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2011年の夜に口笛を吹けば


2011年12月30日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第350試合


  1. 最近出た文庫本
  2. 「文藝春秋」 の今月号
  3. 赤木圭一郎に関する本
  4. 中澤まゆみ 『おひとりさまの終活』
  5. 松原惇子 『ひとりでも安心して暮らす方法』
  6. 浅田次郎 『椿山課長の七日間』

 清水一行の最近出た文庫本が売れて出塁する。 今調べたら2008年刊行のものだったが、ここは古本屋なのである。 3年前なんてつい最近の話ではないか。 気にしないでおこう。

 『おひとりさまの終活』 はなかったけれど上野千鶴子の元祖 (でもないのか) 『おひとりさまの老後』 を、 『椿山課長の七日間』 はなかったけれど他の浅田次郎本を、 それぞれお探しのお客さんにみてもらいどちらもお買い上げいただく。 しかしながらこれはさすがに後ろめたく、安打には含めない。
 6打数1安打。打率 2割7分4厘2毛。

 多難の1年が終わる。
 北大通店の2011年は、2階の喫茶ラルゴと白金町の本店より一足はやく今日でおしまいだ。 本欄もこれにて幕をとじる。 ご笑覧いただいた皆様どうもありがとうございました。
 在庫お問い合わせの最終成績は350試合出場で、1958打数537安打。 打率 2割7分4厘2毛。 どうしたわけか、去年よりも1分6厘も打率があがった。

 豊文堂書店の新年は、例年どおり2日からはじまります。 皆様どうぞよいお年を。


2011年12月29日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第349試合


  1. 「オール讀物」 の新年号
  2. ゼンリンの住宅地図
  3. カレンダー
  4. 「日本の詩歌」 (中央公論社)
  5. 外国人が書いた自己啓発のような本
  6. 幸田 文
  7. 日本語のきれいな本
  8. 白神義夫の華僑の本
  9. 野口雨情
  10. 種田山頭火
  11. カレンダー

 文庫版の 「日本の詩歌」、須賀敦子の 『コルシア書店の仲間たち』、 金子兜太の 『種田山頭火 漂泊の俳人』で、4、7、10をクリアする。
 11打数3安打。打率 2割7分4厘5毛。


2011年12月28日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第348試合


  1. 佐々木栄松の画集

 常連さんに何度もせっつかれていたコリン・デクスターをようやくお渡しできる。 物は、モース警部シリーズの最終作 『悔恨の日』 。
 前回お出でになった際、未読のシリーズ作を確認したところ、まだ5、6作あった。 いきなり最後の作品まで飛んでしまうと支障がありそうだけれども、 こうなったら残りもすべて当店が探すまでだ。
 1打数1安打 (内1安打 11/22分)。打率 2割7分4厘6毛。


2011年12月27日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第347試合


  1. 日記帳
  2. 神棚にお供えするもの
  3. 日記帳
  4. 写真とか飾る額
  5. 書道の本 (三体字典など)
  6. 四字熟語の本
  7. 辞典類
  8. 来年の手帳

 怖ろしいことに、1、2、3、4、8を尋ねてきたのは別々の方である。 それだけ普段北大通にこない皆さんが買出しに足を運んだということだ (単に北大通店が知られていないだけなのでは、だなんて意地悪なことはおっしゃらないで)。 それぞれ商店街の文房具屋さん、額縁屋さん、仏壇屋さんを紹介する。

 年末年始に一気読みするのだろう、 時代小説の文庫本をまとめ買いしていく方もようやく目立ってきた。 例年であれば、もう少し早くからそういった動きがあったように思う。
 1ヶ月以上前に吉村昭を訊いてきたお客さんがおみえになり、文庫が3冊売れる。 安打に加える。

 近所で働いている同い年のいとこがラルゴの日替わりランチを食べにきた。 2階にあがる前に声をかけてくれたのだが、
 「なんで店ン中なのにマフラーしてるの!?」
 「み、店が寒いからですってば」
 先日も店のプリンターを使おうとしたら、「シツオンガヒクスギマス」 とエラー表示が出たばかりである。 (2階のラルゴはとっても暖かくてとっても快適なので、ご心配ないように)。
 8打数1安打 (内1安打 11/15分)。打率 2割7分4厘2毛。

 水とんの術ふたたび。
 ズリ山裏道さんが10日前と同様、またしても中腰で上半身をのけぞらせ入店してきた。 エアギターならぬエア水とんの術である。 筒だってくわえている (ふりをしている)。
 練習の甲斐あってか、前回よりも腰が安定しているようにみえた。 いずれ釧根一の使い手になるのではないか (ま、水中だと腰の安定うんぬんは関係ないのだが)。

 「春採湖も、ひょうたん池も凍っているから、披露できる場がなくて残念ですね」
 「いえ、MOOのプール がありますから。あそこで水とんの術をアピールしてきます」
 屋内プールがある釧路フィッシャーマンズワーフMOOのフィットネスセンターは、 現在 存廃をめぐって大いに混乱している ところ。 裏道さんの水とんの術は他所でやってもらった方がよさそうだ (たとえば、細かすぎて伝わらないモノマネ選手権の一般参加枠とか)。


2011年12月26日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第346試合


  1. 人殺しの小説
  2. 観光の専門書
  3. 今どきの若者が読むようなヤングマンガ

 西村京太郎の文庫本と、専門書ではないけれど釧路の観光ガイドブックが売れる。
 2と3を尋ねてきた若い方に 「釧路の景気はどうですか?」 と訊かれ、「よくないですね」 と答えたところ、 「釧路の街が盛り上がるといいですね!期待してます!頑張ってください!!」 と握手を求めてこんばかりの熱い激励を受けてしまい、途方にくれる。
 3打数2安打。打率 2割7分4厘8毛。


2011年12月25日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第345試合


  1. 『ザ・ラストバンカー 西川善文回顧録』

 金曜日から、全国小学生バドミントン選手権大会が開催中の当地である (27日まで)。 あたりが暗くなると試合を終えたと思しき人々が大勢通りを歩きだす。
 三度の飯より本が好きという、頼もしいちびっ子バトミントン選手はまだ店に現れない。

 閉店後、ウィンドウのクリスマス本を片付ける。
 1打数0安打。打率 2割7分4厘2毛。


2011年12月24日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第344試合


  1. 井上ひさし 『吉里吉里人』
  2. マンガ 『風の大地』

 『吉里吉里人』 で1安打。
 夕方ラルゴにサンタさんが来て、毎年恒例のケーキのおすそ分けにあずかる。
 2打数1安打。打率 2割7分4厘3毛。


2011年12月23日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第343試合


  1. 全国版の時刻表

 昨晩は荒れるという予報だったが、朝になってみると大して雪は積もっていない。 それでもいつもより早めに出勤して雪かきをする。 静かな祝日だった。 散歩のついでに毎日よってくれる毎日さんも顔をみせなかった。
 1打数0安打。打率 2割7分4厘1毛。


2011年12月22日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第342試合


  1. 井上荒野
  2. 奥さん向けの本
  3. 鳥の図鑑
  4. お返しに使うお茶

 いつも奥さん向けの本を探しにみえる常連さんが久々にご来店。 サスペンス小説でお応えする。
 2階の喫茶部長の助言で、昼時のBGMを有線のクリスマスソングのチャンネルにしてみる。
 4打数1安打。打率 2割7分4厘2毛。


2011年12月21日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第341試合


  1. 世界地図
  2. 九州のガイドブック
  3. 山田秀三
  4. 会津若松に関する本
  5. お宝本
  6. 三島由紀夫
  7. 内田百けん
  8. マンガの本
  9. 釧路の郷土の本

 夜7時半をすぎて店じまいをしていると、「まだいいですか」とお客さんが駆けこんできた。 文庫本を買ってもらいお話をしているうち、 釧路叢書の 『タンチョウの釧路』 が売れる。 「東京の古本屋とは置いてる本がちがいますね」

 手元の 「國文學 解釈と教材の研究」 (學燈社) 2008年7月号 「特集 地方の文学」 をひらくと、こんな記事をみつけた。 地方・小出版流通センター代表取締役・川上賢一氏へのインタビューである。

 近代の出版というものは、ほとんどが東京でやっていたんです。 それが太平洋戦争の時に、東京にあった印刷所が地方に疎開するんですね。 多くが北海道と長野に。 その時に東京の進んだ印刷技術の種が地域に蒔かれた。 戦争が終わるとみんな東京に戻ったけれど、技術はしっかりとその二つの地方に根付いた。 だから北海道と長野には出版社が多い。 逆にそういうきっかけのなかった地域はずいぶんと遅れていました。

 いまの人たちは想像できないだろうけど、 僕が 模索舎 (引用者注 :地方小の前に川上氏が働いていたミニコミ・少流通出版物の取扱書店) に勤めはじめた一九七〇年ごろには、宅配便もまだなかったんですよ。 (中略) だから宅配便ができて、電話一本で取りにきてくれるというのは夢のようでしたよ。 全国の本が東京で、すぐ扱えるようになったんだから。 (中略) 宅配便の登場で、日本全国に出版ができる環境が生れたんです。

 地方出版の企画って一回きりなんですよ。 たとえば十年前にやった企画をもう一度リニューアルしたからって、売れません。 それはやっぱり購買する人口が圧倒的に少ないから。 東京の出版社が本を品切れや絶版にしないで何回も重版するのは、それを購入する人がいるから。 (中略) それともう一つ。 「地方」としての強みを発揮できる地域がなくなってきている。 日本中どこでも同じ街になってきている。


 同特集の前年に、地方小が神保町に構えていた直営店・書肆アクセスが閉店している (さらにいうなら、學燈社の 「國文學」 も翌年休刊している)。
 地方出版の盛衰をシビアに語るここでの論旨に何を付け加えたらよいだろう。 古本屋の立場でそれを考える。
 9打数1安打。打率 2割7分4厘3毛。


2011年12月20日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第340試合


  1. 旭小学校の記念誌
  2. モーリス・センダック
             『かいじゅうたちのいるところ』

 釧路市立旭小学校は大正5年に開校した。 北大通の商店街の子どもたちの多くが通ったその学校も、4年前に統廃合されていまはない。 跡地は今年大規模ショッピングセンターになった。 その六十周年記念誌が売れる。 親戚が卒業生だという方だった。
 2打数1安打。340試合を終えて、1912打数526安打。打率 2割7分5厘1毛。


2011年12月19日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第339試合


  1. 国語辞典
  2. ジャッキー・チェンの自伝
  3. プロコフィエフの第2番
  4. 藤井邦夫
  5. 小杉健次 『札差殺し』
  6. バタイユ

 国語辞典が売れる。 二見書房のバタイユ著作集のバラ本が売れる。
 灯油漏れ事故が発生する。
 6打数2安打。打率 2割7分4厘8毛。

 毎日みえる毎日さんが桂枝雀のCDを貸してくれた。 以前から聴くようにと念を押されていたのだけれど、近場のレンタル店では見つからなかったのだ。 同じく毎日のように「もう見たかい」と責められている黒澤明の 『赤ひげ』 はまだ見ていない。 このままでは見る見る詐欺の常習犯になってしまう。


2011年12月18日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第338試合


  1. 短歌の本

 午後6時で店を閉める。
 1打数0安打。打率 2割7分4厘6毛。


2011年12月17日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第337試合


  1. 佐伯泰英
  2. 「本の雑誌」 2012年1月号掲載
          2011年度ベスト10に入っている本
  3. 坂東眞砂子
  4. 恋愛もの

 「あんたね、あれを上手に剥がすのは案外難しいものなんだよ」
 やけに実感をこめて話すのは、毎日みえる毎日さんである。 谷ナオミファンのこの常連さんに、大阪にお住まいのガス人間さんから教えてもらった 宝島社の艶やかなムック本 のことを話しているうち、なにがどうしてそうなったのか、毎日さんが以前コンビニの成人雑誌コーナーでみかけた シール剥がし名人の話になったのだった。

 雑誌は立ち読み防止のため小口のところを2ヶ所シールで止めてあった。 名人は手際よく指先だけでそれをきれいに剥がし終えると、 たまたますぐそばで一部始終を見守っていた毎日さんのことなど一顧だにせず、 素早くページをめくり内容を確認してから颯爽と会計を済ませていったという。
 感に堪えないといった毎日さんの口ぶりをとおして、名人のエレガントな妙技が眼前に浮かぶようだった。 これも現代における忍術の一形態とみなしてよいだろう。

 恥ずかしながらこの私も、某新古書店の値段シール剥がし (熱い吐息をハァハァあびせてシールをふやかす忍法) に関してならば、ちょいとばかし腕に覚えがある。
 機会があれば、その名人とお手合わせ願いたいものだ。 もちろんそのときは相手に敬意を表してコンビニの雑誌コーナーが戦場だ。

 その後我々の時事放談は、図書館で頻発する図書の破損問題にまで有意義に発展していった。

 1、3、4がそれぞれ別の方にもらわれていく。 恋愛ものというくくりで指名を受けたのは初めて。 昔読んだ橋本治の 『恋愛論』 を薦めてみた。
 4打数3安打。打率 2割7分4厘8毛。


2011年12月16日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第336試合


  1. リップス 『心理学原論』
  2. 編み物の本
  3. 『七つの習慣』

 忍術とか忍者といった話題に目がない常連さんがいるのをいいことに、 需要もないのに忍びの話を蒸し返そうという魂胆の当欄だ。

 前日のことである。
 中腰で上半身をのけぞらせた危なっかしい体勢で、 ひとりのお客さんがよろよろしながら入店してきた。 天井にむけて振り仰いだ口元に、筒をつくるようにして両手をそえている。 ズリ山裏道さんだった。
 忘年会用のパントマイムの練習なのだろうか。 中空に透明の吹き矢を放っているようにも、 はたまた見えない棒を口にくわえて皿まわしをこなしているようにも見てとれる。
 何の判じ物かと思って待ち受けていると、息も絶え絶えにこう言い放った。
 「す、水とんの術!」

 同志よ、ここにも忍者志願者がいた。 誰にも頼まれていないのに、たったひとりで苛酷なイメージトレーニングに励んでおられた。 よろよろしていたのは、水中で息が苦しいという迫真の表現だったのだ。
 湖水が凍りつく季節になり、春採湖畔での合同教練の決行ははなはだ難しい状況だが、 忍びを志す者、平時であっても鍛錬を怠るべからずという強い意志が伝わり、自然と頭がさがる。 人目をものともしない孤高の勇者のパフォーマンスに惜しみない拍手を送ろうではないか。
 私も負けてはいられない。 来春まで軽演劇の舞台デビューをめざして研鑽を積むことにしよう (この項、飽きるまでつづきます)。

 編み物の本が売れる。
 3打数1安打。打率 2割7分3厘8毛。


2011年12月15日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第335試合


  1. 「マイルスを聴け」 の文庫版
  2. プロレスの本
  3. 吉村 昭
  4. 梓 林太郎
  5. バリー・なんとかのCD
  6. ディーン・マーティンのCD
  7. ポール・モーリアのCD
  8. 歌謡曲のCD
  9. お茶の本

 北大通店のファクスは、2階の喫茶ラルゴと兼用である。 喫茶店 経営者様宛てのファクスが届いた。 関西方面からだった。 「重要 成功している飲食店の理由を知っていますか?」 という涎のでそうな表題がついていた。

 成功している飲食店には共通のセオリーがあるのです!! そんなセオリーをまとめた小冊子を無料で進呈致します。
 但し、1つの地域でたくさんのお店が同じセオリーを使用してしまうと、差別化が出来なくなり、 セオリーが役に立たなくなってしまいます為、 1つの地域につき、申し込み順、先着30店舗様のみで締め切らせて頂きます。
 今すぐファックスをお送り下さい (24時間受付)


 文面に目をとおした喫茶部長、ニヒルな笑みをもらすと紙をくしゃくしゃに丸めて2階に戻ってしまった。 あ、あの、古本屋バージョンがあれば送ってくださいって返事を出すつもりだったのですが。 だめですかそうですか。

 3〜8と、ひとりのお客さんからの連投。 吉村昭だけかろうじて打ち返せる。
 9打数1安打。打率 2割7分3厘7毛。


2011年12月14日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第334試合


  1. 琳派の画集 (俵屋宗達)
  2. 立川談志
  3. 古い国語の辞書
  4. k.d.ラングのCD
  5. ジャコメッティの図録

 CDの棚に1枚あったはずのk.d.ラングがみつからない。 ほんとにあったんですよと何度もくりかえすのだけれど、もしかしたら売ってしまったかもしれない。
 諦めかけたところで均一CDをまとめたケースをあさってみた。 目当ての輸入盤が顔をのぞかせていた。 あるある詐欺にならずに済んだ。
 5打数1安打。打率 2割7分4厘5毛。


2011年12月13日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第333試合


  1. 『構造と力』 以外の浅田 彰
  2. 東野圭吾
  3. 新海 誠

 昨日、ズリ山裏道さんが アベックラーメン とんこつ味をもってきてくださった。 実は先月も同じ品を分けてもらっている。 社長がすっかり気に入って、熊本から取り寄せようかとまで言っていた即席めん。 私はアベックという語感の方にそそられている。 カップルではなくアベックとは小沢昭一的こころのようだ、とズリ山さんと話し合う。
 3打数0安打。打率 2割7分4厘7毛。


2011年12月12日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第332試合


  1. ガルシア=マルケス
  2. 矢口高雄
  3. 音楽のへんなの
  4. 佐伯吉捷 『オルゴールは脳に効く』

 当サイトで中断していた紙芝居の新規登録が再開とあいなった。 しばらくの間つづきます。
 4打数0安打。打率 2割7分5厘1毛。


2011年12月11日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第331試合


 午後5時半で店を閉める。
 0打数0安打。打率 2割7分5厘7毛。


2011年12月10日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第330試合


  1. 式田和子
  2. 藤原新也 『全東洋街道』
  3. 藤原新也 『東京漂流』
  4. デイヴィッド・スネルグローヴ 『ヒマラヤ巡礼』
  5. スラヴォミール・ラウイッツ
          『脱出記 ヒマラヤから
                インドまで歩いた男たち』
  6. 『ミラレパ チベットの偉大なヨギ』
  7. ピーター・マシーセン 『雪豹』
  8. 日記帳
  9. 増田 誠
  10. 町田 康 『告白』
  11. 中村文則 『何もかも憂鬱な夜に』

 電話で1を訊かれる。 角川文庫の 『死ぬまでになすべきこと』 がおとりおきになる。
 別の方からの電話で、2〜7を訊かれる。 どれも在庫がなく心苦しいばかり。

 毎年、年末になると日めくりカレンダーをご所望の方が訪ねてくるものだが、今年はまだひとりもいない。 代わりに日記帳が人気である。 どちらも逆さにふってもお応えできない品なのだけれど。 2軒となりの佐藤紙店を紹介している。
 11打数1安打。330試合を終えて、1875打数517安打。打率 2割7分5厘7毛。


2011年12月9日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第329試合


  1. 「日本沈没」?
  2. ダイアリー

 「日本沈没だか、日本なんとか沈没だかってのはあるかい?」  「文庫がありますよ。こちらです」  「う〜む、書いたやつは小松ってのじゃなかったな。他に日本沈没ってのはないの?」  「数年前にでた続編のことですかねェ」  「う〜む」  「30年以上前にベストセラーになった小説の日本沈没ですよね」  「なんだって?」  「30年以上前にベストセラーになった小説の日本沈没ですよね」  「う〜む、この前、テレビで紹介してるの見たんだよ」  「どんな番組でしたか?」  「う〜む・・・・・・」
 もうそれでいいやってことで、小松左京の 『日本沈没』 がもらわれていく。 もしかしたら日本の将来を憂えるビジネス書によく似たタイトルがあるのかもしれない。 そうでないのかもしれない。

 桜庭ななみ 親衛隊隊長さんがしきりと嘆いておられる。 曰く、わたしのななみが遠くへいってしまう。 映画 『最後の忠臣蔵』 で見初めた新進女優が、 放映中のテレビドラマで随分ふつうの女の子になってしまったという。 このままでは親衛隊隊長の座をおりかねない嘆きぶりだ。 誤解のないようあわてて申し添えておくと、この方はれっきとした女性である。
 実のところ、彼女の演技をみたことがない私には、あまりピンとこない話なのだが。

 松本大洋ファンの常連さんによると、新作 『Sunny』 の1巻目がたいそうおもしろいそうな。 店頭には、通常版とヨーヨー付き特装版の2種類がならんでいて、ためらうことなく後者を選んだとも。 さすがスケバン刑事世代 (ドラマの方) はちがうと感じ入った次第である。
 その方から 「宇宙の魚缶シリーズ 秋刀魚の蒲焼」 をいただいた。 宇宙食なので、たれに粘性を持たせ飛び散らないようにしたというマルハニチロ製品。 しかも釧路の工場産。
 2打数1安打。打率 2割7分6厘8毛。


2011年12月8日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第328試合


  1. ファッション雑誌
  2. 幕末が舞台の小説

 中央公論社時代の 「マリ・クレール 日本語版」 が1冊売れる。 北大通店で唯一ファッション雑誌とよべる品。
 2打数1安打。打率 2割7分6厘5毛。


2011年12月7日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第327試合


  1. へんてこりんなCD
  2. 『ロマンス・オブ・ティー』
  3. 吉田健一 『ヨヲロッパの世紀末』

 土曜日に紅茶の本を尋ねてきた方が再度おみえになる。 意中の本はなかったけれども、別の紅茶本をお求めいただけた。
 棚が空いたので補充。 2階の喫茶部長がおりてきたので、「紅茶の本が売れたよ」 と報告したところ、
 「え? コーチャンフォー が売れてる?」 と地元大型複合店の名が返ってきた。
 天然を装っていたが、これはきっと1階古書部への宣戦布告であろう。
 3打数0安打。打率 2割7分6厘3毛。


2011年12月6日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第326試合


  2. 図書券
  3. 『源氏物語』 に関する本
  4. 『日本霊異記』 に関する本
  5. バスの本

 常連さんが連れてきてくださったお客さんが 『ル・コルドン・ブルーのフランス菓子の基礎ノート』 をお買い上げに。
 2と3をお探しの方には、本店のほうが揃っていることを伝える。
 5打数1安打。打率 2割7分6厘7毛。


2011年12月5日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第325試合


  1. 日本映画の俳優名鑑のような本
  2. 北 杜夫
  3. くもの図鑑

 「キネマ旬報 別冊」 1959年7月号 日本映画人大鑑と、『マンボウ酔族館』 が売れる。
 くもは雲ではなく蜘蛛である。
 3打数2安打。打率 2割7分6厘9毛。


2011年12月4日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第324試合


  1. 金の折り紙?
  2. 司馬遼太郎 『坂の上の雲』

 今期初の雪かきをする。
 2打数0安打。打率 2割7分6厘3毛。


2011年12月3日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第323試合


  1. 釧路の地層や地質の本
  2. 宇野千代
  3. 柴田よしき
  4. 魚の写真やイラストが載っている本
  5. 紅茶の本

 電話で1の問い合わせがある。 新刊書店で釧路叢書の 『根釧台地と釧路湿原の地質』 が手に入ることを教える。 同書の旧版ともいうべき昭和41年刊行の 『釧路の地質』 は古書価がついており、 気軽に読みたいというお客さんには勧められなかった。

 2と5が売れる。
 5打数2安打。打率 2割7分6厘6毛。

 前日、堀江さんから、ぽんぽこ銀行発行の紙幣なるものをみせてもらった。 忍者仲間の画伯から届いたのだという。 かわいらしい狸のイラスト画に騙されてはいけない。 平たくいって偽札である。 いずれ落ち葉を原材料にして大量にばらまき、市中を混乱におとしいれるにちがいない。
 忍びの高潔な精神を学びとろうと修行をはじめた方たちだけれども、雲行きがあやしくなってきた。 私も仲間に入れてほしい。


2011年12月2日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第322試合


  1. 岩波新書の 『コンプレックス』
  2. 墨絵の本
  3. 児童書
  4. 星野道夫

 開店時、そとに均一棚を出していると、月にいちど仕事で釧路にみえるお客さんが通りがかり、 「岩波の 『コンプレックス』 っていうのを探しているんだけれど」
 幸い、河合隼雄の新書の青版が棚にあった。

 とあるお客さん、会計をすませたあとの足元がなにやらせわしない。 レジカウンターから覗きこむと、床のうえで平たい小石をドリブルするみたいにして蹴っていた。
 この石はどこから現れたのだろう。 見る間にお客さんは、手をつかうことなくそいつを片方の足の甲にのせると、 サッカーのリフティングの要領でひょいと宙にあげてつかみとり、カウンターの上にこつんと置いた。 流れるようなその華麗なテク、いまいちど見せてほしい、と懇願したいところだけれどもう遅い。
 石には絵の具なのか墨なのか、黒々と 「歓喜」 の2文字がおどっていた。

 間違いない、以前も来てくださったお客さんだ。 2年以上経つだろうか。 そのときも同様のアクションの末、「知性」 と書かれた石を取りだしてみせた。
 さらにその1年くらい前は 「人道」 という石を。

 今週、2階の喫茶部長に、そういえばあの石のお客さんはもう来ないの?と訊かれたばかりだった。 仙人のようなひと。 願いがつうじたようだ。 そのときどきの自分に足りないものを指し示してくれているのか。 まさか。
 とまれ、これで手元に3つ集まったことになる。 八犬伝やドラゴンボールにならって石があと5つか4つあるとして、残りを求めていざ旅に出ようではないか、皆の衆。

 他に墨絵の本が売れる。
 4打数2安打。打率 2割7分6厘3毛。


2011年12月1日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第321試合


  1. 北 杜夫 『さびしい王様』
  2. 時代物
  3. 釧路の地図
  4. 日記帳
  5. 『聞き書 アイヌの食事』 (農文協)
  6. 履歴書

 一昨日、北 杜夫を尋ねてきた方が再びみえて、マンボウもののエッセイ集をお買い上げになる。 1安打。 『さびしい王様』 を訊かれるが、そちらの在庫はなかった。

 他に文庫の時代小説が売れる。
 6打数2安打 (内1安打 11/29分)。打率 2割7分5厘8毛。

 小田光雄氏の 「出版状況クロニクル」 が更新された。


2011年11月30日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第320試合


  1. タイトルは忘れたけれど
         30年くらい前に出た
             干支なんかが載っている
                文庫より大きいサイズの本
  2. 洋書の絵本
  3. このような本を買う私が好きそうな本
  4. アンティークレースの本
  5. 手芸の本
  6. コミック
  7. 小山 清 『落穂拾ひ・聖アンデルセン』
  8. 国枝史郎 『蔦葛木曽桟』
  9. ブルドッグの本

 1はいわゆる雑学本のことなのだろうけれど、皆目わからない。 店に置いていないことだけは確かである。 参りました。

 別の方からの3も、同様に難題だ。 市外から用事があってきたという初めてのお客さん。 洋書の絵本と幸田文の随筆集のお会計が済んだところであった。
 待ち合わせがあるのでまた後できますと言い残して出ていかれた。 数時間後、お戻りに。 先ほどのリクエストは特に気にしなくてよいことになっていて、新たな本をご自分で選んでいただけた。

 文学好きの学生さんから電話がくる。
 小山 清の 『落穂拾ひ・聖アンデルセン』 を新潮文庫でという指定が入り、もしやと勘がはたらく。 最近、 古本屋が出てくる小説 をお読みになりませんでしたか、 お探しの小山清がそこで取り上げられていたのですが。 失礼ながらお尋ねしてみると、そのとおりだった。
 なあに、儂も評判をききつけて少し前に読んでみたのじゃよ。 栞子さんみたいな人は実在するかって? フォースの力を信じるのじゃ。 肝心の小山清はありませんでした。

 つづいて訊かれた国枝史郎は 『神州纐纈城』 しか置いていない。
 電話が代わって家族の方からブルドッグの本のご依頼も。 どれひとつとして当たらない。 全滅だ。 入荷したらお知らせすることにいたしましょう。

 他には、パッチワークの本が売れる。
 9打数2安打。320試合を終えて、1832打数505安打。打率 2割7分5厘6毛。


2011年11月29日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第319試合


  1. 北 杜夫
  2. 今 東光 『悪名』
  3. 森 鴎外 『雁』
  4. 資格の本
  5. 釧路の地図

 釧路の地図を尋ねてきた2人組。 一方のなにも喋らないでいる若者がみぞおちあたりにカメラを構えていて、よく見ると赤い録画のランプがついていた。 注意して撮影をやめてもらう。

 鴎外の 『雁』 が売れる。
 5打数1安打。打率 2割7分5厘9毛。


2011年11月28日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第318試合


  1. 映画関係の本
  2. 新しいの
  3. 池波正太郎 「剣客商売」 の
            14、15、16巻以降、番外編 黒白
  4. 佐伯泰英 「居眠り磐音」 の37巻以降
  5. 佐伯泰英 「酔いどれ小藤次留書」
  6. 若桑みどり 『クアトロ・ラガッツィ』 の文庫本
  7. 島倉千代子のシングルレコード
  8. あの本

 このところよくおみえになるご夫婦が 「新しいの入ったかい?」 と言って、棚からあれこれ選んでくださる。
 お会計のあと見せてもらったメモには、小さな字でお探しの時代小説のシリーズ名がいくつも書きこまれていた。 また来るからねとお帰りに。
 「剣客商売」 の短編集は16冊で打ち止めだそうな。 幻の17巻を探さなくて済むよう教えて差しあげなければ。

 帰りに立ち寄った新刊書店の雑誌コーナーで常連さんと遭遇する。
 「このあいだ買わなかったあの本、まだありますか?」 「はい、ありますとも」
 新潮選書の森本哲郎が2冊おとりおきになる。

 他に、「淀川長治責任編集 映画の美」 が売れる。
 8打数3安打。打率 2割7分6厘1毛。


2011年11月27日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第317試合


  1. 増田 誠の画集
  2. エミリー・ディキンソンの文庫の詩集

 テレビの 「笑点」 がそろそろ終わろうかというころ、 堀江さんと本の話をしているところに本店経由で画伯がやってきた。
 ここ1ヶ月ほど、ときならぬ忍者ブームで意気投合しているおふたりである。 意外なことに、騒ぎだしてから (私が煽っているという噂もあるが) 顔を合わせるのはこの日がはじめてという。
 忙しくて春採湖畔での教練まではなかなか進めないでいるようだが、 北大通店をかくれみのにして 忍者本 の貸し借りや、通信文のやりとりはつづいていた。

 忍者をめぐっておよそ大人のする会話とは思えないホラ話が次から次へと炸裂し、 食べるとやたらと愉快な心持ちになるカラフルなキノコでお腹いっぱいになった集団のよう。 他のお客さんがいないときで本当によかった。
 おふたりとも白土三平の 『カムイ伝』 のファンであることが判明する。 横山光輝の 『仮面の忍者 赤影』 にはときめかないことでも趣味が一致していた。

 堀江さんに訊かれたディキンソンの詩集が本店にあった。 ご所望の文庫版ではなかったけれど、2冊もお買い上げいただくことになったので、ここは安打に認めてほしい。
 2打数1安打。打率 2割7分5厘6毛。


2011年11月26日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第316試合


  1. 永田 萌の画集
  2. 園芸の本
  3. 『Q & A 宗教トラブル110番』

 北大通店1階のウィンドウや 2階のラルゴのクリスマスの飾りつけを こちらのページ に取り上げてもらう。 本店のウィンドウもおまけとして収まっている。
 永田 萌の画集が売れる。
 3打数1安打。打率 2割7分5厘4毛。


2011年11月25日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第315試合


  1. 浅草・深川あたりの
            江戸時代の地図が載っている本
  2. 津本 陽 『天翔ける倭寇 上下巻』
  3. ノート

 堀江さんがいらっしゃる。 以前在庫を訊かれた雑誌 「PHOTO JAPON」 の中綴じ時代の初期の号、 そのときはすべて売れてしまったつもりでいたのだが、 このあいだ2階のラルゴの閲覧雑誌の棚に3冊あるのをみつけてしまった。
 そういえば、喫茶部長に 「これ、上に置いてもいい?」 と言われたことがあったような。 どんどん物覚えがひどくなっている。
 堀江さんには発見の報をメールで伝えていた。 1冊売れて安打に加える。
 同誌の無線綴じになってからの号であれば、まだ10冊以上ある。
 3打数1安打 (内1安打 11/15分)。打率 2割7分5厘3毛。


2011年11月25日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第314試合


  1. カッパの森 詠
  2. なんかおもしろいの
  3. momotaro
  4. soft bank

 アジアの某国からお越しのカップルが一昨日につづいて再来店。 3と4を訊かれる。 桃太郎を収録した岩波文庫の 「日本の昔ばなし」 をお買い上げになり、 その上、母国のお菓子までいただく。 本当は絵本があれば、それを渡したかったのだけれど。
 4打数1安打。打率 2割7分5厘2毛。


2011年11月23日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第313試合


  1. 伊藤若冲
  2. 増田 誠
  3. 一字書が載っている本
  4. 書道に関する本
  5. 和のパッチワークの本

 おとなりの画廊の店長さんから ビタラガ アルファ1500 なる飲み物をいただく。 いわゆるひとつの滋養強壮肉体疲労時の栄養補給ドリンクである。 ここぞという特別なときに封を切るよう申し渡される。 いつ飲めるのだろう。

 光るサンタ人形とクリスマス本10数冊をウィンドウに飾る。 毎年恒例のディスプレイ。 クリスマスまでは1ヶ月もある。 ビタラガ アルファの出番はまだである。

 2と3が売れた。
 2は、 秋の増田誠展 期間中に在庫をすべて吐き出してしまったけれど、本店にはまだ図録が2冊ある。 電話問い合わせのお客さんにその旨紹介。
 後で社長から2冊とも売れたぞと報告がある。 ビタラガ アルファの出番はまだである。

 古本で指を切る。 血が止まらない。 ビタラガ アルファの出番はまだである。 賞味期限は2014年10月までである。
 5打数2安打。打率 2割7分5厘3毛。


2011年11月22日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第312試合


  1. なんか
  2. ハメット 『影なき男』
  3. ハメット 『赤い収穫』
  4. コリン・デクスター
  5. 書道の教え方の本
  6. かなの手本の本
  7. Memoirs of a Geisha
  8. Princess Atsu
  9. アイヌ民族や沖縄の絵本
  10. アラーキーが奥さんを撮った写真集
  11. 手塚治虫 『火の鳥』
  12. 宮澤賢治の絵本

 ハメットやらデクスターやら、常連の海外ミステリファンのご婦人がお探しである。 これまであった在庫は、残らずこのお客さんにもらわれてしまっている。 その後の入荷はなく、お応えできない。
 代わりになるのかどうか、最近まとまって入荷したポーラ・ゴズリングをおみせする。 それなら読んでみようかねと1冊お買い上げいただく。 なんか入ったかいとも訊かれていたので、安打に計上。
 ネットで引っぱってきたデクスターの作品リストもご覧いただき、未所持の作品を教えてもらう。

 東南アジアからのお客さんがおみえになる。
 映画パンフレットの箱をのぞいていた男性に 「メモリーズ オブ ゲイシャ」 云々と話しかけられる。 外国語はわからぬけれど、チャン・ツィイー主演の 『SAYURI』 を探しているらしい。 あいにく在庫はない。

 つづいて 「プリンセス アシュ」 というのを訊かれる。 Ashだとすると、灰のお姫さま? シンデレラのことかしら。
 片言のやりとりでは話が進まない。 紙にPrincessと書いて、つづきの綴りをお願いする。 横にいた女性が、Utsuとつなげる。 鬱のお姫さま。 ディズニーアニメ最新作、ではないよなァ。
 ちがうちがうというようなことを言って、男性が書き足す。 Atsu。
 篤姫か!

 宮尾登美子の 『天璋院篤姫』 の講談社文庫版上下巻を見せると、にっこりしてくれる。 本には宮アあおいをあしらったNHK大河ドラマの帯がかかっていた。 辛抱づよいお客さんでよかった。 同じ宮ア主演の映画 『少年メリケンサック』 のチラシを差し上げることにした。
 女性陣にはクイーンの 『世界に捧ぐ』 のLPレコードをお買い上げいただく。 こちらには釧路で公開中の クイーンのライブ映画 のチラシをプレゼント。

 夜、2階のラルゴでライブが行われた。 「西濱哲男永原 元 ツアー 2011 北日本編」 の釧路公演。 西濱さんの年月をへた男の声の魅力と、それに絡む元さんの引き締まったパーカッション。 中身の濃いライブを堪能する。 地元パーカッショニストの原田大祐さんにも演奏してもらった。
 終了後の懇親会で関係者の方々に訊かれたのが、9以降の品々である。 深夜2時すぎの北大通店で、絵本 『アイヌのイオンノッカ』 が売れた。

 他には書道本で安打を重ねる。
 12打数4安打。打率 2割7分4厘9毛。


2011年11月21日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第311試合


  1. 司馬遼太郎 『酔って候』
  2. クラシックのスコア
  3. 映画 『南太平洋』 のDVD

 店内をちいさな羽虫がとてもゆっくりと飛んでいた。 私のことを気に入ったのか、まとわりつくように周囲をめぐりだす。 両手でパチンとたたこうとすると、うまいことすり抜けて見えなくなった。 風圧で飛ばされただけなのかもしれない。
 3打数0安打。打率 2割7分4厘5毛。


2011年11月20日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第310試合


  1. 面接を受けるときに読むような本

 映画 『エクレール お菓子放浪記』 の夜の上映をみる。 脚本が不味い。 その不備を演出もカバーできずにいる。
 1打数0安打。310試合を終えて、1778打数489安打。打率 2割7分5厘0毛。


2011年11月19日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第309試合


  1. この辺の地図
  2. 龍の画集
  3. SPレコード
  4. 車の本
  5. 棟方志功

 雨がふったりやんだり。
 日曜日に岩田専太郎の画集を尋ねたお客さんが来店する。 本店にあった自伝 『わが半生の記』 をおみせするが、もとより画集ではない。 昔みた油絵をもういちど確認したかったのだという。 本にはカラー口絵もあったが、挿絵時代のものばかり。 また来るよとお帰りになる。
 5打数0安打。打率 2割7分5厘1毛。


2011年11月18日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第308試合


  1. レース編みの本
  2. ぬりえ
  3. 時代小説を読むのに
           役立ちそうな江戸時代の地図の本
  4. 岡本太郎
  5. 佐々木丸美
  6. 岩波新書
  7. 料理の本

 1、3、6が売れる。

 朝店にくると、入り口の横に時代小説の文庫本や山の本が十数冊置いてあった。 どなたかわからないが、ありがたく棚にならべる。
 7打数3安打。打率 2割7分5厘9毛。


2011年11月17日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第307試合


  1. 『韓国食を学ぶ』?
  2. 鬼塚英昭
  3. 『「諸君!」の三十年』

 2階の喫茶ラルゴで、「えんぴつ画とフェルト動物展」 がはじまった (12/3まで)。
 3打数0安打。打率 2割7分5厘3毛。


2011年11月16日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第306試合


  1. 「心の自然治癒力」?
  2. ウィリアム・バロウズ
  3. 「北杜夫全集」
  4. 北 杜夫 『岩尾根にて』
  5. 北 杜夫 『楡家の人びと』
  6. パイプや葉巻の本
  7. クロウリー 『法の書』

 佐世保の風景印が押してある封書が届いた。 港にうかんだ帆船の図案だ。 差出人はズリ山裏道さん。 ご本人は一足はやく帰釧している。 熊本の黒胡麻せんべいが入っていて、むしゃむしゃ食べる。
 釧路市立博物館 では、 「風景印コレクション展」 がはじまっている。

 「銀星倶楽部」 や 「現代詩手帖」 のバロウズ、ビート特集号が売れる。
 7打数1安打。打率 2割7分5厘8毛。


2011年11月15日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第305試合


  1. 日本語のアクセントの本
  2. 吉村 昭
  3. 津村節子
  4. 村上春樹
         『おおきなかぶ、むずかしいアボカド』
  5. 高野文子 『黄色い本』
  6. 雑誌 「PHOTO JAPON」
  7. 植田正治の写真集

 サボテンのたにさんから、メールで はなまめちゃんの画像 をいただく。 たにさん曰く、妖怪人間ベムの頭のよう。 まぁ、キモかわいい。
 地図好きさんからは、出来たての北大通8丁目界隈オリジナル地図をいただいた。 早速お客さんに配布いたしましょう。
 マイクル・コナリー氏はカルピスの ほっとレモン を持ってきてくださる。 気温が一気にさがったこの時期、ありがたい差し入れ。
 本野さんは 「本の雑誌」 の最新号 を寄贈してくださった。 穂村弘が古本屋の匂いのことを書いている。
 堀江さんがくださったのは、 ぺじぶる のスフレ。 美味しゅうございました。
 熊本みやげの アベックラーメン 持参でお出でになったのはズリ山裏道さん。 名前が気に入りました。 しかも、とんこつ味。 夜食にします。

 いただくばかりで安打はゼロである。
 7打数0安打。打率 2割7分6厘3毛。


2011年11月14日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第304試合


 遠方出張買取を終えて、夕方5時より店を開ける。
 0打数0安打。打率 2割7分7厘4毛。


2011年11月13日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第303試合


  1. 「トラベルマンの北海道」
  2. 高野 孟 『最新・世界地図の読み方』
  3. 『古事記』
  4. 『日本書紀』
  5. 『日本がもしアメリカ51番目の州になったら』
  6. 考古学の本
  7. 日本神話の本
  8. 岩田専太郎の画集
  9. 『テレンス・コンランの収納術』

 3、6、7が売れる。
 岩田専太郎は、本店に自伝あり。 お客さんが後日再来店されるというので、こちらに移してもらうことになる。
 9打数3安打。打率 2割7分7厘4毛。


2011年11月12日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第302試合


  1. カント 『実践理性批判』
  2. 木下恵介に関する本
  3. 精神世界に関する本

 映画 『エクレール お菓子放浪記』 の前売券がこの日だけで5枚売れ、割り当て分がすべて捌けた。 最後の1枚を買ったお客さんが出ていくのと入れ違いに、上映関係者の方がみえたので追加を頼む。 70枚以上売ったところもあるそうな。
 同作は今月20日(火)、 釧路市生涯学習センター まなぼっと幣舞 大ホールで上映される。
 3打数0安打。打率 2割7分7厘1毛。


2011年11月11日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第301試合


  1. 内科や外科が全部入っているような医学の本
  2. 立川談志 『現代落語論』
  3. 阿刀田 高 『ギリシア神話を知っていますか』
  4. 川村 湊・訳 『歎異抄』
  5. 高峰秀子 『台所のオーケストラ』
  6. 津村節子
  7. ルルー 『黄色い部屋の謎』
  8. 赤川次郎
  9. 宗教関係の本

 またやってしまった。 家で自分の書棚を漁っていたら、同じ本が2冊みつかった。 中公新書の 『江戸の紀行文』。 今年の1月に出た本だ。
 購入記録をみると、刊行されてまもなく買い、その3ヶ月後にもう1冊。 私の頭は4半期ごとにリセットされているということか。 テレビの連続ドラマじゃないんだぞ。 せめて大河ドラマ並みに持ちこたえてほしい。
 新刊書店でダブらせてしまったのが情けない。 そもそもすぐに目を通さないのが悪いのだ。

 という話を、毎日みえる毎日さんにしたところ、 「あ、それ店に出すなら、オレ買うよ」
 すぐに取引が成立した。 金曜の昼さがり、くだんの本はもらわれていった。

 ただ1点気にかかるのは、毎日さんもまた本をダブらせる名人であることだ。 「こないだのやつ、うちに帰ってみたら持ってたさァ。わっはっは」 というのが、北大通店だけでも両手に収まりきらないほど起きている。
 『江戸の紀行文』 がそうでないことを祈る。

 3、6、7が売れる。
 前日、商店街の重鎮からリクエストされた複数冊のうち、 『奇妙な論理』 の1巻目 (現代教養文庫版) も売れる。
 9打数4安打 (内1安打 11/10分)。打率 2割7分7厘6毛。

