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2010年の夜に口笛を吹けば


2010年12月30日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第345試合


  1. レースの本
  2. ポケミス(「ナポレオン・ソロ」)
  3. 米原万里
  4. 多田富雄
  5. 星野博美
  6. おもしろいの
  7. 英語の本
  8. 貫井徳郎の新刊
  9. バルザック 『ゴリオ爺さん』
  10. 一人の人間が成り上がっていくさまを
         その当時の社会制度をからめて
                   描いたような小説
           (できれば19世紀以前の海外もの)
  11. 滑稽譚
  12. バルザック 『谷間の百合』

 レースの本といっても車やバイクではなく、レース編みのこと。 もちろんそんな勘違いをするはずがありません。 と過信していたらその数時間後、足元をすくわれる。 英語の本を訊かれて囲碁の本ですかと問い返したのだ。 とんちんかんにも程がある。どう見ても相手は外国の人じゃないか。

 話はそれだけにとどまらない。 「その本はありませんね」と答えたら、実はあった。 という恥ずかしい誤りを同じ作品でつづけざまに犯す。
 岩波文庫の棚で見つからなかった『谷間の百合』、 会計時にお客さんが持ってきた中に角川文庫版の上巻が混じっていた。 「あ、ごめんなさい」「いえいえ」という、しまらないやりとりが交わされる。
 下巻の在り処を訊かれ在庫がないことを詫びたのだけれど、 お客さんが帰った後、いやな予感がして海外文学の単行本の棚を見上げると、 1953年の白水社世界名作選版の上下巻が並んでいた。
 東京から帰省してきたといい、明日本店にも行くそうなのでそちらに託す。 これは安打に含めない。 本年最後の営業日にやってしまったチョンボ。ただただうらめしい。

 9〜11もその方より。 『ゴリオ爺さん』は岩波の棚で探していると、向こうにありましたよと他のお客さんに新潮文庫の方を指さされる。 10はサッカレー原作の 『バリー・リンドン』くらいしか出てこない。それも映画でしか知らないわけだが。
 毎月読み終えた「本の雑誌」をくださる常連さんから3〜6と8の問い合わせ。 4と6でクリア。12打数3安打。

 2010年の全試合345試合を終えたことになる。1881打数486安打。打率 2割5分8厘3毛。
一時は3割バッターを目指して精進した時期もあったが、どうやら2割5分くらいが分相応であることが薄々わかってきた。
 ジャンル別では地図が26回(内 釧路の地図が10回)ともっとも多く訊かれた。 作家別では原田康子が19回(内 『挽歌』は9回)でトップ。

 1年間つづってきた駄文も今日でおしまい。 皆様どうもありがとうございました(本店は大晦日の明日も夕方5時まで営業します)。 新年は2日からの営業です。古本福袋の用意はありませんが、どうぞよろしくお願いいたします。


2010年12月29日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第344試合


  1. わりと最近の「婦人画報」や「家庭画報」
  2. 木彫りの作品がたくさん載っている本

 「この辺に酒屋はあるかい」
 厚岸にお住まいの厚岸さん(仮名)が尋ねてくる。 地元歓楽街の末広町まで行けば何軒かあるのだけれど、北大通に面した店はないはずだ。 駅裏の本店の近くはどうかとつづけられ、はてどうだったかしらと考えこむ。
 松岡正剛監修の『増補 情報の歴史』に魅入られていた常連さんが顔を上げ、助け船を出してくれた。 若松町に太田商店さんってところがあってと、初対面の厚岸さんのために地図を書いてくださる。
 「もしかしてそばにテレクラがありませんか」。そう付け足す私。
 「あるある、テレクラある」
 「あぁ、テレクラね」
 「昔からありますよね、あそこのテレクラ」と他にもお客さんがいるのにテレクラテレクラの大合唱。
 むくつけき野郎ども、もとい知識欲旺盛なソフィスティケイトされた紳士たちの間で連帯感が生まれたような、 そんな気がする和やかな午後の時間であった。
 私が中学生のころからある店なので少なくとも20年以上の営業になろう。 地域のランドマークとしても貴重なその長年の功績に、ささやかながらここで敬意を表したい。

 昨日今日と、多くの常連さんが今年最後のお買い物に来てくださったような印象。
 そのうち、「ほほぅ、これが例の郵便で届いたちりとりですか」 と現物に目を留めてくださる方が3人も(一昨日の当欄を参照)。
 2打数0安打。打率 2割5分8厘4毛。


2010年12月28日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第343試合


  1. 図書カード
  2. 辻井伸行のCD
  3. クリスマス・ソングのCD
  4. 宮本 輝
  5. 「新世紀プレミアム歌人叢書」
                    (東京四季出版)

 宮本輝の文庫本が売れる。
 今月初めに訊かれた南 佳孝のレコード。 探していた人が本店の新規入荷を知り独自に入手していたことを知る。 2階の喫茶部長のことなのだが。
 5打数2安打(内1安打 12/4分)。打率 2割5分8厘7毛。


2010年12月27日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第342試合


  1. 雑誌 「レコード・コレクターズ」
  2. 丸山健二 『生きるなんて』
  3. 音楽関係の本
  4. 「別冊 日経サイエンス」
  5. 山と溪谷社から出ている
               トムラウシの遭難の本

 朝、均一台をおもてに出していると、顔なじみの郵便配達員さんが「ちょっとちょっと」と手招き。 停めてあるバイクの荷台から、プラスティック製の真新しい小さなちりとりを取り出した。 年賀状をアピールする新手の販促なのか。 赤い郵便バイクがサンタクロースと重なりかけるが、さにあらず。 切手は剥がれ消印も薄くなっているが、れっきとした郵便物なのであった。
 差出人は火の見櫓研究会準会員のIさん。 そういえば道北を旅行するのだとこの前教えてもらっていた。 過去に旅先からIさんが送ってくれた数々の品(黒板消し、ブラシ、フライ返し、他)同様、 ちりとりもレジ後ろの壁に掲げることにした。

 クラプトンファンの常連さんが、前回お買い上げの「レコード・コレクターズ」特集号がとてもよかったといって、 他のバックナンバーもお求めになっていく。
 5打数1安打。打率 2割5分8厘3毛。


2010年12月26日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第341試合


  1. 料理の本
  2. 子どものおやつの本
  3. 手芸の本
  4. 丸三鶴屋の外観写真の載った本
  5. セザンヌの図録
  6. おもしろいの

 仕事がらみだといって1と2を買ってくださったのは、久々におみえになった方。 会わないうちに無事新しい仕事が決まっていた。
 「おもしろいのないかい」のお客さんは、新入荷の小杉健治の時代小説など。

 丸三鶴屋は1996年に閉店した地元の百貨店(創業は1930年)。 初期の古い建物の掲載書であれば見つかるのだが、リクエストされたのは新築後のものだ。 少なくとも今ある北大通店の在庫からは、ぴったりのものが出てこない。
 鶴屋のあとを継いだ丸井今井釧路店も4年前に撤退した。 建物自体は本館新館ともに無人のまま今も残るが、 お客さんが探しているのは当然のごとく営業中の写真である。
 6打数3安打。打率 2割5分8厘4毛。


2010年12月25日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第340試合


  1. 楽譜
  2. CD
  3. 中村善策の画集

 常連さんが映画 『ノルウェイの森』 を見てきたという。 直子役の女優がいかにミスキャストであったか、滔滔と述べられる。
 原作と比較して、「菊地凛子の直子だと絶対、自分から死んだりしなさそうじゃありませんか。 あの人は肉食系の女優。私の中では、寺島しのぶと同じカテゴリーなんです」に説得される。 未読の者としては、映画は小説のあらすじを追うので精一杯だった印象。
 3打数0安打。340試合を終えて、1851打数477安打。打率 2割5分7厘6毛。


2010年12月24日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第339試合


  1. 渡辺淳一
  2. 正月用の肩のこらない読み物
  3. 暦
  4. 佐伯泰英
  5. 陶芸の本
  6. 江戸の古地図関連の本
  7. ムード音楽のCD

 クリスマス・イヴ。 何人ものサンタクロースが入れ代わり立ち代り訪れる。 手作りケーキ、沖縄の菓子詰め合わせ(ちんすこう 他)、 クリスマスケーキ、道東産のカレイスライスなどをいただく。
 1、2、4、7が売れる。
 7打数4安打。打率 2割5分8厘1毛。


2010年12月23日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第338試合


 朝起きると雪が降っている。 その後もずっと降りつづき、除雪に追われる。 午後1時をまわり、この日はじめてのお客さんがいらっしゃった。 毎日来てくださる毎日さんである。
 「私は槍が降っても散歩は止めんぞ」
 0打数0安打。打率 2割5分6厘9毛。


2010年12月22日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第337試合


  1. アリストテレス 『二コマコス倫理学』
  2. カミーユ・クローデルの図録
  3. 灰谷健次郎 『天の瞳』の2巻目以降
  4. 杉本博司の写真集

 人よりほんの少しお酒が好きな御仁がいて、仮にその名を画伯と呼んでみたい。
 自動ドアがひらき、お客さんが入ってきた。 積み上げた本の影になって姿はみえないが、大きな声でなにごとか喋っている。 首をのばして確認すると、常連の画伯だった。 うっすらとアルコールの香りをただよわせて上機嫌。 こちらも楽しくなってきそうな陽気な酔い方である。 ただし肝心の話している内容がさっぱり呑みこめない。 ハナモゲラ語をまくしたてられているみたいだ。
 首をひねっていると、 「やぁ、この間、 芸術館の山下 清展 を見てきてね。どもりを真似してみたの。わかった?」

 前夜の酒が残りよく口がまわらない上で披露される、およそ似ているとは言いがたい山下清の物真似。 もう何がなんだかわからない。ずっこけてしまうではないか。 口元がふがふがしているのもやけに気になる。
 「歯、どうしたんですか」
 「あのね、昨日の晩呑みにいった帰り、どっかに入れ歯落っことしてきちゃった。えへへ」
 市内で入れ歯の落し物をみつけた方は、お手数ですが北大通店までご一報を。

 1と2が売れる。 3は文庫の少年編が2冊あるものの、お客さんはシリーズ全冊を揃えたかったようで購入にはいたらず。
 4は小樽在住の方から。 サイト掲載の写真展図録があり予約が入る。 BS放送の特集番組をみて、たいそう興味をひかれたそう。 次回の来釧は来年。現物をみてから判断したいとのことで安打には含めず。
 4打数2安打。打率 2割5分6厘9毛。

 商店街の先輩から あたらしいみかんのむきかた を教えてもらう。


2010年12月21日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第336試合


  1. 新田次郎
  2. 安田喜徳
  3. 玉城 哲・旗手 勲 『風土』
  4. 深谷忠記
  5. 雑誌 「えろちか」

 厚岸に住む厚岸さん(仮名)が年内最後かもしれないご来店。 要望がふたつあるんだけどと言われて身構える。

 その1、洋書を1ヵ所にまとめてほしい。
 店にある洋書はごく僅か。 それもペーパーバックの読み物か、自然科学系統のものにほぼ分かれており、 それぞれ大まかに固めて置いている。ということを説明する。
 その2、座って読めるイスを何ヵ所かに置いてほしい。
 お客さん用のイスがあり自由に動かしてかまわないので、使いたいときはそうしてくださいと説明する。

 夜6時すぎ、おとなりのメガネの早川さんの駐車場から、お客さんと一緒になって皆既月食をながめる。 ロック・マニアのお客さんなので、「eclipse」を収録したピンクフロイドのアルバム『狂気』の話がさらりと出てくる。

 とりおいていた戦前の漢和辞典を、無事常連さんにお渡しできる。
 5打数1安打(内1安打 12/5分)。打率 2割5分6厘3毛。


2010年12月20日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第335試合


  1. イルカのシングルレコード
  2. アダモのCD

 「イルカのシングルレコード、なんかある?」と、歌謡曲ファンの常連さんから電話が入る。 「雨の物語/我が愛犬」と「Follow Me/私だけの子守唄」の2枚あり。 今すぐそっちに行くねと言って、5分後にはお出でいただいた。 急いでいるのは、以前1日ちがいでお目当てのレコードをさらわれていったことがあるせい。 前者が売れる。 いつもは「この歌知ってるでしょ」と照れながら歌ってくれるのが、この日は聴かせてもらえず残念。
 2打数1安打。打率 2割5分6厘5毛。


2010年12月18日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第334試合


  1. 将棋雑誌の付録
  2. 技術系の本
  3. 山本一力
  4. 新藤兼人 『作劇術』
  5. 釧路にちなんだ本
  6. 特撮関係の本

 今期はじめて雪が積もる。
 そんな日なか、2、3、6をクリアする。 翌日当地でライブをするというミュージシャンの青年が店内を見ていってくれた。
 6打数3安打。打率 2割5分6厘2毛。


2010年12月17日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第333試合


  1. 梅 佳代
  2. 世界遺産の本
  3. 『三島由紀夫レター教室』
  4. 『ランボオの手紙』
  5. 『梁塵秘抄』
  6. 英語の本
  7. カミュ 『異邦人』

 釧路管内 弟子屈町在住の写真家、小笹純弥さんが立ち寄ってくれる。 「アサヒカメラ」 の新年1月号に作品が掲載されるという。それはよかった。
 ロシア語の通訳をしながら、水を主題にした写真を撮りつづけている青年だ。 今年発表された山岳・自然写真の登竜門、 第3回 田淵行男賞 では入賞している。
 しばれのときが到来した。 雪や氷とねんごろになって撮る彼にとって、躍動の季節だろう。 抱負を語るさまは、生き生きとしていた。

 4は角川文庫版、5は小学館の日本古典文学全集、6はシドニィ・シェルダンなどペーパーバック類、 7は新潮文庫版でそれぞれもらわれていく。
 7打数4安打。打率 2割5分5厘4毛。


2010年12月16日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第332試合


  1. ベット・ミドラーのレコード
  2. ジャズのCD
  3. 谷川健一 『白鳥伝説』
  4. 浅田次郎 『中原の虹』

 1の在庫がなく、本店に問い合わせてみる。 あいにく向こうにもなかったが、社長が 「ベット・ミドラーはいいよなァ」。 こっちの店でも時々、映画 『ローズ』のサントラをかけている。
 2で1安打。
 4打数1安打。打率 2割5分4厘2毛。


2010年12月15日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第331試合


  1. ビデオかなんか
  2. 『唐牛健太郎追想集』
  3. イヨマンテの絵本
  4. 遠藤周作 『侍』
  5. アナイス・ニン 『ヘンリー&ジューン』
  6. 李 寧煕 『日本語の真相』

 4、5、6と連打する。
 6打数3安打。打率 2割5分4厘2毛。


2010年12月14日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第330試合


  1. 『方丈記』

 角川文庫版の『方丈記』が売れる。 ヤードバーズやジェフ・ベックを特集した「レコード・コレクターズ」も2冊売れて、 3日前のリクエストが成就する。
 『方丈記』しか訊かれなかったのに、2度も出塁という珍記録ができた。
 1打数2安打(内1安打 12/11分)。330試合を終えて、1807打数458安打。打率 2割5分3厘4毛。

 豊文堂書店 店主 豊川俊英の随筆再録コーナーを更新しました。 当ページ下段をご覧ください。 第9回は「時代遅れの古本屋」です。

       ×        ×        ×

   < 新刊 お取り扱いしています >

 昨秋より北大通店でお取り扱いしてきた 植物画家・マシオン恵美香さんの闘病記 『いまどきの患者』 の当店在庫がいよいよ少なくなってきました。 税込価格 1,000円で販売しています。

 「私がこの手記を公表するに及んだ訳は、私の現在の体調や事情を周知する必要があると共に、 読者自身や家族がその立場になったときの心得や、見舞う側のマナー、医療関係者に望む事などを、 私自身の体験からなるべく広く知らせようという、どこか使命感のような心情、 そして、直接的には、若く聡明な一人の外科医の気軽な提案に起因している。
 (中略)「いずれ自分自身や家族のことになり得るかもしれない」というつもりで、 大いに興味を持ってお読みいただきたい」(「はじめに」より)



2010年12月13日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第329試合


  1. 阿川佐和子 『オドオドの頃を過ぎても』
  2. 『貞観政要』
  3. 佐伯泰英

 佐伯泰英の文庫が売れる。
 「居眠り磐音 江戸双紙」シリーズは30巻をこえて面白くなってきたとお客さん。 別の方によると、最近の同シリーズはつまらないとも聞く。 どちらも真実なのだろう。
 3打数1安打。打率 2割5分2厘4毛。

 「釧路美少女図鑑 」の最新第2号が届く。 北大通店の1、2階がロケ場所に選ばれたため、実際の配布日よりも早く見本をもらった。 小部数しか配らないようだ。 「幻のフリーペーパー」を謳っている。 ご覧になりたい方は店頭にてお尋ねください。


2010年12月12日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第328試合


  1. 子ども用の絵本
  2. 志水辰夫 『尋ねて雪か』

 ご当地ソングのシングル盤レコードを当サイトに登録したところ、早速ご予約をいただいた。 67年発売の 「釧路魚河岸音頭/釧路魚河岸小唄」。 歌うは三沢あけみと今井睦雄のおふたり (今井さんがどんな方かは不明)。

 お客さんが北大通店での受け渡しをご希望とのことで、本店から移動してもらった。 楽譜や踊り方が載った小冊子がついていて、眺めていると楽しい。
 「小唄」の歌詞が趣きがあってよい。 作詞は渡部五郎氏。 かつて道議を務めた人だ。


  「釧路魚河岸小唄」

一、釧路よいとこ えぞ山つつじ
   色もほのかに 咲く頃は
   出船入船 港をうめて
   響く手じめの 粋なこと
   ソーレソレソレ ヨイ 粋なこと

二、釧路よいとこ 銀鱗踊りゃ
   河岸の若衆の 身も弾む
   祭り囃子を 潮の香つつめや
   歩む市場に 恋の花
   ソーレソレソレ ヨイ 恋の花

三、釧路よいとこ 赤灯台と
   乙女心に 灯がともりゃ
   握る舵輪も おもかじ一杯
   帰る船路の 波しぶき
   ソーレソレソレ ヨイ 波しぶき

四、釧路よいとこ 鴎が飛べば
   阿寒の峰に 鶴が舞う
   陸と海との 幸(さいわい)集め
   伸びる釧路は 日本晴
   ソーレソレソレ ヨイ 日本晴

 二番の歌詞の第三連には、「祭り囃子に 胸ときめかし」という別バージョンもある。
 2打数0安打。打率 2割5分2厘3毛。


2010年12月11日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第327試合


  1. エリック・クラプトンやジェフ・ベックの
                  写真が載っている雑誌
  2. 上田秀人

 先月クラプトンのCDを尋ねたお客さんが、無事 『ラッシュ』のサントラをお求めに。 次は写真が載った本を探しておいてほしいとのこと。 「レコード・コレクターズ」のバックナンバーをいくつか取り除けておく。

 聴くとよく眠れるCDをリクエストされたのは先々月のことだった。 また来るので選んでおいてと言われていたが、そのとき見繕った品はいったん棚に戻していた。
 お客さんがみえて、ミシェル・ルグランが弾くサティのアルバムで即オーケーが出る。 前回同様、呼びよせたタクシーに乗りこみ、疾風のようにお帰りになっていった。 就眠に役立つとよいのだが。
 2打数2安打(内2安打 11/5分と10/20分)。打率 2割5分2厘6毛。


2010年12月10日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第326試合


  1. 金子光晴
  2. 中村メイコの長生きの本
  3. 映画 『ダンテズ・ピーク』のパンフレット
  4. 映画 「ジェイソン・ボーン」シリーズの
                         パンフレット
  5. 映画 「東宝チャンピオンまつり」のパンフレット
  6. 小野善康 『景気と経済対策』 (岩波新書)
  7. 「日本思想大系」(岩波書店)
  8. 相良 亨
  9. 『藤村全集』

 金子光晴と「日本思想大系」は後日指名がはいるかもしれないが、とりあえず全滅である。
 9打数0安打。打率 2割5分1厘8毛。


2010年12月9日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第325試合


  1. ディケンズ 『オリバー・ツイスト』
  2. 宮本 輝
  3. English Books
  4. 現代教養文庫のゲームブック
  5. こないだみたいなの

 1から3まで連打連打連打。
 3日前に訊かれ保留になっていた吉田十四雄 『人間の土地』が売れる。 全8巻のうち、1、2巻は入手済みというので揃いをばらす。

 こないだみたいなのとは、釧路の郷土誌関連書をさして。 あります、本店にはもっとありますとお話しているところへ、お客さんの電話に着信が入る。 用事ができたらしく、また来るわとお帰りに。 この場合、ケータイは敵だ。
 5打数4安打(内1安打 12/6分)。打率 2割5分3厘0毛。


2010年12月8日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第324試合


  1. 村上春樹 『ノルウェイの森』
  2. 絵本
  3. なんぞおもしろいの
  4. オルガン曲のCD・レコード
  5. ブリアーサヴァラン 『美味礼讃』

 映画 『ノルウェイの森』 が、釧路でも今週末から公開される。 たまたま村上春樹の著作がまとまって入ってきたので、階段横の棚にかためて置いている (肝心の同作はないのだけれど)。

 春樹以外にも、荒木経惟、池澤夏樹、小田 実、金井美恵子、川本三郎、小林信彦、高橋たか子、田中小実昌、 野坂昭如、丸山健二、山口 瞳といったところが少々集まってきた北大通店。
 棚から押し出された本たちが通路をひたひたと侵食している。 どうしたって出ていくよりも入ってくる方が多いのである。
 5打数0安打。打率 2割5分1厘5毛。


2010年12月7日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第323試合


  1. 北海道の民話
  2. ヘンリー・D・ソロー 『ザ・リバー』
  3. 原稿用紙
  4. 鶴見俊輔 『新英雄待望論』
  5. 賀川豊彦 『死線を越えて』
  6. 文藝春秋・編 『たのしい話 いい話 1』

 『北海道のむかし話』(日本標準)が売れる。 上段で賀川豊彦を賀川豊之と書いていた。こっそり直す。
 6打数1安打。打率 2割5分2厘2毛。

 来年度版の 「レコード+CD マップ」 掲載用アンケートの締切日。 本店と北大通店、2店分の回答メールを送る。
 ちなみに同書持参の方には、1割引の特典を行っている。 次年度版が刊行されるまで、何回でも有効。


2010年12月6日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第322試合


  1. 釧路や北海道の歴史に関する本
  2. 吉田十四雄 『人間の土地』
  3. クナシリ・メナシの戦いを扱った小説

 『人間の土地』は全8巻揃いの在庫あり。 人から頼まれてみえたというお客さん、一旦相談してくるという。
 クリスマス本に占領された北大通店のショーウィンドウ。 和風の味もそえたくて、山口瞳の『温泉へ行こう』の単行本を並べてみた。
 通りにイルミネーションの灯りがともった。
 3打数0安打。打率 2割5分2厘5毛。

 店が閑なので店内のあちこちを片づけていたら、 昨日訊かれたのと合致する漢和辞典がひょっこり出てきた。大正15年発行。 見つからなかった『森崎書店の日々』も出てきた。こちらは手を伸ばせばすぐのとこじゃんか。


2010年12月5日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第321試合


  1. ボタニカル・アートの洋書
  2. 戦前の漢和辞典
  3. ホルスト・ガイヤー 『馬鹿について』
  4. 桂離宮に関する本
  5. 「週刊文春」の「2010ミステリーベスト10」
                    ランクイン作家の本
  6. ウェッジ文庫
  7. 村上春樹

 戦前の漢和辞典をご所望の常連さん。 先月、当店で買われた戦前のブルーノ・タウトの本が造本も含めて素晴らしいのだという。 辞書は読み慣れない旧字に挑戦するため必要なのだとか。
 4も同じ方から。 訊かれた当方よりも早く「日本の美術」シリーズ(至文堂)の桂離宮特集号を探し出した。
 タウトが評価したこの建築物の写真や図版を手元において、ゆっくりと読書を愉しみたい。 1冊の本から読みたいものがどんどん派生していく。そう話していかれた。
 人任せのようだが、これも安打認定。俺が法律だ!

 年末が近くなると「ミステリーベスト10」の結果を知るためだけに「週刊文春」を買う。 わかったからといってどうということもなく、話の種のようなものだ。
 午後読書家の常連さんがいらしたので、同誌をお見せする。 半年前、今回海外編の1位になった小説を当店でお求めになったのがこの方。 ランクイン作品そのものはないが、ディーヴァーやクック、 サラ・ウォーターズら常連組の旧作であればいくつかある。

 お客さんが選んだのはドン・ウィンズロウの 『ストリート・キッズ』。 「なんかおもしろい本ないっスか」と気楽に尋ねてくる見ず知らずの若者が年に1人か2人はいて、 読書傾向もなにもわからない相手に苦し紛れに勧めていた、 しかしそのたびに別の本との勝負に破れ棚に残っていたこの青春ミステリとも、 次に入荷するときがくるまでお別れということか。 今度同じことを訊かれたときは、どの本を挙げればよいだろう。

 ウェッジ文庫 は1冊もない。最近休刊したばかりのはず。数年の命だった。 ラインナップを知りたいというので、サイトにつないで題名を読み上げていく。
 『1Q84』の1、2巻が売れる。
 7打数3安打。打率 2割5分2厘9毛。


2010年12月4日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第320試合


  1. 南 沙織 CD-BOX
              『CYNTHIA ANTHOLOGY』
  2. チカップ美恵子 『カムイの言霊』
  3. レコードで変わったの
  4. 南 佳孝のレコード

 南 沙織のCD-BOXは2年以上店頭にあったもの。 どうなりましたかと尋ねられるが、数ヶ月前に売れていた。
 そういえば先月訊かれた値つけ前の「男性自身」シリーズ、 その後尋ねた常連さんのもとへ無事もらわれていったのだった。 数週間遅れで安打にカウントする。

 ジスイズ で2日に行われた南 佳孝のライブはとてもよかったという。 こちら は、角川映画 『スローなブギにしてくれ』の予告編。佳作。
 4打数1安打(内1安打 11/11分)。320試合を終えて、1764打数445安打。打率 2割5分2厘2毛。


2010年12月3日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第319試合


  1. ヘンリー・ミラー 『わが読書』
  2. 応急処置のことが載っている本

 「せ、船長、3-100区画に大規模浸水発生です。防水処置が間に合いません。 乗客の避難を進めていますが、このままでは犠牲が出るのも必至です。 いかがなさいますか。ご決断を!」

 そんな田舎芝居に熱を入れたくなるくらいひどい暴風雨だ。 『タイタニック』も青ざめるこの迫真の演技におひねりを投げてくれるお客さんは、 午後3時44分を最後に誰ひとりいない。
 というわけで、気がつけば均一棚の防水用ビニールシートが破廉恥なくらい捲くれあがっていた。 こっちを抑えれば、あっちが煽られる。 田舎芝居どころか、ドリフのコントではないか。 復旧作業ははかどらず、たちまち濡れねずみになる。 3冊100円文庫本の生存率はかぎりなく低い。
 家庭の医学が売れて1安打。 午後6時15分、北大通店は1、2階ともにこの日の営業を終えた。
 参考文献:竹野弘之 『ドキュメント 豪華客船の悲劇』 (海文堂)
 2打数1安打。打率 2割5分2厘2毛。


2010年12月2日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第318試合


  1. 新潮文庫版の高村光太郎 『智恵子抄』
  2. 日記帳

 2階の喫茶ラルゴに届いたファクスの宛て名が「ツユカワ様」になっていた。 「豊川」の華麗なるメタモルフォーゼ。
 2打数0安打。打率 2割5分1厘9毛。


2010年12月1日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第317試合


  1. 「アサヒカメラ」と「日本カメラ」
  2. 宮田秀明 『理系の経営学』
  3. チェーホフ

 土曜の晩、クリスマス本を飾りつけたショーウィンドウに新たに大型装置が投入される。 瞬いたりぶらさげたりするそれを制作したのは、2階のラルゴの園芸部長。 骨組みにそれとなく園芸用品を使っており部長の名に恥じない着想だ。 演芸部長ではない。
 新潮文庫の 『かもめ・ワーニャ伯父さん』が売れる。
 3打数1安打。打率 2割5分2厘2毛。

(クリックすると 拡大します)


2010年11月30日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第316試合


  1. 『釧路炭田』
  2. 『釧路の地質』
  3. 『北海道の歴史と文化 
              その視点と展開』
  4. 鈴木忠義 『現代観光論』
  5. 『市町村の魅力学』?
  6. 茶道の本
  7. 『アイリッシュ短編集』 (創元推理文庫)
  8. ウィリアム・アイリッシュ 『暁の死線』
  9. P・D・ジェイムズ 『ナイチンゲールの屍衣』
  10. 釧路の地図
  11. 釧路湿原の地図
  12. この辺の写真集(丹頂鶴など)
  13. 作家の生涯を書いた本(海外)
  14. 野の花の本
  15. リスベート・ツヴェルガーの絵本
                 (特に 『おやゆびひめ』)
  16. プリントゴッコの部品

 1、2、6が売れる。
 10〜12は仏語を話す外国人の親子からの3連投。 お子さんが日本語を少し話せる。 親御さんはフランス人俳優のジャン・ロシュフォール似。 売り物ではない20年ほど前の湿原の地図が余っていたので差し上げる。 これも安打に加えてしまおう。

 3〜5は電話にて。3が本店にあることを伝える。 「送ってもらうことはできますか」 「はい」 「その場合、送料かかりますよね」 「はい」。 検討してくださるという。
 野の花の本を探しにきた方、バス時間が近いのでと棚の場所を確認してお帰りに。 また来てくださるという。

 閉店後に電話が鳴る。 リサイクルショップと思われたらしい。プリントゴッコの部品を訊かれたのは初めてだ。 年賀状の時期である。 つい先日、おせち料理で腹をふくらませたばかりの気がするが、もう明日から12月ではないか。
 16打数4安打。打率 2割5分2厘1毛。


2010年11月29日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第315試合


  1. 川島小鳥の写真集
  2. 杖
  3. 井上ひさし 『青葉繁れる』
  4. 永田洋平
  5. 下村湖人 『次郎物語』

 「先ほど、そちらで本を買った者なんですが」と電話がくる。 本のカバーにある元の定価よりも値段が高いのはどうしてなのかという素朴な疑問だった。 古本だから安くなることもあれば、古本だから高くなることもあると手短に説明する。 納得していただけたろうか。
 永田洋平の本が3冊売れる。 杖をどこかに置き忘れたというお客さん。見つからなかった。
 5打数1安打。打率 2割5分2厘1毛。


2010年11月28日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第314試合


  1. 南陀楼綾繁
  2. 漢和辞典

 『学研 漢和大字典』が売れて、中型小型の漢和辞典の在庫が払底。 夕方5時半、営業を終える。
 2打数1安打。打率 2割5分2厘3毛。


2010年11月27日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第313試合


  1. なんかおもしろいの
  2. 木彫りの本

 なんかおもしろいのないかいと3日連続で訊かれるが、 そのようなタイトルのベストセラーが巷で話題を集めている、というわけでは決してない。
 カラーブックスの『木彫り入門』が売れる。
 店のウィンドウにありったけのクリスマス本を飾りつけてみる。
 2打数1安打。打率 2割5分2厘0毛。

 おとなりのささき画廊の3階ギャラリーで、前日より「第1回 彫塑塾 一明館展」が始まった。 関連記事は こちら。 30日火曜日まで。


2010年11月26日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第312試合


  1. なんかおもしろいの
  2. 家賃の通帳

 常連さんから封書が届く。消印は穂高の風景印。 さらに、 「信州ぐるっと駅スタンプラリー」 の印もいくつか押してある。 中から出てきたのは、「アルペンヴィレッジ 乗鞍高原休暇村」と袋に印刷された、海苔だった。 旅館の朝食についてくるタイプの。

 恒例の「ごはんの友」シリーズの新作である。 「紙もの」シリーズ(地方色豊かなパンフレットなど)と並行して、時折旅先から送っていただいている。 過去にフライ返しや黒板消しといった大物が届いたこともあった。 一部はレジ後ろの壁に展示してある。
 海苔は小腹がすいたとき、なにかに巻いてみよう。
 2打数0安打。打率 2割5分1厘7毛。


2010年11月25日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第311試合


  1. なんかおもしろいの
  2. 高橋和巳 『悲の器』

 『悲の器』がありそうでない。 河出の「高橋和巳全小説」の在庫はあるが、全10巻揃いで販売している。
 2打数0安打。打率 2割5分2厘0毛。


2010年11月24日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第310試合


  1. 「墨場必携」
  2. 『弟子屈町史』(昭和24年版)
  3. PHP新書
  4. 本のカバー
  5. 焼き物の本
  6. 長崎の地図
  7. 増田 誠
  8. 地図
  9. 郷土誌
  10. 釧路の昔の地図

 古書修復の心得がある常連さんから、 美篶堂 を教えてもらう。みすず書房と勘違いするところだったが、製本などを手がける店らしい。 そういえば、先日書店の棚で 『古書修復の愉しみ (新装版)』 という新刊を見つけたばかりであった。

 別々の人から地図の問い合わせを3件受ける。 「釧路の昔の地図ある?」と訊いてきた最後の方は、直前に郷土誌の棚のありかも尋ねていた。 古地図と呼べるものは、大正11年の「最新 釧路市全図」があるきりだ。 代わりになるかわからないが、釧路叢書の『釧路の近世絵図集成』をお見せする。
 熱心に目を通していらしたので油断していた。 去り際に「昔の住宅地図ある?」。探し物は実用方面であったか。時間を遡りすぎた。

 PHP新書の 『日本語は生き残れるか』、『朝鮮の陶磁』など陶磁器の本数冊、『増田誠画集』で猛打賞。
 10打数3安打。310試合を終えて、1724打数435安打。打率 2割5分2厘3毛。


2010年11月23日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第309試合


 勤労感謝の日だからかな。
 0打数0安打。打率 2割5分2厘0毛。


2010年11月22日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第308試合


  1. 水木しげる
  2. ひろさちや
  3. 津本 陽 『拳豪伝』 単行本の下巻
  4. 雄別炭礦に関する本
  5. あやとりの本
  6. ミリタリーものの単行本
  7. 小柳ルミ子のレコード
  8. 大橋純子のレコード
  9. 根室の地図

 標茶の常連さんが東海林さだおのエッセイに魅入られてしまった。
 宣言から1ヶ月、この日も釧路遠征の途上に寄っていただける。 その間せっせと貯めこんでいた希望の品を恭しく差しだす。 丸かじりシリーズが2冊と、それ以外のエッセイが3冊。
 「あ、この2冊もう読んだんじゃないかな」
 『伊勢エビの丸かじり』と『パイナップルの丸かじり』が即刻さようなら。 見送る暇もなく、 「丸かじりの方はおもしろいんだけど、そうでない方はあんまりおもしろくないんだよ」
 安泰のつもりでいた丸かじり以外のショージくん、窮地に陥る。 にわかに漂いだす暗雲。吹けよ風、呼べよ嵐。
 一旦ショージくんを宙ぶらりんにして、1と2が放られる。 気に入られたのは後者。一方、ショージくんの運命は!
 「よし、こっちの3冊もください」。 さだおとさちやが仲良くもらわれていくことになった。 かくして店内につかの間の陽光がもたらされた。

 佐々木 穣の『ワシントン封印工作』は一連の第二次大戦ものに含まれるのだろうか。 4日前、本店で佐々木作品を尋ねた方がご来店。 すでに電話でお伝えしていた同書をお買い上げに。 本当は第二次大戦三部作が欲しかったみたい。

 瀬戸の花嫁ことルミ子の代わりに、夕張生まれの純子が歌謡曲ファンの常連さんのもとへ嫁いでいく。
 9打数4安打(内2安打 10/12分と11/18分)。打率 2割5分2厘0毛。


2010年11月20日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第307試合


  1. 与謝野鉄幹の歌集
  2. 高浜虚子の句集
  3. 原田康子 『窓辺の猫』
  4. ロス・オノデラス 「すずらん」収録のレコード
  5. 数え歌のレコード
  6. 吉井 勇
  7. 『プラトン全集』(岩波書店)
  8. 浅田次郎 『蒼穹の昴』単行本の下巻
  9. ガルシア・マルケス 『百年の孤独』
  10. 文春新書
  11. 岩波のブルーノ・タウト
  12. 落語や浪曲のレコード

 岩波新書のブルーノ・タウト 『日本美の再発見』が2種類あった。 昭和14年の初版本と、戦後に出た増補改訳版。 どちらも同じ訳者だが、最初のページから大いに異同がある。 常連さんがためつすがめつ検討されて、悩んだ末に後者をお求めに。
 その方からは、新潮クレスト・ブックスの堀江敏幸・編 『記憶にのこっていること』を貸してもらった。 短編アンソロジー。アリステア・マクラウドの『島』という一編が特によいそうだ。

 以前、広沢虎造のレコードを尋ねた方が再来店。 もう売れてしまいましたよねというので、まだありますよとお見せする。 3ヶ月たってもらわれていく。

 原田康子の『窓辺の猫』、本店に文庫版があることをお知らせしたのだが、 それらしい方は来なかったという。 カーナビに入力しますと向こうの電話番号を訊いていったのだけれど。
 原田康子といえば、 一周忌のシンポジウム を終えたばかりの 市立釧路図書館 で、明日より新たな催し「『挽歌』とその周辺 原田康子展」が始まるという。

 ロス・オノデラスがとても気になる。
 12打数2安打。打率 2割5分1厘0毛。

 常連さんと話していて、古本屋が舞台の小説 『森崎書店の日々』(小学館文庫)の話題になる。 別の常連さんから本をいただいていたので(買取にあらず)、 それならありますよとレジ周りを探しはじめたのだが、出てこない。
 映画版 のフライヤーなら、札幌帰りのお客さんからいただいたものがあったはずと、紙もの置き場を発掘してみる。 こちらも逐電してしまった。 居合わせたお客さんたちの目が冷たい気がする。 このままだとあるある詐欺になってしまうではないか。 家に持ち帰ったのかもしれない。帰宅して方々呼びかけてみたが、まだ見つからない。 森崎書店は神隠しにあってしまった(適当なこと言うな!)。

 ジャイアント馬場のミニ・コーナーを作ってみた。


2010年11月19日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第306試合


  1. 杉山正明
      『遊牧民から見た世界史』の親本
  2. 池澤夏樹 個人編集 「世界文学全集」
  3. 早乙女 貢 『会津士魂』
  4. 『ゴジラ FINAL WARS』の単行本
  5. 『宮本常一著作集』
  6. 「放浪の天才画家 山下 清 展」の券
  7. ダニエル・T・マックス
     『眠れない一族 食人の痕跡と
         殺人タンパクの謎』の文庫本

 池澤夏樹 個人編集の「世界文学全集」のうち、現在店にあるのは、 バルガス=リョサ 『楽園への道』、クンデラ 『存在の耐えられない軽さ』、 デュラス『太平洋の防波堤』 『愛人』とサガン 『悲しみよ こんにちは』、 ブルガーコフ 『巨匠とマルガリータ』、残雪 『暗夜』とバオ・ニン 『戦争の悲しみ』、 フォースター 『ハワーズ・エンド』、フォークナー 『アブサロム、アブサロム!』、 ニザン 『アデン、アラビア』とルオー 『名誉の戦場』の、第1期7冊。
 7打数0安打。打率 2割5分1厘6毛。

