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2008年の夜に口笛を吹けば


2008年12月2日 私の1冊 日本の100冊

 安部公房の『砂の女』はありますか。
 ご婦人のお客さまが訊ねてきました。
 その方がおっしゃるには、「今朝NHK-BSの番組で紹介していたのよ」。
 100人の有名人が日替わりで1冊ずつ愛読書を語るシリーズ 「私の1冊 日本の100冊」のことでした。

 スタートは10月下旬です。
 これまで同番組を見た方から「あの本ないかい?」と何度か聞かれました(その戦歴は、1勝2敗といったところ)。 古本屋にも問い合わせがくるのですから、なかなか反響があるようです。
 『砂の女』は、無事文庫本をお渡しできました。
 勝負はこれで五分になります。

 今後の放送予定が こちら に載っています。
 新刊書店では、とうにチェックしていることでしょう。
 当店でも下心たっぷりに、野坂昭如の『戦争童話集』(NHK出版)を目につくところに置くことにします。

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 日曜日は、釧路市立博物館の映画上映会に行ってきました。作品は、04年製作のドキュメンタリー 『炭鉱 (ヤマ) に生きる』
 2週間前に同館で見た、筑豊が題材のNHKの旧作番組2本 (「坑道-片隅の100年」「ある人生「ぼた山よ」 」)と比べると、 わかりやすさでは今回上映した映画、完成度ではNHKのテレビドキュメンタリーに軍配があがります。

 画面の充実で見るものを圧倒する40年前のテレビ番組の方が映画のように見え、 近年作られた映画の方が総花的なテレビの教養番組のように見えるという逆転現象がおもしろい。
 フィルム撮りかそうでないかというメディアの問題以上に、手法に対する作り手の意識の差が出ていたような気がします。


2008年11月22日 ごっとん

 釧路市立博物館の 大好評大河企画「石炭基礎講座〜掘るだけでは終わらない〜」 が 旅行会社クラブツーリズムの 「大人の社会科見学」
に取り上げられたという件。以前、当欄でお伝えしましたが、その後、募集人員に届かず中止となりました。
 臨港鉄道や釧路石炭販売発送場の見学といった心躍るルートが待ち構えていたのですが。 暖かくなってから復活することを期待しています。

 現在開催中の釧路市立博物館の 「炭坑の語り部 山本作兵衛の世界」 展
 前近代と近代が仲よく同居し、説明文もみっちりついた生真面目な炭鉱記録画に見入ります。 濁りない赤や黄の暖色の効果に惚れ惚れ。
 先週日曜日は、同館講堂で2本のNHKアーカイブスの番組上映会とパネルディスカッションがありました。

 生前の作兵衛翁をうつした66年放映のモノクロ作品「ある人生「ぼた山」よ」
 自宅の居間、炭鉱唄・ごっとん節を翁がかぼそく調子っぱずれにうたいあげる。
 「ごっとん」の一語が歌詞に刻み目をいれていく。
 「ごっとん」。
 狙いすましたように柱時計がごーんと鳴る。
 傍らの老妻が泣いているような笑っているような複雑な表情でうつむく。
 その顔に寄るキャメラ。
 また唄のつづきがうたわれる。
 キャメラがうたう老人に反応してパンしていく。
 場面はそこで終わるが、ごつごつした異様なものに出会った感触が残る。歴史の濃密な澱が立ち現れていたかのよう。
 突出していた。

 展示にあわせて「春湖台新聞」第1号も配布しています。
 11/30 (日) は、映画 『炭鉱 (ヤマ) に生きる』 の上映日だァ。

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 アカデミー出版の超訳本の数々、しげしげと眺めていたところ小発見あり。 『ゲームの達人』や『明け方の夢』のカバー袖写真には、「シドニィ・シェルダン氏の近影」のキャプション。
 一方、ダニエル・スティール『アクシデント』の著者写真は、「ダニエル・スティールさん」と丁寧にさんづけ。
 紗をかけたような作者の美麗加工写真と相まって、和みます。


2008年11月10日 ダンシングドールの惨劇

 先週土曜日に北大通店にきてくれた子ども一日店員のKAZUYOSHIくん。 本棚の本をそろえ、たくさんの本を拭き、値札を書き、パック詰めをしてくれました。
 2階の喫茶ラルゴ担当SYOUくんも休憩時間返上で古書部を手伝ってくれました。2人ともどうもありがとう!
 願わくば、これからも北大通に遊びにきてほしい。

 北大通といえば、ただいま開催中の「北大通あんどんギャラリー」(下の写真を参照)。 子どもたちが描いた釧路のイメージイラスト200点をあしらった街頭ギャラリーなのですが、 先週金曜日の晩から翌日午前にかけて吹き荒れた大風のせいで、2個ほど行方不明 アンド電球まで風に揺られてソケットから抜け落ちてしまう惨劇続出の事態に。
 ゆらり 揺らめいて そうよ あたしは ダンシングド〜ルなんつって、 優雅に堀江淳の「メモリーグラス」を気取っている余裕はありません。
 キラキラと輝くグラスには いくつもの恋が溶けてるの なんつってるうちに 足元のキラキラと割れた電球を踏んづけてしまわないよう、 灯りが消えているあんどんを見つけたら、即電球をねじこむべし。
 ギャラリー終了日の23日まで、巡回パトロールなのであります。

 堀江淳といえば、 釧路市立博物館の 大好評大河企画「石炭基礎講座〜掘るだけでは終わらない〜」 ですが (え?「堀江」と「掘るだけ」で「ほり」しか合ってないですか。しかも漢字がちがう)、 東京発の旅行会社のツアーになりました!
 クラブツーリズムさんの「大人の社会科見学」のひとつとして行われるそうで、 こちらこちらを ご参考にどうぞ。
 12月14日(日)有望です。

10/18(土)〜11/23(日) ルネサンスくしろアートフェスティバル’08 「北大通あんどんギャラリー」 開催中。写真は北大通店前からの風景。


2008年11月7日 子ども一日店員

 近郊にお住まいの皆さまに耳よりなニュース。
 明日は、北大通店に子ども一日店員さんがきてくれます。
 年に1度のこの催しは、釧路市商店街振興組合連合会主催によるもの。 今年は中1男子の大型新人が配属されるとのことで、盛り上がること必至であります。

 大型スラッガーの作業場所を確保するため、店内のガラクタもきれいさっぱりと片付けました(より正確には店内各所に分散)。 空いた場所に、北大通店名物の昔の小学校の机とイス(ともに木製)をセット完了。
 さぁ、たくさん本を拭いてもらうぞぉ。
 期待のルーキーに間近で声援をおくりたいという方は、ぜひお出でください。 時間は、開店10時から午後3時まで。くたびれた元ルーキーの三十男もお待ちしています。

 若さが眩しい一日店員さんは2階の喫茶ラルゴや、おとなりのささき画廊さんにもきてくれます。 ご希望の方には北大通の協賛商店をお教えしますので、一日店員さんのはしごツアーを敢行するのも楽しいかもしれません。
 11月第2週の土曜日、ヤングの力が商店街を熱くする!