 末広歓楽街の某店従業員の方がみえて、地元の年末グルメ情報誌 「UTAGE」 を置いていってくれる。 自店の広告ページに紙がはさんであり、忘新年会に活用してほしいということらしい。
 手元に置いておくと、私が強力なストッパーになって人目にふれない恐れがある。 2階のラルゴで閲覧してもらえるようにした。


2011年11月10日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第300試合


  1. 松本清張の短編集
  2. ゲームの攻略本
  3. 草野心平の詩集
  4. 池波正太郎 『剣客商売 包丁ごよみ』
  5. 雑誌 「一枚の繪」
  6. 青木幹勇 『第三の書く』
  7. 政治家の本
  8. アン・ルイスのレコード
  9. 映画 『フラッシュダンス』 のパンフレット
  10. 笹本稜平
  11. ジョイス 『ユリシーズ』
  12. 團 伊玖磨 『パイプのけむり』
  13. 池波正太郎 『男の作法』
  14. ガードナー 『奇妙な論理』
  15. 樋口毅宏 『民宿雪国』

 桜庭ななみ親衛隊隊長さんから、池波正太郎の 『剣客商売 包丁ごよみ』 を訊かれる。
 少し前、某所に載せてもらった 北大通店の食の本の画像 で在庫を知ったとおっしゃる。 物は画像にあったのとは別の場所に移していた。 無事お買い上げいただく。
 というやりとりがはじまる直前に帰ったお客さんがいて、実はその画像を貼りつけてくださったご本人であった。 惜しい。

 「一枚の繪」 が売れる。 探している方はいるのだがふしぎと縁がなく、今回売れたのは最近たまたま1冊だけ入ってきたもの。

 歌謡曲さんに 『フラッシュダンス』 のパンフレットを訊かれるのは、これで5回目だ。 何度も見てきたはずなのに、いざとなると出てこない。 同じく訊かれたアン・ルイスのレコードもない。
 15打数2安打。300試合を終えて1727打数478安打。打率 2割7分6厘7毛。

 去年につづいて、 北海道炭鉱遺産ファンクラブ 刊行の 「 北海道炭鉱遺産 カレンダー」 を取り扱うことになった。
 豊文堂書店の本店と北大通店にて、税込定価 500円で販売中。
 相田みつをのカレンダーのご要望にはお応えできなかったけれども (先週土曜日の当欄参照)、 こちらは精力的に売っていきたい。


2011年11月9日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第299試合


  1. 『日本の弓術』
  2. 日本のヒッピーのおじいちゃんの本
  3. 講談社学術文庫の 『宇津保物語』 の1、3巻

 日本のヒッピーのおじいちゃんが誰なのかわからない。 常連さんに尋ねられた。
 山尾三省のエッセイが1冊あってお見せするけれど、はてこれでよいのかしら。 曖昧模糊。 お客さんはもう一度、名前を調べてみますとのこと。 答えをはやく知りたい。
 3打数0安打。打率 2割7分8厘0毛。

 北大通店を舞台に、ときならぬ忍者ブームが巻き起こっていることは、少し前の当欄で報告した。
 こちらの画像 は、前日、ブームの中心人物たる画伯からみせてもらった手裏剣。 使い方としては、冬の寒い日などターゲットの背後に音もなく忍び寄り、 首筋やほっぺたにこいつを押し当てて 「しゃっこい」 と悲鳴をあげさせる、などがある。 なんと物騒な武器であろうか。
 近々、春採湖畔あたりで教練がはじまるのかもしれない。


2011年11月8日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第298試合


  1. 『松浦武四郎蝦夷日誌集』 (釧路叢書)
  2. おかしな音楽
  3. 山本夏彦
  4. イツァーク・パールマンのCD
  5. 長谷川光二に関する本

 1、2と売れる。 おかしな音楽のくくりでもらわれていったのは、 背中一面にタトゥーを入れた西洋人のアコーディオン弾きがジャケットのCD。
 5打数2安打。打率 2割7分8厘5毛。

 8月に道東旅行にいらした大阪のガス人間さん、今月あたまから小樽に逗留している。 坂の街を歩きまわって、大いに満喫されているよう。


2011年11月7日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第297試合


  1. 新しいの
  2. 年賀状の図案集
  3. 光人社の文庫
  4. 西郷竹彦の著作集
  5. 高野和明 『ジェノサイド』
  6. 車の本
  7. 神社のことが書いてある本
  8. 今邑 彩
  9. ルター 『ガラテヤ書詳解』?
  10. 桜木紫乃の文庫本
  11. 池井戸 潤
  12. 日本地図

 地元出身の小説家、桜木紫乃さんの著作の文庫化はまだはじまっていない。 前日、図書館 の朗読会でゲスト出演されたというから、その線での問い合わせだと思われる。
 7と11で2安打。
 12打数2安打。打率 2割7分8厘1毛。


2011年11月6日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第296試合


  1. 菊川多賀展の図録
  2. 小野州一展の図録
  3. 蛯子善悦展の図録

 日曜日の通りは静か。
 3打数0安打。打率 2割7分8厘9毛。


2011年11月5日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第295試合


  1. 相田みつをのカレンダー
  2. 手紙の書き方の本
  3. 直木三十五
  4. 深沢七郎 『楢山節考』
  5. 雑誌 「ニュートン」
  6. 絵本
  7. フランクル 『夜と霧』
  8. 昔の電話帳
  9. 『北の匠』

 1は、2012年度のカレンダーのよう。 応えてあげたいけれど、豊文堂書店は新刊書店ではないのだった。
 電話で8を尋ねてきたのは面識のない方。 私の聞きまちがいでなければ、最後に 「貸してもらえないか」 云々といっていた。 物はないし、あったとしても貸本屋や図書館ではないのである。
 2、3、4、6と売れる。
 9打数4安打。打率 2割7分9厘4毛。

 水曜日の当欄をご覧になった堀江さんが来店、画伯から託されていた忍者本をわたす。 もう後戻りはできない。


2011年11月4日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第294試合


  1. 安部公房 『砂の女』
  2. 生方たつゑ
  3. 小檜山 博
  4. 道東の歳時記みたいな本
  5. 陳 舜臣 『三国志』
  6. 岩波文庫の 『アイヌ神謡集』
  7. 井上荒野
  8. 林 真理子
  9. 司馬遼太郎
  10. カセットテープ (徳永英明)
  11. 堀井拓馬 『なまづま』
  12. クラーク 『幼年期の終り』
  13. 皆川博子 『開かせていただき光栄です』
  14. トム・ロブ・スミス 『エージェント6』
  15. 乃南アサ 『しゃぼん玉』
  16. トム・ロブ・スミス 『チャイルド44』
  17. トム・ロブ・スミス 『グラーグ57』
  18. 鈴木 遥 『ミドリさんとカラクリ屋敷』
  19. 猫井 登 『スイーツ断面図鑑』
  20. あの本

 文庫の 『砂の女』 が売れる。 どこかの読書会のテキストで使われるよう。 在庫は何冊かあるので、すぐに補充する。
 北大通店の棚から姿を消した小檜山 博だけれど、本店には単行本や「北海文学」の掲載号がある。 お客さんに教えると、売れたよと後で社長から報告が。

 ときどきカセットテープを訊かれる。 店にいるとまだまだ需要があることがわかる。 少し前の 「サンデー・ソングブック」 で、MDとちがってカセットは少々のことではなくならないと、山下達郎が太鼓判をおしていたっけ。
 今あるのは、演歌が少しと瀬戸内寂聴の法話ものくらい。
 徳永英明はなかったけれど、お客さんとおしゃべりが弾み、 「新しい本は置いてないんでしょ」 「いえいえ、そんなことありませんよ」
 11〜19がぎっしり載った探書リストをみせてもらう。 ラジオで紹介していた本ばかりだそうな。 12、16、17とたなぼた式に安打を重ねる。

 数日前にみえた厚岸倉庫社長、勉強熱心な若者だ。 とりおきの本を貯めておく専用の厚岸箱になにやらせっせと追加していたことを思い出す。
 ダンボール箱をあけると、泡坂妻夫の 『家紋の話』 が入っていた。 1週間前に家紋の本を訊かれたとき、こんな本があるよと見せていた品。 購入することにしたみたい。これも安打だ。
 そのほか、常連さんに林真理子が売れる。
 20打数7安打 (内1安打 10/28分)。打率 2割7分8厘5毛。


2011年11月3日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第293試合


  1. 池波正太郎 『鬼平犯科帳』 の7巻
  2. 池波正太郎 『剣客商売』
  3. 絵本
  4. 仏教書
  5. プロ文のオリジナル
  6. 樋口一葉 『たけくらべ』

 文化の日。 2階のラルゴは祝日定休日である。 入荷したばかりの落語のCDを検品かたがたかけていると、志ん生の 『火焔太鼓』 にこんなくだりがあった。 道具屋の女房が亭主にむかっていう台詞である。

 「お客さまが 『道具屋さん、この箪笥いい箪笥だなァ、古いけども』 ッたら、 お前さんなんてッたよ。 『ええ、いい箪笥ですとも、うちの店に6年もあるんですから』 と、こう言った・・・・・・ お前さん6年あるッてのは、いいこッちゃないねェ、 6年売れないから置いてあるようなもんだもの、そういうことを言っちゃァだめだよ」

 古本屋の仕事につくようになって、6年くらいでは驚かなくなった。

 3以外が次々と売れる。
 5のプロ文とは、プロレタリア文学を略してそう呼ぶらしい。 多喜二の初刊本をお探しとのこと。 本店を紹介する。 向こうで、昭和21年刊行の創建社書房版 『小林多喜二著作集』 をお買い上げいただけたみたい。 安打扱い。
 6打数5安打。打率 2割7分7厘7毛。


2011年11月2日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第292試合


  1. 料理の本
  2. 図書券

 この秋、釧路では忍者が流行のきざしをみせている。 なんだかトレンド誌の言い草みたいだ。 正確を期して、釧路の豊文堂書店 北大通店では、と言い直そう。

 流行の中心にいるのは、画伯と堀江さんというふたりの常連さんである (あ、他には誰もいなかった)。 きっかけは先月末の 博物館の 「石炭基礎講座」 だった。 目的地の浦幌町へ向かうバスの車中、隣りあわせた画伯とどういう拍子か忍者の話になった。
 「忍者といえば、堀江さんもなりたかったそうですよ」
 「そうか、それなら僕が持ってるとっておきの専門書を貸してあげなきゃなァ」

 半年前、北大通店で十数年ぶりに偶然の再会をはたしたおふたりである。 その昔忍びの者をめざして切磋琢磨した共通点をお持ちだったとは。
 ひとりは大人の階段をのぼる途中でふと我にかえって断念し、 もうひとりは酒が入るとなんでもぺらぺら喋ってしまう不都合から諦めた。
 後日、店に来た堀江さんに画伯とのやりとりを伝えた。 昔とった杵柄。 大笑いしていたけれど、満更でもない表情だった。 忍びの道への絶ちがたい思いが見てとれた。

 この日、画伯から堀江さんにと1冊の本を託された。
 初見良明なる人の 『戸隠忍法流・生きる知恵 秘伝 戸隠流忍法』  (土屋書店・昭和61年)。
 著者略歴には、戸隠流忍法三十四代、九鬼神伝八法秘剣二十八代、その他骨法術、体術の宗家とある。
 目次を盗みみると、「忍ばぬ者は生きるべからず」 「たまには消えてみろ」 「自らすすんで悪党となれ」 「進歩するより変化せよ」 「Y談をうまく使え」 などなど、魅力的なフレーズのてんこもり。
 おふたりの橋わたしをすることで、道東における忍者復興の歴史的な瞬間に立ち会ってしまうのかもしれない。

 ここまできたら、私もまた修行の仲間入りをしなければなるまい。 まずは、 忍たま乱太郎のアニメ でイメージトレーニングだ。
 修行は徐々に厳しくなるだろう。 本棚のかげで、自らの尻尾を追いまわす犬の物まねを執拗に繰りかえす私の姿をみかけたら、 それは脆弱な三半規管を鍛え直さんがためである。 桃色のくの一ルックで朗らかに接客をしていたなら、己が羞恥心を捨て去るためのやむを得ぬ訓練である。 いずれにしろ、そっと目を伏せてもらえたらと思う。

 一人前の忍者になると本屋の職業病、ぎっくり腰も寄せつけなくなるそうだ。 や、そうであってほしいという私の願望だ。
 2打数0安打。打率 2割7分5厘6毛。


2011年11月1日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第291試合


  1. おもしろいCD
  2. 国土地理院の地図
  3. やわらかい本
  4. 『プラトン全集』
  5. 論文の載った本
  6. 辞典
  7. 民族音楽

 その昔、釧根のこのあたりでもいくつも殖民軌道が走っていてねェ。 特に戦前のごく短い期間だけ運行したような軌道の跡を訪ね歩くのが楽しくてさ、昔からつづけているんだよ。 今はもう探すのも容易じゃないそれら痕跡をたどるのには、当時の地図がたいへん重宝するんだ。
 地図を尋ねてきた方の話に、じっくりと耳を傾ける。
 こちらも私物の 「日本鉄道旅行地図帳」 の北海道の巻を引っぱりだしてきて、郷土史の講義をうけるかのよう。 汲めども尽きない。

 話題はさらに 丸型ポスト へとのびていく。
 北海道中の設置場所をくまなく調べあげ、 利尻では写真を撮るとすぐに帰りの船に乗ったとか、 専用の塗料を生産している工場にも出かけたとか、 探し物にはお応えできなかったにも関わらず、よい話をたくさん聞かせてもらう。
 現在、阿寒と音別をのぞく旧釧路市内で丸型ポストが設置されているのは、 釧路フィッシャーマンズワーフ MOO だけなのだそう。

 商店街一の読書家さんがみえて、類語辞典とエジプト音楽のCDをお求めに。
 7打数2安打。打率 2割7分6厘0毛。

 小田光雄氏の 「出版状況クロニクル」 が更新された。


2011年10月31日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第290試合


  1. 雑誌 「毛糸だま」
  2. 司馬遼太郎 『街道をゆく 濃尾参州記』
  3. 司馬遼太郎 『街道をゆく ニューヨーク散歩』
  4. 蝶の本
  5. 『芸舟双楫』
  6. 北 杜夫 『楡家の人びと』
  7. 北 杜夫 『どくとるマンボウ昆虫記』
  8. ドナルド・キーン
  9. はるき悦巳 『じゃりン子ちえ』
  10. 吉田武三 『評伝 松浦武四郎』
  11. 原田康子の文庫本
  12. 坂本直行の画集
  13. 『釧路空襲』

 電話で2、3、4を問い合わせてきたのは、厚岸倉庫社長である。 「街道をゆく」 2冊の在庫あり。 おとりおき品をしまう専用のダンボール箱、通称厚岸箱に納める。
 厚岸倉庫社長が蝶好きとは知らなかった。 前の晩にみたNHKの 「秘境ブータン 幻のチョウを追う」 という番組に感銘をうけたものらしい。 あいにく適当な本はない。

 数ヶ月前のこと、釧路近郊の昆虫図鑑を探しにみえた方がいた。 湿原でみつけた蝶の名前を知りたい、手近の本でざっと調べてみたが載っていなかった、 もしかしたら新発見の蝶かもしれないという気宇壮大なお話だった。
 私の手にあまる難題だ。 数々の調査報告書を出している 釧路昆虫同好会 の連絡先を教えた。

 この日、蝶のお客さんが近くに来たからと寄ってくれた。 専門家の見立てはどうだったのか。
 「それがね、蝶じゃなくて蛾だったのよ」
 しかも割とよく見かける種類の蛾であった。 日本では蝶と蛾を分けているけれど、本来は同じ仲間なんだから。 そうやさしい言葉をかけてもらったという。 蝶と見紛うのも無理はない、それはたいそう美しい蛾であるということだ。

 10月最後の日に蝶のはなしが2題つづいた。 別の方から 『どくとるマンボウ昆虫記』 の在庫も訊かれたが、これはなかった。

 他に、6、8、12が売れる。
 13打数5安打。290試合を終えて、1645打数454安打。打率 2割7分5厘9毛。


2011年10月30日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第289試合


  1. 「くるみ割り人形」 に関する本

 午後5時半すぎに店を閉める。
 1打数0安打。打率 2割7分5厘1毛。


2011年10月29日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第288試合


  1. 松浦武四郎
  2. 書道の本
  3. 浅田次郎
  4. 志賀直哉
  5. 花家圭太郎

 1〜4までが別々の人にもらわれていった。

 閉店後、近所のヤマダ電機へ買い物にいく。 デジカメのメモリーカードのデータをパソコンに取り込むための器具が壊れたのだった。 パソコン周辺機器のコーナーでは見つからず、店員に説明。 デジカメ売り場に連れていかれる。 あ、これってカードリーダーっていうのね。
 5打数4安打。打率 2割7分5厘2毛。


2011年10月28日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第287試合


  1. 道東の自然の本
  2. いい女
  3. 冠婚葬祭の本
  4. 原田康子の文庫本
  5. 家紋帖
  6. 結婚式のスピーチの本
  7. 将棋の本
  8. 城山三郎 『男子の本懐』
  9. クラシックのCD
  10. トイレ
  11. シャンソンのCD
  12. 硯の本 (硯拓を集めたもの)
  13. 釧路が舞台の小説
  14. 釧路の本
  15. お勧めするいい本

 3、6、7、8、9、10、13、14と、よい調子に捌けていく。 6月末に訊かれた 「昭和天皇の妹のことを書いた本」 も、河原敏明 『昭和天皇の妹君』 でクリアする。

 夕方、お出でになった二人組のご婦人。 入り口あたりでなにやら小声で話し合っており、「お店の人に聞いてみたらどう」 などと漏れ聞こえてくる。
 ここは売上げをふやす好機である。 勢いこんで声をかけてみた。
 「お探しの本でしたら、何でもお尋ねください」
 「トイレありますか」
 居合わせたお客さんが堪えきれずに吹きだした。

 北大通店の定番商品であるかのように、ごく当たり前にリクエストされたトイレ。 いつもの当欄であれば無視するところだが、今回だけは特別にカウントしてみたい。
 2階のラルゴでお手洗いをすませた後、ご婦人方は下で本を買ってくださった。
 15打数9安打 (内1安打 6/30分)。打率 2割7分3厘6毛。


2011年10月27日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第286試合


  1. 『台風クラブ』 のDVD
  2. マンガみたいなもの
  3. 筆順が書いてある本
  4. 大谷正春 『雄別炭礦鉄道 五〇年の軌跡』
  5. 絵本のようなもの
  6. 映画 『瞳の奥の秘密』 の原作本

 本店の社長が電話で 『台風クラブ』 のことを尋ねてきた。 テレビの放映を途中からみて止まらなくなったという。
 「これ相米慎二のだろ。おもしろい映画作るやつだったんだなァ」

 相米慎二という映画監督が亡くなって10年になる。 彼は高校卒業までの一時期を、釧路ですごした。 私が通った学校の先輩だった。
 在学中そのことを知ったときは、すぐさま仲のよかった小野くんをさそい職員室へ向かった。 学校祭に来てもらいましょうと、担任の国語教師に直訴した。
 相米作品はレンタル店で借りた 『台風クラブ』 ぐらいしか見ていなかったくせに、いっぱしの映画ファンのつもりでいた。 牧瀬里穂主演の 『東京上空いらっしゃいませ』 が公開されてしばらく経ったころだった。

 学校に呼ぼうって話なら、とうの昔に打診してるからな。 担任はそう返してきた。 高校時代にあまりよい思い出がなかったみたいだぞ。 うそか実か、そんな理由をつけて断られたということだった。
 田舎のしょぼい男子ふたりは、すごすごと教室に引き上げた。 思いつきはあっさりと潰えたけれど、 『台風クラブ』 の終盤でひとりの少年の退場するさまを強烈に描いた相米慎二は、 自分たちと近しい性質の先達だったのだと奇妙な満足感があった。

 今ならこう思う。
 ゆるやかな作風の変化を遂げた晩年の監督であれば、母校での講演会の依頼にも案外気軽に応じてくれたかもしれない。

 絵本が売れる。
 6打数1安打。打率 2割7分0厘6毛。


2011年10月26日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第285試合


  1. アガサの本
  2. ビジネス書
  3. 広河隆一 『チェルノブイリ 消えた458の村』
  4. 草森紳一
  5. 鉄道の本

 前日、釧路の地名の本をお尋ねになったのは、毎日みえる毎日さんだった。 堅い本(郷土誌)から、やわらかい本(宮下順子、谷ナオミ)まで、なんでもござれのオールラウンドプレイヤーである。
 アイヌ語以外にも幅広く地名の由来を解説した、できればコンパクトな本をご所望ということで、 あいにく北大通店ではお応えすることができなかった。 その後、図書館の 3階 郷土行政資料室 へ足をのばしたという。 ぴったりのものを見つけることができたと教えてもらう。

 単著 『釧路漁業発達史』 (釧路叢書)、『東北海道物語』 (釧路新書) などの他、 多くの郷土史編纂で知られる布施 正さんが、地元出版物に連載した文章をまとめた1冊だという。 近々本を返しがてら、図書館で現物に当たってみよう。
 「布施さん、いい文章書くよなァ」 と毎日さん。 その評につられ、あらためて店の在庫に目を通してみた。 たしかに歯切れのいい文体で、頭によく入ってくる。 しばし読みふけってしまった。

 アガサ・クリスティで1安打。 病院の受付で2時間待たされると知った方が、時間つぶしにと 『予告殺人』 の文庫をお求めに。
 5打数1安打。打率 2割7分1厘0毛。


2011年10月25日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第284試合


  1. 坂口安吾 『堕落論』
  2. 釧路地方の地名を解説した本
  3. 武道関係の本
  4. 山岳の本
  5. 紙芝居 「青の洞門」
  6. 浅田次郎
  7. 法律書
  8. 串田孫一

 1、3、4、5、7と、それぞれ別々の方にもらわれていく。 5の紙芝居は、当サイトの掲載品。 尋ねた方は数日前、保管してある本店で 現物 をご覧になったという。 色のよさに惚れこんでくださったものらしい。 後日北大通店でお渡しすることになった。
 8打数5安打。打率 2割7分1厘2毛。

 ここ北海道では、毎月第4火曜日は シカの日 である。 エゾシカ料理の普及を目指すもので、今月から北大通店2階のラルゴも参加することになった。 初回のランチメニューは、シカ肉のミートソース・スパゲティ (通常のミートソースも可) だ。
 一番乗りした常連さんがついっぷるフォトに 紹介画像 をあげてくれた。


2011年10月24日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第283試合


  1. 諸田玲子
  2. 釧路の歴史が書いてある本
  3. 釧路公立大学
        地域経済研究センターで出している本
  4. 北欧の本
  5. 釧路の地図
  6. 写真集

 高田 郁の時代小説 「みをつくし料理帖」 (ハルキ文庫) が人気だそうだ。 常連の本野さんも当店で何冊かお求めになり、すっかりはまってしまった。 新刊書店をまわって刊行中の全巻を揃えたという。
 その作者ならこんな小説もありますよと、店の在庫から1冊お見せしたのが一昨日のこと。 『顔なし子』 という現代ものである。
 腰巻きの惹句に目を通して、 「あら、高田さんってホラーサスペンス大賞も受賞してるんだ。 ホラーは読まないけど、北上次郎さんがいいって言ってるなら買います」

 この日、笑いを堪えながら本野さんがお出でになる。
 「前回、お宅で買った本なんだけどね・・・・・・」
 自信満々に教えた 『顔なし子』 の作者は、同じ高田姓でも高田 侑という人であった。 「みをつくし料理帖」の作者とはまるきり別人の。
 「本の雑誌」 定期購読者の本野さんは 「いいのいいの、北上さんが誉めてたから」 と言ってくれたが、 なんという破廉恥な間違いをしでかしてしまったことか。

 釧路新書と関口哲也写真集で2安打。
 6打数2安打。打率 2割6分9厘4毛。


2011年10月23日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第282試合


  1. 『釧鉄の歌』 のソノシート

 日曜営業がすっかり定着してしまったけれど、実は定休日である。 釧路市立博物館 が主催する 「石炭基礎講座」 の浦幌行バスツアーに参加してきた。

 現場でいっしょになったズリ山裏道さんに、『釧鉄の歌』 のソノシートはまだ在庫がありますかと尋ねられる。 釧路鉄道管理局が昭和39年に出したレコードのこと。 当サイトの新規入荷欄に載せたばかりで、まだ売れていない。 出先での問い合わせだが、貴重な安打である。 漏らさず記録しておこう。
 『釧鉄の歌』 は、社長も今回はじめて知った曲。 埋もれているのも頷ける、とても暗い歌ということだ。

 出発時は小雨が降っており予定した順番どおりとはいかなかったが、すべての見学場所をまわることができた。 浦幌町 コスミックホールで開催中の 浦幌炭砿写真展浦幌町立博物館 をみて、最後に半世紀以上昔に炭砿があった山中を歩いてきた。
 そこで暮らした人の話を聞くこともできた。 繁栄の過去と、静かな現在とが二重写しになってみえた。

 十勝管内にある浦幌町の炭砿跡見学を、なにゆえ釧路の博物館が企画するのか。 理由はある。
 採掘後の輸送の手立てが馬車鉄道やトラックに頼るしかなかった同砿では、 おとなりの釧路管内 音別町にある尺別炭礦とのあいだに「尺浦隧道」 を設け、物資の運搬に活用していた。 なんとなれば尺別には、根室本線につながる尺別鉄道が通じていたからである。
 浦幌と尺別、ともに親会社が阿寒の雄別炭砿だからこそ可能だったことだ。

 尺浦隧道からは電車の線路がのびていたはずだが、 現在の地形は眼下を流れる常室川に向かって半ば崩落しており 、見る影もない。
 思い起こせば、2年前の同講座では尺別炭礦跡地をめぐった。 私も参加者の皆さんとともに、隧道の尺別側の入り口を覗きこんだものだ。 閉鎖されて長い年月をへたトンネルだけれども、私の中では2年がかりの幻の全通をはたしたといえそうだ。

 隧道の暗闇の向こうには、道東の石炭産業の連係するさまが思いのほか眩く広がっていた。
 石炭基礎講座の正式名称は、「現場で学ぶ 石炭基礎講座 掘るだけでは終わらない」 という。 採炭から、家庭や企業での使用までをつなぐ、運搬や流通の実際をみてとろう。 そういう思いが込められている。
 産業としての勘所をおさえる実地訪問は、回を重ねるごとに埋もれた歴史を着実に掘り起こしている。

 講座は、13回目を数えた。 バスの車内で隣り合わせた方が 「50回目はベトナム行きに決定だ〜ッ!」 と気勢をあげ、周囲の笑いを誘っていた (太平洋炭礦を引き継いだ釧路コールマインでは、ベトナムや中国に炭鉱技術の研修を行っている)。 当欄でおなじみの画伯である。
 1打数1安打。打率 2割6分9厘2毛。


2011年10月22日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第281試合


  1. 竹西勇二 『酔人慢筆』
  2. 雑誌 「やち坊主」
  3. 菅原弌也
  4. 海外ミステリ

 1から3までは、商店街一の読書家さんからのご指名。 釧路文学界で活躍した書き手と彼が手がけた雑誌、そして歴史あるお寺の住職など、 いずれも地元ゆかりの人であり誌名である。
 『続々 酔人慢筆』 がヒットする。 「やち坊主」 は本店に在庫があることを伝える。

 最近海外ものを読んでいないという本野さんは、ジェフリー・アーチャーの近作をお求めに。 日曜日の 「毎日新聞」 読書欄 「この人この3冊」 で、山本一力が取り上げていたことを申し添えておく。
 4打数2安打。打率 2割6分8厘7毛。


2011年10月21日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第280試合


  1. 川合玉堂
  2. 随筆を書くのに参考になる本
  3. 歌謡曲の歌本
  4. 宮本常一などの民俗学の本
  5. マンガの本
  6. 法律書 (離婚に関するもの)
  7. 澁澤龍彦訳の 『O嬢の物語』

 先日、用事があって病院へ行ったときのことだ。 待合室で座っていると、誰かの視線を感じた。 通路を行ったりきたりしているご老体が向ける熱いまなざしだった。 知り合いではない。 何度も往来したあげく、とうとうその人は近づいてきた。 もう迷うことなく真っ直ぐに。
 紙が渡された。 付文なのか。 否、近々行われるくしろ高齢者劇団の公演案内だった。 ぜひいらしてくださいというお誘いだったのだ。
 大勢が行き交う待合室で、どうして見ず知らずの私を見定めたのだろう。 他の誰でもなく、この私に。 頭蓋のなかで疑問が大きく渦を巻いている。

 常連の桜庭ななみ親衛隊隊長さんの話が終わった。
 私と同い年の方である。 懸命に話せば話すほど、可笑しさがつのるではないか。 劇団員としてスカウトされたわけでなくてよかった。
 隊長さんは困惑しつつも、その劇団のことが気になって仕方ないようだ。 今回の公演は都合がつかなかったけれど、次の機会にはどうなっていることやら。 観客席を飛びこして、いきなり舞台デビューを果たすことも考えられる。

 高齢者しか入れないそうなので、高田純次よろしく水性マジックで顔に皺を書いて潜りこむ。 初の舞台でヒロインの座を勝ちとると、目いっぱいスポットライトを浴びながら、 「私、おじいさまを殺してしまった。刺し殺してしまった!」 などと叫んでいるかもしれない。
 瓢箪から駒。 気が早い話だが、釧路の演劇界をざわつかせる大型新人の誕生を寿ぎたい。

 文春文庫の 『巻頭随筆』 と、岩波文庫の 『家郷の訓』 で、2と4をクリアする。 前者は各界の著名人による短文がたくさん並んでいるので、なにかよいヒントになるのでは。
 6は脇道さんから電話での問い合わせ。 角川文庫版をおとりおきしておく。
 7打数2安打。280試合を終えて、1581打数424安打。打率 2割6分8厘1毛。

 北大通9丁目の 釧路まちなかコンシェルジュ くるる のサイトに、 北大通店の食の本の画像 を載せてもらった。 紹介文がこそばゆいのである。


2011年10月20日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第279試合


  1. 柴田よしき
  2. ひろさちや
  3. マンガの 『JIN 仁』
  4. 和田 竜 『のぼうの城』
  5. 佐野洋子
  6. 庄司 薫 『赤頭巾ちゃん気をつけて』
  7. 手芸関係の本
  8. 80年代の北大通の地図が載っている本
  9. 開高 健
  10. 芥川龍之介 「煙草と悪魔」
  11. 寺山修司 『スポーツ版裏町人生』
  12. 杉原美津子 『生きてみたい、もう一度』
  13. 白石一文 『僕のなかの壊れていない部分』
  14. 大野更紗 『困ってるひと』

 2、9、11が売れる。
 塾長さんからは8を訊かれる。 店の在庫で当てはまりそうな本は思いつかない。 北大通の各丁目をカラー写真で紹介した、とある資料のコピーであれば私物で持っていた。 お貸しすることになり、売上げではないがこれも安打に加えよう。 塾長さんの仕事の役に立つとよい。
 14打数4安打。打率 2割6分8厘1毛。

 ここ数日、本店のストーブの具合がよくなかった。 十数年にわたって店内を暖めつづけてきたもの。 季節は冬へ向かって匍匐前進しているというのに、これではまずい。 買い替える心積もりでいた社長だが、思いついて出入りの灯油屋さんに修理を頼んでみた。
 タンクとストーブ本体をつなぐ給油管とでも呼ぶのだろうか、 長年の使用でその管の中途に灯油タールが詰まっていたらしい。 不具合を一発で探り当てると、ちょちょいのちょいで直してしまった。 めでたし、めでたし。

 これは昨晩のキツネのおかげにちがいない。 そういうことに落ち着く。
 余勢をかって本店の行灯も直すことになった。 オープン時から使っていたというから、およそ30年選手である。 灯りがつかないまま半ばリタイアしていたのが、業者の方の手により久々に生き返った。 気分は本店リニューアルである。
 社長に油揚げをそなえるよう具申した。


2011年10月19日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第278試合


  1. なんかいい本
  2. 洋盤シングル
  3. 上野千鶴子
  4. 「源氏物語」 に関する本
  5. 最近なんかいい本
  6. 春日八郎のカセットテープ
  7. 「銀花」 の畦地梅太郎特集号

 常連さんが3と4をお探し。 とあるセミナーで講師の方が薦めていたのだとか。 『上野千鶴子が文学を社会学する』 と、 角川文庫の 『源氏物語 ビギナーズ・クラシックス』でお応えできる。

 他に、「銀花」 のバックナンバーが売れる。 こちらは釧路で仕事があるたびに寄ってくださる映画業界の方である。
 同誌は、少し前に100冊以上入荷していた。 背がヤケているものが多いため、サービス価格で階段横の棚に出している。

 社長が閉店後にキツネを目撃した。 犬がそうするように横断歩道を律儀にわたって、本店裏の空き地に消えていったという。
 7打数3安打。打率 2割6分7厘9毛。


2011年10月18日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第277試合


  1. 写真のアルバム
  2. 宮澤賢治の詩集
  3. ヨーロッパの旅行記
  4. カザルス 「鳥の歌」 のCD
  5. 開高 健
  6. ヨーヨー・マ 「オブリガード・ブラジル」のCD

 釧路新書 の最新刊 『「挽歌」 物語 作家原田康子とその時代』 が発売された。 執筆したのは「北海文学」同人で、中戸川吉二の研究でも知られる 盛 厚三 さん。
 霧の街釧路の名を刻みこんだ昭和31年刊行の大ベストセラー 『挽歌』、 今も版を重ねるこのロングセラーの生まれた背景や当時の反響を丁寧に追った1冊となっている。
 豊文堂書店本店と北大通店でも新刊を取り扱うことになった(税込 735円)。

 新著にあわせた盛さんの講演会も開かれる。 10月20日(木) 午後1時半から、 市立釧路図書館 4階視聴覚ホールにて。 入場無料。

 歌謡曲さんがみえて、一昨日電話で訊いてきたオフコースのシングルをお買い上げになる。
 6打数1安打 (内1安打 10/16分)。打率 2割6分7厘2毛。


2011年10月17日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第276試合


  1. 圓生の 「文七元結」 のCD
  2. 数ヶ月前来たときにあった恐竜の本
  3. 植田正治
  4. ちあきなおみのCD
  5. 経済書

 先月入荷した、ちあきなおみの6枚組CD-BOX 『これくしょん ねぇ あんた』。 再生確認と称して店で流しては、あたりが酒場の雰囲気に染まるのを楽しんでいた。 この日、以前より見初めていたというサボテンのたにさんにもらわれていく。

 ミニトマトさながらに紅く色づいたサボテンの画像を見せていただく。 紅葉したところをみるのは初めてかもしれない。
 信頼できる確かな筋の報告によると、植物もまた人語を解する。 いわんやサボテンにおいてをや。 ちあきなおみの歌声をたっぷりと浴びて、棘も小さく少なくなることだろう。 ますます艶やかに輝くにちがいない。 マイクを持って歌いだすのも時間の問題だ!
 無事この冬を越したら、北大通店に里子が一鉢やって来る予定である。

 参考文献:三上 晃 『植物は警告する』 『植物の超能力』 『植物さんとの共同研究』 (いずれも たま出版)
 5打数1安打。打率 2割6分7厘6毛。

 先日のSTVテレビにつづいて、今度はSTVラジオで店の紹介をしてもらえることになった。 10月25日 (火) 午前10時55分からの 「くしろHOT情報」 という5分間番組。 読書の秋にちなんでの放送だということである。
 ちなみに、私が好きな同局アナウンサーは昔から 喜瀬ひろし さん。


2011年10月16日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第275試合


  1. 地図
  2. オフコースのシングルレコード
             (以下、8までシングルレコード)
  3. 高田みづえ
  4. 欧陽菲菲
  5. 太田裕美
  6. 山口百恵
  7. 桜田淳子
  8. 松任谷由実 (荒井由実)
  9. 島尾敏雄

 それはもう震え上がるほど静かな日曜日の営業である。 静寂は歌謡曲さんからの電話で破られた。 いつものごとく質問攻めにあう。 2から8まで次々と連投されて、受け止めるだけで精一杯。
 この曲知ってるでしょ。 そう言ってオフコースの 『眠れぬ夜』 のさわりの部分を歌ってくれる。 受話器を耳に押し当てるが、どうにもピンとこない。 そうか知らないかとしょんぼりされた後、返す刀で私の歳がいくつか斬り込んでこられた。
 すみません、その曲がヒットしたころ、まだよちよち歩きだったと思います。
 問い合わせの戦績はというと、オフコースと桜田淳子が数枚あるのみ。 もしかしたら前者を買ってもらえるかもしれない。

 暗くなったころ、島尾敏雄の 『死の棘』 が売れる。

 今晩から、連続テレビドラマ 『南極大陸』 の放映がはじまる。 鳴り物入りの大型企画に便乗して、階段上がり口に南極本のコーナーを作ってみた。 『カラフト犬物語 生きていたタロとジロ』 から 『南極大図鑑』 まで。 ごくごくささやかな特集である。
 9打数1安打。打率 2割6分7厘8毛。


2011年10月15日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第274試合


  1. 中沢新一
  2. ワシーリー・ペスコフ 『アガーフィアの森』
  3. 『桜の枝 ソ連の鏡に映った日本人』
  4. 高田 宏 『猪谷六合雄』
  5. ハッサン・バイエフ 『誓い』
  6. 河口慧海
  7. 「脳は神を見るか」?
  8. 高田 郁
  9. 宮部みゆき 『ぼんくら』
  10. 俳句や短歌の本

 1〜7まで、厚岸からみえたお客さんのリクエスト (常連の厚岸倉庫社長に非ず)。 中沢新一の 『野ウサギの走り』 がかろうじて引っかかる。 本当は 『虹の階梯』 をお探しのようであった。

 このときイエスの 『海洋地形学の物語』 をかけていたのだが、厚岸のお客さんが反応してくださった。 店内BGMにふさわしいかというと疑問のある選曲なのだけれど、月曜放送のNHK-FM 「今日は一日 プログレ三昧」 に当てられてしまったのだ (第3土曜日で、2階のラルゴも休みであった)。 ひとしきりプログレ話に花が咲く。

 本野さんから 読書用品専門店 のネットショップがあることを教えてもらった。
 10打数1安打。打率 2割6分8厘7毛。


2011年10月14日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第273試合


  1. ドヴォルザーク 「新世界より」 のCD
  2. やさしい麻雀の本
  3. 絵の具
  4. 加藤 廣の家康の小説
  5. 知床の開拓の歴史の本
  6. 絵本

 やさしい麻雀の本はなかったけれど、阿佐田哲也の麻雀小説が売れた。
 知床開拓のみに絞った本はなかったけれど、 『萩の根は深く 屯田兵の妻たち』 という人物伝に、野付牛や網走の開拓秘話が載っていて、これが売れた。
 6打数2安打。打率 2割6分9厘8毛。


2011年10月13日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第272試合


  1. 皆川博子

 夕方、テレビの撮影が入る。 STV (札幌テレビ放送) の道東ローカルの5分間情報番組である。 外に面したウィンドウ周辺から階段をあがって2階ラルゴまでを、女性レポーターがてきぱきと紹介していく。 その間、せいぜい15分弱という早業。
 放送は10月22日(土)、午前9時25分からの 「TV Seeds」 にて。 30秒ほど流してくださるそうな。

 前日、父を介して本を尋ねてきた方が店まで出向いてくださる。 北道邦彦 『アイヌ語地名で旅する北海道』 がもらわれていき、1安打追加。 本店でも買い物をされたとか。
 他に、皆川博子の 『写楽』 が売れる。
 1打数2安打 (内1安打 10/12分)。打率 2割6分9厘6毛。


2011年10月12日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第271試合


  1. 野鳥の図鑑
  2. 英和辞典
  3. 辻村ジュサブロー
  4. 『カウンセリング解体新書』
  5. 田中角栄
  6. 国語辞典
  7. シダ植物の本
  8. 講談社学術文庫の 『宇津保物語』 の1、3巻
  9. 山口誓子の句集
  10. アイヌ語地名の辞典
  11. 北海道の樹木の本
  12. 森 信三 『修身』
  13. 黒岩涙香

 たくさんの方から本を訊かれたが、お応えできたのは英和辞典と 『日本列島改造論』 だけ。

 1、10、11と、父親から電話で在庫を訊かれる。 ふだんは本を読まない人だ。 友人が読みたがっているという。 合致するものがないわけではないが、探しているご本人に目を通していただかないと闇雲に勧められない。 現物を手にとってもらった方が話が早いと伝える。
 13打数2安打。打率 2割6分8厘4毛。


2011年10月10日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第270試合


  1. 結露防止に関する本
  2. 河合奈保子のシングルレコード
  3. 書道の本
  4. 映画 『フラッシュダンス』 のパンフレット
  5. 丹羽文雄
  6. シャーリー・マクレーン

 1、2、3、5と売れる。
 前日は臨時休業して遠出。 移動中に聴いていたNHK-FMの 「今日は一日 プログレ三昧」 が好プログラムだった。
 6打数4安打。270試合を終えて、1503打数405安打。打率 2割6分9厘4毛。


2011年10月9日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第269試合


  1. 東洋文庫
  2. くまのプーさんのダイエットの本の上巻?
  3. 岩波新書の戦艦大和の乗組員が書いた本
  4. タロットカード
  5. 文庫の吉村 昭
  6. ホレス・マッコイ 『彼らは廃馬を撃つ』

 吉村 昭の 『羆嵐』 の文庫が売れる。 ときどき来て吉村作品を買ってくれるお客さん。 単行本ならば、最近まとまって入ってきたのだが見向きもしない。 あくまで文庫本のご指名である。 「寝ながら読むにゃ、こっちの方が手が疲れなくていいからさ」 とのこと。
 6打数1安打。打率 2割6分7厘8毛。

 昨晩、『水のように 夢のように 宮下順子』 が売れた。 にっかつロマンポルノを支えた女優への貴重な聞き書きの書。
 もう半年以上たつだろうか、毎日みえる毎日さんがこの本を狙っていた。 時折棚から出しては、まだ売れてないなと満足げに撫でさすっていた。 同じにっかつ女優でも谷ナオミ派を公言する毎日さんだが、 若いころはこちらの妖花にも 「お世話になった」 ものらしい。

 本はカバーがかなりヤケていたが、それでも3,150円をつけていた。
 「さすがにちょっと高けぇなァ。ま、誰も買うやついねぇなら、オレがもらってやるかァ」
 そんなことを言いながら、いつも売れ残っているのを嬉しそうに眺めておられた。 釧路でこの本の真価がわかるやつはそうはいまいという自負が伺えたように思う。

 毎日さんがあんまり売れない売れないと言い募るので、 1週間くらい前から当人承諾のもと、目立つところに面出しすることにした。 人目にさらすことで、いつ売れるかもしれぬという緊張感を持たせようというのである。
 売れずにいてほしいのとはあべこべに秘中の本を見せびらかしたいお客と、 手放すのが惜しいくせに早く売れてほしいとも願う古本屋。 毎日さんも余裕綽々の体で頷いたから、このとき私とのあいだで倒錯的な共犯関係が結ばれたのかもしれない。

 「こんなにして置いててもまだ売れねぇかァ」
 毎日さんが目を細める日がつづいた。 実際、映画俳優の本があまり動かない北大通店である。 私も当分売れることはないだろうと踏んでいた。
 その本が売れた。毎日さんではないお客さんに見初められ、あっさりともらわれていった。

 「うちの順子が身請けされました」
 あるべき場所に本がないのであせったように探す毎日さんに、悲しい知らせを伝えることになってしまった。
 「そうか、いいんだいいんだ。売れればあんたの店にとっていいことだからなァ。でもちょっと寂しいな」
 ゲームは激化し、ある日突然終わる。 悪いことをしてしまった複雑な気がした。


2011年10月8日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第268試合


  1. 長谷川 宏
  2. 池井戸 潤
  3. 冲方 丁
  4. 旅行の本
  5. ガンの本
  6. CD

 2、3、5と売れる。 1はお客さんが帰った後、当サイト掲載品があることを確認。 また少ししたら寄ってくださるというので、在庫を保管してある本店からこちらに移してもらうよう頼む。