 向かいの北海道銀行のウィンドーに「高校生美術 & アート展」の作品が飾られた。 「くしろ ショーウインド アート ギャラリー 2010 Autumn」ともある。

(クリックすると 拡大します)


2010年11月18日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第305試合


  1. 佐々木 譲
  2. 黒岩比佐子 『『食道楽』の人 村井弦斎』

 つげ義春も火の見櫓の絵を描いていた。 火の見櫓研究会 は見逃さなかった。 『キタヨシの独り言』は見逃したくせに。
 2打数0安打。打率 2割5分2厘6毛。

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2010年11月17日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第304試合


  1. 小川安久 『キタヨシの独り言』(私刊)
  2. アガサ・クリスティー
  3. シューベルト「冬の旅」のCD
  4. 昔の釧路の写真が載った本

 4日前、本店で日高地方の山が載っている本を尋ねた方が、こちらにお見えになる。 電話で伝えていた『北海道夏山ガイド』の日高山脈の山々の巻をお求めいただく。

 本店から電話で訊かれた『キタヨシの独り言』、 ないとばかり思いこんでいたその本が、後になってひょっこりと出てくる。 お主、どこに隠れていたんだ。 向こうの常連さんが訊いてきたらしいので、本店に引き取ってもらう。
 4打数1安打(内1安打 11/13分)。打率 2割5分2厘9毛。


2010年11月16日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第303試合


  1. パズルの本

 本を拭いていて、カバーの題名に誤植を見つける。 見つけた自分も、以前当欄で誇らしげに書きつけた書名を間違えていて、こっそり直した前科持ちだ。
 1打数0安打。打率 2割5分2厘9毛。

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2010年11月15日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第302試合


  1. 芥川龍之介 『羅生門』
  2. 船井幸雄 『男30代、悔いなく生きる約束事!』

 店先からみえる釧路しんくみの電光掲示板によると、夕方の気温は5度。 風が強いので、体感温度はもっと低いだろう。
 外の均一棚で熱心に立ち読みをしている人がいる。 辛抱我慢、辛抱我慢。30分がすぎた。自動ドアがひらく。1冊の文庫本を買っていかれた。
 2打数0安打。打率 2割5分3厘1毛。


2010年11月14日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第301試合


  1. 特攻隊のことを書いた
      伊藤なんとかという人の
     タイトルに「暁」や「燃ゆ」と入った本
  2. 『伊勢物語』
  3. 正岡子規
  4. 物忘れの対処法に関する本
  5. 中島京子
  6. 手相、骨相学の本
  7. 和久峻三
  8. クラシック音楽のスコア
  9. マンガで読む仏教の本
  10. 「ブラームス 交響曲第2番」のレコード

 テレビによく出ている佐野なんとかさん(眞一?)のバイブルのような本、 角川書店で復刊されたこともあるが今は書店で手に入らない、 などなどいくつもヒントをもらったのに、1の正体がわからなかった。
 特攻隊を取り上げた本の参考文献をみても、ネットで検索しても、それらしいものが出てこない。 店にその本がないことだけはよくわかった。

 正岡子規と和久峻三とサンマーク文庫の仏教マンガで猛打賞。
 10打数3安打。打率 2割5分3厘4毛。

 前日釧路駅で行われた キハ183-1 さよなら展示会 に参加した常連さんから、画像をいくつもいただく。 メールには「懐かしの色」の一語が。 こちら が展示会の模様。

(クリックすると 拡大します)


2010年11月13日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第300試合


  1. 永井路子 『乱紋』
  2. 「西狭頌」
  3. 大杉 栄 『自叙伝』
  4. 大杉 栄 『大杉栄評論集』
  5. 映画『ロング・グッドバイ』のVHSテープ
  6. 日高地方の山が載っている本
  7. コミック
  8. 「銀星倶楽部 デヴィッド・リンチ」
  9. 鰐淵俊之 「市政風雲録」

 常連さんから電話がくる。 大杉 栄の自叙伝を探しているという。 中央公論社 「日本の思想」の大杉の巻に収録されており、在庫がある。 他に岩波文庫の『評論集』もあることを伝える。
 しばらくしてご来店。2冊を見てもらい、「日本の思想」の方をお買い上げいただく。 4分の1が評論に当てられているお得な巻だ。岩波文庫の『評論集』とも重複している。 どさくさまぎれに2安打カウント。お、俺が法律だ!
  中森明夫の小説 の流れかしら。

 5はVHSテープの代わりにレーザーディスクがあり、驚かれる。 再生装置がないのが惜しかった。
 鰐淵俊之は1977年から5期、釧路市長をつとめた人。 9は新聞に連載されたきり、単行本化はされていない回顧録のよう。
 9打数2安打。300試合を終えて、1667打数422安打。打率 2割5分3厘1毛。


2010年11月12日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第299試合


  1. マカロニ・ウェスタンの本
  2. 長渕 剛のCD
  3. 藤城清治
  4. 鏡リュウジ 『占いはなぜ当たるのですか』

 『藤城清治 メルヘン画集』の2冊、 「ヨーロッパの森のなかで」と「遠い日の風景から」がともに売れる。
 4打数1安打。打率 2割5分3厘3毛。


2010年11月11日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第298試合


  1. ジミ・ヘンドリックスが載っている本
  2. マイケル・ジャクソンが載っている本
  3. ジミ・ヘンとマイケルのCD
  4. ニール・ヤングのCD
  5. 有島武郎
  6. 武田泰淳
  7. 映画 『シェーン』の主題歌が入っているCD
  8. 歌の本
  9. 「和仏辞典」
  10. 柳田國男 『遠野物語』
  11. 碁の本(『碁経衆妙』)
  12. 釧路の地図
  13. 山口 瞳 「男性自身」シリーズ

 1から4まで同じ方から。 ジミ・ヘン特集の「レコード・コレクターズ」が2冊あり売れる。 他の3点は該当する品がない。 『小さき者へ 生まれ出づる悩み』 と 『ひかりごけ』の文庫で、5と6を連打。 民謡と唱歌の本で8も。
 「和仏辞典」はないが、「日・英・仏語辞典」がおとりおきになる。
 前日、本店から問い合わせがあった釧路湿原の写真集も、そのお客さんがみえてお求めいただく。

 山口 瞳の「男性自身」シリーズは、毎日みえる毎日さん(仮名)がお尋ねに。 先日の店頭での大量買入の現場に居合わせ、目を留めていたらしい。 元版が8冊あった。 家の在庫を調べてから決めると宣言されていく。
 13打数6安打(内1安打 11/10分)。打率 2割5分3厘3毛。


2010年11月10日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第297試合


  1. バーバラ・E・ホルト
         『いっしょにいると疲れる人』
  2. 鳥居省三 『異端の系譜』
  3. 坂口安吾
  4. なんかまた適当に探しといて
  5. 村松友視 『奇天烈食道楽』
  6. 村松友視 『市場の朝ごはん』
  7. 村松友視 『奇天烈な店』
  8. 表 優臣 『釧路湿原』

 朗読用の時代もの短編集を尋ねていた方が再々来店。 池波正太郎などをお見せしているうち、安吾の短編も朗読にもってこいだという話になる。 角川文庫の『白痴・二流の人』が売れて、「なんかまた適当に探しといて」
 時代小説という枷が取り払われて、難易度が増したのか、かえって探しやすくなったのか。
 2と8は在庫があるものの、保留となる。
 先週訊かれた柴田 翔の『贈る言葉』が入荷し、お客さんが取りにみえる。
 8打数2安打(内1安打 11/2分)。打率 2割5分1厘6毛。

 先週から大量の本が流れこんでおり、店の中がたいへんなことになっている。 中央の通路など、両脇の棚を覆い隠すように高々と積みあがり、 今にも倒れかかってきそうだ(やや誇張)。


2010年11月9日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第296試合


  1. 『弘法大師 空海全集 第五巻』
  2. 岡崎京子
  3. 『松浦武四郎蝦夷日誌集 釧路叢書 第1巻』

 「季刊 くしろ地名考」の最新第37号を、北大通店の店頭で配布できることになった。 A4サイズで4ページからなる「釧路地方の地名を考える会」の無料の機関誌。 第14回 アイヌ語地名研究大会 in 札幌の参加レポートなどを掲載、読者の感想を募っている。

 北大通店にはない3だが、本店に在庫があった。
 3打数1安打。打率 2割5分1厘6毛。


2010年11月8日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第295試合


  1. 食に関する本

 遠方出張買入のため、午後4時半より店を開ける。
 1打数0安打。打率 2割5分1厘5毛。

 更新して間もない店主の随筆再録コーナーの反応がよい。 今回は、古本屋からみた教育問題を取り上げた内容。 元教員の方をはじめ、モラルの崩壊を指摘する声がいくつか届いている。
 「どうだ、今の世の中、予言してないか」
 執筆者自身、書いたことを忘れていた15年物だが、ここにきて意を強くしているようだ。 時代はさらに悪化しているのだろうか。 だとすれば先見の明を誇ってよい。

 そうした次第で、新宿の母 ならぬ白金の父を名乗ることを、ただいま社長に提案中。 同じ白金でも シロガネーゼ とは縁もゆかりもない釧路の白金町であるのが、惜しいところだ。


2010年11月7日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第294試合


  1. 道東の川を紹介した本
  2. 小室直樹
  3. 10分から20分くらいの朗読に向いた
                   時代小説の短編集
  4. 『ファージョン作品集』の旧装丁のもの
  5. 工藤直子 『ともだちは海のにおい』
                     の旧装丁のもの

 朗読用の時代もの短編集を尋ねていた方が再来店する。 300ページと少しの文庫本で10編収録、 藤沢周平の 『橋ものがたり』に目をつけていた。 10分から20分という希望にかなうかどうかは危ういところだがお見せする。 また来るから探しておいてと同書を買われていった。次こそどうしよう。

 来月から 釧路芸術館 で開かれる 「放浪の天才画家 山下 清 展」のポスターとフライヤーをいただく。
 長いこと棚の肥やしになっていたノーベル書房の 『裸の大将放浪記』全4巻、ついにあなたの出番がきましたよ〜。
 5打数1安打(内1安打 11/4分)。打率 2割5分1厘6毛。


2010年11月6日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第293試合


  1. 岡崎由夫 『根釧台地と
             釧路湿原の地質』(釧路叢書)
  2. 「鳥獣戯画」
  3. 画集
  4. 落合恵子 『遺書 白い少女』

 1は、今年の春発刊された 釧路叢書 の最新第36巻で、既刊の『釧路の地質』(昭41)のリニューアル版という位置付け。 入荷はない。
 「鳥獣人物戯画」は以前、他の方からも訊かれたことがある。 中央公論社の「日本の絵巻」シリーズの該当巻があったのも、今は昔。 お客さんは部分的に掲載してあるだけでもいいとおっしゃる。 『明恵上人没後七五〇年 高山寺展』の図録が見つかり、売れていく。
 4打数1安打。打率 2割5分1厘8毛。

 豊文堂書店 店主 豊川俊英の随筆再録コーナーを更新しました。 当ページ下段をご覧ください。 第8回は「古本屋と親の教育」です。


2010年11月5日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第292試合


  1. 村上春樹 『海辺のカフカ』
  2. マルクス 『資本論』
  3. 鈴木真砂女 『銀座に生きる』
  4. 伊藤弘成『シネマ ウォーク II 近現代史編』
  5. エリック・クラプトンのCD

 尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件のビデオ映像がyou-tubeに流出して大騒ぎしている日の午前、 中国人の若者が来店する。日本人の方もご一緒。
 1と2を訊かれる。『海辺のカフカ』はない。 『ノルウェイの森』の文庫ならあるが、読了済みという。 前日入荷したばかりのエッセイ集もおみせするが、そちらには関心がないみたい。 あると思いこんでいた岩波文庫の 『資本論』もなかった。

 平凡社の「中国文学選集」が10数冊あった。 編集委員は、小野 忍、竹内 好、中野重治、増田 渉、松枝茂夫の5人。63年に刊行が開始されている。
 目にとめると驚いたように 「中国でも見ない。翻訳されていたのか」と呟く。 歳月を経て、函はたっぷりとやけている。 そのうちの1巻、老舎・曹禺集を求めていった。 数年前、釧路を離れる方から仕入れたものだが、初めて売れた。

 1巻と3巻があるのに、2巻がない 『シネマ・ウォーク』。 映画を利用した世界史学習という触れ込みの本。 それでもお客さんは1巻をいった。
 クラプトンのCDを探している方が数ヶ月ぶりにお越しくださる。 新規入荷はない。入ってきたら除けておくことを約束。 その晩、何も伝えていないのに社長が 『ラッシュ』のサントラCDを持ってきてくれた。
 5打数0安打。打率 2割5分1厘8毛。


2010年11月4日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第291試合


  1. 『蛯子善悦展』 図録
  2. 『小野州一展 線描のコロリスト』 図録
  3. 10分から20分くらいの朗読に向いた
                   時代小説の短編集
  4. 文庫本の 『古今和歌集』
  5. 会津藩に関する本 (小説も可)
  6. 河原者に関する本

 朗読サークル用にと時代ものの短編集を探している方がみえる。 すぐにも候補は見つかりそうだが、1編について10分から20分という時間の縛りがある。 また来るから探しておいてと別の本を買われていったが、さてどうしよう。

 『古今和歌集』は、品切の岩波文庫 『嘉禄本』の在庫あり。無事もらわれていく。
 星 亮一の会津藩ものの小説4冊と、沖浦和光の 『日本民衆文化の原郷』が常連さんに売れる。 引きつづき、5と6の関連書を探しておくよう頼まれる。
 6打数3安打。打率 2割5分2厘6毛。


2010年11月3日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第290試合


  1. C・S・ルイス 『ナルニア国物語』の後半の巻
  2. 社会思想社の本
  3. 歌舞伎の女形のカラー写真が載っている本
  4. こないだの和田謹吾の本
  5. サックスかジャズのCD
  6. 浅田次郎 『中原の虹』
  7. ジャック・ドラマン 『鳥はなぜ歌う』

 岩波のフルカラー版 『ナルニア国物語』全7巻。 お客さんは後半の巻がほしかった。 こちらは揃いを崩したくなかった。すれちがい。

 10日ほど前のこと。店の奥から 「この本ヘンだぞォ」と聞こえてきた。 声の主は、毎日みえる毎日さん(仮名)。 北海道文学コーナーから1冊の本を持ってくる。 落丁本であった。なんてことだ。
 棚からはずしてはみたものの、手元でたゆたわせていた。 それが「こないだの和田謹吾の本あるかい?」につながる。
 捨てるなら頂戴と毎日さんがいう。 間一髪、『風土のなかの文学』はもらわれていった。

 親子で来てくださる常連さんがいる。 お子さんがとある歌集を探していた。 この日、親御さんがみえたので本店に入荷したことを伝える。 代わりにとりおきを頼まれ向こうに電話すると、ついさっきまでお子さんが来店していて、 社長のほうでも件の歌集を見せていたという。
 ふたつの店で同じ本をめぐって親子がほぼ同時に説明を受けていた。 なかなか珍しい偶然だ。
 探求書が見つかった喜びを伝えるメールがこちらに届き、見せてもらう。 なんで私があの子の本に財布のひもをゆるめなきゃならないの。 そう言いながらも、親御さんはうれしそう。 というわけで、5ヶ月かかって問い合わせが成就する。

 他にピム・ヤコブス・トリオのCDが売れる。
 7打数3安打(内1安打 6/2分)。290試合を終えて、1609打数405安打。打率 2割5分1厘7毛。

 某フリーペーパーの女性モデルの撮影が北大通店で行われる。 「いいねェ、いい、いい、いい、すごくいいねェ」に混じって、 「ハイ、 アヒル口」 というあけすけな指示が階段の方から聞こえてくる。 サンタクロースの正体を知ってしまったときのような気持ちだよ。


2010年11月2日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第289試合


  1. 柴田 翔 『贈る言葉』
  2. 手芸の本
  3. 雑誌 「サライ」
  4. 幻冬舎アウトロー文庫
  5. ウィトゲンシュタイン
  6. 珍しい本

 手芸の本が売れる。
 6打数1安打。打率 2割5分0厘9毛。


2010年11月1日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第288試合


  1. 海洋深層水に関する本
  2. 藤原仲麻呂に関する本
  3. 辻 真先
  4. 真言宗に関する本
  5. クラシックギターに関する本
  6. 「きょうの料理」のテキスト
  7. 『石原莞爾全集』
  8. 古田武彦
  9. 安本美典
  10. 吉川弘文館の「人物叢書」の阿倍仲麻呂の巻

 本店からの電話で1と2。どちらも適当なものがない。 尋ねたお客さんはその数時間後、北大通店にも顔を出してくださる。
 「古田武彦はある?」 「あります。単行本がこっちで、あと角川文庫もたしか何冊か。えーと、ありました」 「よし、文庫の方もらおう」 「論争した人のもありますよ」 「安本美典?」 「その人です」 「どこにある」 「徳間文庫で1冊」 「それももらおう」

 エネルギッシュな方。 7から10まで、短い間に矢継ぎ早に質問が繰り出されていく。 省略したが上記の会話の合間にも、邪馬台国論争の解説が挿まれている。
 ちなみに『石原莞爾全集』 全8巻は日本史の棚におさまらず、 別に保管してある旨札を出しており、「どこにあるの」と尋ねられたもの。 もちろん石原莞爾の著作についても、熱っぽく教えてもらう。

 密教の本を買った方が、つづけて5と6の問い合わせ。 ギターの本も追加してもらえる。
 10打数4安打。打率 2割5分1厘2毛。


2010年10月31日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第287試合


  1. パッチワークの本
  2. 石原慎太郎 『青い殺人者』
  3. 日本地図
  4. ちくま文庫の「古典落語」シリーズ
  5. 冬虫夏草の図鑑
  6. 原田康子 『挽歌』

 図書館の古本市 経由のお客さんが何人もお見えになる。 久々の方もいらしたので聞くと、やはり古本市帰りという。 入手したばかりの収穫を見せてもらった。
 どなたも いの一番の感想は、すっごく混んでたわァ。 なるほど開場前から300人余りの行列ができたと、翌日の新聞にはある。 定休日を打ちやり臨時に店をあけた日曜日。 常ならば穏やかな昼前の時間も、おかげで一時的に熱気が流れこんだ(ような気がした)。

 『地図で知る平成大合併』が売れる。 夕方6時前に店を閉める。
 6打数1安打。打率 2割5分0厘3毛。


2010年10月30日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第286試合


  1. 須藤靖貴
  2. 加賀乙彦 『海霧』
  3. 『釧路市幣舞遺跡調査報告書』の
                      2巻と5巻以降

 冬が近づいてきた。 店前の花壇に植えている草花を抜くのを手伝う。
 3打数0安打。打率 2割5分0厘6毛。


2010年10月29日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第285試合


  1. 本田靖春 『我、拗ね者として生涯を閉ず』
  2. 吉村 昭 『羆嵐』
  3. 上坪 隆 『水子の普』
  4. フランクル 『夜と霧』
  5. 佐々木栄松の画集
  6. シャガールの画集
  7. おっきくない漢和辞典
  8. 宗教の本
  9. 釧路川の埋め立て、
           嵯峨漁港について書いてある本

 9をお尋ねのお客さん、「図書館にも行ったけどその辺のこと書いてあるのが全然ないんだよ」 そうおっしゃると、2階の喫茶ラルゴに上がっていった。
 釧路叢書に適当なものがなかったろうか。 『釧路港』の巻を携え、お茶を飲みながら寛いでいるところにお邪魔すると、
 「あ、そこ置いといて。後で読むから」
 売り物であることを説明し、お断りする。

 2、5、6が売れる。
 9打数3安打。打率 2割5分1厘1毛。

 某県で古本屋をやっている旧友から電話がきたと、社長がいう。 「男の隠れ家」 の最新号に店が紹介されたらしい。 見本誌が送られてきたと浮かれる店主のそばを、大きな鼠が走っていったともいう。
 「お客さんの足元だったから、追っかけるわけにもいかなくて」
 「男の隠れ家じゃなくて、鼠の隠れ家だろが!」
 仲睦まじい会話が交わされたそうな。
 北大通店は紙魚の隠れ家といえるかもしれない。


2010年10月28日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第284試合


  1. 原田康子 『日曜日の白い雲』
                  講談社文庫版の下巻
  2. 山口昌男 『本の神話学』(中公文庫)
  3. 種村季弘 『書物漫遊記』(ちくま文庫)
  4. 大岡昇平 『成城だより 上下』
                   (講談社文芸文庫)
  5. 色川武大 『怪しい来客簿』(文春文庫)
  6. 内田魯庵 『新編 思い出す人々』(岩波文庫)
  7. 雑誌 「GALAC ぎゃらく」
  8. 雑誌 「男優倶楽部」
  9. 古本
  10. 古い絵葉書
  11. 軍隊もの
  12. 軍隊ものの古い絵葉書

 去年の春まで当地に単身赴任していた方が寄ってくださる。 釧路新書のほとんどを豊文堂書店でそろえてくれた方だった。 法事があって再訪したという。 探していた原田康子があったと喜んでくれる。 ありがとう、また来るよと握手をしてもらった。
 2から6までひとりのお客さんから。 渡されたメモにずらっと著者名、書名、版元が並んでいる。 山口昌男と色川武大の2冊発見。後者が売れる。

 7と8は國村 隼ファンの常連、國村さん(仮名)より。 もちろんどちらも國村記事の掲載号だ。 そしてどちらも当店で扱うことがないであろう雑誌。 そんなことは百も承知なのだろう。 『オカンの嫁入り』『相棒 劇場版 II』 と、愛する俳優の出演作がつづけて釧路にくるといって、うれしそうにしていた。

 「古本はあるかね」
 「全部古本ですよ」
 そんなやりとりがあった。10、11、12もその人から。 10がない時点で12もない(ハードルが上がっている)。

 3ヶ月前に訊かれた佐多稲子の 『夏の栞』が入荷する。 探していたのは毎日欠かさずみえる毎日さん(仮名)。 今日も来てくれたのでお渡しできる。

 文庫本のストック分を漁っていたら、前日訊かれた『蒼穹の昴』の1巻目がひょっこり出てきた。 もう遅い。
 12打数3安打(内1安打 7/25分)。打率 2割5分0厘6毛。


2010年10月27日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第283試合


  1. 浅田次郎 『蒼穹の昴』
  2. 釧路の遺跡とアイヌ語地名の本
  3. 歳時記
  4. 『戦後史ノート (下) 
         二〇万都市・釧路の成立』(釧路新書)
  5. 田中角栄

 北大通店になかった『戦後史ノート』の下巻が本店にあった。 おとりおきにしてもらえて1安打。
 1年以上前に問い合わせがあった五木寛之 『青春の門』の筑豊編を、常連さんに渡すことができる。 前年度分なのでカウントはしない。
 5打数1安打。打率 2割5分0厘6毛。


2010年10月26日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第282試合


  1. 吉田ルイ子 『ハーレム 黒い天使たち』
  2. いつも女房が所望しているような本
  3. 『ハリー・ポッター』の研究書
  4. 宮城谷昌光 『太公望』
  5. 「ニューミュージック・マガジン」の
             創刊号から10号目くらいまで
  6. 円満字二郎
  7. 山崎豊子 『華麗なる一族』の
               上巻と下巻(新潮文庫版)
  8. 渡辺淳一 『遠き落日』の下巻(角川文庫版)
  9. 渡辺淳一
  10. 東野圭吾

 吉田ルイ子の写真集 『ハーレム 黒い天使たち』を訊かれる。 先ごろ復刻版が刊行されたものらしい。 前にレジカウンター周辺で見たような気がすると、お客さんはいう。
 去年であったか、北海道新聞の夕刊連載 「私のなかの歴史」に、 本道出身のこの写真家のインタビューが登場した際、 ほんの数冊ある関連書をかき集めてレジ周りに飾ったことがあった。
 タイトルに同じく「ハーレム」とついても、 そのときあったのは 『ハーレムの熱い日々』(講談社文庫)の方。 お客さんの記憶はあいまい。 『黒い天使たち』を並べた覚えはないが、自分の記憶も頼りなくなってきた。 現在店にあるのは、『南ア・アパルトヘイト共和国』のみ。 いずれにせよお応えできず。もやもやが残る。
 木谷恭介と『手紙』で2と10をクリア。
 10打数2安打。打率 2割5分0厘8毛。

 社長の最愛の小説家、野坂昭如のコーナーを、当サイト「文学」分野に新設する。


2010年10月25日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第281試合


  1. くしろ検定のテキスト
  2. 木原直彦 『北海道文学ドライブ 道東編』
  3. 原田康子 『挽歌』
  4. 天童荒太 『孤独の歌声』
  5. 詩集
  6. 文房具
  7. 大岡 信 『折々のうた』の2巻目
  8. 「釧路市郷土読本」
  9. 生花の本

 毎日店にいらっしゃる毎日さん(仮名)が本日もおみえになる。
 昼に尋ねてきた2は、「道央編」はあるものの「道東編」がない。 夜も顔をだし、『続 折々のうた』を買っていかれる。

 ちなみにここ1週間の毎日さんとの対戦記録をひもとくと、 19日(火)が 『正続 佐藤直太郎郷土研究論文集』、 20日(水)が 『サビタの記憶』、 22日(金)が 『南島イデオロギーの発生』と赤坂憲雄、 23日(土)が 高島俊男と『日本漢文学大事典』、 24日(日)が 『劇的言語』、 そして本日25日の2冊となる(21日も来店している)。

 7試合のトータルで9打数2安打。2割2分2厘2毛。お、抑えこまれている……。 プロ野球は日本シリーズを残すのみだが、こちらの勝負に休息が訪れることはない。
 毎日さんは実在する。

 他に角川文庫版の 『挽歌』と、『池坊 生花入門』が売れる。
 9打数3安打。打率 2割5分1厘1毛。


2010年10月24日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第280試合


  1. 鈴木忠志・中村雄二郎 『劇的言語』
                       (朝日文庫)
  2. 「代表作時代小説」
  3. ザ・ピーナッツのCD

 日曜が定休日だが、所用をすませて午前11時半から店を開ける。
 平日はなかなか街に出てこれなくてと常連さん。 前回いらしたときと同様、外の均一本コーナーより「代表作時代小説」のシリーズを2冊お求めに。
 3打数1安打。280試合を終えて、1532打数384安打。打率 2割5分0厘6毛。


2010年10月23日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第279試合


  1. 高島俊男
  2. 『日本漢文学大事典』(明治書院)
  3. なんぞおもしろいの
  4. セルバンテス『ドン・キホーテ』
  5. 根室の歴史の本
  6. 牟田静香

 「なんぞおもしろいの入ったかい?」
 「入りましたとも!」
 夏ごろから来てくださるようになったお客さんだが、それ以上の細かいやりとりは不要である。 文庫を中心に10数冊選んでくれて1安打。
 6打数1安打。打率 2割5分0厘4毛。


2010年10月22日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第278試合


  1. いつもの図録
  2. 食べ物の本
  3. 江原啓之
  4. 村井 紀 『南島イデオロギーの発生』
  5. 赤坂憲雄
  6. 斎藤真一の画集
  7. 黒柳徹子 『チャックより愛をこめて』

 『第三十五回 日展図録  第二科 洋画』、『味覚の歳時記』(講談社)、 『スピリチュアルな人生に目覚めるために』(新潮文庫)で3連打。 『斎藤真一放浪記』(美術出版社)も売れる。
 4と5は、毎日みえる毎日さん(仮名)から。

 黒柳徹子のエッセイ集は、ちょうど前日大量の文庫本とともに入荷したばかり(文春文庫版)。 ただし汚れが目立つので、外の1冊50円、3冊100円棚へ入れてあった。
 上品そうな中年のご婦人にその旨説明してお見せすると、
 「うわ、きったねェ。図書館で借りよう」
 7打数4安打。打率 2割5分0厘8毛。


2010年10月21日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第277試合


  1. 厚岸箱
  2. 篠田英雄訳の岩波文庫以外のカント
  3. 田辺むつみ 『まつり囃子』
              (沢田はなを偲ぶ会)

 「厚岸箱はどこ?」 「こちらにあります」
 不穏な響きの箱の名だ。 密漁まで連想を働かせる者がいるかもしれない。 北大通店でいかなる非合法な取引きがされているというのか。

 蓋をあけると、なんということはない。 厚岸在住の厚岸さん(仮名)が、欲しい本を一時的に貯めこむダンボール箱がその正体である。 ネーミングも厚岸さん自身による。現在2箱保管中。
 通路に置いてあるのだが、先日無断で場所を移してあった。 ご案内して一件落着。その中から2冊もらわれていく。
 阿寒箱や音別箱はない。あくまで常連の厚岸さんだけの特別な箱である。

 『まつり囃子』は市内の米町にあった遊郭が舞台の小説。 2冊売れる。
 3打数2安打。打率 2割4分9厘3毛。


2010年10月20日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第276試合


  1. 吉村 昭 『高熱隧道』
  2. 石川達三 『日蔭の村』
  3. 映画 『信さん』の原作本
  4. 砂金に関する本
  5. 檜原村に関する本
  6. 飯田線に関する本
  7. 原田康子 『サビタの記憶』
  8. 気孔の本
  9. 漬け物の漬け方が載っている本
  10. 介護福祉士国家試験の問題集
  11. 聴くとよく眠れるCD

 1から6までバラエティに富んだ内容は、すべて同じひとりのお客さんから。 店にありそうでない本ばかりがつづき、申し訳ない。
 そのお客さんが玉木英幸の『東京都檜原村から』を棚から取り出して、 「他にも檜原村の本が出ているんだけど、なにかある?」
 なにもない。それでも同書を買っていただける。 これも安打だ。俺が法律だ!

 毎日いらっしゃる毎日さん(仮名)は『サビタの記憶』を問い合わせ。 角川文庫版があるものの保留に。
 その数時間後、前日尋ねてきた『正続 佐藤直太郎郷土研究論文集』を、 白金町の本店でお求めになったことがわかる。 当欄においては、北大通店と本店間の在庫紹介のやりとりも記録に含まれる。 よって2安打目。俺が法律だ!

 介護試験の問題集はないけれど、介護関連書という大きな括りであれば、多少本がある。 雲母書房の『介護技術学』が売れて、これも安打にしてしまおう。俺が法律だ!(しつこい)
 聴くとよく眠れるCDをご所望のお客さん、 考えこむ私に「ごめんなさい、タクシー待たせてるの。また来るのでそのときお願いね」。 宿題ができた。
 11打数3安打(内1安打 10/19分)。打率 2割4分8厘5毛。


2010年10月19日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第275試合


  1. 地図
  2. 木谷恭介
  3. 雑誌 「美しい部屋」
  4. 風呂敷に関する本
  5. 歌謡曲の歌詞が載っている本
  6. 『正続 佐藤直太郎
        郷土研究論文集』(釧路叢書)
  7. 雑誌 「フライの雑誌」 第27号

 新刊書店で『氷川清話』を取り寄せてもらったら、氷川きよしの本だった。 出来がよすぎてにわかには信じがたいが、常連さんが体験談を教えてくれる。
 店で「バルテュスの本」を訊かれて「アルプスの本」と間違えた前科持ちの自分にとって、他人事ではない。 他山の石としなければ。

 『石見銀山街道殺人事件』と『歌って健やか 歌の玉手箱』で、2と5をクリアする。
 7打数2安打。打率 2割4分8厘3毛。


2010年10月18日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第274試合


 遠方出張のため臨時休業していたが、 予定が早く終わり、夕方4時半より店を開ける。
 0打数0安打。打率 2割4分8厘1毛。


2010年10月17日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第273試合


  1. テーブルトークRPGの本
  2. 飯干晃一 『仁義なき戦い』
  3. 「小林秀雄全作品」

 日曜定休日だけれど、いつもより1時間遅らせて開店する。 遅くした分、絵描き職人・荻山勝之さんの 港文館 の展示 「釧路なじみ店画展」の初日をのぞいてきた。
 なじみの店の何店かに、美しいご婦人の姿が描きこまれている。 これは同一人物にちがいない。影の主人公はこちらだったりして(余計なお世話)。

 テーブルトークの本は詳しい書名を聞いたものの、覚えきれなかった。 もとよりその関連の分野はいっさい置いていないのだ。 飯干晃一の本も1冊もない。
 ソフトカバーの「小林秀雄全作品」(第六次全集)、9巻までの7冊在庫あり。 ただし、お客さんが探していたのは全32冊ある内の、後半の巻。
 3打数0安打。打率 2割4分8厘1毛。


2010年10月16日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第272試合


  1. 『山溪カラー名鑑 日本の海水魚』
               (山と溪谷社)
  2. マンションの契約書
  3. 『阿寒町史』(昭和41年刊行版)
  4. 『音別町史』(平成18年刊行版)
  5. 神野一郎 『オ・ム・ぺツ昔々』
  6. 「本の雑誌」 2010年11月号の
    新刊めったくたガイド・海外ミステリ欄
              で紹介されている本
  7. 藤田嗣治の画集
  8. 姜 尚中 『悩む力』
  9. 養老孟司 『バカの壁』

 本店からの電話で3〜5。 向こうのお客さんからのご要望とのこと。 いずれも在庫ありだが、いずれもお声がかからなかった。
 毎月読み終えた「本の雑誌」をくださる常連さん。 いただいたばかりの最新号の新刊めったくたガイド欄に目をとおす私に、 「そこに載ってる本、ないですよねェ」と声をかける。 「はぁ、おもしろそうな本がたくさんありますねェ」。 覚束ない返事しかできない。

 これだけたくさん訊かれておきながら、巣立っていったのは『バカの壁』だけだなんて。
 9打数1安打。打率 2割4分8厘6毛。

 通勤途中に寄った某所催し物情報コーナーで、白金町の本店の外観イラストを見つけて驚く。 チラシを手にとると、当店常連である絵描き職人・荻山勝之さんによる展覧会のお知らせである。
 「釧路なじみ店画展」と題し、 港文館 で、明日17日(日)から30日(土)まで開かれるという。 挨拶文には、友人の古本屋として社長も登場している。 これは早速出かけねばなるまい。


2010年10月15日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第271試合


  1. 瀬戸内晴美 『女優』
  2. 刺繍の本
  3. 吉川英治 『三国志』の文庫本
  4. 海音寺潮五郎
  5. 福岡正信
  6. パッチワークの本
  7. 小型の漢和辞典
  8. プジョーに関する本

 朝、店にくると玄関先に五木寛之のエッセイ集など、単行本が3冊置いてあった。 豊文堂に寄付してくださったのだろう。 年に何度かこういうことがある。 本の傾向からたぶん同じ方と思われる。 もしかしたらよく知っている人なのかもしれない。
 パッチワークの雑誌が売れる。刺繍の本も訊かれた。 在庫問い合わせからも季節を感じる。
 8打数1安打。打率 2割4分9厘4毛。


2010年10月14日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第270試合


  1. 与謝野晶子
  2. ノート
  3. 将棋の本
  4. 旅行案内
  5. レコード(ジャズ)
  6. 釧路湿原の花が載っている本

 旺文社文庫版の『与謝野晶子歌集』と、将棋雑誌の付録小冊子で2安打。 将棋雑誌の付録は1冊50円、3冊100円で販売中である。在庫はまだまだたくさんある。 ただしお客さんにも訊かれたのだけれど、雑誌本体は1冊もない。

 北大通に面した電柱に、「世界三大夕日の街 くしろ」をアピールするフラッグが飾られた。 幣舞橋からみた夕焼けの画像がプリントされている。
 三大夕日の内訳は釧路のほかに、フィリピンのマニラとインドネシアのバリ島。 アジアばかりが独占してしまってよいのか!
 6打数2安打。270試合を終えて、1475打数369安打。打率 2割5分0厘1毛。

 おとなりの ささき画廊さんで、「山口牧子 油彩画展」がはじまった(19日まで)。 そのまたおとなりの佐藤紙店さんでは、佐々木栄松氏の作品展を今月いっぱい開催中。
 北大通店の2階、喫茶ラルゴでの「マシオン恵美香 ゆる・ふわ・きらり展」 は30日まで。 絵画展がよりどりみどりの北大通8丁目である。


2010年10月13日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第269試合


  1. 燻製の作り方に関する本
  2. 弓道の本
  3. 子どものための絵本
  4. 日展の図録
  5. 合気道の本
  6. 光成秀子 『戸坂潤と私』

 日展の図録が1冊売れる。
 春から夏にかけて徐々に積み上がったストーブ周りの未整理本の山がようやく片付いてきた。 これでいつでも店内を暖めることができる。
 6打数1安打。打率 2割4分9厘8毛。


2010年10月12日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第268試合


  1. 東海林さだお
  2. 思想の本
  3. ひろ さちや
  4. エルスケン 『ニッポンだった』
  5. ソルゲに関する英語の本

 常連さんがマンガ 『テルマエ・ロマエ』 にはまっていると教えてくれる。 別の常連さんは、光田和信の 『芭蕉めざめる』 のおもしろさを詳しく説いてくれる。
 毎日店にくる毎日さん(仮名)は、先月当店で在庫を尋ねた『精神分析に別れを告げよう』を 新刊書店で取り寄せ、読みはじめたという。読書の秋三態。

 1から3までは、標茶在住のお客さんから。 前回お求めになった東海林さだおが大層よかったそう。 その後の入荷がなく、これはアウト。ひろさちやの本はお応えできる。
 「ソルゲの本はありますか。英語の本がいいです。 ソルゲは有名なスパイ。日本での発音はちがうかもしれません」と外国人のお客さん。 日本語の研究書なら何冊かあるのだがなぁ。
 5打数1安打。打率 2割5分0厘1毛。

 鼻づまりがひどいので、開店前に耳鼻科に寄る。 初診だった。先生は鼻を後回しにして耳から診てくれた。
 耳かきが一閃する。
 右の穴からとてつもなく大きなホニャララが掻きだされた。 お前、どんだけそこに住み着いてたんだよ。 約700メートルの地下に33人の作業員が閉じこめられたチリの落盤事故をふと思う。 救出まで2ヶ月かかったあちらに比べ、こちらの掻きだしは瞬時なのだが。
 先生が言った。「耳、聴こえづらくなかった?」
 たちまち得心する。手相の本と化粧の本を、押し花の雑誌とお芝居の雑誌を、 やまだ紫と山田正紀を(以下略)、これまで店頭で聞き間違えてきたのは、すべてこのホニャララの仕業だったのか!