 ツアーといえば、もうひとつ耳よりなニュースが。
釧路市立博物館の 大好評大河企画「石炭基礎講座
〜掘るだけでは終わらない〜」
紹介ページはこちら)が、 東京発の旅行会社のツアーになりました!
 マジで!!
 クラブツーリズムさんの「大人の社会科見学」のひとつとして行われるそうで、 こちらこちらが 参考のファイル。


2008年11月1日 「現場で学ぶ 石炭基礎講座 掘るだけでは終わらない」 第8回 「探る」

 去年より 釧路市立博物館 で始まったシリーズ企画 「現場で学ぶ 石炭基礎講座 掘るだけでは終わらない」。 日本で唯一の坑内堀り炭鉱・釧路コールマインを持つこの街ならではの企画です。
 北大通店の定休日と開催日が重なり、10/26の8回目「探る」でようやく参加することができました。

 「大正時代、雄別炭礦が開発を始めた場所を訪ね、当時の坑口跡や石炭層を見学します。 また炭礦周辺を歩き、その全盛時を追想します」というのが博物館による前口上。
 「雄別炭礦の産業遺産を守る会」のお二人と地質学の専門家でもある 石川学芸員の導きで1970(昭和45)年まで炭鉱があった阿寒町の雄別を訪ねました。

 長靴履いて舌辛川を何度もざぶざぶと渡り、川の中から露出した石炭層「大祥内露出炭層」を生きた素材に青空地質講義を受け、 いまは草木に埋もれてしまった人々の生活の痕跡を記憶に刻みつけました。
 生活の痕跡。そう、ここには住んでいる人はいないのです。
 紅葉を留める晩秋の山に、熊よけの鈴の音が響きます。

 移動のバスに長靴を忘れてきたというおじいさんをおぶって川を渡ったのは、よい思い出となりました。 小柄な方なのに、思いのほか重たかったりして。 単に運動不足のためかもしれません。転ばないように、慎重に足を進めました。
 それにしても、このシチュエーションってば、民話の一場面のよう。 背負っているうちにどんどん重たくなってくる 水木マンガでもお馴染みのホニャララのことでは、もちろんありません(失礼なこと言うな!)。

 充実のサイト 「雄別の歴史」あり。 お若い管理人さんのお仕事に頭が下がります。
 ドサクサ紛れに、われらが火の見櫓研究会による雄別鉄道古潭駅跡の 櫓紹介は、こちら


2008年10月17日 クマってること、ありませんか?

 水曜日の晩、北大通店のある8丁目の歩道が予定通り、黒から赤へと色づけされました。 着色したばかりということもあって、それはもう鮮やかです。あらま、紅葉の季節にあわせたみたい。
 早速その写真をアップしたいのですが、生憎デジカメが不調で写すことができません。残念ですね。
 子どもたちが描いた釧路のイメージイラスト200点をあしらった「北大通あんどんギャラリー」が 明日から始まるというのに、そちらの画像を紹介することもままなりません。
 代わりといってはなんですが、常連のお客様からいただいた画像を貼っておきます。 行政相談週間とやらにちなんだキャラクターだそうで。
 ネクタイだけ締めたこのクマさん、人間じゃなくてよかった(警告!クリックすると拡大します)。

警告!クリックすると 拡大します


2008年10月11日 色黒

 下の写真は、今宵、北大通店2階 喫茶ラルゴから写した店前の風景です。 すっかり歩道が色黒になっちゃって。
 8丁目のバリアフリー工事は、あとほんの少しで終了なのだそう。 来週半ば以降、舗装が黒から赤に色づけされ、点字ブロックを貼付したら完成です。
 工事自体は、駅前の13丁目まで今後も順次、つづいていきます。

10/11 北大通店2階 喫茶ラルゴから撮影した店前の風景。


2008年10月4日 栗沢町 上幌神社にて

 10/4 札幌古書籍商組合 特選市会に向かう道すがら。北海道 空知管内 岩見沢市 栗沢町 上幌神社にて。すぐそばには火の見櫓も。




2008年10月1日 地球空洞説

 下の写真は、今日の午後、北大通店2階 喫茶ラルゴから写した店前のバリアフリー工事の模様です。
 いざというときのために、歩道の一部がパカッと外せるようになっているのですね。 電線やら通信線やらがとぐろを巻いて埋設されているのでしょう。 や、とぐろというのは言いすぎですけど(写真で丸わかりですし)。

 店が閑だったので、一部始終を眺めていました。
 穴の内側に段差が巡らせてあります。
 そこに棒状の詰め物をかませてから、蓋を元通りに閉める。
 シークレット・ブーツよろしく、詰め物の高さの分だけ蓋(歩道)がかさ上げされるわけでして、 歩道を高くすることで店との間の段差を縮めようというバリアフリー工事は、こうして実現していくのでした。
 ちなみに、工事の人が帰ってから巻尺ではかってみると、ブーツの踵、もとい歩道は7センチ高くなっていました (蓋の大きさは148センチ×131センチ。厚さは3,40センチくらいでしょうか)。

 仕事場の目の前に、こんなとびきりの秘密が隠されていたとは、知らなんだ。
 遺跡発掘現場?
 徳川埋蔵金?
 地底世界ペルシダー?
 地球空洞説?
 無断で写真をアップしてしまって、身の危険はないのかしら。
 夢がふくらみます。

 いやいやいや、オカルトだったりファンタジーだったり、身の程知らずの妄想を繰り広げてみても、非生産的です。
 ここはひとつ現実的にならなければ。

 たとえば、店ン中に溢れる古本の臨時地下倉庫とか。
 それいい!我ながらよい思いつきです(馬鹿丸出し)。
 なにはともあれ、非日常の蓋がひらいたようで、ワクワクします。

10/1 北大通店2階 喫茶ラルゴから撮影した店前の工事風景。


2008年9月22日 物々交換

 一昨年の冬、2丁目から順に始まった北大通のバリアフリー工事。
 北大通店のある8丁目東側も、本日より車道と歩道の境目部分の掘り返しが始まりました。
 油圧ショベルを筆頭にマシン類が大活躍し、多少賑やかに。
 1ヶ月ほどつづく予定です。

       ×       ×       ×

 本店での出来事。
 時々お見えになるという70代くらいの男性。
 本日、財布をお忘れになったのか、外の3冊100円本の支払いにトウキビ2本を差し出したそうな。
 社長もそれを受け取ったそうな。
 ぶ、物々交換。降参です。

       ×       ×       ×

 つい先ほど夕方、店内に犬が迷いこんできました。
 紐がついているので飼い犬だと思うのだけれど。
 ブラッド・ピットが表紙の「Cut」にハァハァしています。とりあえず、外に繋いでおきました。
 早く戻ってきてあげてよ、飼い主さん。


追記:鳴き声がしなくなったので外を見ると、いなくなっていました。

   下の写真は9月27日撮影のもの。
   店の敷地と歩道の境目部分に溝が掘られています。

9/27撮影 バリアフリー工事からおよそ1週間がたった北大通店前。


2008年9月21日 その2  え?オレのこと呼んだ?