 先日の宅買いで入ってきた開高 健 『オーパ!』 の元版は、この日お探しの方のもとへ巣立っていった。 安打に加えたい。
 このときの宅買いでは、別の方から訊かれていた浅田次郎の 『一刀斎夢録』 や 「剣客商売」 シリーズもみつかった。 前者についてはお客さんに入荷を連絡したが、すでに図書館で借りてきて読みはじめたという。 後者は、探しているご夫婦がみえる前に、別の方が何冊も買っていってしまった。
 6打数4安打 (内1安打 9/30分)。打率 2割6分8厘2毛。


2011年10月7日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第267試合


  1. 吉野 弘
  2. 単行本のマンガ
  3. 伊坂幸太郎
  4. 奥田英朗
  5. 折紙の本
  6. 開高 健 『夏の闇』

 ズリ山裏道さんから、富山の風景印付きの封書が届く。 裏面には、上士幌町鉄道資料館のスタンプが押してある。 SLを見送る2匹のキツネの図案がよい。
 今回の中身は海苔であった。 おそらく旅館の朝食についてきたもの。
 同じくズリ山さんから先日いただいたベトナム土産の即席めんにそえてみよう。

 2、4、5、6と売れていく。
 6打数4安打。打率 2割6分6厘6毛。




2011年10月6日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第266試合


  1. 大森荘蔵
  2. 『万葉集 四』 (日本古典文學大系)
  3. 美術の本 (実技方面)
  4. 谷川俊太郎
         『すこやかにおだやかにしなやかに』

 常連さんに4を尋ねられたが、在庫がない。 別の本を買っていただける。 値札をとるため裏表紙をめくると、カバーの袖に某チェーン店の値段シールが貼ってあった。 剥がし忘れていたとは情けない。 400円とある。 当店の値段は420円。 お客さんにその旨言って慌ててシールを剥がす。 少しおまけする。
 粘着力の強いブックオフのシールでなくてよかった。 女性の目の前で、はしたなくも人間ドライヤー (※) の秘術を披露しなくてはいけないところだった。
 4打数0安打。打率 2割6分5厘0毛。

 (※) 本にこびりついた値段シールをなめらかに剥がす、コンセントいらずの新技術。 当該箇所に熱い吐息をハァハァ浴びせることを指す。 斯界に広くお奨めしたい。


2011年10月5日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第265試合


  1. 「日本の食生活全集」 (農文協)
                    の岩手と青森の巻

 2階の喫茶部長が 「喫茶ラルゴの新着情報」 をはじめた。 ブログでしょと問うと、ブログに非ず、あくまでこれは喫茶ラルゴの新着情報なのだと訂正される。
 「でもライブドア ブログって書いてあるし」
 「だからブログと呼んでほしくないと言っているだろう。 何度いったらわかるんだ、言葉に気をつけたまえ!」
 あやうく展示中のタカハシホタテの化石を用いた殴打事件にまで発展しそうになった (一部脚色あり)。
 ブログという響きが喫茶部長をいたく刺激するらしい。 私が 「お宝」 とか 「レア」 とか 「マニアック」 といった語句に近づきたくないように。
 1打数0安打。打率 2割6分5厘7毛。


2011年10月4日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第264試合


  1. 臨書の本
  2. 郷土史
  3. アコーディオンのCD
  4. ろくでなしの小道具
  5. 園芸の本
  6. 反町茂雄
  7. 細川たかしのレコード
  8. 吉田十四雄 『人間の土地』
  9. 札幌の市街地図
  10. 科学の本
  11. 自動車雑誌 (「自動車工学」
         「オートメカニック」 「自動車と整備」)

 1、3、7が売れる。
 「ろくでなしの小道具ありますか〜〜ッ」 と尋ねてきたのは常連の画伯である。 そういう題名の本はない (少なくとも北大通店には)。 飾ってあった 『紳士の小道具』 という本に対抗心を燃やしたものらしい。
 「だってオレ、紳士じゃないもの。ろくでなしだもの」
 そんなことはありません。 画伯が誰よりも紳士であること、私はよくわかっていますよ。

 映画 『エクレール お菓子放浪記』 が釧路で上映される (リンク先の公式サイトは音が出ます)。
 11月20日(日)、釧路市生涯学習センター(まなぼっと)の大ホールにて。 北大通店でも前売券を扱う。 一般 1,000円、小中高の学生 800円。
 先月行われた当地での先行試写会、見にいかれた常連さんの評判も上々である。
 11打数3安打。打率 2割6分5厘9毛。


2011年10月3日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第263試合


  1. 短歌の入門書
  2. ドラッカー
  3. 小学生用のノート
  4. 墨

 壁に掲示してある 『ガス人間第一号』 の複製チラシを目にとめた旅行者の方と、映画話に花が咲く。 アメリカで映画の仕事に携わった人だった。 かの国と本邦との現場のちがいなど、話はなにやら映画界残酷物語のような按配に (残酷なのはもちろん日本の現場の方)。 気がつくと1時間も経っていた。

 短歌の入門書が売れる。
 4打数1安打。打率 2割6分5厘8毛。


2011年10月2日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第262試合


  1. 大山倍達
  2. 『雲ながるる果てに』
  3. 『きけ わだつみの声』
  4. 歌謡曲のCD
  5. ヘンデルのメサイアの英語版のCD

 午後、毎日みえる毎日さんがこの日2回目のご来店。 世間話に興じているところに、小ぎれいな身なりをした人が入ってきた。
 カバンから本を取りだすと、新刊ですがタダで差し上げますという。 某宗教団体代表の自伝だった。 売りにきたわけではない。 布教活動らしい。 丁重にお断りする。
 とてもよいことが書いてあるので、欲しい人にあげてくださいとつづけてくる。 それでもやっぱり断ってしまった。
 前日の大量買い入れのおかげで、店内は本で溢れかえっている。 今さら文庫本が1冊増えたところでなにひとつ問題はないはずなのだけれど。 外の均一棚にまわしてしまってもよかったのに、どうした心の動きによるものか。

 ところで、毎日さんから黒澤 明の 『赤ひげ』 を見るように厳命されてから一月半以上たつ。 まだ見ていない。 毎日みえる方なので、「もう見たかい、まだ見てないのかい」とほぼ毎日責められている。
 そればかりか、ブラピが出ている 『ジョーブラックをよろしく』 もいつの間にか視聴リストに追加されていて、 数日前からは桂 枝雀の落語を聴くことも決定した。 必要ないのに羽毛布団を何組も買わされる人になったみたいだ。 押入れの戸が閉まらないよ。
 こちらの方は観念してTSUTAYAで 『赤ひげ』 を借りてこようと思う。
 5打数0安打。打率 2割6分5厘9毛。


2011年10月1日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第261試合


  1. 吉田健一 『私の食物誌』
  2. 北海道の古い地図

 お客さんの家へ社長と買い入れに行く。
 予想していたよりも本が多い。 2階の書斎から階下の玄関口へ本を降ろしていく。 ある程度たまると扉をあけて玄関の外へ。 さらにたまったところで、駐車場のライトバンへと運びこむ。 というように何段階にも分けて少しずつ積んでいく。 独楽鼠のような動きっぷりだ。
 開店時間が近づいても終わらない。 一旦退却。 店を閉めてからもお邪魔してつづきを行うことになった。
 2匹の独楽鼠は夜も動きまわる。 終わりごろにいただいたレモンティーがひどくおいしかった。

 今週問い合わせがあった本が3点も捕獲できた。 水曜日に訊かれた 「剣客商売」、 木曜日の浅田次郎 『一刀斎夢録』 、 昨日訊かれたばかりの 『オーパ!』 の元版。 いずれも常連さんや何度も来たことがある人の探求書である。 無事にもらわれていってほしい。
 2打数0安打。打率 2割6分6厘8毛。

 小田光雄氏の 「出版状況クロニクル」 が更新された。


2011年9月30日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第260試合


  1. 加茂隆康 『死刑基準』
  2. レーチェル・カーソン
  3. 開高 健 『オーパ!』 の元版
  4. 軽く読めるエッセイ

 前日、『無限の網 草間彌生自伝』 を買っていかれたお客さん、 毒気にあてられたといって、口直しに軽く読めるエッセイを探しにみえる。 いろいろ薦めてみたが、結局独自に佐橋慶女の本を選んでいかれた。
 このふたりの女性、草間さんは1929年生まれ、佐橋さんは1930年生まれと同世代なのね。

 他に、カーソンの 『われらをめぐる海』 が売れる。
 4打数2安打。260試合を終えて、1452打数388安打。打率 2割6分7厘2毛。


2011年9月29日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第259試合


  1. 柳 宗悦
  2. 吉村 昭
  3. 浅田次郎の斎藤 一が出てくる小説
  4. 「いい旅」?
  5. 日本法史の本

 寺山修司の本が増えてきたので、「文学」の分野に 専用の項目 をつくった。
 吉村 昭の文庫が売れる。

 ベトナム帰りのズリ山裏道さんから、あちらの即席めんとお茶の葉をいただく。
 5打数1安打。打率 2割6分6厘5毛。


2011年9月28日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第258試合


  1. 「鬼平犯科帳」
  2. 「剣客商売」
  3. 釧路の料理屋が載ってる最近出た本
  4. 漢方医学の本

 このところ全国各地の駅弁の包装紙が少しずつ増えている。 毎日のように少しずつ持ってくるお客さんがいるため。 どれも1980年代以降の品。 カピカピのご飯粒がついているものもあった。
 4打数0安打。打率 2割6分6厘8毛。


2011年9月27日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第257試合


  1. マンガ (女性向きの明るくて楽しいやつ)
  2. レヴィ=ストロース
  3. 谷崎潤一郎 『痴人の愛』
  4. 楽譜

 「ここの店でキャンプしたら、何人くらい寝られるの? 寝袋使って通路に寝ていったら、何人くらいになる? 50人くらい寝れるでしょ?」と歌謡曲さんに唐突にきかれ、うまく答えられなかった。

 文庫版のサザエさんと、「ユリイカ」の特集号と、新潮文庫のナオミで、1、2、3と連打する。
 4打数3安打。打率 2割6分7厘5毛。


2011年9月26日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第256試合


  1. 機械技術史の本
  2. 病気の本
  3. 「北国の春」とか載ってる音楽の本
  4. CD
  5. 白洲正子 『いまなぜ青山二郎なのか』
  6. さいとう・たかを 『サバイバル』

 釧路市民活動センター わっと の7周年生誕祭では、当店から1,000円分の古書券なるものを景品として提供していた。 この日、当たった人が本と交換しにお出でになる。 家庭医学の本がもらわれていき、2をクリア。
 残りの当選者は2名。 10月末まで有効の券である。

 白洲正子の 『いまなぜ青山二郎なのか』 を探しにみえたお客さん、 新潮文庫のその本であれば、しばらく前に売れていた (ちなみに、一昨日訊かれて売れた白洲本は別の著作)。 在庫がないことを説明するが、「前来たとき、この辺にあったんだけど」 と納得してもらえない。 その本はありませんねェと言っておいて後でみつかることがあるものなァ。
 宇野千代の 『青山二郎の話』 をおみせするが、こちらは却下される。
 6打数1安打。打率 2割6分5厘5毛。


2011年9月25日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第255試合


  1. 雑誌 「ケランケラン」
  2. かなの本
  3. 釧路の本
  4. かなの硯
  5. みすず書房の本(科学方面)

 市立釧路図書館 に寄ってから店を開ける。 3階の郷土行政資料室で別保小の開校記念誌を探すが、70周年本しか見当たらなかった。 CDと雑誌を借りてくる。

 本野さんから、『古本屋慕情』 という本をいただく。 青梅多摩書房の主、中村靖則さんが 「青梅文学」 誌につむいできた短篇小説集。 空いた時間に読んでみよう。
 釧路叢書が何冊か売れる。
 5打数1安打。打率 2割6分6厘6毛。


2011年9月24日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第254試合


  1. 鉄道の雑誌
  2. 白洲正子
  3. ニーチェ
  4. 櫻井よしこ
  5. 「万葉集」 か 「古今和歌集」
  6. 都築裕一 『完全飼育・繁殖マニュアル』
                       (データハウス)
  7. 「コモン・トゥ・ディール・アデュー」が
                        入っているCD
  8. 図版関係の本

 2と3が売れる。
 8打数2安打。打率 2割6分6厘8毛。


2011年9月23日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第253試合


  1. カット集
  2. 花をつくる紙?

 夜、2階のラルゴで 「月夜に奏でる詩 〜Belly Dance in Sacred Autumn Night〜」 と題した催し物あり。 ベリーダンスとパーカッション、それにオリエンタル料理が溶けあった、異国の香りただよう夕べ。

 ラルゴのイベントではいつも受付を担当する北大通店だが、今回は人手が足りており手持ちぶさた。 風邪気味でもあり一足先にお暇する。
 こちら にミニレポートが載っている。
 2打数0安打。打率 2割6分6厘9毛。


2011年9月22日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第252試合


  1. 速水もこみち 『MOCO'S キッチン』
  2. 藤沢周平
  3. 開高 健 『輝ける闇』
  4. 退院祝いに書く文例が載っている本
  5. 『自然断面図鑑』
  6. 「愛蔵決定版 山本周五郎全集」
  7. 『古典セレクション 源氏物語』
                    (小学館) の第16巻
  8. ショーペンハウエル 『読書について』
  9. 津村節子
  10. 赤川次郎
  11. 古くておもしろい雑誌
  12. 山口百恵のシングルレコード
  13. ジンギスカンのモスクワなんとかのレコード
  14. 小椋 桂 のシングルレコード

 20、21日は札幌古書籍商組合の市に参加するため、本店ともども臨時休業していた。

 6、9、10、11が売れる。 2、8、14は在庫があるものの保留。
 14打数4安打。打率 2割6分7厘3毛。


2011年9月19日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第251試合


  1. 雑誌 「わかさ」 の16日に出た号
  2. 平岩弓枝 「御宿かわせみ」
  3. 佐伯泰英
  4. ラテン語を勉強できる本

 「御宿かわせみ」 はあるにはあるが、いずれもお客さんの所持巻であった。 代わりに佐伯泰英をお求めいただく。
 店で唯一、4に当てはまりそうな岩波全書の 『ラテン語入門』 は敗退。
 4打数1安打。打率 2割6分7厘1毛。


2011年9月18日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第250試合


  1. 賃貸しの書類
  2. 八郎潟の本
  3. 雑誌 「釧路文学」
  4. 『教養としての世界史 中巻』
  5. アイヌ紋様の本
  6. 百田尚樹

 当サイトの掲載書目は、本店の社長が原稿を作成し、 北大通店がそれをパソコンに入力して更新する、分担制を敷いている。

 この日の新規入荷分を打ちこんでいて、妙なことに気付いた。 釧路町立別保小学校の 『別小の百年』 なる記念誌。 1冊きりでは不思議なところはみつからないのに、 いざ 「学校史」 分野の 「釧路町」 の項におさめようとすると、齟齬をきたす。
 同書は、平成元年 (1989年) に出された開校百周年記念誌なのだが、 サイトにはすでに、昭和57年 (1982年) 刊行の 『釧路町立別保小学校校舎落成・開校七十周年記念誌 「春光」』 が載っていた。 両者を並べると、周年の計算が大きく狂うではないか。

 こちらの入力ミスの可能性も充分ありえる。 保管場所の本店で現物にあたってもらうと、すぐに判明した。
 結論から述べると、2冊における開校の基準年が異なっていたのだった。 『釧路町史』 (平成2年) の「町内各学校の沿革」 を引くとわかりやすい。

明治二三・四  旧役場附近に私立山縣教育所が設置されて、本校の草分けとなる

明治三七・六  私立山縣教育所が釧路第二尋常小学校別保特別教授場に昇格

大正元・九  別保教習所の独立発足をみる。児童五五名

大正三・一二  別保尋常小学校と改称
                 (別保小学校 沿革より)


 開校日を、大正元年 (1912年) の別保教育所の独立日に定めた 「70周年本」 に対して、 「100周年本」 は私立山縣教育所が設置された明治23年 (1890年) に求めている。
 同沿革の後半はどうか。 「昭和三六・九 開校五〇周年記念式典挙行」とあるすぐそばに、 「平成元・二・一二 開校百年記念式典、祝賀会挙行」と、注釈のないまま併記しており、すこぶる座りがわるい。
 同じ名をもつ、ふたつの学校の歴史が混在しているかのようだ。

 当然のように、「100周年本」 所収の年表には、「70周年本」 の記述はない。
 いまもつづく学校である。80周年、90周年の際、記念誌は刊行されたのか、はたまた現在はどうなのか、気になってくる。

 起源はときに書き換えられる。 これまで道東の学校史を扱ってきて、こうした事例をみつけたのは初めてだった。 あえて取り上げてみたものの、こちらが知らないだけで歴史の長い学校の場合、 さほど珍しいことではないのかもしれない。 公けの記念誌まで混乱してしまうことは少ないだろうが。

 漱石の 『草枕』 ではないけれど、頼まれてもいないのに人のひる屁の勘定にうつつを抜かすことがある。 そのかぐわしさに立ちくらみを起こすこともある。 古本屋の領域だろう。

 昔釧路にお住まいだった方に、四辻一朗・編 『アイヌの文様』 (笠倉出版社)が売れる。
 6打数1安打。250試合を終えて、1396打数373安打。打率 2割6分7厘1毛。


2011年9月17日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第249試合


  1. 夢枕 獏
  2. カット集
  3. 長渕 剛のCD
  4. ドビュッシーのCD

 ドビュッシーのCDをお探しなのは本野さん。 少し前に当店で買っていかれた小説 『さよならドビュッシー』 を読んでいたら、聴きたくなったという。 「管弦楽のための映像」 と「夜想曲」 が入ったデュトワ指揮の1枚をお求めに。
 いつものように、読み終えた 「本の雑誌」の最新号 を寄贈してもらった。 特集は平成の時代小説。 図書カード三万円使い放題のコーナーには、堀江敏幸が登場している。

 本のなかから、森永チョコボールの銀のエンゼルが1枚出てきた。
 4打数1安打。打率 2割6分7厘6毛。


2011年9月16日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第248試合


  1. 夢枕 獏
  2. 米の作り方の本
  3. スイカの作り方の本
  4. マンガ
  5. 16日発売の「ためしてガッテン」の本

 マンガをお尋ねの常連さんから 『スラムダンク』 話をうかがう。 以前、 「アメトーク」 で 「スラムダンク芸人」 の回があったことを教えると、私も出演できますねとおっしゃる。 それくらいの愛読者だということ。 未読の私はさしづめ、同番組内の蛍ちゃんの役割か。 そんなことも知らんのかァ〜と、終始いじられるわけ。

 本のなかから熨斗袋が出てきた。 透かしてみたけれど、中身は入っていなかった。
 5打数0安打。打率 2割6分7厘6毛。

 500万年前の タカハシホタテ の化石で武田久美子ごっこをしている。


2011年9月15日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第247試合


  1. サザエさんのCD
  2. 映画関係の本
  3. なんか新しいの
  4. 『薬でガンは治らない』?
  5. 合田一道
          『死の逃避行 満州開拓団27万人』
  6. ムツゴロウさんの本
  7. オノ・ヨーコ
        『グレープフルーツ・ジュース』の初刊本
  8. クレヨン
  9. クスコのCD
  10. 志村ふくみの単行本
  11. アルセーニエフ 『デルス・ウザーラ』
  12. 『バガボンド』
  13. カントリーのレコード

 店を開けてまもなく、シングルレコード棚の方からガサゴソと音がしたかと思うと、歌謡曲さんが顔を覗かせた。 前日迷っていたチューリップの 「夏色のおもいで」 を手にしている。 お買い上げいただけるものらしい。
 ショーウィンドーの棚にあった小粋なグラスにも目を留めて、 「酒呑むのにちょうどいいな。これ、いくらなの?」
 歌謡曲さんは呑ん兵衛でもあった。 グラスには値札がついていない。 ためつすがめつしているうち、思い出した。

 これ、2階のラルゴで 「ピアノマン・ リクオ ・ライブ」 をやったときのグラスじゃないか。 私は階段の上がり口で受付をこなしていて、ラルゴからの差入れで水割りかなにかをいただいたのだった。 飲み干した後、そばの棚に置き忘れたのだと思う。 それから3ヶ月近くも、売り物のような顔をして棚に鎮座していたわけか。
 お前も黙っていないでなんか言えよ、とグラスに八つ当たりしたい気分。 歌謡曲さんに謝る。 喫茶部長にも謝る。

 火曜日よりラルゴで販売している標茶町の Tuna-Kai 工房 さんのクレヨンが売れる。 常連の堀江さんが当欄の告知をみて、買いにきてくださった。
 他に、2と6が売れる。
 13打数3安打。打率 2割6分8厘6毛。


2011年9月14日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第246試合


  1. 佐藤初女
  2. ナショナル・ジオグラフィックの
                   縁の黄色い大きな本
  3. なんか新しいレコード

 「とよぶんどうさんですか」
 そうはじまる電話が本店にかかってきた。 自費出版本を置いてほしいという売り込みだったらしい。 積極的に取り扱っていない分野だったのと、1年前に出版されて新刊書店で販売済みというのが響いて、 申し訳ないことだが見送ることにしたと、社長はいう。 自作の長所をとても明るくアピールされたというので、これぐらいのことではへこたれないことを願う。
 近隣にお住まいだといい、せめて直接店まできてもらえれば少しは違う展開になったかもしれない。

 シングルレコードが4枚売れる。
 3打数1安打。打率 2割6分9厘0毛。


2011年9月13日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第245試合


  1. 絵手紙の本
  2. 文庫の 『悪童日記』
  3. ことわざや四字熟語の小さい辞典
  4. 堀口すみれ子
  5. パッチワークの本
  6. モンティ・パイソンのDVD
  7. 人体図鑑の本

 2階の喫茶ラルゴで、標茶町の Tuna-Kai 工房 さん特製のクレヨンを取り扱うことになった。 草木や土などを素材に顔料をこしらえ、それに蜜蝋を混ぜてつくったもの。 大量生産がきかない、手づくりの色合いをお試しください。

 春先に仕入れたパッチワークの雑誌が売れる。
 7打数1安打。打率 2割6分8厘8毛。


2011年9月12日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第244試合


  1. 軽くて明るい読み物
  2. 佐々木栄松
  3. 掛け軸のかけ方などが書いてある本
  4. 小さい国語の豆辞典のような本
  5. 道新で出している根室の観光ガイド
  6. バンドスコア

 「米町 (よねまち) に 「こめまち」 ってルビふってあるんだよ」
 毎日みえる毎日さんがおかんむりである。 最近出た鉄道廃線を扱った本に、釧路の臨港鉄道が取り上げられているそうなのだが、地名のルビが間違っているらしい。
 「少なくとも4箇所はあったな。あの調子じゃまだあるかもしらん」
 著者も版元も、鉄道本では実績のあるところなのにと糾弾がつづく。
 私も間違いを指摘されるたび泡をくって直している口なので、拝聴するのみ。

 前の日、「釧路・足寄合同化石観察会」 のバスツアーに参加した2階の喫茶部長。 戦利品をみせてもらう。 10数センチある貝の化石が2種類。 500万年前のものだそうな。
 「タカハシホタテ ってのはどっちなの?」
 「あれ、どっちだっけ。 どっちもタカハシっぽい な」

 古墳好きのお客さんが久々にみえる。 いつも奥さん向けの本を探しにいらっしゃる方。 携帯電話で総大将の意向を確かめながら、軽くて明るい読み物をお求めに。
 6打数1安打。打率 2割6分9厘5毛。


2011年9月11日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第243試合


  1. ジョン・トーランド 『アドルフ・ヒトラー』
                       (集英社文庫)
  2. 旧約聖書に関する本

 図書館に寄り、11時前に店を開ける。
 世界史や宗教の専門書をあれこれ選んでくれた学生さんに、2を訊かれる。 岩波文庫のマックス・ウェーバー 『古代ユダヤ教』 3冊揃いが手元にあった。 本の選び方をみて、この人なら読めるだろうと勧めてみる。 読んでみますというので少しおまけして販売。
 2打数1安打。打率 2割6分9厘9毛。


2011年9月10日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第242試合


  1. マンションの情報誌
  2. 「理科年表」
  3. 絵手紙の書き方
  4. 平凡社ライブラリー
  5. 鹿島 昇
  6. ミステリー
  7. 北原亞以子
  8. 化石の本

 とあるお客さんにノーラ・ロバーツのロマンス小説がいかに素晴らしいか力説される。 彼女の作品が世界中の多くの読者に支持されていることは疑いえないが、 ロマンスの女王にまで私が手を伸ばす必要やら余裕やらは見当たらないのだった。 今は 『世界の夢の本屋さん』 のディテールをじっくりと眺めるのに忙しい。
 先生、どの店も通路にみかん箱がひとつもないよ!

 化石の本を尋ねたのは、2階の喫茶部長である。 明日開かれる 「釧路・足寄合同化石観察会」 のバスツアーに参加するので予習をしたいという。 適当な入門書はなかった。 トヨカワカイギュウやラルゴザウルス発見の朗報を期待しよう。

 高野和明の 『ジェノサイド』 で6をクリア。
 8打数1安打。打率 2割6分9厘6毛。


2011年9月9日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第241試合


  1. 杉浦日向子のマンガ
  2. 水木しげるの妖精の本
  3. トンボの写真集
  4. 梅原 猛の文庫本
  5. ミッチェル 『風と共に去りぬ』
  6. 『風と共に去りぬ』 の参考になるような本
  7. 松本筑峯 『破体書のすすめ』
  8. 『素人で出来る 茸の科学栽培読本』
  9. 浜 矩子 『「通貨」を知れば世界が読める』
  10. 琳派の画集

 『風と共に去りぬ』 の翻訳はいくつも出ているだろう。 店には2種類の在庫があった。 まず、全5巻の新潮文庫版。最終巻が欠けている。 外の均一棚には、河出書房の「世界文学全集」版の全2巻揃いがある。 後者に軍配があがる。
 間髪をいれず、同書の参考になるような本のリクエストも。 岩波新書の棚に 『「風と共に去りぬ」のアメリカ』 がちょうどよい按配であり、もらわれていく。

 電話でキノコ本の問い合わせを受ける。 お客さんはその数時間前に、メールで別のキノコ本を尋ねてきた関東の方。 どちらも当サイト掲載の品であり、保管場所の本店に在庫があった。 取引成立。 まとめてお送りすることに。
 当欄規定により、メールの問い合わせは打席に含まず、電話の方のみカウントする。

 眼鏡をかけた背の低い男性が来なかったかと、眼鏡をかけた中肉中背の男性が訊いてくる。 その人なら向こうへ行きましたと、しれっと反対方向を教えたならば、 ナチス占領下のプラハを舞台にした映画 『死刑執行人もまた死す』 の手に汗握る場面になるところだが、 眼鏡の人もそうでない人もここ数時間、誰ひとり入店していない北大通店の夕暮れどきは弛緩していた。
 10打数3安打。打率 2割7分0厘4毛。


2011年9月8日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第240試合


  1. 書道の本
  2. 中村天風 『成功の実現』
  3. 夏目漱石 『虞美人草』
  4. 川端康成 『千羽鶴』
  5. 医学書
  6. 池波正太郎 「鬼平犯科帳」
  7. 池波正太郎 「剣客商売」
  8. ゲーテ 『ファウスト』
  9. 9月号の雑誌 「ポポロ」
  10. 『パリは燃えているか』
  11. 布施 明 『マイウェイ』 のシングルレコード
  12. 『ジンギスカン』 のシングルレコード

 1、3、6、7、11が売れる。
 前日、ズリ山裏道さんから届いた、ぬかびら源泉郷の風景印が押された封書。 「男湯 温泉焼」と袋に書かれたお菓子が1枚入っていた。 糠平の温泉に思いをはせつつ、おやつにいただく。
 12打数5安打。240試合を終えて、1332打数360安打。打率 2割7分0厘2毛。

 今月下旬、2階の喫茶ラルゴで、踊りと音楽と料理をたのしむ催しが開かれる。 題して、 月夜に奏でる詩 〜Belly Dance in Sacred Autumn Night〜」
 開催までまだ2週間近くあるというのに、早くも定員が埋まり予約の受付を終了した。
 当初より反応がよかったのだけれど、前日の北海道新聞夕刊釧路版に記事が出たのが決定打となった。


2011年9月7日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第239試合


  1. 「鳥獣人物戯画」
  2. アコーディオンのCD
  3. メイ・サートン 『海辺の家』
  4. 別冊太陽の陶器の本
  5. そばの打ち方の本
  6. うんと古い歳時記
  7. 八郎潟の民話
  8. 雑誌 「釧路文学」
  9. 歴史のマンガ

 このところの天候不順で、おとなりのささき画廊前花壇のペチュニアが全滅してしまう。 商店街で手分けして植えてから、およそ2ヶ月半であった。
 午前中、枯れた花を抜くのを手伝う。 入れ代わるように名も知らぬ植物が元気に育っている。 白い小さな花がつき、実と思しき小さな緑のふくらみを覗かせている。 ここまで成長していたことにまったく気付かなかった。
 誰か植えたんじゃないか、野菜かなんかかなと話し合っていたら、通りがかりの園芸に詳しい方が 「それ、毒の木よ」
 あっさり引っこ抜かれることになった。 何の植物だったのかはわからずじまい。

 2、5、8が売れる。 8の 「釧路文学」 誌は、昭和40年代のものが本店に少しある。 お客さんはそちらにも足を伸ばして買ってくれた。
 電話でメイ・サートンを訊かれる。 『私は不死鳥を見た』 と 『82歳の日記』 の2冊ならばある。

 ちあきなおみの6枚組CD-BOX 『これくしょん ねぇ あんた』 が入荷した。 試しに閉店後にかけてみる。 豊文堂にパッと酒場のネオンが瞬いたよう。
 9打数3安打。打率 2割6分8厘9毛。


2011年9月6日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第238試合


  1. 山岳小説 (新田次郎)
  2. 絵本
  3. 初代コロンビアローズのCD
  4. ジリオラ・チンクェッティのCD
  5. 新しいの
  6. 短歌の本
  7. 松前藩に関する本

 1、5、6と売れる。 5の 「新しいの」 とは、海外ミステリ好きの常連さんの探し物で、 ハメット、デクスターの新入荷をさす。 申し訳ないことに久しく入荷が滞っている。 と思ったら、以前から棚にあった創元推理文庫のハメットとアルレーをお買い上げに。
 ずっと売れずにいた品でも、新たにお客さんの目に留まれば、それが新入荷。 という次第で、いそいそと安打に加える。

 道内旅行をしていたガス人間さん、昨晩大阪の自宅に帰りついたという。
 7打数3安打。打率 2割6分8厘4毛。


2011年9月5日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第237試合


  1. 『神との対話』
  2. 斎藤真一
  3. 絵手紙の本
  4. 鳥取からの釧路移住者に関する本
  5. 「高野切 第二種」

 先週より雨が降ったり止んだり。 店内にマタンゴが生えてきそうな、じめじめする日がつづいている。 買取りでたまったブックオフ本のシール剥がしにはうってつけの蒸し加減ではないか。 ほんの少しの人間ドライヤー (※) の稼動でみるみる取れていく。
 5打数0安打。打率 2割6分7厘6毛。

 (※) 熱い吐息をしこたま浴びせることで、本にこびりついた値段シールをなめらかに剥がす、 コンセントいらずの新技術。 実用新案出願中。


2011年9月4日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第236試合


  1. マンガ
  2. 染織の本
  3. 書道の本
  4. 狩人のレコード

 市内大町の 港文館 で開催中のステンドグラスとグラスリッツエンの展示を見てくる。 札幌在住の関 喜水さん制作によるもの。 大小さまざまな作品群から創作のよろこびが伝わってくる。 釧網本線の北浜駅のミニチュアや、銀河鉄道が駆ける天球もあった。 ご本人もいらしており、制作にまつわるお話をうかがう。 7日(水)まで開催。

 11時すぎより店を開ける。
 4打数0安打。打率 2割6分8厘6毛。


2011年9月3日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第235試合


  1. サルトル 『自由への道』
  2. ヨガの本
  3. 池部雅英
  4. 根室のロードマップ
  5. 鉄道の本

 これまで数々の聞き間違いを犯してきた。 「ヨガの本ありますか」 そう問われ、しつこいくらい 「ヨガですよね」 と念押しする。 念押ししたところで、洋画の本しか置いていない北大通店である。
 海外からお越しの日本人の方に鉄道ものが売れる。

 悪天候で開催が危ぶまれていた 釧路大漁どんぱく の目玉、花火大会だが、雨があがり予定どおり夜7時からはじまった。 高い建物に阻まれ、花火の音だけ聴こえる。
 5打数1安打。打率 2割6分9厘4毛。


2011年9月2日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第234試合


  1. 司馬遼太郎 『坂の上の雲』
  2. 東 直己
  3. 『森林工学』
  4. 新潮文庫の 『平凡パンチの時代』?
  5. 野田知佑
  6. 新し目の日本地図

 『坂の上の雲』 の在庫はない。 お客さん、代わりにと 『翔ぶが如く』 の文庫全10巻を買ってくれる。 たまに来てくださる方で、『坂の上の雲』 はひきつづきお探しすることに。
 映画 『探偵はBARにいる』 の公開日が近い。 ここ での評判もよく、期待がもてる。 2のお客さんも映画化を機に読み出した方のよう。 ススキノ探偵シリーズの単行本2冊が売れる。

 いつもネットで注文をくださる関東在住の常連さんが釧路まで訪ねてきてくださった。 当サイトの目録を印刷したものをお持ちで、それを見ながら3の在庫をお尋ねに。 林業関連の戦前の本だが、森林鉄道についても言及しており、当店ネット目録では鉄道分野に分類している。
 サイト掲載品はほぼ本店に置いてある。 後で本店にも寄るとおっしゃるので、同書を棚からはずしてもらうよう社長に電話で頼む。

 台風が近づいていて、ここ数日天気がよろしくない。 まだ何日もつづきそう。
 6打数2安打。打率 2割6分9厘7毛。


2011年9月1日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第233試合


  1. バイアール?
  2. 花の絵の本
  3. 音楽の本
  4. 北海道のキノコの本
  5. くしろバスの時刻表

 2階の喫茶ラルゴで、「水彩画 ひまわり会 グループ展」 がはじまった(9/16まで)。
 5打数0安打。打率 2割6分9厘4毛。

 小田光雄氏の 「出版状況クロニクル」 が更新された。


2011年8月31日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第232試合


  1. 佐藤一男 『原子力安全の論理』
  2. 岩波の日本史年表
  3. ホームズ
  4. 徳永康元
  5. ちばてつや

 サボテンのたにさんがホームズ譚をお探し。 新潮文庫とハヤカワ・ミステリ文庫の混ぜこぜでお応えできる。 多肉植物のお話をあれこれうかがう。

 大阪のガス人間さんの道内旅行はつづいている。 本日は斜里に滞在中。 メールが届く。 数日前に参加した野生動物ツアーの内容はあまり芳しくなかったみたい。
 5打数1安打。打率 2割7分0厘5毛。

 北大通9丁目の 釧路まちなかコンシェルジュ くるる健農塾 のとれたて野菜の販売がはじまった。


2011年8月30日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第231試合


  1. 写真集
  2. 切手の本
  3. 仏教書

 前日は臨時休業。
 3打数0安打。打率 2割7分0厘8毛。

 一昨日、 増田誠の展覧会 の前売券を訊かれた。
 釧路市立美術館北海道立釧路芸術館 の2館をメイン会場にして、釧路とゆかりのあるこの洋画家の展覧会が近々はじまるのだった。 10ヵ所以上のサテライト会場が設けられ、スタンプラリーも行われるなど、大々的な催しとなる。
 店では扱っていない前売券だが、おとなりのささき画廊にはあり、そう教えた。

 北大通店でも、同展スタンプラリーの用紙をお持ちの方に、1回にかぎって全商品1割お引きすることになった (2階のラルゴと白金町の本店ではやっておりません)。
 北大通のサテライト会場がいくつもあるので、店の美術書の棚もついでにご覧いただけたらと思います。


2011年8月28日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第230試合


  1. 新潮文庫の吉村 昭
  2. ハンセン病に関する本
  3. 増田誠展の前売券
  4. 色紙
  5. 100円くらいの絵本
  6. アイヌ民族の本
  7. イスラムに関する本
  8. 釧路の地図

 新潮文庫の吉村昭を尋ねてきたのは、毎日みえる毎日さん。 お目当ての作品を問うと、『海の史劇』 と 『大黒屋光太夫』 だという。 後者の毎日新聞社の親本上下巻ならばある。
 いったん昼飯を食べに出ていった毎日さんだが、しばらくして戻ってくると 「やっぱり頂戴」 新潮文庫ではないが、安打に認めたい。 吉村昭は男女を問わず、ほんとうによく読まれている (4日前も訊かれたばかり)。

 文房具を探しに当店に迷いこむ方がちょくちょくおられる。 画用紙、封筒、書類、消しゴム、エトセトラ。 店構えから、なにかそのようなフェロモンが醸しだされているということなのかしら。 この日のリクエストは色紙だった。
 これまで文具にお応えできたためしはないけれど、今日はたまたま2軒となりの佐藤紙店が定休日である。 その上、どうしたわけか未使用の色紙が2枚入りで3組あった。
 威勢のいいお客さんで 「おぉ、それ全部くれ」 丸ごともらわれていく。
 本店の社長と電話をしている最中のやりとりだったので、全部向こうに筒抜けだった。
 「今、そっちでヘンなもの売れたな」

 堀江さんが本店経由でご来店。 東京イスラーム・センター刊行の 『イスラームの理解』 なる1冊をお求めに。
 ズリ山裏道さんが東京のご友人を引き合わせてくださる。
 8打数3安打。230試合を終えて、1271打数345安打。打率 2割7分1厘4毛。

 サイトの 「児童書 」 分野内に 「紙芝居」 の項目を新設する。


2011年8月27日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第229試合


  1. 歌謡曲の歌の本
  2. 釧路の本
  3. UFOの本
  4. 東野圭吾
  5. 宮部みゆきの 「ぼんくら」 のシリーズ
  6. 北原亞以子
  7. 佐川光晴
  8. 岡崎武志 『女子の古本屋』
  9. 映画 『グリーンマイル』 のパンフレット

 5から8までは、本野さんの問い合わせ。 市立釧路図書館 の古本市にはもちろん行かれたという。 テレビカメラが来ているのに気付かず、本選びをしている無防備な姿が全道ニュースで放映され、 複数の身内から 「見たよ」 と言われたそうな。 もっときれいな格好をしていくんだったとこぼしていた。 同様の方は他にもいるのではないか。
 来年の古本市では、 クレオパトラレット・バトラー のように着飾った紳士淑女が集い、いっそう賑やかになるかもしれない。

 『カラオケ・ベスト・ヒット』 と 『円盤製造法』 で2安打。
 9打数2安打。打率 2割7分0厘7毛。


2011年8月26日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第228試合


  1. ファクス用紙
  2. 中上健次 『熊野集』
  3. 子どもの本
  4. ゴッホの画集
  5. 五味康祐
  6. 青木 繁

 厚岸倉庫社長に訊かれていた徳永康元 『ブダペストの古本屋』 が先日入荷。 まだお探しでよかったみたい。 もらわれていく。
 大阪のガス人間さんは霧多布、根室をまわっているとのこと。
 6打数1安打 (内1安打 5/11分)。打率 2割7分1厘1毛。


2011年8月25日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第227試合


  1. 内海隆一郎
  2. 星野道夫
  3. 手塚治虫 『火の鳥』
  4. 『メイ・ウシヤマの女はいつも楽しく美しく』
  5. 新しいパンフ
  6. 新しいDVD

 木曜日になると現れる木曜の男さんが、 角川のハードカバー版 『火の鳥』 をお求めくださる。 お手伝いロボットが出てくる巻だが、はて何編と呼ぶのだったか。 未だにサブタイトルが覚えられない。
 店には全11巻の大半が揃っており、これから1冊ずつ買っていこうかなとも。

 曜日に関係なく毎日みえる毎日さんは、もちろんこの日もお出でになる。 うちでお買い上げになった本の雑誌社の坪内祐三の日記にはまっている。
 6打数1安打。打率 2割7分1厘6毛。

 大阪の常連さんが次の目的地に向かうため釧路を離れた。 まだしばらく道内をみてまわるという。
 デアゴスティーニのDVDシリーズで 東宝特撮映画 を追いかけているそうで、それにちなんで今後当欄では ガス人間 さんとして登場していただくことになった。 ご本人の希望である。 私から提案したのは、 マタンゴ さん。 どちらの作にも土屋嘉男が出ている。


2011年8月24日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第226試合


  1. 雑誌 「現代思想」 2011年8月号
  2. 瀬戸内晴美
  3. 障子につかう紙
  4. NHKのテキスト
  5. 吉村 昭
  6. 黒田清輝
  7. 藤田嗣治
  8. 「マンガで読む般若心経」?
  9. 倉本聰の北の国からの
          なんたらかんたらちゅう最近出た本

 厚岸倉庫社長のおとりおき本を保管するための通称 「厚岸箱」 なるダンボール箱が、店の通路に2つ置いてある。 時に中身が減り、かと思えばいつの間にやら補充されており、このところはずっと2箱で安定している (本店にも同様のものがあると伝え聞く)。
 最近、堀江さんの購入希望書をしまう 「堀江箱」 も出現した。

 一昨日から釧路に滞在している大阪のお客さん、連日店に来て本を選んでくださっている。 後日まとめて発送することになったのだが、期間限定の保管場所は当然、「大阪箱」 と命名された。
 ふと小平町の こんな試み のことを思い出した。

 吉村昭の 『間宮林蔵』 が売れる。 7は画集や図録はなかったが、評伝 『藤田嗣治 「異邦人」の生涯』 が売れる。
 9打数2安打。打率 2割7分2厘1毛。


2011年8月23日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第225試合


  1. 笹本恒子
  2. 石川青狼 『幻日』 (緑鯨社)
  3. 十円玉と一円玉を使った健康法の本
  4. 井上陽水のシングルレコード
  5. 沢田研二のシングルレコード
  6. 映画 『フラッシュダンス』 のパンフレット
  7. CD

 この春刊行された句集 『幻日』、作者も発行元も釧路のひと。 豊文堂書店でも新刊で扱っており、この日1冊売れる。
 句集の棚に、当地出身の小説家・桜木紫乃による新聞書評の切り抜きを貼って、同書をアピールしていた。

 歌謡曲ファンさんから、電話で陽水のレコードの問い合わせがきた。 『心もよう/帰れない二人』 しか見つからない。 ご近所にお住まいとのことで、「お店に来てくださいよ」と頼んだら、 雨の中、合羽姿で自転車漕いでほんとうに来てくれた。 5、6、7と問い合わせがつづく。 陽水はもう1枚 『夢の中へ/いつのまにか少女は』 が出てきて、『心もよう』 とあわせて買ってもらえる。
 試しにどの歌い手が好みか訊いてみる。 次から次と懐かしい名前が挙がってきた。 省略。
 7打数2安打。打率 2割7分2厘5毛。


2011年8月22日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第224試合


  1. CD
  2. 縄文土器か土偶が載っている本
  3. 山本周五郎
  4. 浅田次郎
  5. マイセンなど陶器の本
  6. 丸谷才一
  7. 原田康子 『挽歌』

 本店の古くからのお客さんが、遠く大阪から3年ぶりにご来釧。 伊丹空港から全日空の直行便だった。 酷暑の街からようこそお越しくださいました。
 1、4、6、7が売れる。
 7打数4安打。打率 2割7分2厘4毛。


2011年8月21日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第223試合


  1. 小室直樹
  2. クラフト・エヴィング商會
  3. 小野田寛郎 『たった一人の30年戦争』

 釧路市立美術館 で 「黒田清輝展」 をみて、 B級グルメの祭典 in くしろ幣舞 で昼食用のザンギを買う。 午前11時半から店を開ける。
 サボテンのタニさんがご来店。 市立釧路図書館 の古本市〜 北海道立釧路芸術館 の 「佐々木秀明展」 経由で足を運んでくださった。 古本市では、心おどる装丁の絵本を何冊も買えたといい、成果をみせてもらう。