2010年10月11日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第267試合


  1. 「週刊朝日」
  2. 苗字の本
  3. 詩吟のCD
  4. 『あしたのジョー』の本

 朝は10時に店をあける。 均一棚を外に出していると、旅行者風の人に「週刊朝日」を訊かれる。 最新号のことかしら。すぐ近くのローソンを教える。
 詩吟に関する本はあるが、CDは入荷したためしがない。 『あしたのジョー』は以前レコード棚のそばに置いていたアニメ版のビジュアル誌のこと。 置き場所を移したのか問われる。実はすでに販売済みであった。
 本店経由でみえた方に苗字の本が売れる。
 4打数1安打。打率 2割5分0厘3毛。

 前日は定休日。 公開中の映画 『信さん 炭坑町のセレナーデ』 を見てきた。 ノスタルジックで手堅い作りの水準作。
 今月22日までの上映期間中も、北大通店で前売券を販売している。 レイトショーがないので、前売でご覧になるのがお徳である。


2010年10月9日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第266試合


  1. ブルドッグに関する本
  2. 永島慎二
  3. 井上荒野
  4. 梅棹忠夫 『日本探検』
  5. 吉増剛造

 『日本探検』はないものの、同書を収録した著作集は当サイトに掲載しており、在庫が本店にある。 お客さんに教え、本店の地図を手渡す。後で売れたと社長から電話がきた。

 吉増剛造の著作を尋ねてきたのは、旅行者と思しき方。 詩人が出演したドキュメンタリー映画 『島ノ唄』 の釧路公開時のフライヤーを、店の壁に貼っている。 それに目を留めての質問だった。
 3年前の夏、ジャズ喫茶 ジス・イズ の2階で監督と詩人を招いて上映会がひらかれたことを話す。 音の使い方に自覚的な映画だったことを覚えている。 思い出話はともかくとして、在庫がなければ仕方がない。 ジス・イズに行きたいというお客さんに場所を教える。

 一昨日、当欄にしるした新入荷の2作、井上ひさしの『一週間』と浅田次郎の『終わらざる夏』は、 早くも店頭から姿を消した。
 5打数1安打。打率 2割5分0厘3毛。

       ×        ×        ×

 <お知らせ>

 10/9(土)〜10/22(金)、
ワーナー・マイカル・シネマズ 釧路 にて公開中の映画 『信さん 炭坑町のセレナーデ』 の前売券を、豊文堂書店 北大通店でお取り扱いしています。 お値段は、税込 1,500円。
 上映時間などは、 ワーナー・マイカル・シネマズ 釧路 のウェブサイトでご確認ください。



2010年10月8日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第265試合


  1. シェイクスピア
  2. レース編みの本
  3. 園芸、農業の本
  4. アニメのDVD(「名探偵コナン」など)
  5. 演歌のCD
  6. 児島 襄 『大山 巌』の文春文庫版3巻目

 商店街の読書家さんが坪内逍遥訳のシェイクスピアなどを買っていかれる。
 園芸の本を尋ねられ、とっさに落語や漫才の方の演芸を思い浮かべてしまう。 お客さんが農業とつづけたことで間違いに気づく。 この手のエピソードは日常茶飯事ともいえる。
 6打数1安打。打率 2割5分0厘5毛。

 明日9日から、映画 『信さん 炭坑町のセレナーデ』 がワーナー・マイカル・シネマズ 釧路において公開される。
 当地の 釧路コールマイン (旧・太平洋炭礦)は、今や日本で唯一の坑内掘りが行われる会社である。 公式サイトの劇場情報からは漏れているが、 同じ炭坑町として映画の舞台となる福岡などにつづいて先行上映されることになった。
 2週間限定なので、なるべく早く見に行きたい。


2010年10月7日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第264試合


  1. 司馬遼太郎 『坂の上の雲』
  2. 大道寺将司
  3. DVD

 井上ひさしの『一週間』、浅田次郎の『終わらざる夏』上下巻などが入荷する。 たまには新し目の一般文芸書も入ることをアピール。
 3打数0安打。打率 2割5分0厘8毛。


2010年10月6日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第263試合


  1. 映画のDVD
  2. 「ハリー・ポッター」みたいな本
  3. 繩田一男・選 『親不孝長屋』
  4. 映画のパンフレット

 若い欧米人の方が映画のパンフを買っていってくれる。 黒澤 明の 『影武者』のパンフを指して、これは 『乱』かと尋ねられ、 「か〜げむ〜しゃ〜」とすこぶる妙なアクセントで答えてしまう。 うさんくさいったらありゃしないぞ。

 ラルゴのお客さんから こくわをたっぷりといただく。 商店街の方からは札幌土産にと洋菓子をいただく。 昼食をとらずに腹が満たされた一日。
 4打数1安打。打率 2割5分1厘3毛。


2010年10月5日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第262試合


  1. マンガ
  2. 福田恆存 『私の國語教室』
  3. 書道の本
  4. 奥さん向けの本
  5. 佐伯泰英 「密命」シリーズ
  6. 松浦武四郎
  7. 雑誌 「Number」のバックナンバー
  8. 服部文祥 『サバイバル登山家』

 奥さん向けのスリラー小説を探しにきた常連さんに津村秀介が売れる。 佐伯泰英は「密命」シリーズの5巻目が。
 『サバイバル登山家』はどんぴしゃりのホームラン。 お客さんもあると思わなかったらしく、驚き喜んでいた。
 8打数3安打。打率 2割5分1厘3毛。

 おとなりの ささき画廊さんで、油彩画家・高橋和彦氏の油絵展が開かれている(12日まで)。 そのまたおとなりの佐藤紙店さんでは、湿原の画家と称される佐々木栄松氏の作品展がはじまった(31日まで)。
 北大通店の2階、喫茶ラルゴでも、「マシオン恵美香 ゆる・ふわ・きらり展」 を30日まで開催している。
 絵画の展覧会が3軒並んだ10月の北大通8丁目に、ぜひ足をお運びください。


2010年10月4日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第261試合


  1. BGMによさそうなピアノのCD

 古本の埃にはくれぐれも気をつけるように、 面倒がらずにマスクをかけた方がよい場合もあるのだぞと、社長から注意を受ける。
 1打数0安打。打率 2割5分0厘7毛。


2010年10月3日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第260試合


  1. 星野道夫
  2. 藤村正宏
  3. 雁木囲いの戦法が載っている本
  4. メアリー・ノートン 『床下の小人たち』
  5. 藤本義一

 釧路美少女図鑑 撮影隊ご一行様が来店し、肝をつぶす。
 こ、こんなごちゃごちゃしたところでいいんですか。 未整理本の山やダンボール箱で占領された通路を示すが、それでもよろしいと相手はおっしゃる。 ただし、他にもロケの候補場所があります、必ず掲載されるとは限りませんという断りもそえて。
 愛らしい女性モデルがそれらしきポーズをとりはじめた(物憂げに棚から本を取りだすなど)。 写らなくていいものまで写ってしまう、見通しの悪い店内で苦労しているような。

 1階が駄目なら2階があるさ。 よろしければ上の喫茶店もいかがですかと、日曜定休で無人のラルゴでの撮影を、喫茶部長に無断で申し出る。 必死の引止め工作がいじましい。
 皆さん、素直に階上にあがってくれた。撮影は1階よりも長い時間行われた。
 5打数0安打。260試合を終えて、1427打数358安打。打率 2割5分0厘8毛。

 前日は札幌組合の特選市会に参加するため、本店ともども臨時休業していた。
 朝早く出発したので、張りきって急ぐ必要はない。 小道、横道、脇道、まわり道。 無料の高速道路には目もくれず、車は進む。 変化のある車窓が流れていく。おかげで火の見櫓の新規発見が相次いだ。
 道東自動車道の利用が増えているのだろう。一般道はすいていた。 土曜日だというのに、日高周辺がとりわけ閑散としていて深刻にみえた。


2010年10月1日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第259試合


  1. 語学の関連書
  2. コード付きの歌の本
  3. 山口昌男 『本の神話学』
  4. 谷沢永一 『紙つぶて』
  5. 種村季弘 『書物漫遊記』
  6. 大岡昇平 『成城だより』
  7. 植草甚一スクラップブックの19巻
  8. 釧路の地図
  9. 和綴じの『平家物語』本
  10. 詩の本 (アンリ・ミショー)
  11. 佐川光晴

 夜、外が わかもと くさい。
 3から7まで、毎日店にいらっしゃる毎日さん(仮名)のリクエスト。 『本の神話学』の在庫はあるが、たぶん保留ということなのだろう。お買い上げならず。 7は『ぼくの東京案内』のこと。店には1、3、4、7、13巻しかない。
 本日より、2階の喫茶ラルゴで「 マシオン恵美香  ゆる・ふわ・きらり展」が始まる。
 11打数0安打。打率 2割5分1厘7毛。


2010年9月30日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第258試合


  1. 中薗英助 『密航定期便』
  2. 井上陽水のCD
  3. 樋口一葉に関する評論
  4. 20年以上前の帽子作りの本

 ゼロ行進がつづく。
 4打数0安打。打率 2割5分3厘7毛。


2010年9月29日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第257試合


  1. 原田泰治の画集
  2. 映画 『ボーン・アイデンティティー』
                     のパンフレット
  3. ピーター・ディキンスンのピブル警視もの
  4. 学校のノート
  5. チャップリン関係の本
  6. 荒井由実のレコード
  7. 岡田有希子のレコード
  8. フォーリーブスのレコード
  9. アバのレコード

 当サイト掲載の商品は、ほぼすべてが本店の棚に収まっている。 北大通店にはない原田泰治の画集も、サイトを検索するとあちらに在庫があった。 お客さんに教えて、安打にカウント。

 歌謡曲ファンの常連さんが6を尋ねてくる。 先週いらしたとき保留にした300円均一のLPのこと。その翌日くらいに売れていた。
 「やっぱ、あるときに買わないとダメってことだね」
 お目当てのものがなくなっていて、しきりと残念がる。 ならばと放った7〜9も、これまた置いていないものばかり。 桜田淳子のシングル 『夏にご用心』を代わりに買ってもらう。

 「この歌聴いたことあるでしょ」
 その常連さんは毎回そう訊いてくるのだけれど、年齢が一回りは上なので当然わからないことの方が多い。 そういう時は歌ってくださいと頼む。
 この日も『夏にご用心』のB面を口ずさんでもらった。 『白い少女のバラード』。まったくもって知らない曲だ。 でもお客さんが歌っているのを見るのは楽しい。
 9打数1安打。打率 2割5分4厘4毛。


2010年9月28日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第256試合


  1. 荒 和雄 『よい世襲、悪い世襲』
  2. 『小学生の〜』?
  3. 向山洋一 『“新しい伝統”に挑む』
  4. 星 新一
  5. ゼンリンの住宅地図
  6. 鐘
  7. クラシックとジャズの中間の
    民俗音楽のような分野のレコード
  8. 村 薫 『マークスの山』
  9. ユン・チアン 『マオ 誰も知らなかった毛沢東』

 雨が降りそうで降らない。
 夕方、常連の画伯がおみえになる。 阿寒で食べてきたわかさぎ丼がいかに美味かったか、身振り手振りで教えてくれる。
 「アレ、このザーザーいってる音、雨降ってきたんだろか」
 自転車でやってきた画伯が急にそわそわしだす。 紛らわしくてごめんなさい。それは2階のラルゴの厨房ではじまった炒め物をつくる音なんです。
 雨は夜になってから降ってきた。

 鐘が売れる。先月上旬に入ってきた船舶用の号鐘なのだが、本店の社長からの電話で「まだ置いてるか?」。
 いずれ紐を結んでお客さんが鳴らせるようにしよう、 でもあんまり引っ張ると重いのが頭上から落ちてきそうで危険だからやめておいたほうがいいかな。 宙ぶらりんのままレジの上にひっそりと吊るしてあった。
 古くからの常連さんが、鐘をつかった事業の腹案があるらしい。 本店経由ですぐにみえ、引き取っていった。

 他に、ハヤカワ文庫版の星 新一 『進化した猿たち 3』と、『マークスの山』の文庫版上巻が売れる。
 9打数3安打。打率 2割5分5厘3毛。


2010年9月27日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第255試合


  1. 三番叟の意味が
         写真入りで説明してある本

 三番叟の説明をした能の本が数冊見つかる。 ただし写真がなく、どれも決め手に欠ける。
 尋ねてきたのは2週間前、「キネマ旬報」を探しにきた方。 前回お忘れになった老眼鏡持参でみえたのだが、それをかけても 目が見えづらくなったと楽しみにしていた「キネ旬」探索をあきらめて、手ぶらで寂しそうに帰っていかれる。
 1打数0安打。打率 2割5分4厘8毛。


2010年9月26日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第254試合


  1. 札幌の地図
  2. 三浦哲郎 『白夜を旅する人々』
  3. 百人一首に関する本

 風の強い日曜日だった。3日前につづいて、通りでは交通量調査をやっていた。 調査員が風で遠くに飛ばされた用紙を拾いにいくのが見えた。
 休日の北大通なので、多少持ち場をはなれようと差しさわりがないようだった。
 4年前の昭文社の折り畳み型の地図が売れる。札幌旅行を控えているという方。
 3打数1安打。打率 2割5分5厘0毛。


2010年9月25日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第253試合


  1. 向田邦子
  2. 梅棹忠夫
  3. 羽山信樹 『流され者』 1、6巻
  4. 逢坂 剛 『じぶくり伝兵衛 重蔵始末2 』
  5. 釧路の歴史の本
  6. 社会教育に関する本
  7. 農文協の本
  8. ドストエフスキー 『罪と罰』

 夕方、中国系と思しき旅行者の集団で、めずらしく混雑する。 5〜7はその皆さんから。
 釧路の歴史の本を尋ねた方は 『北海道百年のあゆみ』を、農文協の方は家の光協会の本をというように、 当初の問い合わせから微妙にずれた本をお求めになる。安打に加えるのは自重する。
 かろうじて社会教育関係の本が売れた。
 『ゲゲゲの女房』の最終回を惜しむお客さんが3人もいた。
 8打数1安打。打率 2割5分4厘8毛。


2010年9月24日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第252試合


  1. なにか奥さん向けの本
  2. 清水晶子 『3年連用 北海道花日記』
  3. ハーンの 『怪談』の英文原書
  4. モーツァルトのレコード
  5. ジャズのCD
  6. 「文藝春秋」の巻頭言を
              まとめた本の1、2集
  7. 近代日本画家による裸婦画集

 津村秀介、ピアノ小曲集、キャノンボール・アダレイで1、4、6に応える。
 『3年連用 北海道花日記』は新刊が出た当初、委託販売を請け負ったもの。 人気が高くすぐに捌けてしまった。 重版をかけたという話はきかない。
 7打数3安打。打率 2割5分5厘6毛。


2010年9月23日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第251試合


  1. 映画 『あぶない刑事』のパンフレット
  2. 中村雅俊のCD
  3. 音楽事典
  4. 国語辞典
  5. 藤子不二雄

 大きな国語辞典は相変わらず人気がない。小型のものから売れていく。
 旺文社の小型辞書が1冊あった。しかしお客さんはさらにコンパクトな「ど忘れ」型の小冊子をご所望だった。 100円ショップのダイソーにその手のものがあると教える。
 音楽之友社の『音楽辞典 人名篇』が売れる。
 5打数1安打。打率 2割5分4厘7毛。

 「湯川トーベン (Gt、Vo) and 永原 元 (Per) with AKI」 ラルゴ・ライブの手伝いをするため、夕方5時で店を閉める。




2010年9月22日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第250試合


  1. ハンス・J・アイゼンク
        『精神分析に別れを告げよう』
  2. 新川和江 『記憶する水』
  3. 『人類の知的遺産 デューイ』

 通りのそこかしこで交通量調査をやっている。
 3打数0安打。250試合を終えて、1365打数348安打。打率 2割5分4厘9毛。


2010年9月21日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第249試合


  1. 安藤美保 『水の粒子』
  2. 茂木健一郎
  3. 大杉 栄 『自叙伝 日本脱出記』

 岩波文庫版の大杉栄で1安打。
 3打数1安打。打率 2割5分5厘5毛。


2010年9月19日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第248試合


  1. クリスマス・ソングのレコード
  2. 別海町か釧路市の地図
  3. 吉川英治文庫版の 『宮本武蔵』
  4. 『篆書字典』?
  5. エッケルマン 『ゲーテとの対話』

 『宮本武蔵』をお尋ねになった方は、現行の吉川英治歴史時代文庫版ではなく、旧版の吉川英治文庫をご所望。 そちらには挿絵がついているのだと教えてもらう。
 店にあるのは全8巻のうち、最初の巻のみ。 めくると確かに矢野橋村のものが収録されている。
 5打数0安打。打率 2割5分5厘3毛。


2010年9月18日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第247試合


  1. 田山花袋
  2. 『モーツァルト全集』の6、7巻
  3. 北海道の郷土史

 岩波文庫版の『蒲団・一兵卒』を買っていかれたお客さん、 受講している近代文学の講座のテキストなのだそう。
 一昨日捕獲した紙魚は元気。
 3打数1安打。打率 2割5分6厘2毛。


2010年9月17日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第246試合


  1. 『ロマン・ロラン全集』
  2. 子どもが読む動物図鑑
  3. 太平洋戦争に関する本
  4. 釧路・根室地方の本
  5. 園芸の本
  6. ハンコ
  7. 釣りの雑誌

 朴 慶植 『朝鮮人強制連行の記録』で3を、NHK「趣味の園芸」テキストで5をクリアする。
 ハンコの方には、シャチハタでよければ2軒となりの佐藤紙店さんを、 そうでなければ6丁目の佐藤印舗さんをどうぞと教える。
 今夏あけっぱなしだった入り口の自動ドアを、夕方になって閉める。 本店では今期初のストーブを焚いたという。
 7打数2安打。打率 2割5分6厘1毛。


2010年9月16日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第245試合


  1. 五井野 正 『七次元よりの使者』
  2. 国内旅行に必要な持ち物が
              書いてあるような本
  3. 伊藤重行 『釧路湿原の聖人・長谷川光二』
  4. 東海林さだお
  5. なんかおもしろい本
  6. 寺島敏治 『馬産王国・釧路』(釧路新書)

 悪趣味なことではあるが、今年になって2匹目の紙魚の飼育をはじめた。 入れ物は手の平サイズの透明なケース。
 第1号は引田天功ばりの脱出マジックをやりおおせたので、 今回はわずかな空気穴を残して、すき間はテープで念入りに塞ぐ。
 飼育を名乗るからには、なにか食べるものも必要だろう。 手近にあったドイツ語新聞のきれっぱしを入れてみた。 純国産の紙魚は舶来品を好むかどうか。

 前日、本店から釧路新書を10冊ほどまわしてもらうが、『馬産王国・釧路』にかぎってない。 まだ新刊で流通しているからいいけれど。 当店でのこれまでの売れ方から鑑みるに、同書は釧路新書でも上位の売上げに入るのではないかしら。

 5次元の本はある。7次元の本はない。訊かれてないけど、6次元もない。
 標茶から数ヶ月に1度みえるお客さんに、東海林さだおの丸かじりシリーズが売れる。
 6打数1安打。打率 2割5分5厘9毛。


2010年9月15日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第244試合


  1. YMOのレコード
  2. 萩原朔太郎 『猫町』
  3. 『萩原朔太郎全集』
  4. 『桜田勝徳著作集』(名著出版)
  5. 2歳の子ども向けの動物の本
  6. フォークダンスのレコード
  7. アンデルセン/森 鴎外・訳 『即興詩人』
  8. 読み聞かせの絵本か童話

 「厚岸箱」が徐々に増殖している。 厚岸箱とは、厚岸からくる常連の厚岸さん(仮名)によるおとりおきの本をまとめたダンボール箱のこと。 ご本人が命名したので、私も遠慮なくそう呼んでいる。
 『猫町』をおさめた思潮社の現代詩文庫は、その箱のなかへ。 3と4も厚岸さんのリクエストだが、在庫がないので厚岸箱には入れられない。

 YMOの『君に、胸キュン。』のシングル・レコードが歌謡曲好きの常連さんに売れる。 昼にきて一旦スルーしていたのを、再度来店して「やっぱり買ってくわ」。 本店にも探しにいったようだが、収穫はあったろうか。 以前よりフォークダンスのレコードも頼まれているが、こちらは難物である。
 8打数2安打。打率 2割5分6厘3毛。


2010年9月14日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第243試合


  1. 山岡鉄舟に関する本
  2. 美術出版社 「世界の巨匠シリーズ」
               のルノワールの巻
  3. シャープの芯

 男と女じゃ団扇のあおぎ方がちがうのよ。
 男はこう(といって団扇の扇部を立てて)左右にせかせかあおぐけど、 女の人はこう(団扇を水平にして)胸元に風を送るようにゆっくり上下にあおぐんだ。
 男で女みたいにあおいでるのがいたら、そりゃおかまだな。
 生まれも育ちも京都だという開店当時からの常連さんが久々にご来店。 暑がっていたので団扇をわたすと、そう実演してくれた。

 山岡鉄舟 『剣禅話』(タチバナ教養文庫)で1安打。
 3打数1安打。打率 2割5分6厘3毛。


2010年9月13日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第242試合


  1. 亀井勝一郎
  2. カザルスのバッハのレコード
  3. 橋口譲二 『十七歳の地図』
  4. 花の写真集
  5. 栗田 勇 『女人讃歌 甲斐庄楠音の生涯』
  6. 折り紙の本
  7. 壁面のボード作りに関する本
  8. プーシキン 『オネーギン』
  9. 映画に出てくるゾンビに関する本

 本は本屋にだけ置いてあるものではない。 折り紙のお客さんには、ご近所の佐藤紙店さんに新刊本が常備してあることを教える。
 ゾンビのお客さんはと書くと誤解を生むので、ゾンビ本を問うてきたお客さんはと言い直すが、 ブードゥー教関連のものをお探しかというと、さにあらず。映画に出てくるゾンビの解説本だという。 前夜の日曜洋画劇場で「バイオハザード」をご覧になったそうな。
 適当なものはなかったが、代わりにダダイズムの本を買ってくれた。
 亀井勝一郎とプーシキンが売れる。
 9打数2安打。打率 2割5分6厘2毛。

 豊文堂書店 店主 豊川俊英の随筆再録コーナーを更新しました。 第7回は「古本屋と屋号」です。


2010年9月12日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第241試合


  1. 水上 勉
  2. 吉村 昭 『漂流』
  3. 綾辻行人

 豊文堂書店の初代アルバイトだった方が顔を見せてくださる。 もう20年以上前、北大通店など影も形もなかったころの話を少々。 現在のお仕事である出版社の現場の裏話も。
 3打数0安打。打率 2割5分6厘4毛。


2010年9月11日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第240試合


  1. 佐伯泰英
  2. 船井幸雄
  3. 「キネマ旬報」

 船井幸雄の気とか波動とか、あれはいったいどういうことなのかしらねと尋ねられるが、素養のない私にはよくわからない。
 そっち方面の本はないけれど、PHP文庫のビジネス物が1冊あった。 まずはここから勉強してみるわ、気とか波動の本も探しておいてねと言われる。
 半世紀以上前の「キネ旬」をめくっていた方は、 「やっぱり老眼鏡ないとつらいわ。この次はちゃんと持ってこなきゃなァ。また来るから〜」。
 3打数1安打。240試合を終えて、1315打数338安打。打率 2割5分7厘0毛。


2010年9月10日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第239試合


  1. 原田康子
  2. 奥さん向けのスリラー
  3. 荒木博之 『やまとことばの人類学』
  4. 大野 晋 『日本語をさかのぼる』
  5. 昨日か一昨日発売の本
  6. 五味川純平 『戦争と人間』 5巻目
  7. 北海道のロードマップ
  8. 『マンモスと古代獣』

 前半、1から4までは3人のお客さんに順調に売れていくが、後半は全滅。
 電話による5は、当店を新刊書店と間違えての問い合わせのようだった。

 8は、2階の喫茶部長を介して、パーカッショニストの永原 元さんからの依頼。 たびたび訊かれているのだが、一向に見当たらない。
 喫茶ラルゴ開催の 「湯川トーベン and 永原 元 with AKI 」 ライブ 釧路公演は、9/23 (木・秋分の日)です。
 8打数4安打。打率 2割5分6厘8毛。

 常連さんから、読み終わったのでと 『浪華の古本屋 ぎっこんばったん』 をいただく。
 別の常連さんからは、マンガ 『ワイルドマウンテン』 全8巻を貸してもらう。
 さらに別の常連さんから、 『オリンダのリストランテ』 というアルゼンチン映画がいいのよと教えてもらう。どれもおもしろそう。


2010年9月9日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第238試合


  1. 鶴岡市の郷土史
  2. D・クリスタル 『地球語としての英語』
  3. コロポックルに関する本
  4. アイヌ民族に関する本
  5. 建築の本

 釧路古書籍商組合の集まりで某所に1泊。 勢いがよかったころの業界の濃い話をたんまり浴びてふらついてしまう。 酩酊したのは、酒のせいだけではないはずだ。
 朝風呂につかって、セリ。午後1時前に店に戻る。
 5打数0安打。打率 2割5分5厘3毛。


2010年9月8日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第237試合


  1. 何かいい本、私向きの
  2. 『シネアルバム ハンフリー・ボガート』
  3. 『中銀外史 回想の記録』の第2集
                 (東京中銀会)

 火の見櫓研究会 準会員 I さんが、旅先から何の変哲もない ブラシを郵送してくれたのは、去年の今ごろだった。 レジカウンター後ろの壁に吊るされ、半ばジョークグッズと化していたそれを、この日初めて「売り物ですか」と尋ねられる。
 「先が亀の子たわしみたくなってるのって、最近見ないのよ」とお客さん。 本来のブラシそのものとして見てくれていた。 申し訳ないけれど、頂き物である旨説明してお断りする。

 釧路古書籍商組合 秋季総会 及び交換会に参加するため、両店ともに午後4時半で営業を終える。
 およそ2時間後、会場に到着。玄関の予約の札には「釧路古書箱組合 様」と記されていた。
 3打数0安打。打率 2割5分6厘3毛。


2010年9月7日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第236試合


  1. 佐伯泰英 『邪宗 交代寄合伊那衆異聞』
  2. 『橘曙覧全歌集』(岩波文庫)
  3. カエルの出てくる絵本

 本店の予備のパソコンで急場をしのぐ。
 3打数0安打。打率 2割5分6厘9毛。


2010年9月6日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第235試合


  1. 国語辞典や漢和辞典
  2. 『古今和歌集』
  3. 『百人一首』
  4. 青木
  5. パソコンの本
  6. コミック
  7. 国家資格の問題集

 土曜日の わっと生誕祭 の景品として、北大通店が提供した3枚の2,000円分古書券。 当選した方が早速、引き換えに来てくれる。希望の5、6がなくて、国語辞典になった。 残り2枚は無事交換されるのか。期限は12月末まで。

 北大通店のパソコンをおかしくしてしまう。 予備を取り出すが、これまたあっという間にうんともすんともいわなくなる。1日で2台も。
 鈴木知太郎 『小倉百人一首』(桜楓社)が売れる。
 7打数1安打。打率 2割5分7厘5毛。

 前日、釧路市立博物館による 「現場で学ぶ 林業基礎講座 森に生きる人びと」 に参加してきた。
 マイクロバスに揺られて到着した先は音別町 尺別の山林。 同地の林業家の方のお話をうかがいながら、トドマツなどの樹林をみてまわり、 樹木調査や枝打ち、補植の体験、エゾシカ防護の現場や天然木の伐倒見学など、盛り沢山であった。

9/5 (日)開催 釧路市立博物館による「現場で学ぶ 林業基礎講座」より。釧路市 音別町 尺別の森。

9/5 (日)開催 釧路市立博物館による「現場で学ぶ 林業基礎講座」より。釧路市 音別町 尺別の森。

9/5 (日)開催 釧路市立博物館による「現場で学ぶ 林業基礎講座」より。釧路市 音別町 尺別の森。

 3年目となる今回の特色は、看板まで作成して「トドマツ枝打体験」を強調した点にある。 枝打ちとは、節のない材を生産するために、下方の不要な枝を切り落とす作業をさす(パンフレットより)。

 植えっぱなしでは、森の仕事は終わらないということ。 枝打ち自体は過去2回においても行われていたが、 この種の森林体験がともすれば植樹にばかり傾きがちな中、講座の進路がより鮮明になったのではないか。
 「森林」基礎講座ではなく、「林業」基礎講座であることに留意してほしいとは、企画した博物館の方が再三述べていたものである。
 人の手が森を整え、ひいてはそれが森の恩恵に与ることになる。参加してもっともよく学んだことだ。

 「2009年度の道内の林業労働者が、07年度の前回調査時に比べ5,1パーセント多い4186人に増えていたことが、 道の調べ(隔年調査)で分かった」(2010年9月7日付 北海道新聞の朝刊記事より)。

9/5 (日)開催 釧路市立博物館による「現場で学ぶ 林業基礎講座」より。釧路市 音別町 尺別の森。

9/5 (日)開催 釧路市立博物館による「現場で学ぶ 林業基礎講座」より。釧路市 音別町 尺別の森。

9/5 (日)開催 釧路市立博物館による「現場で学ぶ 林業基礎講座」より。釧路市 音別町 尺別の森。


2010年9月4日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第234試合


  1. あたらしい映画のパンフレット
  2. 「日経エンタテインメント」
  3. 『ジェフォロジィ』参加ギタリストのCD
  4. ゴスペラーズのCD
  5. 大高宏雄 『仁義なき映画列伝』
  6. マンガ
  7. 喜多郎のCD
  8. 火影忍者

 数週間ぶりに来店した國村 隼ファンの國村さんから1と2。 もちろんどちらも、愛する俳優の出演作やインタビュー記事掲載号をさす。 新入荷は途絶えているが、心やさしき國村さんは『アウトレイジ』のDVD発売日を教えてくれる。

 一昨日、ジェフ・ベックのトリビュート盤 『ジェフォロジィ』をお求めになった方、お気に召したよう。 参加ギタリストのCDがあったら欲しいとおっしゃる。 急遽、同作でプレイしたミュージシャンをネットで調べることに。 スティーヴ・ルカサーが在籍したTOTOのアルバムが店にあった。1安打。
 同じ方がゴスペラーズのCDも。といっても、日本のグループではない方だという。

 田中長徳の『さらば、ライカ』が売れる。 前日、電話で写真の本を尋ねてきた方がいて、同書のことを教えていた。 もしやと思い会計時に訊くと、やはり電話の主である。安打を取りこぼさずに済む。

 中国系のご一家が来店。
 お父さんが小学生のお子さん用にと、マンガのありかを尋ねてくる。 しばらく棚を見ていくが、探し物はないみたい。 お母さんがなにか聞きたそうにしている。紙と鉛筆を渡すと「喜多郎」、 子どもがつづけて「火影忍者」と記す。どちらもない。ごめんなさい。
 忍者の正体は、これのことだった。

 夜7時から 釧路大漁どんぱく の花火があがりだすが、そばのホテルに阻まれて音しか聞こえない。 ほんにお前は屁のようじゃ。
 8打数2安打(内1安打 9/3分)。打率 2割5分8厘1毛。


2010年9月3日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第233試合


  1. 梯 久美子 『昭和二十年夏、僕は兵士だった』
  2. アンジェイ・ムラルチク 『カティンの森』
  3. 写真の本(『神に近い目〜』?)
  4. 田中長徳
  5. 藤沢周平
  6. モーム 『人間の絆』
  7. 『万葉秀歌』
  8. つげ義春
  9. ゴーギャンのことを書いたモームの小説
  10. 三浦綾子
  11. 軽い読み物

 『闇の歯車』で5、新潮文庫版の『人間の絆』と『月と六ペンス』で6と9、 講談社学術文庫版 久松潜一の 『万葉秀歌』で7、 文春文庫のエッセイ集で11。それぞれもらわれていく。
 11打数5安打。打率 2割5分8厘2毛。


2010年9月2日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第232試合


  1. ゴードン・プランゲ 『真珠湾は眠っていたか』
  2. なにか新しい本
  3. 古山高麗雄
  4. 『梅棹忠夫著作集 第7巻 日本研究』
  5. 勉強がはかどるようなCD
  6. レイ・チャールズのCD
  7. ホイットニー・ヒューストンのCD
  8. おススメのCD
  9. 青木高夫 『ずるい!?なぜ欧米人は
            平気でル−ルを変えるのか』
  10. 美術の本
  11. スリラー小説
  12. 北斎の画集
  13. 桑田佳祐のCD

 「アメリカ人が書いた本なんだけど、んー、タイトル出てこないや。また今度にするわ」
 そうおっしゃるお客さんに食らいつく。
 どの分野ですか。え〜と、何だっけ。度忘れした。小説ですか。いや、ちがう。経済とか。ん、歴史、かな。 時代はいつでしょう。戦争のころだな。第二次大戦。うん。そうだ、真珠湾のやつ。それなら何冊かあります。
 プランゲ本を見せると「これだ、これ」
 真珠湾攻撃を題材にしたアメリカ映画 『トラ・トラ・トラ』製作時の謎を追ったノンフィクション 『黒澤明 VS. ハリウッド』を読み終えたばかりなのがよかったか。 同書にはプランゲのことも少し出てくる。

 奥さん向けの読み物を探しにくる常連さんからの2、木谷恭介でクリア。 夕方再度お見えになり、今度は11のリクエスト。村 薫の『レディ・ジョーカー』など。
 毎日お越しの毎日さんは、3と4。ともに在庫があるが、保留になる。
 5と9は、商店街の読書家さん。 勉強がはかどるかどうかは不明だが、試聴の上、ガイ・ロンバード楽団のCDに決まる。

 6〜8は最近来てくれるようになった方より。 大好きだというクラプトンの在庫は前回で売り切ってしまった。 ジェフ・ベックのトリビュート盤などで、8を脱する。
 他に美術の本が売れる。
 13打数6安打。打率 2割5分6厘5毛。


2010年9月1日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第231試合


  1. バイエルの教則本
  2. 落語のCD
  3. 木村 聡 『赤線跡を歩く』

 誰もが名前を知っている古代日本の有名人物、 その第52代目の子孫という方がお見えになる。
 3打数0安打。打率 2割5分4厘3毛。


2010年8月31日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第230試合


  1. 栗本 薫 『新・天狼星ヴァンパイア 上
                    恐怖の章』
  2. 今 東光 『十二階崩壊』
  3. なんか新しいCD
  4. 山梨の観光情報誌

 30度に満たない気温なれど、夏の暑さに耐性のない当地である。 こうも暑いと人々が家に閉じこもって、外に出てこようとしないのではないか。 そう愚痴りたくなるような、人出の少なさであった。
 4打数0安打。230試合を終えて、1251打数319安打。打率 2割5分4厘9毛。


2010年8月30日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第229試合


  1. レヴュファ 『星と嵐』
  2. 夢枕 獏 『神々の山嶺』
  3. 新しいDVD
  4. なにか珍しいもの
  5. 笹沢左保の時代小説
  6. 旅行のガイドブック
  7. 岡見正雄・校注 『太平記』(角川文庫)

 朝一の電話で受けた1と2、ともに在庫あり。 『星と嵐』は、新潮文庫版が昨日売れている。
 お客さんによると、NHK-BSで「世界の名峰」の 特番 が放送され、これら山の本の紹介もあったのだとか。
 数時間後、前者の白水社版が売れ、単行本があった後者はまた今度にしますと保留になる。 かくしてテレビの威力を思い知らされる出来事が、この店にも時々訪れる。
 他に5、7が売れる。

 以前、福島安正関連書を探していた方もみえ、 入荷していた島貫重節 『福島安正と単騎シベリヤ横断』を渡すことができる。
 7打数4安打(内1安打 6/30分追加)。打率 2割5分5厘8毛。


2010年8月29日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第228試合


  1. 岡本敏子
  2. 水野廣徳

 数日前、釧路しんきんの未使用の封筒が7枚、囲碁将棋のコーナーに落ちていた。 落とし主は現れていない。
 前日、文庫コーナーに探求書ノートを忘れた方は、この日無事取りにみえる。
 2打数0安打。打率 2割5分4厘0毛。


2010年8月28日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第227試合


  1. 子どもが読むような本
  2. 映画 『プリティ・ウーマン』のパンフレット
  3. 関屋敏隆
  4. 帳面
  5. 釣りの本

 店の並びに、画材屋さんや文房具屋さんがあるおかげで、絵の資料を探しにみえる方が多い。
 少し前に、マリー・ラフォレが表紙の「キネマ旬報」を買ってくださった常連さんも、その中のひとり。 スケッチブックに描いた女優像の完成品を、この日見せていただく。 大いに照れておられたが、絵筆を握らない身にはまぶしすぎる出来であった。
 『プリティ・ウーマン』のパンフは、リチャード・ギアが好きなその方の元へ。 40歳を迎えたそのころが一番かっこよかったという。 遡ること8年前の『愛と青春の旅立ち』のパンフは敗北する。若さゆえに。
 5打数1安打。打率 2割5分4厘4毛。


2010年8月27日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第226試合


  1. ブックカバー

 1打数0安打。打率 2割5分4厘6毛。


2010年8月26日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第225試合


  1. 川本三郎 『君美わしく』
  2. 広沢虎造 『清水次郎長伝』のレコード

 少し前までウィンドウに飾っていた広沢虎造のレコード、 場所を移したら「売れてしまったんですか」と質問が。 てっきり欲しいものと思ってお見せするが、そういうわけでなかったみたい。

 クリップ入れの小ケースに飼っていた紙魚が消えてしまった。 お客さんに見せようとして、いないことに気づいた。 呼吸できるようにと設えた隙間から逃げたらしい。 見つけて数日はおとなしくしていたのに。こちらを油断させる演技だったのか。
 2打数0安打。打率 2割5分4厘8毛。


2010年8月25日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第224試合


  1. 梨元 勝の風俗体験を小説化した本
  2. なんか新しいの
  3. 道東の山の本
  4. ハイフェッツのレコード
  5. 原田康子 『挽歌』
  6. 『浜中町史』
  7. 麻丘めぐみのレコード
  8. スキーの本

 北大通店のおとなり、ささき画廊さん店頭で、阿寒町産の無農薬野菜の販売がはじまった。 不定期でつづけるという。
 2は、奥さん向けの読み物を探しにみえた常連さんより。 先週の宇江佐真理がよかったという。別の宇江佐作品に手をのばしてもらう。
 前日『浜中町史』を買ってくださった関西からの旅行者の方、この日は新潮文庫版の『挽歌』を。 2冊目の『浜中町史』の予約もいただく。無事に売れたら安打扱いしよう。
 8打数2安打。打率 2割5分5厘2毛。

8/29撮影 北大通店のおとなり、ささき画廊さん店頭にて。



2010年8月24日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第223試合


  1. 古い山の雑誌
  2. 木札の百人一首
  3. 帰りの飛行機ですぐ読める
                 時代小説の短編集

 釧路市民活動センター わっと の開設6周年を祝う 生誕祭 が、来月4日(土)に開かれる。
 北大通店では、毎年抽選会の景品を提供している。 今年は何にしよう、などと考える暇もなくまたしても「古書券」に決定。 早速画用紙を買ってきて作りはじめた。 他にアイディアはないのか!
 エクセルのデータを呼び出して、2,000円券を3枚印刷。 直したつもりの有効期限が20010年12月末になっている。 そんな遠い未来、地球はゴキブリの天下になってるよ! あわてて刷り直そうとすると、今度はプリンターがご機嫌ななめで作動してくれない。 頭をかきむしる。

 宮部みゆきの時代もの短編集で1安打。
 先月末に『浜中町史』を予約した旅行者の方が、無事お求めにみえる。
 3打数2安打(内1安打 7/31分追加)。打率 2割5分5厘3毛。

 常連の先生に本 秀康のマンガ 『ワイルドマウンテン』を大プッシュされる。


2010年8月23日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第222試合


  1. 野呂邦暢
  2. 小型の漢和辞典

 長田弘の詩集を買った方が、野呂邦暢の在庫を尋ねてくる。 みすず書房の随筆選 『夕暮の緑の光』をお読みになったという。 店には1冊もない。『諫早菖蒲日記』が九州の出版社から復刊されたことを教える。
 思いついて市立釧路図書館のサイトを検索。 野呂作品が10数冊架蔵してあることを知るが、お客さんはすでにお帰りになっている。