 北海道 十勝管内 足寄町の芽登温泉へとつづく未舗装の道路にて。

北海道 十勝管内 足寄町の芽登温泉へとつづく未舗装の道路にて。


2008年9月21日 その1  紋様

 北海道 十勝管内 足寄町の芽登温泉にて。
 北海道道88号線を北上。西喜登牛あたりで左折。 未舗装の砂利道を土ぼこりをあげて、温泉に向かって数キロ走る。
 駐車場につくと、車の後部ガラスに紋様が浮き出ていた。




2008年8月28日 現場で学ぶ 林業基礎講座

 海に面していながら漁港がない、道内では珍しい町。
 それが2005年10月、阿寒町とともに釧路市と合併した音別町です。
 阿寒山系の山麓に属する丘陵地帯を背面に従え、 8割以上が森林を占めるここでは、林業が発達しました。
 その音別(と阿寒)と合併することで森林面積を飛躍的に伸ばした釧路市は、 漁業や石炭ほど知られていないかもしれませんが、実は2つの製紙工場をもつ紙パルプの町でもあります。

 24日日曜日、釧路市立博物館の主催により音別町でひらかれた 「現場で学ぶ 林業基礎講座 森に生きる人びと」
 普段は古書の埃にまみれている北大通店もはりきって参加してきました。

 目的地はかつて炭鉱を抱え、鉄道も走っていた同町の尺別地区です。
 およそ30名の参加者を乗せて、朝9時に博物館を出発したバスは、1時間半近くかけて現地に到着 (同じ釧路市でも、飛地合併ゆえこれだけかかります)。 かたばみ興業尺別営業所の杉山所長さんらに導かれ、午前中は同興業所有の針葉樹の原生林を見て回りました。

8/24(日) 北海道 釧路管内 釧路市 音別町の尺別で開催された 釧路市立博物館による 「現場で学ぶ 林業基礎講座 森に生きる人びと」 より。「風倒木 07年10月発生」と記してある。

 受講生は5、60代の方が大半を占めていましたが、急勾配の山道にも1人の脱落者もおりません。 日ごろから博物館のある春採湖周辺を散策して、足腰を鍛えている方が多数参加しているようです。
 「これはエゾイチゴ。キツネがおしっこをかけてるかもしれないから、食べない方がいいな」 などと、道中植物に明るい参加者の輪がいくつもできるので、こちらも首を突っこんで頷いたり、メモしたり。
 講師陣への質問も積極的に飛びだし、 抑えがたい好奇の心があっちでもこっちでも小爆発を起こすさまは、気持ちを前向きにします。

 昼食をはさんで、青空講義の「林業教室」、樹木の高さや直径をはかる調査体験。 チェンソーで樹を倒す間伐の実演を見せてもらった後は、参加者自ら枝打ちや手鋸による丸太切りの体験。
 造林地をエゾシカの食害から守るネットや製材工場の見学もあり、中身の濃い授業は夕方までつづきました。
 「森林基礎講座」ではなく「林業基礎講座」である点が肝要なんです、 という学芸員の方の企画意図がよく飲み込めました。

マドノコとチェンソー。さまざまな道具たち今昔。

1・2・3年生造林地をエゾシカの食害から守るため設けられたネット。見学のため、特別にあけてもらっている。

 枝打ちや間伐、植林といった「森に生きる人びと」がよい森を作るために代々蓄えてきた知恵の数々。 それは御しがたい自然の力と、その恵みを暮らしに活かそうとする人間とのせめぎ合い。
 林業を切り口に、郷土の歴史や文化を辿りなおす本講座を通して、産業革命以降の人類の巨大な歩みを想起してみたりもします。
 2回目開催の報が届くのを楽しみに待ちたいと思います。
 とまれ古本屋もまた、森林資源の恩恵を受けている仕事なのでした。

出荷を待つこれらの樹木は、輸送用パレットなど梱包材として使われる。断面に書きこまれている数字は、樹皮を含まない直径。

音別町にある「くしろ西森林組合」の製材工場内部。

かたばみ興業尺別営業所所有の針葉樹林の森。


2008年8月8日 ハシケン duo with 河村博司 ラルゴ ライブ

 ハシケンさんと河村博司さん、素晴らしい歌と演奏をどうもありがとうございました。
 ご来場いただいた皆様、どうもありがとうございました。
 北京オリンピック開催式よりもこちらを選んでくれた皆さんにお礼を、 と述べるミュージシャンに、すかさず客席から「録画してきたからいいの」と返ってきて、大爆笑。 積極的に音楽を楽しんでやろうというお客様のノリのよさが、ミュージシャンにもダイレクトに伝わり、 みんなが気持ちよいライブが生れたのでした。
 かくいうワタクシも、観客参加のパートでは思いきり声を張りあげ、手拍子もたんまり。あー、楽しかった。

 当日のセットリストを掲げます。

1. 愛ス
2. くっついてたい
3. 凛
4. ミソラ
5. 風の吹く日には
6. セッション
7. 扉

休憩

8. 赤い実
9. 今日もよろしくね
10. ワイド節
11. 乳呑み干せ
12. 美しい島「くに」
13. 窒息金魚
14. ソウル

EC1 下北沢 ワンナイト・サンバ
EC2 感謝(ハシケン・ソロ)

 「凛」の歌詞が染みました。

8/8開催 「ハシケン duo with 河村博司 ラルゴ ライブ」 リハーサル風景より。手前が河村博司さんで、奥がハシケンさん。


2008年8月5日 第1回懐かしの釧路 8ミリ映画 大上映会

 例年どおり、8月第1週の金・土・日曜日に行われたくしろ港まつりですが、 初日の不発弾発見騒ぎ(避難勧告・交通規制・警備手薄)で 大漁パレードが中止になったのが、ケチのつき始め。
 2日目は雨で多くの催しが取り止め。3日目も降ったり止んだりで濡れネズミ。 まったくもって、たいへんなお祭りとなってしまいました。

 さて、そんな港まつりの中日に北大通店2階 喫茶ラルゴで開かれた 「第1回 懐かしの釧路 8ミリ映画 大上映会」はどうだったかといいますと、 悪天候のなか、20名以上の方々がお出でくださったのでした。

 絵描き職人・荻山勝之さんが72年から77年にかけて製作したアクション物の短編映画4本と、 市民の方が貸してくださった70年代後半撮影のホームムービー3本を上映。 劇映画とプライベート・フィルムの違いはあれど、 どちらも少し昔の釧路の街並みがたっぷりと記録されています。


 「駅前に行き、適当に目についたバスに乗る。デジカメを持ってくればよかった、としみじみ言い合い、 車中で旅ドキュメンタリーの構想を練る。
 そうこうしているうちに春採湖といういい感じの湖近くのバス停に到着。 どこを切り取ってもいい画が撮れそうで、何だか興奮してくる。 そこから湖に沿って歩き、丘の上にある炭の採掘場みたいな建物にも興奮し、思わずふたりで丘を駆け登ってしまった」
    (『中原昌也作業日誌 2004―2007』2004年10月28日の項より)



 とは、映画の道東ロケの空き時間に、浅野忠信と釧路観光をした中原昌也の日記からですが、 地元民の荻山監督は30年前に同じ場所で、季節感豊かに野外撮影を敢行していたのでした。
 それも仲間といっしょに、大好きなアクション映画を。うらやましい!

