『モンテーニュ 『エセー』 の魅力』。
 8打数5安打。打率 2割3分3厘5毛。


2012年2月19日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第48試合


  1. 「みるみる上達名作アニメで英会話
                        シンデレラ」
  2. 英語の本
  3. 土門 拳
  4. 「古寺巡礼」 みたいな本
  5. 金澤志保の詩集
  6. 炭鉱の本

 「日本を愛した写真家 土門拳の古寺巡礼」 展を開催中の 釧路芸術館 によってから店を開ける。 仏像や寺の細部に目をこらそうと顔を近づけたり離したりしていたら、予定よりも長居してしまった。
 午後本をお売りいただいたお客さんに、その土門 拳の著作を訊かれる。 北大通店にはなにもなく、本店には全集の文楽の巻があるくらい。
 芸術館には、『古寺巡礼』 の初刊本全5集などがガラスケースに展示してあった。
 6打数0安打。打率 2割2分2厘9毛。


2012年2月18日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第47試合


  1. 塩野七生
  2. ジョン・アーヴィング
  3. スタインベック 『チャーリーとの旅』
  4. アンデルセン 『即興詩人』
  5. 浅田次郎
  6. 三浦綾子 『泥流地帯』
  7. 「中一時代」
  8. 五木寛之
  9. 黒木 瞳の限定盤のCD

 ロバート・アルトマンの映画 『ナッシュビル』 がついにDVD化された。 これまで方々でいいよいいよと吹聴されてきた作品だ。 近々心してみてみよう。
 映画の先生が早速手に入れたよとお出でになった。 初公開のとき以来だからおよそ30数年ぶりの再見になるというが、記憶にたがわず素晴らしかったそうだ。

 という話をうかがっていると、店の奥で本をご覧になっていた前夜のラルゴライブの主役 よしだよしこさんが 「ナ、ナッシュビル!」 と身を乗り出してきた。
 曰く 「キース・キャラダインがいいのよ」。 プロのシンガーソングライターにとっても特別な意味をもつ名画だったとみえる。 見知らぬお客さん同士が1本の映画をめぐって意気投合する現場に居合わせたのがうれしい。

 「社長に言って台湾に支店を開きなさいよ。そしたら年に2回は行ってあげられるから」
 昨晩から何べんも繰りかえした助言を残して、よしこさんは次の演奏地の白糠町へと旅立っていった。

 1、2、4、5、8の文庫が売れる。
 9打数5安打。打率 2割2分7厘5毛。


2012年2月17日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第46試合


  1. 河井寛次郎
  2. 足立美術館に関する本
  3. 松竹新喜劇のDVD
  4. くるるの立体地図
  5. 「日経 おとなのOFF」
                2011年3月号 聖書入門
  6. エンデ 『モモ』

 朝一で本店経由のお客さんに、河井寛次郎特集の雑誌 「炎芸術」 が売れる。
 くるるの立体地図というのは こちら のこと。 9丁目の くるる で無料配布していることを教えると、お客さんはしばらくして 「もらってきたよ」 と見せにきてくれた。
 6打数1安打。打率 2割1分7厘0毛。

 夜7時より、2階の喫茶ラルゴにて 「 よしだ よしこ  冬の終わりのソロ・ライブ」 が開かれる。
 北海道ツアーの初日である。 パーカッションの永原 元さんとコンビを組んだ過去3回とちがって、歌い手ひとりの舞台でもある。 受付をこなしてから、私も客席に混じって音楽に身をゆだねた。


2012年2月16日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第45試合


  1. 曽野綾子 『神の汚れた手』
  2. エディット・ピアフに関する本
  3. 松本清張
  4. イザベラ・バード
  5. 茶道の本

 先週の当欄で、サボテンのたにさん発案の 「植物部」 なるものを紹介した。 植物愛好家によるまったりとした集まりを希望したものらしい。 ささやかながら部員募集をかけてみたのだけれど、その後の反響は特にない。
 昨年末に、常連の画伯や堀江さんと馬鹿騒ぎをした忍者ネタのときも、 興味を示したのはズリ山裏道さんくらいだったので、まぁそんなものなのかもしれない。
 その後、たにさんからはミニ看板と植物部日誌の画像が届いている。 やる気まんまんじゃないか。

 2と5が売れる。 3と4は、在庫があったのにあと一歩届かなかった。
 5打数2安打。打率 2割1分8厘1毛。

ミニ看板と植物部日誌の画像


2012年2月15日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第44試合


  1. 北海道情報誌 「HO」
  2. ウンベルト・エーコ 『薔薇の名前』 の下巻
  3. 吉 幾三のシングルレコード

 このところ定例となった歌謡曲さんからの電話問い合わせ。 吉 幾三は3枚あった。 1時間ほどしておみえになった歌謡曲さんに 「酒よ」 と 「雪国」 が売れる。
 売れ残った 「と・も・子」 もいい曲なんだがなァ。 というのも、去年 「伊集院 光 深夜の馬鹿力」 ではじめてきいた同曲が忘れがたい破壊力を持っていたため。

 「前に吉 幾三が釧路にきたとき見にいったけど、 ステージでいやらしいこというから、ありゃ駄目だァ」 とおっしゃる歌謡曲さんも、 「と・も・子」 の この歌詞 を知ったなら、考えが変わるのではないか。 とも子や〜い! 余計なお世話か。

 エイムックの 「趣味の文具箱」 や 「カーサ ブルータス」 のインテリア特集号、雑誌 「pen」 など、 美麗な雑誌やムックが大量に入荷した。 眺めていると見惚れてしまうので、あわてて階段横の本棚に飾ることにする。
 ちなみに今月25日 (土) は、ご近所の佐藤紙店さんで恒例のペンクリニックが行われるそうな。 図々しくうちの新入荷情報と絡めてみた。

 文房具といえば、先日エミリーさんからもらった自然の木の枝をつかった無骨な鉛筆。 どうやって芯を埋めこんだのだろう。 みたところ枝を割った形跡はない。 穴をあけてから通したにしては芯にゆるみが見当たらない。
 春日三球・照代の地下鉄漫才を思い浮かべてしまう。 ネットで調べればすぐにわかるのだろうが、あえて謎のままにしておく。
 3打数1安打。打率 2割1分4厘8毛。


2012年2月14日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第43試合


  1. 安全地帯のシングルレコード
  2. チューリップのシングルレコード
  3. 松田聖子のシングルレコード
  4. 松本伊代のシングルレコード
  5. 「丸」 2001年2月号
  6. アルファ波のでる波音のCD
  7. 鳥の鳴き声のCD
  8. 洋書
  9. 「寸松庵」
  10. 島倉千代子 『人生いろいろ』
                    のシングルレコード
  11. 彭 見明 『山の郵便配達』