 その数時間後。 読みたいならあげますよと、 常連さんがみすず書房版 『愛についてのデッサン』を持ってきてくださった。 入手して間もないという同書の感想を、前日伺ったばかりである。
 4年前の本だが絶版らしい。新刊書店で手に入れようとして叶わず、さりとて店にも入ってこず。 ありがたく頂戴する。野呂邦暢日和の一日だ。古本屋が舞台のこの小説を大事に読もう。

 釧路短期大学で学ぶ若者が課題用の取材に来てくれる。 本にまつわるとりとめのない話をダラダラとしてしまった。
 2打数0安打。打率 2割5分4厘3毛。


2010年8月22日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第221試合


  1. 帚木蓬生 『閉鎖病棟』
  2. なんか新しい本
  3. 『竹老園物語』

 なんか新しい本入ったかいと尋ねてきたのは、日曜日になるとやってくるお客さん。 他の曜日には、ついぞお見かけしたことがない。
 北大通店の定休日は実は日曜日なのだが、最近は店を開けることも多く、こうしてお越しいただけている。 新しいかどうかはともあれ、時代小説の文庫を数冊お求めに。
 3打数3安打。打率 2割5分4厘7毛。


2010年8月21日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第220試合


  1. ヘルケ・ザンダー 他
       『1945年 ベルリン解放の真実』
  2. るるぶの韓国
  3. 谷川健一
  4. 赤松啓介
  5. 毎田周一
  6. 井伊直弼に関する本
  7. 『正史 三国志』
  8. 『新版 起案例文集』(ぎょうせい)

 厚岸の常連さん、縮めて厚岸さんが久々にお出でになる。 盲腸の手術をしたといい、まだ本調子ではなさそう。 入院中はさぞ読書が捗ったろうと思えば、頭痛におそわれ全く捗々しくなかったとか。
 3〜7まで、堰をきったように問い合わせの連投。 その上、とりおきにしたい本が次々と見つかり、それをしまう専用のダンボール箱まで出来てしまった。 厚岸さん自ら「厚岸箱」と命名。谷川健一が1冊、そこに入る。
 8打数1安打。220試合を終えて、1214打数307安打。打率 2割5分2厘8毛。


2010年8月20日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第219試合


  1. アンブロワーズ・ヴォラール
              『ルノワールは語る』
  2. 池波正太郎
  3. English Book

 池波正太郎の文庫が数冊売れる。 欧米人のご夫婦には、マイクル・クライトンのペーパーバックなど。
 3打数2安打。打率 2割5分3厘7毛。


2010年8月19日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第218試合


  1. 市松人形に関する本
  2. 司馬遼太郎 『竜馬がゆく』の単行本

 あたりが暗くなる。くしろ市民北海盆踊りが始まり、通りに人が溢れる。 8月上旬の港まつりのパレード中よりも、お客さんの入りがよいのは例年通り。
 商店街の先輩に洩らすと、「盆踊りは、踊り自体は単調だからねェ。 見てる人も飽きてくると、店ン中入ってきてくれるんですよ」と。 なるほど。
 2打数0安打。打率 2割5分2厘7毛。


2010年8月18日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第217試合


  1. なにかいい本 (奥さん向きの)
  2. 家庭医学の本
  3. なにかいい本
  4. 「ガロ」

 なにかいい本 その1。常連さんが奥さん向きの本を探しにみえる。 ここ最近の 「山があって殺しがある本」という指定はない。 入荷したばかりの宇江佐真理 『夕映え』(ハルキ文庫)を勧めると、お買い上げいただける。
 その2。「なにかいい本入っていますか」と訊かれ、「入ってますよ〜、なにかしら〜」と答える。 先週も寸分違わぬやりとりがあった。訊いてきたのも同じ人である。

 80年代前半の「ガロ」が売れる。 前日のカラーブックスのお客さん、本店の場所を教えてほしいという。 向こうに在庫がたくさんあることを伝えていたため。 後で本店から同シリーズの 『日本の貝』が売れたと連絡がある。 安打に加える。
 4打数3安打(内1安打 8/17分追加)。打率 2割5分3厘1毛。


2010年8月17日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第216試合


  1. マンガの本
  2. 香納諒一 『あの夏、風の街に消えた』
  3. 漢字ど忘れ辞典のような本
  4. 釧路市史編さん事務局・編
         『釧路昔むかし』(釧路新書)
  5. 講談社現代新書の「新書日本史」の第5巻
  6. 『ルバイヤート』の単行本
  7. 原田康子 『海霧』
  8. 中国ビジネスに関する本
  9. 貝の図鑑
  10. 保育社のカラーブックス

 気温が25度前後の日がつづき、釧路にしては上々の暑さだ。 店にはもちろん扇風機などない。 店内限定のうちわレンタルサービスをはじめる(祭りの余り物)。
 サンコミックスの『鬼太郎』で1をクリア。 原田康子の『海霧』は、2階 喫茶ラルゴのお客さんからのリクエスト。 当サイトに文庫版全3冊を掲載しており、後日お渡しすることになる。
 10打数2安打。打率 2割5分1厘4毛。


2010年8月16日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第215試合


  1. チャールズ・ブコウスキー
            『町でいちばんの美女』
  2. 囲碁の本
  3. 朝鮮の文学理論の本
  4. メソポタミアの神話
  5. ソルジェニーツィン 『収容所群島』
  6. 詩の本
  7. 大塚博堂のCDかレコード
  8. 新潮文庫の中島みゆき

 ブコウスキーは単行本があった。囲碁雑誌の付録が売れた。
 矢島文夫 『ギルガメシュ叙事詩』(ちくま学芸文庫)を差し出して、他にこの手の本はありますかとお客さん。 同じ矢島文夫の『メソポタミアの神話』が見つかり、そちらに変更される。

 6〜8は昔、釧路に住んでいたという方から。 山村暮鳥の詩集と、大塚博堂のLP 『過ぎ去りし想い出は』をお求めに。
 夜7時から、新釧路川で釧新花火大会がはじまる。音だけで花火を味わう。
 8打数5安打。打率 2割5分1厘8毛。


2010年8月14日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第214試合


  1. 岩崎宏美 『聖母たちのララバイ』のレコード
  2. 石渡信一郎
  3. 『梅棹忠夫著作集 第15巻』
  4. 宮本 輝 「流転の海」 第6部
  5. 芳賀信一 『根釧パイロットファームの光と影』
  6. 「本の雑誌」2010年9月号
      座談会 初心者向け
        おすすめミステリー30に載っている本
  7. 宮本 輝 『骸骨ビルの庭』
  8. 豆本
  9. 植物図鑑

 毎月、読み終わった「本の雑誌」をくださる常連さんから、最新号をいただく。 今月号の特集は、「たちあがれ、翻訳ミステリー」。 初心者におすすめの30冊のうち、店にあってお客さんが未読なのは『チャイルド44』だけだった。 お求めいただける。
 閉店間際に植物図鑑が売れる。
 9打数2安打。打率 2割4分9厘3毛。


2010年8月13日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第213試合


  1. ゲイリー・ブルッカーのCD
  2. アルバート・リーのCD
  3. 石川啄木
  4. 川村 湊・他 『戦争文学を読む』
  5. J・E・スティグリッツ 他
      『世界を不幸にするアメリカの戦争経済』
  6. 雑誌 「ムー」 2009年3、4月号
  7. 藤原新也
  8. 「日本の名著 法然」(中央公論社)
  9. シルヴィ・ヴァルタン

 岩波文庫の『啄木歌集』と、ありったけの藤原新也(といっても3冊しかない)が売れていく。 あと、シルヴィ・ヴァルタンのシングル・レコード 「恋のスーパー・ギャル」も。
 9打数3安打。打率 2割4分9厘5毛。


       ×       ×       ×

 <炭鉱関連番組 放映のお知らせ>

 8/21(土) 午後3時〜 NHK BS hi にて、
証言記録 市民たちの戦争 「ヤマの戦争 強いられた増産 〜福岡県・筑豊炭田〜」 が放送されます(8/11の再放送です)。

 戦時下、国の極度な増産体制の影響をまともに受けた筑豊炭田。 戦場へ赴く熟練坑夫たちの代わりに、過酷な生産を支えたのは、 中学生、主婦、徴用された朝鮮半島の人々、そして捕虜となった連合軍兵士たちでした。
 戦時下の炭鉱現場の実際を検証します (釧路からは1名出演します)。

 同番組は、九州沖縄地方向けに別編集を施された上で、「九州沖縄スペシャル 地底の戦場〜福岡・筑豊炭田〜 」としても放映されます。

 九州沖縄での放送日時 (共に NHK総合)
 8/20(金) 午後8:00〜8:43
 8/28(土) 午前10:05〜10:48(再放送)

 この別編集バージョンも 北海道で放送 されます。
 8/29(日) NHK総合 午後1:05〜1:49
(インタビュー中心、釧路からは3名出演)。

(協力:太平洋炭砿管理職釧路倶楽部、田川市石炭・歴史博物館、釧路市立博物館)



2010年8月12日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第212試合


  1. DVD
  2. 手芸の本
  3. アーサー・ビナード
  4. おススメの本
  5. 永井荷風 「狐」収録の本
  6. 小熊英二
  7. ドラえもんの本

 スイス帰りのかつての常連さんが1年数ヶ月ぶりに顔を見せてくれる。 たくましくなったなァ。今は稚内で働いているという。
 おススメの本はありますかと訊かれるが、こちらが口を出すまでもなく、面白そうな本を自力で見つけていってくれた。
 パッチワークの本とドラえもんの絵本で2安打。 2歳の女の子が「ドラえもん」と言おうとして、どうしても「うたえもん」になってしまう。
 7打数2安打。打率 2割4分8厘9毛。


2010年8月11日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第211試合


  1. 宮本 輝 『三千枚の金貨 上下巻』
  2. 澤地久枝
  3. 柳田邦男

 日曜日から、店内に小さな鐘を吊るしている。 船舶用の「号鐘」になるのだけれど、火の見櫓研究会会員としては、櫓の半鐘を眺めているよう。 福引の景品があたったときよろしく、ときどき鳴らしてみたりして。
 3打数0安打。打率 2割4分8厘7毛。


2010年8月10日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第210試合


  1. なにかいい本
  2. コンピュータのA4の紙
  3. 大宅壮一
  4. 佐高 信
  5. 「釧路叢書」
  6. 大沼正則 『科学の歴史』(青木教養選書)
  7. 釧路炭田に関する本

 「なにかいい本入っていますか」と訊かれ、「入ってますよ〜、なにかしら〜」と答える。 文字に起こすと、ずいぶん軽く聞こえる。
 大宅壮一の 『昭和怪物伝』が売れる。
 7打数1安打。210試合を終えて、1151打数287安打。打率 2割4分9厘3毛。


2010年8月9日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第209試合


  1. 『きけ わだつみのこえ』
  2. 関 千枝子
          『広島第二県女二年西組』
  3. 意思決定に関する本
  4. ゼンリンの釧路の地図
  5. ラテンかシャンソンかタンゴのCD
  6. 鮭の本

 『きけ わだつみのこえ』の在庫がない。 ゼンリンの住宅地図など、そもそも店に入荷したことがない。 祭りの後のちょっとした虚脱感。筋肉痛にも見舞われる。
 6打数4安打。打率 2割5分。


2010年8月8日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第208試合


  1. マンガ
  2. 森 雅裕
  3. 日本のロックのレコード
      (ラフィン・ノーズやザ・ウィラード)

 くしろ港まつりの最終日。 店のある北大通8丁目の歩行者天国では、 釧路市立美術館による企画 「書をかこう!」をやっている。
 お客さんがいないのを見計らって、大きな筆で大きな紙に1文字書いてきた。「」。
 あいたたた。とめも、はらいもおざなりの、棒っきれみたいな字じゃないか。 地元書家の方が、店名と落款風の私の名前を書き加えてくださる。

 森 雅裕の新刊 『高砂コンビニ奮闘記 悪衣悪食を恥じず』(成甲書房)を貸してくださった常連さんから、 その後の森作品の入荷状況を尋ねられる。1冊もないのがもどかしい。
 新作は1/3ほど読み進めたところ。なぜ大半の作品が絶版で、小説の発表も途絶えてしまったのか。 その答えは、コンビニバイトの顛末を記した同書のなかでおいおい分ってくるという。

 3のお問い合わせ。 「ありませんね」と謝りながら、念のために300円レコード・コーナーを探っていると、「それです、それ!」。 ザ・ウィラードのアルバムが1枚出てきた。
 「ありました」といって、また謝る。
 3打数1安打。打率 2割4分7厘8毛。

 「今日のォ〜 し〜ごとォは辛かったァ〜」
 朝っぱらから、岡林信康の『山谷ブルース』がラジオから流れてきて、うへぇとなる。 午前8時の選曲じゃないだろう。
 というのを、深夜祭りの後片付けのしょっぱい作業の合間に思い出す。
 雨の予報ははずれた(と思ったら市の西部、大楽毛では大降りだったそうな)。


2010年8月7日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第207試合


  1. スポーツ関連の本
  2. レコードの針

 あ、暑い。 冷涼な釧路なのでせいぜい30度近くの気温なのだが、 いつもは涼しいと好評の店内(冬は寒いと不評)ですら、もわもわ〜と蒸している。もわもわ〜。
 2打数0安打。打率 2割4分7厘5毛。


2010年8月6日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第206試合


  1. お人形の本
  2. 人形や動物のぬいぐるみを作る本
  3. 山があって殺しがある本
  4. 北原亞以子
  5. コミックス
  6. ボブ・ウッドワード 『ブッシュの戦争』
  7. 楽譜がついたミュージシャンの本
                 (クールスなど)
  8. 短歌の本
  9. 三宅信一 『戦雲ただよう根釧原野』
  10. 有吉佐和子 『出雲の阿国』
                  (中公文庫)

 山があって殺しがある本は、一昨日と同じ常連さんより。 前回の西村京太郎は、リクエストした奥さまに好評だったそう。 山が出てくるかわからないが(というか、たぶん出てこないが)、今回も京太郎印のご当地ミステリを買っていただける。
 『ブッシュの戦争』が売れる。短歌の本も売れる。

 少し前にマリー・ラフォレが表紙の「キネ旬」を保留にした常連さんが、再度お見えになり購入。
 一昨日、新しい目ぼしい本を尋ねてきた2階のラルゴの出入り業者さんも、そのとき保留にした時代小説をお買い上げに。 両方とも安打に追加する。
 10打数5安打(内2安打 7/12・8/4分追加)。打率 2割4分8厘0毛。

 大陸書房の「世界のノンフィクション」シリーズが大量入荷。 これからサイトに掲載していくことになるが、どの分野に載せるか悩ましい。 歴史なのか、全集なのか、う〜む。
 趣味の分野に、宜保愛子を配した「占い・ギャンブル」という小項目があることを思い出す。 その並びであれば、しっくりくるのではあるまいか。 「ふしぎ研究」 というアヤシゲな項目を立ててみる。

 くしろ港まつりの初日。夜7時ごろから大漁ばやしパレードで、通りは大賑わい。
 そう記した数時間後、すぐそばでパレードが原因の重傷事故が起きていたことを知る。 なんで救急車が来てるんだろうと首を傾げていたものの、そんな大事とはまったく気がつかず。

8/6撮影 くしろ港まつりの大漁ばやしパレードより。なんだかよくわからない画像にみえるかもしれないが、トラックを漁船風に改造した山車が通りを走っているところである。


2010年8月5日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第205試合


  1. 吉川英治 『鳴門秘帖』か『宮本武蔵』

 吉川英治をお尋ねなのは、外の均一本で『新 平家物語』(講談社の旧全集 全6巻)を買ってくださった方。 六興出版の函入りの分厚い1巻本 『定本 宮本武蔵 全』の在庫あり。
 荷物になるし、また数ヶ月したら買いにくるよとおっしゃっていたのだが、 数時間後、やっぱり買うよとお見えになる。
 1打数1安打。打率 2割4分5厘7毛。


2010年8月4日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第204試合


  1. 2009年版の運勢の本
  2. 山があって殺しがある本
  3. グレアム・グリーン 『情事の終り』
  4. 「セリーヌの作品」 (国書刊行会)
  5. 音楽書
  6. 新しい目ぼしいもの
  7. 夢枕 獏 『陰陽師』の5巻以降
  8. 文庫本

 『情事の終り』は早川の選集版がある。セリーヌは8、9、13、15巻がある。 『陰陽師』のシリーズは文庫版が5冊あった。
 音楽書もある。文庫本はたんまり。新しい目ぼしい本だってないわけではない。
 でも、いずれもキワキワのところで、こちらの(仮想)バットをかすっていった。

 山があって殺しがある本とは、梓林太郎あたりの山岳ミステリのことであろう。 奥さまのリクエストで探しにみえた常連さんより。 山が出てくるかどうかはわからないが、西村京太郎のご当地推理小説を2冊お求めに。
 8打数1安打。打率 2割4分5厘0毛。


2010年8月3日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第203試合


  1. 鳥の本
  2. エリック・クラプトンのCD
  3. やまだのぼる 『竹老園物語』
             (竹老園東家総本店)
  4. 串田孫一の新しいの
  5. 歌の本

 『ジャスト・ワン・ナイト エリック・クラプトン・ライヴ・アット 武道館』と 『竹老園物語』で2安打。竹老園は昭和天皇がおかわりしたことでも知られる地元の老舗そば屋。
 5打数2安打。打率 2割4分5厘9毛。


2010年8月2日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第202試合


  1. 建築雑誌 「a + u」
  2. 英語の本
  3. 国語辞典
  4. 東 浩紀 『存在論的、郵便的』
  5. 『斎藤喜博全集』
  6. 司馬遼太郎 『坂の上の雲』
  7. 「歴史読本」

 先週水曜日、生き物の図鑑を尋ねてきた外国人男性が再度来店。 蝶の写真集が売れる。どさくさまぎれに安打認定す。 別の方に国語辞典が売れる。
 通りに提灯が連なり、灯りがともされた。
 7打数2安打(内1安打 7/28分追加)。打率 2割4分5厘2毛。


2010年7月31日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第201試合


  1. 『浜中町史』
  2. メルヴィル 『白鯨』
  3. ディケンズ 『二都物語』
  4. 五木寛之
  5. 新しい本
  6. アーヴィング 『アルハンブラ物語』
  7. 『時をかける少女』のCD

 急遽、消防署の通報訓練というものを行うことになる。 119番に電話。まず訓練ですと告げる。 受話器の向こうに問われるまま、住所や何階建ての建物かを答えていく。 緊張するなァ。
 「火元はどこですか」と訊かれる。 とっさに出たのが「2階の厨房です」。 妙に力強く断言してしまった。
 あとで喫茶ラルゴのマスターに謝っておく。

 五木寛之の文庫が4冊まとめて売れる。
 『浜中町史』は本店に在庫あり。 関西からみえた方で、1ヵ月後に再度来釧するという。 おとりおきしておく。 売れたら安打に加えよう。
 7打数1安打。打率 2割4分5厘0毛。


2010年7月30日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第200試合


  1. 影絵の本
  2. 『四畳半襖の下張り』
  3. 釧路の地図
  4. 切絵の本(北海道の風景)
  5. 原田康子 『挽歌』
  6. ビジネス書

 それぞれ別の方が尋ねていった3、4、5。 お見受けしたところ、どなたも旅行で当地を訪れているようだ。 夏の観光シーズン、真っ只中と見なせよう(天気は悪いけど)。
 春本 『四畳半襖の下張り』に関連あるものとして、 丸谷才一・編 『四畳半襖の下張裁判・全記録』上下、野坂昭如 『四畳半色の濡衣』が売れていく。
 6打数1安打。200試合を終えて、1095打数269安打。打率 2割4分5厘6毛。


2010年7月29日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第199試合


  1. 今かかっているようなジャズのCD

 営業中の店内では、有線のジャズのチャンネルをかけていることが多い。 チェット・ベイカーとアート・ブレイキーのCDが売れる。
 1打数1安打。打率 2割4分6厘0毛。

 お客さんからとある演奏会の券をいただく。
 別のお客さんからは、ベトナム土産のインスタントコーヒーをいただく。 ステンレス製の小物雑貨のような簡易コーヒーメーカーも。




2010年7月28日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第198試合


  1. 五木寛之
  2. 新しいの
  3. さがみゆき 『四谷怪談』
  4. 草野心平
  5. 将棋・囲碁の本
  6. 雑誌 「太陽」の世界の地図を特集した号
  7. 図鑑 (鳥やトンボ)

 「新しいの」とは、國村 隼ファンの常連さんからのリクエストで、 当然國村 隼の出演作パンフレットやインタビュー掲載雑誌などの新規入荷を指す。 残念ながら、当店ではしばらく前から、この俳優の目撃情報は途絶えている。

 いつものようにネットから拾ったという大量の國村画像のコピーを見せていただく。
 お客さんの目がキラキラしている。 私の血中國村濃度は、たぶん平均値でしかない(平均値ってなんだよ!)。 先月劇場で見てきた 『アウトレイジ』話でお茶を濁す。 精進せねばならない。

 國村さん(お名前がわからないので、今後ここではそう呼ぶことにする)からは、 さがみゆき のマンガ 『四谷怪談』も尋ねられる。
 五木寛之と囲碁の本で2安打。
 7打数2安打。打率 2割4分5厘4毛。


2010年7月27日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第197試合


  1. 編み物の本
  2. 『日本の絵巻 鳥獣人物戯画』
                 (中央公論社)
  3. 石原裕次郎のCD
  4. 日本人男性でもう亡くなっている
                油絵画家の画集

 前日は遠出のため、臨時休業。この日は午前11時より店を開ける。
 4打数0安打。打率 2割4分5厘1毛。


2010年7月25日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第196試合


  1. 葉っぱの載っている本
  2. 森 雅裕
  3. 石内 都 『ひろしま』
  4. 平野啓一郎 『葬送』
  5. 佐多稲子 『夏の栞』
  6. 柴田とよ 『くじけないで』
  7. ポピュラー音楽の楽譜
  8. カタカナ語辞典

 いつも読み終わった 「本の雑誌」 を譲ってくださる常連さんから、森 雅裕の新刊 『高砂コンビニ奮闘記 悪衣悪食を恥じず』(成甲書房)を貸していただく。 同誌8月号の特集「上半期ベスト1」で紹介されていたもので、おもしろそうだから取り寄せてすぐに読んでしまったという。
 「出版界からはみ出したキャリア20年の小説家が漂着したのは、閉店目前のユルくて荒れたコンビニだった」と帯にあり、 小説ではなく実録のコンビニ店員体験記である。 長いこと新作の発表が途絶えていると思ったら、たいへんなことになっていたようだ。

 ところで1の葉っぱというのは、発破の聞き間違いでなければ、大麻のことでもない。 植物図鑑のようなものか。
 ウクレレの楽譜が売れる。
 8打数1安打。打率 2割4分6厘0毛。


2010年7月24日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第195試合


  1. 私好みの本
  2. 高橋克彦
  3. 雑誌 「ガロ」
  4. シューベルトのCD
  5. テレサ・テンのCD
  6. 東野圭吾

 「私好みの本、入ったかい?」
 そうお尋ねになった方は、特に顔見知りというわけではない。 はて、前回いらしたときはどんなものを買ってくださったろう。
 そんなことを考えていると、つづけて高橋克彦の在庫も訊かれる。 『おこう紅絵暦』で1安打。そのほかにも何冊か買っていただく。 「私好みの本」もクリアできたものと判断したい。

 あたりが暗くなり、くしろ霧フェスティバルのレーザーショーの時間が近づいてくる。 人通りはそこそこあるが、会場が少し離れており誰もが店を素通りしていく。
 6打数2安打。打率 2割4分6厘9毛。


2010年7月23日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第194試合


  1. ゴッホの画集
  2. 寝るときに読むとよく眠れるような植物の本
  3. 北海道の地図
  4. 岩波文庫 『論語』の旧版
  5. 重松 清 『カシオペアの丘で』
  6. 「花時間」 編集部・編 『やきもの、人、花。
              陶芸作家の工房を訪ねて。』
  7. 井上萬二 『名陶無雑』

 2が売れる。イフチェンコ 『おもしろい植物学の話』(文一総合出版)など。
 毎日お店にくる毎日さんが2週間前に尋ねてきた立花 隆 『天皇と東大』、 その後入荷し、この日売れる。これも安打認定。
 7打数2安打 (内1安打 7/9分追加)。打率 2割4分6厘4毛。


2010年7月22日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第193試合


  1. マンガの百人一首
  2. 「サライ」か「婦人画報」
  3. コミック
  4. 麻雀の本
  5. 別海町の地図

 先週、本店経由で問い合わせのあった田村すず子 『アイヌ語沙流方言辞典』が売れたので、安打に追加する。
 5打数1安打 (内1安打 7/16分追加)。打率 2割4分6厘2毛。

 その昔、北大通店ができるずっとずっと前のこと、同じ住所に古本屋があったという。 つい最近、それを証明する記述を社長が見つけた。 古い郷土史のなかからではない。 「全古書連ニュース」(全国古書籍商組合連合会の機関紙)の2009年9月号、 鷹山堂 沖田信悦氏がまとめた「戦前の『日本の古本屋』状況」という項目にあった (沖田氏は 『植民地時代の古本屋たち』の著者でもある)。

 昭和十七年 「古書月報」一月号
  加入
   釧路市北大通り八ノ一
   進光堂書店 古俣喜代美

 進光堂書店以外にも、道東の新規加入店が4軒並んで記されている。
 釧路市南大通り三ノ四  中島書店 中島文男、釧路市北大通り一三ノ七  欣集堂書店 小路康哲、 釧路市黒金町八ノ二  松栄堂 松田留吉、根室市緑町二丁目  山田書店 山田菊一。

 北大通13の欣集堂書店とあるのは、数年前まで南大通にあった同名の店の移転前なのだろうか。 太平洋戦争の開戦まもなくという時期も興味深い。
 これを読むと、釧路の古本屋の組合新規加入が昭和18年に1軒、19年に2軒とさらにつづくことがわかる。

 おとなりのささき画廊は創業70年以上の老舗である。 偶々社長さんがみえたので尋ねてみると、 「死んだ親父に出てきてもらわんと、わかんねェなァ」
 とまれ今回の情報を手がかりにして、少し探ってみたい。


2010年7月21日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第192試合


  1. 梓 林太郎
  2. 三宅すずの画集
  3. 茶木みやこのレコード
  4. 猫のイラストや写真が載っている本
  5. 細江英公・三島由紀夫 『薔薇刑』
  6. 映画 『隠し剣 鬼の爪』のパンフレット
  7. ウォン・カーウァイ映画のパンフレット

 「松たか子のは、ありますか?」
 お客さんが 『武士の一分』のパンフレットを指して、片言の日本語で尋ねてくる。 中国系の若いカップルだった。 山田洋次の藤沢周平ものの前作 『隠し剣 鬼の爪』のことらしい。
 ごめんなさい。ありませんでした。

 ふたりして映画関係の一角を熱心に見てくれている。 200円パンフのコーナーから『HERO』を探り当てた。松たか子のファンなのだろう。 公開中の『告白』のフライヤーを差し上げると、パッと明るい顔になった。
 「ウォン・カーウァイは、他にありますか?」
 エメラルドグリーンの表紙が鮮やかな『ブエノスアイレス』も抱えている。 未整理の山から『2046』のパンフを引っ張りだしてお見せした。 本命の 『欲望の翼』はなかったが、気に入っていただけた。
 他に、梓 林太郎の文庫が2冊、常連さんに売れて、7打数2安打。打率 2割4分6厘4毛。


2010年7月20日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第191試合


  1. 萩原 遼 『ソウルと平壌』
  2. リチャード・ギアに関するもの
  3. 中川 裕 『アイヌの物語世界』
  4. オルセー美術館に関する本
  5. 堺 信子『句集 指にあふれる』
                    (緑鯨社)
  6. ベートーヴェン
          「交響曲第9番」のレコード
  7. 原田康子 『窓辺の猫』の単行本
  8. SFの本

 常連さんがマリー・ラフォレの写真を探しにきた。イラストを描くという。 およそ200冊ある「キネマ旬報」から見つけることを約束したのが先週の話。 この日、普段着のラフォレがうつった昭和38年11月上旬号の表紙を見てもらう。
 「映画の方が可愛くて魅力的ね」。否定はしません。 新たにリチャード・ギアものの発掘を依頼される。

 緑鯨社は釧路の出版社。 北大通店にはない『句集 指にあふれる』を、お客さんが帰った後で当サイトに見つける。 ネット商品の在庫確認を失念したあげくの体たらく。 地元であることだし版元に問い合わせてみたらどうですか、などとわかったような口をきいておいて、 自分の足元を疎かにしていた。

 1が売れる。6も売れる。 7は電話で。『窓辺の猫』はないものの、話をしているうちに文庫版 『蝋涙』のおとりおきが決定する。
 SFの本を尋ねてきたのは、欧米人の青年2人組。「スターログ」が売れる。
 8打数3安打。打率 2割4分6厘1毛。


2010年7月19日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第190試合


  1. 映画のオフィシャルガイド
        (特に 『椿山課長の七日間』)
  2. 雑誌 「プラスアクト」
  3. 「コロコロコミック」の連載マンガ
           (「スーパーマリオ」など)
  4. 手芸の本 (最近のレース編み)
  5. 映画のポスターや写真(額装できるもの)
  6. 高貞碑の臨書
  7. 短歌の本
  8. 釣りの本
  9. 小川芋銭の画集

 1、2は國村 隼の記事掲載書籍。熱烈なファンの常連さんから催促をいただく。 出演作 『板尾創路の脱獄王』 のレンタルDVDが見つからないという嘆きの声もいただく。
 「コロコロコミック」の少年には、「おじさんも昔読んでいたんだよ」と余計な声をかけてしまう、 肝心の本がないので、だからどうしたなのに。
 5は『風と共に去りぬ』と『サウンド・オブ・ミュージック』のリバイバル時のパンフレットでクリア。
 「古碑帖臨書精選」(日貿出版社)の金子鴎亭による臨書で6、 『大久保正全歌集』で7と、ヒットがつづく。
 9打数3安打。190試合を終えて、1036打数254安打。打率 2割4分5厘1毛。


2010年7月18日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第189試合


  1. 流行りの本
  2. ジョン・ハート 『川は静かに流れ』
  3. ちばてつや 『のたり松太郎』
  4. 『新釈漢文大系 論語』(明治書院)
  5. 妊娠・出産に関する本
  6. 南欧、スペインの写真が載っているか、
     これから始める店の内装の
                 ヒントになるような本
  7. 2008年ごろの 「スイングジャーナル」

 流行りの本というくくりで訊かれたのは初めて。 いわゆるエンターテインメント系の小説単行本の棚へ案内する。 売れたのは、大沢在昌の新作 『ブラックチェンバー』。
 『川は静かに流れ』は置いていないが、 同じ著者の最新邦訳 『ラスト・チャイルド』なら文庫版全2巻がある。 そちらも探していたとお客さん。お買い上げいただける。 安打に加えるのは自重しておく。

 6をお尋ねの方は、永田 萌の画集をお求めに。 南欧やスペインのものではないが、お店の内装のヒントになる本とみなして、こちらは安打認定。
 休刊が決まった「スイングジャーナル」誌、店にあるのは90年代のものばかり。 1冊200円です。
 7打数2安打。打率 2割4分4厘4毛。


2010年7月17日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第188試合


  1. 北海道地図
  2. 日本地図
  3. 釧路集治監に関する本

 夕方、霧が出ていますよとお客さんが教えてくれる。 表に出ると、通り全体がうっすらと乳白色に覆われていた。空気がひんやり湿っている。
 せっかくなので、 釧路の霧笛のCD をかけてみた。 今年の3月で廃止された釧路崎灯台の霧笛の音を収録したものだ。ボリュームをあげてみる。
 メール便を届けにきた配達員さんが「あ、これって」と立ち止まった。
 3打数0安打。打率 2割4分4厘1毛。


2010年7月16日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第187試合


  1. ふかだ?の小説 『このまちのひと』?
  2. 田村すず子
           『アイヌ語沙流方言辞典』
  3. 海音寺潮五郎
  4. 堀 和久
  5. 東野圭吾
  6. 『東北海道年鑑』の新しい版
  7. 夏川りみのCD

 ふかだ某って誰だろう。聞き間違いかと思って、何度も聞きなおしてしまう。
 深田祐介に『あの街この街暮らしてみたら 日本悪妻海を渡る』という作品があるようだ。 「このまち」だけ当たっているが、お客さんは首を横にふる。元より店にその本はない。
 腑に落ちない顔で、お客さんが帰っていく。真相が判明する機会は失われた。
 7打数0安打。打率 2割4分4厘8毛。

 白内障の手術をしたんだ、と森村さんがいう。 森村さんというのは仮名で、本名は知らないけれど森村誠一好きなので勝手にそう呼んでいる。 外の均一台を楽しみにしていた方だが、しばらくお見かけしなかった。
 手術はしたけど本を読むと目が痛くなって、おまけに頭まで痛くなってくるのさ、とつづける。 でも我慢できなくってねェ。文庫本をいくつも買っていってくれた。


2010年7月15日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第186試合


  1. つかこうへい
           『広島に原爆を落とす日』
  2. 児童書
  3. 油記録簿に関する海文堂の本
  4. 草野心平

 2階の喫茶ラルゴで絵描き職人、荻山画伯の展覧会がはじまる。 山田洋次監督の人気映画にちなんだ「荻山勝之 幸福の黄色いハンカチ 釧路ロケ地 風景画展」。
 工作好きの画伯は、作中の黄色いハンカチをイメージした旗も製作。 「これを作りたかったんだ」とラルゴの喫茶部長に漏らしたらしい。
 ちなみに同作をアメリカでリメイクした 『イエロー・ハンカチーフ』 の釧路公開は未定。
 4打数0安打。打率 2割4分6厘5毛。

(クリックすると 拡大します)


2010年7月14日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第185試合


  1. シャンソンかタンゴのCD
  2. 画集
  3. 挿絵がたくさん入った
            『不思議の国のアリス』
  4. 漢和辞典
  5. 村上春樹 『IQ84』の1、2巻
  6. 菊池 寛 『極楽』

 本店経由でみえた常連さんが、首尾よくお探しの漢和辞典を入手される。
 6打数1安打。打率 2割4分7厘5毛。

 新刊書店にて、出て間もない火の見櫓本を捕獲する。 火の見櫓からまちづくりを考える会・編 『火の見櫓 地域を見つめる安全遺産』 (鹿島出版会)。 読み進めているが類書が少ない中、基礎的文献となるにふさわしいよい本だ。
 こちらの 火の見櫓研究会 の報告活動は、最近滞っている。


2010年7月13日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第184試合


  1. 有島武郎 『カインの末裔』
  2. 吉川 潮
  3. 臼井吉見 『安曇野』
  4. 石坂洋次郎 『石中先生行状記』
  5. スーザン・ソンタグ
  6. パソコンのソフト
  7. 出久根達郎のエッセイ集
  8. 高峰 修・編 『スポーツ教養入門』
             (岩波ジュニア新書)
  9. 雑誌 「イーストサイド」の
          釧路の坂を紹介している号
  10. 原田康子 『挽歌』
  11. 百済に関する本
  12. 「日本史の舞台」 シリーズ(集英社)
  13. 中村天風
  14. 将棋の本

 全5巻からなる『安曇野』のうち、最終巻の在庫あり。 2巻目を読んでいるところというお客さん、 「単独の作品と思えば、読めないわけでもないわな」とお買い上げに。 同じ方が、全4巻からなる『石中先生行状記』のうち、外の均一棚にあった新潮文庫版の第2部をもってきて、「他にもあるかい?」。 幸い完結編があった。

 百済に関する本はドンピシャのものはなかったものの、 金 達寿 『日本古代史と朝鮮』(講談社学術文庫)など、資料として使えそうなものが見つかる。 お客さんは、市立図書館はすでに探索済みという。 釧教大の図書館に平凡社の東洋文庫の棚があることを教える。
 中村天風 『成功の実現』が旅行者の方に売れる。 函入りの重たい本なので、送料をいただき発送することになる。
 14打数4安打。打率 2割4分8厘。

 堀江敏幸の本にどうぞと、常連さんから 手製のブックカバー をいただく。 ちょうど前日、新潮文庫に入った『めぐらし屋』の話をその方としたのだった。 文庫サイズで、蔵書票のような図案としおり紐つき。宝物ができた。

(クリックすると 拡大します)


2010年7月12日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第183試合


  1. マリー・ラフォレの写真が載っている本
  2. デザインの本
  3. 『北海道わが心の木造校舎』(北海道新聞社)
  4. 西村京太郎

 4月のラルゴの展示をご覧になったのが縁で、お立ち寄りくださるようになったお客さんがいる。 1と2はその方から。
 マリー・ラフォレはフランスの女優。出演作では『太陽がいっぱい』がもっとも有名か。 5、60年代を中心に「キネマ旬報」が200冊ほどある。 すぐに見つけるのは無理なので、この中から関連記事を探すことをお約束する。 ついでにキネ旬も値下げすることに決めた。
 デザインの本を買っていただく。
 4打数1安打。打率 2割4分7厘4毛。


2010年7月10日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第182試合


  1. 五木寛之のエッセイ集
  2. 西村寿行
  3. 羽山信樹 『流され者』 1、6巻
  4. 島田荘司 『北の夕鶴2/3の殺人』
  5. 島田荘司 『涙 流れるままに』
  6. 筑紫哲也
  7. アイヌ文様の本

 釧路厳島神社 の みこし渡御が、悪天候のため北大通にたどりつく前に中止になってしまう。
 2階の喫茶 ラルゴでは、夕方4時から沖縄八重山民謡の みるく(弥勒) さんによるライブがはじまる。 営業時間内だったので、仕事をしながら手拍子を叩いていた。 店は閑古鳥が鳴いており、ライブの後半は階段をあがってお客さんといっしょになって見る。
 1と6が売れる。
 7打数2安打。打率 2割4分7厘4毛。


2010年7月9日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第181試合


  1. ハリー・ベラフォンテのレコード
  2. ジャズのCD
  3. スウェーデンの女性歌手のCD
  4. ブレンダ・リーのCD
  5. 書類や契約書の書き方が載っている本
  6. 立花 隆 『天皇と東大』

 1〜4まで旅行者のご夫婦から。ジャズのCDで1安打。
 6打数1安打。打率 2割4分7厘1毛。


2010年7月8日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第180試合


  1. 音楽テープ
  2. 新田次郎の山岳小説
  3. 時代小説
  4. 伊坂幸太郎
  5. 吉村 昭
  6. 川上澄生の文庫

 新田次郎の『劒岳 <点の記>』が売れる。
 6打数1安打。180試合を終えて、969打数240安打。打率 2割4分7厘6毛。


2010年7月7日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第179試合


  1. 去年出た『里見八犬伝』の本
  2. 第2次大戦中の海戦で
     連合国兵士を救助した日本人の本
  3. アッツ島の戦いに関する本
  4. 『釣りと魚大百科』の川の巻

 第2次大戦中、海に投げ出された数百人の連合国兵士を、自鑑に救いあげた日本人がいたという。
 検索でそれらしき本を探り当てる。 惠隆之介 『敵兵を救助せよ!英国兵422名を救助した駆逐艦 「雷」工藤艦長』(草思社)。 店にはない本だ。
 お客さんは道南からお越しの方。1と3もその方がリクエストしていかれる。 一守豊子 『生きて虜囚の・・・ アッツ島玉砕』が合致する。