 春採公園、太平洋炭鉱のズリ山、動物園、港まつりの歩行者天国。
 近海郵船フェリーの出港風景や旭小学校の運動会。
 自分が生まれたころの身近な風景の動画記録に、不思議な感慨を覚えます。 『パリ、テキサス』の8ミリ映写シーンや、祖父の写真を前に父子が話すシーンを思い浮かべたのでした。

 フィルムチェンジで間が空きそうになると、座頭市フリークの荻山監督が持参のおもちゃの刀で、 サービスたっぷりに居合い斬りを披露してくださいました。
 ホームムービーを提供してくださった方や荻山作品の出演者の方もご来場くださり、多くの方に助けていただきました。
 どうもありがとうございました。

 新作製作に大乗り気の荻山監督。もちろんワタクシも参加表明。 戯れにつけた「第1回」の効力が早くも発揮しだしています。
 次回予告ポスター、北大通店に張出中です。

8/2開催 「第1回 懐かしの釧路 8ミリ映画 大上映会」メインゲスト 荻山勝之監督による次回予告ポスター。ここで予告されている『チャランケチャシの決斗』は手違いにより、第1回で上映してしまいました。


2008年7月28日 8ミリ映画上映会のお知らせ

 第61回 くしろ港まつりの中日となる 8/2(土)土曜の晩8時より、 豊文堂書店 北大通店2階 喫茶 ラルゴにおいて 第1回懐かしの釧路 8ミリ映画 大上映会 が開催されます(料金:ワンドリンク付き500円)。
 北大通店のある8丁目と8ミリフィルムと夜8時上映とで、ひそかに8づくしを狙っています。

 以下、前口上より。


 かつて一般家庭のホームムービーとして、自主映画製作に勤しむ若者の頼もしい味方として、一世を風靡した8ミリフィルム。
 ビデオの台頭とともにその影は薄れていきましたが、どっこい生きてる!
 港まつりで賑わう土曜の晩、映画館のない北大通でささやかな上映会を催すことと相成りました。
 ゲストは、絵描き職人の荻山勝之さん。
 約30年前、荻山さんが夢中になってつくったガンアクション物の短編映画を中心に、ただいま作品選定中。 8ミリならではの質感・手作り感をぜひお楽しみください。
 昭和の釧路が随所に映っていますよ。


 本番まで1週間をきり、ようやく上映作品が固まってきました。
男くさいアクション物 『チャランケチャシの決闘』、『ズリ山の決闘』、『殺しのキャンバス』の3連投に、 人間のおぞましい本能が炸裂する『怪奇 春採残酷物語』、 ヒロインをめぐる男たちの執念2作『君の名は』と『喜びの日』。
 以上、荻山監督による6本を一挙上映。
 春採公園や幣舞橋など、懐かしい釧路の風景が端々に顔を覗かせています。 いずれも長くて6分位のサイレント映画ですが、活弁つきの上映をしてもらえそう。

 本上映会の趣旨にご賛同くださった方から、貴重なホームムービーを貸していただけることになりました。
 またフィルム交換の合間など、時間が許せば70年代の鶴ヶ岱公園のチューリップフェアをうつしたスライド上映も予定しています。

 当日は、北大通店前にて荻山さんの映画作りのお仲間でもある イラストレーター・半田晴利さんの似顔絵描きコーナーもあります。
 肩のこらないお祭り向きの楽しい催しを目指しています。

 13丁目の歩行者天国では大規模なテント市も開催され、 今年はいつもと一味ちがう港まつり期間中の北大通に、ぜひお越しください。


8/2の開催を間近に控えた 「第1回 懐かしの釧路 8ミリ映画 大上映会」 試写の一コマ。


2008年7月12日 でんぐりでんぐり

 少し前に釧路市立美術館で見てきた「エッシャー展 永遠なる迷宮」。
 細密に描きこまれた作品がズラリと並んでおり、たっぷり時間をかけて、じろじろじろ。 絵の中には鳥、魚、トカゲなどが多数生息、目を引きます。 生き物が好きな人だったのですね。
 野放図で散漫な生物の日々の営みと、秩序を重んじる整然とした 作品内世界との折り合いのつけ方、興味がわきます。循環のイメージにも。
 見応えがありました。

 年譜によると、土木工師だったお父さんは、明治期のお雇い外国人として来日していたとか。
 先ほど、本日の展示解説ボランティアを終えた常連さんがお見えになり、 エッシャー父の日本滞在中の話で盛り上がりました。

 「だまし絵フィギュアコレクション」と題したガチャポンもあり。
 全6種 1個300円。
 抗えずに硬貨を機械へ。
 第1希望は、トビウオをモチーフにした「深み」。
 ハンドルまわして出てきたのは、地衣類がはびこったような「滝(部分)習作」。
 うぬぬ、もう1回。
 今度は、爬虫類のような昆虫のような「でんぐりでんぐり」。
 2回で諦めました。

 会場を出たところに何十冊も飾られていたマンガ『美味しんぼ』(全巻揃いか確認忘れた)。
 美術館の雰囲気との激しい齟齬に、「オレの目にしか見えないファンタジーか」と動悸が激しくなってしまいました。
 よくみると、よそで開催の北大路魯山人展のチラシあり。ハッ、謎が解けた。
 エッシャー展は明日13日まで。

 1週間ほど前に北大通店に配備された 「イースねチェアー」 の書物タイプ。予想どおり、本物と間違える方続出。
 厳島神社例大祭を記念して、本日新たに干物を焼いてる七輪タイプが仲間に加わりました。

七輪とゆかいな仲間たち

 上の画像は、雨にぬれる七輪(ぬらすなよ)。
 夕方までは晴れていたのですが。
 干物といっしょに焼かれているのは(ぬれているのは)、でんぐりでんぐり!?


2008年7月12日 山車通る

 午後2時すぎ 北大通店のレジから垣間見えた、北大通を通過する厳島神社例大祭の山車。赤が鮮やか。

午後2時すぎ 北大通店のレジから垣間見えた、北大通を通過する厳島神社例大祭の山車。赤が鮮やか。


2008年7月4日 イースねチェアー見参


 さる方よりいただいた本型のイス。
 中国産ポリレジン製。高さ40センチ。
 中は空洞。さして重くない。
 本日より北大通店に配備。あいにくの霧雨ですが、お外に置きました。

 商品名は「イースねチェアー」。
 他にハンバーガー、切り株、ネジ、サンマを焼いてる七輪など、各種あるそうな。 一見、イスには見えないかも。モノホンの本と間違われるおそれあり。
 1番上が『BOOK for SITTING』。
 以下、『Merci Beaucoup』、『HERO DESIGN』、『The Encyclopedia of Cheese』(これのみ三方金!)、 『不思議なモアイ』、『風水全集』、『I LIKE BLACK CAT』の全7冊。
 どちらさまも座って、座って。
 7月なのに、未だに店内でストーブを点けたり消したりの当地・釧路なので、 早く暖かくなって外でこのイス活用されるといい。

 こちら間違った使用例
 お行儀悪し。減点。
 あくまで座るものです。

 ちなみに、写真のモデルは北大通店の喫茶部長(inラルゴ)。 某炭鉱のヘルメットと消防ホースの筒先をコーディネート。
 そこは『デトロイト・メタル・シティ』風になどと(どこがじゃ)、いい加減なポーズを指示したのは、ワタクシ。
 喫茶部長を責めないで。


  7/5追記

 本型イスに早速反応してくださった方、立て続けに3名あり。
 いずれも絵を描く方ばかりというのがおもしろい。 鳥の本を探しにきた外国人男性2人組みも、店を出るとき喜んで指をさしてました。