 堀江さんも芸術館の 「佐々木秀明展」 をみてきたという。 その展示、 「雫を聴く」 のおもしろさについて語り合う。
 3打数0安打。打率 2割7分0厘7毛。


2011年8月20日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第222試合


  1. 福永武彦
  2. 演劇の本
  3. 幸田 文
  4. 絵本
  5. 絵葉書
  6. 丸山眞男
  7. 将棋や囲碁の本

 「講談社文庫はありますか」 と、はじめてのお客さん。
 「ありますけれど、講談社文庫だけでまとめているのは一部なんです。 どなたかお探しの作家がいますか」 などと答えていたら、 たまたまその場に居合わせた常連の先生が 「ちがうちがう、幸田 文だって」
 ワタクシ、本当に幸田文と講談社文庫と取りちがえたのでしょうか。 そもそも字数がちがいすぎるだろ。 先々週、聞きまちがえたアーサー・C・クラークとアサヒグラフの例が頭をよぎる。 より症状が悪化している。
 気を取り直して、店内の幸田作品を集めてみた。 お客さんが選んだのは 『流れる』。 新潮文庫の。

 他に1、7が売れ、電話問い合わせの6が厚岸箱にしまいこまれる。
 7打数4安打。打率 2割7分1厘3毛。


2011年8月19日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第221試合


  1. 開高 健
  2. マンガか児童書
  3. 古い 『広辞苑』
  4. 『消えた横浜娼婦たち』
  5. ジューダス・プリーストのレコード

 夜7時より北大通を舞台に、くしろ市民北海盆踊りがはじまる。 外は涼しく、もう秋風がふいているよう。 おとなりの画廊さんからビールをいただき、飲みながら値札づくりをこなす。
 『開口一番』 の文庫と折り紙の本が売れる。
 5打数2安打。打率 2割6分9厘6毛。


2011年8月18日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第220試合


  1. 白楽天
  2. ラトルズに関するもの
  3. 色川武大

 色川武大の 『明日泣く』 で1安打。 買ってくださったのは商店街のとある重鎮だった。
 山口 瞳の手になる追悼文を集成した 『追悼』 (論創社)を読み、 そこで弔われている文学者に興味をもったという。 梅崎春生、木山捷平、島尾敏雄ときて、色川作品もその一環。
 3打数1安打。220試合を終えて、1204打数324安打。打率 2割6分9厘1毛。


2011年8月17日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第219試合


  1. クラプトンの新しいの
  2. 海外文学の単行本
  3. ジョセフ・ヘラー
  4. アダルト・チルドレンの本
  5. 『日本書紀』
  6. 植物の本

 海外文学を探していたお客さんがバージェス選集などをお求めに。 へラーの 『キャッチ=22』 の文庫本も混じっていて、 他にヘラーの著作はあるかと訊かれるが、棚に並んでいるのはちくま文庫の 『笑いごとじゃない』 のみ。 お客さんはすでにお持ちのようだった。 後で調べると、ヘラーの邦訳は数えるほどしかない。
 今年になって『日本書紀』 を訊かれることが多い。 手元の在庫はすでにない。

 関西からみえたご夫婦に植物の本がたくさんもらわれていき、棚を一新できそう。
 6打数2安打。打率 2割6分8厘9毛。


2011年8月16日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第218試合


  1. 学研のムーの新書で古代中国の本
  2. 内田康夫
  3. 山田秀三 『アイヌ語地名の研究 1』
  4. 雑誌 「MOE」
  5. 井上ひさし 『吉里吉里人』
  6. 気楽に読める本

 『アイヌ語地名の研究』 の常連さん、2〜4巻は当店でお求め済み。 1巻目がまだ手に入らない。
 5と6は同じお客さんから。 なぜ気楽に読める本が必要なのか、初対面の私に深刻な話を打ち明けていく。 大の大人が馬鹿馬鹿しいことを真剣になって語り合う 『発作的座談会』 を勧めてみる。
 他には、内田康夫の文庫が売れる。
 6打数2安打。打率 2割6分8厘6毛。

 夏期休業中の2階ラルゴから大工仕事の音がする。 階段を上がりきった右手に雑誌棚を設えてあるのだが、手先の器用な喫茶部長がその改良に励んでいるのだ。 閲覧用の中綴じの雑誌が背のところでくたっと曲がってしまうのを、 背板に傾斜をつけて補正しようということらしい。
 奮闘した甲斐あって夜には完成していた。

 雑誌棚ができあがるころ、花火の音が聞こえてきた。 新釧路川でひらかれている釧新花火大会のもの。 昼から降っていた小雨も止んでいる。 夜空が染まるようすは見えないけれど打ち上げの音はよく響いており、それだけでも風情を感じることができる。 もっと賑やかにしてやろうということなのか、「ジュピター」 のインスト曲まで聞こえてきた。
 9月上旬の釧路大漁どんぱく花火大会でも思うことだが、大音量のBGMはいらない。 花火の音だけに耳をすませていたい。


2011年8月15日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第217試合


  1. 『鬼平犯科帳』 のマンガ

 夕方5時半より店を開ける。
 1打数0安打。打率 2割6分8厘2毛。


2011年8月14日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第216試合


  1. 「本の雑誌」2011年9月号掲載の
                    座談会出席者の本
  2. 新潮文庫
  3. 『釧路路』

 本野さんが 「本の雑誌」 の最新号をもってきてくださる。 いつも読み終えた同誌を寄贈していただいている。 今回の特集は 「社史は面白い!」。 ベスト記事を問うと、特集ではなく 「水惑星の町内会」 という単発の座談会だそうで、確かに読むとおもしろい。
 ルポ 『水惑星の旅』 を刊行した椎名 誠が、ふたりの水の研究者に話を聞いている。 『水の世界地図』 を訳した沖 大幹氏は知らなかったが、もうひとりは寄生虫研究でもおなじみの藤田紘一郎氏である。 当然のようにそちらの話も出てくる。

 自らの体内でサナダムシを育てていると紹介された藤田氏が、
 「きよみちゃん (引用者注:歴代の回虫にさとみ、ひろみ、きよみと名前をつけている) は元気のよいとき一日に二十センチ伸びます。 卵は一日二百万個も産むんです。 きよみちゃんは私には元気でおいしいものを食べてほしいから、 喘息にならないようにしてるし、癌にならないようにしている。
 人の寄生虫は人の中で卵を産みますから、人を大事にするんですよ」

 本野さんに藤田作品 『笑うカイチュウ』 をお買い上げいただく。

 300円LPレコードの箱に蛾が紛れこんでいた。 体長4センチほどのぷっくりと大きな個体。 とあるレコードの透明保護袋にたくさんの卵を産みつけていた。 グラサンの松山千春が髪の毛ふさふさで微笑んでいるジャケットだった。 なかなか売れない1枚だが、昆虫界での千春の男ぶりは急上昇である。
 産卵話が2題つづく。
 3打数2安打 (内1安打 8/12分)。打率 2割6分8厘5毛。


2011年8月13日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第215試合


  1. 夢枕 獏
  2. 神田橋條治
  3. スウェーデンに関する本
  4. 角川書店の「日本書紀」

 前日の夢枕 獏のお客さんが再来店。 『陰陽師』 のつづきを買っていかれる。
 遠方より脇道さんが来てくれた。
 4打数1安打。打率 2割6分7厘5毛。


2011年8月12日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第214試合


  1. 不登校や引きこもりに関する本
  2. 夢枕 獏
  3. 子どもが読むようなアイヌ関係の本
  4. 山崎正和
  5. 別海町に関する本
  6. 日浦孝則のCD

 岩波新書の教育ものと、『陰陽師』 の文庫本で、1、2と連打。
 一昨日、北大通店で 『北海道道路誌』 という本の問い合わせがあった。 当サイトでみつけたお客さんが探しにいらしたものだが、サイトの掲載書籍はほとんどを本店で保管している。 そのことを伝える。
 この日、同書をお買い上げいただいたと向こうから連絡があった。

 いつもサイト掲載品の注文をしてくださる市外の常連さんが店に来てくださる。 7年前のいっとき有名になったとある人物の著書に、お客さんの名前が出ていることを教えてもらう。
 6打数3安打 (内1安打 8/10分)。打率 2割6分7厘5毛。


2011年8月11日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第213試合


  1. 雑誌 「世界の艦船」
  2. 近代史の本
  3. アーサー・C・クラーク
  4. 矢野直明 『サイバーリテラシー』
  5. 石坂洋次郎 『青い山脈』
  6. 高島俊男
  7. 吉村 昭 『虹の翼』

 釧路の気温もとうとう30度の大台を越えた。
 「アーサー・C・クラークありますか?」 と訊かれて、 「ア、アサヒグラフ?」 と聞きかえしたすっとこどっこいが、この日北大通某所に出現したそうな。 暑さとの因果関係は、現在調査中である。
 満洲もので2を、『2001年宇宙の旅』 などで3をクリアする。

 毎日さんが 「『赤ひげ』、もう見たかい?」 と訊いてくる。 これから毎日訊かれるのだろうか。
 7打数2安打。打率 2割6分6厘3毛。


2011年8月10日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第212試合


  1. 『あしたのジョー』
  2. ヒトラーに関する本
  3. 『釧路湿原 知られざる生き物たち』
  4. 『野の花 正続』 (北海道新聞社)
  5. 東野圭吾
  6. 海外の絵本
  7. 石内 都 『ひろしま』
  8. スティーヴン・キング 『IT』 の
             文庫の3、4巻か単行本の下巻
  9. 『北海道道路誌』
  10. 三省堂の憲法の本
  11. 「週刊 グレート・アーティスト」
  12. 絵本

 5、6、12が売れる。
 毎日みえる毎日さんと黒澤 明の話になる。 『赤ひげ』 が未見であることを話すと、 「絶対見たほうがよい。自分は 『七人の侍』 の次に好きである。あんたも見なさい」 と、 意外なくらい強い語気で迫られる。 好みの女優が出ていることも作用しているようだった。
 12打数3安打。打率 2割6分6厘2毛。


2011年8月9日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第211試合


  1. 雑誌 「墨」
  2. 『ドラえもん』 の1冊目
  3. マンガ
  4. 和英辞典
  5. 串田孫一 『旅の絵本』

 野球帽を目深にかぶり眼鏡の奥の双眸をひからせた曲者が、 身を隠していた本の山からぬっと立ち上がる。 口元を覆ったタオルをとおして、
 「手を上げろ、金を出せ!」
 画伯だった。 こちらに向けた指が銃のかたちを作っている。 「脱獄逃走中」とプリントされた網走監獄の土産物Tシャツをお召しであった。 危うく大部の辞書を投げつけるところだった。

 折りしも北大通店では、大量の拳銃を仕入れたばかり。 ここだけの話、1丁100円〜200円で販売する予定だ。 金融機関が立ち並ぶこの北大通で、我ながら大胆不敵である。

 1と4で2安打。
 5打数2安打。打率 2割6分6厘4毛。





2011年8月8日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第210試合


  1. 『米長の将棋 5巻 棒銀・腰掛銀』
  2. 野坂昭如
  3. シドニー・シェルダン
  4. 絵本
  5. 『廣松渉著作集』
  6. ビリー・ジョエルのシングル・レコード
  7. 南 佳孝のレコード
  8. テニスン 『イノック・アーデン』

 祭りが終わって、街はひっそりとしている。 日曜日のように静か。
 前夜の後片付けでこさえた筋肉痛がずきずきする。
 8打数0安打。210試合を終えて、1151打数306安打。打率 2割6分5厘8毛。


2011年8月7日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第209試合


  1. 『北海道と新聞人』
  2. 河合裸石に関する本
  3. 英和・和英辞典
  4. 文房具関連の本
  5. 鶴居の開拓に関する本
  6. バーバラ・ヴァイン
  7. 林 芙美子 『浮雲』
  8. さいとう・たかを
            『ワイド版 サバイバル』 2〜6巻
  9. 子どもの読む本
  10. チベット密教の本
  11. 空海か親鸞の本
  12. ベンガル語の辞典

 第64回 くしろ港まつりの最終日。
 前日からのアロマ雑貨販売に、 mameko さんの似顔絵描きが加わり、ますます店先が華やかに。 私も自分の顔を描いてもらう。 血色よく健康的に仕上げてもらってくすぐったい。
 店のすぐ前の歩行者天国では、 釧路市立美術館 による 「書をかこう!」 企画も。 車道にひろげた三×六の大きな書道紙に、大きな筆で好きな文字を書くことができる。 小学生のお客さんに店番を頼んで、調子にのって1枚書いてきた。 目を覆いたくなるずんどこな筆法で、3文字。 「古いぜ」 と。

 店番の男の子は前日も遊びに来てくれていた。 そのとき訊かれたウルトラマンの本を、小学館コロタン文庫の 『ウルトラマン全百科』 でクリアする。
 せっかくなので「古いぜ」を、レジカウンターの後ろに目立つように貼ってみる。
 コロタン文庫に読みふける少年に、「さっき、これ書いてきたんだよ。読める?」
 首を横にふられる。
 「古いんだったらさ、新しい本売ればいいじゃん」 小学生の坊やにはわかってもらえない。

 他に、扶桑社ミステリー文庫のバーバラ・ヴァインが売れる。
 12打数2安打 (内1安打 8/6分)。打率 2割6分7厘7毛。

 今年の港まつりは3日間とも気温が高かった。 そうした一方で、夕方をすぎると小雨がふったり霧がかかったりした。
 店を閉めてから後片付けを手伝う。 作業が終了したのは日付が変わって午前1時。 店に戻ってウィンドウのポスターを剥がす。 毎年このときに、今年の夏が終わったなと思う。 まだ8月上旬なのだけれど。




2011年8月6日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第208試合


  1. 『ドラえもん』
  2. 有吉佐和子 『華岡青洲の妻』
  3. マンドリンのCD
  4. アンデルセンの伝記
  5. 北広島の地図
  6. 将棋の本
  7. 朝日文庫
  8. 書票の本
  9. ウルトラマンの怪獣の本
  10. 釣りの本
  11. 新しいの
  12. 『人間交差点』

 第64回 くしろ港まつりの2日目。
 祭りにあわせて、店の軒先でアロマセラピストの方にアロマ関連の雑貨を販売していただくことになった。 初めての試み。 おかげで店頭が賑やかになる。
 夕方からは店前の歩行者天国で、ラルゴ主催の音楽公演 「キタハチライヴ」 がひらかれる。
 洋楽名曲のアキラ・カリウスマキさん (カウリスマキに非ず)、 ブルースハープのヒデキさん、シンガーソングライターの佐藤しんさん。  三人三様の歌い手をサポートする西方公將さんのギターの音色に聞き惚れながら、未整理本を片づけていく。

 将棋の本と釣りの本が売れる。
 映画の先生から 『ラジオ・デイズ』 のDVDを貸してもらう。
 12打数2安打。打率 2割6分8厘7毛。


2011年8月5日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第207試合


  1. 徳田秋声 『縮図』
  2. 中村伸郎 『おれのことなら放っといて』
  3. あの本
  4. 映画 『ショーシャンクの空に』 のパンフレット

 第64回 くしろ港まつりの初日。
 夕方、警察官が通りの店々をまわって、歩道に出している看板やベンチを軒下にさげるよう注意している。 車道に足をだしていた見物客がパレードの山車に轢かれたのは去年のはなしだった。

 店の入り口に立って、左手の幣舞橋から右手の駅まで北大通をざっと見渡す。 周知徹底がはかられ、歩道のでこぼこはきれいに均された。 とてもすっきりとしている。 手をたたいて喜ぼうか。 でもその眺めはとてもつまらないものだ。 でっぱりをなくすと、通りは息の根を止められてしまう。 そのことがよくわかる光景だった。

 やがて歩道と車道の境を厳密に区切るために、鉄柵が並べられた。 「きけん 立入禁止」 と印刷された黄色いテープも張られた。
 記録のため、何枚も写真を撮った。
 撮影していると、顔なじみのお客さんが通りがかった。
 「あの本、入ったかい」
 「あの本、まだなんですよォ」
 通りに霧が立ちこめてきた。

 商店街の読書家さんに、1と2を訊かれる。 秋声の 『縮図』 はないが 『あらくれ』 が売れる。 中村伸郎の自伝も売れる。
 4打数1安打。打率 2割6分9厘8毛。

 2階の喫茶ラルゴで、「小泉千里 パステル画展」 がはじまった(8/31まで)。






2011年8月4日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第206試合


  1. 由紀さおりのレコード
  2. 中原理恵のレコード
  3. 中国語辞典
  4. 絵本
  5. CD
  6. 小檜山 博
  7. 雑誌 「北方文芸」

 ブラジル音楽のCDが売れ、小檜山 博の著書と関連雑誌が売れる。
 先月、『古事記』 と 『日本書紀』 のことを訊ねてきたお客さんがいた。 この日いらしたので、ぴったりの新入荷本をみせる。 『別冊歴史読本 『古事記』 『日本書紀』 の謎』 がもらわれていく。
 7打数4安打(内1安打 7/12分)。打率 2割6分9厘9毛。


2011年8月3日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第205試合


  1. 野菜の図鑑
  2. 甲冑の本
  3. ジョン・クラカワー 『信仰が人を殺すとき』
  4. 寺山修司
  5. 映画 『フラッシュダンス』 のパンフレット
  6. 根室の地図
  7. バイエルの教則本
  8. コリン・デクスター
  9. ハメット 『ガラスの鍵』

 ふと外に目をやると、均一棚を熱心にみている常連さんがいる。 最近ハメットにご執心のお客さんだ。 かなりのご高齢とお見受けするが、海外ミステリ一辺倒の洒落た感覚の方である (チャンドラーよりもハメット派なのだ)。
 棚をはさんで向かいの人に話しかけている。 あのお二人、知り合いだったのか。
 しばらくしてお客さん、店内に入ってくると、カウンターの私をみてびっくりした風。
 「あら、あたし目が悪いから、外にいる人をあんたと間違えて本のこと訊いちゃった。 随分無愛想な口きくなと思ったら、アハハハハ」

 啄木に造詣がふかい方が寺山の本を読みたいという。 ハルキ文庫の 『啄木を読む』 があった。
 2週間前、歌謡曲ファンさんから訊かれた 『フラッシュダンス』 のパンフはまだみつからない。 どこへいった。
 9打数1安打。打率 2割6分8厘0毛。


2011年8月2日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第204試合


  1. 日本国憲法の小さい本
  2. フランス絵画の本
  3. 雑誌 「ブルース&ソウル・レコーズ」
  4. 「日本美術絵画全集」 (集英社)の
                      若冲・蕭白の巻
  5. 「日本美術絵画全集」 (集英社)の
                       与謝蕪村の巻
  6. 「日本美術絵画全集」 (集英社)の
                     岩佐又兵衛の巻
  7. 「日本美術絵画全集」 (集英社)の
                     長谷川等伯の巻
  8. 出口王仁三郎関連の本
  9. スティーグ・ラーソン 『ミレニアム』
  10. オーディオ関係の本
  11. 映画 『ツィゴイネルワイゼン』 のパンフレット
  12. 映画 『陽炎座』 のパンフレット

 『日本国憲法』 をお探しのお客さん、ハンディタイプをご所望だった。 講談社学術文庫版が見つかる。 線が引いてあるのを見逃していた。値引をする。
 長いこと棚で埃をかぶってきた集英社の「日本美術絵画全集」。 全25巻のうち店にあるのは半分ほどだ。 すべて外の均一棚にまわす。 早速、欠けている巻のリクエストを毎日さんからいただく。
 12打数1安打。打率 2割6分9厘3毛。


2011年8月1日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第203試合


  1. 子どもっぽい本
  2. 渡部昇一さんのおもしろいの
  3. ブレジンスキー 『大いなる失敗』
  4. 音楽のCD
  5. これと似たような感じのもの
  6. かるた
  7. 北斎関係の本
  8. ジャズのCD
  9. 池波正太郎 『真田太平記』
  10. 「ゴーゴーマップ」?
  11. 多田かおる 『いたずらなkiss』

 2、4、8が売れる。
 港まつりが近づき、通りに提灯が吊るされる。 夜になって灯りがともる。
 11打数3安打。打率 2割7分1厘3毛。

 小田光雄氏の 「出版状況クロニクル」 が更新された。


2011年7月31日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第202試合


  1. 封筒
  2. 今朝の毎日新聞の書評欄の
         「この人この3冊」で
            笙野頼子が選んだ森 茉莉の本
  3. 五木寛之 『海を見ていたジョニー』

 毎日店に来てくださる毎日さんから毎日新聞にかんする問い合わせあり。 今朝の書評欄で 笙野頼子が選んでいた森 茉莉の本 のことだった。
 挙げられた3冊のうち、店にあるのは単行本の 『贅沢貧乏』 と文庫の 『記憶の絵』。
 「家ン中探したら、昔買ったの出てきそうだけどな」 といいながら、後者を、他の森 茉莉本とともにお求めいただいた。

 昨晩は、通りを行きかう人がいつもより多かった。 この日開催の 釧路湿原マラソン のためらしい。 宿泊ホテルは駅から北大通にかけて集中している。
 ご近所さんが遊びにきたので往来を眺めながら馬鹿話に興じていると、 通りがかりのご夫婦の 「あの本、訊いてみたら」 云々という会話が聞こえてきた。
 札幌からのマラソン参加者で、五木寛之の初期作をお探しだった。 外の均一棚で元版を探しあてる。 大会よりも読みたかった本が見つかったことがうれしいと冗談まじりに喜んでもらえた。
 3打数2安打。打率 2割7分1厘3毛。


2011年7月30日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第201試合


  1. 手芸の本
  2. 『こどものころにみた夢』 (講談社)
  3. 『言葉ふる森』 (山と渓谷社)
  4. 絵本
  5. 山下洋輔の文庫本
  6. 野田知佑

 メール便の配達員氏が 「これ、お宅の店でいいんですかねェ」 と持ってきた配達物。 宛名には、「釧路市栄町8丁目 ダイニング・バー アルゴ」 とあった。 当店2階の喫茶ラルゴとどこかしら似ている。 栄町8丁目と北大通8丁目も、となりあわせといっていい近さだ。 知らない店だけれど、最近できたのだろうか。

 妄想する。 塀についた緑色のドアを抜けると出入りできるそのバーには併設の古書店があって、 名は翁文堂書店、もしくは黄文堂といい、 塵ひとつ落ちていない至極整理の行き届いた、 北大通店とはなにもかも裏返しの様相を示しているだろうと。 在庫を問い合わせれば、どんなものでも瞬時に棚から取りだしてくれるし、 紙魚など影も形も存在しないにちがいない。 反宇宙の住人が管理する別次元の店のように。
 帰りに付近をあたってみると、ジャズ喫茶ジス・イズのそばにその店はあった。 いつか訪ねてみよう。

 山下洋輔の 『アメリカ乱入事始め』 の文庫本が売れる。
 6打数1安打。打率 2割7分0厘2毛。


2011年7月29日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第200試合


  1. 魚の図鑑
  2. 三浦綾子・三浦光世 『太陽はいつも雲の上に』
  3. 松野宗純 『人生は雨の日の托鉢』
  4. 中山和久 『巡礼・遍路がわかる事典』
  5. 中川稔朗 『愛と心の寺めぐり』
  6. 正富宏之 『タンチョウ そのすべて』
  7. 「サンデー毎日」

 この夏もっとも暑い1日だったのではないか。 といっても30度を超えたわけではない。
 保育社の 「標準原色図鑑全集」 より、魚と熱帯魚・金魚の2巻が売れる。
 7打数1安打。200試合を終えて、1067打数289安打。打率 2割7分0厘8毛。


2011年7月28日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第199試合


  1. 落合恵子 『積極的その日暮らし』
  2. 山ノ上ゆき子 『犬の性格診断』
  3. 美谷島邦子 『御巣鷹山と生きる』
  4. 金井美恵子 『目白雑録 3』
  5. 平山みき 『京の出来事』
  6. 藤門 弘 『犬もゆったり育てよう』
  7. 野坂暘子 『リハビリ・ダンディ』
  8. 内澤旬子 『身体のいいなり』
  9. 守分寿男 『さらば卓袱台』
  10. 苅谷夏子 『評伝 大村はま』
  11. 小畑雄嗣・写真 『茨木のり子の家』
  12. 石田 千 『きんぴら ふねふね』
  13. 中山千夏 『幸子さんと私』
  14. 官能小説
  15. 桜木紫乃
  16. 高峰秀子
  17. 連城三紀彦
  18. 計算尺の本

 2階でランチを食べてくるので探しておいてくださいな。 そう言われて受けとった紙片には、1から13までがズラリと並んでいた。 全滅。
 ただし 『目白雑録』 の文庫の1巻目ならばある。 ではそれをもらいますと話が進んだので、安打認定としたい。

 他に、連城三紀彦の文庫が売れる。
 桜木紫乃の方には、本店に3冊在庫があると伝える。 売れたという報告はまだない。
 今週は大口の問い合わせが多くて、一気に打率が下がった。
 18打数2安打。打率 2割7分1厘6毛。

 美容師さんが 『細野晴臣 ベスト』 と 『ジェシ・デイヴィスの世界』 のCDを貸してくれる。 夜、店で流す。


2011年7月27日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第198試合


  1. 『ムーミン』
  2. 『黒田清輝日記』
  3. 牧野富太郎
  4. 「古寺巡礼シリーズ」 (淡交社)
  5. 戦前の 『宝島』
  6. 庭野日敬 『法華経の新しい解釈』
  7. 清水幾太郎 『倫理学ノート』
  8. 清水幾太郎 『わが人生の断片』
  9. 昆虫の辞書
  10. 新美南吉
  11. 湖陵や江南の同窓会名簿
  12. 山下 清の画集
  13. 雑誌 「じゃらん」
  14. ビートルズの 「ヘイ・ジュード」を
        ビートルズじゃない人が演奏した
             インストのレコード (CDでも可)

 「日本児童文学」 誌の別冊、新美南吉の特集号が売れる。
 同窓会名簿を訊かれたのは初めてだ。 胡乱。
 14打数1安打。打率 2割7分4厘4毛。


2011年7月26日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第197試合


  1. 陶芸雑誌 (マイセンなど)
  2. 子どもの本
  3. 北海道の古い地図
  4. 三戸祐子 『定刻発車』
  5. 田辺繁治 『生き方の人類学』

 4が売れる。 お客さんは文庫版をお探しであったが、本店に元版があることを伝えるとそちらでもよいとおっしゃる。 向こうがちょうど店を閉める時間だったので、持ってきてもらって1安打。
 某所よりいただいた黒飴の缶に、火の見櫓 が描かれていた。 半鐘もぶらさがっている。
 5打数1安打。打率 2割7分7厘2毛。


2011年7月25日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第196試合


  1. 中公新書の 『ホロコースト』
  2. 白隠 『夜船閑話』
  3. 壁にはるような世界地図

 ケースの中で、紙魚がひっくりかえって動かなくなっていた。
 3打数0安打。打率 2割7分7厘6毛。


2011年7月24日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第195試合


  1. ウンベルト・エーコ 『美の歴史』
  2. ウンベルト・エーコ 『醜の歴史』
  3. 小泉淳作の画集
  4. 柿崎なんとかのレコード?
  5. 『あの夏、いちばん静かな海』 のパンフレット
            (以下、21まですべて映画パンフ)
  6. 『HANA−BI』
  7. 『トニー滝谷』
  8. 『リリィ・シュシュのすべて』
  9. 『花とアリス』
  10. 『スワロウテイル』
  11. 小津安二郎
  12. アンゲロプロス
  13. 『家族の肖像』
  14. タルコフスキー
  15. 『愛のむきだし』
  16. 『機動警察パトレイバー 2』
  17. 『攻殻機動隊』
  18. 『千年女優』
  19. 『EUREKA ユリイカ』
  20. 市川 崑の 「金田一シリーズ」
  21. 『2001年宇宙の旅』
  22. 荒木経惟 『センチメンタルな旅・冬の旅』
  23. 蜷川実花
  24. 80何歳のおばあちゃん用のカラオケの歌本
  25. ヤフーのフリーメールの本

 日曜日の午後。 天気はよいけれど、街は眠ったように静か。 港のほうでやっている霧フェスティバルの喧騒は、ここまで届かない。
 日曜に営業するときは、 たいてい午後2時からのラジオ番組 「山下達郎 サンデー・ソングブック」 をかけている。
 この日わかったこと。 山下達郎は、団扇と扇子では扇子派らしい。

 映画のパンフレットを探している方が1ヶ月ぶりにご来店。 前回訊かれた『霧の中の風景』があったので見てもらう。 首尾よくお買い上げに。
 5から23まで、宿題をたくさんいただいた。 閉店後、未整理パンフの山を調べる。 『パトレイバー2』 と、『2001年』 の80年リバイバル時のものが出てくる。 押井 守がお好きなのかもしれない。 『ケルベロス 地獄の番犬』 もいっしょに除けておこう。

 塾長さんがお探しの 「East Side」 誌の第4号入荷。 お持ちでなかったようで、この日もらわれていく。
 幣舞橋にちかい北大通2丁目に、新しく和菓子屋がオープンしたという。 そのお店 「MARUAMAMI」 のかりんとう饅頭をいただく。 外側がカリッとしていて、素朴でおいしい。 場所は石井米穀店のおとなりになるのかしら。 夜はバーに変身するのだとか。
 25打数2安打 (内2安打 6/25・7/5分)。打率 2割7分8厘4毛。


2011年7月23日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第194試合


  1. 祝日の歴史が書いてある本
  2. 昔の人の賞状や感謝状を集めた本
  3. 迷路の本?
  4. 医療系の雑誌?

 脇道さんから電話がくる。 今、岩見沢の夏フェス 「JOIN ALIVE」 の会場に来ています、クラムボンを見てきました。 電話の向こうが賑やかだ。 次は本命のPerfume なのだそう。
 釧路の 霧フェス だって、今晩はライブがある。 日本三大中野のひとりとしても有名な、あの人が出演だ (お手隙のときに霧フェスサイトでご確認ください)。
 4打数0安打。打率 2割8分3厘4毛。


2011年7月22日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第193試合


  1. お茶の本
  2. 世界地図 (ハンディタイプの)
  3. 教科書
  4. 絵本
  5. 辞書

 昨日、将棋雑誌の付録を買っていかれた方が再来店。 ほかに在庫はないのと訊かれ、用意しておきますと伝えていたのだった。 店の奥から引っ張りだした、店頭に出しきれないあるだけ全部の付録をみてもらう。 3冊100円。 ご所望の詰将棋ものを中心に、たくさんお買い上げいただく。

 画伯からの絵葉書が届く。 「釧路紙魚学研究の会」 結成をさそう内容。 「釧路変な生き物の会」 に発展するかもしれない、などとも書いてある。 百パーセント発展するであろう。
 5打数1安打 (内1安打 7/21分)。打率 2割8分4厘5毛。


2011年7月21日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第192試合


  1. 「道民雑誌 クオリティ」
  2. 将棋雑誌の付録

 郵便配達員さんが怪訝な顔をして渡してくれたふたつの郵便物。 こういう場合の送り手は、ズリ山裏道さんに決まっている。 にらんだとおりだった。
 どちらも旅先の九州から送ったものらしいが、 室蘭と函館のスタンプが押された封書はいいとして(中身はJALの機内向け未使用ティーバッグ)、 もう一方の即席めんはパッケージに直接切手と発送先記入のシールを貼りこんだ、まことにストロングな代物である。
 その場に居合わせた厚岸倉庫社長が目を丸くして 「なに、これ?」

 はるばる遠いところをよくぞお出でなすった。 ストロングすぎるのが災いしてこなごなに砕けてしまった味のマルタイ 「屋台ラーメン とんこつ味」の、 孤独でけわしい旅路に思いをはせ涙ぐむ。

 その夜、来店したズリ山さんご本人の指摘で、ティーバッグの入った封筒に消印がないことに気づく。 局で頼んだはずの風景印が押されていなかった模様。 こんなこともあるのか。
 ラーメンは持ち帰っておいしくいただく。
 2打数0安打。打率 2割8分4厘9毛。


2011年7月20日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第191試合


  1. 大判の薄いコミック
  2. ジャパニーズ・ポスター
  3. 佐々木 譲 『婢伝五稜郭』
  4. Wordの説明書
  5. 阿含経の本
  6. 見延典子 『頼山陽』

 18日 (月) より、おとなりのささき画廊で 「静かな朝の祈り  大西秀美 版画展」 が開催されている。 サンリオの 「詩とメルヘン」 誌で本格的なデビューをかざった方のよう。 今月31日 (日) まで。
 6打数0安打。打率 2割8分5厘5毛。


2011年7月19日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第190試合


  1. 窪 美澄 『ふがいない僕は空を見た』
  2. 宮部みゆき
  3. マシオンさんの日めくり
  4. 谷崎潤一郎
  5. おもしろい本
  6. 釧路の絵葉書

 開店まもなく、画伯が道場破りよろしく 「たのもう」とやってきた。 「どうれ」 と返す。
 電話で予告したとおり、倍率20倍の顕微鏡を持参している。 北大通店で飼育中の紙魚を思う存分観察してやろうという強い意気ごみがあらわれていた。

 顕微鏡で拡大するには、スライドガラスに載せることが必要だ。 とはいえ、生きたままだと逃げられてしまうし、カバーガラスで潰してしまっては元も子もない。 なにか秘策があるのかと思っていたが、お持ちの顕微鏡は普通の品だった。
 アームを握って、紙魚を入れた透明ケースをレンズに近づけたり離したり、 説明書にのっていないアクロバットな使い方を試してみる。 やれ見えた見えないと出歯亀の親分子分のようにはしゃぎまわって、案の定しっちゃかめっちゃかになった。

 あの二人のことだからきっと往生するだろう。 そう予想した常連さんが、私物のハンディスコープを事前に貸してくださっていた。 当欄をチェックしていた堀江さんである。 あなたはエスパーか。
 筒状の器具を近づければよいので、うちの子をぺしゃんこにすることなく拡大できる。 はずなのだが、こちらも実のところうまく見ることができない。 倍率が25倍というのは不相応に大きいらしかった。 エスパー敗れたり。 顕微鏡作戦は共倒れになってしまった。

 眼鏡を忘れたお客さん用に用意している、100円ショップの虫眼鏡で充分だということがわかった。 こちらの方がよく見えるとは皮肉なことだ。
 その後事態は、画伯の取材にいらした地元新聞記者氏を巻きこんで、さらに迷走していった。

 ご近所さんが店の昼休みだといってご来店。 1、2、4、5と訊かれ、在庫がない1以外が売れる。 お好みの傾向から判断して、5には近藤史恵の 『サクリファイス』 を勧めておく。
 6打数4安打 (内1安打 7/9分)。190試合を終えて、978打数281安打。打率 2割8分7厘3毛。


2011年7月18日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第189試合


  1. 新潮文庫の林 望
  2. アラーキーのペインティングの写真集
  3. 近江正隆 『だから僕は船をおりた』
  4. 経済書
  5. 映画 『フラッシュダンス』 のパンフレット
  6. 枡野浩一

 海の日。
 梅原 猛の話をひとしきりしていった後、昼飯を食べに出ていった、と思ったらすぐに戻ってきた毎日さん。 近所のローソンでもらったと、なでしこジャパン優勝の北海道新聞号外をみせてくれた。
 当店社長は明け方の生中継を、最後まで見届けたという。

 九州からみえた旅行者の方のお話をうかがう。 若くして亡くなった人気作家の親御さんであった。

 1月に藤村 操のことを訊かれた。 百年以上前、華厳の滝に身投げした旧制一高生。 寺山修司のエッセイでその名を覚えたろうか。 1冊丸ごと取り上げた本はとうとう出てこなかったけれど、山下 武の 『夭折の天才群像』 が1章割いている。 この日、お客さんがみえて同書をお買い上げに。
 夜6時で店を閉める。
 6打数1安打 (内1安打 1/26分)。打率 2割8分4厘9毛。


2011年7月17日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第188試合


  1. 新潮美術文庫
  2. ファブリのルーベンスの巻
  3. 平原由美・他 『戦略的交渉力』

 「大きい紙魚だねェ」と、堀江さんにウチの子を誉めてもらう。 や、呆れられたのか。
 3打数0安打。打率 2割8分5厘7毛。


2011年7月16日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第187試合


  1. カセットテープ
  2. 土門 拳

 電話をとると、画伯からだった。 紙魚が無事かどうかという問い合わせ。 前日たまたまお出でになっていて、こういうものに目がない方なので見せびらかしていた。 この次行くとき、倍率20倍の顕微鏡をもっていくので、絶対逃さないようにと言い渡される。

 土門 拳が写真を担当した 『日本人の原像』 が売れる。 来年1月より、北海道立釧路芸術館 にて 「土門拳の古寺巡礼」 と題した展覧会がひらかれる。
 2打数1安打。打率 2割8分6厘6毛。


2011年7月15日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第186試合


  1. 金澤恒司 『放屁学概論』
  2. 堀江敏幸 『本の音』
  3. 堀江敏幸 『魔法の石版』
  4. 開高 健
  5. 山口 瞳
  6. ドナルド・フェイゲンのCD
  7. 福田和也 『なぜ日本人は
                かくも幼稚になったのか』

 1、4、5が売れる。

 『放屁学概論』 の元版は、昭和31年に刊行された。 今回店で売れたのは、藤本義一のエッセイがついた平成の復刻版。 古今東西のおならに関する四方山話を百もあつめた快著である。
 悪用された屁、屁と納豆は臭いが重宝、井伏鱒二先生の屁、 電波に乗ろうとした屁、一ぱつ目のありがたさ、私のおならよ許しておくれ。
 章題をひろうだけで、楽しくなってくる。

 作者の金澤氏は釧路新聞社で論説委員などをつとめた方で、『放屁学概論』も元々は釧路新聞に連載された。
 「それがさ、おならのことを書いていても、全然下品でないの」 とお客さん。 連載時に切抜きをスクラップ帖に貼りつけるほど気に入っていたという。 本が出たときにも買い求めたが、あるとき息子に貸したらそれきり戻ってこない。
 「本のカバーだけ手元に残っちゃって」
 「あら、声はすれども姿は見えず、おならみたいな話ですね」
 うわ、すかしたことを言ってしまった。
 6打数3安打。打率 2割8分6厘1毛。

 店内でまるまると肥えた紙魚をみつけ、大慌てで捕獲する。 飼育するのは3回目だ。 これまでクリップ用の透明ケースに入れていたのだが、最初のときは隙間のことを失念していて逃げられた。
 セロテープで逃げ口の大半をふさいで臨んだ2度目は、 その僅かな隙間から逃げようとしたらしく、テープに絡めとられ、かぴかぴに乾いた姿で発見された。 今回こそどうかゆっくりと寛いでいってもらいたい。 餌の古新聞をふんだんに与えてみよう。
 ご覧になりたい方は、店頭にてお気軽にお申し出ください。 3度目の逃亡がはかられる前にどうぞ。


2011年7月14日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第185試合


  1. エリック・ホッファー
  2. アドラー 他 『本を読む本』

 閉店後の残業。 夜8時をすぎたころ、階上のラルゴからギターの音とともに歌声が降りてきた。 ふたりの地元ミュージシャンが初顔合わせで演奏をはじめたのだった。
 2打数0安打。打率 2割8分4厘8毛。


2011年7月13日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第184試合


  1. 外の澤瀉さんの本
  2. 和菓子の本
  3. 原田康子 『挽歌』

 均一台にある澤瀉久孝 『万葉集注釈』 のバラ本が売れる。 いつもとちがう場所に置いていたら、以前から目をつけていたらしい常連さんが 「あの本売れちゃった?」。 まだ売れ残っていた。
 3打数1安打。打率 2割8分5厘4毛。


2011年7月12日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第183試合


  1. 藤沢周平や山本周五郎
  2. 推理小説 (西村京太郎)
  3. 『日本書紀』
  4. 芥川龍之介の研究書
  5. 松本清張
  6. 講談のCD
  7. 福永武彦 『塔』

 周五郎、京太郎、清張といった人気者が活躍する。 芥川の研究書も、「國文學 解釈と教材の研究」 の特集号など4冊が売れる。
 7打数4安打。打率 2割8分5厘2毛。

 前日より、2階の喫茶ラルゴにて 「荻山勝之 釧路 であい 生きものたち画展」 が始まる (7/30(土)まで)。  毎週月曜日、荻山さんが釧路新聞に連載している 「ふるさとスケッチ」 掲載作を中心に、 釧路近郊でみられる動物たちの生態を活写してもらった。

「荻山勝之 釧路 であい 生きものたち画展」


2011年7月10日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第182試合


  1. 失念
  2. 児玉 清
  3. 平田 満に関する本
  4. 山口 晃の画集

 つい5分かそこら前に耳にしたことを忘れてしまう。 大抵の場合、尻尾を捕まえられるのだけれど、この日は逃げ足が早くてとうとう思い出せなかった。 1の失念はそれを指す。
 遠方出張のため、夕方3時すぎで店を閉める。
 4打数0安打。打率 2割8分3厘1毛。


2011年7月9日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第181試合


  1. 藤沢なんとか
  2. バズーカ砲
  3. モーツァルト 「ピアノ協奏曲第20番」
                         のレコード
  4. ゲームソフト

 午後2時ごろから通りに人が集まってくる。 厳島神社例大祭のみこし渡御が行われているのだ。 朝から市内をぐるりとまわってきた行列が北大通でクライマックスを迎える。 およそ1時間半ほどで、人々はまた次のどこかを目指して移っていった。

 本日の画伯の第一声は 「バズーカ砲くださ〜い!」
 4打数0安打。打率 2割8分4厘3毛。




2011年7月8日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第180試合


  1. 池波正太郎 「錯乱」
  2. 高階秀爾 『近代美術の巨匠たち』
                     (岩波現代文庫)
  3. 高階秀爾 『名画を見る眼』
  4. 高階秀爾 『続 名画を見る眼』
  5. 『東遊雑記』
  6. 梅棹忠夫 『日本語の将来』
  7. 釧路新聞の研究書
  8. CD
  9. 「龍門造像記」

 1、3、4、9がもらわれていく。
 9打数4安打。180試合を終えて、935打数267安打。打率 2割8分5厘5毛。


2011年7月7日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第179試合


  1. 西城秀樹のシングルレコード
  2. 時計台のレコード
  3. ピンク・レディーのレコード
  4. 軍歌のレコード
  5. ナタリア・ギンズブルグ 『ある家族の会話』
  6. 須賀敦子
  7. 貫井徳郎
  8. 真山 仁 『レッドゾーン』
  9. クリス岡崎
  10. 「週刊 人間国宝」

 「あの本あるかなァ」 「店の人に訊いてみたら」。 座って本を拭いていると、目の前のご夫婦の会話が聞こえてきた。
 すわ出番である。 何の本ですかと声を発したところ、「わ、人がいた!」とびっくりされた。 カウンターに積みあげた本の山に隠れてしまっていたせいで、本が喋ったと思われたのだった。 探しておられた 『レッドゾーン』 はなし。

 この日問い合わせがあったうち、売れたのは秀樹のシングルレコード、 『チャンスは一度』 と 『青春に賭けよう』の2枚のみ。 探していたのはいつもの歌謡曲ファンの常連さん。 2、3、4も訊かれたけれど、後がつづかない。 2はその昔、札幌時計台のお土産でソノシートのようなレコードを売っていたのだという。 こんな感じ のものだろうか。
 10打数1安打。打率 2割8分4厘0毛。


2011年7月6日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第178試合


  1. 山岡荘八 『徳川家康』
  2. 弘兼憲史 『黄昏流星群』

 先月、北大通9丁目にオープンした 「釧路まちなかコンシェルジュ くるる」。 そこの花壇に植えたかぼちゃが芽を出したと、職員の方が教えてくれる。
 仕込んだばかりのその話を、いつも均一棚の本を買ってくれるご老体にお話しすると、 「昔はこの辺でも、こーんなに大きなかぼちゃがとれたもんだが、 今のは化学肥料使ったり単身者向けに改良されたりで小さくなったなァ」
 全集や百科事典など、大型本が競って売れた時代は今いずこ。 本の世界と一緒だなと思う。