 翌日、本店の社長から 『敵兵を救助せよ!』なら、こっちの店にあったのにと言われる。 確かに当サイトの「歴史」分野に載っているではないか。 そしてサイトへの商品入力をしているのは、私自身なのだ。 (鳥)頭を抱える。
 4打数1安打。打率 2割4分8厘1毛。


2010年7月6日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第178試合


  1. 井上ひさし
  2. ペットの飼い方の本(鳥)
  3. 長田 弘

 「北大通を歩こう!」のご一行が顔を出してくださる。 同会は、駅から幣舞橋にむかって北大通を散策する自由参加の集まり。 月に数回ひらかれている。
 今回の参加者は10名ほどで、内1人の方に井上ひさしの本を訊かれる。 亡くなってからの問い合わせは、これで5回目。あいにく気に入ってもらえるものはなかった。
 次回「北大通を歩こう!」は7月21日 水曜日の開催である(雨天決行)。
 3打数0安打。打率 2割4分8厘1毛。


2010年7月5日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第177試合


  1. 黒井千次 『老いのかたち』
  2. 蜂谷 涼
  3. 福山雅治の写真集

 開けっぱなしの玄関から、街頭放送のCMが聞こえてくる。 発売間もない 「愛のまちぼうけ」 という曲がさかんに流れてくる。 先週の北大通の花植えのときから、サビの部分が耳について離れなくなった。
 リンク先で試聴できます。北大通店からの愛のおすそわけ。 まちぼうけワールドにひたってください。
 3打数0安打。打率 2割4分8厘9毛。


2010年7月4日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第176試合


  1. 司馬遼太郎 『街道をゆく』の単行本
  2. 福原龍蔵 『杜甫 沈痛漂泊の詩聖』
             (講談社現代新書)
  3. 野菜の育て方の本
  4. 高島俊男が筑摩で出している書評集
  5. 柳田國男 『遠野物語』
  6. CD

 いつもは平日にやってくる常連さんが珍しく日曜日に来店する。 法務局で司法書士の試験を受けてる最中だという。 貴重な復習の時間をうっちゃって、昼の休憩中にわざわざ立ち寄ってくれたらしい。 ここまで来たら腹をくくるしかないというその男気、見習いたい。
 1と2をお探し。『街道をゆく』の文庫本を2冊買っていただく。単行本ではないけれど安打認定だ。 試験の出来を尋ねると、「ダメだ〜ッ」。
 3、6が、それぞれ別の常連さんに売れる。
 6打数3安打。打率 2割4分9厘7毛。


2010年7月3日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第175試合


  1. 比較的最近の北海道の植物図鑑
  2. ジャズのCD
  3. 「代表作時代小説」シリーズ
  4. 佐々木味津三
  5. 西條八十か「赤い鳥」関連の本
  6. ジャンゴ・ラインハルトのCD
  7. 大城立裕 『小説 琉球処分』
  8. 入院中の妻が読む小説じゃない本
  9. 食品成分表

 常連さんから3〜6の問い合わせ。
「代表作時代小説」は20数冊あり、いずれも300円で販売中。そのうち1冊をお求めに。 佐々木味津三の著書はないが、「右門捕物帖」の1編が入った文庫アンソロジーがあった。 ほるぷの復刻版『西條八十 童謡全集』と吉川 潮 『流行歌 西條八十物語』も加わる。

 一旦帰ろうとしていたお客さんがなにか訊きたそうに戻ってきたので、声をかける。 入院中の奥さんから本を頼まれてきたという。「小説じゃないのがいいって」。 エッセイ集、それも気軽に読めるものがいいだろう。 好きな作家はわからないとのことなので、文庫の棚から勝手に選ばせてもらう。
 手始めに黒柳徹子の『トットの欠落帖』。集中の野球音痴のエピソードがすごくおかしかった記憶がある。 1冊じゃ足りないらしく、宇野千代と阿川佐和子も選んでみた。 お気に召していただけるかしら。
 食品成分表の本はなかったが、腎臓病の人向けの食事の本があり「こういうのがいいの」とお客さま。 よってヒットとする。俺が法律だ!
 9打数5安打。打率 2割4分8厘1毛。


2010年7月2日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第174試合


  1. 『新国語 教師用指導書』(二葉)
  2. 三好章人 『中島みゆきの精神世界』
  3. 島谷泰彦
         『修羅場をくぐった広報マン』
  4. 江口寿史
  5. 安彦良和
  6. 手塚治虫 『火の鳥』
  7. 夏目漱石
  8. ミヒャエル・エンデ

 午後2時すぎ、往来の車の走行音に路面の濡れる音がまじりだす。また雨だ。
 表にでて様子をみていると、1台の自転車がぴゅ〜っと目の前を通りすぎていった。 常連の画伯である。こちらに手を振りながら、「降ってきたねェ」。すぐそばの横断歩道をそのまま渡っていく。
 「脱獄逃走中」とプリントされたTシャツの背中が遠ざかり、やがて見えなくなった。
 漱石の『猫』、講談社の漫画全集版の『火の鳥』、エンデの『モモ』で3安打。
 8打数3安打。打率 2割4分5厘2毛。


2010年7月1日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第173試合


  1. 鈴木信太郎の画集
  2. 高橋源一郎 『文学なんかこわくない』

 雨降りの一日。
 2打数0安打。打率 2割4分4厘0毛。


2010年6月30日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第172試合


  1. 津本 陽
  2. 島貫重節
     『福島安正と単騎シベリヤ横断』?
  3. 英語による北海道のガイドブック
  4. 白石かずこ・文/宇野亜喜良・絵
    『きまぐれ魔女の物語』(エルム新社)

 日本の軍人で明治のころにシベリアを横断した人、なんていったかな、と常連さん。
 福島安正という名で、関連書が何冊も出ていた。 全2巻からなる『福島安正と単騎シベリヤ横断』のことだろうか。 そうかもしれない、本店の棚で見たとおっしゃる。 確信はないのでクエスチョンマークを付けておく。在庫はない。
 同じ方からの津本陽にはお応えできる。
 4打数1安打。打率 2割4分4厘6毛。


2010年6月29日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第171試合


  1. 太宰治の本(山崎富栄に関するもの)
  2. 辰巳芳子
  3. 西田幾多郎 『善の研究』
  4. カント 『純粋理性批判』
  5. シャンソンかラテンかタンゴのCD

 長篠康一郎 『太宰治 七里ヶ浜心中』と吉田和明 『太宰治はミステリアス』が売れる。 松本侑子の『恋の蛍 山崎富栄と太宰治』を読み終えたばかりというお客さんだった。
 3と4は電話で。数日中に見に行きますといって切れるが、あると思った岩波文庫版は棚にない。 本店にもない。『善の研究』を収録した『西田哲学選集 第一巻』(燈影舎)はあるけれど、気軽に読むには立派すぎる。 と思ったら、翌日お客さんがみえてそれでいいよと売れていく。
 5打数2安打。打率 2割4分4厘5毛。


2010年6月27日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第170試合


  1. 日本人のCD
  2. 手紙の書き方の本
  3. 俳句の本

 午前中は、商店街の花壇の花植えで汗をながす。午後12時半から店をあける。
 3打数0安打。170試合を終えて、919打数224安打。打率 2割4分3厘7毛。


2010年6月26日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第169試合


  1. 渡辺 眸 『東大全共闘 1968-1969』
  2. チョムスキー

 釧路でも日中の気温が30度を越えた。
 毎日さんが田中克彦の『チョムスキー』(岩波同時代ライブラリー)を買ってくださる。
 2打数1安打。打率 2割4分4厘5毛。


2010年6月25日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第168試合


  1. 『大内兵衛著作集 第一巻』

 「郵便です……って、これは郵便といっていいのか……。これまで配達しててフライ返しは初めてだ」
 能面のごときクールな配達員さん(サッカーの岡ちゃん似)の口を、 めずらしく滑らかにさせるけったいな郵便物が届く。
 全長20数センチのそれは、パンチ穴をあけた絵はがきに、綴りひもで頑丈に結わえられていた。

 差出人は火の見櫓研究会 準会員の Iさん。出張中の横浜からだった。 JRハイウェイバスのスリッパ、ブラシ、黒板消しなどなど、 これまで幾多の日用品が百数十円の切手を貼られ、旅先の Iさんからこの店めがけて送られてきたものだ。
 過去の品々と同様、今回もレジ後ろの壁に飾りつけてみようじゃないか。 すると欲しいと名乗りをあげた人物があらわれた。 2階のラルゴの喫茶部長である。買い替えたいところだったというのだからタイミングがよい。 いまフライ返しは、調理場で本来の役目を全うしている。
 以上、前日のこぼればなし。
 1打数0安打。打率 2割4分3厘9毛。


2010年6月24日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第167試合


  1. ルイ14世の本
  2. スケッチブック
  3. 国語辞典
  4. シマフクロウの本
  5. 荒木一郎
       『いとしのマックス』のレコード
  6. 三文判
  7. 寺田寅彦
  8. 山崎豊子 『大地の子』
  9. 楽譜

 ほぼ毎日来てくれるけれど昨日はおやすみだった毎日さん。 一昨日お尋ねのマルケス 『わが悲しき娼婦たちの思い出』を買ってくださる。
 『いとしのマックス』は1ヶ月前にも訊かれた品。 探しているのは國村 隼の大ファンの方で、理由は愛する俳優のカラオケの十八番だから。在庫は未だなし。 いつもの通り、ネット上の國村画像を印刷した最新版を見せてもらう。
 出演作品 『アウトレイジ』を見に行ったという。私も見たばかり。 出番が多くてよかったですねェ、なんて会話をする。 誠 直也 もお気に入りであることがわかる。

 ヴォルテール 『ルイ十四世の世紀』全4巻(岩波文庫)がおとりおきに(翌日お買い上げ)。
 山本純郎・神沢利子 『しまふくろう かがくのとも 通巻238号』(福音館書店)、 寺田寅彦 『柿の種』 『寺田寅彦随筆集』の第三・四巻が売れる。
 9打数4安打(内1安打 6/22分追加)。打率 2割4分4厘2毛。


2010年6月23日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第166試合


  1. 洋書

 天気が悪い。雨の日でも来てくれる毎日さんが今日にかぎって来なかった。
 1打数0安打。打率 2割4分2厘2毛。


2010年6月22日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第165試合


  1. 松本侑子 『恋の蛍 山崎富栄と太宰治』
  2. ガルシア=マルケス『百年の孤独』
  3. ガルシア=マルケス
      『わが悲しき娼婦たちの思い出』
  4. 中公文庫の金子光晴
  5. 「聖書」
  6. 「書譜」
  7. 「高貞碑」

 毎日店にくる毎日さんが1〜4を問うてくる。
 3、4の在庫あり。3は急いでないらしく、いずれ買うかもしれんなァと保留に。 4は『どくろ杯』があったが、ただ単に訊いてみただけみたい。ぎゃふん。
 二玄社の「書跡名品叢刊」シリーズで6、7と連打。
 7打数2安打。打率 2割4分2厘5毛。


2010年6月21日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第164試合


  1. 8センチCD
  2. ハープ・アルバートのCD
  3. 梨屋アリエ
  4. 藤村由加 『人麻呂の暗号』

 夕方、火の見櫓研究会 準会員の I さんから相次いでメールが届く。 すわ一大事か!そうではなかった。
 以前、 大井川鐵道たそがれ終電きっぷ (リンク先はpdfファイル)というものを教えてもらったのだが、 これからそれに乗り込むところですという現場からの速報であった。

 午後3時から終電までの時間帯、 車内がすいているのを逆手にとり乗客獲得の目玉にしてしまおうというのが、 「たそがれ終電きっぷ」の遊び心にみちた発想である。
 電車のすき具合によって、3段階のたそがれ度が設定されており、 I さんが乗る金谷発の15時30分はたそがれ度最大値の「自分だけの世界に浸れます」。
 乗車後の画像も届いたのだが、それはもう見事なすきっぷりであった。 見渡すと北大通店の店内も相当たそがれていた。
 4打数0安打。打率 2割4分2厘1毛。

件名「これからたそがれます」

件名「たそがれてます」


2010年6月20日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第163試合


  1. スティーヴィー・ワンダーのCD
  2. 樋口有介 『夏の口紅』
  3. 野沢 尚 『リミット』
  4. 黒井千次
  5. 遠藤周作 『沈黙』
  6. 遠藤周作 『女の一生』
  7. 黛ジュンのレコード

 2〜4は常連さんから。 前回いらしたとき、乾くるみの新作 『蒼林堂古書店へようこそ』(徳間文庫)の話をしたら、 早速新刊書店でお求めになっていた。読み終わったのでどうぞ、と本をいただく。
 同書は、古書店が舞台のミステリ連作集。古今東西の名作ガイドも兼ねていて、2と3はそこで知った探求書という。 ただし店に在庫はない。代わりに黒井千次をお買い上げいただく。
 夕方いらした若者、DJをしているという。 連れの方を相手に「ヤバイ、スゲエ」を連発しながら、楽しそうに見ていかれる。 黛ジュンのシングルレコードが売れる。 他に日本の歌手では、和田アキ子、ゴダイゴ、山下達郎がヤバイのだと教えてもらう。
 7打数2安打。打率 2割4分3厘2毛。


2010年6月19日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第162試合


  1. トロツキー 『ロシア革命史』
  2. 『墨場必携』
  3. オマー・チャンドラーのCD
  4. ポケミス
  5. 宇宙の本

 「うちゅの本ありますか?」
 「う、宇宙?」
 「うちゅとか××とか(××がよく聞き取れず)」
 「うぅ、うつ?」
 心理学の棚にお連れして結局大ポカをやらかす。 なんという失礼をしてしまったことか。 肝心の本も、新刊で出て間もないものだったらしく在庫がない。

 トロツキーの『ロシア革命史』は、山西英一・訳 全6巻の角川文庫版はあったが、 お客さんが探していたのは岩波文庫版。
 エクスブライヤの『火の玉イモジェーヌ』が売れて、4をクリア。
 5打数1安打。打率 2割4分2厘9毛。

 2階の喫茶 ラルゴで、十勝管内 音更町出身のソロ・シンガー さんのワンマン・ライブが開かれる。 いつものラルゴ・ライブより早い18時開演なので、演奏中も1階は営業していた。


2010年6月18日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第161試合


  1. 「レタスクラブ」や「クロワッサン」
  2. アガサ・クリスティー
  3. 道尾秀介
  4. B'zのCD
  5. 与謝野晶子
  6. 絵手紙の本
  7. 岡村靖幸関連のもの

 厚岸の常連さんが、前日の当欄で在庫がないのを知った上でクリスティーを訊いてくる。 よよよ。防ぎようがないではないか。ミステリ以外のもの(『愛の重さ』とか)はあるのでお見せする。
 岡村ちゃん関連のものだが、「ミュージック・マガジン」のバックナンバーにもあたったけれど、間が悪いことにひとつもない。 もう20年も前、当時出たばかりのアルバム「家庭教師」を貸してくれた級友のことを思い出す。 安池くん、今どこでなにをしていますか。

 You Tubeから 一曲 貼りつけておく。「キモ爽やか」と例えている人がいる。 歌っているときのパフォーマンスに目が釘付け。すばらしい表現力!
 与謝野晶子の歌集と絵手紙の本が売れる。
 7打数2安打。打率 2割4分3厘1毛。


2010年6月17日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第160試合


  1. 田村 裕 『ホームレス中学生』
  2. 歌野晶午
     『葉桜の季節に君を想うということ』
  3. 菊池英博 『消費税は0%にできる』
  4. なにか1冊奥さんが読む本
  5. アガサ・クリスティー
           『スタイルズ荘の怪事件』
  6. アガサ・クリスティー 『アクロイド殺し』
  7. アガサ・クリスティー 『ABC殺人事件』
  8. アガサ・クリスティー 『予告殺人』
  9. 中公新書の目録
  10. パソコンの入門書
  11. 三田 完 『当マイクロフォン』
  12.『マーク・トウェイン自伝』(ちくま文庫)
  13. 細川音治・辻井達一
    『阿寒・摩周の植物』(北海道新聞社)
  14. 東野圭吾
  15. 「北海道いい旅研究室」の
                 バックナンバー

 気温が20度を越える。
 2010 FIFA ワールドカップが南アフリカで開催中である。 常連さんからスペインのFCバルセロナのメッシという選手がいかに素晴らしいか、生い立ちを含めて教えてもらう。 とんと疎いもので。 4〜8はその方から。奥さん用の本は、内田康夫の『小樽殺人事件』に。 クリスティーのミステリが1冊もないことに気づく。

 毎日店にくる毎日さんからは6。本店に数冊あることを教えると、出版目録に値段つけて売ってるのと驚かれてしまう。 古本屋ですので。ちなみに2000年以降のものが欲しかったみたいでアウト。
 パソコンの入門書をお探しの方には、100円ショップのダイソーを勧める。

 10は先月当サイトに登録済みで、本店に在庫あり。 4月に同じ方から訊かれていたのに失念していて、入荷の連絡をしていなかった。 なんのために当企画をつづけているのか。
 先月常連さんに訊かれた隆 慶一郎の『影武者徳川家康』は、 その後文庫版全3巻が入ってきて、この日無事お渡しできる。
 東野圭吾の文庫が2冊売れる。
 15打数4安打(内1安打 5/12分追加)。160試合を終えて、873打数212安打。打率 2割4分2厘8毛。


2010年6月16日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第159試合


  1. 尾崎紅葉 『金色夜叉』の新字新かな版
  2. ブルックナーの『秋のホテル』以外の著作
  3. 『NHK 海のシルクロード』

 1と2は同じ方から。ブルックナーの『結婚式の写真』があった。
 3打数1安打。打率 2割4分2厘4毛。


2010年6月15日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第158試合


  1. 更科源蔵
  2. ニーチェ関連の本
  3. なにか
  4. 連城三紀彦 『飾り火』の下巻
  5. 有吉佐和子 『秋色』
  6. 仏教の本
  7. 辞典

 更科源蔵のお客さんは、聞けばアイヌ民族関連の著作をお探しとのこと。 本店に『コタン生物記』があることを伝える。後で社長から電話があり、同書が売れたことを知る。
 本店経由でニーチェの本をお探しの方が見える。講談社の「人類の知的遺産」の該当巻など。連打。
 北大通店と本店でよい具合にお客さんを紹介しあうことができた。

 3の正体は、常連さんによる「なにか入ったかい」という問いかけ。入りましたよ〜とあれこれお見せする。
 有吉佐和子に『秋色』という作品はどうやらない。『非色』はある。『秋色』は平岩弓枝の小説の題名。 どちらにせよ『秋色』も『非色』も在庫がない。
 7打数2安打。打率 2割4分2厘1毛。


2010年6月14日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第157試合


  1. 河野多惠子 『みいら採り猟奇譚』の文庫版
  2. 貫井徳郎
  3. 水木しげる 『河童の三平』
  4. マンガで読める日本の歴史の本
  5. 塙 興子 『ヒミツの天職』(東京三世社)
  6. 穂村 弘
  7. エルヴィス・コステロのCD
  8. アン・サリーのCD
  9. 長谷川幸一 『根釧原野』(桐原書店)
  10. 電通S.P.A.Tチーム 編
         『買いたい空気のつくり方』
  11. 福田ひろひで
       『お客さまを誘って買わせる!
               売り場づくりの法則 84』
  12. 井上ひさし

 「古本屋って独特のにおいがするよねェ」
 そうおっしゃる常連さんはマンガ 『もやしもん』 の大ファン。
 農大で学ぶ学生たちを主人公に、菌と人類との密接な関わりをユーモラスに説く同マンガ、 擬人化された菌 がかわいらしく、
 「このにおいもなにかの菌のしわざなんでしょ。 目に見えないちっちゃいのが「醸(かも)すぞ〜」ってやってたら、おもしろいよね」とつづける。

 そこから話が脱線していく。
 カップめんに全国有名店の味を再現したものがあるように、 老舗古書店のにおい分子も真空パック詰めして販売したら、愛書家の皆さんに売れたりして。 自宅の書斎が即席で神保町の高級店の芳香に包まれるという。
 新刊書店にばらまいたら、途端に店が古本くさくなる。一種のバイオテロですね。なんつって。

 文庫の代わりに単行本があった『みいら採り猟奇譚』。 ここ2ヶ月ほど毎日のようにいらっしゃる常連さん、略して毎日さんがお買い上げに。名前はまだお聞きしていない。
 釧路から東京に引っ越していったかつてのお客さんが久々に来てくださる。 5の著者とお知り合い。肝心の本はない。探求書リストに加える。

 先週メールで本を問い合わせてきた常連さん。その本には親戚の方が寄稿しているという。 在庫があり、仕事の合間にバスに乗って受け取りにみえる。 会心の一撃なので安打認定したいところだが、 店頭か電話で受けたものしか打席数に含めていない。よって涙をのんでカウントせず。
 ことのついでに6〜9も尋ねられるが、そちらは全滅であった。

 商店街一の読書家さんからは10〜12。ビジネス書はほとんど置いていないのでお応えできたためしがない。 12のみ在庫あり。 「文体診断ロゴーン」 で自分の文章と相性ぴったりと出た井上ひさしを追っかけているようだ。
 12打数2安打。打率 2割4分1厘7毛。


2010年6月12日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第156試合


  1. 新田次郎
  2. 経理の本
  3. 更科源蔵
  4. 和田正平 『裸体人類学』(中公新書)
  5. 切り絵の本

 毎日のようにお見えになるお客さんがこの日、2度目のご来店で、
 「『裸はいつから恥ずかしくなったか』って本読んでるんだけど、 参考文献に『裸体人類学』ってのが挙がってて、おたくにあるかい」
 「いやぁ、なかったと思いますよ。題名に裸体なんて付いてたら記憶にあるはずですからねェ。わはははは」
 そんな羞恥心を欠いた返答をしてしまう夕暮れどき。

 1〜3が、それぞれ別の方に売れていく。
 切り絵の本は在庫なし。影絵の藤城清治の画集ならばある。お客さんが買っていかれたのはちぎり絵の本。
 5打数3安打。打率 2割4分2厘8毛。


2010年6月11日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第155試合


  1. シャンソンかラテンかタンゴのCD
  2. 船山 馨
  3. 中央公論社の
      「正続 日本の絵巻」シリーズの
      『平家物語絵巻』か『信貴山縁起』
  4. 小檜山 博
  5. ロマン・ロラン 『ジャン・クリストフ』
  6. 雑誌 「広告批評」
  7. 「ミュージックマガジン」のジミヘン特集号
  8. マンガ

 角川文庫版の船山 馨 『石狩平野』全3巻、小檜山 博の『一瞬の人生』、 新潮文庫版のロマン・ロラン 『ジャン・クリストフ』全8巻が売れていく。
 中公の「日本の絵巻」シリーズに『平家物語絵巻』は収録されていない。 独立して全12巻ものが出ている。

 まだシーズン半ばだというのに、年間200本安打に到達してしまった。 プロ野球記録は94年のオリックス在籍時のイチロー選手による210安打。
 記録がどこまで伸びるのか、空恐ろしい思いでいっぱいだ。
 8打数3安打。打率 2割4分0厘6毛。


2010年6月10日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第154試合


  1. 雑誌 「ブルータス」
  2. 『日本霊異記』
  3. 弔辞の例文が載った本
  4. 京極夏彦
  5. 渡会純价の画集
  6. ホブソン 『帝国主義論』 下巻(岩波文庫)

 体格のよい外国人男性が大勢、通りを歩いている。 陸上自衛隊の矢臼別演習場で実弾砲撃訓練をしていた米海兵隊員たちらしい。

 先週荷物が重いのでと子母澤 寛全集の 『勝海舟』3巻セットを見送った北見のお客さんが、 改めて同書を求めにみえる。安打に加える。
 ご近所の商店主さんが「ブルータス」の在庫をお尋ねに。あいにくお探しの号はない。
 i Phone 4の登場に象徴的な、便利すぎる世の中への不安を話していかれる。 みんな同じという均質化の流れにたいする恐れ。その一方で得られる安心。
 弔辞の例文をお探しの方、値段が同じで内容も大差ない2冊を比べているところで、 「あっ、もうバスの時間だ!」。時間切れに。
 6打数1安打(内1安打 6/3分追加)。打率 2割3分9厘3毛。


2010年6月9日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第153試合


  1. 同じの
  2. パッチワークの本
  3. 「ハリー・ポッター」シリーズ
  4. 1枚ものの日本地図
  5. お城の本

 数ヶ月に1度、「日展」の図録をお求めになる方が「(いつもと)同じのあるかい」とご来店。 1の「同じの」とはそのこと。在庫はまだまだある。
 お城の本も売れる。
 5打数2安打。打率 2割3分9厘9毛。


2010年6月8日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第152試合


  1. 丸谷才一
  2. 坂本直行
  3. アイヌ語テキスト 「アコロ・イタク」
  4. 最近の新潮選書
  5. 滝口政満
  6. 藤沢周平
  7. 辞書
  8. 桜木紫乃
  9. クライミングの本?
  10. 将棋の本

 釧路はいつもこんなに寒いんですか、とお客さんに聞かれる。
 10打数0安打。打率 2割3分8厘9毛。


2010年6月7日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第151試合


  1. アバのCD
  2. NHKで夜やっていた
       『若草物語』風のドラマの原作
  3. 有島武郎
  4. 井上ひさし
  5. 浅田次郎
  6. 倉本四郎

 福島からきた姉妹だという二人連れのご婦人。空港に向かう途中に立ち寄ってくださる。 妹さんの方がなにやらお探しのようなので声をかけてみた。
 NHKで夜やっていた『若草物語』風のドラマの原作……。難題の気配が漂いだす。

 舞台は外国。古いお城が出てきたので、たぶんヨーロッパの中世だと思う。 『若草物語』と『赤毛のアン』が混ざったような内容。 三人姉妹が主人公で、慎ましい暮らしを送っていたが居城を失い金持ちに嫁に行く。ハッピーエンド。
 根掘り葉掘り聞いていくうちに、そんな断片が集まった。

 細かいところは全然合わないが、ジェーン・オースティンの『高慢と偏見』ではなかろうか。 テレビドラマや映画にもなっている。
 あらすじを読んで聞かせると、 「そうかもしれないねェ。5、6年前に見たきりだからちゃんと覚えてないけど。 その本は今お店にあるの?」「すみません。置いてないんです」
 その間、手持ち無沙汰ののお姉さんの方は福島弁と思われる方言で、新政権の行く末やら妹の本探しやらをぼやいていた。

 お二人が帰途について数分後、棚に新潮文庫版の『自負と偏見』が並んでいるのを見つける。 自信たっぷりにありませんって即答しちゃったよ。
 表に出てみたが、街路に姉妹の姿は見えなかった。

 商店街一の読書家さんがご来店。3〜5のリクエストにすべてお応えできる。
 なぜこのラインナップなのか。 「文体診断ロゴーン」 というサイトがあって、自身のブログの文章を入力したところ、 これら三作家の文体との一致指数が高いことが判明した。そう教えてもらう。

 試しに、私も昨日の本欄の文章を入れてみた。 啄木、白秋、阿川弘之がシンクロ率ベスト3と出てきた。ワーストは三木清。ふーん。
 昨晩更新したばかりの「随筆再録」欄の社長の文章(「古本屋と老人問題」)も診断してもらう。
 近い文体ベスト3は、海野十三、中島敦、松たか子!?
 6打数3安打。打率 2割4分1厘8毛。


2010年6月6日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第150試合


  1. 「釧路史学」
  2. 『氷川清話』
  3. 水木しげる
  4. 熊田千佳慕

 角川文庫版の『氷川清話』が売れる。同じ方から熊田千佳慕も。昆虫や植物の絵で有名な画家だという。 少し前まで、「福原義春 サクセスフル エイジング対談」シリーズの1冊 『花と語り、虫と遊ぶ』(求龍堂)ならばあったのだが。

 「あんたんとこに水木しげるはあるかい」。 そう尋ねてきたかつての常連のご老体は、案の定NHKの『ゲゲゲの女房』に夢中であった。 サンコミックスの鬼太郎などあるにはあるが、気軽に読むには少々値段がはる。
 2、3週間前の「週刊ポスト」だか「週刊現代」の、水木しげる小特集付きの号があったので差し上げた。 どさくさまぎれに安打認定だ!
 4打数2安打。150試合を終えて、796打数191安打。 おぉ、夢の年間200本安打にも手が届きそうではないか。打率は2割3分9厘9毛だけど。

 夕方、商店街の大先輩が「いやァ、閑だァ〜」とやってくる。 高田 渡の『ごあいさつ』をかけていたのだが、入ってきた途端図ったように「銭がなけりゃ」が流れ出す。


2010年6月5日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第149試合


  1. 堀 和久
  2. 藍川 京
  3. キャロル・シェーファー
       『世界を救う13人のおばあちゃんの言葉』
  4. 池上さんの新刊
  5. 北海道の地図
  6. 手塚治虫『三つ目がとおる』
             (講談社コミックスペシャル版)

 「ここ新刊置いてないよねェ。池上さんの新しいの欲しかったんだけど、 今行った本屋さん売り切れちゃってたんだわ」なんつって、知らない方が玄関先からフレンドリーに。 たぶんジャーナリストの池上 彰のことだろう。
 電話で『三つ目がとおる』の問い合わせ。 以前、うちの棚でKCSP版を見たというのだが、すでに売れてしまっている。 全6巻のKC版であればあるのだが。
 6打数0安打。打率 2割3分8厘6毛。

 貸していた本が2年ぶりくらいに戻ってくる。 ほとんど面識のない人に又貸しされていたのは承知していたが、ヨレヨレに変わり果てた姿になっていた。 戻ってきただけマシなのか。期間の長さはよいとしても、へこむ。


2010年6月4日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第148試合


  1. シャンソンのCD
  2. ブリュイール
   『ブラームス 永遠の音楽家』(白水社)
  3. ブリュイール『ブラームス 
      ソルフェージュ選書 3』(白水社)
  4. 『新編 世界大音楽全集 声楽編6 
     ブラームス歌曲集 I』(音楽之友社)
  5. 『新編 世界大音楽全集 声楽編24 
     ブラームス歌曲集 II』(音楽之友社)
  6. W・フリッシュ 『ブラームス 4つの交響曲』
  7. 岩井宏之 『バッハからベートーヴェンまで』
  8. 岩井宏之 『シューベルトからリストまで』
  9. 岩井宏之 『ブラームスから
               ショスタコーヴィチまで』
  10. 岩井宏之 『ヴァーグナーから
                 バーンスタインまで』
  11. 『現代詩文庫 伊藤比呂美詩集』(思潮社)
  12. 『音現ブックス ブラームスの世界』
  13. 山田風太郎の文庫
  14. 富野由悠季 『だから僕は… ガンダムへの道』
  15. 冲方 丁 『冲方式ストーリー創作塾』
  16. 岡田斗司夫 『オタク学入門』
  17. ひろさちや
  18. 林 元美 『碁経衆妙』
  19. オマー・チャンドラーのCD

 2〜12は一人の方から。当店サイトで見たと注文を頼まれた12のみ在庫あり。 実際の商品は本店で管理しており、後日北大通店で引き渡すことになる。
 13、14は毎日のようにみえる常連さん。14〜16は商店街一の読書家さん。お応えできず。
 ひろさちやの文庫が売れる。
 19打数2安打。打率 2割4分0厘4毛。


2010年6月3日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第147試合


  1. 子母澤 寛 『勝海舟』
  2. 戸梶圭太 『判決の誤差』
  3. 広瀬 正 『マイナス・ゼロ』
  4. 藤原伊織 『テロリストのパラソル』
  5. 西村京太郎 『宗谷本線殺人事件』
  6. 朔 立木 『死亡推定時刻』
  7. 外山滋比古
  8. 何週間か前の週刊誌(「ポスト」とか)
  9. フォークダンスの本
  10. 梅本克己 『人間論 
     マルクス主義における人間の問題』
  11. Japanese design Book(Modern)

 月に1度、北見からお越しになるお客さんが『勝海舟』をリクエスト。 講談社の子母澤全集 全3巻セットがあった。函に「一九七四年度 NHK大河ドラマ原作」のカバーが巻かれている。 今回は荷物が多いからと見送りに。
 佐伯泰英好きの常連さんがよこした紙片にびっしりメモされていたのが2〜6。 いずれも木村晋介の書評本 『キムラ弁護士、小説と闘う』(本の雑誌社)で取り上げられたもの。全滅。

 閉店間際にいらした欧米人の女性2人組を相手に、片言にも満たない英語で格闘する。 六耀社の「仕事と周辺」シリーズなど買ってもらえる。11をクリア。忍耐強い人たちでよかった。 みみずがのたくったような書き文字(書いたのは自分)が物珍しいのか、商品から外した値札が欲しいという。 記念に差し上げる。
 他に外山滋比古の文庫が2冊売れる。
 11打数2安打。打率 2割4分3厘8毛。


2010年6月2日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第146試合


  1. 八柳鐵郎
  2. 高山 博
  3. 『吉野裕子全集』(人文書院)
  4. 高橋里美
  5. 藤田幸江

 2〜4は、厚岸の常連さんからの3連投。
 あちらは西洋史の高山 博のことを尋ねているのに、 英文学の高山 宏と取り違えてしまい、話がかみ合わない一幕あり。
 野球で喩えるなら、たかやまひろしという変幻自在の魔球をめぐって、こちらのバットが幾度も空を切るといったところ。 そのたびにオレの出番かと、文筆家の高田 宏や海野 弘が脳内ベンチから飛び出してきそうになり、慌てて押しとどめる。
 5打数0安打。打率 2割4分4厘7毛。


2010年6月1日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第145試合


  1. 絵はがき
  2. 歳時記の夏の巻
  3. 手芸の本
  4. 岩波新書の沖縄もの
  5. レコード袋
  6. 司馬遼太郎 『竜馬がゆく』

 「昨日いってた岩波新書あるかい」
 そう尋ねてきたのは、このところ毎日みえる常連さん。 前夜、仕事帰りに寄った新刊書店のレジカウンター前で偶然お会いしていたのだった。
 常連さんは岩波新書の沖縄ものの在庫を調べてもらっていた。 北大通店にも何冊かありますよと、あちらの営業妨害をするかのように囁いたのだが、望みの品ではなかったようだ。
 6打数0安打。打率 2割4分6厘3毛。


2010年5月31日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第144試合


  1. 佐藤 義典 『ドリルを売るには穴を売れ
    誰でも「売れる人」になるマーケティング入門』
  2. 遠山善英
      『できる人は「自己ブランド」を持っている!
                自分を売り出す成功法則』
  3. 村上 隆 『芸術起業論』
  4. 田中美津 『いのちの女たちへ』(河出文庫)
  5. 渡辺淳一 『神々の夕映え』
  6. 佐々木栄松

 商店街一の読書家の方からホットラインが入る。探求書は1から3まで。 ビジネス書はほとんど置いていない当店なので、当然のように全滅。 世が世なら、全面核戦争が勃発するところである。
 6打数0安打。打率 2割4分8厘3毛。


2010年5月30日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第143試合


  1. 林 周二 『流通革命新論』(中公新書)
  2. マルクス 『資本論』
  3. 雑誌「商業界」バックナンバー
  4. ミッキー安川 『ふうらい坊留学記』
  5. フィリピン人の歌が入っているCD
  6. ライオネル・リッチーのCD

 常連さんから見せてもらった中公新書の『流通革命新論』。図書館で借りてきたという。 ふと自店の新書の棚をのぞくと、同じ本が並んでいた。手元におきたいからと速攻でお買い上げに。
 ミッキー安川の本は、カッパ・ブックスを始めとして何度か出ているようだが、いずれも絶版。 ふと気になって自店の文庫の棚をのぞくと、『ふうらいぼう西部を行く』という 昭和43年の「中学三年コース」付録が並んでいた。書き手は安川 実。ミッキー安川の本名である。
 尋ねたのはここ1ヶ月以上、毎日いらしてくれている常連さん。 翌日お見せする。話の種にはなった。
 6打数1安打。打率 2割5分0厘3毛。

 6月19日から公開される映画 「ザ・ウォーカー」。
 「大規模な戦争により、文明が崩壊した世界。誰が名づけたか“ウォーカー”と呼ばれるその男は、 30年間、世界でたった1冊だけ残る本を運び、<西>へと旅を続けている。本を守るため、行く手を阻む敵は容赦なく殺す。 彼の目的地はどこなのか?その本には何が記されているのか?」とは、内容紹介より。
 ウォーカー役はデンゼル・ワシントン。「30年間、本を運ぶ旅人」だなんて、ロマンティックだわ〜(うっとり)。 豊文堂書店の本店も創業から30年が近づき、ある意味本の旅人……。

 ところでフライヤーなどで見るかぎり、今回のワシントンさんは 蝶野正洋 似のたいへん恐ろし気な風貌である。 こういう人が後生大事に運んでいるのがベロンチョの本ならば、途端に親しみがわくのだが (そういう映画じゃないんだってば)。


2010年5月29日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第142試合


  1. 飯田市歴史研究所・編 『満州移民』
               (現代史料出版)
  2. 池澤夏樹・個人編集
      「世界文学全集」(河出書房新社)
  3. 今 東光 『悪名』

 気温が15度を超えた。
 だが暖かくなればなったで、人々はレジャー方面へと流れていってしまうようだ。
 夜は2階の喫茶ラルゴでのライブ 「ハシケン×江藤有希 コントレイル ツアー」のお手伝い。 午後5時半で閉店する。
 3打数0安打。打率 2割5分1厘0毛。

5/29撮影 北大通店おとなり ささき画廊さん入り口横の梅の花が咲いている。(クリックすると拡大します)


2010年5月28日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第141試合


  1. 幸福の科学の本
  2. 手塚治虫 『ブッダ 9巻』
           (潮ビジュアル文庫版)
  3. 園芸の本
  4. カメラ関係の本
  5. 時代小説のおもしろいの
  6. 岡崎由夫 『根釧台地と
        釧路湿原の地質』(釧路叢書)
  7. 週刊誌
  8. あさのまさひこ 『海洋堂クロニクル』
                   (太田出版)
  9. コンブに関する本
  10. 松居 友

 樋口 聡 『旅の写真、達人のコツ』(青弓社)、杉本苑子 『孔雀茶屋心中』(集英社文庫)、 猪野俊平 『海藻の発生』(北隆館)が売れて、4、5、9をクリア。
 2は全12巻セットをばらしてほしいというご要望。申し訳ないが、お断りする。
 10打数3安打。打率 2割5分2厘0毛。


2010年5月27日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第140試合


  1. 森村誠一 『悪魔の飽食』
  2. 北海道新聞社刊行の
     道内各都市の「建築探訪」シリーズ
  3. 映画 『暴走特急』のパンフレット
  4. 足立巻一 『やちまた』(朝日文庫)

 一月前、永山則夫の『木橋』の在庫を尋ねた方が、そのとき見送った同書をお求めになる。 これも安打に加えてしまおう。俺が法律だ!
 「『悪魔の飽食』の単行本あるかい」。お会計時に新たな探書が加わる。
 ありますとも!でも単行本なんて出ていたっけか。 カッパ・ノベルス版の1作目を恭しく差しだしてみたものの、 お客さんは首を傾げたままお帰りに (後で調べると、『「悪魔の飽食」ノート』など関連書の単行本は出ていた。 そちらを訊いていたのか?)。