  7/7追記の追記

 雨降りの本日、「外の本、濡れてるよ」と親切に教えてくださったご近所さん。 心が痛むけれど、種明かしをする。
 お主も罪作りなイスよのォ。




2008年6月29日 その2  ベンチリポート

 放送席、放送席。先ほどホームランを打った海山選手の談話です。なんつって。釧路市 生涯学習センター前のバス停留所にて。

放送席、放送席。先ほどホームランを打った海山選手の話です。なんつって。釧路市 生涯学習センター前のバス停留所にて。


2008年6月29日 その1  ぬけられます


 市内 出世坂下にある地下歩道。このまままっすぐいくと、日本銀行 釧路支店。左へぬけると、かつて遊郭があった南大通方面へ。

市内 出世坂下にある地下歩道。このまままっすぐいくと、日本銀行 釧路支店。左へぬけると、かつて遊郭があった南大通方面へ。


2008年6月28日 オシャレか名士か金持ち


 昨日、とあるご婦人のお客様から受けた質問。
 「セレブってどういう意味なの?ほれ、セレブ妻とかセレブ社長とか、テレビで言ってるでしょ。 オシャレってことかい?」

 セレブといえば、少し前にこんなことが。
 フランスのサルコジ大統領の新夫人カーラ・ブルーニさん。 元スーパーモデルの歌手だという彼女のCDが本店から北大通店にまわってきました。
 透明のパッケージには、当店社長が書いた 「仏大統領サルコジ夫人」の油性の赤マジック太文字入り。
 目立つように置いていると早速、常連の絵描きの男性が「なんだいこれは?」と興味を示してくださり、 その僅か10文字が意味するところをおもしろおかしく説明しているうちに、 「よし、あんたたちのスケベな赤い字に、いっちょ引っかかってみるか」とお客様。
 お買い上げいただき、どうもありがとうございました。ご満足いただけたでしょうか。 この次いらしたときに、お聞きしてみたいと思います。

 風のたよりによりますと、カーラさんは来月ニューアルバムを発表するそうな。

 セレブのことを聞かれる一方で、『蟹工船』の在庫もよく聞かれます。
 今月だけで4、5人の問い合わせがありました。 あいにくずっと昔に1冊売れたきり、入ってこないのですが(多喜二の他の作品はあります)。

 文中、セレブの使用法がオシャレか名士か金持ちかで混乱してしまっていることをお詫びいたします。

  7/2追記

 『蟹工船』(新潮文庫版)、1冊入荷しました。


2008年6月20日 新規開店

 6/20 市内北大通9丁目にオープンした ローソン 釧路北大通店。

6/20 市内北大通にオープンした ローソン 釧路北大通店


2008年6月16日 軍艦島に進路をとれ


 昨日は北大通店の定休日。
 釧路市立博物館の企画展 「軍艦島 消えた炭鉱集落」を見てきました。 14時から火の見櫓研究会準会員・・・ もとい釧路市立博物館 学芸員・石川孝織さんの解説ありと聞いたもので、それを目当てに。
 実際に島に上陸して見て歩いた石川さんのお話は、 「かつてその島では多くの人が暮らしていた」というポイントをはずさず、明快至極。
 屋上庭園、海底水道、青空市場。パチンコ店に映画館。海が荒れると海水が降ってくる通り。 こちらの関心を上手に掬ってくださいます。
 展示解説は今後も、6/21(土)、29日(日)、7/5(土)の11時と14時に開かれます。 九州の産業遺跡の展示がなぜ釧路で行われるのか、ぜひお確かめください。

 その石川さんがベトナムの炭鉱でうつした写真が、絵描き職人・荻山勝之さんの イラストとともに市内 材木町の展望レストラン・ワンピースに飾られています。
 題して、二人展「炭鉱のあるマチ」
 「くしろふるさとカルタ」の絵札などでおなじみのベテラン画家の荻山さんと、 「軍艦島 消えた炭鉱集落」、「現場で学ぶ石炭基礎講座」など、 数々の企画を実現させる若き石川さんの交流が実を結んだ展覧会です。
 会場は高台の上にある瀟洒なお店。 当地の産業史を考えるとき、切っても切れない釧路川を眼下に眺める素晴らしい立地です。
 軍艦島の展示と同じく、7/6(土)までやっています。
 北大通店2階の喫茶ラルゴで「6月の天使展」を開催中のマシオン恵美香さんのポストカードも販売していますよ。

 その荻山さんと、ワタクシ市内某所で先週密談を交わしてきました。 8月第1週の土曜の晩、港まつり初日にラルゴで行う、とあるアヤシゲな催しについて。
 黒沢明や多羅尾伴内の思い出、ジャック・クレイトン『回転』の怖さ、 春採湖の蛙とり、ヨモギの活用法(刻んでホットケーキに入れると旨い)、 『食べものさん、ありがとう』は名著である、宜保愛子は背が高い、ミミズが苦手 などなど、4時間にも及ぶ多彩な話題に溺れそうになりながら決まった催しの名は、

「第1回 釧路8ミリ映画 大上映会」

 一見平凡なれど、8ミリと北大通店のある8丁目を重ねた命名なのです。
 詳細は当欄にて随時報告。


2008年5月31日 ピアノマン・リクオ ライブ 2008

 タンポポとチューリップが、桜と並んで花を咲かせる5月下旬の当地・釧路。
 去年のライブからほぼ1年ぶりに、今年もピアノマン リクオさんが 北大通店2階 喫茶ラルゴにて唄と演奏の夕べを開いてくださいました。

 およそ10年に及ぶという短髪時代に終りを告げ、すっかり長髪の人になっていたリクオさん。 アンジェラ・アキに似てきたの一言に、会場がどっと笑いに包まれます。
 ビールを美味しそうに飲みながらのリラックスしたライブです。こちらの心もすっと解け、真似してグビグビかんぱ〜い。
 「ぬくもり」で歌われる愛のかたち、「アイノウタ」の人生の肯定。どちらもよい曲ですね。すばらしい。 旅するミュージシャンの詞と歌声、ピアノの音色が一体となってすっと染みとおります。
 8月発売のニューアルバム収録曲を含めて、全18曲。昨年よりも一寸ブルージーな内容だったでしょうか。
 とても贅沢な時間を過ごすことができました。
 どうもありがとうございます。

 ライブ前日の晩、主賓とともにFMくしろで宣伝をしてきた当店喫茶部長Dくん。 金曜夜は店を少し早く閉めて、北海道ツアーの後半となる釧路管内 標茶町 中虹別でのリクオさんライブに出かけていきました。
 2003年に廃校となった中虹別小学校の職員室が会場だそう。 音よし雰囲気よしで釧路とはまた違った貌を見せていたと、先ほど教えてもらいました。

「KIMAGURE DIARY」5/28(水)の欄に、リクオさんが釧路のことを書いてくださっています。 来年もまた当地でお会いできますように。
 ニューシングル「アイノウタ」は6月25日発売です。




2008年5月23日 伝える

 ニュー展示物・ミンククジラの骨格標本が話題沸騰の釧路市立博物館から、 あの大河企画の第6弾のお知らせが届きましたよ。

           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  平成20年度 釧路市立博物館行事
  「現場で学ぶ石炭基礎講座〜掘るだけでは終わらない」
  第6回 「伝える」

 昨年度より開始した「石炭基礎講座」を、今年度も下記のとおり開催いたします。

 釧路コールマイン(株)釧路炭鉱は、国内唯一の坑内掘り稼行炭鉱として、石炭生産のほか、 国の「産炭国石炭産業高度化事業」(平成14〜18年度:炭鉱技術海外移転事業)を受託し、 ベトナム・中国などの炭鉱技術者を受け入れ、また両国へ釧路からも炭鉱技術者を派遣し、 長年にわたって培ってきた石炭生産・保安技術を、釧路や両国の「現場」で伝えています。