 店をあけてまもなく、歌謡曲さんからの電話リクエストが入る。 シングルレコード4連投はいずれも空振り。
 それから7時間後、森 進一ファンさんがやってきて、『人生いろいろ』 の在庫を訊かれる。 あいにく先週歌謡曲さんのもとへと巣立ってしまったばかり。 なぜか千代子がモテている。

 軍事・戦記ものの雑誌 「丸」 をお探しの方あり。 目当ての号は棚になかった。
 釧路市立美術館 で開催中の展示 「石原清雅の書」 に 「丸」 のバックナンバーが飾ってあったことを話すと、 お客さんが探していたのは、まさしくその号。 同じ展示をみて手元におきたくなったという。
 地元書家の展覧会に、作品とは一見無縁の雑誌が並んでいるのは理由がある。 戦時中、石原清雅さんが特別攻撃隊の操縦員だったからだ。 美術館の 「丸」 の記事には、まだ20代のころの石原少尉の写真が載っていた。

 金曜日にエミリーさんが尋ねたフィリップは、フランスの作家シャルル=ルイ・フィリップのことだった。 いま読んでいる志賀直哉の短編に出てくるらしい。 岩波文庫の 『朝のコント』 があり、この日お求めいただく。

 他に、波音のCDが売れる。
 11打数2安打 (内1安打 2/10分)。打率 2割1分3厘4毛。


2012年2月13日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第42試合


  1. 司馬遼太郎 『街道をゆく』 の
          カバーが熊谷博人デザインの単行本

 アトムさんから、死にそうな顔色をしていますねと指摘される。 これはひょっとして、オレもいよいよ 流行にのった ってことか。 ゾンビはやってる もんなァ (感慨深げに)。
 1打数0安打。打率 2割1分4厘8毛。


2012年2月12日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第41試合


  1. 『知里真志保著作集』 の植物の巻
  2. きくち体操の本
  3. 「土門拳の古寺巡礼」 の割引券
  4. ケセン語の聖書
  5. 海事関係の本
  6. カツ丼

 野口体操の本をレジ前に飾っていたら、それに目を留めたお客さんから 「 きくち体操 の本はある?」 と訊かれた。
 あたりまえ体操 もあることだし、こうなったらなんでもありのような気がして、即席の豊文堂体操をこしらえそうになる。 もちろん普段の店内での基本動作をベースにした体操だ。 健康にはおよそ寄与しそうにない地味で奇怪な動きになりそうなので考えるのを止す。
 6打数0安打。打率 2割1分5厘6毛。


2012年2月11日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第40試合


  1. カール・ブッセの詩集
  2. 笹本恒子
  3. 画集
  4. ヘアスタイルの本
  5. 『梁塵秘抄』
  6. 岩下尚文

 サボテンのたにさんから探求書のメールが届く。 多肉植物の愛らしさにめろめろになっているお客さんで、 現在当サイトのトップページを飾っているはなまめちゃんの脱皮画像もこの方のもの。 今春、たにさんが育てているなかから一株里子に分けてもらうことになっている。

 メールには探求書のほかに、植物部なるものを結成してみたいという、 ご本人いうところの 「妄想」 も記してあった。
 植物に関する事なら何をやってもイイ、ゆる〜い部 (ただし法令は遵守)。 北大通店2階のラルゴで月イチの部会を開催。 部活動記録ノートや看板も作ってみたい。などなど。
 妄想はいつか実現するかもしれません。 興味をお持ちの方は、当店までお問い合わせください。
 6打数0安打。40試合を終えて、249打数55安打。打率 2割2分0厘8毛。

サボテンのたにさんが育成中の現在のはなまめちゃんの脱皮画像。古い体を破って、中から新しい体が出てきているところ。


2012年2月10日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第39試合


  1. オススメの本
  2. 雄別鉄道の切符
  3. 大熊由紀子
          『寝たきり老人のいる国 いない国』
  4. 釧路の映画マップ
  5. 小檜山 博
  6. フィリップ?
  7. 島倉千代子 『人生いろいろ』
                    のシングルレコード
  8. 石川さゆり 『津軽海峡冬景色』
                    のシングルレコード
  9. 橋本 治 『桃尻語訳 枕草子』の文庫本
  10. オススメの本
  11. 金田たつえのシングルレコード
  12. 小柳ルミ子のシングルレコード
  13. 歴代のグラミー賞が載っている本
  14. 乗馬の本

 ふたりの人にオススメの本を尋ねられる。 午前にみえた方はこちらがヒントを訊きだそうとする前に自分で選んで買っていかれた。 夕方きた若者は 「本ってあんま読んだことないんスよねェ。でもなんか読みたくて。オススメのないっスか」。
 選ぶ基準になりそうな手がかりを乞うたが、バスの時間があるのでまた来ますとすぐに帰っていった。 その意気込みが長つづきしますように。

 小檜山 博をお探しのお客さんは、JR北海道の車内広報誌の連載エッセイでこの作家を知ったとのこと。 北大通店に在庫はないが、本店にあった 『人生という旅』 ががドンピシャで目当ての本だった。 後ほど、本店の社長から同書が売れたと報告が入る。

 夕方、歌謡曲さんから恒例の電話リクエストあり。 千代子とさゆりでヒットを飛ばす。 問い合わせがピンポイントなのは以前から在庫を把握していたかららしい。 近場にお住まいの方なのですぐに自転車で駆けつけて買ってくださった。
 たつえとルミ子は鳴かず飛ばずだった。
 14打数3安打。打率 2割2分6厘3毛。


2012年2月9日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第38試合


  1. 健康の本
  2. 額縁
  3. 日本のロックのレコード (ボウイなど)

 店ン中片付けていて椅子に座ったら、「ぎゃッ」 て呻いちまったんだよ。 駅裏の某所で古物商を営み30年になるT川さん (仮名) の身を襲った椿事である。
 どうしたものか画びょうが2個椅子の座面に、それも針を上にむけて乗っかっていたのだという。 そこへ思いきり腰をおろしたものだからブスリと尻肉をやられてしまった。 マンガの一齣のようだ。

 そんなに都合よく画びょうが落ちているものだろうか。 最前まで何もなかったはずの椅子の上に。
 いたずら好きの妖精のしわざなのか、はたまた大文字の存在が顕すおごそかな託宣なのか。 いずれにせよ不信心者の人生観を揺るがしかねない、ほんとにあった怖い話である。