 道新の「建築探訪」は全6巻のシリーズもの。 電話による問い合わせだが、ありますとも! ただし「函館」の巻のみ。後ほどその1冊を買いに来てくださる。

 國村 隼ファンの方が新たな國村グッズを手にしてご来店。 ネットで拾ってプリントアウトしたオリジナル画像集を披露した後、 スティーブン・セガール主演作パンフを尋ねてくる。
 店に在庫はありますとも!でも國村 隼は出ていたっけか。 「ちがうの、この映画の悪役やってる俳優調べたいだけ」。ガーン。

 昼に遊びにきた常連さんが暗くなってからまたやってきて、「『やちまた』あるかい」とおっしゃる。 本居宣長の長男、春庭の評伝を、 「週刊現代」最新号の「わが人生最高の10冊」で、呉 智英が選んでいるという。
 ありますとも!朝日文庫版上下巻を自信たっぷりに差しだしてみたものの、 世間話に興じているうち「すぐには売れねえべ」と保留にされてしまった。ガーン。
 4打数4安打の新記録の夢が潰える(『木橋』の分を入れたら5安打)。
 4打数2安打(4/28分の安打を追加)。140試合を終えて、720打数181安打。打率 2割5分1厘3毛。


2010年5月26日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第139試合


 昨日も雨、今日も雨、そして明日も予報では雨。 5月も下旬だというのにストーブをつけている。灯油代ばかりがかさんでいく。
 0打数0安打。打率 2割5分。


2010年5月25日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第138試合


  1. ビートルズ
        「モノラル・ボックス・セット」
  2. ジョン・レノンのブート盤CD
  3. キャンドル作りに関する本
  4. ボッシュの画集
  5. 落語のCD
  6. 昔の教科書(明治期のもの)
  7. マンガ(少女コミック)

 平凡社の「ファブリ 世界名画集」より、ボッシュの巻が売れる。 戦前の教科書はあるものの、明治のものはない。昭和期の国語読本など、復刻版が3冊ほど売れる。
 落語のCDはなかなか入らない。ごくまれに入荷してもすぐに売れてしまう。 今あるのは、付録CDがついた 「サライ」の落語特集号と談志のCDブックくらい。
 7打数2安打。打率 2割5分。


2010年5月24日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第137試合


  1. 江戸川乱歩
  2. コナン・ドイル
  3. 姫神のレコード、CD
  4. 映画 『ハードボイルド 新・男たちの挽歌』
       『野獣の瞳』 『キル・ビル』のパンフレット
  5. 新田次郎 『河童火事』
  6. 手塚治虫 『ブラック・ジャック』
        少年チャンピオンコミックス版 4巻の初版
  7. 荒木一郎 『いとしのマックス』のレコード
  8. 雑誌 「食彩浪漫」
  9. 雑誌 「ダ・ヴィンチ」
  10. 雑誌 「キルトジャパン」
  11. 映画 『K-20 怪人二十面相・伝』
                       のパンフレット

 3、4、7、8、9、10、11。 今回のお問い合わせのうち、半数以上は同じお客さまからの問い合わせである。 恐るべきことに、3を除く6点から共通するひとつの名前が浮かんでくる。
 俳優、 國村 隼 の名がそれだ。
 4と11はそれぞれ出演映画のタイトル。8と9にはインタビュー掲載号がある。 そんでもって、7はカラオケでの十八番!(もちろん國村 隼の)
 結果は全滅である。その分、この常連さんの熱狂的な國村愛を数十分間にわたって浴びることになった。 ヤクザの組長を演じる 『アウトレイジ』 は釧路にもくるので見にいくという。私も見にいこう(洗脳されてる)。
 この日の安打は1、2、10。
 11打数3安打。打率 2割4分9厘6毛。


      ×      ×      ×

 <お知らせ>

 北大通店の2階、喫茶ラルゴでのライブを目前に控えたミュージシャンの ハシケン さんが、 5/27(木)FMくしろの番組 「ワンツーナイト トーキョー2」 に出演しますよ。

 先週金曜日に東京の吉祥寺スターパインズカフェで行われた 板橋文夫さん(p)、太田惠資さん(vln)とのトリオライブ直後のインタビューを録音したものです。
 聞き手は スティーヴ エトウさん。 リンク先がミニ・レポートになっています。 放送時間は19時からと23時からの計2回。 ライブ前の予習としても、ぜひどうぞ。



2010年5月23日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第136試合


  1. 辛 淑玉 『怒りの方法』(岩波新書)
  2. 森 茂暁 『後醍醐天皇』(中公新書)
  3. 北方未公開古文書集成 第四巻
           『休明光記 羽太正養』
  4. プルタルコス
    『似て非なる友について 他三篇』(岩波文庫)
  5. イギリス産業革命に関する本
       (エピソードが豊富なもの)

 とある常連さんが久々に顔を見せてくださる。 ご無沙汰なのには訳があって、現在蒙りつつある苦境を話していかれた。 少しは気が晴れたのか、読書でストレス解消しますと1をお買い上げに。

 4と5は別の常連さんから。なぜだか古典の話になり、 ならばこんな話がありますと、手元の 「本の雑誌」 最新号から 荻原魚雷のコラム 「徒然古本鑑賞」に目を通してもらう。
 取り上げられているのはプルタルコスの著作。 「二千年前の話とは思えない」下世話で身につまされる内容だと手際よく紹介されていたのだ。
 「この本の在庫はある?」
 ありますとも!産業革命の本は課題。
 5打数2安打。打率 2割4分9厘2毛。


2010年5月22日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第135試合


  1. 戦記もの (レイテ戦)
  2. 雑誌 「northern style スロウ」
  3. 詰碁の本(橋本宇太郎)
  4. マンガ

 1は岩波の『大岡昇平集』より「レイテ戦記」上下巻が売れる。 橋本宇太郎のものはなかったが、詰碁の本が売れる。
 ようやく北大通店のすぐそばでも桜が咲いた。
 4打数2安打。打率 2割4分8厘1毛。


2010年5月21日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第134試合


  1. 松山善三 『厚田村』
  2. スウェーデンボルグ
  3. 推理小説の文庫本

 文庫の推理小説が数冊売れる。
 3打数1安打。打率 2割4分6厘7毛。


2010年5月20日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第133試合


  1. カメラの本
  2. 山本多助
  3. 古文書
  4. 『大漢和辞典』
  5. 鉄瓶
  6. 車関係の雑誌

 常連さんから 大井川鐵道たそがれ終電きっぷ (リンク先はpdfファイルです)について教えてもらう。
 ひとり旅でたそがれてみたいとき。読み残した本を一気に読んでしまいたいとき。 大切な人とじっくり話がしたいとき。大井川の川面に映る夕日を見たくなったとき。夜汽車の雰囲気を味わいたくなったとき。 そんなときに利用してほしい、午後3時から終電までの時間限定フリーきっぷだという。

 電車のすき具合によって、ちょっぴりたそがれます、かなりたそがれます、自分だけの世界に浸れます、 と3段階のたそがれ度が設定されている(たとえば、17時16分 金谷発の車内は「ちょっぴりたそがれます」だが、 15時30分発のは「自分だけの世界に浸れます」というように)。

 この日の釧路は一日雨降り。北大通店のたそがれ度は群を抜いていた。 いうなれば、どの時間帯も「自分だけの世界に浸れます」。 たそがれ度も度を越すと、真っ暗すぎて本が読めなくなる。
 6打数0安打。打率 2割4分6厘3毛。


2010年5月19日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第132試合


  1. 『岡田徹詩集』(商業界)
  2. ステッカー
  3. 高田みづえのレコード
  4. 井上陽水のレコード
  5. 300円レコードの新しいの

 7、80年代の歌謡曲ファンの常連さんがいて、店に来ていただく以外にも時々電話で問い合わせをくれる。 今回は3〜5がその方からのもの。高田みづえは「硝子坂」と「なんだかメロディ」というのを探しているらしい。
 「この歌知ってるでしょ」。 頻繁にそう問うてくるのだが、私より十は年上なので知らない曲のほうが多い。 わかりませんと正直に答えると、サビの部分を歌ってくれたりする。

 この日も受話器の向こうから陽水の『東へ西へ』と細川たかしの『心のこり』が聞こえてきた。
 どちらも耳になじんだ曲なので、「あ、それは知ってます」。気持ちよさそうな歌声を途中で止めてしまった。失敗した。
 300円レコードというのは、当店の安売り商品のこと。
 5打数0安打。打率 2割4分8厘5毛。


2010年5月18日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第131試合


  1. 時事用語が載っている事典
  2. 池波正太郎 『雲霧仁左衛門』

 1は96年版の『現代用語の基礎知識』で対抗したものの、空振り。 『雲霧仁左衛門』は新潮文庫版上下巻あり。保留。売れたら安打に加えよう。
 2打数0安打。打率 2割5分0厘3毛。

 夜、2階の喫茶ラルゴで 「 養老彌助 with 西方公將 アコースティック ライブ 2010」 が行われる。
 彌助さんのブルージーな歌声がよく響き、西方さんのギターも情感豊かにそれに寄り添う。 大阪と釧路、活動拠点は異なれど、18年来の友人だというお二人の息はぴったり。
 織姫彦星ではないけれど、会えるのは年に1回程度、本番で初めて聞かされて弾いた新曲もあったんだぞ。 後で西方さんからうかがったが、そんな舞台裏など微塵も感じさせない満足度の高いライブだった。

5/18開催 「養老彌助 with 西方公將 アコースティック ライブ 2010」 ラルゴ 公演より、養老彌助さん。(クリックすると拡大します)

5/18開催 「養老彌助 with 西方公將 アコースティック ライブ 2010」 ラルゴ 公演より、西方公將さん。(クリックすると拡大します)

5/18開催 「養老彌助 with 西方公將 アコースティック ライブ 2010」 ラルゴ 公演より。(クリックすると拡大します)

2010年5月17日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第130試合


  1. 英語の本

 外国人の方に三島由紀夫 『潮騒』の英訳ペーパーバックが売れる。
 1打数1安打。130試合を終えて、673打数169安打。打率 2割5分1厘1毛。

 明日の晩、2階のラルゴでライブをひらく浪速のシンガーソングライター、養老彌助さんが サポートの西方公將さんといっしょに顔を出してくださる。
 前に会ったことあるよね。初対面の養老さんに力強く言われてしまった。 年に1度は釧路を訪れているというが、当店に来るのは初めて。どこでお会いしたのだろう。
 どうやら私のドッペルゲンガーが出没している模様。悪さをしていなければよいのだけれど。


2010年5月16日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第129試合


  1. 浅川芳裕
     『日本は世界5位の農業大国
          大嘘だらけの食料自給率』
  2. ドラッカー
  3. 美術関係の本
  4. 鶴見俊輔
  5. スティーヴン・キング
     『ブルックリンの八月』(文春文庫)
  6. 米原万里
       『オリガ・モリソヴナの反語法』

 『美わしき野性 ゴーガンの私記』と『カンディンスキー 抽象芸術論』などで3を、『期待と回想』全2巻で4をクリアする。
 6打数2安打。打率 2割5分。

 現在、当サイトのトップページを飾っている本邦二大著名銅像、夢の競演の画像。 撮ったのはいつもお世話になっている火の見櫓研究会 準会員 I さん、場所は小田原駅という。
 手前の像は二宮金次郎で、奥の方は小さくてわかりづらいかもしれないが、小便小僧である。 クリックすると小僧がメインの画に拡大する。
 商店街の方がいらしたのでお見せしたところ、 この二宮金次郎、豊文堂書店のマスコットにいいんじゃないと提案を受ける。 廃校からもらってくればと。う〜む、却下します(ごめんなさい)。

火の見櫓研究会 準会員Iさん撮影。本邦二大著名銅像が夢の競演。小田原駅にて。(クリックすると 拡大します)

火の見櫓研究会 準会員Iさん撮影。本邦二大著名銅像が夢の競演。小田原駅にて。(クリックすると 拡大します)


2010年5月15日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第128試合


  1. 安全地帯のCD
  2. 田中正造 (特に幸徳秋水関連)
  3. 藤原てい 『流れる星は生きている』
  4. 「新田次郎全集」(新潮社)

 「シリーズ 日常術」をはじめ、暮らしや英語に関する晶文社の本が10数冊入荷する。
 4打数0安打。打率 2割4分9厘2毛。


2010年5月14日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第127試合


  1. 松尾芭蕉 『野ざらし紀行』
  2. 長渕 剛のCD
  3. 佐野眞一 『沖縄 だれにも
         書かれたくなかった戦後史』
  4. 浅田 彰
  5. 「ベートーヴェン 交響曲第7番」のCD
  6. 男ものの帯の結び方に関する本
  7. 深沢七郎

 『野ざらし紀行』は、岩波「日本古典文學大系」の『芭蕉文集』に収録。在庫あり。
 7打数1安打。打率 2割5分0厘7毛。


2010年5月13日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第126試合


  1. 英語の辞書
  2. 釧路の地図
  3. ロバート・キヨサキ
         『金持ち父さん 貧乏父さん』
  4. 「こっくりさん大図鑑」?
  5. 藤田雅矢 『糞袋』


 市内の某会館の一室を借りて、年に1度の釧路古書籍商組合の総会と交換会が行われる。 小規模な会である。 各自持ち寄った商品を売り買いして、昼すぎにはつつがなく終了した。
 それらの品々を手分けして銘々の車に運びだしていると、 たまたま通りがかったご婦人が 「あら、フリーマーケットをやっているんですか?」と興味津々に尋ねてきた。 ありゃま、そう見えるのですか。
 一般の方は参加できない業者による集まりだと説明したのだけれど、女性は立ち去りがたそうに中を覗きこんでいた。
 店は午後2時半から開ける。1、2と連打。
 5打数2安打。打率 2割5分1厘9毛。


2010年5月12日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第125試合


  1. ビーズ手芸の本
  2. 隆 慶一郎 『影武者徳川家康』
  3. 望月正男の画集

 「レコードマップ」 の最新版が店に届く。 本年度から版元が河出書房新社にうつり、「レコード+CDマップ」と名前を変えたが、 内容はこれまでどおりといってよい。
 豊文堂書店も掲載されており(北大通店の「書店」が省略されてしまったけれど)、同書を持参の方には1割引きをしている。 次年度版が出るまで何回でも有効なので、ぜひお求めになって活用してください。
 3打数0安打。打率 2割5分0厘7毛。


2010年5月11日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第124試合


  1. 相田みつを
  2. ノート

 相田みつをの図録が売れる。
 2打数1安打。打率 2割5分1厘9毛。


2010年5月10日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第123試合


  1. 中原淳一
  2. NTT出版 「気球の本」シリーズ
  3. 水木しげる 『ゲゲゲの鬼太郎』
  4. 北方謙三 『水滸伝』 の13巻目

 ゴールデンウィークにポンペイの遺跡を見にいくんです、と常連さんが関連書をお買い上げくださってから2週間。
 久々にお出でいただいたのでイタリア旅行の感想を尋ねると、「ちがうの、 横浜美術館のポンペイ展 に行ってたの」と訂正の声が返ってくる。また早合点をしてしまった。
 4打数0安打。打率 2割5分1厘1毛。


2010年5月8日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第122試合


  1. 司馬遼太郎 『坂の上の雲』
  2. 角川ソフィア文庫
  3. 藤山寛美の自伝
  4. 原田康子 『満月』
  5. 軽めのエッセイ集
  6. 辻村寿三郎に関する本

 辻村寿三郎(人形作家)と杉井ギサブロー(アニメ監督)がごっちゃになる。
 保育社カラーブックスの『人形劇入門』が売れて、6をクリアしたことにする。
 6打数1安打。打率 2割5分2厘7毛。


2010年5月7日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第121試合


  1.  万城目 学『プリンセス・トヨトミ』

 終日、雨。
 1打数0安打。打率 2割5分3厘5毛。


2010年5月6日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第120試合


  1. 村上春樹
  2. 手話の本
  3. お菓子の本(特にパン)
  4. 高木彬光 『破戒裁判』

 『村上春樹、河合隼雄に会いにいく』が売れる。
 2階の喫茶ラルゴで、帯広在住のイラストレーター・ 高橋麻里 さんによるイラスト展 「道々」 が始まる。
 4打数1安打。120試合を終えて、634打数161安打。打率 2割5分3厘9毛。

5/6(木)〜5/28(金) 「道々 高橋麻里イラスト展」 開催。(クリックすると拡大します)


2010年5月5日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第119試合


  1. 内容証明用紙
  2. 北大通店が新聞で紹介していた本
  3. おすすめのジャズのCD
  4. 国語辞典
  5. 山菜の本
  6. 智内兄助の画集
  7. 外国の古い車雑誌

 数ヶ月前、北海道新聞の地方版にお薦めの本というお題で作文を書かせてもらった。 2はそのときの本のこと。岸本佐知子の『ねにもつタイプ』(ちくま文庫)だったが、あいにく在庫がない。
 そのお客さんがもうひとつ尋ねてきたのが3。BGM用の聴きやすいものが欲しいというので、 有名映画音楽をジャズ風にアレンジしたCDを試聴してもらう。2枚お買い上げ。
 このところ当店で国語辞典を尋ねる方は、示し合わせたようにハンディな小型本を指名される。 中型と大型しかないのが心苦しい。

 前日まで山菜の本を2冊ウィンドウに飾っていた。連休も終わりが近いので植物の棚に戻したのだけれど、 5はまさしくその飾っていた山菜本のこと。2冊のうち1冊が棚に戻した直後に売れていた。 お客さんが欲しかったのもそちらの方だった。
 古くはないが10数年前のフランスの車雑誌が2冊売れる。ミニ・クーパーの洋書もあわせて売れた。
 7打数2安打。打率 2割5分3厘9毛。


2010年5月4日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第118試合


  1. 小学生が読む本
  2. 週刊誌
  3. 「人造人間キカイダー」に関する本
  4. 伊藤比呂美
  5. 阿部知二 『冬の宿』
  6. 佐々木 譲 『武揚伝』
  7. 森見登美彦

 店内がすずしいので気づかなかったが、おとなりの画廊の店長さんに誘われ おもてに出ると、午後2時半で気温が21度あった。 これは、釧路にしては相当暖かいほうである。通りは眠ったように静か。
 小学生が読む本として『エルマーと16ひきのりゅう』が、 阿部知二 『冬の宿』収録書として「筑摩現代文学大系」のバラ本が売れる。
 7打数2安打。打率 2割5分3厘6毛。


2010年5月3日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第117試合


  1. ガンダムのコミック
  2. 洋書
  2. 綾戸智絵
  3. 『世界の名著 マリノフスキー
          レヴィ=ストロース』(中央公論社)

 中国人の旅行者と思しき人が、ふところから紙片を取りだした。 指さしたところには漢字が何文字か書いてあり、それは「ガンダム」を意味するのだという。 富野由悠季の小説 『密会 アムロとララァ』全2巻 (角川mini文庫)しか見つからない。 お客さんは首を横にふった。紙片をもう一度指す。そこにはCOMICとも記してあった。
 綾戸智絵のCDが1枚売れる。
 4打数1安打。打率 2割5分3厘2毛。

 パンクバンドをやっているという20歳の若者が、ライブの告知ポスターを貼らせてくださいとやってくる。
 中に入るのは初めてらしい。 壁に飾っている映画のフライヤーの中から、原作マンガがお気に入りだという 『ボーイズ・オン・ザ・ラン』『ソラニン』 を見つけだし、音楽雑誌のバックナンバーにも喜んでくれた。
 「豊文堂さんヤバイって、(仲間から)聞いてたンすよ」
 どっちのヤバイなのかとしばし考えこむ。 たいそう静かなゴールデンウィークなので。


2010年5月2日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第116試合


  1. 穂村 弘 『本当はちがうんだ日記』
           のように気軽に読めるエッセイ集
  2. きだ みのる 『気違い部落周游紀行』
  3. 夏目漱石 『三四郎』
  4. 桐山靖雄 『念力』
  5. 高千穂 遥 「ダーティペア」 シリーズ
  6. 寺島敏治 『馬産王国・釧路』 (釧路新書)
  7. 伊藤 整 『若い詩人の肖像』

 少し前に穂村 弘の『本当はちがうんだ日記』を面出しで飾っていたら、常連さんが買ってくださった。 普段はビジネス書を読むことが多いそうだが、幸いお気に召していただけたよう。 似たような気軽に読めるエッセイ集を、というリクエストを受ける。
 いくつか挙げた中から、宮沢章夫の『牛への道』と土屋賢二(タイトル失念)が選ばれる。 赤瀬川原平の『新解さんの謎』は落選。

 2はサイトに在庫があり、おとりおきになる。 3〜5は商店街一の読書家の方からの3連投。岩波文庫版の『三四郎』があった。 高千穂 遥は「クラッシャージョウ」シリーズならあるのだけれど。
 他に『馬産王国・釧路』が売れる。
 7打数4安打。打率 2割5分3厘2毛。


2010年5月1日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第115試合


  1. おもしろい本
  2. 松尾邦之助
  3. 藤原義江
  4. タンゴかシャンソンのCD
  5. カール・マルクス
  6. 國村 隼 出演映画のパンフレット
  7. 『北海道文学全集 第11巻 アイヌ民族の魂』
  8. 判子

 75歳で悟りをひらいたときの話をしてくれたばかりの95歳の常連さんが、本店でもその話をしていったという。 ストーブのそばの椅子に座っていたら、急にドシンと胸に衝撃を受けた。それが悟りの瞬間だった……。
 あれ?5日前に私が教えてもらったのは「布団で寝ていたら」のはずだったのだけれど。微妙にちがう。
 常連の画伯からはカラスの卵を食べたときの話を聞かせてもらう。 「それでかな、カラスと話せるようになったのは」
 魅力的なオジ(イ)サマ方にたぶらかされているよう気がしてきた。

 午後の北大通をメーデーの行進が通りすぎていく。マルクスの文庫本が数冊売れる。
 7は電話で。当サイトに在庫があり本店に保管していることをお教えする。
 8打数2安打。打率 2割4分9厘5毛。


2010年4月30日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第114試合


  1. 藤原新也
  2. 反戦イラク帰還兵の会・他
          『冬の兵士』(岩波書店)
  3. ベートーヴェン、モーツァルト、
         シューベルトのベスト盤CD
  4. 『赤毛のアン』
  5. 書道の本
  6. 『描かれた女性美 究極のフォルムと色彩』
                     (グラフィック社)
  7. LPレコード 『空』 『大地』
    ロッド・マッケン 詞/岩谷時子・訳詞/
              石坂浩二・朗読
  8. 『マリと子犬の物語』
  9. 最近の文庫本
  10. 茶道の文庫本
  11. 博物館で出しているような図録

 1、4、6が売れる。
 『赤毛のアン』は村岡花子訳の新潮文庫版 全10巻セット。 お客さんの所持本は、友人や娘、娘の友だちに乞われるまま貸しているうち、ボロボロになってしまったという。 勤めに出て初めてもらった給料で、徐々に買い揃えていった愛着あるシリーズなので買いなおすことにした。 新訳も出ており読んでみたが、自分はやはり村岡訳がぴったりくる。 そんなこともおっしゃっていた。
 11打数3安打。打率 2割4分9厘5毛。


2010年4月29日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第113試合


  1. 法律用語の辞典
  2. るるぶやマップルなど
       観光ガイド本の札幌版

 雨が降っている。風が強く吹いている。
 釧路湿原 ノロッコ号 の春の運行がはじまる。
 問い合わせはどちらも電話で、別々の方から。
 2打数0安打。打率 2割4分9厘1毛。


2010年4月28日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第112試合


  1. 戦記物の本
  2. 山本周五郎
  3. 永山則夫 『木橋』

 周五郎の時代物が1冊売れる。
 『木橋』は単行本の在庫あり。 旅行者風の方で「高いなァ。来月来たとき買おう」と帰っていかれるが、 こういうときに限って他の人に売れてしまったりするものだ。 そういうことが何度もあった。
 3打数1安打。打率 2割5分。


2010年4月27日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第111試合


  1. 心理学の事典
  2. 森 鴎外が訳した
          『不思議の国のアリス』?
  3. 米原万里
  4. 藤沢周平

 鴎外が訳したアリスというのがわからない。
 4打数0安打。打率 2割4分9厘5毛。


2010年4月26日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第110試合


  1. 『彩雲鉄道 標津線の五十六年』
  2. 宮川明夫?
       『ルイ十四世の年代記』?
                (岩波書店?)
  3. 小さい国語辞典
  4. なんかおもしろい本
  5. 茶道の本
  6. コミック
  8. ゼンリンの地図

 「いやァ、私みたいなものに悟りがあるっていうんだからなァ」
 まいったまいったというように95歳の常連さんが頭をかく。 悟りとは何か。煩悩だらけの俗人としては興味津々である。 ここは昼下がりの北大通店。誘いこまれるようにミニインタビューが始まった。

 Q. 悟り、といいますと?
 A. 午前2時ごろ、布団で寝ていたら、身体に衝撃を受けたんだ。 真理が身体全体でわかったっていうか、出てきたっていうか。悟ったんだな。
 Q. それは何歳のときの話ですか?
 A. 75歳のときだな。自分でもびっくりしてる。
  (攻守逆転)
 Q. あんた真理って何かわかるかい?
 A. ……。
 Q. お釈迦さんも、イエス・キリストも、親鸞も言ってる言葉はみなちがうけれど、 要は悟りについて話してるんだ。宇宙ができるのも全部真理なんだ。
 あんた学校で勉強したことで何か残ってるものはあるかね?
 A. 全然勉強しなかったもので……。
 Q. 私はね、大学には行かなかったけれども、もし行ったとしたら悟りをひらけたかどうか、わからんね。
 真理はわかったけれども、社会情勢は常に変化しているから、 死ぬまで勉強が大事なんだ。私好みのなんかおもしろい本入ったかね?
 A. こんな本が入りましたよ(と、クリス岡崎 『図解 億万長者専門学校』を差し出す)。
 Q. (帯の「必ず1億円を手に入れる方法公開!」を読み上げて) 1億円はないけど、十分儲けたしなァ。今、売れてる春樹の小説はあるかね?
 A. 『IQ84』はなくって。あるのはこれだけなんです(と、『アフターダーク』の単行本をお見せする)。
  (攻守逆転)
 Q. どんな小説がお好きなんですか?
 A. 漱石に鴎外、永井荷風もよく読んだなァ。
  (攻守逆転)
 Q. これはいつ出たものかね?
 A. 2004年とありますね。
 Q. よし買った。いくらになる?
 A. 400円です。

 95歳が語る「死ぬまで勉強が大事なんだ」のひとことにひどく感銘を受ける。
 8打数1安打。110試合を終えて、577打数145安打。打率 2割5分1厘2毛。


2010年4月25日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第109試合


 2週間前に問い合わせを受けた『ロアルド・ダールの幽霊物語』がその後入荷。 お客さんが受け取りにみえる。いじましいことだが安打に加える。
 そういえば以前訊かれた柳田國男の 『遠野物語』も本店で見つかり、 先週探していた方にお渡しできたのだった。なりふりかまわずこちらも安打認定。俺が法律だ!
 0打数2安打(3/18分と4/10分の安打を追加)。打率 2割5分3厘0毛。

 先日、某所で「川湯温泉 屈斜路湖畔 周遊マップ」というものをもらってきた。 商店街のデザイナーさんが遊びにきたのでお見せする。 お父上が 川湯駅のデザインを手がけた人だからだ。 昭和11年完成の駅舎は、『日本鉄道旅行地図帳』(新潮社)にも名駅舎として取り上げられている。
 ご自身も同じ道に進み、太平洋炭礦の 川湯保養所 のオープンに関わったと教えてもらう。父子2代で川湯に縁のある方だった。


2010年4月24日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第108試合


  1. 児童書
  2. 大和和紀 『あさきゆめみし』

 児童書で1安打。
 2打数1安打。打率 2割4分9厘5毛。


2010年4月23日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第107試合


  1. 美輪明宏
  2. ことわざの本
  3. 井上ひさしの遅筆堂文庫に関する本
  4. ポンペイに関する本
  5. つのだじろう 『恐怖新聞』

 ことわざの本が売れる。
 常連さんから3と4の問い合わせ。当サイトに該当する本があり予約をいただく。 ゴールデンウィークはイタリアまで出かけ、ポンペイの遺跡を見てくるという。
 5打数3安打。打率 2割4分8厘6毛。


2010年4月22日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第106試合


  1. 川上未映子
  2. 袴のたたみ方が載っている本
  3. 家紋の切り絵の作り方が
                 載っている本
  4. 経済学の用語事典
  5. 渡辺淳一 『化身』
  6. クロスカントリースキーの本

 クロスカントリーの本は、新刊書店でも置いているところは少ないそうだ。 当然のように当店には在庫がない。そもそもスキーの本が数えるほどしかないのである。
 「これから人気が出ると思うんだけどなァ」
 そう言い残してお客さんは帰っていった。
 6打数0安打。打率 2割4分5厘5毛。


2010年4月21日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第105試合


  1. パソコンの本
  2. 新潮日本古典集成 『枕草子』 上巻
  3. ノヴェライゼーション
  4. 『こだわりすぎる女たち』?
  5. 『三国志』か『西遊記』
  6. 『ユーカラ』

 「ノヴェライゼーションはありますか」と高校生が尋ねてくる。 はて、ノヴェライゼーション? ライトノベルのことかと質問したら、そうだと言う。店で合致するものは、ほぼないに等しい。 ごめんね、そういう店なのよ。
 4は本店の電話による。作者名や発行所を紀伊國屋書店のサイトなどで検索するが、 ぴったり合う題名の本が見つからない。
 5と6は同じ方から。岩波文庫の『西遊記』の8巻目と『アイヌ叙事詩 ユーカラ』が売れる。
 6打数2安打。打率 2割4分8厘2毛。


2010年4月20日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第104試合


  1. 日本のドラマーのレコード
  2. 中野孝次

 中野孝次ファンの常連さんのために、入荷したばかりの『中野孝次の論語』をとっておいたら、 タイミングよくその方がお見えになる。「ちょうど今読んでる本の解説に中野孝次の論語のことが 書いてあって、欲しいと思ってたんだ」とその箇所を見せてもらう。
 岩波文庫だったが、鳥頭なので書名は忘れてしまった (後日、3月に出たばかりのセネカの新訳 『生の短さについて 他二篇』と教えてもらう)。
 2打数1安打。打率 2割4分7厘2毛。


2010年4月18日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第103試合


 商店街の方からペットボトルに入った白樺の樹液をいただく。 薄口だがまろやかな味。
 0打数0安打。打率 2割4分6厘3毛。


2010年4月17日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第102試合


  1. ガルシア・マルケス
  2. 『釧路炭田 釧路叢書第14巻』
  3. 島田陽介
  4. 月泉 博
  5. 井上ひさし
  6. 時代小説
  7. 医学の本
  8. 石坂洋次郎 『若い人』
  9. 釧路の昔の写真が載っている本

 昨秋のこと。 本店の古くからのお客さんで、市外からときどきお見えになるご夫婦が、初めて北大通店にも足を運んでくれた。
 そのころ2階の喫茶ラルゴでは、中国人留学生がアルバイトをしていた。 日本語が達者で、母国語はむろんのこと英語にも通じた青年だった。
 お客さんは先に寄った本店で留学生の話を聞いてきたらしい。 ひとしきり歓談した後で、旦那さんの方が私にむかってこうおっしゃった。
 「あなたですか、最近ここで働いているという中国人留学生は……」

 それから7ヶ月。くだんのご夫婦がまた立ち寄ってくださった。 お会計の後、旦那さんが今度はこう問うてきた。
 「あなたは新しく入った人ですよね。去年来たとき、ここで働いていた中国人留学生はもうやめてしまったんですか?」
 旦那さんの記憶のなかでは、去年の私は留学生のまま定着していたようだ。 奥さまがあわてて訂正してくれた。
 こんな私が悪心を起こして変装術なんぞ会得したならば、 怪人二十面相ばりのめざましい活躍ができるにちがいない。
 2、5、6、9が売れる。
 9打数4安打。打率 2割4分6厘3毛。


2010年4月16日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第101試合


  1. 映画音楽のCD
  2. 植物図鑑(根)
  3. 萩原健一 『ショーケン』
  4. 植物図鑑(山草)
  5. 鉄道の本
  6. 旅行の本

 植物図鑑(根)の方と植物図鑑(山草)の方が相次いでご来店。 見知らぬ同士のおふたりがともに植物の棚を並んでみている。
 山草は多少あるものの、根は全滅で、花ばかりが咲き誇っている当店の植物本コーナーである。 根の方のご希望にはそえず、山草の方は陶芸の本をお買い上げに。
 札幌のエムジー・コーポレーション発行の雑誌 「鉄道で旅する北海道」 のバックナンバーが3冊売れる。
 6打数1安打。打率 2割4分2厘5毛。


2010年4月15日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第100試合


  1. サクソフォンのCD
  2. 国語辞典
  3. 暦に関する本
  4. 釧路の鉄道に関する本
  5. なんかおもしろい本
  6. 松尾芭蕉
  7. 早川ユミ 『種まきノート』
  8. 東洋医学の本
  9. 心理学の本

 本店から電話で国語辞典の問い合わせ。 何冊かあることを伝えると、しばらくしてお客さんがお見えになる。 進学するお子さん用に探しにきた方だった。国語辞典のほかに和英辞典も買っていかれる。

 なんかおもしろい本ないですか?そう尋ねてくるお客さんには、2種類いる。 片やこちらが趣味嗜好を把握している常連さん。 片やまったく初対面のお客さん(たいがい若い人)。
 今回は前者で、札幌から月に1度お見えになる方。 前回買われていった内田百けんがよかったというので、中公文庫の『ノラや』を勧めるが、 パラパラとめくってから首を横に振られてしまう。そのうちお客さんの時間が来てしまう。
 気の本が数冊売れる。
 9打数2安打。100試合を終えて、533打数130安打。打率 2割4分3厘9毛。


2010年4月14日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第99試合


  1. ジョイス 『ユリシーズ』
  2. スポーツ関連の本
  3. 詩の本
  4. 八木重吉
  5. 絵本

 カンフーの本と吉野弘の詩集で2と3をクリア。
 5打数2安打。打率 2割4分4厘2毛。


2010年4月13日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第98試合


  1. 舟越保武
  2. 毛綱毅曠
  3. 佐々木?
  4. ザリガニに関する本
  5. 絵本
  6. デンゼル・ワシントン出演作のパンフレット
  7. 東野圭吾
  8. 将棋の本

 1〜3は同じ方から。舟越保武は画文集 『巨岩と花びら』あり。 夫人の道子氏の句集も、サイトに掲載していることを教える。少し考えさせてと保留になる。3は名前を失念。
 ザリガニに関する本は意外とないものだ。や、うちの店に限っての話なのだが。
 電話で絵本の問い合わせを受ける。最近ほるぷ出版の翻訳物が少し入ったので、いくらか在庫があることを伝える。

 ジョニー・デップファンだという方が『パイレーツ・オブ・カリビアン』の3作目のパンフをお買い上げ。 話をしていたらデンゼル・ワシントンも好きだという。『マルコムX』のパンフがあったのでいそいそと差し出したところ、 「やっぱりこのころは若いわね。ごめんなさい、今の彼のほうがいいみたい」と返ってくる。
 1954年生まれで『マルコムX』のときは38歳。 去年劇場で見た『サブウェイ 123』の勇姿を思い浮かべる。もう50代半ばなのか。
 東野圭吾は1冊もなし。最後に山口 瞳 『続 血涙十番勝負』や将棋雑誌の付録が売れる。
 8打数1安打。打率 2割4分2厘7毛。

      ×      ×      ×


 釧路地方の地名を考える会 講演会
「アトサヌプリ(川湯硫黄山)と 釧路鉄道 ―原生林に響く汽笛―」」  開催のお知らせ


 「北海道交通運輸史に異彩を放って残っているのが、硫黄搬出のための安田砿山鉄道の創業である。 明治十九年四月標茶〜跡佐登を一三万円の予算で計画着工され、二十年十一月に完成したこの鉄道は、延長二四マイル、 二両の機関車と二〇両の貨物車で編成され、原始境に汽笛をひびかせたのは同二十年の春のことで、北海道で二番目のものである」 (昭和56年刊 『弟子屈町史』317Pより)

 その安田砿山鉄道のあとを受けて創立されたのが明治23年の釧路鉄道会社。
 講師の松橋秀和さん(弟子屈町図書館・てしかが郷土研究会)による本講演会では、 そのあたりのお話をたっぷりと聞かせてもらえそうです。
 会場のアクアベールは、北大通店からもすぐの場所。会員外の一般市民の聴講も大歓迎です。

日時=4月22日(木) 18:30〜19:30
会場アクアベール 2階「松竹」 (市内 栄町 8-3)・入場無料


2010年4月12日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第97試合


  1. 絵手紙の本
  2. 『高野切 第三種』(清雅堂)
  3. これくらいの赤いテープ
  4. ベロンチョの本

 出入り業者の某氏より「ベロンチョの本は入ったかい?」。これで3回連続である。 野郎同士で通じる軽いジョークだと思っていたのだが、もしや真剣な問いかけだったのか!? この次も訊かれるようなら、具体的にどんなベロンチョがよいのか掘り下げてみよう。
 3の「これくらい」とは握りこぶし大。2軒となりの佐藤紙店さんを教える。
 3打数0安打。打率 2割4分4厘6毛。


2010年4月11日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第96試合


  1. 「スター・ウォーズ」の文庫本
  2. 滝田謙譲 『北海道植物図譜』
  3. NHK「宗教の時間」で放送された
      親鸞の回の番組テキスト上下のうち下巻

 通販のお客さんから、枝幸町と江差町を取り違えて表記している部分が当サイトにあると指摘され、慌てて直す。
 ホニャララは1匹見つけたら、100匹いると思えという言葉が頭をよぎる。
 3打数0安打。打率 2割4分6厘0毛。


2010年4月10日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第95試合


  1. 西村京太郎
  2. 新宿鮫の9番目の文庫本
  3. ハンセン病に関する本
  4. やまだ 紫
  5. 『ロアルド・ダールの幽霊物語』

 西村京太郎が数冊売れる。
 前日の『絶対安全剃刀』のお客さんが見える。 同書は見つからないが、代わりに出てきた『黄色い本』をお買い上げいただける。
 5打数1安打。打率 2割4分7厘5毛。

 レジカウンター前に置いていた委託販売の音楽カセットテープがいつの間にか消えていた。
 「LAB MARK ONE」 というタイトルで市内の若いひとたちが作ったもの。 金曜の夕方まであったのは記憶している。
 宣伝チラシ用のスタンドに「ご自由にお持ちください」と付していたのだが、 すぐそばのテープ本体も無料と勘ちがいされたのだろう。そう思いたい。
 持って帰られた方は当欄をご覧であれば、返却をお願いします。税込1,000円で販売している商品なのです。


2010年4月9日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第94試合


  1. ハーレクイン
  2. 吉本隆明
  3. 鳥の本
  4. 『科学物知り百科』旧版
       (学研まんが ひみつシリーズ)
  5. 楳図かずお 『アゲイン』
  6. 高野文子 『絶対安全剃刀』
  7. たむらしげる
  8. 森 雅之