 今回の講座は、釧路に残る現役炭鉱が、我が国のエネルギー安定確保において重要であること、 国を超えた炭鉱技術者同士の「友情」、徹底した「現場主義」を知ると共に、 ベトナム・中国からの炭鉱技術者との「ざっくばらんな」交流を図り、国際理解を深めることを目的とします。

 実施:6月28日(土)午前10:00〜午後1:00

 参加申込受付開始:6月1日(日) 午前9:30 より、博物館にお電話にて(TEL 0154-41-5809)

 集合場所:釧路コールマイン(釧路市興津5丁目/現地集合/詳細は参加者にお知らせします)

 定員:20名(中学生以上)

 内容:炭鉱技術の海外移転概要説明(座学)、両国の炭鉱技術者研修(座学・実習)の体験・見学、 昼休み時間を使っての両国炭鉱技術者との交流(通訳が付きます)

 協力:釧路コールマイン株式会社・独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)予定

 なお、7月「支える」、10月「探る」を開催予定です。

           ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


2008年5月11日 撮影成功

 白昼の 釧路市観光国際交流センター 前庭で目撃された UMA(Unidentified Mysterious Animal)=未確認動物 二体。

白昼の 釧路市観光国際交流センター 前庭で目撃された UMA(Unidentified Mysterious Animal)=未確認動物 二体


2008年5月10日 阿寒の夜


 昨晩は、北大通店の喫茶部長(inラルゴ)に手を引かれ、 「OKI DUB AINU BAND JAPAN TOUR 2008  CHANT DOWN BABYLON TOUR」の阿寒公演へ。

 アイヌ民族の血を引くミュージシャンOKIが率いるバンドの演奏、その力強さにまっこと当てられました。
 会場はユーカラ劇の上演でおなじみのオンネチセ。その名は「とても大きな家」の意。 たまたま隣になった地元のおじさんが「これだけ音がいいところ、釧路にないかもしれんぞ」 と誇らしげなのも当然の、ずば抜けた音響でした。
 そのおじさんが言うのです。
 「あれ、俺が作ったトンコリなんだ」。
 なんと!すばらしい!
 この方、伝統の弦楽器づくりの名人なのでしょう。 アイヌの女性4人組MAREWREW(マレウレウ)の輪唱に、OKI演奏のトンコリが絡むパートで「な、やさしい音するだろ」。
 頷くワタクシ。
 自身の手になる楽器の能力が、名うての男が弾くことで最大限に活かされている。 ステージの演者をみつめる製作者の深い満足が伝わってきます。
 こうなったらもう、トンコリから目が離せません。 このライブ、すこぶるつきの僥倖に恵まれました。
 開演23時すぎ、終了翌1時すぎ。 夜空の星の数の途方もなさにクラクラする帰り道の原野。

 会場には、第2号を出したばかりのフリーペーパー「awendarap」の編集陣も。 今回は頁がぐんと増え、しかも北大通界隈の写真が満載。街の切りとり方が新鮮です。
 特集は「歩く」。手にしたら、自分でも紙の雑誌を作りたくなってしまうんじゃないかなぁ。 ご近所の洋服屋WORDSさんによるブックレビューも密度が濃くてよい按配。
 北大通店で配布してます。お早めにどうぞ。

5/9 OKI DUB AINU BAND 阿寒公演より


2008年5月7日 鯨と櫓とシクラメン

 ゴールデン・ウィークが終わり、北大通店の花大臣もおよそ1ヶ月ぶりに帰釧。
 留守中、ワタクシが世話をするよう仰せつかっていた鉢植えのシクラメンは、 美辞麗句を囁きながら水を与えたのが功を奏したのか、艶やかな美しさを保ちつづけ、 大臣からお褒めの言葉をいただきました。

 さて、連休中も通常どおり、粛々と営業していた北大通店ですが、 閉店後は昼間の仮面をかなぐり捨て、火の見櫓研究会(略称ひのけん)なる怪しげな会の広報活動に邁進。 ここ数ヶ月分の溜まりにたまった火の見櫓画像を、 せっせとブログに貼りつけておりました。
 秋田や茨城のうぶい櫓がたんまりと入荷してます。

 その ひのけん主力メンバーが紛れこんでいると市中で噂されているのが、現在、収蔵資料展を開催中の 釧路市立博物館です。
 先ごろ、ミンククジラの骨格標本が展示物の仲間入りをしたというので、見に行ってきました。 鯨(げい)さん、鯨(げい)さん、お〜ひげが長いのネ、そうよ母さんも長いのヨ〜、 なんつって宙吊りの標本と戯れてきた次第。
 学術的興味から見るのもよし、捕鯨問題を考えるきっかけとしてもどうぞ。
 あ、オスかメスか確かめてくるの忘れた!
 収蔵資料展もお見逃しなく。
 「釧路地方で見られやすくなった鳥・見られにくくなった鳥」などの展示がわんさか。 目を凝らしましょう。

 館内では、ひのけんとの関わりも取り沙汰される渦中の学芸員Iさん(仮名)とバッタリ。 紙工作のお土産をいただきました。 近々作成します。


2008年4月29日 続・空耳アワーのお時間です

 品のよい年配のご婦人に「山陽さんの本はありますか?」と尋ねられ、大空町(北見管内)に引っ越したんだっけなァと 人気講談師の顔を思い浮かべていたら、「西行さん」だったことがありました。

 別のご婦人に手芸の本について問われ、当該コーナーにお連れしたところ、 「墨絵なんですけど」と当惑したように返ってきたことがありました。

 「谷 恒生」(たに・こうせい)を「蟹工船」(かにこうせん)と聞き間違えたあげく、 「谷 甲州」(たに・こうしゅう)とも間違えかける、アグレッシブな二重衝突事故を起こしたこともあります。

 目つきの鋭いお客さまに「闘犬の本あるかい?」と凄まれ、 「これしかないんですけど」と『全国土佐犬写真大観』を差し出したところ、 「刀のほうの と・う・け・ん」と一蹴されたのは、つい先週の出来事です。

 聴覚だけに留まりません。
 「ご利用誠にありがとうございました」が「和田誠にありがとうございました」に見えて、ぎょっとしたこともあります。


2008年4月18日 豚の饅頭

 今朝、特価本の棚やらケースやらを外に出していて、腰を痛めました。
 常々、気をつけろよと社長にいわれていたのに、とうとうやってしまった。
 それも「岩波美術館」端本15冊などという小物を持ち上げようとして、ぐぎぎぎぎ。 重たいケースの上げ下げには、きちんと腰を深く下ろして対応していたのですが、こいつには油断していました。
 比較的、軽症の部類かと思われるのですが、じんじんと痛みます。

 ゆえあって、2週間ほど前から北大通店の花大臣が釧路を留守にしております。 空いたポストを任されているのは、花より古本で知られるこのワタクシ (開店当初の北大通店でサボテンを枯らした前科ありの粗忽者)。
 2階喫茶部へとつづく階段を飾る鉢植えのシクラメンに、慣れぬ美辞麗句を囁きながら、水をあげています。
 モナム〜ル。
 自分で世話をしていていうのもなんですが、肉厚の花びらの濃いピンクがとてもきれいに出ておりますな (画像参照)
 豚の饅頭だなんて呼ばないで。

 大臣が戻ってくるまで、あと20日ほど。まだ折り返し地点の手前といったところです。 願わくば、この美しい姿のまま引き継ぐことができますように。
 などと腑抜けたことをいってちゃダメですね。水をあげるだけでいいのですから。
 腰は痛めても、花は傷めません。
 おあとがよろしいようで。


2008年4月8日 どばっ、むぎゅっ


 お待たせいたしました。
 季刊のフリーペーパー 「じゅう箱のスミ」 最新第16号、本日より当店でも配布開始でございます。
 今号は、南半球生まれのカラフルなあいつが表紙に大抜擢。
 ワ、ワタクシと大して歳が変わらないのね。お見それいたしましたァ!