 瞬間的な痛みですんだため、T川さんがかかりつけの皮膚科に駆けこむことはない。 ただし自慢の双丘にはふたつの血豆が刻印されたままだ。 T川さんが売出し中のグラビアアイドルでなくてよかった。
 皆さんも椅子に腰かけるときはよくよく注意しなくてはいけません。 あなたのやわらかな桃尻に喰いつこうと凶悪な顎が待ち構えているかもしれないので。 そう注意をうながすあわてんぼうのT川さんなのであった。
 3打数0安打。打率 2割2分7厘0毛。


2012年2月8日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第37試合


  1. アポリネールの詩集
  2. 渡辺淳一 『雪の北国から』
  3. 遠藤周作 『沈黙』
  4. 山田風太郎の日記
  5. アガサ・クリスティー
  6. 鏑木清方 『明治の東京』
  7. 『北海道警察 日本で一番悪い奴ら』

 山田風太郎は 『戦中派不戦日記』 が売れる。 同じお客さんがクリスティーもご指名。 仕入れたばかりのハヤカワ・ミステリ文庫が10冊ほどもらわれていく。 「今晩テレビでポワロをやるのよ〜」 とその原作も。
 他には、3と7が売れる。
 7打数4安打。打率 2割3分0厘0毛。


2012年2月7日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第36試合


  1. 赤穂浪士の大石内蔵助の
                辞世の句が載っている本

 昨日と同様外はあたたかく、店もまた静か。 氷がとけて車道に水たまりができている。 剣先スコップで水路をつくり排水溝に逃がしてやる。

 よく来てくださる方が失業した。 雇ってくれませんかと冗談めかして言われる。 普段どおりの本の話をすることしかできない。

 あら楽し 思ひは晴るる 身は捨つる 浮世の月に かかる雲なし

 大石内蔵助の辞世の句なのだそうだ。
 暗くなって通りに霧が立ちこめてきた。 店も霧にかき消される。
 1打数0安打。打率 2割1分9厘1毛。


2012年2月6日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第35試合


  1. 池井戸 潤 『空飛ぶタイヤ』 の下巻
  2. クリムトの画集
  3. 佐々木栄松の画集
  4. 洋裁や編み物の本
  5. エリオットの詩集
  6. 細川周平 『サッカー狂い』 の初版

 ここ数週間で、もっともあたたかい一日だったのではないか。 人出が見こめるのにちがいなく、うはうはしながら新着本を並べていたのだけれど、 あにはからんや店内は常時すいており 時折放られる在庫問い合わせという名の球にもフルスイングの空振りを喫するばかり。

 それでもクリムトの図録に予約がはいる。 北大通店には在庫がなく、本店の分を持ってきてもらうことになった。 後日お客さんに現物をみてもらって、売れたら安打扱いにしたい。
 6打数0安打。打率 2割2分0厘1毛。


2012年2月5日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第34試合


  1. 本をはさむやつ
  2. 太宰 治 『お伽草子』
  3. 英和辞典
  4. 川本三郎
  5. 小沢昭一
  6. 大昔の子育ての本
  7. 偕成社の「少年少女ものがたり百科 
                       数のふしぎ」?
  8. いしいしんじ
  9. ペーター=ヘルトリング
  10. 『南総里見八犬伝』
  11. モンキー・パンチ 『ルパン三世』
  12. 上原ひろみのCD
  13. 童謡のCD

 前日、『桃尻語訳 枕草子』 を尋ねてきたエミリーさん、やっぱり買うことにしますとおっしゃる。 単行本の上中下巻の3冊が、エミリーさんのおとりおき本をしまう通称 「エミリー箱」 へと一旦収められることになった。

 他に、岩波文庫の 『南総里見八犬伝』 の4〜9巻が売れる。
 13打数2安打 (内1安打 2/4分)。打率 2割2分6厘4毛。


2012年2月4日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第33試合


  1. 心理学の入門書
  2. 橋本 治の 『枕草子』

 くしろ冬まつり が開幕した。 くしろ氷まつりと長年呼び習わされていたものが心機一転、 今年から名称を変えたわけだが、特長が薄れてしまったようでしっくりこない。
 商店街では、北大通7丁目のみずほ銀行駐車場にて、ちびっこ限定のワカサギすくいやテント市を行った。
 北大通店は1,000円分の古書券なるものを5枚、くじ引きの景品として発行。 店まで引き換えにみえたのが4名、内半分の方がその場で本を選んでいかれた。 あと1人はどこへ?
 2打数0安打。打率 2割3分1厘1毛。

 前夜の 「アメトーーク」 は読書芸人の回。 こちらの期待値が高すぎた。


2012年2月3日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第32試合


  1. I SO9001についての本
  2. 盛 厚三 「原野の思索家 長谷川光二」
  3. まぐろ土佐船の本
  4. 六法全書の電子のピョコピョコするやつ
  5. 「現代アート手帖」?

 「原野の思索家 長谷川光二」 の問い合わせを受ける。 著者の 盛 厚三 さんは昨秋、『「挽歌」 物語 作家原田康子とその時代』 (釧路新書) を上梓された方。 お客さんは新書刊行記念に図書館で行われた講演で、この鶴居の開拓俳人のことを知ったのだという。
 盛さんのブログによると、「原野の思索家」 は20年前 「釧路春秋」 誌に全2回にわたって連載したもの。 加筆訂正をして今春の刊行をめざしているとあった。 さいわい掲載誌の在庫があり、お求めいただける。

 ついに訊かれてしまった。 六法全書の電子のピョコピョコするやつ。 これすなわち六法全書をダウンロードした電子書籍の端末のことであろう。 や、そうらしいのだが話がみえず結局よくわからなかった。 全然ちがうものだったりして。 いずれにせよ六法全書は置いていないと説明する。 電子のピョコピョコとは無縁の古本屋であることも言い添えて。
 電子書籍といえば、 こんなニュース を最近知った。

 節分の日だというのに、豆の本も鬼の本も福の本も訊かれない。
 5打数1安打。打率 2割3分3厘5毛。


2012年2月2日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第31試合


  1. 西村京太郎
  2. 荻生徂徠 『政談』
  3. 大洋図書の小妻容子の画集
  4. ちくま学芸文庫の 『史記』
  5. リルケの詩集
  6. コクトーの詩集
  7. 新しいの (CD)
  8. 折り紙の本

 毎日みえる毎日さんが 「小妻容子って画家がいるんだけど知ってるかい?」
 聞き覚えのない名前だった。 大洋図書から画集が出ているので調べてくんないかとのこと。 た、大洋図書ですか。 にわかにピンク色の霧がたちこめてきた。 検索サイトに伺いをたててみる。