 ジャージ姿の高校生2人組が入ってきて、物珍しそうに店内を見ていく。 帰り際、レジ前で立ち止まると、「佐藤紙店はどこですか」。 となりのとなりだよと教える。 文化祭のポスターや山車の材料買出しと睨んだのだが、どうか。
 振り返れば、わが高校時代もそうだった。 立看づくりでポスターカラーが足りなくなったりすると、すかさず 「北大通で買ってくる!」 と。 郊外に大型店ができる前の話だ。

 電話で訊かれた 『徳川家康』 の文庫版全26巻がとりおきになる。
 2打数1安打。打率 2割8分6厘0毛。


2011年7月5日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第177試合


  1. 文章の書き方の本 (葬儀関係)
  2. 三浦綾子 『嵐吹く時も 上下巻』
  3. テレサ・テンのCD
  4. 荒木経惟 『東京物語』
  5. 木村伊兵衛
  6. 雑誌 「East Side」
  7. 雑誌 「銀花」
  8. 石原吉郎 『望郷と海』
  9. 伊藤 整 『女性に関する十二章』
  10. 絵本

 1と10が売れる。
 ズリ山裏道さんから、東室蘭の風景印が押された封書が届く。 中身は「峠の釜めし本舗 おぎのや」のおてふき。
 10打数2安打。打率 2割8分5厘5毛。


2011年7月4日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第176試合


  1. 「中公クラシックス」

 大雨が降っていて、店内はとても静か。 こんなときこそ、ふだんは出来ない雑事を片づけておきたい。 ブックオフの値段シールがついた本が程よく溜まっていた。 ひとつシール剥がしに勤しむことにしよう。

 ご存知の方も多いだろうが、粘着力が強いかの大型チェーン店のシールを取り除くのはなかなか厄介な作業である。 コーティングされているカバーであれば何てことはないのだけれど、うまく剥がせずに本を痛めてしまうこともしばしばだ。
 私はもっぱらドライヤーを使っている。 該当箇所に根気よく温風をあてて、彼奴らの癒着の構造をやんわりと剔出する。 何度もこなすうちにきれいに剥がせるようになった。 されどこのためだけに乾燥機を用意するのも難儀な話だ。

 最近、コンセントいらずのどこでも使える新技術を開発した。 仮に人間ドライヤーと呼んでおく。
 べったりと本に貼りついたシールに己が口元を近づけ、気が済むまで熱い吐息を送りつづけるという、 まぁ非常にアレな、環境にもやさしいと思われる高性能テクである。
 暗がりで背中を丸め、ひょっとこみたいに口をすぼめてひとりでフゥフゥしている姿は、 できることなら人様にお見せしたくない。 「鶴の恩返し」 の鶴ならば、行方をくらましかねない体たらくだから。 ちいさなお子さんへの悪影響だって見過ごせない。 ネーミングも一考を要するだろう (せめて人間発電所くらいの強そうな呼び名がほしい)。

 しかしそれら難点を補ってあまりある成果が見出せるのではないか。 斯界に広くお勧めしたい。 とここまで記して作業を再開。 ものの数分で剥がすのに失敗する。 ハァハァするのが足りなかった。
 1打数0安打。打率 2割8分6厘5毛。


2011年7月3日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第175試合


  1. 自動車関係の本
  2. 「日経ポケット・ギャラリー」の東山魁夷の巻
  3. 角田光代 『さがしもの』
  4. 『星の王子さま』 の単行本
  5. 『外村繁全集』

 日曜日の昼間といういつもなら現れない時間にお出でになった厚岸倉庫社長。 向こうも北大通店が日曜日にあいているので驚いている。
 訊けば、とある試験を受けに来釧、昼休みをむかえ抜け出してきたという。 手ごたえを問うても 「疲れた〜」 を繰り返すばかりで、捗々しくないご様子。
 2年前に訊かれた山田勝義 『中国名詩鑑賞辞典』 (角川小辞典) が入荷していた。 まだお探し中でよかったみたい。 厚岸倉庫社長専用のおとりおき品をおさめる段ボール、通称厚岸箱の筐底ふかくに仕舞われる。
 夕方5時で店を閉める。
 5打数0安打。打率 2割8分6厘8毛。


2011年7月2日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第174試合


  1. ウンベルト・エーコ
  2. 原 武史
  3. 『ゴッドファーザー』 の 「愛のテーマ」 のCD
  4. ポール・アンカの 「ダイアナ」 のCD
  5. 「情熱大陸」 のテーマ曲のCD
  6. 『JIN 仁』 のテーマ曲のCD
  7. 『風と共に去りぬ』 の 「タラのテーマ」のCD
  8. 辻 邦生
  9. UFOの本
  10. 『字源』
  11. 白洲正子
  12. 釧路空襲に関する本

 辻邦生と北壮夫の共著 『若き日と文学と』 でかろうじて坊主を逃れる。 CDをお探しの方からの5連投に翻弄された。 『風と共に去りぬ』 の本編DVDはあったのだが、興味をひくことはできなかった。
 常連の先生がパゾリーニの 『奇跡の丘』 と 『テオレマ』 のDVDを貸してくれる。 他にも借りている作品があり、しばらく見るものに困らない。
 12打数1安打。打率 2割8分8厘4毛。


2011年7月1日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第173試合


  1. 『原田康子 「挽歌」から「海霧」まで』
                     (北海道新聞社)

 岩波新書が増えてきたので、分野別の仕切り板をしこしこと作っているところ。 材料は安上がりに段ボールで。
 1打数0安打。打率 2割9分1厘1毛。

 小田光雄氏の 「出版状況クロニクル」 が更新された。


2011年6月30日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第172試合


  1. 河野裕子 『森のやうに獣のやうに』
  2. 『星守る犬』
  3. 昭和天皇の妹のことを書いた本
  4. 沢木耕太郎
  5. 私と同じくらいの歳で着物きて小説書く人の本
  6. 天照の本

 「私と同じくらいの歳で、着物きて小説書く人なんだけど」
 「え〜と、女の人で?」
 「はい」
 「昔の人ですか?」
 「まだ書いてる人」
 「う〜ん、・・・・・・宮尾登美子?」
 「ん、そう、その人!」

 違反ヒントはございません。 かくして文庫の宮尾作品 『春燈』 が売れる。 わし、「連想ゲーム」 に出られるかもしれん (大和田獏枠で)。 って喩えが古いよ。 もう番組やってないよ。 調子にのるな。
 ところで宮尾さんはホントに着物姿で執筆しているのかしら。

 他に、沢木耕太郎の 『敗れざる者たち』、岩波の日本古典文學大系 『古事記 祝詞』 の巻が売れる。
 3に合致するのは、河原敏明 『昭和天皇の妹君』 (文春文庫) でよいのだろうか。 また来るので探しておいてとお客さん。 後で棚を探すと同書があった。 売れたらヒット扱いにしたい。

 昼間、「配給で〜す」といって、塾長さんがアイスの差し入れを持ってきてくれた。
 6打数3安打。打率 2割9分1厘5毛。


2011年6月29日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第171試合


  1. 富岡鉄斎の画集
  2. 黒田清輝の画集
  3. 影印本
  4. ズービン・メータ指揮のCD
  5. 『熱血!寿司職人物語 音やん』
  6. 滝 大作 『冗談』
  7. 土門 拳

 店前からみえるホテル東横インの駐車場に、大型バイクが何台も停まっている。 気温は20度を越えたのではないか。 当地にもようやく夏が近づいてきた。 あくまで釧路基準の夏である。 鼻で笑わないでほしい。
 土門拳は、本店で小学館の全集をバラ売りしている。 お客さん、明日行ってみるという。
 7打数0安打。打率 2割9分0厘1毛。

 以下、企画展 「ベトナム・炭鉱 (ヤマ) の風景」 を開催中の 釧路市立博物館 より、石川孝織学芸員のお知らせです。

        ×       ×       ×

 お世話になっている 「太平洋炭砿展示館」 の解説担当、畠等重房さん (もと太平洋炭砿・掘進) が、 6月いっぱいで展示館を退職されます。
 畠等さんは炭砿展示館を、明るく体温感じられる施設に再生させたと言っても過言ではありません。 掘進担当として、経験からのみ話せる現場の話も、勉強になりました。
 畠等さんは退職まで、28・30日の2日間、勤務されます。 名解説を今なら間に合います。どうぞ、お出かけ下さい。

  「太平洋炭砿展示館
 場所=釧路市 桜ケ岡 3-1-16 (旧 ヒルトップ)
 開館時間=10:00〜16:00
 電話=91-5117 (青雲台体育館)


2011年6月28日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第170試合


  1. 学研 「現代の日本画」 の平山郁夫
  2. 梶山季之
  3. 角川文庫のアンソロジー 『ひと粒の宇宙』
  4. 新しい絵本

 常連の堀江さんから角川文庫のアンソロジーを訊かれる。 敬愛する堀江敏幸作品が収録されているのだとか。 本がなかったのにもかかわらず、ローズティーをごちそうになる。
 角川文庫といえば、一昨日新刊書店で同文庫を買ったら 携帯のストラップ をもらった。 本を読むペンギンだった。
 4打数0安打。170試合を終えて、872打数255安打。打率 2割9分2厘4毛。


2011年6月27日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第169試合


  1. マンドリンのCDかテープ
  2. ジャズのCD
  3. おもしろい推理小説
  4. 囲碁の本

 公募の小説新人賞に推理ものを投稿しているという方がやってくる。 前回みえたのは2月。 店にある桃源社版の小栗虫太郎を買おうか、激しく迷っていらした。 小栗作品は読んだことがないという。 癖の強い作家なのだから、いきなり高い本を手にするよりも新刊書店の文庫本で試してみたら。 図書館だってあるのだし。 そのときはそう伝えておいた。
 残念ながら、その後4ヶ月の間にお目当ての 『黒死館殺人事件』 は売れてしまったのだが。

 今回はおもしろい推理小説があったら教えてほしいと言われる。 好みを問うと、乱歩や正史から東野圭吾、宮部みゆきまでいろんな名前があがる。 密室、アリバイ、叙述トリックの有名どころも読んだ。 『虚無への供物』もよかった、などとつづく。 要は選り好みはしないということなのだろう。

 ガイド本を薦めたほうがよいのかしら。 若い方なので、80年代以前の作品をバランスよく紹介した 『東西ミステリーベスト100』 (文春文庫)あたりがあれば、躊躇なく渡せるのだけれど。 こんなのもあるよ、あんなのもあるよと見せていくうち、時間切れに。
 どんなタイプのミステリをお書きになっているのだろう。 名探偵が出てくるようなものではないということだけ聞き出せた。

 塾長さんが探していた 「East Side」 誌のバックナンバー。 第2号が入荷しており、首尾よくもらわれていく。 同誌の初期の号には当店の広告が載っている。
 他に、サリナ・ジョーンズのCDが売れる。
 4打数2安打 (内1安打 6/23分)。打率 2割9分3厘7毛。


2011年6月26日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第168試合


  1. 囲碁の本
  2. 釧路の案内図

 2のお客さんは、50数年ぶりの来釧だそうだ。 そうなるとまるで別の街を訪問するといってよい。 観光協会で発行している無料のガイドマップを差し上げる。 売上げではないが1安打。

 前日、ヨーロッパ映画の本やパンフレットをまとめ買いしてくださった方がいた。 店頭に出していないパンフの在庫が相当ある。 そのとき教えてもらったご所望の品を、日曜の静かな昼下がりに保管場所から探しだす。
 ヴィスコンティの 『ルートヴィヒ』 の80年日本公開版と、 アンゲロプロスの 『霧の中の風景』 のパンフが発掘された。 次回ご来店時まで除けておこう。 ほかにも、80〜90年代のミニシアター公開作品が出てきたので、目ぼしいものに値段をつける。
 2打数1安打。打率 2割9分2厘8毛。


2011年6月25日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第167試合


  1. 押し花の本
  2. フランク永井のレコード
  3. 時代小説
  4. 北野 武の初期監督作のパンフレット
  5. ヴィスコンティ監督作のパンフレット
  6. タルコフスキー監督作のパンフレット
  7. 『霧の中の風景』 のパンフレット
  8. 原田康子 『挽歌』
  9. 井上荒野の文庫本
  10. 大橋 歩

 3が売れる。 8は本店に在庫があることがわかり、そちらを紹介、 後で売れたと報告がきたので安打に含める。
 おとなりの画廊さんがありがとうセールを、そのまたおとなりの紙店さんはソメスサドル・フェアをやっている。 当店はといえば、ぼちぼちです (ぼちぼちってなんだよ!)。
 10打数2安打。打率 2割9分2厘3毛。


2011年6月24日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第166試合


  1. 平沢是曠 『汚名 ゾルゲ事件と北海道人』
  2. Horse
  3. 辻原 登
  4. 吉村 昭 『三陸海岸大津波』
  5. 宮澤賢治 「雨ニモ負ケズ」 収録の本
  6. レコード
  7. 新しいCD

 朝一番にみえた 『汚名』 をお探しの方。 北大通店にない本だが、本店にはあった。 後日また来てくださるというので、そのときまでに移動しておこう。
 東南アジア系のお客さんに英語で 「Horse、Horse」 と尋ねられる。 哺乳類の棚をみると、馬術や競走馬の本が数冊あるだけではないか。 どうやら馬の絵が載っている本をご所望らしいのだが、適当なものがみつからないうち時間切れに。
 辻原 登の 『村の名前』 と、『年表作家読本 宮澤賢治』が売れる。 後者の 「雨ニモ負ケズ」 は抄録なのだけれど、手ごろな文庫の詩集がないので仕方がない。
 7打数3安打。打率 2割9分3厘4毛。


2011年6月23日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第165試合


  1. 床の間の絵や写真が載っている本
  2. マンガ
  3. 釧路の福祉の本
  4. 雑誌 「East Side」
  5. 英和辞典
  6. 北野武のハードカバー
  7. 岩波新書

 2階の喫茶ラルゴで開かれる 「ピアノマン リクオ ・ライブ」 に備えて、調律師の方が来てくださる。 頭上からピアノの音が降りてくるなか営業。 5と7が売れる。
 後者は、お客さんが 「あれ何ていったかな。 今年出た岩波の新書で古典のこと書いたおもしろいのがあったんだけど、 作者が女の人で、名前忘れちゃった。その人の昔のやつがあればなァ」。 山口仲美の5年前の岩波新書 『日本語の歴史』 を差し出す。 ドンピシャでもらわれていく。
 ライブの受付をするため、午後5時すぎで営業を終える。
 7打数2安打。打率 2割9分2厘3毛。

 ラルゴでの リクオ さんのライブは、5年連続となる。
 この日はじめて聴いた 「すてきなバカンス 2011」 がとりわけ強くこころに残った。 これは20年前ほど前の自分の曲を歌いなおした新バージョンなのだそう。 ローソンもない、ユニクロもない、仕事もない。 でも時間はある、君がそばにいる。 そう謳いあげるシンプルな詞は、 震災以降の時間を生きる者にとって、とても切実に聴こえるのではないか。

 「イメージしよう 君とのバカンス」というフレーズが、 2回目のアンコールで歌われた忌野清志郎訳の 「イマジン」 と思いがけず共鳴し、より大きなひろがりをもつ (リクオさんには清志郎との共作曲 「胸が痛いよ」 がある。今年も聴くことができた)。 調律したばかりのピアノがよく鳴っていて、歌声もまた絶妙にひびいていたと、 終演後に何人もの方が話してくれた。 同感である。
 それにしてもリクオさん、いい歌をたくさん持っているなァ。

6/23 喫茶部長撮影。ラルゴで開かれた ピアノマン リクオ・ライブより。


2011年6月22日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第164試合


  1. 三浦綾子
  2. 「旧約聖書」

 1は、二人組の旅行者から。 Aさんは単行本を3冊、Bさんは文庫本を2冊お求めくださる。
 「旧約」は別の方。 岩波文庫の分冊形式のものなら数冊あるが、1巻本がよいということでアウト。 「新約」と一緒になった 「聖書 新改訳」 (日本聖書刊行会)版も、索引が不便でアウト。

 去年の今ごろ、細川音治・辻井達一 『阿寒・摩周の植物』 (北海道新聞社)の在庫を訊かれた。 もう随分前に入荷していたのだが連絡をとれずにいたお客さんが 先週末、朝の掃除の最中、店前を通りがかったのであわてて呼びとめた。 この日、再来店。 お買い上げいただける。 前年度の打席なので、カウントはしない。
 2打数1安打。打率 2割9分2厘3毛。

 先週のことである。 その日の営業を終えて帰り支度をしていると、2階の喫茶部長が言った。 「いつもより早いね。 『X-MEN』 見に行くの?」
 図星である。 なぜわかったのだろう。 彼こそ特殊能力をもつミュータント軍団、X−MENの一員ではないか(釧路支部長クラス)。 今まで隠していたなんて水臭いじゃないか。
 喫茶部長が こんなコスチューム をまとって出勤してくる日も近い。 まちがった、こっちは悪者だった。

 そんなエスパー顔負けのマスターが主催する  ピアノマン リクオ ・ライブは、明日の夜6時半開演。 ご来場の方にミラクルな時間を約束いたします。
 リクオさんの歌と演奏は YOU TUBE でご覧いただけます。


2011年6月21日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第163試合


  1. 雑誌 「日経おとなのOFF」
  2. 斎藤 孝 『声に出して読みたい日本語』
  3. 映画の大き目のポスター
  4. カズオ・イシグロ

 先週から何人ものお客さんに 「半袖で寒くないの?」 と驚いたような顔をされている。
 4打数0安打。打率 2割9分1厘8毛。


2011年6月20日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第162試合


  1. 『新北海道史』
  2. ハーブの本
  3. 『都道府県別メッシュマップ 北海道』
                       の釧路支庁版
  4. 「百万人の兵士の墓」?
  5. 戦前の釧路の地図

 年に1度の商店街の花植えの日。 開店前、通りの各所にペチュニアやベコニアなどを配ってきた。
 5打数0安打。打率 2割9分3厘2毛。


2011年6月19日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第161試合


  1. 消しゴム
  2. 「本の雑誌」 2011年7月号より
                 私小説ベスト20掲載の本
  3. 『釧路港開港百年記念誌』
  4. 釧路の本
  5. 切手がいつ発売されたかわかるような本
  6. 鉄道の本

 消しゴムといってもアラン・ロブ=グリエの小説ではない。 もしそうだとしても在庫がない。 すぐそばの佐藤紙店がお休みなので、9丁目のローソンと、5丁目の中山茶紙店を教える (後になってとなりのささき画廊にも、デッサン用のものがあるのでは、と思い至る)。

 読み終えた 「本の雑誌」 を毎号寄贈してくださる本野さんがご来店。 最新の7月号はすでにいただいている。 特集は 「私小説が読みたい!」。 そこで紹介されている私小説のベスト本をご希望だった。 選者は、岡崎武志と荻原魚雷の二人。
 尾崎一雄 『暢気眼鏡・虫のいろいろ 他十三篇』 (岩波文庫)、山口 瞳 『血族』 (文藝春秋)、 「メリイクリスマス」 所収の太宰 治 『グッド・バイ』 の3冊がかろうじて該当した。

 『釧路港開港百年記念誌』 は、当サイト掲載品が本店にある。 お客さんが明日再来店されるというので、こちらに移してもらうことに。
 午後6時で閉店する。
 6打数2安打。打率 2割9分5厘0毛。


2011年6月18日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第160試合


  1. 塚本邦雄
  2. ピンクレディーのレコード
  3. 歌手の厚い本
  4. 灰田勝彦のCD
  5. 角川文庫の与謝野晶子・訳の
                     『源氏物語』 下巻

 ピンクレディーのレコードは、探してみると在庫がない。 代わりになるのかどうか、ミーちゃん、ケイちゃんが出ていた シャワラン シャンプー の販促用下敷きがあった。 お客さんに渡すとレコードよりも喜んでもらえたので、安打に認定したい。

 購入したのは、よくみえる歌謡曲ファンの常連さん。 前の日、電話で訊かれたバーブ佐竹のレコードもこの方からだった。
 お探しの曲、『女心の唄』 はない。 そもそも釧路出身のこの歌手のレコードが1枚もなかった。 お客さんは南 沙織のファンでもある。 シングルで 『傷つく世代』 というのが入りましたよと教えると、 どんな曲か思い出せないという。 なりゆきから、受話器を介して歌詞カードを読みあげることになった。

 「逢えば 逢うほど あいつ とても謎なの やさしくて がんこで 冷たくて  街を歩いていても けんかしちゃうの くやしくて ふたりは かたきみたいよ  ああ どうして人など 愛してしまうの どうしてひとりじゃ 淋しいのかしら」 (有馬三恵子・作詞)

 朗読するうちに、つい感情をこめて「女心」 を謳いあげてしまうが、 聴かせる方も、耳をすませて聴いている方も、どちらも否応なしにおっさんなのであった。 見回すと、昼時の店内にはお客さんが何人も回遊していた。
 「おとりおきしておきましょうか」 「あ、それ持ってるわ」
 5打数1安打。160試合を終えて、821打数242安打。打率 2割9分4厘7毛。


2011年6月17日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第159試合


  1. バーブ佐竹 『女心の唄』のシングルレコード
  2. 家賃を払うときとかの帳面
  3. わたあめ全集
  4. 「週刊朝日百科 世界の植物」
  5. 島田裕巳

 本日の画伯の第一声は 「わたあめ全集ありますか〜〜ッ!」。 わたあめのことが色々書いてある本だそうで。 私も久々に食べたくなってきた。
 話しているうち、「わたあめ全集」 は架空の本であることが判明する。 あったらいいなという願望の書であった。

 「この世にあるものには、名がある。 名があれば、本がある。 ものの数だけ、名の数だけ、本は出ている。 だから読みたい本は、すべて、ある。 見つけないだけだし、見つからないだけである」 と記すのは、先達の出久根達郎氏である (『大増補 古本綺譚』 所収 「無い本はない」 より)。
 「わたあめ全集」 も、どこかの誰かがとっくに物しているだろう。

 本探しの途中、ふと遠くに視線をさまよわせた画伯。 「自然がオレを呼んでいる」。 そう言い残すと、なにかを堪えるような足どりで店のトイレへと姿を消した。

 来月下旬に上野千鶴子が来釧して講演をするという。 著作をかきあつめて、階段横の棚にコーナーを作る。
 「週刊朝日百科 世界の植物」で1安打。
 5打数1安打。打率 2割9分5厘3毛。


2011年6月16日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第158試合


  1. ゴロヴニン 『日本幽囚記』
  2. 『会社四季報』
  3. 墨をする機械
  4. 俳句の本
  5. 玉井裕志
  6. 棟方志功
  7. 骨董の本
  8. 三宅信一 『戦雲ただよう根釧原野』
  9. 織りの事典
  10. 山田秀三

 玉井裕志氏は、かつて根室管内別海町で酪農を営みながら作品を発表してきた方。 『萌える大草原』 と 『草の葉のそよぎ』 の2冊の随筆集があるが、お客さんはどちらもお持ちだった。
 前者巻末に、雑誌掲載の作品もおさえた著者略歴が掲げてある。 小説 「ふるさとの訃」 を収録した 「北海文学」 第52号の在庫があった。 どうぞと手渡す。 未読だそうで買っていただけた。
 ちなみに『萌える大草原』 の序文は山田洋次。 本文中にも、『家族』 や 『遙かなる山の呼び声』 の映画監督との親交が再三出てくる。

 先月末に訊かれた小川安久 『キタヨシの独り言』がその後入荷。 お客さんがみえたのでお渡しできる。
 10打数2安打 (内1安打 5/30分)。打率 2割9分5厘9毛。

 ズリ山裏道さんから彦根市のアイドル ひこにゃん をあしらったうちわが届く。 もちろんいつものようにむき出しで。
 今回は青森の消印と、秋田県の由利高原鉄道のスタンプがトッピングされていた。




2011年6月15日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第157試合


  1. この間の本
  2. 宮崎 駿
  3. 『ゴッドファーザー』 のDVD
  4. 篠 弘 『残すべき歌論』
  5. 藤沢周平
  6. 釧路の古地図

 文庫の藤沢周平が3冊売れる。
 藤沢周平といえば、 原作映画 『小川の辺』 の出来を憂慮しておられる常連さんがこの日ご来店。 桜庭ななみ 親衛隊隊長殿である。
 「弱々しくなく凛とした」 「近年まれにみる」などなど、かの新進女優への惜しみない賛辞の数々を拝聴する。 出演作 『最後の忠臣蔵』 は未見なので、親衛隊の入隊資格は得られずにいる。
 6打数1安打。打率 2割9分7厘1毛。


2011年6月14日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第156試合


  1. 書道の本 (漢字)
  2. 洲之内 徹
  3. 熊谷守一
  4. 『沙石集』
  5. 自動車関係の本

 『沙石集』 のお客さんが手ぶらで帰った後、当サイトに岩波文庫版の上下巻が載っていることに気付く。
 この日売れたのはスズキのバイクの本。 札幌の方が2階のラルゴで休んだ後、お求めに。 手には、ラルゴが紹介されている 「じゃらん街ごはん 2011年版」 をお持ちであった。
 5打数1安打。打率 2割9分8厘1毛。


2011年6月13日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第155試合


 遠方出張買入あり。 夜6時前、店に戻り、2時間半ほどねばって営業する。
 0打数0安打。打率 2割9分8厘7毛。


2011年6月12日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第154試合


  1. 中上健次 『鳳仙花』
  2. 中上健次 「紀州サーガ」
  3. 『釧路炭田』 (釧路叢書)
  4. 岡崎正之 『長いトンネルの道』 (釧路新書)
  5. 釧路空襲の本
  6. 写真関係の本

 「中上健次の 『鳳仙花』 っていうのと、『紀州』 『讃歌』 ある?」
 『紀州 木の国・根の国物語』 はないが、『鳳仙花』 と 『讃歌』 であれば単行本がある。 奥の文芸書の棚から2冊を引っ張りだしてくると、『讃歌』 を指したお客さんが 「題名がちがうじゃない」。

 あちらが探していたのは、「紀州サーガ」という題名の本だった。 こちらは勝手に脳内変換をして、 『紀州』 と 『讃歌』 の2冊に振り分けていた。 なんたるとんちんかん。
 中上の秋幸ものを指してサーガの名の下に呼ぶ向きもあるけれど、 「紀州サーガ」という題名の作品は存在しない。 そのことを説明する。
 『鳳仙花』 と、『岬』 (表題作が秋幸もの)をお買い上げいただく。 『枯木灘』 もあったが見送られる。

 塾長さんがみえる。 3日前に訊かれた雑誌 「East Side」 、その後入荷していた。 21、22号がもらわれていく。
 本店経由のお客さんが3〜6をお探し。 釧路関連の3、4、5と連打。
 6打数6安打 (内1安打 6/9分)。打率 2割9分8厘7毛。


2011年6月11日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第153試合


  1. 藤沢周平 「小川の辺」
  2. 百田尚樹 『永遠の0』
  3. 水彩画の本
  4. 松尾芭蕉 『奥の細道』
  5. 学校の同窓会のような本

 百田尚樹は、「ひゃくた」と読むのか。 受話器の向こうのお客さんの発音で、自分の誤りに気付く。 作者の五十音順に並べた文庫の棚で、『永遠の0』 を森村誠一のとなりに置いていた。 カバー背表紙の整理番号に 「ひ」って書いてあるのにねェ。 本は先週販売済み。
 角川文庫版の 『奥の細道』が売れる。
 5打数1安打。打率 2割9分3厘3毛。


2011年6月10日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第152試合


  1. 山本健吉 『ことばの歳時記』
  2. 歳時記関係のおすすめの本
  3. 新しいCD
  4. 吉村 昭 『背中の勲章』
  5. ジャズのCD
  6. クラプトンのCD
  7. レコードの針

 北大通店にはない山本健吉の 『ことばの歳時記』だが、電話で本店に尋ねると単行本があった。 お客さんは近日中に再度みえるという。 本はこちらに移してもらうことにする。
 歳時記関係、というか俳句の本でおすすめのものがあれば見繕っておいてとも言われる。 とある文化講座で入用だという。 金子兜太の手になる入門書があった。 次回これを見てもらおう。
 7打数1安打。打率 2割9分3厘9毛。

 北大通店のとなりのとなり、佐藤紙店で決算大セールがはじまった。 画材、額、書道用品など。18日(土)まで。


2011年6月9日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第151試合


  1. 永田秀郎 『釧路 街並み今・昔』
  2. 手紙の書き方の本
  3. 雑誌 「East Side」
  4. 英和辞典か和英辞典
  5. 『梅原猛著作集』
  6. 沖縄の方言に関する本
  7. 阿寒のウォーキングマップ
  8. 「考える人」 2006年夏号
  9. 日本図書館協会 『防ぐ技術・治す技術
                 紙資料保存マニュアル』

 常連の塾長さんがお出でくださる。 最近、自転車の魅力にはまったらしい。 市内の有名坂道を次々と制覇しているのだとか。
 管内の弟子屈町で発行されていた 「East Side」 誌のバックナンバーに、そのものずばり 「釧路の坂道」 を特集した号があった。 実は資料用にと店頭に出さず、除けておいたものがある。 この人に売らずに誰に売るというのか。 放出決定。 よろこんでいただけた。
 他の号についても訊かれる。 品物はないが、入荷の際はとりおきしておこう。

 堀江さんがご来店。 前回お買い上げの雑誌 「考える人」 の 「直して使う」 特集号は、実によい内容だったと教えてもらう。 同号の次号予告に載っている2006年夏号のご指名をいただく。 特集は「戦後日本の 「考える人」 100人100冊」。 在庫あり。

 他に、英和辞典と和英辞典も旅立つ。
 これまで何度も訊かれた、とある本が絶版になっていることを知った。 版元のサイトで確かめたので間違いない。 2005年に出た本なのだがなァ。 と、これは独り言。
 9打数2安打。打率 2割9分5厘3毛。

 おとなりのささき画廊の3階ギャラリーで、 「樹下和子 (七宝・彫刻) 上野幾子 (日本画) 二人展」が始まった。 北海道新聞釧路版の記事によると、約40年前に市内の中学校で美術教師と生徒の間柄だったお二人だという。 14日火曜日まで。


2011年6月8日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第150試合


  1. 山崎正和 『社交する人間』
  2. 小学館文庫の鹿島 茂
  3. 集英社 「世界美術全集 愛蔵普及版」の
                     クールベ収録の巻
  4. 「国鉄全線各駅停車」(小学館)の北海道の巻
  5. 木工に関する本
  6. イラストの本
  7. 医学書
  8. 講談社青い鳥文庫
  9. 石川啄木
  10. 釧路の本
  11. 樺太犬に関する本
  12. 楽譜 (最近の日本のロック)

 稚内に引っ越したお客さんが久方ぶりに顔をみせてくださる。 8〜11までを次々と放られる。 青い鳥文庫の在庫は、デュマの 『巌窟王』 1冊しかない。アウト。
 返す刀で、啄木と釧路の本のリクエストが飛んでくる。 先週、店に市内の啄木歌碑めぐりの地図が落ちていた。 観光用に無料で配られているものらしい。 持ち主が現れそうにないので、これを差し上げることにした。 売上げにはならないが安打認定。

 さて釧路の本はどうしようと思っていたら、もう次の樺太犬の本を訊かれていた。 お見せしたのは、舟津圭三という人の 『犬ぞり隊、南極大陸横断す』。 ちょいとめくってみただけでは樺太犬なのか確認できなかったけれど、 お客さんはおもしろそうなのでかまわないとおっしゃる。 これも安打だ、俺が法律だ。
 その昔やぐらやぐらと騒いでいたことを覚えてくださっていた。 稚内の火の見櫓写真を見せていただけることになりそう。 ひょっとして最北端の櫓になるのか。

 他に、婦人生活社の 「手づくり木工事典」のバックナンバーが売れる。
 12打数3安打。150試合を終えて、763打数226安打。打率 2割9分6厘1毛。


2011年6月7日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第149試合


  1. 釧路の新しい地図
  2. 井上荒野
  3. 履歴書
  4. 夢枕さんのハード
  5. ツービートの本
  6. 手紙の書き方の本
  7. 広瀬 隆 『赤い楯』

 夢枕さんのハードというのは、夢枕 獏の 「陰陽師」シリーズのハードカバーのこと。 店には文庫版が3冊あるだけ。
 閉店近くになって、広瀬 隆の 『赤い楯』 は売れてしまったのかと訊かれる。 お客さんは少し前にいらしたとき、目に留めてくださっていたらしい。 本が見当たらないのも道理。 前の日、階段横の棚に場所を移していた。 お買い上げいただける。

 意中の品が棚からなくなっている場合も、お気軽にお問い合わせください。 店内で在庫を移動していることもございます。
 7打数1安打。打率 2割9分6厘9毛。


2011年6月6日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第148試合


  1. 食べられる野草やキノコの本
  2. 戦争の本
  3. アロマテラピーの本

 今月いっぱい2階のラルゴで開催中の絵画展 「植物の癒し」。 作者の マシオン恵美香さん は、被災者支援ネットワーク釧路の活動もしておられる。 この日、福島から釧路に移ってきたご夫婦と引き合わせてもらう。 震災の支援活動が実を結びつつある。 新天地での生活がうまくいくようお祈りする。

 『原色 北海道の山菜』と『太平洋戦記 神風特別攻撃隊』が、別々の方にもらわれていく。
 3打数2安打。打率 2割9分8厘3毛。


2011年6月5日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第147試合


  1. 小学生が読むような本
  2. 漢和辞典

 理科実験の本が売れ、漢和辞典が売れる。 午後5時半で店を閉める。
 2打数2安打。打率 2割9分6厘8毛。


2011年6月4日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第146試合


  1. 政治助成金 (政党交付金?)に関する本
  2. 吉村 昭
  3. 松方コレクションに関する本
  4. 中島 宏
  5. 青桐ナツ 『フラット』
  6. ディック 「老人と犬」?
  7. キャンプ場に関する本
  8. ジェーン・オースティン
  9. 帽子
  10. 家紋の本

 「ハヤカワ文庫から出ている 『老人と犬』って本、ありますか?」
 エリスンの 「少年と犬」ならば、収録短編集の在庫がある。 どうやら違うらしい。 作者を尋ねてみた。 「ほら、なんとかディックって、アンドロイドがどうしたって小説書いてる」  私の知らないそういう題の短編がPKDにあるのだろうか。
 後になって、ジャック・ケッチャムに 『老人と犬』の翻訳があることがわかった。 扶桑社ミステリー文庫だった。 お客さんはもうお帰りになった後。 連絡の手段はない。

 新潮社の「考える人」がまとまって入荷した。 『雪沼とその周辺』 をきっかけに堀江敏幸ファンになった常連の堀江さん(仮名)にメールでお知らせすると、早速来てくださる。 特集 「直して使う」に、堀江氏の書斎写真が掲載してあることを伝えていたのだ。
 「雪沼」連作の多くが連載されていたのも同誌である。 さいわい気に入ってもらえたよう。 他にも、ジェーン・オースティンなどお買い上げいただく。

 会計後、「帽子はありますか」と堀江さんが尋ねた。 そういえば、10日以上前にそんな忘れ物があり、目につくところに置いていた。 何人ものお客さんに「これ、どうしたの」と訊かれていたところだった。
 旅行者風の方が忘れていったとばかり思っていた。 常連さんの持ち物だったのでほっとする。 ご本人も他所で落としたと思いこんでいたらしい。 商品が売れたわけではないけれど、特別に安打に含めよう。
 他に、吉村 昭が売れる。
 10打数3安打。打率 2割9分4厘9毛。


2011年6月3日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第145試合


  1. 手芸の雑誌 (パッチワークなど)
  2. 数日前の北海道新聞で紹介されていた
          釧路の藤プリントから出た釣りの本
  3. 映画 『パイレーツ・オブ・カリビアン』
                         のポスター
  4. 攻略本
  5. 新田次郎の山岳もの
  6. 戸塚さんが1980年に出した刺繍の本

 当店常連、厚岸倉庫社長から電話がくる。 目的は2の本。 店での取扱いを尋ねるものだが、こちらが知っているのは新聞記事の情報だけである。
 後で調べると、件の本の正確な書名は『フライフィッシャーの昆虫学』。 アルフレッド・ロナルズ 著/川野信之・訳。 初版の刊行は1836年とあり、世界最初の釣り人のための昆虫学の書だという。 どうやら自費出版のようだ。 たしか記事には、翻訳した方の談話が載っていた。
 藤プリントでは、「湿原の画家」 佐々木栄松氏の釣りの画文集 も復刻して出している。

 電話の問い合わせがつづく。 ゲームの攻略本について、別の方から訊かれる。 前の日店頭でも尋ねられたばかりだ。 あいにく1冊も置いていない。 申し訳ないが、これからも置くことはないだろう。

 6も電話で。 詩集ではなく刺繍ですと、まぎらわしくないようにお客さんが先回りしてくれる。 刀剣の本を闘犬と聞きまちがえた、脛に疵もつ身にはありがたい忠告だ。
 詩の本であれば、『一九七三年ある日ある時に 戸塚美波子詩集』 を思い浮かべていたところ。
 6打数0安打。打率 2割9分4厘9毛。

 兎がタコを引き連れて店にやってきた。
北海道小平町の蛸専門店、藤田水産の 「北の珍味 たこ皮ジャーキー」 が、袋むき出しで北大通店に郵送されてきた。
 送り主は、当欄ではおなじみのズリ山裏道さん。 袋にはパンチ穴が開いており、ピーターラビットの切手を貼った稚内ホテル旅館業組合の絵葉書と輪ゴムで結ばれている。 愛らしい兎と、たこ皮ジャーキーの組み合わせが興趣をそそる。

 小平町のタコと稚内の絵葉書、そして消印は札幌という、まるでちぐはぐなトライアングル。 ズリ山裏道氏は何人存在するのだろう。 昨日遊びに来た御仁は、よく似た偽者だったのではないか。 ラルゴのマスターと美味しい珍味を分け合いながら、おそろしい疑念におののいた。

兎が引き連れてきたタコ


2011年6月2日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第144試合


  1. モルモン教の本
  2. ゲームの攻略本
  3. 講談のCD
  4. ターシャの本

 ズリ山裏道さんがご来店。
 一昨日送ってもらった赤平からの封書をみせると、 「あれ、普通の消印だ。風景印にしてって局の人に頼んだんだけどなァ」
 そう言って、 赤平の風景印を押した葉書 を鞄から取りだすと、気前よく分けてくださった。 地元の名所をかたどった 「ズリ山階段 777段」 とある。 ズリ山姓を名乗る者には外せない一品ではないか。
 4打数0安打。打率 2割9分6厘9毛。

手前がズリ山裏道さんから譲ってくださった葉書。北海道 空知管内のかつての炭鉱町・赤平市の風景印付き。「ズリ山階段 777段」と刻んである。


2011年6月1日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第143試合


  1. 狸の絵か写真が載っている本
  2. ひょっとこやお福さんの写真が載っている本
  3. クラシックのCD
  4. 海の絵か写真が載っている本
  5. 児童書
  6. 『もしドラ』
  7. 守屋 洋

 熊は何頭も棲んでいるというのに、狸はなかなか姿を見せない当店である。 「アニマ」の小特集や、『平成狸合戦ぽんぽこ』のパンフレットの中から辛うじて見つけだすが、 お客さんの琴線にふれるまでには至らない。 パッチワークの主題にしたいのだそうだ。 ひょっとこやお福さんもその流れ。 狸以上に希少種らしく、適当なものが見つからない。

 それでもお客さんは、初めて入る店内を物珍しげに歩きまわると一言、 「奥深いね」と言い残していかれた。
 狸を探している最中、棚と床のすき間からのそのそとわらじ虫が出てきて消えていった。 それもまた奥深さの一端なのか。 毛深いね、もしくは罪深いねの聞き間違いでないことを祈ろう。

 桜庭ななみ親衛隊隊長がお出でになる。
 藤沢周平のファンだという。 ななみ話は出なかったが、今年公開される藤沢原作の映画に菊地凛子が出演していることを大いに憂慮されていた。 それというのも、彼女がヒロインを演じたおかげで失敗作であることが決定的となった、先の 『ノルウェイの森』の例があるため。 曰く 「とんだミスキャストである」。
 噂の新作 『小川の辺』 の出来やいかに。 隊長殿が暴れださなければよいのだが。

 映画女優の話で思い出した。 先週お客さんと、撮影中の映画 『僕等がいた』に 吉高由里子 が出ていることを話していると、 ラルゴの喫茶部長がやってきて、「え、伊東良孝?」
 現在は衆議院議員をつとめる 前釧路市長 のことであった。 非常に残念な 「よしたか」違いなのであった。

 3、4、7が売れる。
 2階のラルゴで、「マシオン恵美香 個展 植物の癒し」が始まる (30日まで)。
 7打数3安打。打率 2割9分9厘0毛。

 小田光雄氏の 「出版状況クロニクル」 が更新された。

6/1撮影。北大通店のおとなり、ささき画廊 入り口にて。梅の花咲き誇るの図。


2011年5月31日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第142試合


  1. 新約聖書

 前日訊かれた 『死の逃避行』は、その後本来あるのとはちがう棚から見つかった。 夜中に小人たちが悪さをしたものらしい。 探していたのは、毎日みえる毎日さん。 もちろんこの日もいらっしゃる。
 お目当ての本を恭しく差しだすと、 「いやァ、ちょっと読んで調べたいことがあるだけで、買うわけじゃないんだァ」。 ずっこける。

 ズリ山裏道さんから封書が届いた。 土曜日の富山の胃腸薬につづいて、今度の消印は道内の赤平市だ。 やはり複数の影武者が全国を行脚しているとしか思えない。
 1打数0安打。打率 2割9分7厘7毛。


2011年5月30日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第141試合


  1. 合田一道 『死の逃避行』
  2. 週刊誌
  3. 小川安久 『キタヨシの独り言』
  4. フロム 『自由からの逃走』
  5. イリッチ 『脱学校の社会』
  6. アレクサンドル・コジェーヴ
                『ヘーゲル読解入門』
  7. ブランショ 『来るべき書物』
  8. 書道家の落款を集めた本
  9. 占いの本 (四柱推命)

 在庫があるはずの 『死の逃避行』が見つからない。 副題は「満州開拓団27万人」。 週刊誌のお客さんには、すぐそばのローソンを紹介する。
 『キタヨシの独り言』 は地元刊行の本。 昨秋本店で必要になりこちらの在庫を引渡したのだが、新たな入荷はなし。
 電話で一息に繰り出された4〜7は、いずれも空振り。 8と9は掠っただけ (該当する本はあるが売れなかった)。
 9打数0安打。打率 2割9分8厘1毛。


2011年5月29日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第140試合


  1. 花の本 (ハスの花が載っている本)
  2. 児玉 清 『寝ても覚めても本の虫』
  3. 西山 明 『原発症候群』

 まるごとハスの花で埋めつくされた本、それを手引きに絵を描きたいのだとお客さん。 「週刊朝日百科 植物の世界」など、心当たりを探ってみるが適当なものが見つからない。 植物図鑑のたぐいは案外しっくりこないのだった。
 小学館の 『花の手帖』なる1冊にいくつか写真が載っていた。 とりあえずこれを買っていくから、よりよい本がはいったら連絡ください。 そう念を押される。
 3打数1安打。140試合を終えて、702打数212安打。打率 3割0分1厘9毛。


2011年5月28日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第139試合


  1. 本田靖春
  2. 先月出た雑誌 (山口組の出所の雑誌)

 ズリ山裏道さんから封書が届く。
 今回の消印は、京都の風景印。 裏は、富山駅のスタンプ。 中身は、富山のレトロな絵柄の胃腸薬だった。

 掃除をしていたら出てきたといって、 『かくも長き不在』 と 『火山のもとで』 のVHSビデオテープを貸してくれたのは常連の先生。 後者は今年になって、原作の新訳が白水社から出ている。
 2打数0安打。打率 3割0分1厘8毛。


2011年5月27日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第138試合


  1. 雑誌 「軍事研究」
  2. ルーベンスの画集
  3. ベートーヴェン 「月光」のCD
  4. 雑誌 「装苑」
  5. 英語の辞典

 毎日みえる毎日さんがルーベンスの画集をご所望。 図録が2冊あったが、「オレの見たいの、載ってねえなァ」。 『フランダースの犬』のラストに出てくる絵を見たかったらしい。
 「装苑」は1970年発行の1冊あり。 一部ヌレ染みがあるため棚に出さないまま仕舞っておいたもの。 それでもよいとおっしゃるので販売する。
 他に英和辞典が売れる。
 5打数2安打。打率 3割0分2厘7毛。

        ×       ×       ×

 明日28日 (土)は、 釧路市立博物館 にて  「ヤマの話を聞く会」 の 第4回 < Gluck Auf! 海を渡った炭鉱マン > が 開催されます。
 炭鉱マンたちの仕事を後世に伝える同シリーズ 。 昭和30年代、太平洋炭砿からドイツの炭鉱へ派遣されたお二方に話を伺います。 当時撮影された8ミリフィルムの特別上映も。

 石炭関連の催しは翌29日 (日)もつづきます。 釧路国際交流ボランティアの会による研修会 「石炭が結ぶ釧路とベトナムの今」
 ベトナム語通訳として、釧路生活10年目のディン・ドック・トゥアンさんが、故国、 そして釧路での生活で感じたことなどを語ってくださいます。 石炭といえばこの人の、同館学芸員・石川孝織さんも登壇。 ベトナム炭鉱と釧路からの技術指導員の活躍を紹介します(参加費無料)。

 日時=5月29日(日) 13〜15時
 会場=釧路市立博物館 1階講堂

        ×       ×       ×

 豊文堂書店 店主 豊川俊英の随筆再録コーナーを更新しました。


2011年5月26日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第137試合


  1. 中公文庫の鹿島 茂
  2. カズオ・イシグロ
  3. 宮部みゆき
  4. 吉村 昭
  5. アルセーニエフ 『デルスウ・ウザーラ』
  6. フランク・マコート 『アンジェラの灰』の下巻
  7. 将棋のやさしい定石が載っている本

 未整理本の山を片づけていたら、おもちゃの銃が出てきた。 どことなく山賊やら海賊やらが愛用していそうなアンティーク調の代物。
 ラルゴのマスターが気に入ったようだ。 本人は否定するが、構えてポーズをとったり前掛けのポケットに突っ込んでみたり、玩んでいる。
 折りしも、 『パイレーツ・オブ・カリビア〜〜ン』 最新作が公開中である。 映画の人気に便乗してみるのも悪くない。 こいつをとっかかりにして、ラルゴの集客アップにつながりそうなアイディアをいくつか提案してみた。

 まず、ジョニー・デップ演じるところの海賊船長に成りきることから始めたい。 勇気をだして、目の周りを黒く塗ってみよう。 上島竜兵の豆絞り男メイク にならないように注意する。 口ひげはもちろん生やしてほしい。 ひげの伸びに自信がなければ、手っとり早く水性ペンで描くのも可。

 時には大胆にメニューを変えてみることも必要だ。 髑髏野菜の血まみれトマトソース・スパゲティや、宝の地図の味噌漬けなど、手当たり次第に海賊ワードを足してみる。 変革への意思の強さで、男っぷりが試される。 素材がより輝きだす。
 一人称は「我輩」で統一する。 周囲には「キャプテン」と呼ぶように強要する。 「我輩が思うに、いもだんごとみのもんたは語感が似てるな」 「キャプテン、フライパンが焦げてます!」

 四六時中しゃべるオウムを、肩に止まらせるとユーモラスな掛け合いが生まれ、親しみやすさが増す。 見つからない場合はぬいぐるみで代用。 いっこく堂に負けない腹話術で、あたかもしゃべっているように見せかけるべし。

 毎日おやつの時間になると、店の前で剣劇アトラクションをおっぱじめる。 基本ひとりでやってもらいたいが、気分が出ないのであれば北大通店の店長もこれに加わる。 芸術館や子ども遊学館にも出張し、ご当地ヒーローのカモメンジャーに勝負を挑むと吉。 負けそうになると、すぐそばの港に接岸中の豪華客船に乗りこみ(無賃で)行方をくらます。
 船酔いを克服する。

 どれひとつとして取り入れてもらえない。 私の『カリビア〜〜ン』 理解が誤っているのかもしれない。

 忘れるところだったが、3、4、7が売れる。 7は、3冊100円の将棋雑誌の付録より。
 7打数3安打。打率 3割0分2厘0毛。


2011年5月25日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第136試合


  1. 雑誌 「ラピタ」
  2. モーツァルトのCD
  3. 英語の参考書
  4. レコード、CD

 釧路をモデルにした街が出てくるマンガ 『僕等がいた』。 その 実写映画 の撮影が近郊各所で行われているそうだ。
 この日は、北大通店からも近い栄町公園でロケが行われたという。
 朝、出勤途中に公園横を通っていた。 大勢の人が集まっていて、あれ、こんなところでフリマでもやるんかいな。 そんな調子で通りすぎてしまった。
 4打数0安打。打率 3割0分0厘7毛。


2011年5月24日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第135試合


  1. 山崎洋子 『女は何度でもよみがえる
                  末期癌の夫を看取る』
  2. 書道の手本
  3. 雑誌 「一枚の繪」
  4. 「コンカの東」?
  5. 豆本
  6. 立花 隆・翻訳 『アポロ13号 奇跡の生還』
  7. 宮川明義 『霧の幣舞橋』?