 「街のすみっこに潜在する、小さなやる気や協力を求める声、地道に積み重ねられてきた努力や知恵を、 重箱のすみをつつくように拾い出し、釧路地域の大きな力に育てたい」と同誌の角書き。
 釧路とその近郊に数多住むオモシロイ人の生の声、その瞠目すべき活動の数々が、 どばっ、むぎゅっと折りたたまれて、たいそう読みでがある情報誌です。 ボランティア・ネットワーク チャレンジ隊の面々を中心に、今号も街中駆けずりまわって、こしらえました。

 北大通店もちょくちょく誌面をお借りしております。
 今回は、すぐご近所の洋服屋・WORDSさんが取り組んでいる、とある試みについて書かせていただきました。
 若木信吾 や、 大橋歩 に 興味関心をお持ちの方は、ぜひWORDSさんへ。 ファッションはもちろんのこと、映像、写真、音楽、ビート・ジェネレーションに詳しい懐の深い主・石渡さんが待っています。 お客さんとの語らいでサロン化することもしばしばという同店で和むのもまた吉。

 この春、市外から越してきた釧路初体験の新入学生のあなたや、転勤族のあなた。 当地を愉しむ手段のひとつとして、じゅう箱片手に(懐にでも可)探索してみてはいかがでしょう。


2008年4月1日 吹雪と騒霊


 猛吹雪の釧路です。

 もともと雪の少ない土地柄だったのが、この冬は片手で数えるほどしか降雪がなく、 毎年恒例の雪だるま製作に支障があったことを除けば、らくちんらくちんと喜んでおったのです。

 それがここに来て、一気にドカ雪。しかも重たいベタ雪。うなる強風。
 朝店に着くと、北大通店の前は立派な吹きだまりゾーンと化していました。 どうやらここは、奴らにとってたいへん居心地がよかったらしい。
 といいますか、市内のどこもかしこも吹きだまりが出来ている。星園高校の屋根は一部はがれたそうな。
 あやうし、釧路市。
 なんつって、清涼院流水レベルのフレーズを脊髄反射で書きつけてしまいます。ごめんなさい。
 なにはともあれ、せっせとかきだし。

 雪の方は、午後2時すぎに収まりましたが、風はまだ強し。
 店の行灯が倒れたり(こんなの初めて)、 型の古くなった自動ドアが勝手に開け閉めをくり返したり(いわずと知れた騒霊現象)、 閑古鳥が鳴いたり(これも騒霊の一種)、 それはもう大変な有様なのでした。

 雪かきに励んだので、今晩はよく眠れそうです。
 間をおいて、筋肉痛もやってきそうです。


2008年3月30日 モクモク


 釧路市内 鶴見橋からながめる日本製紙釧路工場の煙突群。
 本日もモクモクなり。




2008年3月27日 野球にたとえると


 ただいま北大通店2階喫茶ラルゴでは、 開催中の「半田晴利・榊 冬夜 「映像の世界」 二人展」で展示している スターの肖像画のポストカードを販売しています。
 アンジェリーナさん、二コールさん、由紀恵さん、聖陽さん、ジョニーさん、キャメロンさん、ビョルン様、マリーさん、エトセトラ。
 お値段は1枚100円です。展示は今週土曜日まで。
 1階古書部でも早速、レジ後ろの壁面におふたりのポストカードを貼りました。

 以下は埋め草(それにしては長いですが)。
 3月第4週の とある平日、北大通店店頭におけるお客さまの在庫お問い合わせより。

  1.ひな人形、または市松人形の本
  2.バーナード・マラマッドの本
  3.戦前のダニエル・ダリューの写真が載っている本
  4.新左翼、とりわけ成田闘争について書かれた本
  5.演歌のCD
  6.ホイットニー・ヒューストンのCD
  7.映画『ゴースト ニューヨークの幻』のサントラCD
  8.ニット編みの本

 3をお探しの方は、80歳の男性。 あくまで戦前のものでなければダメなのだそう(ダリューの生年は1917年)。 2002年製作『8人の女たち』のパンフレットはあったのですが、 歳をとってからの姿は、若いころの思い出が崩れるから見たくないと言われてしまいました。よよよ。
 5〜8は、同じ方からの4連投。 7の『ゴースト』サントラCDのみかろうじて当たりましたが、残りは軒並み空振りであります。
 春のセンバツ開催中にかこつけて戦績を野球にたとえるなら、8打数1安打(ヒットの内訳は単打)。 打率は1割2分5厘でした。
 はなはだ不本意であります。
 駒大岩見沢は、初戦敗退であります。


2008年3月17日 半田晴利・榊 冬夜 展覧会 開催中


 本日より北大通店2階の喫茶ラルゴにおいて、「半田晴利・榊 冬夜 「映像の世界」 二人展」が始まりました(3/29(土)まで)。

 おふたりとも今月初旬、釧路市観光国際交流センターで行われた「なつかしい 昭和のくらし展」で、来場者の似顔絵描きに>腕をふるった者同士。 映画やテレビの世界に題材をえて、6点ずつスターの肖像画を持ち寄ってくださいました。
 ラルゴでの展示は2度目の半田さん。つい先ごろ、釧路新聞での長期連載「おもいで映画館」 (文章は高橋国治さん)のイラストのお仕事を終えたばかりですが、立ち止まることなくパワフルに活躍なさっています。
 道内在住の方なら、昨日の北海道新聞日曜版に、モデルガン収集家として紹介されたのをご覧になっているかもしれません。
 榊さんは、今回が初めての作品展示になるのだそう。 流麗なタッチで描かれた懐かしのヨーロッパ映画の美男美女の画も2枚あり。ご婦人方のハートを狙い撃つこと必至です。
 個人的には、M・ナイト・シャマランの近作2本で主演したブライス・ダラス・ハワードの画がお気に入り。 知名度の低い女優なのに、よくぞ描いてくださいました。

 下の写真は、土曜夜にうつした展示準備中のもの。
 額装された作品群にお気に入りの定位置(左の本棚の上)を奪われ、ちょっぴり おかんむりの ラルゴ小町 「のばらちゃん」(元・日本勧業銀行所属・岡部冬彦デザイン)でございます。 左端のハル・ベリー姐さんとは目を合わせてもくれません。
 あぁ、そんなにすねないで!