 小妻容子・・・・・・「奇譚クラブ」 に投稿入選・・・・・・ 刺青画で知られ、国際的にも 「緊縛世界の北斎・歌麿」 と絶大な支持を得る・・・・・・うんぬんかんぬん。
 「大洋図書から出ている本は 『小妻容子秘画帖 豊艶の濫り』 だそうです。 他にも名前があって、えーと、小妻 要ともいう」
 「なんだ、男か!」
 なにを思い描いていたのかはわからないけれど、毎日さんのちいさな夢を壊してしまった。
 「値段はいくらになってる?」
 「さんまんいっせん・・・・・・」
 「そんなにするのか!」
 大洋図書の代わりに謝っておいた。

 西村京太郎と折り紙の本が売れる。
 8打数2安打。打率 2割3分4厘3毛。


2012年2月1日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第30試合


  1. カンテーダンスのシングルレコード
  2. ピンク・レディーのシングルレコード
  3. 映画 『フラッシュダンス』 のパンフレット
  4. 軽く読める本
  5. 渡部昇一
  6. 司馬遼太郎 『坂の上の雲』
  7. 農文協の 『聞き書 富山の食事』

 カンテーダンスがわからない。 歌謡曲さんの電話リクエスト。 聞き間違いのような気がして何度も聞き返すが、カンテーダンスとしか聞こえない。
 こんなときはいつも歌ってもらうことにしているので、今回もお願いする (リクエストした方がリクエストされる罠)。 む。やっぱりわからない。 外国の歌手で、男女のデュオで、イエスタディなんとかっていう曲があって、 と進んでようやく思い当たる。 なんのことはない。 カーペンターズなのだった。
 でも電話を通すと、カンテーダンスと聞こえる。 受信者の問題だな。

 4曲入りのEP盤 『シング』 があった。 家が近いという歌謡曲さん、すぐに駆けつけてお買い上げに。 2と3も訊かれるが、そちらはない。
 お会いするのは今年はじめてになる。 年始に体調をくずして42度の高熱が出た。 まだ本調子ではないとも。

 他に、渡部昇一ファンの方に 『発想法』 が、本好きのご夫婦に『聞書き 富山の食事』 が売れる。
 7打数3安打。30試合を終えて、184打数43安打。打率 2割3分3厘6毛。

 小田光雄氏の 「出版状況クロニクル」 が更新された。


2012年1月31日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第29試合


  1. アポリネールの詩集
  2. ポーの詩集
  3. リルケの詩集
  4. 山崎豊子
  5. 釧路の地図

 今年になってから、海外の有名な詩人の本を探しに立ち寄ってくださる方がいる。 静かな夜半に温かな飲み物を用意して、詩のなかのことばにじっと耳を傾けるのが最近の愉しみなのだと教えてもらった。 この日は新潮文庫の 『ポー詩集』 をお求めになる。

 毎日みえる毎日さんももちろんご来店。 いつもなにかしら探している本がおありの方で、 半年前に尋ねてこられた今 東光の 『十二階崩壊』 もそうした数あるなかの1冊。 前日の買い取り本のなかに同書をみつけ、渡すことができた (去年の成績なのでカウント外だが、せこくアピールしておく)。
 5打数1安打。打率 2割2分5厘9毛。


2012年1月30日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第28試合


  1. 「みんなのコーラス」
  2. 前に棚にあったフランスの
              お菓子のハードカバーの本
  3. 「十八史略」

 昨晩は正体不明の猛烈な足のかゆみに一睡もできなかった。 駅裏の某所で古物商を営み30年になるT川さん (仮名) の身を襲った椿事である。
 これほど辛いかゆさは経験したことがない。 目を赤くして朝をむかえた。 不安がつのる。 営業時間を遅らせて皮膚科の病院へ向かった。 顔見知りの看護士の 「あら、T川さん、××なら先日取ったばかりじゃありませんか」 という無粋な声をふりきって診察室に駆けこむ。 厳かな医者の見立てが下された。
 「かぶれによる炎症ですね」

 そういえば前日、店のストーブに灯油を継ぎたしていて足にかけてしまった。 靴下のゴムのきついところに、それはほんの少し染みこんだだけだというのに。
 塗り薬を処方してもらい、T川さんの足のかゆみは快方に向かいつつある。 ただし肌の赤みは消えていない。 T川さんが年頃の娘さんでなくてよかった。

 皆さんも灯油しゅぽしゅぽを使うときは決して急いてはいけません。 ゆっくりやさしく行うべきです。 そう注意をうながす敏感肌のT川さんなのであった。
 3打数0安打。打率 2割2分6厘7毛。


2012年1月29日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第27試合


  1. 李 恢成

 釧路市立美術館 で、地元書家の 石原清雅 さんの講演を聞いてから店を開ける。 背筋をしゃんと伸ばした立ち姿で、 90年にわたるこれまでの半生を語っていつまでも話していられそうな先生の、 淀みなくまっすぐな話しぶりが目にまぶしい。 よい話を聞いた。

 前日から、札幌の 北海道立文学館 で 「特別展 「李恢成の文学」 根生いの地から朝鮮半島・世界へ」 が始まっている。 北海道新聞の夕刊でも特集が組まれ、早速その反応が当店にも及んだ。
 北大通店の関連在庫は、『われら青春の途上にて/青丘の宿』 (講談社文芸文庫)、 『地上生活者 第3部 乱像』 (講談社)、映画 『伽や子のために』 のパンフレットぐらい。 お客さんが探していたのはちがう作品のようだった。
 1打数0安打。打率 2割3分0厘7毛。

 関東にお住まいのお客さんからダンボール箱が届く。 ここ2年ほど、夏の釧路で避暑をされてきた方。 赤江 瀑の単行本が2箱分いっぱいにつまっている。 私が個人的に読むという条件で譲っていただけることになった。


2012年1月28日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第26試合


  1. 封筒類
  2. ランボーの詩集
  3. ゲーテの詩集
  4. シェリーの詩集
  5. 川田順造
  6. 宮本常一
  7. 福司の搾りたての本
  8. おもしろいCD
  9. 理科年表
  10. 北中の記念誌
  11. マンガの 『岳』
  12. 北なんとかさんが書いた 『南極物語』
  13. 林 望のイギリスもの

 毎度おなじみの画伯がやってくるなり、「福司の搾りたての本はありますか〜ッ!」
 福司 というのは、釧路の地酒である。 訊けば、これから列車に乗って某所でおいしものを食べたり呑んだりしてくるのだとか。 車中でビールをぐびぐびやるつもりらしく早くも顔がほころんでいる画伯だが、 それを聞いているこちらも呑ん兵衛ではないのになんだかとてもうらやましい。 旅心をさそわれる。
 おもしろいCDを1枚予約してもらう。