 書道をまた勉強しようと思って。 お客さんがそうおっしゃって、かなの手本を中心にあれこれお買い上げになる。
 書道本は増殖するばかり。 売れないものを思い切って値下げすることにした。

 4はミニヤコンカの登山報告書だそうだが、この手のものが手薄である。 豆本も訊かれるが、たまに1、2冊入るばかりなのでお応えできず。
 新潮文庫版の6が売れる。 同じ方が7もお尋ねに。 地元を舞台にした小説だそうで図書館で借りて読んだというのだが、店では扱ったことがない。
 7打数2安打。打率 3割0分2厘4毛。


2011年5月23日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第134試合


  1. 古語辞典
  2. レタリングやイラストカットの本

 ハンディタイプの古語辞典が売れて、在庫は外の均一棚にある大型の1冊だけになった。
 2打数1安打。打率 3割0分2厘6毛。


2011年5月22日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第133試合


  1. 村上春樹 『ノルウェイの森』
  2. テープ
  3. おもしろい本
  4. 工藤専三郎 『川と空と子どもたち』
  5. 歌集
  6. 雑誌 「趣味の文具箱」

 2のテープというのは、カセットテープのこと。 川中美幸、山本譲二、野口五郎、サム・テイラー、……。 10本ちょっとあるけれど、「オレ向きのはないなァ」とお客さん。 店頭分しか在庫がないくせに、「何をお探しですか」と食い下がる。 お客さん、小さく笑って帰っていった。
 三一書房の 「現代短歌大系」のバラ本が売れていく。
 6打数1安打。打率 3割0分2厘0毛。

 北大通店のすぐそば、北大通9丁目に「釧路まちなかコンシェルジュ「くるる」が開設された。 かわら版やウェブサイトによる周辺のお店案内、自転車の貸し出しなどで買い物や観光に役立つ拠点をめざす。


2011年5月21日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第132試合


  1. 辞書
  2. ガルシア・マルケス 『百年の孤独』
  3. 雑誌 「ボンメルシィ!リトル」
  4. 吉村 昭
  5. マイクル・コナリー 『バッドラック・ムーン』

 来月取りにきます。 そう言って本をとりおきしていたお客さんが4ヶ月ぶりに顔をみせる。 お父さんを亡くしたり体調を崩したり、たいへんだったというから無理もない。 とまれ、古本屋通いの余裕ができたということで、喜ぶべきこと。

 その方から、ベネッセの幼児向け食育雑誌 「ボンメルシィ!リトル」を訊かれる。 前回、当店で在庫をまとめ買いしてくれていた。 その後の入荷はない。 同誌のサイト をひらくと、今年の5月号で休刊になっていた。

 夕方、北大通なんちゃって鳶の会会長 (喫茶ラルゴ マスター)が店内高所の拭き掃除に着手。 前回のウィンドウにつづいて、階段横の鏡になった壁がターゲットである。 2連はしごをのばして上がり、吹き抜けの高い壁の汚れを拭きとっていく。
 その間、北大通なんちゃって鳶の会を見守る会会長 (北大通店店長)は何をしていたのかというと、はしごを支えていた。
 国語辞典と吉村昭の 『長英逃亡』が売れる。
 5打数2安打。打率 3割0分3厘3毛。


2011年5月20日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第131試合


  1. トリスタン・ダ・クーニャに関する本
  2. 「檜枝岐村見聞録」?
  3. パソコン関係の本
  4. 小学校とか中学校の記念誌
  5. 福武書店の古語辞典

 トリスタン・ダ・クーニャってどこだ?
 南大西洋にある島で、イギリス領で、火山があって、戯曲の舞台になり文学座でも上演されて云々と説明される。 テレビで紹介されていたんだそうな。
 毎日みえる毎日さん、いったんお帰りになったと思ったら戻ってきて、母校だという小学校の記念誌を訊いてくる。 あいにく北大通店にも、当サイト登録品にも見当たらない。
 5打数0安打。打率 3割0分2厘5毛。


2011年5月19日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第130試合


  1. 佐伯泰英
  2. 「アイヌ語ラジオ講座テキスト」
  3. 『釧路歴史散歩』 (釧路新書)
  4. 大相撲の雑誌

 お客さんから新聞広告の切抜きをみせられる。 光文社文庫と幻冬舎文庫の佐伯泰英だった。 前者の夏目影二郎始末旅シリーズより2冊売れる。

 大相撲の雑誌は扱っていない。 お客さんによると、相撲中継のたのしみを奪われた家のご老体が欲しているという。 とりわけ写真入りのものを。 歴史や逸話をあつかった本であれば、いくらかあるのだけれど。
 そういえば絵番付もあった。 まず無理だろうと思いながら、おみせする。 これでいいんじゃないとあっさり売れる。 新しいのがよいと、いくつかある中から平成16年の九州場所が売れる。
 4打数2安打。130試合を終えて、656打数200安打。打率 3割0分4厘8毛。


2011年5月18日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第129試合


  1. 「月刊 〜」(新潮社)のバックナンバー
  2. 司馬遼太郎 『街道をゆく』
  3. 和裁の本
  4. 八柳さんの本
  5. 『毎日5分で月に28万円稼ぐ方法!!』

 本店の古くからのお客さんが、念願のご自分の店をひらくことになった。 ギンズバーグの詩にちなんだ店名は 「HOWL (ハウル)」。
 カジュアルウェアやワークウェアを中心に、ビートニクの書籍や写真集、雑貨なども手がけるといいます。 オープンは今月22日 (日)というから、もうすぐ。 一足早く ウェブサイト が開設されており、お店の雰囲気が味わえます。 同好の皆さんは、どうぞお楽しみに。
 5打数0安打。打率 3割0分3厘6毛。


2011年5月17日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第128試合


  1. 釧路の炭鉱に関する本
  2. いい本とわるい本
  3. 村崎芙蓉子 『心に赤い聴診器』
  4. 唱歌のCD
  5. 福岡伸一
  6. 藤原正彦 『国家の品格』

 このところ少しずつ外が暖かくなってきたせいか、画伯の活動がますます盛んだ。 この日はやってくるなり、「いい本とわるい本ありますか〜ッ!」。 新着の動物行動学の本がすぐにもらわれていく。
 「今買ってもらった本は、いい本とわるい本のどっちですか」 「半分よくて、半分わるい。いや、俺が選んだ本は全部いい!」
 話はいつの間にか、犬の交尾に関するうんちくになっていた。

 他に売れたのは 『国家の品格』。
 6打数2安打。打率 3割0分6厘0毛。


2011年5月16日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第127試合


  1. 『キャプテン翼』 の1巻目

 遠方出張買取を終えて、夕方5時より店を開ける。
 1打数0安打。打率 3割0分5厘7毛。


2011年5月15日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第126試合


  1. 1冊全部が良寛の本
  2. 今野 敏
  3. 米原万里
  4. 漢和辞典

 前日の日本古典文學大系の方が、良寛さんを買い忘れたと、同大系の収録巻 『近世和歌集』をお求めに。 1冊全部が良寛さんの本、入ったら教えてね。そうリクエストを受ける。
 他に、漢和辞典が売れる。
 4打数2安打(内1安打 5/14分)。打率 3割0分6厘2毛。

 本好きの若者がやってくる。 大学の授業で北大通店を知ったのが昨夏のこと。 以来、何度か立ち寄ってくれている。 新刊書店のアルバイトをし、古本市のボランティアもこなしていた。
 前夜のスピッツのコンサートで、客席に放られたギターのピックを掴むことができたという。 それはよかった。 その一方で、住みなれた釧路のまちを就職で離れるかもしれないと打ち明けられる。


2011年5月14日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第125試合


  1. 僕のお嫁さん
  2. 英和辞典か和英辞典
  3. 風水の本
  4. 鉄道系の本
  5. 良寛
  6. 小林一茶
  7. 松尾芭蕉
  8. 土井晩翠
  9. ジャマイカの音楽のCD
  10. 岩波新書

 本日の画伯の第一声は、「僕のお嫁さん、いますか〜ッ!」
 何事かと問えば、お嫁さんになってくれるような素敵な本はありますかということらしい。 ありますとも、お待ちしていましたとも。 画伯向けの新着本をあれこれ見せる。 汽車ぽっぽの本と動物本と安野光雅が、速攻でお嫁さんにもらわれていく。 一夫多妻制なのであった。
 となると、お嫁さん3人いますか〜ッと訊かれた4日前の分も安打に含めてよいだろう。 お嫁さん、もとい本はきっちり売れていたので。 まるで人身売買の徒である。

 気がつけば、和英辞典が売れ、Dr.コパが売れ、鉄道雑誌が売れている。
 5〜8は同じ方からの問い合わせ。 岩波の「日本古典文學大系」より、『蕪村集 一茶集』と『芭蕉文集』が、お客さんのお眼鏡にかなう。
 10打数7安打 (内1安打 5/10分)。打率 3割0分5厘0毛。


2011年5月13日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第124試合


  1. アイヌ民族関係のCDなど
  2. 雑誌 「モーリー」
  3. 武田泰淳 『風媒花』
  4. 小島信夫 『抱擁家族』
  5. 木山捷平 『大陸の細道』
  6. 梅崎春生 『幻化』
  7. 梅崎春生 『桜島』
  8. 梅崎春生 『日の果て』
  9. 梅崎春生 『ボロ家の春秋』
  10. 榎本滋民
  11. 滝口康彦
  12. トランプ
  13. 林 房雄

 大雨。 釧路古書籍商組合総会及び交換会がひらかれ、道東一円の同業者が集まる。 新役員が決まり、持ち寄った品の売り買いが行われる。 一息ついたところで、皆で昼食。 先輩方のおはなしをうかがう。
 午後3時すぎより店を開ける。 雨はまだ降っている。

 商店街の重鎮がお出でになる。 最近、相当な読書家だということがわかってきた。
 探しているのは、3〜11と13。 山口 瞳の手になる追悼文を集成した 『追悼』 上下2冊 (論創社)という本が出ていて、 武田、木山、梅崎はそこで取り上げられていると教えてもらう。

 新潮文庫版 『風媒花』の在庫あり。 「幻化」、「桜島」、「日の果て」の3編は、 講談社文芸文庫の1冊に同時収録されていて、これもある。 一気に3安打カウント。ズルはしていない。 滝口康彦の時代小説も追加される。
 2月の来店時に迷っていらした 『ローマ人の物語』は、「そんなに増やしてどうするの!」と、 お家の人に叱られて購入禁止になったそう。 にもかかわらずこの日のお買い上げ、ありがとうございます。

 前日、ご近所さんからとりおきを頼まれた 『坂の上の雲』が売れる。
 13打数6安打 (内1安打 5/12分)。打率 2割9分8厘7毛。


2011年5月12日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第123試合


  1. DVD
  2. 元共同通信社の人が書いた山の本
  3. 司馬遼太郎 『坂の上の雲』
  4. ラガディ・アンディの人形
  5. SAMURAI
  6. HOKKAIDO
  7. ツヴァイク 『マゼラン』
  8. 唐木順三 『ギリシア神話』?
  9. 坂本直行
  10. 坂本弥太郎
  11. 坂本龍馬

 サイトのトップページに、ラガディ・アンディの人形の画像を載せたところ、常連さんから早速反応があった。 そんな人気者とは露知らず。 店前の飾りつけの一環として、2階ラルゴの園芸大臣が採用したものである。 残念ながら売り物ではなかった。

 5、6は欧米人のご夫婦から。
 SAMURAI本のご要望にお応えしたいが、写真主体の適当なものが見つからない。 平凡社の雑誌 「太陽」の特集号や、黒澤明の時代劇映画のパンフレットは敗北。 保育社カラーブックスの 『鎧と兜』、『刀剣』の2冊が勝利する。

 次に訊かれたHOKKAIDOの発音が、始めの内よく聞き取れない。
 ハカイダー、墓移動、北海道! ゴージャス の地名ダジャレのような思考回路をたどって、 ようやく相手が北海道のビジュアルブックを探していることに思い至る。 馬鹿丸出しである。 40年前の『観光北海道』から、釧路湿原や動植物の写真集までお見せするものの、こちらは時間切れに。

 四国の旅行者から、9〜11の連投。 坂本直行 『復刻版 開墾の記』と『共同研究・坂本龍馬』が成果をあげる。 本店に「北方文芸」の坂本直行追悼号があったはず。 白金町の住所といっしょにお客さんに教えると、後で向こうから売れたぞ〜いと連絡がくる。

 他には、西部劇のDVDが売れた。 10時の開店前から待っていらした方だった。
 ご近所さんより、3の文庫版全8巻のおとりおきを受ける。 売れたらカウントしよう。
 11打数4安打。打率 2割9分5厘2毛。




2011年5月11日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第122試合


  1. 手芸の本
  2. 『写真絵葉書に見る遠い日のくしろ』
                        (釧路叢書)
  3. 徳永康元 『ブダペストの古本屋』
  4. DVD

 1、2がもらわれていく。
 この日、郷土の作家、原田康子の資料展示室が幣舞橋たもとの観光ガイドステーション2階に開設した。
 4打数2安打。打率 2割9分4厘0毛。


2011年5月10日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第121試合


  1. 美川憲一のレコード
  2. 坂本冬美のCD
  3. 鳥取からの釧路移住者に関する本
  4. 漢字検定の本
  5. お嫁さん3人
  6. 中村寅吉 『寅さんのゴルフは齢じゃないよ』
  7. 『デルス・ウザーラ』
  8. 小檜山 博

 美川憲一の 『みれん町』のシングルレコードを、歌謡曲ファンさんがお買い上げになる。
 開口一番、「お嫁さん3人ありますかァ〜」と入ってきたのは画伯。 本ではなく何かのジョークだと思うのだけれど、やたらと上機嫌で尋ねられたので勢いにまかせて載せておこう。

 堀江敏幸ファンの堀江さんは、彼の著作を読んでいたら出てきたという 『デルス・ウザーラ』をお尋ねに。 在庫はない。 代わりにお見せした冊子 『V・K・アルセニエフ ロシア沿海州探検とデルス・ウザーラ』を気に入ってもらえて、安打に認定。 会計後に持参のロシアンティーを淹れてくださった。
 これから末広に呑みにいくというお客さんが小檜山博をまとめ買いされる。

 某所より8ミリ映写機貸し出しの依頼を受ける。 担当の方がお出でくださったので用意をはじめるが、 機材を引っ張りだそうとして本の山を崩したり、スプライサーの使い方が覚束なかったり、 自分の店なのにひとりで大騒ぎして、案の定しっちゃかめっちゃかになる。

 どうしたわけか、画伯が30年ほど前に作った8ミリ映画が手元にあった。 貸し出しがてら急遽夜の店内で上映してみる。 釧路の春採湖あたりでロケしたはずなのに、あら不思議。 ナレーションひとつで、恋人たちが散策するのはブローニュの森になり、レマン湖でのボート漕ぎまで実現する。 おもしろいなァ。
 上映中、お客さんは誰も入ってこなかった。
 8打数3安打。打率 2割9分2厘6毛。


2011年5月9日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第120試合


  1. 松本清張の短編集
  2. マックス・ピカート
  3. 佐々木 譲の第二次大戦もの

 陽光にさそわれ、玄関ドアを開け放して営業する。 清張の文庫とピカートの 『沈黙の世界』が売れる。

 常連の先生がギリシャ映画 『狩人』のDVDを貸してくださる。 当地のレンタル屋ではお目にかかれないタイトルなので、たいへんありがたい。 93年以来の再見になるのだけれど、当時劇場にてたっぷり舟をこいだことを思い出す。
 3打数2安打。120試合を終えて、590打数172安打。打率 2割9分1厘5毛。


2011年5月8日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第119試合


  1. 吉村 昭
  2. 新田次郎
  3. 石川啄木の女関係を書いた本
  4. 雑誌 「snoozer」
  5. 長谷部恭男 『憲法とは何か』 (岩波新書)

 吉村昭と新田次郎はコンスタントに売れていく。 この日もそうだった。
 5打数2安打。打率 2割8分9厘6毛。


2011年5月7日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第118試合


  1. 『老化は食べ物が原因だった』
  2. SPレコードを飾る額
  3. 松島正幸
  4. 新書
  5. 筒井康隆 『俗物図鑑』
  6. 鶴 彬
  7. 宮城谷昌光
  8. 艶笑譚の本
  9. 前田一歩園に関する本
  10. 王子製紙のアイスホッケー部に関する本

 『松島正幸滞欧作品集』が売れる。 永六輔の 『大往生』と野口悠紀雄の 『「超」整理法』が売れる。
 宮城谷昌光と前田一歩園に関する本は、在庫があるものの売れない。 その他は在庫がない。
 10打数2安打。打率 2割8分8厘6毛。


2011年5月6日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第117試合


  1. 太平洋戦争の本
  2. 洋書
  3. アラン・ムーアヘッド 『白ナイル』
  4. 細野晴臣 『紫式部 源氏物語』のサントラLP
  5. 書道の本
  6. 森田まさのり 『ろくでなしBLUES』

 ゴールデン・ウィークは後半に連休をもらって遠出していた。 再開後のこの日、1、2、5で猛打賞となる。
 4は先週売れていた。お客さんは以前から見初めていらっしゃったようだが、少し遅かった。
 6打数3安打。打率 2割9分0厘2毛。

 ズリ山裏道さんから、岐阜県多治見市のマスコットキャラクター うながっぱ のシール入り封書が届く。 表の風景印は、群馬の草津。 裏には都電荒川線のスタンプが2種押されている。
 2日前に着いた飛騨高山の生麺は、東上野からだった。 下呂温泉の消印だったのは、先週もらった小沢昭一のポストカードである。 さらに先々週の封筒には、茨木の風景印と台湾のスタンプが同居していた。

 ズリ山裏道ハウスネーム説が浮上する。 裏道氏の名の下に幾人もが各地を行脚してまわり、北大通店目がけておもしろ郵便を投函しているというものだ。


2011年5月3日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第116試合


  1. シャンソン、タンゴ、ラテンのCD
  2. 梶井基二郎 『檸檬』
  3. 釧路の昆虫に関する本 (ウスバカゲロウ)
  4. 書道の本(字典)
  5. 『全盛期の国鉄貨車』の1、2集

 堀江さんより、共栄大通にある甘秀堂の桜もちをいただく。 熱々のお茶もいただく。 マイクル・コナリー ファン氏からはボトル缶コーヒーの差し入れ。 当欄はついに貰い物日誌と化した。
 新潮文庫の 『檸檬』が売れる。
 5打数1安打。打率 2割8分7厘9毛。


2011年5月2日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第115試合


  1. 手塚治虫 『上を下へのジレッタ』の下巻
  2. ボタンの本
  3. ハリネズミに関する本
  4. 赤川次郎
  5. コリン・デクスター
  6. ハメット 『ガラスの鍵』
  7. 『智永草書千字文』
  8. 山口野竹

 札幌にお住まいの常連さんが仕事で来釧。 お土産のクッキーを美味しくいただく。
 ズリ山裏道さんからは、旅先の土産物が郵便で届く。 飛騨は老田屋製造の「新 高山らーめん しょうゆ味」。 もちろんインスタントではない。生麺である。 もちろん箱詰めではない。直接切手を貼りつけた袋むきだしである。 配達員さんが困ったような笑みを浮かべてもってきた。

 札幌で開催中の 「森山大道写真展 北海道 <北海道>」 を見てきたご近所さんが『NORTHERN 2 北方写真師たちへの追想』 (札幌宮の森美術館・制作)を貸してくれる。 モノクロで撮られた70年代道内各地の貌、貌、貌が、ページをめくるごとに迫ってくる。

 ちなみに、上記のズリ山裏道さんの命名は、かの写真家をもじったもの。 同様にして私は里山畦道を名乗っている。
 言いだしっぺの当店社長も、当然これに連なる雅号(○山×道シリーズ)をもっているのだが、 さらに激しく身も蓋もないダジャレなので、ここで触れるのは止しておこう。
 いずれラルゴで開かれるはずの火の見櫓写真展では、謎の覆面写真家としてその名が用いられるにちがいない。 あ、今重要なことを漏らしてしまった。

 4、7が売れる。 8は地元ゆかりの書家。今年が生誕100年という。 北海道教育大学退官記念の作品集があるけれど、また次の機会にみていただくことになる。
 先週、安打に加えた古い日本映画のポスターは出戻りに。
 8打数2安打より 4/27の1安打分を引いて 8打数1安打。打率 2割8分8厘7毛。


2011年5月1日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第114試合


  1. レヴィ=ストロース 『悲しき熱帯』
  2. 福田恆存の旧かなの本

 雨の中、メーデーの行進が通りをわたっていく。 普段は動かないマルクスやレーニンも、例年この日ばかりは何冊か売れる。 今日もそうだった。

 夕方、北大通なんちゃって鳶の会会長が活動開始。 2連はしごをのばして、ウィンドウ高所を内側からの拭き掃除である。 オープンして以来の汚れがみるみる拭いとられていく。 北大通なんちゃって鳶の会を見守る会会長として、下界からその仕事ぶりを見守る。 雨が降りつづく。夜6時で閉店する。
 2打数0安打。打率 2割9分1厘1毛。

 小田光雄氏の 「出版状況クロニクル」 が更新された。


2011年4月30日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第113試合


  1. 北構保男
  2. 鶴居村の本
  3. 昆虫の本
  4. 萩原朔美 『死んだら何を書いてもいいわ』
  5. CD

 管内にお住まいの方が、1〜3をお尋ねになる。 北構氏は根室で考古学を研究されている方。 論文の掲載誌であればあるのですが。 そうお伝えすると、その発行元に所属しているんですと返ってくる。 失礼いたしました。
 孫といっしょに湿原を歩くとき使いたいと昆虫図鑑をお求めいただく。 鶴居村の本は本店の方が在庫がありますよと伝える。

 萩原朔美の本は、毎日お越しになる毎日さんから。 先日までレジ前のテーブルの上に置いていたのが、他の本が積み重なり紛れてしまっていた。 毎日さん、おもしろそうなくだりを熟読してからお買い上げに。
 他に、クイーンのCDが売れる。
 5打数3安打。打率 2割9分2厘1毛。


2011年4月29日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第112試合


  1. 井上荒野
  2. こないだ見せてくれた本
  3. デール・カーネギー
  4. ロバート・キヨサキ
  5. フランス映画のDVD
  6. 「作家の書斎」?
  7. 和英辞典
  8. B級グルメの本

 いつも奥さん向けに読み物を買っていかれる常連さんがいる。 「こないだ見せてくれた本」とは、先週その方にご覧いただいた宇江佐真理の『雷桜』のこと。 まだ棚にあった。
 「作家の書斎」というような題名で作家の本棚を紹介した本についても訊かれる。 最近出たもので文庫本なのだそう。
 内澤旬子の『センセイの書斎』 (河出文庫)のことだろうか。 副題は「イラストルポ「本」のある仕事場」。 個人的に新刊で買っていたけれど、店にはない。 タイトルなどメモ用紙に書いて渡す。
 8打数1安打。打率 2割8分9厘3毛。


2011年4月28日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第111試合


  1. 大英博物館に関する本

 二人連れの若者がもの珍しそうに店内を見ていかれる。 狭い通路をすいすいと。 「あたし、迷路好きかも」。 どういう意味だろう。 たしかにそう聞こえた。
 売れ残りの中から、100円〜300円のCDをたくさんこさえる。
 1打数0安打。打率 2割9分1厘8毛。


2011年4月27日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第110試合


  1. 東北の地図
  2. 大原健士郎 『日々是好日』
  3. 新しいの
  4. テディベアに関する本
  5. 釧路芸術館でやった
           「パピエ・ア・ラ・モード」展の図録
  6. 古い日本映画のポスター
  7. 将棋の本
  8. 佐野 洋

 「新しいの入ったかい?」
 そう訊いてくる常連さんは何人もいらっしゃるが、この日の指名は俳優の國村 準ファンさんより。 出演作のパンフレットや、インタビュー記事を載せた雑誌のバックナンバーをお探しである。 これまでも数えるほどしかお応えできなかったというのに、新入荷はとんと絶えてしまった。 にもかかわらず、最新國村情報をたっぷりと教えてもらう。

 某ご近所さんより問い合わせを受けたのが6。 元々店内に飾ってあったものはよいとして、 その他の在庫がどこにしまいこんだものか、さっぱり出てこない。 津川雅彦と桑野みゆきの 『引越やつれ』 のポスターは何処へ。
 店頭には出していない、殿方向きの桃色ロマンティック路線であれば、溢れんばかりにあるのだけれど、そちらはNGという。 とりあえず 『五人の突撃隊』 を渡すことにした。

 他に7、8が売れる。 佐野 洋と面識があるという方だった。
 8打数3安打。110試合を終えて、537打数157安打。打率 2割9分2厘3毛。


2011年4月26日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第109試合


  1. 加藤武雄
  2. 小島政二郎
  3. 料理のカロリー数が載っている本
  4. 雑誌 「日経 おとなのOFF」

 90をすぎた母に乞われましてと、1、2を尋ねる方あり。 小島政二郎がありそうで出てこない。 加藤武雄は本店在庫分より 『少女小説 慰めの曲』が見つかる。 1週間後に再度来てくださるというので、そのときお見せしよう。
 4打数0安打。打率 2割9分1厘1毛。


2011年4月25日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第108試合


  1. パスカル 『パンセ』
  2. Wordの解説書
  3. 内橋克人の原子力の本
  4. 宗教の本

 人文書院の 『パスカル全集』 3巻本の在庫あり。 『パンセ』も収録されているが分売不可である。 お客さんは電話で訊いてきた方。 やはりハンディな版でお読みになりたいとのことであった。
 Wordの解説書の方は、基本的な操作がわかればよいという。 100円ショップのダイソーにその手のものが売っていることを教える。
 4打数0安打。打率 2割9分3厘3毛。

 2階の喫茶ラルゴのメンバーを中心にして、 北大通なんちゃって鳶の会 が結成された。 7メートル30センチまで伸びる2連はしごを用いて、 まずは北大通店ウィンドウの手が届かない部分を清掃してくれるらしい。
 今日はデモンストレーションの日。 本番はゴールデンウィーク中のいずれかに行われると聞く。

 先に、ラルゴメンバーを中心にして結成と、さも大勢集ったかのように書きつけてみたが、 実際のところ会員はラルゴのマスターひとりである。 それ以上の増加は見こめない。
 私はといえば、ここで触れることは憚られる高度に政治的な判断により同会への参加は当分見送ることにした。 強い入会要請があったのにも関わらず、面目ないことである。
 代わりに、北大通なんちゃって鳶の会を見守る会の会長に就任したので許してもらおう。 はしごを押さえ見守ることに対して、並々ならぬ意欲をもった会である。
 いわゆるひとつの高所恐怖症である。




2011年4月24日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第107試合


 市議会議員選挙の投票をしてから店を開ける。
 受験生なのに勉強しないで、つい読書してしまうんです。 そう教えてくれたきり半年以上音信不通になっていた若者が顔を見せてくれる。 理工系の志望校に合格し、忙しい毎日を送っているという。 進路の決め手は、森博嗣の著作に出会ったことというのが今風だ。
 お客さんから、NHKで放映された番組 「金田一家三代の物語」 の録画DVDをいただく。
 0打数0安打。打率 2割9分5厘5毛。


2011年4月23日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第106試合


 終日雨。 選挙カーの「最後のお願い」ばかりが通りを行き来する日だった。
 0打数0安打。打率 2割9分5厘5毛。


2011年4月22日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第105試合


  1. 釧路の企業の名鑑みたいな本
  2. DVD
  3. 藤沢周平
  4. 山田孝雄
  5. 多肉植物に関する本
  6. 雑誌 「スロウ」の北海道の家具を特集した号

 3と5が売れる。 かつて北大通店がオープンしてすぐのころ、 棚に飾ったミニサボテンを速攻で枯らしてしまった前科を思い出す。
 6打数2安打。打率 2割9分5厘5毛。


2011年4月21日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第104試合


  1. 赤瀬川原平 『ステレオ日記 二つ目の哲学』
  2. 将棋の本

 堀江さんが来てくださる。 前日お買い上げいただいた赤瀬川原平の 『正体不明』は気に入ってもらえたようで、 帰宅してお子さんといっしょに眺めて愉しんだという。
 その堀江さんの、忍者になりたかったという幼少時の夢を伺っているところに、画伯がご来店。 やぁやぁ久しぶりなんつって、すぐに世間話をはじめるお二人だが、 堀江さんによるとまともに会って話をするのは17、8年ぶりなのだとか。 傍目には、ほんの数ヶ月会わずにいたようにしか見えない。
 赤瀬川原平の公式サイト を見つけたので、ついでに貼っておく。

 将棋の本があれこれ売れる。
 2打数1安打。打率 2割9分5厘1毛。

 今年度の道路使用許可がおりたので、前日より歩道にベンチを出せるようになる(11月末まで)。


2011年4月20日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第103試合


  1. なにか新しいCD
  2. ディケンズ 『デイヴィッド・コパフィールド』
                        (岩波文庫)
  3. 阿部 昭
  4. 辻 邦生 『海峡の霧』など
  5. カズオ・イシグロ
  6. 眺めていてボーッとできるような本
  7. 石川啄木の評論
  8. 朝鮮の王朝が載っているような本
  9. 「平山郁夫展」の前売券
  10. 斎藤隆介 『職人衆昔ばなし 続』

 堀江さんから、眺めていてボーッとできるような本のリクエストを受ける。 文字は少なめでとのこと。 有名人の本棚写真を集めた本をお見せするが、我ながらしっくりこない。 ボーッとするには情報量が多すぎるのかもしれない
 『レコジャケ ジャンキー デラックス・エディション』 というムック本を引っ張り出す。 洋楽レコードのパロディジャケットを集めていて、たしかに眺めて愉しい本ではあるが、 そもそも頂き物なのでお売りできるわけがなかった。 微妙に本旨からずれていく。
 赤瀬川原平の写文集 『正体不明』があったことを思い出す。 長年の路上観察活動の賜物ともいえる1冊。 地味でへんてこりんな物件が多数載っていて、これならぴったりではないだろうか。 幸いお気に召していただける。

 7〜9は同じ方から。 「時代閉塞の現状」を収録した新潮文庫の 『石川啄木集 上下2冊』、 岩波新書と文庫クセジュのそれぞれ朝鮮の通史で連打する。
 「平山郁夫展」の前売券も訊かれるが、ポスターを掲示してあるだけで扱っていない。 これは来月下旬より 北海道立釧路芸術館 ではじまる「佐川美術館所蔵 平山郁夫展 大唐西域画への道」のこと。 ポスターによると、おとなりのささき画廊が取扱店になっていたのでそう伝える。

 旅行者の方が演劇本をたくさんお求めくださる。 会計時に尋ねられたのが10。 「斎藤隆介全集」版があった。正続あわせて追加してもらえた。
 10打数4安打。打率 2割9分4厘3毛。

 当店ではおなじみ、風景印に彩られた封書が届く。 ズリ山裏道さんがいつも送ってくださる旅先からの便りだ。 今回は、 ひたちなか海浜鉄道 の乗車券(4月17日付未使用)と 袋田温泉 思い出浪漫館 の味海苔が入っていた (同鉄道は地震のため、今も全線運休だという。 募金の代わりに購入した切符であると後日教えてもらう)。
 表側の風景印が茨城県(大子町)なのは当然として、もう1つ裏に押されているのは台北のスタンプではないか。 またしても仕込みにえらく手間がかかっている。
 アイヌ語地名研究会の方からはクッキーをいただいた。 いよいよ貰い物日記と化してきた。


2011年4月19日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第102試合


  1. 清岡卓行 『手の変幻』
  2. 西城秀樹のレコード
  3. アパート賃貸契約の書類
  4. 『マヌ法典』
  5. 吉村 昭

 前日は遠方出張買入のため、臨時休業した。
 5打数0安打。打率 2割9分2厘2毛。


2011年4月17日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第101試合


  1. 料理の本
  2. 学陽書房の樋口恵子の本
  3. 西城秀樹のレコード

 塾長さんから、こしらえたばかりというふきのとう味噌をいただく。 商店街の方からは、パチンコの景品で亀田製菓の「サラダうす焼」をいただく。
 2週間前に訊かれた柳澤桂子の本。 本店から取り寄せたものが売れる。
 3打数1安打(内1安打 4/3分)。打率 2割9分5厘1毛。


2011年4月16日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第100試合


 常連の先生と最近みた映画の話。 公開中の 『ザ・ライト エクソシストの真実』 は思わぬ拾い物だった。
 0打数0安打。100試合を終えて、495打数146安打。打率 2割9分4厘9毛。


2011年4月15日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第99試合


  1. ボールペン
  2. 阿部定に関する本
  3. 精神分析の本
  4. 殿山泰司
  5. 北原亞以子
  6. 文房具に関する本
  7. オキ ダブ アイヌ バンドのCD

 札幌にお住まいの常連さんが、一昨日の当欄にあった雄別小のくだりに反応してくださる。 鉄道会社に付随した特殊な成り立ちが強く興味をひいたようだ。 ネットでの検索結果もふまえて、いろいろと教えていただいた。

 2、4、5、6と売れて、さらに先週問い合わせがあった地図ももらわれていく。
 二千円札が店のレジに仕舞いこまれる。 2年ぶりくらいに見た。
 7打数5安打 (内1安打 4/7分)。打率 2割9分4厘9毛。


2011年4月14日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第98試合


  1. 乃南アサ
  2. 原田康子 『挽歌』
  3. 五木ひろしのレコード
  4. 石橋克彦 『大地動乱の時代』
  5. 『あぶない刑事』の本

 「おれだけど、五木ひろしのレコード入ったかい?あ、おれのこと、誰だかわかるよね」
 電話で開口一番に在庫を尋ねてきたのは、歌謡曲ファンの常連さん。 もちろん声だけで分かりますとも。 贔屓の歌手の在庫確認を終えてから本題に入るオレオレ詐欺のわけがない。

 朝、本店経由のシングルレコードを補充したのだが、ちょうどお目当ての五木ひろしが2枚混じっていた。 お客さんは先に本店に寄ったわけではなく、新入荷のことは知らなかった。 ピンポイントで探り当てたその嗅覚の鋭さにおののく。

 家が近所だそうで、すぐに自転車でとんできてくださる。 『アンコール4』と題した「ふるさと」 「あなたの灯」 「霧の出船」 「旅鴉」の4曲入りのがもらわれていく。 「帰って酒呑みながら聴くんだァ」って幸せそう。
 『あぶない刑事』シリーズの映画パンフレットも3冊プラスされる。
 5打数5安打。かつてない好成績の達成だ。

 10日前に訊かれて本店にあることを伝えていた 『浜中町農協史』も、首尾よく向こうで売れていた。
 5打数6安打 (内1安打 4/4分)。打率 2割8分8厘9毛。

 有志の方の尽力により、映画 「 ミツバチの羽音と地球の回転」 が当地でも上映されることが決まった。 6/26(日) 釧路芸術館にて。 当店でも前売券を扱うことになる。


2011年4月13日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第97試合


  1. 昭和12、3年ごろの雄別小学校の資料
  2. ペイントなんとかという
               精神分析法に関する本
  3. 阿部貞夫の版画集

 雄別小は、雄別炭砿鉄道株式会社の私立雄別小学校として、大正12年に創立されたと『阿寒町史』にある。 昭和45年、炭鉱閉山と踵を接し閉校になった。 その資料は、地元でも簡単には見つからないだろう。
 紙にインクを垂らして二つ折りにし、できあがった左右対称の模様が何に見えるか言ってもらって…。 ロールシャッハ・テストのことのようだが、合致する本がない。

 釧路とつながりが深い版画家、阿部貞夫。 昨秋、当地で展覧会が行われたとき、となりのささき画廊で図録を扱っていた。
 尋ねたのは、毎日いらっしゃる毎日さん。 「まだあるかもしれませんよ」と伝えたところ、早速確かめてきたらしい。 残部あるそうです。 買い逃した方、お早めにどうぞ。
 3打数0安打。打率 2割7分9厘5毛。


2011年4月12日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第96試合


  1. 池波正太郎
  2. 佐伯泰英
  3. カーペンターズのCD

 某ご近所さんが「週刊アスキー」の最近号を何冊も譲ってくれる。 ひとりで全部に目を通すのはもったいない。 お客さんにも読んでもらえるよう、2階の喫茶ラルゴに置いてもらうことにした。

 ちなみに、北大通からもほど近い旧旭小学校跡地のショッピングセンターには、ヤマダ電機が入る。 今月29日(金)のオープン。 「週刊アスキー」を読んでいろいろ勉強しよう。
 3打数0安打。打率 2割8分1厘2毛。


2011年4月11日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第95試合


  1. 森見登美彦
  2. 篠田一士 『二十世紀の十大小説』

 「篠田一士の『世界の十大小説』って本が出てるんだけど、ここにはあるかい?」
 「 昨日の毎日新聞の書評欄 で池内紀が選んでましたね」
 「お、あんたも読んだのかい」
 「えぇ、店に在庫はないんですけど」
 などというすっとこどっこいな会話を、毎日来てくださる毎日さんと交わしていたら、案の定ボロが出る。 お気づきの方もいらっしゃるように 『世界の十大小説』はモームの方だった。 当欄の記述も後でこっそり直す。

 前日、電話で訊かれた『論語』の本。 岩波文庫版ではなく、『こども論語塾』の方が売れる。
 2打数1安打 (内1安打 4/10分)。打率 2割8分3厘0毛。


2011年4月10日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第94試合


  1. エードワルト・フックス
              『おんな 3巻』 (刀江書院)
  2. 山之口 獏
  3. 石川啄木
  4. 梶山季之
  5. 三浦綾子 『雪のアルバム』
  6. 宮本三郎の画集
  7. 映画 『秋深き』のパンフレット
  8. 色紙のおもしろいの
  9. 『論語』

 道議選と道知事選の投票をしてから店を開ける。
 啄木の文庫と宮本三郎の画集で2安打。
 9打数2安打。打率 2割8分2厘1毛。


2011年4月9日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第93試合


  1. ボールペンのようなもの
  2. 柴田トヨさんの詩集
  3. 『オウィディウス  変身物語』 (岩波文庫)
  4. 銃刀法に関する本
  5. 世界で一番おもしろい本
  6. 矢口高雄
  7. 増田 誠の画集
  8. 大木隆志 『北海道湖沼と湿原 
                      水辺の散歩道』

 銃刀法に関する本を訊かれたのは初めてだ。 あんまり珍しかったので、また何か別の言葉と勘ちがいしたのかと思い、聞き返してしまった。 たとえば、流行語などと。 銃刀法と流行語、苦しいか。
 サンコミックスの矢口高雄が売れる。
 8打数1安打。打率 2割8分3厘2毛。