 久々にハーレクイン小説の問い合わせが。 開店当初は大量にあったそれらも、棚からはずして随分とたつ。
 吉本隆明は文庫や関連書も含めると30冊近くある。 お探しのタイトルは教えてもらえなかったが在庫はないようだ。鳥の本で1安打。
 商店街の読書家の方から電話で4と5。 小さいころの読書体験を取り戻したくてとの弁は、同世代の自分にもよくわかる。 肝心の品がなくてごめんなさい。

 夜、 ピアノマン リクオ ライブが2階の喫茶 ラルゴで開かれ、受付を担当する。 4年目となる今回もよい内容だった。 お客さんの邪魔にならぬよう階段に立っていたのだが、 鍵盤を弾く手元やペダルをふむ足元がよく観察できて、実は特等席だったのかもしれない。

4/9 北大通店2階 喫茶ラルゴで開催された ピアノマン リクオ・アルバム発売 記念ライブ「リクオ & ピアノ」 ライブより。(クリックすると拡大します)
4/9 北大通店2階 喫茶ラルゴで開催された ピアノマン リクオ・アルバム発売 記念ライブ「リクオ & ピアノ」 ライブより。(クリックすると拡大します)
4/9 北大通店2階 喫茶ラルゴで開催された ピアノマン リクオ・アルバム発売 記念ライブ「リクオ & ピアノ」 ライブより。演奏の合間にプリン体、もといビールを補給するリクオさん(クリックすると拡大します)

 終演後、お客さまから尋ねられたのが6〜8のマンガ家たち。 あると思った6が見つからず。 代わりに綺譚社版の『おともだち』をお買い上げいただく。 その後も未整理の箱を探ってみたが『絶対安全剃刀』はでてこない。『黄色い本』がでてきた。
 高野文子といえば、今年2月にでた俳誌 「塵風 第2号」 にロングインタビューが載っている。
 8打数1安打。打率 2割4分8厘。


2010年4月8日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第93試合


  1. なんかおもしろいもの
  2. 郷土誌の本
  3. 開高 健

 以前、英米ロック関連書を買っていったお客さんから「なんかおもしろいものない?」と尋ねられる。 ビートルズ本が少し入荷したことを伝えると、 デレク・テイラー『サイケデリック・シンドローム それはビートルズから始まった』をお求めに。
 郷土誌本の方は釧路叢書を、開高 健ファンの方は『水の上を歩く?』の元版をお求めに。
 3打数3安打。打率 2割5分。


2010年4月7日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第92試合


  1. 細川音治・辻井達一
        『阿寒・摩周の植物』(北海道新聞社)
  2. 漢和辞典
  3. 絵本
  4. マンガ
  5. 掛け軸

 外の均一本から函欠の漢和辞典をもってきたお客さんが、 他にもあるかいとお尋ねに。店内の『新明解 漢和辞典』へと乗り換え成立。
 5打数1安打。打率 2割4分5厘3毛。


2010年4月6日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第91試合


  1. 法律の本
  2. 上 笙一郎
   『満蒙開拓青少年義勇軍』(中公新書)
  3. 中沢啓治 『はだしのゲン』
  4. 長田 新 『原爆の子』
  5. レコード
  6. 「和仏辞典」
  7. クロード・フランソワのレコード
  8. 北原亞以子

 3日連続のゼロ行進。
 8打数0安打。打率 2割4分5厘8毛。


2010年4月5日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第90試合


  1. CCRのレコード
  2. 歳時記の本
  3. 空海に関する本
  4. 『北海道夏山ガイド』(北海道新聞社)
  5. 額縁
  6. カードリーダー
  7. 有吉佐和子 『恍惚の人』

 歳時記と空海関連書はいくつかあったのだが……。 『恍惚の人』はよくある本なのに、訊かれたときに限って在庫がない。
 額縁の方にはとなりのささき画廊さんを、カードリーダーの方には家電量販店を勧める。
 7打数0安打。90試合を終えて、476打数119安打。打率 2割5分。

     ×      ×      ×

  <緊急告知>

 4/6(火)、 FMくしろ さんの番組 「Sound Stage」にて、ラルゴの喫茶部長が今週金曜日にせまった ピアノマン リクオ ラルゴライブの宣伝をしてまいります。
 番組自体は夜7時からの生放送で、喫茶部長の出演時間は7時半すぎになりそう。 もちろんリクオさんの曲もかけていただきます。同日23:00から再放送もあり。 76.1MHzをどうぞよろしく。



2010年4月4日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第89試合


  1. 五木ひろしの本
  2. マンガ
  3. シヤチハタの印鑑
  4. 囲碁の本

 「五木ひろしの本あるかい?」
 そう尋ねるお客さんの前に、ありったけの五木寛之本をかき集める。 寛之でよかったみたい。でもお好みの作品はなし。
 印鑑をお求めの方には、2軒となりの佐藤紙店さんを教える。
 4打数0安打。打率 2割5分3厘7毛。


2010年4月3日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第88試合


  1. 佐藤愛子 『血脈』
  2. 安野光雅・佐藤忠良
             『ねがいは「普通」』
  3. 堀口大學
  4. 佐藤忠良
  5. 「日本の名随筆」シリーズ(作品社)
  6. おもしろい本
  7. 『ダレン・シャン』
  8. 夏目雅子に関する本
  9. 釧路の競馬に関する資料

 1〜5は同じ方から。3と5に該当する本はあるものの、お応えできずに撃沈。
 常連さんがやってきて、開口一番「おもしろい本入った?」。お待ち申し上げておりました。 前回、尋ねられた著者の本を差し出す。宇沢弘文 『近代経済学の再検討』(岩波新書)で1安打。
 映画 が公開中の『ダレン・シャン』の原作本12巻セットは親子連れのもとへ。
 夏目雅子のお客さんには、本店に写真集が1冊あることを教える。 同じ方による9は課題。
 9打数2安打。打率 2割5分5厘9毛。


2010年4月2日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第87試合


  1. カメラやレンズの本
  2. 『大漢和辞典』
  3. サルヴァドール・ダリ
         『わが秘められた生涯』
  4. 地学の本

 1と2は青森の漁師さんから。釧路に寄港するたび来てくださるが、お応えできず。
 私と年齢が倍以上ちがうライダーの常連さんが『図解 日本地形用語事典』をお買い上げに。 雪は大半融けたとはいえ、今日はまだバイクではなかった。
 4打数1安打。打率 2割5分6厘5毛。

 4月になった。転勤族の旦那さんとともに群馬県へ引っ越すことになった常連のAさんが、最後のご挨拶にみえる。 一昨日も、定年退職をむかえたYさんが店にいらした。もともと住んでいた札幌へ戻るという。
 釧路を離れる人がいる一方で、新しくこの地にやってくる人も多いだろう。
 釧路市立博物館の催し 「ようこそ釧路へ」 のアドレスをそっと貼っておく。


2010年4月1日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第86試合


  1. 石坂洋次郎
  2. 浅香 唯のレコード
  3. 手芸の本(帽子の作り方)
  4. ジャック・ケルアック 『オン・ザ・ロード』
  5. 映画 『釣りバカ日誌 20 ファイナル』
             のチラシやパンフレット
  6. 雑誌「宝島」(最初期のもの)

 常連さんから電話で 『釣りバカ日誌 20 ファイナル』 関連物の問い合わせあり。 同作は中標津や厚岸など、道東で大々的にロケを行ったもの。 幸い公開時に映画館でもらってきたチラシが手元にあり、差し上げることにした。
 6打数1安打。打率 2割5分6厘6毛。


2010年3月31日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第85試合


  1. 五島 勉 『カルマの法則』

 1打数0安打。打率 2割5分7厘8毛。


2010年3月30日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第84試合


  1. 矢作 裕 『釧路と凍土』 (釧路叢書)
  2. 『西廂記』
  3. 三石 巌

 『釧路と凍土』が売れる。
 ほるぷ出版の翻訳物の絵本がまとまって入荷する。
 3打数1安打。打率 2割5分8厘4毛。


2010年3月29日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第83試合


  1. 絵本
  2. 「クロワッサン」やインテリア雑誌
  3. 三浦洸一 『釧路の駅でさようなら』
                      レコード
  4. ギターの楽譜
  5. 縄文土器が載っている本
  6. 石ノ森章太郎
       『マンガ 日本の歴史 現代編』
  7. CD

 「小学館ギャラリー 新編 名宝日本の美術」より、『原始美術』の巻が売れる。 『釧路の駅でさようなら』のレコードは、とんと見なくなったとは社長の言葉。
 7打数1安打。打率 2割5分7厘9毛。


2010年3月28日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第82試合


  1. 寄席文字の本
  2. 空海の書が載っている本
  3. 宇沢弘文
  4. 小林多喜二 『蟹工船』

 勘亭流の本をお買い上げになった方から寄席文字の本を訊かれるが、そちらは在庫なし。 二玄社の「書跡名品叢刊」シリーズで、2をクリア。
 4打数1安打。打率 2割5分9厘7毛。


2010年3月27日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第81試合


  1. 新しいDVD
  2. 『関戸本古今集』
  3. トルーマン・カポーティ
       『おじいさんの思い出』 『冷血』
  4. 田中一村
  5. 田辺順一
    『老い 貧しき高齢化社会を生きる』
  6. 学研の図鑑 『鳥』 『人のからだ』
  7. 「マイコンベーシックマガジン」
  8. ベロンチョの本
  9. 義経の北方伝説に関する本
  10. 山岡荘八 『小説 太平洋戦争』 第2巻
  11. 前衛書道に関する本
  12. 篆刻石印材
  13. 「Switch」のジョン・ベルーシ特集号

 以前、当店で田中一村の画集をお求めになった常連さんの紹介で、ご友人の方がお見えになる。 画集はないが新潮選書の評伝があった。1安打。
 その他は全滅。ベロンチョの本はベロンチョの本である。
 13打数1安打。打率 2割5分9厘8毛。


2010年3月26日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第80試合


 0打数0安打。80試合を終えて、418打数111安打。打率 2割6分5厘5毛。

 「sumus」 13号 のまるごと一冊晶文社特集を読んでいる。北大通店の棚には、犀のマークの本が何冊あるか、数えてみたくなった。 植草甚一、ジャズ、映画、文学、海外事情、暮らしなど、およそ70冊弱を発見。 多いのか、少ないのかよくわからない。


2010年3月25日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第79試合


  1. 下村 努・他
      『テイクダウン 若き天才日本人学者
               vs 超大物ハッカー』上下巻
  2. 学研まんが ひみつシリーズ
        『記号・単位のひみつ』(旧版)
  3. 三好達治
  4. 永原 元のソロアルバムのCD
  5. 『目で見る阿寒国立公園史』
  6. 山崎豊子の単行本の古いやつ
  7. 臼井吉見 『安曇野』(ちくま文庫版)
  8. ビートルズ関連の本
  9. 誉田哲也

 4の永原 元さんはプロのドラマー。 先月、2階の喫茶ラルゴで行われた、よしだよしこライブのサポートで来釧した人でもある。 その元さんのCDに関して、以前も問い合わせてきた青森の方から電話を受ける。 マンモスズ のCDはあるが、ソロアルバムではない。
 中公文庫のシリーズ「日本の詩歌」より三好達治の巻が売れる。 北大通店に在庫がない5は、本店から譲ってもらう。
 9打数2安打。打率 2割6分5厘5毛。


2010年3月24日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第78試合


  1. 山崎豊子 『女の勲章』
  2. スプリングコート
  3. 松本零士 『銀河鉄道999』
  4. 微生物の本
  5. 『風の王国』?
  6. 澁澤龍彦の「手帖」

 「スプリングコート、売ってますかァ」
と元気よく入ってきた常連の某画伯。もちろん小粋なジョークである。
 3、4と画伯のリクエストがつづく。 前者は絵を描くのに必要で、999の車体がはっきりわかるものがよいという。 アニメ映画のパンフレットのほうが、マンガ本よりご希望にそう内容だった。 後者には中公新書の『新ウイルス物語』を。連打。
 5は作者名がわからない。小説か、ノンフィクションかもはっきりしない。 粗筋をきくと、五木寛之の同名小説とはちがうようだ。コバルト文庫のシリーズものとも。 もう少し手がかりをいただけるようお願いする。
 6打数2安打。打率 2割6分6厘5毛。


2010年3月23日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第77試合


  1. 漢和辞典
  2. パソコンの本
  3. 映画 『大砂塵』の主題歌
     「ジャニー・ギター」を収録したCD
  4. 絵本(アンパンマンなど)
  5. 河合隼雄
  6. オーディオの本
  7. 天本英世

 河合隼雄が数冊と、雑誌 「Audio Accessory」が売れる。 天本英世は電話の問い合わせで。以前はスペインものの著作があったのだが。
 7打数2安打。打率 2割6分5厘5毛。


2010年3月21日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第76試合


  1. ロベルト・ムージル 『特性のない男』
  2. 村松 健のレコード
  3. アートの本

 「アサヒグラフ 別冊」の橋本関雪が売れて、3をクリア。
 3打数1安打。打率 2割6分5厘1毛。


2010年3月20日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第75試合


  1. 樋口一葉
  2. 高村光太郎
  3. 島尾敏雄
  4. ネイティブ・アメリカンに関する本
  5. 鉄人28号の人形
  6. アントニイ・バージェス
           『時計じかけのオレンジ』
  7. 和英辞典

 2、3、6、7が売れる。1週間ぶりの猛打賞。
 7打数4安打。打率 2割6分4厘6毛。


2010年3月19日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第74試合


  1. NHKテキスト 「きょうの料理」
  2. 五木寛之 『親鸞』
  3. おもしろいレコード
  4. 岡嶋二人 『三度目ならばABC』

 火の見櫓研究会 準会員 I さんから、干しいもとどら焼きの差し入れをいただく。 どちらも茨城産(どら焼きには「亀印 茨城空港 売店」とある)。干しいもを店のストーブで焼いて食べる。美味。
 設置から84年以上がたつ 釧路港の霧笛が廃止された
 4打数0安打。打率 2割5分9厘0毛。


2010年3月18日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第73試合


  1. ギターの入門書
  2. 洋酒の本
  3. 柳田國男 『遠野物語』
  4. 開高 健 『言葉の落葉』全4巻
  5. 「新日本古典文学大系」の『徒然草』収録巻

 時々お見えになるお客さんが石炭運搬船の乗組員だった。明日出港するという。
 5打数0安打。打率 2割6分1厘7毛。


2010年3月17日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第72試合


  1. アーシュラ・K.ル=グウィン
           『ゲド戦記』 5、6巻
  2. 卓球の本
  3. 村 薫 『晴子情歌』 上巻
  4. 巻紙

 先日、当店から『ゲド戦記』ソフトカバー版の1〜4巻セットをお買い上げくださった常連さん。 続きを探しにいらしたが、函入上製本の5巻しか在庫がない。 『晴子情歌』は下巻しかない。卓球の本と巻紙は見当たらない。
 4打数0安打。打率 2割6分5厘2毛。


2010年3月16日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第71試合


  1. 森 昌子のレコード
  2. 高山なおみの料理エッセイ
  3. 三島由紀夫
  4. 美術の本
  5. 『霧の谷のむこうの不思議な〜』?

 歌謡曲ファンの常連さんが森昌子の『中学三年生』のシングルレコードを買ってくださる。 リアルタイムで聴いていたという。「どんな歌か知ってる?」と訊かれるが、わからない。 聴いたら思い出すかもしれないので歌ってくださいよ。そう水を向けると、照れながらも少し歌ってくれた。

  蛍の光が歌えない
  涙でつまって歌えない
  あのひと卒業していくの
  めそめそしていちゃいけないわ
  私も中学三年生
    (作詞・阿久 悠 作曲・遠藤 実)

 やっぱり知らない曲であった。 卒業シーズンにはぴったりの、でも店内でおっさん同士がうっとり聞き惚れるには、なんだかアレな歌詞であった。

 5の本は昨年9月に別の方から訊かれた『霧の街の不思議なお店』と同じ本らしい。 あのときのお客さんから豊文堂にあるときいてきたという。 作者名や正確な題名が判明せず、そのままになっていたのだが。 柏葉幸子の『霧の向こうのふしぎな町』ともちがうという。 詳細はいまだわからず。情報が錯綜している。
 5打数1安打。打率 2割6分8厘0毛。


2010年3月15日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第70試合


  1. 中国語の辞典
  2. 折り紙の本
  3. 世界文学全集のジーン・リース
       『サルガッソーの広い海』収録巻
  4. 平野禎邦 『北洋』
  5. 漢和辞典
  6. クロード・フランソワのレコード

 1をお買い上げになったのは、網走方面からお見えの方。 これで手持ちの中国語の本を読めると引き上げていかれた。
 漢和辞典は数冊あるが、大判のものばかり。お客さんが探していたのは小ぶりのもの。
 4日前の当欄をみた常連さんが3を探しにみえる。店にあるのは第1集の12冊のみ(うち2冊販売済み)。 ジーン・リースの巻はあいにく第2集の1巻目であった(V・ウルフ『灯台へ』とカップリング)。 他の巻をお買い上げいただく。
 折り紙のお客さんには、2軒となりの佐藤紙店に新刊があることを、 『北洋』のお客さんには、本店にあるかもしれないことを(本店は月曜定休日で確認できず)、それぞれ教える。
 6打数1安打。70試合を終えて、368打数99安打。打率 2割6分9厘0毛。

      ×      ×      ×

 釧路市立博物館 交流企画展 講演会
「北海道と石炭 明治期・夕張炭鉱を読む」  開催のお知らせ


 現在開催中の 「北と南を結ぶヤマ 石炭産業の過去・現在」 にあわせて行われる講演会です。
 講師は、夕張地域史研究資料調査室代表の青木隆夫さん。
 元・夕張石炭博物館館長として、長年勤務され、道内石炭産業研究の第一人者である青木さんに、 石狩と釧路の両炭田の特色を解説していただきます。 また、財政再建団体となった夕張市の現状や今後の展望なども、石炭産業研究者の視点から取り上げていただきます。

日時=3月20日(土) 13:30〜15:00
会場釧路市立博物館 講堂
          (春湖台1-7)・入場無料


2010年3月13日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第69試合


  1. 『見田石介著作集』第1、2巻 (大月書店)
  2. ジャン・ジュネ 『恋する虜』 (人文書院)
  3. 釧路に歴史などの入門書
  4. 長谷川きよしのコンサートチケット
  5. 小檜山 博
  6. 橋川文三
  7. 宮嶋繁明 『三島由紀夫と橋川文三』
                  (弦書房)

 見田石介著作集は、補巻の「ヘーゲル哲学への道・芸術論」しかない。 同じ方が『恋する虜』もお探し。同書はないが新潮文庫のジュネであれば数冊ある。 お見せしたところ、「これ、持ってないんだ」と『薔薇の奇蹟』と『黒んぼたち・女中たち』を買っていただいた。安打認定。
 今月22日、長谷川きよし のコンサートが 北大通4丁目の Bar BROS. で行われる。 当店では告知ポスターを貼っているだけだと思っていたら、 2階の喫茶ラルゴでチケットを扱っていた。お恥ずかしい。 慌ててお客さんを外まで追いかけ、無事購入していただける。
 小檜山博が4冊売れる。
 7打数3安打。打率 2割7分0厘7毛。


2010年3月12日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第68試合


  1. ベロンチョの本
  2. チカップ美恵子
       『アイヌ文様刺繍のこころ』
               (岩波ブックレット)
  3. マンガの本

 出入り業者の某氏より「ベロンチョの本、見つけといてね」といわれる。 チョメチョメの本という呼び方も以前された。ともに同じものを指す。 北大通店にベロンチョの本はほとんどないけれど、本店であればより多くベロンチョの本が見つかるかもしれない。 それが豊文堂書店におけるベロンチョの本の立ち位置である。
 ベロンチョの本といわれて、首を傾げ考えこむ人はよもやいないであろう。 昔も今も、ベロンチョの本はベロンチョの本である。 わたしもあなたも、ベロンチョの本のお世話になっている。 この世に人の生き死にがつづくかぎり、ベロンチョの本はなくならない。 ベロンチョの本に栄光あれ。チョメチョメの本にも栄光あれ。
 3打数0安打。打率 2割6分7厘6毛。


2010年3月11日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第67試合


  1. 井上雄彦 『スラムダンク』
  2. 尾田栄一郎 『ワンピース』
  3. 水引
  4. 和のくらしに関する本、雑誌
  5. 雛人形の本
  6. 『鳥獣人物戯画』
  7. 日本髪の本
  8. ジャック・ケルアック 『オン・ザ・ロード』

 雪が積もる。開店前、某所を軽く雪かきした帰り、駅前で常連さんとばったり会う。 人気マンガ2点の在庫を訊かれるが、どちらもない。
 4〜7は同じ方から。平凡社の「太陽」と京都書院の「アーツコレクション」で4、5と連打。 6は中央公論社の「日本の絵巻」、7は新美容出版の「山田雅道の日本髪」全2冊とぴったりのものがあったが、今回は見送りに。
 2週間前まで棚にあったのがケルアックの『オン・ザ・ロード』。 河出の池澤夏樹個人編集の「世界文学全集」は、第1集全12巻のうち、1巻と11巻以外の10冊であれば在庫あり。
 「水引あるかい」がどうやっても「水木あるかい」に聞こえて困る。 今月末からNHKの朝の連続テレビ小説で『ゲゲゲの女房』が始まる。
 8打数2安打。打率 2割6分9厘8毛。

      ×      ×      ×

 釧路市立博物館 学芸員トーク
「渡り鳥について」 「釧路と筑豊−石炭がつなぐ歴史」  開催のお知らせ


 学芸員トークは、釧路市立博物館の学芸員の皆さんが、それぞれの専門分野にまつわる興味深いお話を披露する催し。
 今回は、松本文雄学芸員による「渡り鳥について」と石川孝織学芸員による「釧路と筑豊−石炭がつなぐ歴史」をカップリングしてお届けします。
 後者は、現在開催中の 「北と南を結ぶヤマ 石炭産業の過去・現在」 とも連動した内容。その他に最新のベトナム炭鉱事情も。

日時=3月13日(土) 13:30〜15:30
会場釧路市立博物館 講堂
          (春湖台1-7)・入場無料

 次週3月20日(土)は、夕張地域史研究資料調査室代表の青木隆夫さんによる講演会 「北海道と石炭 明治期 夕張炭鉱を読む」が開かれます。


2010年3月10日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第66試合


  1. 釧路の絵はがき
  2. ステンドグラスが載っている本

 10時の開店前くらいから雪が降りはじめ、一日中つづいた。
 絵はがきの方には、お隣の画廊さんや紙店さんを紹介。 1冊丸ごとステンドグラスの本はないが、掲載している雑誌はあった。
 2打数1安打。打率 2割7分0厘3毛。


2010年3月9日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第65試合


  1. 「プラスアクト」 2010年3月号
  2. マドンナ 「ハング・アップ」
  3. 映画 『ブラック・レイン』パンフレット
  4. レインボウズ 「バラバラ」のレコード
  5. 剣岳の写真集
  6. 映画 『K-20 怪人二十面相・伝』
           『銀色のシーズン』のDVD
  7. 「ヒートボイス」のCD
  8. 藤沢周平
  9. 澁澤龍彦
  10. 伊坂幸太郎

 先週もお見えになった國村 隼ファンの方からの6連投。 1(インタビュー記事掲載)、3(ヤクザ役)、5(陸軍参謀本部中佐役)、 6(サーカス団のからくり師で泥棒役・旅館オーナー役)と 國村だらけだが、どれひとつかすりもせず死屍累々の有様となる (『ゴジラ FINAL WARS』のパンフはお渡し済み)。 にもかかわらず、携帯電話に溜めこんだ國村画像をプリントアウトしたと見せてくれる。 なんだか私もファンになってしまいそう(影響されすぎ)。そういう作戦なのか?

 7の 「ヒートボイス」 は、地元釧路で活動する男性フォークデュオ。自称追っかけの方から。あいにくCDはなし。
 夜、東京にいる澁澤好きの娘に送りますと河出の澁澤関連本が売れる。 私の影響で読むようになったのと親御さん。母子二代の澁澤ファンだ。
 昨日、鉱山の本を尋ねた方が、本店でお買い上げくださったという。 1安打追加。俺が法律だ!

 時々来てくれる文学好きの物静かな若者がいる。 いつもは自ら話しかけてくることがないその彼が「こんにちは」と入ってきたので、少し驚く。 近況を尋ねると、「今日大学の合格発表があって受かりました」と教えてくれた。
 名前も知らない青年だけれどおめでとう。進学先は道内のとある街。帰省のときは顔を出してねと伝える。
 10打数2安打 (内1安打 3/8分追加)。打率 2割6分9厘0毛。


2010年3月8日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第64試合


  1. 心理学の本(深層心理や
          アスペルガー症候群など)
  2. 『米欧回覧実記』
  3. 『ウォール街の崩壊―
    ドキュメント世界恐慌・1929年 下巻』
               (講談社学術文庫)
  4. アンリ・トロワイヤ 『女帝エカテリーナ』
  5. 大塚英志 『木島日記』
  6. 鉱山関係の本
  7. 釣りの本

 必要に迫られて心理学を勉強することになったとお客のAさん。 棚へお連れしてあれこれ見繕っていると、すぐそばにいた先客のBさんが話しかけてくる。
 Bさんはこの分野に造詣が深いらしい。「この中ではどの本がお勧めですか」などと、 AさんがBさんに相談をはじめたので、そっとその場を離れる。
 教養新書の心理学ものが数冊売れる。

 2〜4まで同じ方から。2の岩波文庫版が売れ、元版が当サイトに掲載の3がおとりおきに。
 鉱山本の棚を尋ねてきたのは京都からお越しの方。 お眼鏡にかなう品はなかったが、 火の見櫓研究会 準会員 I さんからいただいた岐阜県の神岡鉱山の鉛の原石を手にとっていかれる。 残念ながら売り物ではない。本店を紹介する。
 7打数3安打。打率 2割7分1厘0毛。


2010年3月7日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第63試合


  1. 「吉川英治全集」
  2. 富山県警察本部
      『ピッケルを持ったお巡りさん』
  3. ニーチェ
  4. 三島由紀夫
  5. 戸川幸夫 『知床半島』
  6. 森繁久弥
  7. 沼 正三
  8. 妹尾河童 『河童が覗いたインド』
  9. 開高 健
  10. 尾田栄一郎 『ワンピース』

 1、2は同じ方から。前者がバラで数冊あるのみ。お探しの本はない。
 3、4は同じ方から。藤田健治 『ニーチェ その思想と実存の解明』(中公新書)と 「國文學 解釈と教材の研究 平成2年4月号 三島由紀夫を読むための研究事典」で連打。
 5、6は同じ方から。森繁が1冊あるのみ。お探しの本はない。新書本をお買い上げいただける。
 7、8、9は同じ方から。沼正三は 『集成 「ある夢想家の手帖から」』上下巻、 開高 健は文庫や単行本が多少あるものの、お探しの本はない。図案集をお買い上げいただける。
 『ワンピース』は影も形もない。
 10打数2安打。打率 2割6分7厘6毛。


2010年3月6日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第62試合


  1. 釧路に関する本
  2. 骨董、陶芸の本
  3. 絵本
  4. 『アンネの日記』
  5. マンガ(マーガレット系)
  6. 大鐘稔彦 『孤高のメス』

 同じお客さんからの2〜4の内、平凡社の「日本陶磁大系」の織部の巻と『アンネの日記 完全版』が売れる。 話好きの方で、没後400年の特別展がひらかれている 長谷川等伯 や、京都の美術館めぐりの話をうかがう。
 6の『孤高のメス』を、黒岩重吾の直木賞作品と勘ちがいする。
 6打数2安打。打率 2割6分9厘8毛。


2010年3月5日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第61試合


  1. 開高 健 「オーパ!」シリーズ
  2. 村崎恭子
        『樺太アイヌ語入門会話』 2冊
  3. 佐々木 譲 『笑う警官』
  4. 篆刻石印材
  5. 古いパソコンの本

 2は昨年9月に釧路の緑鯨社から刊行されたもの。 当店でも新刊として扱っている。 店頭にあるのは1冊。ストックからもう1冊取り出してお応えする。
 5打数1安打。打率 2割6分8厘6毛。


2010年3月4日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第60試合


  1. プリンターのインク(イエロー)
  2. 電子辞書

 家電のことなら豊文堂にお任せください!
 といいたいところだが、もちろんどちらの品物も置いていないので、ヨドバシカメラ豊文堂店はオープン初日で閉店です。
 2打数0安打。60試合を終えて、304打数82安打。打率 2割6分9厘7毛。


2010年3月3日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第59試合


  1. 書道のかなの本
  2. 山崎豊子 『不毛地帯』
  3. 料理の本
  4. 週刊誌
  5. 國村 隼出演映画のパンフレット
  6. 西村京太郎

 3〜5は同じ方から
 俳優の 國村 隼 のファンで時々お見えになる。 NHKの連続テレビ小説 「芋たこなんきん」でファンになったという。 今日も國村愛がビシバシ伝わる話をうかがい、 携帯電話に取りこんだお気に入りの國村画像を見せてもらった。
 200円パンフのコーナーから出演作『チーム・バチスタの栄光』をお買い上げ。 キャスト欄をチェックしていながら品出しのときには気づかなかった。節穴か! お客さんの指の先には、たしかに院長役だという見慣れた厳つい顔の写真があった。 出演作リストも見せてもらう。こんなにたくさん出ているとは。
 後で未整理のダンボールを漁っていたら、『ゴジラ FINAL WARS』のパンフが出てきた。 地球防衛軍 轟天号副艦長・小室少佐役。写真も載っているので喜んでいただけるだろう。
 6打数1安打。打率 2割7分1厘5毛。

2/15撮影 北大通店2階 喫茶ラルゴの雛人形。秋田からやってきた由緒正しきものだそうな。


2010年3月2日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第58試合


  1. 新しく入ったCD
  2. 花の写真集
  3. 戦前の雑誌
  4. 石川 堅 『火の伝説』
  5. 島崎藤村 『夜明け前』
  6. 『宮崎市定全集』
  7. 新しく入った映画パンフレット
  8. 英和と和英が1冊になった辞書

 新入荷のCDよりクインシー・ジョーンズが、新入荷の映画パンフよりジム・ジャームッシュなどが売れていく。
 2、3、4、6は厚岸の常連さんから。 『宮崎市定全集』は全巻そろいをご所望のようだが、当店にはバラ売りの8冊しかない。花の写真集が売れる。 藤村の『夜明け前』は岩波文庫版が売れる。
 8打数4安打。打率 2割7分3厘6毛。


2010年3月1日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第57試合


  1. 北海道の歴史の本
  2. 昭和30年代の紙芝居

 臨時休業だったが、用事が済み午後4時から営業。 榎本守恵 『ジュニア版 北海道の歴史』(北海道新聞社)が、東京からきた方に売れる。
 2打数1安打。打率 2割6分7厘3毛。


2010年2月28日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第56試合


  1. ジェーン・オースティン 『エマ』
  2. ウィラ・キャザー
  3. 菊池 寛 『忠直卿行状記』
  4. アン・モロー・リンドバーグ
               『海からの贈物』

 日曜は定休日だが営業する。
 チリで大地震が起き、太平洋沿岸東部にも津波警報がでる。 午後1時の予想到達時間がすぎた後も、ずっとサイレンが鳴っていて落ち着かない。
 お問い合わせは4件とも、ひとりの常連さんから。菊池寛の在庫あり。午後6時前に店を閉める。
 4打数1安打。打率 2割6分5厘7毛。


2010年2月27日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第55試合


  1. 「ニューミュージック・マガジン」の
        ウエストコースト・ロック特集号
  2. 斎藤 栄
  3. 釧路の地図
  4. 日本女子バレーボールに関する本
              (東洋の魔女のころ)
  5. キリシタン関係の本
  6. 朝永振一郎 『物理学とは何だろうか』
                下巻(岩波新書)
  7. 釧路関係の本
  8. 前田一歩園に関する本
  9. 色川大吉

 いつも当欄を読んでくださっているというお客さんから打率向上の秘策を授かる。
 「買う前に問い合わせれば(打率が)あがるよね」
 なるほど!そのアイディアすごくいいです。具体的にどう展開するかといいますと……。
 「キリシタン関係の本ありますか?ハイ、これ」 そう言って差し出された手には、すでに聖母文庫のキリシタンものの1冊が握られていたのだった。
 おかげさまでこの日唯一の安打を記録。
 9打数1安打。打率 2割6分5厘9毛。


2010年2月26日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第54試合


  1. 山崎豊子
  2. 司馬遼太郎 『坂の上の雲』
  3. 文字ばっかりじゃないプロレスの本
  4. 小檜山 博
  5. 團 伊玖磨 「パイプのけむり」シリーズ

 文庫版の 『坂の上の雲』が1冊だけ店にあった(最終巻)。それが売れる。 や、正確には売れていない。会計のとき差し出された当店発行の「2,000円 古書券」は期限切れだった。
 ほかにもお買い上げいただいたので、『坂の上の雲』はおまけする。 そんなわけで売れてはいないが1安打。

 一昨日、高村光太郎をお尋ねになった方が再来店。 前回時間がなくて中身をよく見られなかったという『美について』道統社(昭17年・重版)をお買い上げに。 2日遅れで安打に加える。俺が法律だ!
 5打数2安打(内1安打 2/24分追加)。打率 2割7分1厘0毛。


2010年2月25日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第53試合


  1. 水野敬也 『夢をかなえるゾウ』
  2. 栄養関係の本
  3. 婦人雑誌 (「LEE」など)
  4. 小熊英二 『1968』 全2巻
  5. 野口五郎のシングルレコード
  6. ポップ・グループのアルバム
    『For How Much Longer
       Do We Tolerate Mass Murder?』

 歌謡曲ファンの常連さんから、野口五郎のレコードを探してほしいと電話がくる。 前回お越しになって以降、新入荷はないのだけれど、北大通店では3枚見つかった。
 「愛さずにいられない」、「美しい愛のかけら」、「雨に消えた恋」……。タイトルを読み上げていく。
 「あ、あ、最初のやつ何ていったっけ?」
 「愛さずにいられない」
 「あ、それ持ってないと思う」
 店内に女性のお客さんが複数いらっしゃるなか、男同士が電話越しに愛だの恋だの連呼する、なんだかアレな夕暮れであった。
 ちなみに電話をきって10分ほどで、当の常連さんが到着。 注目の「愛さずにいられない」は「もうちょっと考えさせて」と保留になった。相思相愛への道のりは遠い。
 6打数0安打。打率 2割6分8厘6毛。


2010年2月24日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第52試合


  1. 編み物の本
  2. 高村光太郎

 10回訊かれた昨日のような日も、2回しか訊かれない今日も、売り上げはそう変わらない。
 2打数0安打。打率 2割7分4厘8毛。


2010年2月23日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第51試合


  1. 少し前の北海道新聞夕刊文化欄に
      載っていた神保町の古書店主で
         三島由紀夫研究家の方の本
  2. 健康雑誌(「安心」「壮快」など)
  3. 「茶色の小瓶」収録のCD
  4. 矢沢あい 『下弦の月』
  5. 牧野富太郎の評伝
  6. 『石川啄木全集』
  7. 佐々木栄松
  8. 類語辞典
  9. 英英辞典
  10. 岩波新書

 1は私も記事を読んでいた。山口書店の山口 基氏のこと。 私家版の研究書を出しておられるが店にはない。 龍生書林の大場啓志氏の『三島由紀夫 古本屋の書誌学』(ワイズ出版)の在庫はある。
 意図せず、1から10までだんだん先細りになる問い合わせ表ができた。 これだけ訊かれてお応えできたのは岩波新書だけ。
 10打数1安打。打率 2割7分6厘9毛。


2010年2月22日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第50試合


  1. おもしろい本
  2. 津田左右吉
  3. 『余市移住 旧会津藩士の足跡』
             (余市郷土研究会)
  4. 「新釈漢文大系」(明治書院)
  5. 小林信彦 『虚栄の市』(角川文庫)

 1、2、4は厚岸の常連さんから。3は市内の常連さん、5は標茶の常連さん。全滅だ!
 5打数0安打。50試合を終わって、250打数71安打。打率 2割8分4厘。


2010年2月21日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第49試合


  1. 原田康子 『北の砦』
  2. 石川啄木 『ローマ字日記』

 定休日。油断していると普段本など読まない父親からの問い合わせが。 友人に訊かれたという2冊。『北の砦』は上下巻出ていて本店に下巻があること、 啄木は筑摩の全集の在庫があるがバラ売りしていないことを教える。

 ここで当企画の基準を明示してみたい。 店頭で直接訊かれた場合はむろんのこと、電話による質問も打数にカウントする。 店外であっても直接訊かれた場合は、これを含む。 メールでの問い合わせは含まない (ネット通販の注文分は、その多くが「○○の在庫はありますか」となるため。 打率の水増しになってしまう)。
 2打数0安打。打率 2割8分9厘7毛。

 釧路市立博物館の交流企画展 「北と南を結ぶヤマ 石炭産業の過去・現在」 を見る。 戦時中の国策 「急速転換」 について、当時十代の働き手として釧路炭田から筑豊へと送られた方々の証言があった。 昭和20年8月9日、三池の高台から島原方面に黒煙がみえたという一節に慄然とする。


2010年2月20日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第48試合


  1. 太宰 治
  2. 坂本龍馬に関する入門書のような本
  3. 司馬遼太郎 『竜馬がゆく』
  4. 村上春樹 『羊をめぐる冒険』
  5. 『日本古典文学大系 日本書紀』
  6. 谷口雅春 『生命の實相』

 午前10時から夕方3時まで、子ども一日店員きたる。 本好きの子でよかった。誰が触ったかわからない古本なんて、触りたくありませ〜んなんて言い出さない子で。
 1〜4まで、いずれも見廻りにきた一日店員事業関係者の方からの問い合わせ。 内 1、2、4がお応えできる。
 6打数3安打。打率 2割9分2厘1毛。


2010年2月19日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第47試合


  1. 桜木紫乃 『凍原』
  2. 島田荘司
  3. 佐々木栄松の観光ポスターか、
       観光ポスターが載っている本
  4. 平野洋子 『梅一夜』
  5. 良寛の詩歌が載っている本

 1は釧路出身の小説家の近作。少し前に当サイトに掲載していたが、すでに販売済み。
 2、3と連打。後者は湿原の画家として知られる釧路在住の人。 ポスターの現物はないが、『観光ポスター 佐々木栄松作品集』はあり。 棚にささっていたのを、危うく見落とすところだった。 『国立公園指定50周年記念 目で見る阿寒国立公園史』にも観光ポスターを紹介したカラーページがある。 2冊あわせてお買い上げいただく。

 4は今、ワイドショーで騒がれている人のようだ。
 良寛さんを尋ねたのは常連さん。「また来るから、そのときまで探しておいて」。 旋風のように去っていく。岩波の「日本古典文学大系」『近世和歌集』の巻が該当。 これなら間違いないだろう。
 5打数3安打。打率 2割8分6厘9毛。


2010年2月18日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第46試合


  1. 新潟県 寺泊の町史のような本
  2. アイヌ語の辞書
  3. 少年がトンビを育てるという内容の
                海外小説
  4. 国語辞典か漢和辞典
  5. 片岡義男 『スローなブギにしてくれ』
  6. パコ・アンダーヒル
      『なぜこの店で買ってしまうのか』