 当店のサイトで釧路市立北中学校の記念誌を探し当てた方がおみえになる。 サイト掲載書目は白金町の本店に保管してあるが、 目当ての開校50周年記念誌は北大通店にもあった。
 13打数2安打。打率 2割3分2厘1毛。


2012年1月27日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第25試合


  1. 佐藤愛子 『これでおしまい』
  2. 北原亞以子
  3. 角田光代 『八日目の蝉』
  4. 井上荒野
  5. 三浦しをん 『舟を編む』
  6. 中里成章 『パル判事』
  7. 大野英二郎 『停滞の帝国』
  8. さっぽろ文庫のすすきのの巻
  9. コリン・デクスターの新しいの
  10. ハメット 『影なき男』
  11. 怪獣消しゴムが載っている本

 いつも奥さんの本を探しにみえる方が2〜7を、趣味が自然観察という方が8を、海外ミステリファンの方が9と10を、 というように常連さんからの問い合わせがつづく。 これまで何度か訊かれてきたものばかりだが、お応えできたのは北原亞以子の文庫1冊だけ。 とほほ。

 海外ミステリファンのお客さんには前回、デクスターのモース警部ものを1冊お求めいただいていた。 ただしそれはシリーズの最終作。 未読のものがいくつもあるというのに、途中をすっとばしてしまってよいのかしらと躊躇したのだけれども、 それでもよいとおっしゃるのでお渡しした。
 この日読後感を尋ねると、 「モースがホニャララしちゃったの〜。ショックだわ〜」 (ホニャララの部分は自主規制) 。 も、申し訳ございませんと謝る私もシリーズの最後を何気なくバラされてショックだわ〜。
 11打数1安打。打率 2割3分8厘7毛。


2012年1月26日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第24試合


  1. キーツの詩集
  2. イェーツの詩集
  3. 相田みつを 『にんげんだもの』
  4. 相田みつを 『一生感動一生青春』
  5. 内村鑑三 『後世への最大遺物』
  6. こうの史代のエッセイ集
  7. 小さい子向けの絵本
  8. 舞妓さんの髪型が載っている本
  9. 仏教を学べるマンガ
  10. 山崎兵八 『現場刑事の告発
                    二俣事件の真相』
  11. 岩波で2年前くらいに出た美術書のシリーズ

 昨晩思い立って自室の本の整理に手をつけてみたら、予想に違わず目がしょぼしょぼ鼻がむずむずしてきて、 今日になっても症状はおさまらずこれでは風邪引きと変わらない。 店で本をいじっているよりひどいとはどういうことだ。 寒さが追い打ちをかけてほとんど病人の体たらくである。
 11打数0安打。打率 2割5分。


2012年1月25日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第23試合


  1. 北 杜夫 『楡家の人びと』
  2. 河出書房新社のホームズ全集
  3. 写真集
  4. 藤田宜永
  5. 高峰秀子 『わたしの渡世日記』
  6. お酒の本

 午後、本店が停電に見舞われる。 本を選んでいたお客さんには泣く泣くお引取りを願ったと聞いた。 暖房も止まったため、社長は駐車場の自家用車に一時避難するはめに。 世の中いろんなトラブル続き。 仁鶴室長に相談だ!

 常連さんに藤田宜永の文庫が、昔釧路に住んでいたという方に吉田 類の 『立ち呑み詩人のすすめ』が、 それぞれもらわれていく。
 6打数2安打。打率 2割7分0厘6毛。


2012年1月24日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第22試合


  1. 丸い額
  2. 『北海道鉄道撮影地ガイド』 の2008年版

 四角い仁鶴がまァ〜るく治めまっせとは 「バラエティー 生活笑百科」 の口上だけれども、北大通店ではあいにく四角も丸も扱っていないのだった。
 2打数0安打。打率 2割6分7厘7毛。


2012年1月23日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第21試合


  1. 徳川家康の小説
  2. 中公新書の 『ラテン語の世界』
  3. 翻訳ミステリ (ビル・プロンジーニ)
  4. ボードレールの詩集
  5. ワーズワースの詩集
  6. エマーソンの詩集
  7. 武者小路実篤の詩集

 前日よりの雪。 まとまった降雪はおよそ3週間ぶりになる。 量は大したことがないけれど重く湿ったそいつを難儀しながら片づけていると、駅の方から SL 冬の湿原号 の汽笛が聞こえてきた。

 松本清張の 『徳川家康』、文庫の 『悪の華』、『ワーズワース詩集』、『武者小路実篤詩集』 と売れていく。
 7打数4安打。打率 2割7分2厘。


2012年1月22日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第20試合


  1. 「おすすめ文庫王国 2012」 (本の雑誌社)
                       に載っている本
  2. 桜木紫乃 『ラブレス』

 博物館の 「炭鉱映画祭」 上映の日だが、ぐっと我慢をして店を開ける。

 「ここに載ってる本でなにかありますか?」 と本野さん。 「おすすめ文庫王国 2012」 なるガイド本をみせてもらう。 ざっとみたところ、マルケスの 『族長の秋』 がひっかかっただけ。 文庫ではなく単行本の。 それでも同書をお買い上げいただけた。
 今回の直木賞候補作 『ラブレス』 もあわせて訊かれる。 こちらは本店の在庫を移すことになる。
 2打数2安打。20試合を終えて、118打数30安打。打率 2割5分4厘2毛。


2012年1月21日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第19試合


  1. 阿部次郎 『三太郎の日記』

 お客さんが来るたびに 「なんでも今日は、明治41年に啄木が釧路に来た日なんですってねェ」 と、さも詳しい人のように話しかけていたが、「あぁ、あの女ったらしの」 「借金こさえた人」 などなど、 皆さんことごとく反応が冷淡なのですぐに止めてしまった。
 毎日みえる毎日さんは、女のことも金のことも人間らしくていいじゃないかと啄木擁護派。 没後百年たってもこうしてやいのやいの言ってもらっているのだから、啄木ってば人気者だよなァと思う。 下世話な論評ですみません。

 本日より SL 冬の湿原号 が今期の運転を開始した。
 1打数0安打。打率 2割4分1厘3毛。

JR釧路駅のホームにて。


2012年1月20日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第18試合


  1. 橋本 治の編み物の本
  2. ネットに載っていた窪島誠一郎の本
  3. 宮本武蔵 『五輪書』
  4. ジョン・ダワー 『敗北を抱きしめて』
  5. 星 新一
  6. SLの本