     ×     ×     ×      

 6/23(木)、2階の喫茶ラルゴで開かれる 「ピアノマン リクオ ライブ」 の詳細が決まりました。
 ただいまご予約受付中。 ラルゴのウェブサイト にて告知しています。

 ピアノマン リクオさん は  こんな方YOU TUBE では、関連動画をご覧になれます。


2011年4月8日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第92試合


  1. 宇宙関係の本
  2. 雑学の本
  3. 白洲正子
  4. 俳句の本

 立花 隆 『小林・益川理論の証明』が売れる。 物理学の本なので、いわゆるひとつの宇宙関係の本と拡大解釈してもよいだろう。 よいにちがいない。誰かよいといってください。 安打認定。 俺が法律だ!
 同じ方に雑学の本を尋ねられる。 その昔、小松左京が編んだ雑学本が1冊出てきた。 たくさんお買い上げいただいたので、こちらは差し上げる。

 3、4は常連の厚岸さんより。 白洲正子は何冊かあるが、お望みの品ではなかった模様。 俳句の本を2冊お求めいただく。
 北大通店に来る前、本店にも寄ってくださっていた。 向こうでは厚岸倉庫社長という肩書きで呼ばれているらしい。 今後、当欄でもそれを踏襲しよう。

 2階のラルゴのメニューに、冬季間休止していたアイスコーヒーが復活する。
 4打数3安打。打率 2割8分6厘0毛。

 本店から本をまわしてもらった。 表紙をめくると、「私本閲読許可証」という票が貼りつけてある。 刑務所内で読まれたことを示すものだ。
 それだけなら特に珍しくもないが、本との組み合わせが興味をひいた。 全体に黄金色をまぶした装丁の 『別冊歴史読本 徹底推理 埋蔵金』。 表紙には「埋蔵金をめぐる人と伝説 全国353の埋蔵金伝承を一挙掲載!」と大きく謳ってある。 北海道からは、源義経の埋蔵金や榎本武揚の軍資金などが紹介されており、 ついつい読みふけってしまう。
 埋蔵金ゆかりの地を巡ることはできたのだろうか。 本書を手にした受刑者のその後がひどく気になる。 書き込みは特に見当たらない。 許可証はしばらく剥さないでおこう。


2011年4月7日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第91試合


  1. 地図帳
  2. 山本茂実
  3. 土屋祝郎 『釧路の語源』 (釧路叢書)
  4. ゼンリンの釧路の地図
  5. 梶山季之

 地図帳は常連さんから。 中高生が使っているようなやつで、昔のものでもよいとおっしゃる。 どこかに除けてあるはず。 後日お見せすることを約束する。
 未整理本の山から、帝国書院編集部・編 『新詳高等地図 最新版』が出てきた。 昭和40年刊。 さすがに古すぎやしないだろうか。

 3月1日の第56試合で訊かれたブッツァーティの短編 「K」。 堀江敏幸の『河岸忘日抄』に出てくるという。
 収録本を探していたお客さんが「わかったよ」とお出でになる。 『神を見た犬』(光文社古典新訳文庫)の「コロンブレ」がそうだと。 「K」という題名はイニシャル表記だったのか。

 角川文庫の山本茂実が2冊と 『釧路の語源』が売れる。
 脇道さんから、愉しいファクス通信が届く。
 5打数2安打。打率 2割8分1厘9毛。


2011年4月6日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第90試合


  1. 井上 靖 『憂愁平野』
  2. エミル・ベルナール 編
                 『ゴッホの手紙 下巻』
  3. マンガの本
  4. 遠藤周作
  5. 写真集
  6. 山崎豊子 『不毛地帯』
  7. 発達障害に関する本
  8. 荻原 浩 『砂の王国』

 1は見当たらず。 2は上巻・中巻はお求めいただくが、肝心の下巻がない。 手塚治虫の 『海のトリトン』、遠藤周作の 『変るものと変らぬもの』で、3、4を連打。
 5は成人ものをお探しだったのだろうか、空振り。 新潮文庫版全4巻在庫ありの6だが、お客さんはお帰りになる。 7も適当なものがなく、8の作者は旧作の文庫が1冊しかない。
 以上、8点すべて別々のお客さんからの問い合わせ。
 8打数2安打。90試合を終えて、449打数126安打。打率 2割8分0厘6毛。


2011年4月5日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第89試合


  1. 外来語辞典
  2. 藤沢周平 『蝉しぐれ』
  3. SF
  4. 山村美紗
  5. 高木仁三郎
  6. ジャズのCD

 前夜、NHK-BSで放映された 『東京物語 デジタル・リマスター版』を見る。 社長もリアルタイムで視聴しており、朝電話で感想を話しあう。

 東山千栄子がくりかえす「ありがとう」のやわらかいイントーネーションがとてもよく、真似したくなる。 そう思ったのは私だけではないようで、 映画の終盤、笠智衆が口にする「ありがとう」の響きも、 亡くしたばかりの老妻のそれにそっくりになっているではないか。 そんな細部に宿るリフレインが感動的。

 3、4、5、6と連打していく。 4のお客さんには、西村京太郎が彼女をモデルに書いた 『女流作家』の在庫も教え、お買い上げいただく。
 6打数4安打。打率 2割8分1厘1毛。

 「レコードマップ+CDマップ」 の最新版が昨年より一ヶ月早く発売された。 全国各地の670以上の中古・輸入レコード・CD店を掲載。 紹介文がきめ細かく、読み物としてもおもしろい。
 例年どおり、豊文堂書店も本店と北大通店を載せてもらっている。 同書を持参の方には1割引き中。 昨年は外国人のお客さんにも、初めてご利用いただけた。 次年度版が出るまで何回でも有効なので、ぜひお求めになって活用してください。


2011年4月4日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第88試合


  1. 郷土史
  2. 吉田十四雄 『人間の土地』
  3. 『浜中町農協史』

 吉田十四雄の 『人間の土地』は、昨年12月にも問い合わせを受けていた。 そのときは全8巻の揃いをばらして3巻以降をお売りしたのだが、 今回残りの1、2巻が別の方にもらわれていく。
 1と3も、そのお客さんより。 郷土史の棚から『釧根の人物』などをお買い上げいただく。 『浜中町農協史』は、本店に当サイト掲載の在庫があるものの、次はいつ来れるかわからないのでと見送られる。
 3打数2安打。打率 2割7分5厘8毛。


2011年4月3日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第87試合


  1. 東野圭吾の新しいの
  2. 柳澤桂子の新書
  3. 佐野洋子
  4. おすすめの本
  5. 日本古典文學大系の『日本書紀』
  6. 佐伯泰英の文庫本
  7. 内線規定の本

 いつも読み終えた 「本の雑誌」 を寄贈してくださる本野さん(仮名)。 この日、本の話をしていくうち初めてお互い名乗りあう。 漢字はちがうが、とある物書きの人と同じ氏名であった。 2から4まで在庫を尋ねられ、某若手人気作家の小説で4をクリア。

 電話で訊かれた7は、電気関係の分野だという。 あいにくこうした実用書に合致するものは置いていない。
 7打数1安打。打率 2割7分3厘1毛。


2011年4月2日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第86試合


  1. 楽しそうな絵本
  2. 茨木のり子

 「東日本大震災の被災地で暮らす子供たちに絵本を届けようと、釧路の市民有志が実行委員会をつくり、 本の提供を呼び掛けている。 メンバーは 「避難所で長い時間を過ごす子供たちが、絵本で笑顔を取り戻してくれたら」 と願っている。 (中略) 第1期の募集は市立図書館4階の事務室で20日まで受け付ける。 できるだけ状態のよい絵本や児童書のほか、被災地に本を届ける送料の寄付も募る」 (北海道新聞 2011年4月2日朝刊 釧路・根室版より)

 楽しそうな絵本をお尋ねになった常連さんは、この運動に賛同して店の本から何冊も選んでくださった。 ご自身で絵本コーナーから見つけだした後の問い合わせで、それ以上冊数が増えなかったため、安打に加えるのは止す。
 2打数0安打。打率 2割7分5厘2毛。


2011年4月1日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第85試合


  1. 「週刊 古寺をゆく」(小学館)の2巻など5点
  2. 『石橋湛山評論集』 (岩波文庫)
  3. 島津義秀 『薩摩の秘剣 
              野太刀自顕流』 (新潮新書)

 本店から「週刊 古寺をゆく」の問い合わせ電話がくる。 2巻、3巻、5巻…。 そばにお客さんがいるらしい。 代わりに社長が読み上げていくのだけれど、 ついに1冊もかすらなかった。
 ちなみに現在在庫があるのは、10、24、40、48、50、別冊7、の計6冊。
 3打数0安打。打率 2割7分6厘5毛。

 小田光雄氏の 「出版状況クロニクル」 が更新された。


2011年3月31日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第84試合


  1. 『ファーブル昆虫記』
  2. 中古物件の本
  3. エリザベス・テイラーの本
            (写真がいっぱい載ってるやつ)

 『ファーブル昆虫記』は、在庫あり。 岩波文庫の山田吉彦・林達夫訳による旧版と新版、奥本大三郎抄訳の集英社版など。 保留となる。
 3打数0安打。打率 2割7分8厘5毛。


2011年3月30日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第83試合


  1. 海音寺潮五郎
  2. レコード
  3. 江戸川乱歩
  4. なんかおもしろいの

 一昨日電話で広瀬隆の在庫を訊かれた。 お望みの品はなかったけれど、そのお客さんが店に来てくださる。 『東京に原発を!』などお求めに。
 講談社文庫の乱歩が2冊売れる。 推理文庫版ではない白背の乱歩。

 入荷して間もない トミーテック雄別鉄道 キハ 49200Y1 は、常連さんから予約が入った。 身内の方が同鉄道で働いてらしたという。
 4打数1安打。打率 2割8分0厘5毛。

 年に数回来るかこないかという若者がいて久々に顔を出したと思ったら、すぐそばまできて早口で何事か訴えてくる。 言葉が聞き取れない。 指さしているのはジャンパーのポケット。 ファスナーの金具が完全にはずれてしまっている。
 「直してくれるお店を探しているんですか?」
 返ってくる言葉はやっぱり聞き取れない。 表情を読む。 どうやら衣料の専門店を教えてほしいわけではないらしい。 まさか。
 「おれが!?」
 ようやくわかったかと言いたげに、若者がしきりとうなずいてみせた。


2011年3月29日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第82試合


  1. 東海林さだお
  2. マヤ文明の本

 『ショ−ジ君の「料理大好き!』が売れる。
 2打数1安打。打率 2割8分0厘8毛。


2011年3月28日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第81試合


  1. 広瀬 隆 『原子炉時限爆弾』

 発売されたばかりの トミーテックの 「鉄道コレクション」 より、 雄別鉄道 キハ 49200Y1 が入荷する。 かつて釧路駅と阿寒町の雄別炭山駅のあいだを走っていたものだ。
 同鉄道を含めて全10種プラス、シークレットタイプが同時発売。 本来は箱の中身がわからず好みの車両を選べないのだけれど、 北大通店では開封済みの雄別鉄道を700円で販売できることになった。 在庫は2つ。お早めにどうぞ (3/30 売り切れました)。
 1打数0安打。打率 2割7分9厘8毛。




2011年3月27日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第80試合


  1. 『相棒』の原作
  2. 西条八十
  3. チェロのCD
  4. ウッドベースのCD
  5. 雑誌 『山と溪谷』
  6. 司馬遼太郎 『街道をゆく』の
                  東北を取り上げた巻

 最近、耳にイヤホンをしているお客さんが随分と目につく。 や、前からそうなのか。こちらが気付かないだけで。
 そんな世の流れに掉さすようにして、宣伝文を接ぎ木してみたい。 『オール イヤフォン ガイドブック 2010  音楽ファンのための特選イヤフォン 117モデル徹底ガイド』 (CDジャーナルムック)、 北大通店に入荷しています。

 『街道をゆく』の3巻目、「陸奥のみち、肥薩のみち ほか』の巻が売れる。
 6打数1安打。80試合を終えて、410打数115安打。打率 2割8分0厘4毛。


2011年3月26日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第79試合


  1. アンデルセンの童話や日本の民話
  2. 漁業関連の機関誌
  3. イスラムの詩集

 1の問い合わせは、2階の喫茶ラルゴより。 故あって読み聞かせの必要ができたといい、民話の本をしばらくお貸しすることになる。 売上には当たらないが、安打認定。 俺が法律だ!
 3で思い当たる在庫は『ルーミー語録』しかない。 お客さんがお探しなのも、ずばり同書であった。 もしかしたら、お買い求めいただけるかもしれない。
 3打数1安打。打率 2割8分2厘1毛。

 毎年、釧路が暖かくなるころ、喫茶ラルゴでライブを開いてくださる ピアノマン リクオ さん。 今年は、6月の23日か24日に来ていただけることになりそう。 確定次第、 ラルゴのサイト 、及び当欄でお知らせします。


2011年3月25日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第78試合


  1. 『写真絵葉書に見る遠い日のくしろ』
                       (釧路叢書)
  2. 新しいCD
  3. 何か

 先日、お客さんから戦前の無声映画のDVDを借りて見た。 『裁かるるジャンヌ』。 今度は同じドライヤーの『奇跡』を貸してもらう。 震災の映像を目撃して間もないいまは、こうした時代を超越したような映画しか受けつけない。 ような気がする。

 クラプトンファンの常連さんが「何か入りましたか」。 用意していた「レコード・コレクターズ」誌のクラプトンやジミ・ヘンドリックスの特集号がもらわれていく。
 3打数1安打。打率 2割8分1厘7毛。


2011年3月24日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第77試合


  1. 渡辺惣蔵 『北海道社会運動史』

 音別町の尺別地区にかつて炭鉱があった。 もう40年以上昔に閉山したそのヤマの歴史を調べているという方がおみえになる。 資料探しに苦労しているという。
 戦時中、同鉱でおきたとされる朝鮮人労働者による「暴動」の真実を書き残しておきたい。 そうおっしゃっていた。
 1打数0安打。打率 2割8分1厘4毛。

       ×        ×        ×

 「ヤマの話を聞く会」記録集の発行と
                   配布のおしらせ


 釧路市立博物館 にて、昨年12月から本年2月まで開かれていた全国炭田交流企画展 「炭鉱(ヤマ)のあるマチ」 。 同展開催時に制作を予告されていた記録集が、この程完成しました。

 博物館による過去3回の 「ヤマの話を聞く会」、 また FMくしろ にて現在放送中の番組 「ヤマに生きて」 (毎週金曜 午後3時半〜) において、 太平洋炭砿と雄別炭砿のOBの方がたがお話しくださった内容をまとめた、104ページにもなる貴重な1冊です。

 3月26日(土) 午前9時30分の開館時間より配布します。 詳しい入手方法は、博物館ウェブサイト内の こちら をご参照ください。


2011年3月23日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第76試合


  1. 小堀杏奴 『晩年の父』
  2. 昔のトラックの載っている本

 岩波文庫と岩波新書の補充にこれ努める。
 2打数0安打。打率 2割8分2厘1毛。


2011年3月22日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第75試合


  1. 三島由紀夫 『春の雪』
  2. ルソー 『告白』
  3. 岩波新書
  4. 鰐淵さんの新書
  5. マンガ
  6. なんか新しいDVD

 三島の 『春の雪』。 単体では在庫がない。 「豊饒の海」 4部作としてならば、分売不可の単行本セットがある。 幸い予約をいただけた。 同じ方の『告白』は、岩波文庫版の中巻あり。 お客さんは下巻を所持。肝心の上巻はみつからない。
 4は、元釧路市長の鰐淵俊之氏による新書判の著作 『不撓不屈 意思あるところに道あり』のこと。 本はある。お客さんはまた来ますとお帰りになる。

 午前中、「北大通を歩こう」の皆さんが訪れる。 月に2、3回、10時半に釧路駅前で落ち合って、幣舞橋方面にむかって散策するという会である。 自由参加、自由解散というのがよいのだろう。 もう2年ぐらいつづいている。
 総勢20名以上になる一行だ。 どなたも物めずらしそうに店内をみていかれる。 YAMAHAのNS-1000Mスピーカーの写真を撮っていかれた方もいた。
 「この店、古本屋にしてはカビくさくないね」
いつも店にいる本人は、鼻が馬鹿になっているのかそうしたことに気付かない。
 6打数2安打。打率 2割8分3厘5毛。

 後記 :この日みえたのは、引率する方とその趣旨は「北大通を歩こう」と重なるものの、それとは別口の集まりであった。 訂正してお詫びします。
 「北大通を歩こう」の次の散策は、3月30日(水)。


2011年3月20日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第74試合


  1. 岩波新書のきだみのる
  2. 中井英夫 『虚無への供物』
  3. 田中繁男 『断絶之譜 成瀬家秘史』

 中公新書のきだみのるはあるのだけれど。
 『虚無への供物』は再読したい気分だったので、親しいお客さんから思いがけず訊かれて少し驚く。
 3打数0安打。打率 2割8分2厘7毛。


2011年3月19日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第73試合


  1. 書道の本
  2. 内村鑑三
  3. 水墨画の本
  4. パン作りの本

 パン作りの本だけ仲間はずれの3安打。
 4打数3安打。打率 2割8分4厘9毛。


2011年3月18日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第72試合


  1. 石原慎太郎 『太陽の季節』
  2. レース編みの本
  3. 立原正秋
  4. 映画 『花よりもなほ』のパンフレット
  5. みつはしちかこ 『小さな恋のものがたり』
  6. スピーチ系の本
  7. 瀬尾 健 『原発事故 その時、あなたは!』

 立原正秋の文庫が1冊売れる。
 7も売れる。 数年前、本店に売った同書を読み直そうと、買戻しにきたというお客さんであった。 先に立ち寄った北大通店で同じ品をみつけたので、「おれが売ったの、これだこれだ」とお求めに。
 ただし本当にその方の蔵書だったのかどうかは、よくわからない。 「釧路でこんな本売る人、ほかにいないでしょ」。 ところがどっこい。 ちょっと珍しい本であっても、ダブリ本が出てくるのはままあることなので。

 夜6時までとしていた2階ラルゴの営業時間短縮が、元の夜8時に戻る。 同様に短縮していながら、結局いつもどおり夜7時すぎまでやっていた1階古書部も、通常営業に戻す。 「節電中」の貼り紙はそのまま。
 7打数2安打。打率 2割8分0厘1毛。

       ×        ×        ×

 地震の影響で延期になっていた 釧路市立博物館 の催し物が明後日に開催されます。

 3/20(日) 13時30分〜15時30分 開催
 「学芸員トーク」 (於 博物館講堂)

 「ベトナム炭鉱紀行」 石川 孝織
 「釧路地方の希少魚類とその生息環境」 針生 勤
 入場無料の2本立て。 同館学芸員が日頃の研究成果を発表する恒例の催しです。


2011年3月17日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第71試合


 港町かもめホール R・I・C (市内 入舟4-1-1)にて、「霧笛復活祭」が始まる。 音楽祭や霧笛吹鳴式が、21日(火)まで日替わりで行われる。 20日は、常連の画伯が作画を担当した霧笛紙芝居の上演あり。
 0打数0安打。打率 2割8分。


2011年3月16日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第70試合


  1. サイモン&ガーファンクルのレコード
  2. 中村雅俊のレコード
  3. 花札
  4. 心理学の本
  5. 辞典(漢和か語感)
  6. 片山杜秀
  7. フランクル 『夜と霧』

 札が88枚ある「くしろふるさとカルタ」はあるけれど、花札は置いていない。 「どこにあるの?」と訊かれるが、「おもちゃ屋さんでしょうかねェ」と曖昧な返事しかできない。
 札幌からの旅行者が心理学の本をお求めになる。
 7打数1安打。70試合を終えて、375打数105安打。打率 2割8分。


2011年3月15日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第69試合


  1. ボサノヴァのCD
  2. 近藤紘一

 家のなかの物を増やすのは止そうとなるのか。 本でも読んで心のざわつきを鎮めようとなるのか。 店頭にいると、どちらの動きもみてとれる。
 本店と北大通店も、ラルゴ同様、夜6時で店を閉めることになる。 そうはいっても北大通店の場合、通常どおり夜7時までやることになりそうなのだが。 「節電中」の貼り紙を入り口に貼った。
 2打数0安打。打率 2割8分2厘6毛。


2011年3月14日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第68試合


  1. 雑誌 「レコード・コレクターズ」の
                    ビートルズ特集号
  2. 料理の本

 1が2冊売れる。
 2階の喫茶ラルゴが当面の間、夜6時までの営業とすることを決めた。 お客さんがいる場合はその限りではないけれど。
 2打数1安打。打率 2割8分4厘1毛。


2011年3月13日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第67試合


  1. 「本の雑誌」 2011年4月号所収
              「北原亞以子の10冊」で
                    紹介されている本
  2. ミステリーでおもしろいの
  3. 本の雑誌 「おすすめ文庫王国」ランクインの本
  4. 東野圭吾の加賀恭一郎シリーズ
  5. 中島京子
  6. 永井するみ
  7. 松本清張の歴史もの
  8. 日本地図

 前日は本店と北大通店の1、2階、いずれも臨時に店を閉めていた。
 常連の本野さん(仮名)が『本の雑誌』 最新号を携えて、1から6までを問い合わせ。 都築響一 『夜露死苦現代詩』、永井するみ 『希望』で3と6をクリア。
 他に清張の『私説・日本合戦譚』が売れる。 夕方5時で営業を終える。
 8打数3安打。打率 2割8分2厘9毛。


2011年3月11日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第66試合


  1. CD
  2. ダシール・ハメット
  3. 挨拶の本
  4. 英国の中世史
  5. 『原色日本樹木図鑑』
  6. 洋書

 「こないだここで買ったハメット、すごくよかったわァ。 きびきびしていて、それに比べると昔読んだチャンドラーは全然受けつけない。他にはハメットないの?」
 相当ご年配とみえるのに、お客さんの感覚の若々しさに背筋がしゃんとする。 創元の『ハメット傑作集 1』などお求めいただく。 英国の中世史の本も頼まれる。 ご兄弟の方もみえて挨拶の実例集をお買い上げに。

 ラルゴのランチ時間が終わり少したったころ、地震がきた。 強くはないが執拗につづく薄気味悪い揺れに覆われる。 午後4時すぎ、営業終了決定。2階の喫茶ラルゴと本店も同様に閉めた。
 6打数2安打。打率 2割8分0厘8毛。


2011年3月10日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第65試合


  1. 曽野綾子 『天上の青』
  2. バッハ 「トッカータとフーガ」のCD
  3. 文春新書の草森紳一
  4. 甲骨文字の本

 1年半以上前に頼まれていた連野城太郎 『GOTTA! 忌野清志郎』(角川文庫)がこのほど入荷。 清志郎ファンのお客さんにお渡しできた。 本日の問い合わせ分は全滅なのだけれど。
 4打数0安打。打率 2割8分。


2011年3月9日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第64試合


  1. 松山善三
  2. なんかいい小説
  3. 3、4年前の釧路の飲み屋情報誌 「ゴラン」
  4. 絵葉書

 まったく聞き覚えのない3。 在庫がないことだけは間違いない。 後でネットで検索すると、「夜のタウン情報誌 GO ROUND!」が引っかかってきた。 「帯広・釧路・北見の夜遊び情報をたっぷりとお届け」するのだそうな。 今後も仕入れることはないだろうが、勉強になった。
 4打数0安打。打率 2割8分3厘2毛。


2011年3月8日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第63試合


  1. 室生犀星の復刻版
  2. 『井上ひさし全芝居 その4』
  3. 『将軍の料理番』のシリーズ

 大阪在住の長年の常連さんがメールで自作の古本ソングを送ってくる。 「曲らしきモノは以前から出来てたんですが、 今朝、朝風呂に入って詞を考えているとイメージが浮かんで来て、出来上がりました」とのこと。 曲はフォーク調(でいいのかな)。気持ちよさそうに歌ってらっしゃった。

  「夕暮れの古本街」

 一、夕暮れの古本街を
    風が通り過ぎて行くよ
    行き交う人たちの顔は
    どこか寒そうで暗い

 二、落ち込んで本屋に入り
    元気をもらおうとしたが
    軽そうな本だけ目立ち
    余計にイラついてしまう

   (風の中にひそかに香る春は
    確かに近付いている
    けれど うつむいた人には
    それを感じ取ることが出来ない)

 三、古本屋に入ってみると
    何とも言えない臭いが
    突然襲って来るようで
    驚いてしまったけれど

   (棚に並んだ本たちの
    誇らし気な顔が気になって
    手に取ってパラパラ読むと
    ズシンと来るものがあった)

 四、夕暮れの古本街を
    風が通り過ぎて行くよ
    一冊の本を抱えて
    空を見て春を歩く

  ( ) 繰り返し

 3が売れる。
 3打数1安打。打率 2割8分6厘5毛。


2011年3月7日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第62試合


  1. 安井曾太郎のデッサン集
  2. コロレンコ 『盲音楽師』

 2階の喫茶ラルゴで地元イラストレーターの方による 「ねづ もとひこ いらすと画展 ようこそ色鉛筆画の世界へ」 が始まる(3/26まで)。

 出版社から本が送られてくる。 心当たりがないまま封を切ると、見知った青年の新著が出てきた。

 岡田光永 20歳の「日本一周」 (廣済堂出版)。
 「不登校経験を乗り越え、四国お遍路を歩き通した著者が、自転車で日本一周に挑戦。 全国各地での出会いと別れを綴った感動のノンフィクション!」(帯コピー文より)。

 2009年10月下旬、最北端をめざす旅の途上、彼は北大通店に立ち寄ってくれた。 そのときの模様は、ブログ 「20歳の日本一周」の こんなところこんなところ に書きこまれている。 大人になるとはどういうことか尋ねられ、ぼんくらな意見を披露したことを思い出す。 覚えていてくれて、ありがとう。ご無沙汰している間に大きくなったね。

 長年愛読しているミニコミ誌 「車掌」 編集部の方が、版元廣済堂の担当編集者だったので驚いた。
 2打数0安打。打率 2割8分6厘1毛。

 以下、今週末 釧路市立博物館 で開かれる催し物の告知です。

 3/12(土) 13時30分〜15時30分 開催
 「学芸員トーク」 (於 博物館講堂)

 「ベトナム炭鉱紀行」 石川 孝織
 「釧路地方の希少魚類とその生息環境」 針生 勤
 入場無料の2本立て。 同館学芸員が日頃の研究成果を発表する恒例の催しです。

 ちなみに石川学芸員は、上記の岡田青年が恩師と慕う方。 『20歳の「日本一周」』にもその経緯が記されている。


2011年3月6日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第61試合


  1.  隆 慶一郎 『影武者徳川家康』

 定休日である。 店の外でお会いした方から『影武者徳川家康』の在庫を尋ねられる。 店は休みでも、訊かれたからには当欄でカウントしておこう。 上下2巻の単行本があるので、もしかしたらお求めいただけるかもしれない。
 私もついこの間、1年がかりで同書を読み終わったばかり。
 1打数0安打。打率 2割8分7厘8毛。

釧路管内 厚岸町にて。

釧路管内 厚岸町にて。


2011年3月5日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第60試合


  1. 浅川マキの本
  2. 浅川マキのCD

 おとなりのささき画廊で、今週いっぱい行われていた改装工事が一段落したようだ。 木をふんだんに用いて床や棚が新調された。 店内のレイアウトもすっきりとして、清澄な香りで満ちている。 当店と比べるのは、……止しておこう。
 2打数0安打。60試合を終えて、336打数97安打。打率 2割8分8厘6毛。


2011年3月4日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第59試合


  1. 漢字の辞典
  2. 麻雀の本
  3. 高橋揆一郎
  4. 子どもの本
  5. 辻 邦生
  6. 阿部 昭
  7. 雑誌 「ホビージャパン」のバックナンバー
  8. 釧路新書

 漢和辞典の在庫は、いつの間にか大判の『角川新字源』だけになってしまった。 大きすぎて予想通り敬遠される。
 模型雑誌でも「モデルアート」や「レプリカ」は少しあるが、 「ホビージャパン」は1冊もない。

 阿佐田哲也の『麻雀放浪記』で2、『北の旗雲』などで3、 『風の琴』などで5、『単純な生活』などで6、 佐藤 尚 『釧路歴史散歩 (上)』などで8。 それぞれ売れる。
 高橋揆一郎のお客さんは、3日前に『観音力疾走』をお求めになった方。 曰く、朗読するのにとてもよい文章でした。
 8打数5安打。打率 2割9分0厘4毛。


2011年3月3日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第58試合


  1. なにか
  2. F1の本

 問い合わせは2点ともクラプトン・ファンの常連さんから。 「なにか」とは、クラプトン関連のものを指して。
 2打数0安打。打率 2割8分2厘2毛。


2011年3月2日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第57試合


  1. 釧路新書
  2. 絵本
  3. 八木義徳
  4. 佐々木 譲
  5. 『増補・石川啄木』(釧路新書)
  6. 2005年の旭川美術館での小野州一展の図録
  7. 2010年の旭川美術館での片岡球子展の図録
  8. 2010年の芸術の森美術館での
                    片岡球子展の図録

 東京からいらした二人連れのお客さんが1、3、5をお求めになる。 その後本店でも八木義徳などを買ってくださった。

 常連さんが『エミリー』(ほるぷ出版)という絵本をもってお出でになる。 隠遁生活をおくる謎の女性の暮らしぶりを、近所に住む少女の視点をとおして描いたもの。
 別に持参した『自然と愛と孤独と エミリー・ディキンスン詩集』(国文社)の 口絵頁から1枚の絵を指さして、こうおっしゃる。 「同じものが絵本の方にも出てくるので気にしてみてちょうだい」。
 詩集の口絵には小さな3きょうだいが並んでいた。 謎の女性とは、アメリカの高名な詩人のことだった。 よいアドバイスをもらえたので、 彼らの絵姿が2つの場面に描きこまれているのを見逃さずにすんだ。

 先日、平凡社コロナ・ブックスの 『作家の家』を見せてくださったのもこの方。 当然どの家を気に入ったかという話になる。 こちらのリンク先 に、取り上げた著名人の名が列記してある。 住みたいかどうかは別にして、長沢 節のセツ・モードセミナーのモダンな建物に目を奪われた。
 新たに Richard Sexton 『THE COTTAGE BOOK』という洋書を貸してもらう。 こちらもさまざまな住宅写真が満載。
 8打数3安打。打率 2割8分3厘9毛。


2011年3月1日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第56試合


  1. 高橋揆一郎 『観音力疾走』
  2. 履歴書
  3. 書道技法講座 『智永千字文』
  4. ブッツァーティ 「K」
  5. おすすめの本
  6. プレイメイト文庫
  7. 阿刀田 高
  8. ジャズのCD

 1、3、7が売れる。
 ブッツァーティの短編 「K」は、堀江敏幸の『河岸忘日抄』に出てくるという。 常連さんが教えてくれた。

 先週、おすすめの本はありますかと尋ねてきたお客さんが再来店。 前回すすめた小説は気に入っていただけたよう。 新たに同じ質問を向けられる。
 男っぽい冒険小説なんてお読みにならないですよねと問えば、なんでも読みますよとおっしゃる。 小池真理子の次は、逢坂 剛の『カディスの赤い星』になった。 柴田よしきや梨木香歩を読むという方に、このラインナップははたして……。
 最近の小説にこだわらなくてもよいのかもしれない

 二見書房のプレイメイト文庫あるかいと訊かれる。 話しているうち、二見から出ているのはマドンナメイト文庫であることが判明する。 どちらでもいいではないかと思ってはいけない。 好事家にとっては大きななちがいなのである。 こう書くと、まるで私が好事家のひとりのようだ。
 8打数4安打。打率 2割8分1厘6毛。


2011年2月28日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第55試合


  1. 「マンガ おもしろ憲法」と
              「マンガ おもしろ民法」?
  2. 釧路の市内地図
  3. 栗原はるみの料理本

 2階の喫茶ラルゴでは、閲覧用に栗原はるみ本を置いている。 あいにく売り物ではない。
 3打数0安打。打率 2割7分5厘9毛。


2011年2月27日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第54試合


  1. くしろ検定のテキスト
  2. 福祉関係の本
  3. ジャケットに青虫が描かれている
          日本のジャズミュージシャンの
                         LPレコード

 北大通の数多ある空き店舗のうち、いくつかが選挙事務所に変貌している。
 福祉の本が2冊売れる。
 3打数1安打。打率 2割7分8厘6毛。

2/27撮影 ボウリングのボールたち



2011年2月26日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第53試合


  1. 毛綱毅曠
  2. 渡辺淳一 『白い宴』
  3. ビーズ関係の本

 2軒おとなりの佐藤紙店で、恒例の万年筆のペンクリニックを行っている。 愛用の品を診断してもらいにきたと、常連さんがうちにも顔を見せてくれる。 盛況のようで何より。
 毛綱毅曠の署名入り 『記憶の建築』が売れる。
 3打数1安打。打率 2割7分8厘1毛。


2011年2月25日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第52試合


  1. 鈴木いづみ
  2. はなまるマーケットの料理の本
  3. 春原平八郎 『現代弓道小事典』
  4. かなの本
  5. 西村賢太
  6. 本の雑誌 「おすすめ文庫王国」
                    ランクインの本
  7. 漱石の漢詩の本
  8. 料理関係の本
  9. ハンガリーの陶磁の本
  10. 断捨離の本
  11. 西木正明 『孫文の女』

 飾ってある文遊社の「コレクション」全8巻を指して、他に鈴木いづみさんの本はありませんかとお客さん。 元版をお探しだったのだろうか。購入には至らず。
 事典のお客さんにどの分野のものか尋ねる。 見せてもらった紙片には『現代弓道小事典』と書きつけてある。 店頭在庫はない。 もしやと思い、当店サイトを探るとビンゴ。 本店に平成7年の復刻版があった。 後で売切れの連絡が届く。

 常連の本野さんから、「おすすめ文庫王国」最新版(本の雑誌社)のランキングのコピーを見せてもらう。 掲載書のうち、あるやつ全部くださいという豪気な指定。 読了本にはマーカー線で印がついている。
 S・J・ローザンの『ピアノ・ソナタ』が載っていた。 同作は私立探偵小説シリーズの2作目。 おもしろそうなのでなんとなく除けておいたのがあった。 カバーが汚れていて50円で出すつもりだった1、3作目もある。 順にお読みにならないんですかといってまとめてお渡しする。 強引だったろうか。 他にも文庫王国掲載本を買っていただくが失念。
 料理のムック本が売れる。
 11打数3安打。打率 2割7分7厘5毛。


2011年2月24日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第51試合


  1. 柴田よしき 『聖母の深き淵』
  2. 梨木香歩 『f植物園の巣穴』
  3. おすすめの本
  4. 若泉 敬 『他策ナカリシヲ信ゼムト欲ス』
  5. 口琴の本

 毎日おみえになる毎日さんとの世間話。
みうらじゅんを皮切りに、谷ナオミ、神代辰巳、若松孝二、久保新二といった固有名詞が昼下がりの店内に乱れ飛ぶ。 「あそこの劇場はしょんべん臭かったなァ」。 私の父の世代と思しき毎日さんの、釧路の映画館事情と結びついた思い出話を拝聴する。

 拝聴するだけでは終わらない。 先ごろ亡くなった釧路出身の俳優・野上正義の名が出てくると、 著書 『ちんこんか ピンク映画はどこへ行く』をお見せしてその演技の質を語っていただき、 宮下順子を懐かしめばインタビュー集 『水のように夢のように』を手にとってもらいと、セールスにもこれ努める。 野上本がもらわれていくことになるかもしれない。

 「高校時代の国語の先生が帯広から来てくださった」。 20日の当欄に書きつけた、たった1行の文章からその先生の名前を言い当てた人物が現れる。 桜庭ななみ親衛隊所属の常連さんである。
 ホームズの犀利な推理を目の当たりにしたワトスンではなく一般人の心持ちだ。

 90年代の一時期、札幌の映画館で「ごもく映画通信」というフリーペーパーを配布していた。 愛読していた同誌を知る人がまわりにいないことを嘆いていたら、 心当たりに聞いてみましょうと助勢を申し出る人物が登場した。
 これまた桜庭ななみ親衛隊所属の常連さんである。 足を使って証拠を拾い集めるクロフツのフレンチ警視を見る思いだ。 なんと頼もしい。

 1、2とお尋ねの本に巡りあえなかったお客さんが 「おすすめの本ありますか?」。 読書傾向を探りながら、おそるおそる小池真理子の文庫本をみせると、あっさりお買い上げに。
 4のお客さんは前日の問い合わせと同じ方だが、こちらは在庫がない。
 5は、2階ラルゴの棚に新刊扱いの 『口琴のひびく世界』(CD付)があり、お求めいただく。 お客さんが持参の口琴を目の前で鳴らしてくれた。
 5打数2安打。打率 2割7分7厘7毛。


2011年2月23日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第50試合


  1. 藤田幸恵の歌集
  2. 新しいの
  3. 若泉 敬
  4. 舟越保武 『石と随想』(求龍堂)
  5. 夏目漱石 『漱石詩注』(岩波文庫)
  6. 浅田次郎

 以前から引き合わせてみたいと思っていたお客さんが、 同じ時間に相次いで訪ねてきてくださる。 こちらが手を差し伸べずとも、自然に親しくお話をはじめたおふたりの姿をみて、胸が熱くなる。
 後藤乾一 『「沖縄核密約」を背負って 若泉敬の生涯』と、浅田次郎の文庫本が売れる。
 6打数2安打。50試合を終えて、283打数78安打。打率 2割7分5厘6毛。


2011年2月22日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第49試合


  1. パラオ共和国の旅行ガイドブック
  2. バードカービングの本
  3. ロストロポーヴィチ、リヒテルのCD
  4. 日本古典文學大系の『日本書紀』
                  (できれば新大系で)

 いつもお世話になっているお客さんから、共栄大通にある甘秀堂のお菓子の差し入れあり。 喫茶部長と分け合って、おいしくいただく。
 4打数0安打。打率 2割7分4厘3毛。


2011年2月21日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第48試合


  1. 篆刻の本
  2. 雑誌 「軍事研究」
  3. 文庫の山本一力
  4. シャルル・アズナブールのレコード

 篆刻の本を訊かれる。 ここにあります。あ、こっちにも。あとこの雑誌にも特集がありますね。 まだ値段をつけてませんが、こんなのもあるんで見てやってください。 どんどん積み上げていくと、
 「いいよ、いいよ。そんなにいっぺんに見られないから。また来るからさ」。 怯えたような表情をされてしまった。
 それでも懲りずに、本店には「篆刻」という雑誌もありますよと付け加える。 「書学大系」をばらした「篆刻・刻字」の巻をお買い上げいただく。
 4打数1安打。打率 2割7分8厘3毛。


2011年2月20日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第47試合


  1. 画びょう
  2. ユダヤ人迫害の歴史に関する本
  3. 釧路の地質に関する本
  4. 集計表
  5. クリムト画集 『風景』

 画びょうや集計表を訊かれるのは、2軒となりの佐藤紙店が定休日だからだろう。
 雑誌 「相撲」の別冊で『大相撲80年の80人』というのを目につくところに置いていたら、 常連の脇道さんが反応してくれる。
 「名寄岩、知ってます。町に銅像がありましたもん」。 一時期、名寄町に住んでいたという。 居合わせた年配の常連さんが 「名寄岩は映画にもなっていますよ。私、小さいときに見た記憶があります」と教えてくれる。
 高校時代の国語の先生が帯広から来てくださった。

 「若い子、入ってきませんでした?」
 店の在庫を問われたわけではないので、打数に加えるのは自重する。 受けを狙って、みすみす打率を下げることもあるまい。 若い子もそうでない子もあまり入ってこない日曜日の暮れ方であった。
 2で1安打。私用により午後4時すぎで店を閉める。
 5打数1安打。打率 2割7分8厘8毛。

2/20撮影 春採湖畔にて。


2011年2月19日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第46試合


  1. パスカル 『パンセ』
  2. 川端康成
  3. 「国語学」?
  4. 短歌関係の本
  5. 日本人のCD

 本店で買い物をしたお客さんがこちらにもおみえになるそうな。 短歌の本を探しているという。 連絡を受け、未整理本のなかに菱川善夫が1冊あったことを思い出す。 署名入りの『歌の海』(不識書院)。 急いで値段をつけて棚に並べる。
 まもなくそれらしき方がいらっしゃった。 短歌関係の本はどこですかと尋ねるのは想像どおり。 ご案内する。目当てのものはなかったようで、すぐにお帰りになる。 そう上手くいくはずがない。
 しばらくして別のお客さんが入ってきた。 店内を熱心にみていかれ、そうしてレジに差し出したのは件の本だった。 前段にそんなごくごく小さな連鎖があったことは、もちろん知るよしもなく。
 5打数0安打。打率 2割8分0厘3毛。


2011年2月18日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第45試合


  1. 月島総記 『巴里の侍』
  2. 「本の雑誌」 2011年3月号所収
               「大沢在昌の10冊」で
                    紹介されている本

 1は、阿寒の前田一歩園で知られる前田正名が主人公の、刊行まもない小説なのだという。 ダ・ヴィンチ文学賞A.S.ゼロワングランプリ大賞受賞作だとか。
 本野さん(仮名)が「本の雑誌」の最新号をもってご来店。 「読物作家ガイド 大沢在昌の10冊」というコーナーがあり、紹介作品をくださいなとおっしゃる。 10冊中、3冊在庫あり。
 2打数1安打。打率 2割8分5厘7毛。

 台湾帰りのズリ山裏道さんからお土産をいただく。 あちらで売られている即席めんやレトルトカレーなど。

2/15 ズリ山裏道さん撮影。台湾炭鉱博物館にて。「脚の曲がり角度が切迫感を感じる」とは、裏道さんの評

ズリ山裏道さん 撮影。台北の地下街にて。


2011年2月17日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第44試合


  1. 志水辰夫
  2. 病の本
  3. 更科源蔵
  4. 池澤夏樹 『スティル・ライフ』

 先週予約をいただいた『KAWADE夢ムック 文藝別冊 白洲次郎』。 現物をご覧になった常連さんが「ごめんなさい。これ持ってる」。 代わりに他の本をお求めいただけた。
 志水辰夫が売れ、この日は差し引き0安打。
 4打数1安打より 2/9の1安打分を引いて 4打数0安打。打率 2割8分4厘0毛。


2011年2月16日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第43試合


  1. 小学生向けの昆虫図鑑
  2. 中森明菜 『ミ・アモーレ』のシングルレコード
  3. 若桜木 虔
  4. 曽野綾子
  5. 山崎豊子

 人生は各駅停車の旅、人生の主人公は自分、人生 今を悔いなく、人生はたった一度きり、 人生は出会いの日々、人生に定年はない、人生 一人では生きられない。
 それらが箇条書きされたメモ用紙が芸術分野の棚の前に落ちていた。 忘れ物を装った、匿名の誰かによる私へのメッセージであろうか。

 以前、見ず知らずのお客さんから墨で「人道」と書かれた小石をもらったときも、そのように妄想したものだった。 そのお客さんは数年後にもふらりと現れて別の小石をくださった。「知性」と記されていた。 話が妙な方向へそれていきそうなので、ここらで止すことにする。
 5打数0安打。打率 2割8分8厘5毛。


2011年2月15日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第42試合


  1. ゲリー・ボーネル
  2. 日本画の本
  3. 花や風景の写真の本
  4. 小谷野 敦 『谷崎潤一郎伝』
  5. 宮武外骨
  6. 画集
  7. 雑誌 「ユリイカ」
  8. タンゴやシャンソンのCD

 朝、両替から戻る道すがら、出勤途中のミヤケ模型のお父さんに挨拶される。 夜、夜食を買いに店のそばのローソンに向かっていると、帰宅中のミヤケ模型のお父さんに挨拶される。
 3と8が売れる。
 8打数2安打。打率 2割9分4厘3毛。


2011年2月14日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第41試合


  1. 上村松園
  2. 重兼房子 『やまあいの煙』
  3. 鳥居龍蔵
  4. 松田寿男 『古代天山の歴史地理学的研究』
  5. 金田一京助
  6. 金田一春彦
  7. 大石慎三郎
  8. 小栗虫太郎