 明後日の土曜日、市商連の事業で、子ども一日店員が北大通店に配属されます。小学生の女の子です。 夕方、親御さんから用意するものを尋ねる電話あり。 汚れないようにエプロンと、店内が寒いので暖かい格好を。 そうお願いしておきました。本が好きな子だとよいのだけれど。
 時間は午前10時から午後3時まで。よろしければ皆さま、ちびっこ店員の活躍をご覧に北大通にお出でください。
 6打数0安打。打率 2割8分0厘1毛。


2010年2月17日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第45試合


  1. 北 重人
  2. アガサ・クリスティー
         『オリエント急行殺人事件』
  3. 北原亞以子

 常連さんに1を訊かれる。在庫はなく、代わりに北原亞以子などお買い上げいただく。
 10分も経たず別の常連さんがお見えになり、2と3の問い合わせ。 北原文庫本が一気に減る。クリスティーは最近NHKのBSで映画版を見たという。 小説はないが私物の映画チラシがある。その場でコピーして差し上げる。
 3打数1安打。打率 2割8分7厘6毛。


2010年2月16日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第44試合


  1. 開高 健 『ロビンソンの末裔』
  2. 釣りの本
  3. 小泉信三 『海軍主計大尉小泉信吉』
  4. 中井貴恵
  5. 北海道関連の本
  6. 新田次郎 『火の島』

 1は元版はおろか文庫本すらない。他の開高作品はあるんですがねェなどと話していると直後、別の方が釣りの本をお尋ねに。 棚にお連れする。しばらくしてレジに差し出されたのは、開高 健の『もっと遠く』文庫版上巻だった。
 ないと思われた『ロビンソンの末裔』だが、もしやと思い立風書房の「北海道文学全集」を探ると、収録巻の在庫があった。 そこへ2階の喫茶ラルゴから狙ったように先ほどのお客さんが降りてくる。 気づかないでいたが、上で一服されていたようだ。あわてて外まで追いかけて説明。 『ロビンソンの末裔』をお渡しできる。
 「北海道ふるさと新書」の標茶町の巻で3安打目。
 6打数3安打。打率 2割8分6厘9毛。


2010年2月15日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第43試合


  1. パソコンのマニュアル本
  2. いい本、変わった本、
              私の読むような本
  3. 『帯広市史』
  4. 香納諒一 『時よ夜の海に瞑れ』
  5. 京極夏彦 「妖怪シリーズ」
  6. 『三ッ輪運輸五十五年史』
  7. 小峰 元
       『アルキメデスは手を汚さない』

 売れないので外の均一本にまわしていたMacの古いマニュアル本が2冊売れていく。まさしくこれを探していたんです、と。 なくなってさっぱりしたような、そうでないような……。 かくして物が捨てられなくなり、店内の乱雑ぶりに拍車がかかっていく(ホントか?)。
 94歳の常連さんが「いい本あるかい、変わった本入ったかい、私の読むような本あるかね」とやってくる。 いい本、ありませんでした。ぐすん。
 7打数1安打。打率 2割8分1厘1毛。


2010年2月14日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第42試合


  1. 「現代用語の基礎知識」
  2. DVDオーディオのソフト
  3. ボールペン
  4. ヒグマに関する本
  5. 絵の勉強になる本

 ヒグマの本が1冊しかない。 本店に当サイト掲載の関連書が10冊ほどあることを伝えるが、お客さんはすでに向こうの棚を見てきた後だった。
 5は長年油絵を描いている常連さんから。 いくつになっても勉強は欠かせないと、入門書や技法書を見ていかれる。 いつもご覧になる「アトリエ」誌はなくなっていたが、代わりに画集を1冊お求めに。
 5打数1安打。打率 2割8分5厘7毛。


2010年2月13日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第41試合


  1. 「ニューミュージック・マガジン」
                1971年5月号
  2. 『聖書』
  3. 『論語』
  4. 囲碁や麻雀などの趣味の本
  5. 共栄小学校のアルバム

 1のお客さんは、最近NHKで深夜に再放送している 「佐野元春のザ・ソングライターズ」 の松本隆の回を見ての問い合わせ。 70年代初頭の「日本語ロック論争」に連なる座談会 「日本のロック情況はどこまで来たか」は、同号に掲載されたのだという。
 明治書院の「新釈 漢文大系」版の『論語』が売れる。
 5打数1安打。打率 2割8分7厘8毛。

 「「おざわえいいち」って何冊も本出してるのな」
 レジカウンターに両手をついて、常連さんがそうおっしゃる。 誰でしたっけとしばし疑問符。 昭一と一郎ともうひとり栄のつく俳優(栄太郎)が、頭のなかで代わりばんこに明滅する。
 「確か日本改造なんとかってのを出してますね」などと、一郎を念頭にとんちんかんなことを言っていたら、 お客さんがヒントをくれた。
 「ほれ、ラジオでおざわえいいち的こころってやってるだろ」

 さて一昨日の木曜日は、祝日で臨時休業。 テレビをつけると「徹子の部屋」をやっていて、敬愛する小沢昭一の回だった。 この人の場合、毎回徹子も巻きこんでコスプレして出演するのが慣わしである。 過去のVTRも流しており、神主に扮した老優がこんなことを言っていた。
 「神さまは尖ってるものが好き。尖ってるものに乗りうつるの!」
 火の見櫓研究会 賛助会員としては、放っておけない発言であった。よってここに記す次第である。


2010年2月12日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第40試合


  1. 金 達寿 『わがアリランの歌』(中公新書)
  2. 野村 豊 『河内屋可正旧記』
  3. 中西 進 『山上憶良』(河出書房新社)
  4. 星野道夫
  5. 片岡新助 『剥製の手ほどき』
  6. 内田百けん
  7. 中村 某 『剥製の作り方』?
  8. 宇江佐真理 『晩鐘 続・泣きの銀次』
  9. 『日本思想大系 10 法然 一遍』
  10. 「Hanako」 No.963
       特集・2010年、福山雅治。
                 時代が見える。
  11. 「an・an」 No.1695
             特集・一点ギャル主義
  12. 司馬遼太郎 『坂の上の雲』の文庫版

 1〜3は常連さんから。1の在庫あり。3は中西 進・編『山上憶良 人と作品』(桜楓社)であれば在庫あり。 2はかすりもせず。

 片岡新助氏は釧路市立博物館の初代館長(火の見櫓研究会準会員 I さん撮影による下の画像を参照。 I さん曰く「焼肉店の紙製前掛け」装着の図)。電話による問い合わせだが、北大通店には在庫がない。 午前中で、本店は急用で店を閉めていた。 1時間半後、あちらにも本がないことを確かめてお客さんに電話を入れる。 7はそのときに訊かれたもの。そもそも剥製に関する本がなかった。

 札幌からのお客さんが福武文庫の百けんをお買い上げ。
 9をお求めにみえた方、昨年10月の来店時にはあった品も、しばらく前に販売済みであった。 釈然としないご様子だが、4ヶ月もあればこういうことも起こる。
 10、11のマガジンハウス連投は、アジア人観光客の男女4人組より。 後で調べて、どちらも最新号か、そのひとつ前の号とわかる。 近所のローソンを紹介すればよかった。
 12打数2安打。40試合を終えて、200打数58安打。打率 2割9分。

1月中旬 火の見櫓研究会準会員Iさん撮影。釧路市立博物館にて 初代館長・片岡新助氏の銅像。Iさん曰く「焼肉店の紙製前掛け」装着の図。


2010年2月10日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第39試合


  1. 平岩弓枝 『新・御宿かわせみ』
  2. 原田康子 『挽歌』 『海霧』
  3. 永原 元のCD
  4. お勧めの本
  5. クリスト & ジャンヌ=クロードの作品集
  6. 『小説 国泰寺物語』
  7. 羽生 輝の画集
  8. 手塚治虫 『三つ目がとおる』
      手塚治虫漫画全集版 3巻、7〜13巻

 『挽歌』を訊かれるのは、今年になってすでに4回目。お問い合わせ街道を独走中である。
 日曜日、よしだよしこさんと一緒に2階のラルゴでライブをしてくださったのが太鼓叩きの永原元さん。 3は青森からラルゴにかかってきた電話で、それを受けた喫茶部長から1階古書部への問い合わせとなった。 元さんがドラムで参加している マンモスズ のCDがあり、おとりおきに。

 4は毎月「本の雑誌」を寄贈してくださる常連さんから。 たいへんな読書家なので、私が唸っている間におもしろそうな本を見つけて買われていく。
 5と8は同じ方から。現代美術家コンビの5、奥さんが昨秋亡くなっている。
 厚岸の国泰寺を題材にした新刊の6 は、当店でのお取り扱いなし。市内春採の大型書店 コーチャンフォーには置いてあった。 羽生 輝さんは釧路在住の画家。当サイトに1冊在庫があり、本店にあることを教える。
 8打数1安打。打率 2割9分7厘8毛。


2010年2月9日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第38試合


  1. 大きな書道の本
  2. 更科源蔵の色紙、絵、署名本
  3. 伊坂幸太郎
  4. 村上春樹
  5. 中村天風
  6. 安岡正篤のCD
  7. 林 房雄 『青年』(夏目書房)
  8. 佐々木譲
  9. 70年代のディスコ音楽で
       日系人のミュージシャンのもの

 2は電話による問い合わせ。5と6は以前、当店で天風本をお求めになった大阪の方からの電話。 いずれも該当する在庫はない。
 7は商店街の方から。森繁久彌の随筆集 『あの日 あの夜』に出てきたという。 翼書院の「林房雄著作集」1〜3巻はあるが、お探しのものは収録されていない。 同じ方の佐々木譲だけお応えできる。
 9は名前を失念。パッショナータと同時期で、「タ」か「ダ」で始まる人だったのだが。
 9打数1安打。打率 3割0分5厘5毛。


2010年2月8日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第37試合


  1. 石川達三 『生きている兵隊』
  2. 五味川純平
  3. 原田康子 『挽歌』 か 『海霧』
  4. 編み物の小物作りの本
  5. 『マンモスと古代獣』
  6. 「曹全碑」
  7. 分冊百科の日本の古典もの

 五味川純平は『虚構の大義』、曹全碑は二玄社の「書道技法講座」、 分冊百科の日本の古典ものは世界文化社の「週刊 日本の古典を見る」。 それぞれお求めいただける。
 昨年12月9日に喫茶部長経由で訊かれたマンモス本の正式題名が判明する。
 7打数3安打。打率 3割1分5厘7毛。


2010年2月7日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第36試合


  1. コソボ紛争以降のセルビアに関する本
  2. 「暮しの手帖」
  3. DVD
  4. ボードレール 『悪の華』
  5. マラルメの詩集
  6. 手塚治虫 『ユニコ』

 夜6時から、2階の喫茶ラルゴで「よしだ よしこ with 永原 元 ライブ」開催。 この日の在庫お問い合わせの中にも、ミュージシャンのお二人からのリクエストが1点ずつ含まれている。 それが何かは内緒である。
 花森安治 『一銭五厘の旗』、岩波文庫版 『悪の華』、アニメ映画 『ユニコ』パンフレットが売れて猛打賞。
 6打数3安打。打率 3割1分0厘9毛。


2010年2月6日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第35試合


  1. 吉村 昭 『破獄』
  2. 手芸関係の本
  3. 『新フランスワイン』

 夜は翌日のラルゴライブのため、会場設営。 合間に店前の雪だるまが痩せこけていたのを、手直し。 ついでにもう一体、アヒル型だるまも作る。
 3打数0安打。打率 3割0分3厘7毛。


2010年2月5日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第34試合


  1. 安岡正篤
  2. ガーデン関係の本
  3. 落語のCD
  4. 歌謡曲の歌本
  5. 久保田カヨ子

 電話による4の方は、小林旭やアイ・ジョージのものをお探しというが、あいにく在庫はない。
 営業終了後に「冬を楽しもうじゃない会」の氷まつり打ち上げに参加する。 その会場で訊かれたのが5。「本日の在庫お問い合わせ」出張版といった趣き。 次の日棚を確認してみたが、こちらも在庫なし。育児方面の有名人というカヨ子さんの名をはじめて知る。
 5打数0安打。打率 3割0分9厘6毛。


2010年2月4日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第33試合


  1. 将棋の本
  2. 『日本古典文学大系 神皇正統記』
                      (岩波書店)

 『中原の寄せと詰め』が売れる。
 2打数1安打。打率 3割2分。


2010年2月3日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第32試合


  1. 葉室頼昭
  2. 膝の治療に関する本
  3. 山本一力
  4. 北野佐久子 『アガサ・クリスティーの食卓』

 「ここは新刊屋さんじゃないのかァ」と、残念そうにお客さま。 まれに出て間もない小説単行本が入ることがある。念のためにお探しの本を尋ねてみた。
 膝の痛みに……。この時点ですでにお応えできないことが決定。 昨日出たばっかりの……。ダメ押しされる。駅前の新刊書店をお教えする。
 4打数0安打。打率 3割1分7厘5毛。

 同じ北大通にある ミヤケ模型 さんが ジオコレの火の見櫓の模型 を持ってきてくださる。 火の見櫓研究会 準会員 I さんに教えられ、気になっていた品。み、見抜かれている。即購入した。
 過去にミヤケさんから買った櫓関連の模型は、 Nゲージのストラクチュアペーパークラフトの消防分団 につづいて、3点目。


2010年2月2日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第31試合


  1. 上戸 彩のCD

 上戸 彩のCDを訊かれて、とっさに綾戸智絵のCDを差し出す私。 以前、その方から後者をたずねられたことが頭の隅にあったからだろう。 脊髄反射のように勝手に脳内変換して反応している。
 見せた後で、あ、今訊かれたのは上戸 彩だったと気がつくが、 お客さんも「そう、これこれ」と綾戸智絵を受け取る。
 ご家族に頼まれた品らしく、いったん帰って所持しているか確認することになったよう。保留。
 1打数0安打。打率 3割2分6厘3毛。


2010年2月1日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第30試合


  1. 八木重吉
  2. 植物図鑑
  3. 司馬遼太郎

 植物図鑑の方は、滝田謙譲 『北海道植物図譜』をお探し。 『東北海道の植物』であれば、サイトに掲載しており本店に在庫がある。 地図を描いて教えるが、あちらから売れたという連絡はなし。 やはり無理があったか。
 司馬遼太郎は『街道をゆく 3 陸奥のみち、肥薩のみち』が売れる。
 3打数1安打。30試合を終わって、143打数47安打。打率 3割2分8厘6毛。


2010年1月31日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第29試合


  1. 永瀬隼介
  2. 中田永一
  3. 演歌の歌本
  4. 米原万里
  5. 佐々木 譲
  6. 「墨場必携」
  7. 大判の浮世絵の本

 1と5と7が売れる。「墨場必携」は前日、最後の1冊が売れたばかりだった。
 夜、台湾人のご一家が来店し、本好きらしいお父さんから7のリクエスト。 ぎょうせいの「名品揃物浮世絵」シリーズから広重の3冊をお買い上げに。
 7打数3安打。打率 3割2分8厘5毛は、1月の月間成績でもある。


2010年1月30日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第28試合


  1. 日本映画のポスター
          (『男はつらいよ』など)
  2. 成人向けの本
  3. 文庫の筒井康隆
  4. 柳 宗悦 『朝鮮とその芸術』
  5. 司馬遼太郎 『街道をゆく 13』
  6. 吉川英治 『新・水滸伝』
  7. 藤沢周平

 成人向けの本の在庫を訊かれる。
 過去に数々のミラクルを引き起こしてきた(「サザエさん」が「太宰さん」に聞こえる等)身の上故、 これも何かべつな言葉を聞きまちがえたのでは、と一瞬身構える。
 でも確かに「成人向けの本」と聞こえたはず。おそるおそるお伺いをたてる。
 「成人向け、ですよね」
 「はい」

 3と5が売れる。前者は『恐怖』、後者は「壱岐・対馬の道」の巻。 6は六興出版の全3巻本はあるのだが、アウト。文庫本をお探しだったのかもしれない。
 7打数2安打。打率 3割2分3厘3毛。

 前日よりくしろ氷まつりが開幕。 昨晩は、市民ボランティア「冬を楽しもうじゃない会」のメンバーとして、北大通6丁目の角に恒例の雪だるまを作ってきた。 雪だるまと称してはみたものの、実情は雪像といった方が当たっている。 参加者銘々が3時間以上かけて、5体の力作を完成させた。

 製作中は通りがかった皆さんから多くの激励をいただいた。缶コーヒーの差し入れもあった。 作りかけにも関わらず、写真を撮っていかれる方が何組もいらした。

 「あっ、ゼットン (ウルトラ怪獣)だ!」
 「隣りのも可愛い!」
 「ラッコのくーちゃんもいる!」
 「ミシュランタイヤだ。似てる似てる!」

 どんなキャラクターを模ったものか、当てていかれる。 そうやって弾む会話も次の1体を前にすると、

 「これは……なに? くちびるおばけ?」

 遠巻きにヒソヒソ。あきらかにカメラの被写体になる率が低い。というのは、ひとりで作り上げた私の被害妄想か。 最後の方はヤケになり、口の周りばかり重点的に仕上げていた。 口紅のCMよろしく「触りたくなる唇」を目指したわけだ。おかげでバランスの悪いこと。
 ポニョと『あたしンち』のお母さんと のた魚(吾妻ひでお)と くちびるおばけ(浜田雅功)のキメラである。 映画 『オーシャンズ』 には、こんな海の生き物が出てくるにちがいない。


2010年1月29日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第27試合


  1. 原田康子 『挽歌』
  2. なにかお勧めの本
  3. イソップ童話やロシア民話のような本
  4. 幸田露伴 『五重塔』
  5. マシオン恵美香さんの
             植物画のポストカード
  6. 植物画の本

 『挽歌』の入荷はしばらく途絶えている。 同じ方からの2。「あんまり本を読む時間がなくて」「短編よりも長編を」などなど。 これまでに読んだ本、お好きな本の傾向を探り、宮部みゆきの『理由』に落ち着く。 開催中の国体関係者とお見受けする。競技が終わって時間ができたよう。 北大通でも朝夕ランニングをしている選手の姿が、ここ数日目立つ。

 3は岩波文庫の 『ロシア民話集』などが売れる。 5と6は常連さんからだが、お応えできず。もうすでに各種お持ちのよう。 マシオン恵美香さんの 『いまどきの患者』 (新刊)は、当店でもお取り扱い中。
 6打数2安打。打率 3割2分5厘3毛。


2010年1月28日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第26試合


  1. ミヒャエル・エンデ 『モモ』
  2. 小林信彦 『東京のドン・キホーテ』
  3. 刀の本
  4. 仏日・日仏辞典

 本店からの電話による2を 『東京のロビンソン・クルーソー』の方と勘違い。ただしどちらの本も在庫はない。 晶文社の小林信彦は 『われわれはなぜ映画館にいるのか』と『エルヴィスが死んだ』の2冊であれば、 本サイトにも掲載してあるのだが。
 4打数0安打。打率 3割2分5厘。

 日曜の晩、店前にこしらえた雪だるま。 お目めをつくらないでいたら、昨夜、代わりに10円玉が2枚貼りつけられているのを発見。 お気持ちはありがたいのだけれど、お金なのではずしておく。
 その一方で、今朝になって雪だるまにかぶせていた帽子がはがされ、姿を消していた。 新たに100円ショップで買ってくる。


2010年1月27日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第25試合


  1. 古語辞典
  2. 蝋燭立て
  3. 「Lee」の函に入った世界の料理本?
  4. 額縁
  5. 原田康子 『風の砦』文庫版の下巻
  6. フランス語の文法入門のような本

 蝋燭立ては大分以前に店の隅っこにあった品。すでにない。 3は本店からの電話。あちらのお客さまとも直接お話するが、該当するものはない。 『風の砦』の下巻は単行本版しかない。
 6打数0安打。打率 3割3分6厘2毛。


2010年1月26日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第24試合


  1. 東野圭吾
  2. アイヌ語地名に関する本
  3. レコード
  4. 原田康子 『挽歌』
  5. 『世界の名著 アウグスティヌス』
  6. 鉄瓶
  7. 『大漢和辞典』
  8. カメラの本(特にレンズ関係)
  9. 丸山眞男
  10.何か新しいの
  11.何か新しいの

 東野圭吾が売れてスタート。 2は本店からの電話。草風館の山田秀三 『アイヌ語地名の研究』や論文集など少々在庫あり。 お客さんはこちらまで足を伸ばしてくれるかどうか。
 一方、「レコードは他にありますか」という方に、駅裏に本店があることを教える。「これから行ってみます」と。
 電話による5、在庫あり。おとりおきになる。6〜8は青森の漁師さんから。釧路に寄港するたびに来ていただいている。 今回はお応えできるものはなし。
 この日2回目の本店からの電話が9。問い合わせた方が来てくださり、丸山本が1冊売れる。
 10と11はそれぞれ別の常連さんから。
 11打数3安打。打率 3割5分4厘5毛。


2010年1月25日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第23試合


  1. 詰将棋の本
  2. 女優の写真集
      (オードリー・ヘプバーンなど)
  3. 文房具
  4. シカゴのCD
  5. 「ブルータス」
  6. 80年代の 「スイングジャーナル」

 詰将棋の本が売れる。
 6打数1安打。打率 3割6分3厘6毛。

 営業終了後、北大通9丁目のローソン駐車場に「冬を楽しもうじゃない会」の面々と 2メートル強の雪だるまを作る。ほぼ毎日、雪だるま製造業者である。

1/26撮影 北大通9丁目 ローソン駐車場にできた雪だるま。(クリックすると 拡大します)

1/26撮影 同雪だるまの口元。北大通店が手がけた舌の造形がなにやら卑猥であると評判に。(クリックすると 拡大します)



2010年1月24日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第22試合


  1. 「映画批評」のバックナンバー
  2. 「サイゾー」のバックナンバー
  3. 『広辞苑』

 午前中、若い方から「映画批評」誌のバックナンバーのお問い合わせ。 松田政男か佐藤忠男か、うろ覚えの記憶を探っていると、現役のサブカル誌が追い討ちをかけてきた。 新旧の落差に戸惑うが、余計なお世話にちがいない。どちらの在庫もないのだし。
 お客さんが帰った後、天啓にうたれる。問われていたのは「映画批評」ではない、「映画秘宝」であったと。 「秘宝」と「サイゾー」でようやくしっくりくる。 幸か不幸か、それでも在庫はないわけだが。

 夕方、その方が再度ご来店に。『ファビュラス・バーカー・ボーイズの映画欠席裁判 3』をお買い上げくださる。 同書は「秘宝」連載をまとめた「映画秘宝 collection」の1冊。安打認定したいが我慢する。
 『広辞苑』は電話での質問。函欠の第1版あり。駐車場の場所を詳しく尋ねてきたので、後日ご来店くださるかも。
 3打数0安打。打率 3割7分6厘3毛。

 夜、人通りの絶えた北大通で店のウィンドウの前に今年の雪だるまを作る。

1/26撮影 北大通店前の雪だるま。前日の陽気で少し溶けてほっそりした。(クリックすると 拡大します)



2010年1月23日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第21試合


  1. 山上憶良に関する本
  2. 手芸の本
  3. 昔の「Olive オリーブ」
  4. 岳 (ヌプリ)書房の本
  5. 民俗学の概説を記した本

 「SL 冬の湿原号」 の運行が始まった。
 次週の釧路は、水曜日から冬季国体スケート・アイスホッケー競技会、 金曜日からくしろ氷まつりが開かれ(ともに日曜日まで)、さらに賑やかになりそうだ。
 営業終了後、北大通店のすぐそばにある栄町公園へ向かう。 市民ボランティアグループ 「冬を楽しもうじゃない会」の皆さんに混じって、毎年恒例の氷まつりの雪像づくりに参加。
 5打数0安打。打率 3割8分8厘8毛。

1/23撮影 釧路市内中心部にある 栄町公園での雪像づくり。1/29(金)〜31(日)開催の 第46回 くしろ氷まつりに合わせて。(クリックすると 拡大します)



2010年1月22日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第20試合


  1. レーザーディスク
  2. 鉄道の本
  3. 上田義彦 『at Home』

 レーザーディスクは一時期置いていたが、クラシック音楽もの数枚を除いて今はない。
 遠方にお住まいの方から電話で鉄道本の問い合わせを受ける。専門的な内容。 メールアドレスをお持ちであることがわかったので、そちらでやりとりしましょうと提案する。
 3打数0安打。20試合を終えて、85打数35安打。打率 4割1分1厘7毛。


2010年1月21日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第19試合


  1. ゴルフの本
  2. 漢字の辞典
  3. 西村京太郎
  4. 楳図かずお
  5. 福田恆存の単行本
  6. 渡辺淳一
  7. 『「少年A」 この子を生んで
             父と母 悔恨の手記』

 2は漢字の辞典といっても漢和ではないという。「字が大きくてズラーッといっぱい載ってて……」 『早引き字典』が売れる。西村京太郎の文庫が後につづく。 楳図かずおは2階の喫茶部長から。店にあるのは 『漂流教室』だけ。「他のはないの?」
 ぎゃっ。
 福田恆存は文庫しかない。

 夕方、渡辺淳一本のコレクターさんが久々にお見えになる。 当店で探求書の1冊をみつけたのは、数年前のこと(たしか科学者との対談本だった)。 あと4冊で完集するという。もちろん新作は出るたびに買っているので、これ以上カウントが増えることはない。 残念なことに店の在庫はありふれた有名作がほんの少しあるばかりだ。
 7は十代と思しき若者による。「この本ありますか」と携帯電話のディスプレイで書影を見せてくれる。 珍しいパターンだが、話が通じやすい。すぐに探しだす。
 7打数3安打。打率 4割3分7厘5毛。

 石川啄木が釧路駅に到着したのは、明治41年の1月21日だった。 本州からお見えになった啄木ファンの方からお話を伺う。 この日に合わせて、釧路入りしたという。 市内に20いくつある歌碑のうち、今日一日で半分をまわったそうな。


2010年1月20日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第18試合


  1. 江戸川乱歩
  2. 戦争画に関する本
  3. 近現代史事典のような本
  4. フランス革命に関する本

 乱歩の文庫が売れる。2〜4は本店からの電話問い合わせ。 3と4に該当するものがあるが、保留となる。
 4打数1安打。打率 4割2分6厘6毛。


2010年1月19日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第17試合


  1. 篆刻の本
  2. 原田康子
  3. 池澤夏樹 『静かな大地』
  4. 神道の本
  5. 『虫の本』?
  6. 手嶋龍一 『ウルトラ・ダラー』

 篆刻の本にはお応えできなかったが、同じ方が原田康子の文庫本をお買い上げに。 『静かな大地』は当サイトで販売中。 本店に商品を保管していることを伝えると、お客さまはそちらへ向かわれた。2安打目。 『ウルトラ・ダラー』も常連の方に売れる。

 4日前にいらしたお客さまが、お会計時、再々度5の入荷をお尋ねになる。 『虫の本』という名の昆虫本、しかしそのほかの情報はいっさいわからない。ご当人ですらも。
 少しでも手がかりがほしいところだ。改めてお話を伺ってみた。
 「いつお読みになったのですか」
 「そうとう昔だな」
 「どちらでお読みになったのでしょう」
 「ち、地球……」
 最後のはお客さまのジョークである。その昔、帯広で読んだそうだがはっきりしない。 作者は日本人で、随筆風の読み物だったという。学者が書いたものではなかったようだとも。
 からかわれているのかもしれない。とまれ長期戦になりそうだ。
 6打数3安打。打率 4割3分6厘6毛。


2010年1月18日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第16試合


  1. 手芸やトールペイントに関する本
  2. 戦前の小学校の教科書で
            地図になっている本
  3. ロシア革命に関する本
  4. 日展の図録
  5. 赤ちゃんの名前事典
  6. 丹羽文雄 『海戦』

 店のプリンターを使おうとしたらエラー表示が出る。ディスプレイには初めて見るメッセージが。
 「シツオンガヒクスギマス」
 プリンターにダメ出しされる、そんなお昼どき。1、4、5が売れる。
 6打数3安打。打率 4割3分0厘7毛。


2010年1月16日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第15試合


  1. 落語のCD
  2. お酒に関する本
  3. 「ハリー・ポッター」シリーズ
  4. 『北極のナヌー』

 落語のCDが全滅していた。馬場啓一 『酒場正統派宣言』が売れて2をクリア。
 4は同名映画のフォトブック。 以前いらしたとき目に留めてくださっていたようだが、すでに販売済みであった。
 4打数1安打。打率 4割2分3厘7毛。


2010年1月15日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第14試合


  1. 遠山 啓 『無限と連続』(岩波新書)
  2. 司馬遼太郎 『菜の花の沖』
               文庫版3巻以降
  3. 海音寺潮五郎
  4. ルソーの画集、ポスター
  5. 『虫の本』?
  6. ボブ・ディラン 『バイオグラフ』のCD
  7. レッド・ツェッペリンの写真集
  8. 佐藤 学 『教師たちの挑戦』(小学館)

 4と5は同じ方。後者は昨年10月中旬にも訊かれたものだが、 『虫の本』という題名の虫の本である他はいっさい不明。 当店の昆虫の棚にないことだけは間違いない。
 6と7は常連さんより。『バイオグラフ』の再発盤CDの在庫あり。 ご自分の所持盤との仕様のちがいを確かめたかったよう。
 ツェッペリンの写真集は昨年10月下旬のご来店時にも訊かれた品。 以前当店で目にしたとおっしゃるが、記憶が定かでない。ま、私の記憶はちっとも当てにならないのだが。
 海音寺潮五郎 『日本の名匠』と佐藤 学 『教師たちの挑戦』が売れる。
 8打数2安打。打率 4割3分6厘3毛。


2010年1月14日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第13試合


  1. 司馬遼太郎 『竜馬がゆく』
  2. 菅江真澄に関する本
  3. 北方謙三
  4. 井沢元彦
  5. 星新一

 北見からときどきお見えになる方が、坂本龍馬像を見直したいと司馬作品の1、2巻を、 札幌からお出での菅江真澄を調べている方が、網野善彦・石井 進・編 『中世の風景を読む 1 蝦夷の世界と北方交易』を、 それぞれお買い上げ。
 ついさっき店内で見かけた文庫本を見失っちゃって。そんなお問い合わせもあった。首尾よく井沢本を探し出し、これも安打認定。 しょっちゅう物が見当たらなくなる北大通店である(特に机まわり)。
 北方謙三以外が売れて猛打賞となる。
 5打数4安打。打率 4割6分8厘0毛。


2010年1月13日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第12試合


  1. ハワイアンのCD
  2. 四柱推命の本
  3. 小泉信三 『読書論』(岩波新書)
  4. スポーツ・グラフィック・ナンバー 編
    『豪球列伝』(文春文庫ビジュアル版)

 四柱推命の本は5冊ほど在庫がある。散歩の途中に立ち寄ったというお客さま、時間があるときにまた来ますとのこと。 常連の青年による3は年末にも訊かれたが、未入荷のまま。
 4打数0安打。打率 4割2分8厘5毛。


2010年1月12日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第11試合


  1. 佐藤愛子
  2. 鳥の図鑑
  3. 手相の本
  4. 日本と中国・朝鮮の古代からの交流史

 佐藤愛子の文庫が売れてスタート。
 自宅の庭に飛んでくるグレーの鳥を調べたいという常連さん、 鳥の棚をしばらく見ていったが、はっきり同定できなかったようだ。
 4の方には岩波新書の古代史ものを中心に見てもらい、李進煕 『新版 日本文化と朝鮮』(NHKブックス)をお買い上げいただく。
 4打数2安打。打率 4割7分3厘6毛。


2010年1月11日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第10試合


  1. 『プルターク英雄伝』 (岩波文庫)
  2. 開高 健 『オーパ!』
  3. 『自衛年鑑』?
  4. 『万葉集』

 『プルターク英雄伝』の全12巻セットが売れる。
 4打数1安打。10試合を終えて、34打数16安打。打率 4割7分0厘5毛。


2010年1月10日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第9試合


  1. 井上洋治
       『人はなぜ生きるか』(講談社)
  2. 野鳥の本
  3. キノコの本

 旅行者風の方が2と3をお買い上げ。
 3打数2安打。打率 5割。

 一昨日、問い合わせがあった喫茶ラルゴの閲覧用女性誌 「Oggi」のバックナンバー。 2階の喫茶部長が2009年12月号と2010年1月号の2冊を持ってきてくれた。 お尋ねになった方、当欄をご覧になりましたらレジにてお申し付けください。

 ついでに昨年秋以降、『写真絵葉書に見る遠い日のくしろ 釧路叢書 第35巻』と映画 『ターミネーター』パンフレットと ロマノフ王朝に関する本とケン・ローチの映画パンフレットの在庫をお尋ねになった皆さん(それぞれ違う)、 いずれも入荷しております。 ここを目に留めてくださればよいのだけれど。


2010年1月9日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第8試合


  1. 『現代用語の基礎知識』
  2. 角川文庫の辞典

 1は創刊50周年記念の予約読者記念品として配られた創刊号の復刻版(1948年版)しかなかった。 当然のように『イミダス』と『知恵蔵』もない。
 角川文庫の辞典というのは、現代言語セミナーによる一連のシリーズのこと。 『何がなんでも説得辞典』があった。 版元はちがうが、同セミナーによる『辞書にない「あて字」の辞典』(講談社+α文庫)もあり、こちらもお買い上げに。
 2打数1安打。打率 4割8分1厘4毛。


2010年1月8日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第7試合


  1. 「Oggi」 2009年12月号
  2. 白洲正子
  3. シェイクスピア
  4. 寺山修司

 2階の喫茶店ラルゴでは、閲覧用に女性誌をいくつか置いている。そのバックナンバーの行方についてご質問あり。 あいにく1階の古書部には降りてきていない。夜中に小人がこっそり取り替えてくれているのだろうか。 北大通店 七不思議のひとつといってよいかもしれない。
 2、3、4と連打。
 4打数3安打。打率 4割8分。


2010年1月7日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第6試合


  1. 釧路の地図
  2. ジェフリー・ディーヴァー 『石の猿』
  3. 栗田教行 『白の家族』
  4. 『日本古典文学大系 71
       三教指帰 性霊集』(岩波書店)
  5. 江戸川乱歩
  6. 新田次郎 『火の島』

 常連さんが4をお買い上げに。
 乱歩のお客さまは文庫ではなく、単行本をご所望。 講談社版全15巻の全集がある。家と相談してみますと保留になる。
 6打数1安打。打率 4割2分8厘5毛。


2010年1月6日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第5試合


  1. 写真集

 デッサンを勉強するので写真集を見たいと商店街の常連さん。 とりわけ人や街が写っているものをご希望とのこと。何冊かお見せしているなかに、どうしたことか 『工場萌え』 が紛れこんでいた。や、わざとなのだが。
 幸いなことにお気に召していただける。趣旨とずれてしまったが、これも立派な写真集である(俺が法律だ!)。
 1打数1安打。打率 5割3分3厘3毛。

 火の見櫓研究会 準会員 I さんが恒例の紙もののお土産を送ってくださる。 会津若松の風景印で、切手は高知県・桂浜のもの。 白虎隊と鶴ヶ城をあしらった駅のスタンプも押してあり、今回も凝った趣向だ。 大河ドラマは見ていないが、半藤一利 『幕末史』を読み終えたばかりなので、たいへんタイムリー。 いつもありがとうございます。
 中身は、福島県二本松市岳温泉 「岳の湯」 のB4判チラシである。2色刷りで赤い大きな温泉マークが中央にあり、壁にはるとなぜか店によくなじむ (店内は相変わらず寒いのだけれど)。

       ×       ×       ×

 1月6日(水)夕方、 FMくしろ さんの番組 「m-breeze」内のコーナー「スウィーツ・メモリーズ」において、 2階 喫茶部ラルゴの白玉ぜんざいを紹介していただきました 。
 生中継を担当したパーソナリティ、さとう晴美さんがご自身のブログ 「さとプらりん」 に、丁寧な紹介文を載せてくださっています。どうもありがとうございます。


2010年1月5日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第4試合


  1. 草壁焔太『石川啄木 ―「天才」の自己形成』
                   (講談社現代新書)
  2. 文庫本
  3. 礼状の本

 「映像の本はありますか」。
 そう聞こえたつもりだが、実際にはちょっとちがった。 お客さんは「礼状の本」を尋ねていたのだ。礼状と映像。私の耳はどうかしている。
 礼状の本が売れる。内田康夫の文庫も売れる。
 3打数2安打。打率 5割。


2010年1月4日
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第3試合


  1. 郵便番号だけまとめた本

 1打数0安打。打率 4割5分4厘5毛。


2010年1月3日 3割、4割は当たり前〜
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第2試合


  1. 日高敏隆
  2. アガサ・クリスティー
  3. 囲碁や将棋の本
  4. 演劇や宝塚の本
  5. 日記帳

 2週間ほど前に、日高敏隆のチョウの本をお尋ねになった方が再度お見えになる。
 くだんの本 『チョウはなぜ飛ぶか』は新刊書店で『日高敏隆選集』版を入手したという。 他の著書も読みたいとおっしゃる。 この日を想像して「ちくま少年図書館」の『ネズミが地球を征服する?』を用意していた。 ローレンツやデズモンド・モリスの翻訳も勧める。
 同じ方がクリスティーも。別名義で出された普通小説はあるのだが、肝心のミステリが1冊もない。 3、4と連打。
 5打数3安打。打率 5割。

 看板に偽りありなので、試しにビックカメラの宣伝風に変えてみる。決して割引セールをしているわけではない。

 検印の用紙といっしょに奥付ページに糊付けされていた1本の毛を発見する。 本は山内恭彦 『代数学及幾何学』河出書房(昭和22年・重版)。
 琥珀のなかに閉じこめられた大昔の虫のようなものだろうか。 毛や虫のほうにしてみれば、不本意な囚われかもしれない。 その偶然を愛でてみたい。そっと棚におさめる。

山内恭彦 『代数学及幾何学』河出書房(昭和22年・重版)の奥付より。検印の用紙とともに1本の毛髪が糊付けされている。(クリックすると拡大します)


2010年1月2日 実録 3割バッターへの道〜
北大通店 本日の在庫お問い合わせ 第1試合


  1. ピンクレディーのレコード
  2. 杏里のレコード
  3. カーペンターズのレコード
  4. 子どもの文学
  5. 日めくりカレンダー

 2010年、新シーズンである。昨年までの看板 「目指せ!3割バッターへの道」を掛けかえて、 北大通店の在庫問い合わせの書き出しをつづけてみたい。性懲りもなく。

 1から3は歌謡曲ファンの常連さんからの剛速球3連投。杏里のシングルでお応えできる。
 子どもの文学は台湾からいらした方より。宮沢賢治などお買い上げ。
 5打数2安打。打率 4割。いきなり3割を超えている。

12/27 釧路市 北大通9丁目に登場したモザイクアート。幼稚園児らに塗り絵をしてもらった、たくさんの動物画像を縮小加工し、離れてみると釧路市動物園の人気者、アムールトラのココアの大きな絵柄ができあがるという仕組み。(クリックすると 拡大します)




2016年の夜に口笛を吹けば

2015年の夜に口笛を吹けば

2014年の夜に口笛を吹けば

2013年の夜に口笛を吹けば

2012年の夜に口笛を吹けば

2011年の夜に口笛を吹けば

2009年の夜に口笛を吹けば

2008年の夜に口笛を吹けば

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2005年の夜に口笛を吹けば


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