 エミリーさんご来店。 火曜日に問い合わせを受け、本店から移していた 『あなたにもできる 図書の修理と製本』 をお買い上げいただく。 仕事柄、私も手元に置いておきたいくらい実用的な本であった。

 月曜日の新規入荷欄に載せた窪島誠一郎の 『無言館の詩 戦没学生 「祈りの絵」 第III集』が、 本野さんの目に留まりおとりおきになる。
 他に、星新一の文庫が1冊売れる。
 6打数3安打 (内1安打 1/17分)。打率 2割4分3厘4毛。


2012年1月19日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第17試合


  1. 森 信三
  2. 書道の書き方の本
  3. 絵本
  4. 田辺聖子 『星を撒く』
  5. 山の本
  6. ゼンリンの住宅地図 (平成3年版)

 『北海道 夏山ガイド 3 中央高地の山やま 下』 が売れる。 空いた棚にたまたまあった同じ本を補充する。
 6打数1安打。打率 2割2分9厘3毛。


2012年1月18日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第16試合


  1. 4級海技士の問題集
  2. 4級海技士の受験申込書
  3. 日ごよみ
  4. 受験勉強の友 カツ丼の本
  5. 海堂 尊
  6. 『昭和の爆笑王 三遊亭歌笑』
  7. おすすめの本
  8. 企業年鑑
  9. 雑誌 「East Side」

 のっけから新刊書店や文房具店に間違われる水曜午前の古本屋である。
 海技士は電話で訊かれたもの。 「かいぎし」 がうまく頭のなかで漢字に変換できず、後で大型船舶の国家資格のことだとわかる。 わーいわーい、またひとつ賢くなってしまった (と大喜びしているうちに、ところてん式に別のなにかそれよりも重要な知識が押し出されて、差し引きマイナスに)。

 「受験勉強の友、カツ丼の本はありますか〜ッ!」
 土日に行われた大学入試センター試験にひっかけて元気よく尋ねてきたのは画伯である。 カツ丼はひとまずおいといて、先週訊かれたお好みのCDをお渡しする。
 釧路川に出没しているアザラシの ぬーちゃん を見てきた帰りだという。 川にかかる幣舞橋にちなんだ命名らしい。 目撃談をうかがう。 YouTube には動画があがっていた。

 3年前に釧路の街をにぎわせたラッコのくーちゃんの夢よふたたび。 2階の喫茶部長にぬーちゃんスパゲティの開発を提言してみる。 ぬーちゃんという語感など、諸々が敬遠されてその場で却下される。

 海堂 尊一点狙いのお客さんに在庫が2冊売れる。
 7のリクエストは、写真集などを売りにきた常連さん。 高橋 治の 『絢爛たる影絵』 をすすめて安打につなげる。
 9打数3安打 (内1安打 1/10分)。打率 2割3分3厘0毛。


2012年1月17日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第15試合


  1. 日めくりカレンダー
  2. 植村直己の文庫
  3. 渡辺淳一 『阿寒に果つ』
  4. 西岡京治
  5. 『紙ぶくろの王女さま』
  6. クラフト・エヴィング商會
  7. ネットに載っていた本の修理の本
  8. NHKテキスト 「基礎英語」
  9. 塩野七生 『十字軍物語』

 4〜7はエミリーさんの問い合わせ。 当サイト掲載の 『あなたにもできる 図書の修理と製本』 が予約扱いになる。
 9打数0安打。打率 2割2分3厘4毛。


2012年1月16日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第14試合


  1. 山本周五郎 『ながい坂』
  2. 岩波文庫の北原白秋
  3. 立川談志
  4. 岩波新書の大野 晋
  5. 米原万里
  6. 快楽亭ブラック
  7. なんか新しいの (小檜山 博)
  8. 旅行記 (林 望のイギリスもの)
  9. ジョン・ル・カレ

 周五郎の 『ながい坂』 の新潮文庫版が売れる。 全2冊の上巻しかなかったけれど、それでもよいとお買い上げいただく。
 別の方には、米原万里の 『不実な美女か 貞淑な醜女か』 を。 お客さん、丸谷才一経由で読みたくなったという。

 ハヤカワ文庫の棚を熱心にみておられた方が、一旦外に出ていったかと思うとすぐに戻ってきて 「ジョン・ル・カレはありませんか」
 単行本であれば何冊かある。 そのなかから 『スクールボーイ閣下』 を、探していたのがありましたと選んでいかれる。

 初対面の方だったが、「『ティンカー・テイラー・ソルジャー・スパイ』 が映画になるそうですね」 とにわかじこみの情報を振ると、 「邦題は 『裏切りのサーカス』 なんですよ」 と教えてくれた。 う、裏切りの、サーカス……。 その方が覚えやすくていいのか。
 9打数3安打。打率 2割4分7厘0毛。

 鶴居村の ヒッコリーウィンド さんとリンクを結ぶ。 本店の古くからの常連さんがオーナーの宿。 音楽ライブや陶器市なども開催している。


2012年1月15日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第13試合


  1. 三浦綾子
  2. 東 直己
  3. アニメのLP
  4. 釧路新書
  5. 白洲正子 『木』
  6. 『北海道の薬草』 (北海タイムス社)
  7. クリスティ 『バートラム・ホテルにて』
  8. 北野佐久子 『アガサ・クリスティーの食卓』
  9. 荒木伸介 『平泉』

 雑誌を借りに立ち寄った 市立釧路図書館 で、石川啄木関連の書籍をまとめて展示している一角をみつけ、ふらふらと誘われてしまう。
 次の土曜日は、明治41年 (1908年) に啄木が釧路の街に降りたった記念の日。 その一環としての催しらしい。 返却のときまた覗いてみよう。

 本野さんが 「本の雑誌」 の最新号 を持ってきてくださった。 特集は 「百歳までの新読書術!」。 「「それ」 は、突然にやって来る」 という書き出しのコラムが載っている。 「それ」 とはなにか。 老眼のことであった。 儂の背後にもひたひたと迫っているのを感じるのじゃが、いかんせん振り切って逃げおおせることはできそうにない。
 出てまもない 『続・森崎書店の日々』 もいっしょにいただいた。 ファッションモデルの女子が表紙である。 『ビブリア古書堂の事件手帖』 といい、時代はこういう古本屋のイメージを求めているのか。 北大通店も早速、軌道修正しなければ。