 2〜7は厚岸在住の厚岸さんから。 先日当サイトに登録した金田一京助 『北の人』があることを教えると、予約にしてもらえる。
 春彦本は次々と棚から見つかった。 「こんなに箱に入らないなァ」と厚岸さんがつぶやく。 ここでいう「箱」とは、厚岸さん専用のおとりおき本収納ダンボール箱・通称「厚岸箱」のこと。
 「ダンボールでしたら、もっと大きいのがありますよ。 厚岸箱をバージョンアップさせる、今がチャンスです」。そう提案する。 テレビショッピングの人みたい。 6、7がニュー厚岸箱に投入された。

 会計時、常連さんと 桜庭ななみ の話になる。 映画 『最後の忠臣蔵』 で重要な役を任された彼女に一目ぼれしたらしい。 曰く、私のなかのオヤジ成分が反応したんです。
 たまたま持っていた私物の「キネマ旬報」最新号をお見せする。 昨年度の同誌選出新人女優賞を受賞しており、そのグラビアが載っているのだ。

 目を輝かせて見入る常連さん。 面をあげると、 「どうですか。彼女、素晴らしいと思いませんか」と同意を求められた。 『ロミオとジュリエット』のオリビア・ハッセーに連なる逸材だとも付け加えられる。 たしかに目を奪われる可憐さだ。
 「これからどんどん売れっ子になっていきそうですね」
 「ええ、でもまだまだ清純派路線を貫いてくれなきゃ駄目なんです」
 所属事務所のマネージャーの口ぶりだった。 テレビで蓮っ葉な性悪女の役なんぞ披露しようものなら、暴れてしまいそう。 その常連さんは私と同年代の女性である。

 他に『没後五十年記念 美の精華 上村松園展』 図録が売れる。
 8打数4安打。打率 2割9分5厘8毛。


2011年2月12日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第40試合


  1. スティ−ブン・D・レヴィット 『ヤバい経済学』
  2. スティ−ブン・D・レヴィット 『超ヤバい経済学』
  3. 連合赤軍に関する本

 1ヵ月半ぶりの大雪になりそうだ。
 と記して数時間後、大したことがなかったことが判明する。 強い風に惑わされていた。
 3打数0安打。40試合を終えて、232打数67安打。打率 2割8分8厘7毛。


2011年2月11日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第39試合


  1. おもしろい復刻版の本
  2. 百田尚樹 『BOX』
  3. 福沢諭吉 「瘠我慢の説」
  4. 文庫の三島由紀夫
  5. ルネサンス期のクラシック音楽のCD

 電話で訊かれた2は、単行本の在庫あり。 ただし濡れて少々ゴワゴワしていることを伝える。 新潮文庫の 『金閣寺』が売れる。
 先週、浪曲のレコードを探す出張中の方がおり、本店に広沢虎造のセット物があることを教えていた。 この日、会社の部下だという方が無事お買い上げになったという。

 おとなりのささき画廊の額縁を手にした人が次々と入ってくる印象。 セールを開催中だった。
 5打数2安打(内1安打 2/3分)。打率 2割9分2厘5毛。


2011年2月10日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第38試合


  1. 日本本来の「自由」について書いてある本
  2. 童謡の本
  3. カセットテープ
  4. 占いの本
  5. 手紙の書き方
  6. タンゴかシャンソンのCD
  7. 二葉亭四迷 『浮雲』
  8. 釧路の郷土の本
  9. 吉田絃二郎
  10. 宇野哲人 『国語漢和辞典』(集英社)
  11. 大山澄太 『般若心経の話』
  12. 松原泰道 『修証義に聞く』
  13. シャンソンのCD
  14. オペラのCD
  15. 雛人形の飾り方が載っている本
  16. ロックのレコード
  17. プロレスのパンフレット

 明治期の日本に輸入された「自由」を意味する英語は、 それ以前からあった自由の語義をどのように変え、今日ある意味として定着したのか。 柳父 章 『翻訳語成立事情』(岩波新書)に1章割かれてあった。 引きつづき関連書を探すよう頼まれる。
 北見から仕事で数ヶ月に1度みえるお客さんである。 去年の1月に訊かれた司馬遼太郎 『竜馬がゆく』の文庫3〜8巻を、ようやくお渡しできる。

 他に、岩波文庫版で7、釧路新書の 『増補・石川啄木 その釧路時代』で8、 戦前の新潮文庫 『山家日記』と 『わが詩 わが旅』で9をクリア。

 雛人形の本は、2階の喫茶ラルゴからのリクエスト。 『祝い事と記念日のマナー』なる1冊に載っていた。 売れたわけではないので安打には含めない。
 というわけで2階では雛人形が飾られることになった。 1階も負けじと簡易版の人形の飾りつけをする。
 17打数4安打。打率 2割9分0厘1毛。


2011年2月9日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第37試合


  1. 雑誌 「太陽」の金子みすず特集号
  2. 『現代訳 南北相法』
  3. 『KAWADE夢ムック 文藝別冊 白洲次郎』
  4. 講談社学術文庫

 別々のお客さんから、それぞれ当サイト掲載商品の在庫を尋ねられる。 2と3がそれ。どちらも在庫あり。
 ちなみに本欄では、店頭もしくは電話で訊かれた事例のみ「打数」としてカウントしている。 メールでの問い合わせは、購入前提でサイト掲載品の有無をお尋ねのものが多く、 必然的に打率の水増しにつながるため、ここでは含めていない。

 白洲次郎の常連さんが、平凡社コロナ・ブックスの『作家の家』を貸してくださる。
 4打数2安打。打率 2割9分4厘6毛。


2011年2月8日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第36試合


  1. 伊藤清永の画集
  2. みうらじゅん
  3. 今 東光 『十二階崩壊』
  4. 水道工事の実用書
  5. 囲碁や将棋の本
  6. 「洋酒マメ天国」

 水道工事の実用書をはじめて訊かれる。
 『風雪の一世紀 函館水道創設事業史料』、『日本下水道技術史余談』、 『日本水道協会北海道地方支部 五十年のあゆみ』、『水道の文化 西欧と日本』。 工事の手引きを書いたような実用書はないけれど、念のために水道関連の在庫をおみせする。 やはり無理があった。
 6打数0安打。打率 2割9分0厘6毛。


2011年2月7日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第35試合


  1. マンガの単行本
  2. 絵本
  3. 「かもめ食堂」の本
  4. 喫茶リリーの50周年の本

 谷川俊太郎と和田誠の『いちねんせい』が売れる。 先月訊かれた臼井吉見の『事故のてんまつ』が入荷。 依頼主の毎日おみえになる毎日さんにお買い上げいただく。

 4の正式タイトルは『喫茶店 リリー 珈琲と共に50年』。 リリーは北大通4丁目にある喫茶店。 昭和60年刊行というから、さらに25年の重みが加わったことになる。 お客さん曰く、リリーさんにも残ってるのがなかったのよ。
 1度だけ店で扱ったことがある。コンパクトだが充実したよい作りの冊子だった。 「昭和7年ごろの喫茶リリーを中心とした商店街図」が付いていた。 また手にしてみたい1冊。
 4打数2安打(内1安打 1/26分)。打率 2割9分9厘4毛。


2011年2月6日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第34試合


  1. 北海道の本
  2. 松本清張
  3. 調理師免許取得に役立つ本
  4. SPレコードの鉄針
  5. 井上ひさし 『十二人の手紙』
  6. 大原健士郎
  7. 『サザエさん』

 1、4、5、6が売れる。
 一昨日、松本清張を尋ねた方がふたたびおみえになる。 その日、帰りのバスに買ったばかりの清張文庫を忘れてしまったという。 後でバス会社に電話をしたが本は届いていなかったとも。
 清張ではない別の本を買っていかれた。
 7打数4安打。打率 2割9分5厘3毛。


2011年2月5日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第33試合


  1. 尋常小学唱歌の第二と第三学年用
  2. 林 望 『謹訳源氏物語』
  3. 田中小実昌
  4. 日本の歴史のマンガ版
  5. デッサンの本

 くしろ氷まつりが開幕する。 今年から会場が1ヶ所に集約され、商店街から遠いわけではないのだけれど、心理的な距離の広がりが強まった。 少しでも集客をふやすには、いかにすべきか。
 かくして商店街有志により、北大通7丁目のみずほ銀行 釧路支店駐車場にて 「北大通 ワカサギすくい & テント市」が初めて企画された。 メイン会場との間には無料往復バスも走ることになった。

 10時まで会場設営を手伝ってから、店を開ける。 わくわく大抽選会用の景品づくりを忘れていたことに気がつく。
 物は毎度おなじみ、北大通店のみで使用できる1,000円分の古書券(3名分)。 30近い参加店のうちダジャレの景品を出すのは、どういうわけか当店だけである。

 「ワカサギすくい & テント市」の開会式は11時から。 ま、そんなに早く古書券の出番はないだろうと高をくくっていたら、 当たったんですけどとすぐにお客さんがやってきて、大いに焦る。
 「い、今できますんで」といって、パソコンで作成したばかりの古書券をその場で印刷。 ここは昼時で混む食堂か。 20010年12月末まで有効の券を作ったのは去年の秋の話だ。今回そういうミスはない。 刷り上った紙をカッターで切って、速攻でお渡しする。

 テレビでみた林望訳の源氏物語を探しにお客さんがみえる。 その本はないのですが、他の著作であればいくつかございます。 そうしてかき集めた中から『幻の旅』を買っていただく。 一昨日の『日本経済の真実』を前例に、打率をあげることもできたが自重する。
 他に『自動巻時計の一日』が売れる。
 2人目の古書券当選者の方からの問い合わせが4と5。 時間がなく、後日再訪するとのこと。
 5打数1安打。打率 2割8分4厘9毛。


2011年2月4日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第32試合


  1. 平成21年版か22年版の
                  「小六法」か「六法全書」
  2. 雑誌 「スロウ」
  3. 松本清張
  4. ラスカルの本
  5. コリン・デクスター
  6. モーリアック 『夜の終り』

 清張の短編集が売れる。
 アウトドア派のお客さんが会計時に「ラスカルの本探してんだけどなァ」と呟く。 角川文庫の『はるかなる わがラスカル』をすかさず差し出す。
 6打数2安打。打率 2割8分7厘2毛。

 閉店後、商店街のメンバーらと北大通7丁目のみずほ銀行前に大きな雪だるまを作ってきた。 翌日開催の「北大通 ワカサギすくい & テント市」会場を盛りたてるためのもの。 雪が少なくて、自店前の雪だるまはまだ作っていない。


2011年2月3日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第31試合


  1. 90歳くらいの人向けの
             唱歌や童謡が載っている本
  2. 唱歌や童謡のカセットテープ
  3. ミレーに近い作風の画家の本
  4. ザ・スパイダースのシングル・レコード
  5. カセットテープの新しいの
  6. 堺 正章 『街の灯り』のシングル・レコード
  7. レコード・ジャケットのカタログ本
  8. 永田秀郎 『釧路 街並み今・昔』
  9. なにかお勧めの本
  10. 辛坊治郎・辛坊正記
            『日本経済の不都合な真実』
  11. 浪曲のレコード

 本店経由でみえたお客さんが1〜3まで。 親御さんに贈るのだと、『新訂 尋常小学唱歌 第一学年用』の復刻版をお求めになる。 3は以前みた画集で気に入った画家らしい。 誰なのかは、ついにわからなかった。

 4〜7は歌謡曲ファンの常連さん。全滅。
 これまで何度も入荷したご当地本の8だけれど、並べたそばから売れていく。 同シリーズの『函館』ならある。
 新聞の新刊広告10の切り抜きを持ってきた方。 当店を新刊書店とお間違えみたい。 去年でた同じ出版社からの前作 『日本経済の真実』ならばある。 ダメ元でおみせすると、 「1も2もおんなじなんでしょ。これもらってくわ」。 お、お客さんが、お、おんなじっていったんだから、あ、安打に含めよう。

 以前、こちらで買入した広沢虎造のセット物レコード、今は本店にある。 尋ねたのは、出張で来釧した方。 売り切れの連絡がこないところをみると、向こうに寄る時間はなかったようだ。
 11打数3安打(内1安打 1/20分)。打率 2割8分5厘7毛。


2011年2月2日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第30試合


  1. 浅田次郎 『蒼穹の昴』
  2. 塩野七生 『ローマ人の物語』

 朝出勤すると、郵便受けから封筒がのぞいていた。 入っていたのは、伊集院光のコラム集 『のはなし さん』。 常連のズリ山裏道さんが直接投函したものである。 シリーズ1、2作目につづいて貸してもらえることになった。 別のお客さんから借りた 『傷だらけの店長』を読み終えたばかりなので、ちょうどよい。

 1は文庫版の1巻目がある。 2は単行本版の1〜14巻と文庫版の1〜25巻がある。 前者は揃っておらず、後者も揃っていなくて、その上長大だ。 お客さん、迷って唸って一旦保留に。
 2打数0安打。30試合を終えて、164打数47安打。打率 2割8分6厘5毛。


2011年2月1日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第29試合


  1. 國村 隼 出演作の映画パンフレット
  2. 本庄陸男 『石狩川』
  3. 増田誠の画集
  4. 『こち亀』

 本店から 『落語百選』が売れたと連絡がくる。 先週訊かれた際、向こうに在庫がありますと教えていた。 そのときの方らしい。 サイト掲載品なので「売切」表示をする。 他に、新日本文庫版で 『石狩川』が売れる。
 増田誠の画集は青い函入りの豪華本のこと。 何年も棚にあったやつで、訊いてきた方も以前から目をつけていらしたのだが、 昨秋に売れていた。
 4打数2安打(内1安打 1/29分)。打率 2割9分0厘1毛。


2011年1月31日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第28試合


 社長とともに遠方出張買入。 夜になって戻り、1時間半ほど店を開ける。
 0打数0安打。打率 2割8分4厘8毛。

1/31 ズリ山裏道さん撮影。塘路駅にて。


2011年1月30日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第27試合


  1. クイズするような本
  2. 字が大きな英和辞典
  3. 編み物の本
  4. 手芸関係の本

 2と4が売れる。 クイズ本がないのが、なぜだか悔しい。
 4打数2安打。打率 2割8分4厘8毛。


2011年1月29日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第26試合


  1. 雑誌 「ステレオサウンド」
  2. 國村 隼 出演作の映画パンフレット
  3. 映画 『銀色のシーズン』のパンフレット
  4. なんぞおもしろいの
  5. 『落語百選』
  6. 宗教関連の本
  7. ロバート・クレイのCD
  8. ゲイリー・クラーク Jr.のCD
  9. アール・クルーのCD
  10. ジョニー・ラングのCD

 去年、本店で「ステレオサウンド」をお求めになったという方から、その後の入荷状況を尋ねられる。 100号以下であれば、秋に数冊再入荷していること、 店のサイトがあってそこで在庫を確認できることを教える。
 遠方から車でお出でになったようだ。市内の骨董屋を訊かれ、届いて間もない真新しいタウンページをひらく。

 『落語百選』の方には、当サイト掲載の夏と秋の巻が本店にあることを伝える。 売れたら安打に加えよう。
 鶴居在住の常連さんが今年初のご来店。 「なんぞおもしろいの入ったかい」といういつもの問いかけに、 「入ってますとも。ちょろちょろと新しいのが」と返すのは、我ながら一寸ずるいものだ。 おもしろいに、新しいが対応していない。 それでも小説本を色々と買ってもらう。

 エリック・クラプトン熱が再燃している常連さんからは、7〜10を。 お子さんからプレゼントされたクラプトンのライブDVDを見まくっていて、いずれもそこに出てくるゲスト。 入荷の際は除けておくことを約束する。
 10打数1安打。打率 2割7分9厘2毛。

 隼戦闘機に関する本を常連さんに訊かれてから、3週間経った。 この日おみえになったので、新しく入荷した関連書をご覧いただいた。 戦時中、同機に乗っていらした方だ。
 出撃の出番がくる前に戦争が終わったと教えてもらったことがある。 今でも操縦している夢をみるという。 夢を見ることができるだけいいんだよと付け加えられた。 先に飛び立ち、戻らなかった戦友たちをおっしゃっているのだろう。


2011年1月28日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第25試合


  1. ディスコミュージックのCD
  2. 加地伸行
  3. 釣りの本
  4. 原田康子 『挽歌』

 厚岸さんからボンタンアメの差し入れをいただく。 寒い日がつづく中、「南国特産」と添えられたレトロなパッケージがあたたかい。 営業を終えるころになって、ようやく店内が暖まってきた。
 4打数0安打。打率 2割9分1厘6毛。

 当ページ下段にある豊文堂書店 店主 豊川俊英の随筆再録コーナーを更新した。 第10回を記念して、これまででもっとも古い文章を選んでみた。 開業して1年あまりのころのもの。
 たまたま旧知の元記者氏がお出でになる。黄ばんだ掲載紙を見せると、 「これは、俺が社長に書くよう頼んだやつだな」と目を細めた。

 北大通12丁目の秋田銀行 釧路支店が本日で廃止された。


2011年1月27日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第24試合


  1. ギリシャ・ローマの神話
  2. 聖書
  3. 山もののスリラー
  4. 道東の山が載っている本
  5. 子ども向けの江戸川乱歩など
  6. 空海 『風信帖』
  7. 沢木耕太郎 『深夜特急』
  8. 毎日書道展の本
  9. 簿記検定3級の問題集

 1〜4は、最近村 薫にはまっている常連さんより。 1はありったけの関連書を集めた中から、 吉田敦彦 『ギリシア・ローマの神話』(筑摩書房)などを選んでいただく。 サイト掲載の『北海道夏山ガイド 6 道東・道北・増毛の山やま』の予約ももらい、2安打。
 空海の『風信帖』も、サイトに「古碑帖臨書精選」の収録巻あり。 前述の 『夏山ガイド』といっしょに、保管場所の本店から移してもらうことになる。

 小学校低学年のお孫さん用に本を探しにみえたお客さん。 図鑑一辺倒だったのが、最近乱歩の少年探偵団のおもしろさに目覚めたのだとか。 小さいころの自分を見るようでうれしくなる。 ポプラ社あたりの本になるのだろうが、あいにく物がない。 似たようなものでもいいとおっしゃる。 ルパンものの『恐怖の島』がもらわれていった。
 図書館ならたくさん読めるだろう。勧めてみたものの家から遠くて都合がつかないという。 学校の図書室は読みつくしてしまったらしい。 乱歩がたくさんありそうな他店を紹介する。
 9打数4安打。打率 3割。


2011年1月26日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第23試合


  1. クラプトンやジェフ・ベックの
                   CDや本
  2. 手話の本
  3. かなの本
  4. 『平家物語』
  5. 藤村 操に関する本
  6. 暦
  7. 将棋の古文書
  8. 囲碁の本
  9. 免状を書く用紙
  10. 新年用のBGMのCD
  11. 臼井吉見 『事故のてんまつ』

 デレク・アンド・ザ・ドミノス特集の 「レコード・コレクターズ」と 『たのしい手話』で連打するが、勢いはそこまで。
 前日の『街道をゆく』のお客さんが受け取りに来てくれた。
 11打数2安打。打率 2割9分0厘0毛。


2011年1月25日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第22試合


  1. 司馬遼太郎 『街道をゆく』
  2. 石田 千
  3. 北海道情報誌 「HO (ほ)」 の最新号
  4. 石津謙介

 電話で問い合わせを受けた 『街道をゆく』は、文庫の在庫がたんまりとある。 近々店に来ていただけそう。
 ファッション関連の本はないけれど、料理本を並べたばかりの石津謙介。 『食べて極楽、作って悦楽』が売れる。

 「北海道情報誌 HO (ほ)」 の最新号が発売された。 雑貨を中心としたお店特集になっており、 実際に通りに並んだささき画廊、佐藤紙店とともに北大通店も紹介してもらった。 早速、常連さんにからかわれる。
 別の常連さんからできたての春巻きをいただく。
 4打数2安打。打率 3割。


2011年1月24日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第21試合


  1. パトリシア・コーンウェルの1作目
  2. 「サライ」か「一個人」
  3. ノーラ・ロバーツ
  4. 肉の部位を解説しているような本

 「最後の忠臣蔵」 を見た常連さんが 桜庭ななみという女優を絶賛しておられた。 私のなかのオヤジ成分が反応したんです、とのこと。 同性をも虜にする可憐ぶり、末恐ろしいというべきか。
 4打数0安打。打率 2割9分3厘1毛。

 前日、全国炭田交流企画展 「炭鉱 (ヤマ) のあるマチ」 を開催中の釧路市立博物館で、「炭鉱映画祭 in くしろ 2011」を見てきた。
 上映されたのは6本。 『充填とレンジングドラムカッターの常磐炭礦』(常磐炭礦・11分・1965年)が中止になり、 『躍進夕張』が28分から41分へと伸びた。

 『坑外軌道 1989』 (福士正明氏・7分カラー・1989年)〜 太平洋炭砿の坑口と選炭工場を往復する坑外電車。 その役目がベルトコンベアーへと切り替わるのを惜しんで撮影されたもの。 BGMは最初と最後のみで、現場音を優先。短いカットを積み重ね、審美的な画面づくり。

 『国産エネルギーの担い手 太平洋炭砿』 (太平洋炭砿・27分カラー・1977年)〜 現存する太平洋炭砿の記録映画でもっとも古い作品だという。 HBC映画社によるつくりは、スマートかつストイック。
 採炭用の機械・ドラムカッターがどのように用いられるのか、その説明が具体的で丁寧だ。 回転する車輪の動きの妖しさを強調するように、幻惑的な音楽が付されるがおもしろい。 作り手の機械の美に魅了されるさまが観客にも伝染する。

 企業のPR映画における福利厚生場面に、浴槽やプールでくつろぐ鉱夫たちのショットが付き物であることは、 一昨年の上映会 で証明済みだが、ここでも当然のようにプールの画面が登場する。
 オイルショックの事例を引き、石炭の未来は明るいと結論づけられる。

 『躍進夕張』 (北海道炭砿汽船・41分モノクロ・1938年)〜 北海道炭砿汽船50周年記念映画。 採掘篇、運搬選炭篇、保安篇、附帯事業篇、積出販売篇の5部構成。サイレント。

 瀧之上水力発電所、坑木用の造林、高松大浴場、炭山名物盆踊りなど見所は多いが、 とりわけ積出販売篇が突出している。
 石炭を載せて列車が走る。船も走る。 さらには石炭を積んだコンテナ(?)を積んだ「石炭車運搬船」も海上を走り、川崎埠頭もうつる。 機械化の高度な達成に目をみはる。 このパートは今回上映された全作品の白眉といえよう。

 石炭が主題であるというだけで相互に何のゆかりもない偶然のラインナップではあるけれど、 徐々に「運搬」、ひいては「流通」という共通のモチーフが見えてくる。
 こちらの記憶が欠落しているだけかもしれないが、 どの映画も一昨年に上映されたものより運搬現場の描写に力を入れているように思うのだ。 1本目に『坑外軌道 1989』を持ってきた時点で、そのことは予告されている。 博物館が近年推し進める「石炭基礎講座」の副題が 「掘るだけでは終わらない」だったことを想起しよう。 運搬の具体を用意してこそ石炭産業の総体が立ち現ることを、それは教える。

 籠のなかの鳥にエサを与えるアイヌ民族と思しき男性のカットが、なぜか1箇所挿まれていた。 長い年月を経るうち、前後の場面が紛失しそこだけ取り残されてしまったのだろうか。

 『燃えよ石炭』 (常盤炭砿・34分カラー・1970年)〜 髷を結った役者の再現フィルム、ズームアップの多用、終始バックで鳴りつづける大げさな音楽など、 もっとも行儀が悪く、しかし雑多な魅力を放っていたのが常磐炭砿である。 都市対抗野球での自軍の戦いぶりばかりか、フラガールによるスタンド応援にすらキャメラは向けられるのだ。

 坑内に入る面々がヘルメットにライトを取りつける場面もまた、企業のPR映画の定番といえる。 『〜太平洋炭砿』、『躍進夕張』、本作と同様の場面が連続する。
 社の福利厚生について言及しながら、一方の定番、風呂場やプールが出てこないことを不審に思っていると、 「汲みあげた水を利用するには、そうだ、温泉だ!」と芝居仕立てで社長の顔にズームイン。 満を持しての常磐ハワイアンセンターの登場に喝采する。

 政治的不安をかかえる石油産出国に比して国内石炭の安定を謳いあげる当時の構図に、 環太平洋連携協定 (TPP)交渉に揺れる、いまの国内農業と同型のものが現れている。
 常磐炭砿の閉山は1976年。 作中では石炭産業の明るい未来を描いているものの、 常磐ハワイアンセンター(現 スパリゾートハワイアンズ)は早くも1966年に開業しているのだった。

 石炭を詰める紙袋の生産現場が描かれることで、 やはり「流通」が本上映会の裏テーマであることを確信する。

 『炭都シンフォニー 炭鉱電車の走るまち』 (大牟田市・20分カラー・2002年)〜 集治監の囚人労働、朝鮮人の強制連行、米人捕虜、三池争議、事故、塵肺訴訟。 「負」の歴史と正対し、次代に伝えようとする一編。 三池港閘門がうつる。

 『クアンハイン炭鉱』 (ベトナム クアンハイン炭鉱・27分カラー・2007年)〜 釧路コールマインが技術指導をしている炭鉱だという。 字幕の日本語訳はコールマインに来ているベトナム人通訳氏による。 かの地の炭鉱の現状をリポートしたものだが、不覚にも少々ウトウトしてしまった。


2011年1月22日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第20試合


  1. 海の底の微生物について書いてある本
  2. 上山春平・梶山雄一 『仏教の思想』
  3. 中島みゆきのシングルレコード
  4. 中森明菜 『北ウイング』のシングルレコード

 SL 冬の湿原号 が本日より運行開始。 午前中、駅の方から何度も汽笛が聞こえてきた。 汽車ポッポ大好きの常連の画伯が出発時に居合わせていたという。 その様子を身ぶり手ぶりで教えてくれる。 この冬こそは乗ってみたい。
 「冬のSLと石炭のマチ・釧路」 というツアーも組まれている。
 4打数0安打。20試合を終えて、112打数34安打。打率 3割0分3厘5毛。


2011年1月21日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第19試合


  1. 図書券
  2. 漢字の辞書
  3. まったりと聴けるジャズのCD
  4. 山口誓子の句集

 試聴の上、3がもらわれていく。 まったりとしていたかしら。
 4打数1安打。打率 3割1分4厘8毛。

 明治41年、石川啄木が来釧したのは1月21日だったそうだ。 釧路新書 の最新第30巻 『増補・石川啄木 その釧路時代』が発売になった。 鳥居省三氏による初刊本に、北畠立朴氏が補注をくわえた決定版。 税込定価は735円。
 豊文堂書店本店・北大通店にてお取り扱いしています。


2011年1月20日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第18試合


  1. 白川 静
  2. 保田與重郎
  3. 木下杢太郎
  4. 石原莞爾
  5. 絵本
  6. 佐々木栄松
  7. 堀田善衞 『ゴヤ』の第3巻
  8. マージャンの入門書
  9. 「手のひらを太陽に」が入ったCD
  10. 「文藝春秋」 2011年1月号
  11. アーサー・ラッカムの絵が載っている本
  12. 知里真志保 『アイヌ民譚集』
  13. 『アイヌ文化の基礎知識』(草風館)
  14. 藤本英夫
          『知里幸恵 十七歳のウエペケレ』
  15. 海保嶺夫 『エゾの歴史』
  16. イザベラ・バード 『日本奥地紀行』
  17. 榎森 進 『アイヌの歴史と文化 1』
  18. 萩中美枝 『サコロベの世界』

 厚岸在住の常連・厚岸さん(仮名)から新年のお祝いにと、 広重の浮世絵をあしらった栞セットをいただく。 1〜4はその厚岸さんからの連投。全滅。 と思いこんでいたのだが、後ほど厚岸さん専用のおとりおき本収納箱・ 通称「厚岸箱」をのぞくと、中公文庫の白川静が2冊、何食わぬ顔でおさまっている。 「文庫より単行本が欲しいんだけどなァ」とおっしゃていたのはフェイントだったのか。 油断は禁物である。

 6と7が売れる。 後者は毎日お越しの毎日さん(仮名)から。 以前、当店の均一棚で元版の1、2、4巻をお買い上げになっていた。 同書の集英社文庫入りの話になり、「3巻がまだ手に入らないんだよ」。 後で倉庫を探っていたら、掘り当てることができた。 明日見ていただこう。

 ちなみに一昨日訊かれた池部良も、毎日さんの問い合わせ。 こんな報告を受ける。
 「うちに帰ってみたら、こないだの池部良、単行本で持ってたさァ。 出たときすぐに買ってたんだなァ。わっはっは」
 毎日さんの場合、同様の事例は片手に収まりきらないほど集まっている。 趣味嗜好が昔から一貫しているといえよう。 記憶力の減退だと後ろ向きにとらえてはならない(私もよくやるので)。 いわゆるひとつの、 ぶれない人 なのである。

 アーサー・ラッカムとアーサー・ランサムがごちゃまぜに。 調べてみると、新書館から出ていたワーグナーものなどポロポロと見つかる。 探していたのは、いつも楽しいお話をしてくださる常連さん。 ラッカムのレクチュアを受け、おとりおきになる。
 12以降はひとりの方からのリクエスト。 当サイトに18の在庫あり。これも後日見ていただこう。

 常連の本野さん(仮名。読み終えた 「本の雑誌」 を寄贈してくださる方)から 『傷だらけの店長』 を貸してもらう。 新刊書店業界の実録ものである。
 18打数5安打。打率 3割1分7厘3毛。


2011年1月19日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第17試合


  1. 古地図(ゼンリンの住宅地図)
  2. 『さっぽろ文庫 すすきの』
  3. C・S・ルイス
  4. 浮世絵の本
  5. 『浜松中納言日記』の現代語訳
  6. 新潮社のアンソロジー
            「時代小説の楽しみ」

 1、2、5の在庫がない。お応えできない。
 6打数3安打。打率 3割2分5厘5毛。


2011年1月18日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第16試合


  1. 国家試験とかの問題集
  2. 推理小説
  3. 「洋酒マメ天国」
  4. 「1億人の昭和史」(毎日新聞社)の
                「台湾・南洋・樺太」の巻
  5. 『目で見る阿寒国立公園史』?
  6. 池部 良 『そよ風ときにはつむじ風』
  7. チャイコフスキーのピアノ協奏曲

 海外ミステリ好きの常連さんが年明けはじめてのご来店。 年末年始の読書について尋ねたところ、 「それがさ、魔窟 の掃除してたら、昔やりこんだ「ファイナル ファンタジー」の古いやつ見つけちゃってさ」
 本を読むどころではない、トリコじかけの明け暮れだったという。 本当にあった怖い話とはこのことだ。 クリアするまで、まだ20時間はかかりそうというのだから現在進行形の怪奇譚ではないか。 くわばらくわばら。
 松本清張が売れる。
 7打数1安打。打率 3割1分2厘5毛。

 <お知らせ>

 1/30(日)、 釧路市立博物館 において、「炭鉱から学ぶこと 〜歴史をたどり、ふたたび結ぶ〜」と題し、 筑豊、常磐、石狩の各炭田の専門家をお招きしての講演とフォーラムが行われます。

 「フラガールと炭鉱産業の転進」(常磐炭田)、 「石狩炭田の開発と炭鉱社会の形成−明治期の空知地域の発展−」(石狩炭田)、 「全国産炭地から見た筑豊炭田の特徴」(筑豊炭田)の3講演と、 上記講演者や釧路側の専門家らによるフォーラムです。

 講演題名はいかめしく見えるかもしれませんが、内容はわかりやすいものですと担当者の方。 開催中の全国炭田交流企画展 「炭鉱(ヤマ)のあるマチ」 とあわせてどうぞ。

日時=1月30日 (日) 13時30分〜16時30分 会場釧路市立博物館 1階講堂(無料)

       ×        ×        ×



2011年1月17日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第15試合


  1. なんか
  2. 平岩弓枝
  3. 内田康夫
  4. 宮本 輝 『流転の海』の第六部
  5. いぢちひろゆき 『全日本顔ハメ紀行
        “記念撮影パネルの傑作”88カ所めぐり』
  6. 佐野洋子 『コッコロから』
  7. 佐野洋子 『わたしいる』

 『流転の海』は確か第五部までしか刊行されていないはず。 紀伊國屋書店のサイトで確かめると、その通りだった。 これまでにも何度か同じことを訊かれたことがあり、覚えていた。 宮本せんせ〜い、つづきを読みたがっている読者が大勢いるようですよ〜。

 1はクラプトン ファンの常連さんより。 お探しの品は把握しているので「なんか」で通じる。
 売れたのは内田康夫のみ。
 7打数1安打。打率 3割2分8厘7毛。


2011年1月16日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第14試合


  1. 天野節子
  2. 「本の雑誌」2011年2月号で選ばれていた
                  連城三紀彦の10作品
  3. 斎藤美奈子
  4. ヴァイオリンのCD
  5. ドラッカー
  6. 村上春樹 『ノルウェイの森』

 毎月読み終えた「本の雑誌」を寄付してくださる常連さんから1〜4の問い合わせ。 3、4とお応えできる。
 数日前、ネット古書店で複数注文した斎藤美奈子があれもこれもあると驚かれる。 熱心に通って棚を見てくださる方がお気づきでなかったという事実。 これは店内を整理しろという、なにかその筋の存在からのありがたいお告げであろう。 日本文学の棚の模様替えに勤しむことにする。 多少すっきりしたような気が……。自己満足か。
 6打数2安打。打率 3割4分8厘4毛。

1/16撮影。夜の釧路川に浮かぶ蓮氷。久寿里橋から見下ろして。


2011年1月15日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第13試合


  1. マンガ
  2. 古い時計に関する本

 メニューには載っていないラルゴの特別メニュー、おしるこをご馳走になる。
 2打数0安打。打率 3割5分。


2011年1月14日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第12試合


  1. 国語辞典
  2. 釧路に関する本
  3. 社会保険に関する本

 10日前に訊かれて本店からこちらに移しておいたガラス工芸の本、お客さんに気に入っていただける。 あ、前回お求めになった本がおもしろかったのかどうか尋ねるのを忘れた (字が大きくて読みやすかったらなんでもいいからおもしろい読み物ちょうだいと言われ、 やけくそで薦めた奥田英朗の『ガール』)。

 釧路新書が売れて、2をクリア。
 3打数2安打(内1安打 1/4分)。打率 3割6分2厘0毛。


2011年1月13日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第11試合


  1. 司馬遼太郎 『坂の上の雲』
  2. 太平洋戦争の本

 おとなりのささき画廊さん3階ギャラリーで「第27回 北海道報道写真展」が始まる。 18日(火)まで(入場無料)。
 2打数0安打。打率 3割4分5厘4毛。


2011年1月12日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第10試合


  1. なんかおもしろいの
  2. ウェッジ文庫
  3. ケン・フォレット 『大聖堂』

 夜になって吹雪く。
 3打数0安打。10試合を終えて53打数19安打。打率 3割5分8厘4毛。


2011年1月11日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第9試合


  1. 吉村 昭
  2. フランクル 『夜と霧』
  3. 絵本
  4. 実用書(パソコン)
  5. 霧笛の写真集
  6. 『木村久太郎翁』
  7. 津軽弁でシャンソンを
             歌っている人のCD
  8. 『石原莞爾全集』
  9. 時代小説
  10. 荒木経惟
  11. 水着姿の原節子が表紙の「東京人」
  12. 大塚英子 『「暗室」の中で』

 「北海道情報誌 HO (ほ)」 の取材を受ける。 どんなお客さんが来ますかと尋ねられ、常連さんのおもしろエピソードを披露していると、当のご本人がやってくる。 その場でライターの方にご紹介と相成った。
 1、9、11、12が売れる。8の予約が入る。
 12打数5安打。打率 3割8分。

 出入り業者のベロンチョのおじさんが年末に亡くなっていたことを、引継ぎの方から教えられる。 いつも接する時間は短かったけれど、よい思い出しか残っていない。


2011年1月10日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第8試合


  1. 炭鉱遺産カレンダー
  2. 北海道の植物図鑑のような本
  3. 建築の本
  4. 雑誌 「銀花」
  5. 書道の本

 レジ前から階段上がり口へと見本品の掲示場所を移していた 北海道 炭鉱遺産カレンダー が1部売れる。書道の本も売れる。

 「シツオンガヒクスギマス」
 店のプリンターが動かないなと思ったら、小憎らしいメッセージが表示されていた。 ふふふ、こんなレアなエラー文、なかなかお目にかかれるものではない。 うらやましがる方も大勢おられることだろう。 当店では冬の風物詩のようなもの。 今年もまたかといったところだ。
 復旧するまで2時間以上かかった。
 5打数2安打。打率 3割6分8厘4毛。


2011年1月8日 (土)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第7試合


  1. 更科源蔵の詩集

 サイト掲載の本店在庫を紹介。詩集 『白夜』が売れる。
 常連さんよりカイロの差し入れ。 某所からは 阿寒湖の生きのいいわかさぎを9匹いただいた。
 1打数1安打。打率 3割6分3厘6毛。




2011年1月7日 (金)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第6試合


  1. 「ヒストリア」
  2. 山崎銀次郎のマンガ
  3. 隼戦闘機に関する本
  4. コスモスのシングルレコード
  5. むのたけじ
         『戦争絶滅へ、人間復活へ』
  6. 神社総覧のような本
  7. 池澤夏樹 『静かな大地』

 「ヒストリアないかい」と訊かれて 『ダヴィンチ・コード』風味のベストセラー小説 『ヒストリアン』を思い浮かべたのだが、後になってNHKの歴史番組のことを指していたのではなかろうかと思い至る。 どちらも在庫はないのだが。山崎銀次郎は本宮ひろ志のマンガの主人公のことだった。

 常連さんに3を訊かれる。 戦時中、同機を操縦していらした方だ。 去年は小惑星探査機「はやぶさ」のニュースを聞くたび、若いころを思い出したという。 日本のロケット開発の第一人者・糸川英夫を介して、ふたつの隼は手を携えている。 関連書をお求めいただいた。
 他に『静かな大地』が売れる。
 7打数2安打。打率 3割4分3厘7毛。


2011年1月6日 (木)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第5試合


  1. ウィリアム・アイリッシュ
  2. レコード
  3. 谷川 雁
  4. 学校史

 1のお客さん、アイリッシュの新規入荷はないが、 昨年11月末に訊かれた『ナイチンゲールの屍衣』は文庫版があってお渡しできる。
 常連さんから電話で谷川雁の問い合わせ。 危うく現代詩文庫の収録巻を見落とすところだった。 少しして本を取りにみえる。 学校史のお客さんには、より在庫が充実している本店を紹介。 後で2冊売れたと報告あり。
 4打数2安打。打率 3割6分。


2011年1月5日 (水)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第4試合


  1. 奥さん向けの本

 いつも奥さん向けの本を探しにくる常連さんが数週間ぶりに来てくださる。 今回は高村薫など。
 1打数1安打。打率 3割3分3厘3毛。

 小さいころの夢がきれいなミイラになることだったという方がみえ、話を伺う。


2011年1月4日 (火)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第3試合


  1. ウエストポーチ
  2. 図書券
  3. モンテーニュ
  4. 森本草介の画集
  5. 野田弘志の画集
  6. 川本三郎 『マイ・バック・ページ』
  7. 宮澤賢治
  8. おもしろそうな本
  9. ガラス工芸の本
  10. おすすめの本

 折にふれて関西方面からおいでになるお客さんがいて、 この日も棚から見つけだした趣味の本をいくつかレジに持ってくるとまだ足りないというように、
 「おもしろそうな本ない?」
 しばらく釧路に滞在することになったので、暇つぶしの本をお探しらしい。 こういう場合、店の在庫を横目でにらみながら相手の読書歴を探っていくのだが、 字が大きくて読みやすいものならなんでもいいとおっしゃる。 そんなアバウトな質問初めてだよ!

 も、もう少しヒントをくださいと泣きつく。 あちらは「ええねん、ええねん」と鷹揚に笑っておいでである。 取りつく島がない。
 目についた奥田英朗の『ガール』の文庫本を渡してみる。たしか世評は高かったはず。
 「これおもしろいの?」 「実は読んだことないんですよ」 「字も大きいし、まぁええわ」
 交渉成立。訊く方も訊く方なら、答える方も答える方だ。 ガラス工芸の本をご覧になりたいともいい、この次までに本店在庫をこちらに移すことになる。

 その方がお帰りになるのと入れ代わるように、 それまでずっと文庫本の棚で固まっていたお客さんがこちらを振り向くと、 「私にもおすすめの本を探してください」
 さっきまでのとんちんかんなやりとりを間近でご覧になっていたのだろう。 呆れることなくお尋ねいただき、恐縮してしまう(いや、呆れていたのかもしれないが)。 「少しはヒントになりますよね」といって、桐野夏生や東野圭吾が好きだと教えてくれる。
 紆余曲折の末、小池真理子がもらわれていった。

 他に『マイ・バック・ページ』と賢治詩集が売れる。 前者をお求めの常連さん、 映画化 されるのを機に読んでみたいと。
 10打数4安打。打率 3割。


2011年1月3日 (月)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第2試合


  1. 木村盛武 『慟哭の谷』
  2. B・B・キングのCD
  3. バディ・ガイのCD
  4. ロバート・ジョンソンのCD
  5. 『釧路歴史散歩』(釧路新書)
  6. 開高 健
  7. エンデ 『モモ』
  8. アリストテレス
  9. 小瀬本國雄 『激闘艦爆隊』

 石炭運搬船の乗組員の方が寄航するたび、顔を出してくれる。 今回は三陸沖が時化てたいへんだったとか。 釧路の年末年始は大雪の予報に反して、穏やかな天候だったのだけれど。
 石炭づいているらしく、火の見櫓研究会準会員のI さんから 津軽鉄道 (リンク先は音が出ます)の石炭クッキーが届く。 同鉄道で運行中のストーブ列車内で販売しているもの。 封筒には東北新幹線の新青森駅の風景印が押してある。
 クッキーはよく似せてあって、鉱物をかじっているような倒錯的な気分に。

 常連さんが鳥取神社で買いこんできたおみくじを引かせてくれる。 中吉。 商売の項にこうあった。
 「大量に買うと損をします」

 角川文庫の開高 健が2冊売れる。
 電話で小瀬本國雄 『激闘艦爆隊』の注文が入る。 先月店頭でみつけた方がやっぱり欲しいので送ってほしいとのこと。
 9打数2安打。打率 2割。

 前日似てるといわれた駅伝選手を検索して確かめてみたが、あまりピンとこなかった。 生き別れの弟ではなかったみたい。

1/2に常連さんからいただいたチョコレートとみかん、1/3に別の常連さんから郵送されてきた津軽鉄道・ごしょがわらストーブ列車の石炭クッキー。そのとなりの石炭の塊は以前からあるもの。


2011年1月2日 (日)
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第1試合


  1. 車の鍵

 2011年、新シーズンが始まった。 誰に頼まれたわけでもないが、今期もまた北大通店の在庫問い合わせの書き出しをつづけてみたい。 備忘録として。飽きるまで。

 さて、記念すべき1打席目に放られたのは、車の鍵。 常連さんが帰ろうとしてどこかへ落としてしまったことに気付いたもの。 幸いすぐに近所で見つかった。 1試合目に何も問い合わせがないのは寂しいので、あえて記録しておく。

 毎日おみえになる毎日さん(仮名)が「あんたにそっくりな人テレビで見たよ」と、 箱根駅伝の某大学の5区走者だという人物を教えてくれる。 生き別れの弟かもしれない。
 1打数0安打。打率 0割0分0厘0毛。


2016年の夜に口笛を吹けば

2015年の夜に口笛を吹けば

2014年の夜に口笛を吹けば

2013年の夜に口笛を吹けば

2012年の夜に口笛を吹けば

2010年の夜に口笛を吹けば

2009年の夜に口笛を吹けば

2008年の夜に口笛を吹けば

2007年の夜に口笛を吹けば

2006年の夜に口笛を吹けば

2005年の夜に口笛を吹けば


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