 今日の午後、サボテンのたにさんがお出でになりました。 多肉植物の愛らしさにめろめろになっていらっしゃる方です。 春になると、たにさんが順調に育てているなかから一株里子に分けてもらう手筈なのだけれど、 ここにきて黄信号がともりました。
 多肉の皆さんは日の光が大の好物だというではありませんか。 季節により夕方に西日が多少差してくる程度のわたしの店でしっかりよい子に育てていけるのかしら。
 9打数3安打。打率 2割3分6厘8毛。


2012年1月14日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第12試合


  1. スペイン料理に関する本

 日本、中国、フランスはある。 イタリアもある。 スペインがない。
 1打数0安打。打率 2割2分3厘8毛。


2012年1月13日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第11試合


  1. 橋口譲二 『17歳の軌跡』
  2. ポール・マッカートニー 『ラム』 のCD
  3. 原田康子 『海霧』
  4. 長塚 節 『土』
  5. 天野祐吉
  6. 木工の本
  7. トリックアートの本
  8. ロープワークの本

 以前、北大通店でトラブルを起こして出入り禁止にした人物から問い合わせの電話がきた。 声と特徴的な喋り方ですぐにわかった。 訊いてきた品も当時と同じだった。 どういうつもりなのだろう。 4年ほどたってほとぼりが冷めたとでも考えているのか。 そんなはずがあるか。

 3と4が売れる。
 てんとう虫はいなくなっていた。
 8打数2安打。打率 2割2分7厘2毛。


2012年1月12日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第10試合


  1. 「未来法華経」?
  2. 須賀敦子
  3. 串田孫一 『山の独奏曲』
  4. 久世光彦 『家の匂い 町の音』
  5. 蜘蛛の図鑑のような本

 前日は臨時休業だった。 それでもてんとう虫は 『存在の耐えられない軽さ』 の小口からまだ動いていない。

 湿原の画家として親しまれた佐々木栄松さんが98歳で亡くなった。 開高 健の 『私の釣魚大全』 所収の釧路湿原探訪記でご存知の方も多いだろう。
 手元の檀 一雄 『美味放浪記』 の初刊本 (1973年・日本交通公社) には、 「さい果ての旅情を誘う海の幸」 の項があって、ここでも栄松さんは遠来の小説家をもてなしている。

 佐々木さんの話では、釧路は夕映えの名所だそうだ。 そう云えば、何年か昔、「やつ浪」 という料亭に出かけていって、たしか、 原田康子さんと会ったのだけれども、眼下に海が見渡せる眺望で、あの時、その落日か、夕映えかが、 原田さんのうしろに照り明っていたような記憶があるが、(後略)

 「佐々木さんとは、ソビエトへの旅で一緒になって、大層楽しかったから、 札幌から人づてに、「そちらに行きます」 とだけ、伝言を頼んでおいたけれども」 とあって、 店の棚から栄松さんの著書 『ソビエトの旅』 を引っぱりだす。

 旅先でのスケッチ画をふんだんにあしらった、釧路つり人会発行の1964年夏の旅行記。 20名ほどの団体で訪問したらしい。 あとがきの同行メンバーに福田蘭堂や永田一脩らとともに、檀一雄の名もならんでいた。

 言葉のわからぬ見知らぬ土地でも、随所で人や街と交じり合い、魚釣りを愉しみ、率直な感想を明朗な文にのせている。
 訃報の記事には 「ささき・えいしょう」 とあるが、このころは 「ささき・えいまつ」 だった。 本の奥付だけでなく、グルジアの首都でも土地の人にそう自己紹介している。 晩年の姿しかおみかけしたことがなかったけれど、この当時の画家にもお会いしてみたかった。
 5打数0安打。10試合を終えて、58打数13安打。打率 2割2分4厘1毛。


2012年1月10日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第9試合


  1. ユゴー 『九十三年』
  2. ユゴー 『静観詩集』
  3. 六法全書
  4. 金太郎飴
  5. おかしなCD
  6. 小松左京 『復活の日』

 レジカウンターの上に池澤夏樹個人編集の 「世界文学全集」 を何冊か飾ってあるのだが、 ファクスを送ろうとしてふと目に入った同全集の小口になにやら鼻くそのようなものが付いていて、それは 一匹のてんとう虫 なのであった。 こころなしか色がくすみ、じっとして動かない。 まさか石の裏や木の幹ならぬ、古本屋の売り物にしがみついて越冬するとでも。
 数時間後のぞきこむと、3冊となりの本に移動していた。 クンデラの 『存在の耐えられない軽さ』 だった。

 1と6が売れる。
 旅先のズリ山裏道さんから封書が届く。 このところはお菓子シリーズがつづいている。 今度の中身は 「丹波 のし栗」 (和菓子) 、風景印は兵庫県の篠山、 記念スタンプは 「デカンショのまち 丹波篠山」 というトリオだった。
 6打数2安打。打率 2割4分5厘2毛。


2012年1月9日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第8試合


  1. 子どもの絵本
  2. 家計簿というか日記帳みたいなもの

 脇道さんがお出でになる。
 たまたまあった 『爺言 ジイちゃんに訊け!』 の表紙画をみて、 これは漫 画太郎先生の絵ですなとピタリと当ててみせ、お買い上げくださる。 ずっと目につくところにあったのに、こちらはついぞ気がつかず。
 三波春夫、坂井三郎、小沢昭一、川内康範、安藤 昇、団 鬼六、野坂昭如ら、豪華メンバーへのインタビュー集である。
 2打数0安打。打率 2割3分4厘0毛。


2012年1月8日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第7試合


  1. 第三文明社の新書
  2. 池田大作
  3. 三浦綾子が書いた小林多喜二の本
  4. 料理関係の本

 嵐山光三郎 『文人暴食』、村井弦斎 『食道楽』 など、料理の本がまとまって売れる。

 店が年始休みで先週の放送を聞き逃した 「山下達郎 サンデー・ソングブック」、 年末の放送で予告されていたとおり、長年つづいたジャックスカードがスポンサーを下り、新しく 代官山蔦屋書店 に変わっていた。
 ちょっぴり気恥ずかしいドラマ仕立てのジャックスのCMがもう聴けないかと思うと、少しさびしい。
 4打数1安打。打率 2割4分4厘4毛。


2012年1月7日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第6試合


  1. 僧肇 『宝蔵論』 に関する本
  2. 『弟子屈町史』 (昭和24年版)
  3. 料理の本
  4. 有吉 保 『王朝の歌人 西行』

 例年大晦日間近の1日だけ来てくれる森進一ファンのお客さん、 昨年末はこなくて心配していたが、今夕寄ってくれた。 「用事があって来られなかった」 とのこと。 シングルレコードを1枚買ってくださる。
 4打数0安打。打率 2割4分3厘9毛。


2012年1月6日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第5試合


  1. アコーディオンのCD
  2. マンドリンのCD
  3. 源氏物語に関する本
  4. 桜木紫乃
  5. ヒロシ 『ヒロシです。』
  6. 松平康隆
  7. 『赤毛のアン』 の2巻目以降
  8. 釧路の古地図
  9. オルツィ 『隅の老人』

 北大通を歩こう会の皆さんが大挙してご来店。 ご婦人率が非常に高く、正月らしい華やかさに包まれるなか次々とリクエストを受け、1、3、4がもらわれていく。

 歩こう会の次回は1月21日(土) とのこと。 いつもの午前中ではなく午後4時に、JR釧路駅構内の なつかし館 「蔵」 前に集合し、 自由参加、自由解散で幣舞橋にむかって散策する。
 同日は、明治41年 (1908年) に石川啄木が釧路の街に降りたった記念の日でもある。 関連イベントもいろいろある模様。

 年に2回の芥川賞・直木賞のお祭りが近づいてきた。 今朝の新聞では、釧路出身の小説家、桜木紫乃氏が直木賞の候補に挙がっていて、 当店でも早速著作が売れるなど反応があった。
 こちらの研究サイト では、「初候補にして本命のオーラがパシパシと音を立てています」 とある。

 前日の小檜山 博のお客さんが本店でお買い物してくださった。 1安打追加。
 9打数4安打 (内1安打 1/5分)。打率 2割7分0厘2毛。


2012年1月5日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第4試合


  1. ミニ・クーパーのワークショップ・マニュアル
  2. 小檜山 博
  3. 五体字典
  4. 吉村 昭 『長英逃亡』
  5. 山田風太郎 『人間臨終図鑑』
  6. ボフミル・フラバル
            『わたしは英国王に給仕した』
  7. 杉原美津子 『生きてみたい、もう一度』
  8. 沢木耕太郎 『ポーカー・フェース』
  9. 垣根涼介 『人生教習所』
  10. 三浦しをん 『舟を編む』
  11. 酒井順子 『おばあさんの魂』
  12. なかやまあきこ 『再発見 日本の民藝』
  13. ? 『夜間飛行』
  14. 川上健一 『ナイン』
  15. 水木しげる 『ねぼけ人生』
  16. 藤木久志 『雑兵たちの戦場』
  17. ドナルド・キーン
  18. 囲碁の本
  19. 司馬遼太郎
  20. 鯨の本

 「そちらでミニ・クーパーのワークショップ・マニュアルっていう本をみたって、聞いたんだけど」 と電話がかかってきた。
 ミニ・クーパーの本であれば、階段横の本棚に10数冊在庫がある。 当てはまりそうなタイトルは 『MINI '59 to '69 Owners Workshop Manual』 という洋書しかなく、 お客さんが探していたのは日本語版。 購入は見送られることになった。

 電話をきってから、もしやウェブサイトの掲載書目のことだったのではないかと疑念がわく。 そのとおりだった。 交通分野の 「車・バイク」 の項目に 『ミニ・ワークショップ・マニュアル 改訂版』 なる題名がならんでいた (ちなみに、サイトの掲載書はあらかた本店に架蔵してある)。
 連絡先は伺わなかった。 物があるのにみすみす売り逃してしまったことになる。 お客さんが当欄をのぞいてくれればよいのだけれど、そんな僥倖はまずもって望めない。

 小檜山 博のお客さんには北大通店に在庫がないので本店を紹介。 こちらはミニ・クーパー本とちがって、向こうに物があることを把握していた。

 商店街の重鎮より、気になる近刊本をズラリとならべたメモ用紙をみせてもらう (ついでにコピーもさせてもらう)。 4〜16のうち、『舟を編む』 のみヒットする。
 数ヶ月前に訊かれていた池波正太郎のエッセイ集が入荷したので、ようやくお渡しできた。 「おぅ、これだこれだ、ありがとさん」 と言っていただけたが、 お帰りになった後ふと気になって昨年の当欄該当部分にあたってみると、 『男の作法』 を 『男のリズム』 と勘ちがいしていたことが判明する。

 ドナルド・キーンの 『百代の過客』 と 『声の残り 私の文壇交遊録』、 全6巻の 『本因坊秀哉全集』 と 『司馬遼太郎全集』 のバラ本、 『クジラ・ウォッチング』が、3人のお客さんのもとへそれぞれ巣立っていく。

 ここ3日ほど、常連さんからの美味しい差し入れがつづいた。 おせち料理もたっぷり食べたことだし、このままだとメタボ街道まっしぐらである。
 20打数5安打。打率 2割1分4厘2毛。


2012年1月4日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第3試合


  1. 日記帳
  2. 佐野洋子
  3. 詩吟の本
  4. カセットテープ
  5. 鍵

 『吟詠教本 漢詩篇』 が売れる。
 電話で鍵の問い合わせを受ける。 午前中におみえになった方で、自宅の鍵をどこかに落としてしまったということだが、店内ではみつからなかった。
 5打数1安打。打率 1割2分5厘。


2012年1月3日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第2試合


  1. 童謡や唱歌の本
  2. スピノザ 『エチカ』

 値下げ告知の帯を巻こうとして棚から本を取り出したら、カメムシがぽろんと落ちてきた。 カピカピになったカメムシが。 お前さん、一体いつからここに……。 合掌。

 ズリ山裏道さんから、福島県二本松市の風景印がついた封書が届く。 色とりどりの切手にくわえ、福島県や仙台空港駅のスタンプも押されていて、とてもにぎやか。 中には、秋田のお菓子 「チーズ饅頭 笑内 (おかしない)」 がひとつ入っていた。 3時のおやつにいただこう。
 2打数0安打。打率 0割0分0厘0毛。


2012年1月2日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第1試合


  1. 算数の教科書

 あけましておめでとうございます。 豊文堂書店 北大通店です。
 新しい年の営業がはじまりました。 本店ともども、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 当欄もまた一からスタートである。
 新年最初のお問い合わせは、算数の教科書だった。 探しているのは親御さんだろうか、 この辺りに教科書を売っている本屋さんはなかったでしたっけと尋ねられる。
 北大通2丁目の新刊屋、山下書店 (昭和22年創業) が店を閉じてからもう4年になる。 バス通学をしていた高校生のころは、書店の前が停留所だったので下校時によく時間つぶしをさせてもらった。 参考書もたいてい山下さんで買っていた。
 1打数0安打。打率 0割0分0厘0毛。

 小田光雄氏の 「出版状況クロニクル」 が更新されている。



2016年の夜に口笛を吹けば

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