 昨日は、1年ぶりに復活したくしろシネマパラダイスの自主上映会へ。
 作品はドイツ映画『4分間のピアニスト』。
 中盤以降、派手な事件と過去の因果話を盛り込みすぎて、ドラマの焦点がぼやけてしまいました。




2008年3月15日 半田晴利・榊 冬夜 「映像の世界」 二人展


喫茶 ラルゴ 3月の展示のお知らせ

3/17(月)〜3/29(土)
「半田晴利・榊 冬夜 「映像の世界」 二人展」
を 開催いたします。

 今月初旬、釧路市観光国際交流センターで行われ大反響をよんだ「なつかしい 昭和のくらし展」。 同展で来場者の似顔絵描きに励んだおふたりが、今度はラルゴでイラストを展示してくださいます。
 半田さんの当店での展示は、これで2回目。 新鋭・榊さんも加わり、どんな「映像の世界」を見せてくださるのでしょう。
 作品が到着次第、写真で一部ご紹介いたします。
 しばしお待ちを。


2008年3月6日 北大通のスノーマン


  「昨晩30分で雪だるまを作りました。」

 当欄にそう記してから約1週間。
 その間、あたたかい日が何日かつづき、釧路の地にも少しずつ春が近づいているかのように錯覚してしまうほどでした。

 おかげで、あんなにふくよかで愛らしかった雪だるまさんも、えぐれたり、こけたり、落ち窪んだりと、すっかり変わり果ててしまいました。
 絵本の「スノーマン」のように、きれいさっぱり美しく溶けさってはくれないものですね (「九相詩絵巻」を思い出してしまった)。

 店内展示の雛人形を昨日片付けたように、今晩あたり夜陰に乗じて・・・・・・。

3/5の晩に撮影した 北大通店前の雪だるま


2008年2月28日 氷と雪


 冬の祭典として市民に親しまれているくしろ氷まつり。
 第1回が開かれたのは昭和40年のことでした。
 冬季の厳しい寒さを逆手にとり、楽しいお祭りに仕立てて観光にも役立てようと企画されたそうです。

 ここに1枚の写真があります。
 写っているのは古代エジプト、ピラミッドの石切り場の様子。
 間違えました。
 昭和4年ごろの釧路川での氷切りの風景です。
 背後にみえる4代目幣舞橋は前年完成のもの。 往時を知らない世代には、王墓の建設ほどにかけ離れた光景でありましょう。

 釧路川の氷切りは明治末から始まったといいます。
 馬ソリに載せられた氷は、主に魚の保冷用に使われました。
 川岸の木工所から出るおが屑を用いてよく保存された天然氷が、夏のマグロ漁で大活躍をしたと郷土の本にあります。
 電気冷蔵庫が普及する昭和30年代まで採氷はつづきました。
 氷が観光資源として注目されるのは、その少し後のことです。

 写真の撮影からおよそ80年。
 この川の下流に分厚い氷が張ることはもうありません。
 町の移り変わりに呑みこまれるように、それは溶けてなくなりました。

 (2008年2月1日発行「北大通瓦版 ぐるっと北大通」第4号 掲載コラム「北大通の栞」より転載)


 2月上旬のくしろ氷まつりはとっくに終了しましたが、北大通店前ではこじんまりとお祭り続行中。
 昨晩30分で雪だるまを作りました(下の写真を参照)。 やっつけだったせいか、出来が粗い・・・・・・。

2/27の晩に完成した 北大通店前の雪だるま


2008年2月19日 「よしだ よしこ with 永原 元」 ライブ


 時間が経つのは早いもの。
 もう1週間以上前になるのですね。
 北大通店の2階 喫茶ラルゴで開催された「よしだ よしこ with 永原 元」ライブの晩から。

 およそ2時間、休憩なしのぶっつづけによる歌と演奏の夕べでありました。
 前半30分ほどは、途中入場のお客さまに応対するため、1階の階段上がり口にしつらえた受付コーナーに陣取っていた私。
 夜の人気のない通りを、吹抜けのショーウィンドウ越しに眺めながら、 階上からおりてくる素敵な曲と、曲の合間にポツリポツリと語られるおはなしとに、耳をすませます。
 傍らには美味しいビール。
 時折「何をしているのだろう?」と覗いていく通行人と目が合います。
 演者の姿は見えなくとも、それはたいそう贅沢な時間に感じられました。

 後半、上着を脱いでギター弾き弾き立ち上がって歌うよしこさんの勇姿に(下の写真を参照)、 「ロックンローラーだ!」。その格好よかったこと。
 パーカッションとの相性もバッチリ。
 うねうねとつづく元さんのソロ・パートも用意され、そのグルーヴには顔がにやけっぱなしに。 だって、心意気がうれしいじゃござんせんか。

 終演後、少人数が集まっての懇親会の席にて。
 二人の旅するミュージシャンを囲んで交わされる真摯な音楽談義を聴いていると、 太古からつづく芸能民の流浪の歴史と繋がっているようなふしぎな心持ちになりました (と、文字にすると、大袈裟になりますが、イヤ、ほんとに)。

  よしこさんは こんな人
  元 さんは こんな人

 お二人とも、またお会いしましょうね。
 差し上げた きのこ図鑑がお役に立ちますように。

2/11(月・建国記念日) 於 北大通店2階 喫茶ラルゴ開催 「よしだ よしこ with 永原 元」 ライブ の一場面


2008年2月2日 光と雪だるまの夢街道


 2/1から第44回 くしろ氷まつりが開幕しました。
 市内中心部の北大通では、期間中の2/2(土)・3(日)11:00〜18:00「光と雪だるまの夢街道」という催しを行っています。

 会場は、JR釧路駅前広場(北大通14)
 餅つきパフォーマンス & 1000人餅の無料配布に始まり、

「(有)阿寒オーストリッチ」の全品ダチョウづくし、ステーキ・コロッケ・フランクフルト・串焼き
「サークルハウス赤いベレー」の蝦夷鹿バーガー、ダチョウバーガー、阿寒紅葉丼、丹頂の里農園産じゃがバター
「つ串んぼ」の特製ダレを使用したこだわり焼き鳥
「釧路和商市場」特製の かにの鉄砲汁
「居酒屋 酒楽」のくしろラーメン、そば、うどん

 などなど、道東の地場産品を使用した美味しい食べ物が大集結!

 厳島神社奉納の恋愛成就 & 合格祈願の巨大絵馬を設置し、北大通のおすすめ情報を満載したかわら版の発行も。
 目印は、赤いマフラーをまいた大きな雪だるまの親子です。 氷まつりのスタンプラリー会場もこちら。
 福司酒造提供の無料甘酒と休憩所をご用意して、お待ちしております

 北大通2〜13丁目の歩道にも要注目。
 釧路公立大学の学生グループ 「きゃんどーる」 制作による、 廃油使用のエコ蝋燭を内蔵した アイスキャンドルが、16時から登場し(20時まで)、
 真冬の通りを暖かく照らします。

 昨晩は、北大通6丁目・十字街の交差点で雪だるまを作ってきました。
 毎年2月上旬のくしろ氷まつりに合わせて、市民グループ「冬を楽しもうじゃない会」が手がける恒例の行事です (同会の活動に関しては、こちらのレポート をどうぞ)。

 およそ2時間強、集まった5人の野郎どもが鼻水垂らしてぜいぜいいいながら作り上げたブツは、右から順に、

  怪獣・おしりかじり虫(画像1)

  雪だるま(太) (画像2)

  雪だるま(痩)・鼻兎(画像3)

の5体(画像が暗いことをお詫びします)

 北大通店が作ったのはどれでしょう?
 ちなみに去年の同時期、同じ場所でほぼ同じメンバーとともに作ったものは、こちらです。

 2/6追記:5体の雪だるま画像のあまりの暗さに気をもんだある方が 画像編集ソフトで明るく加工してくださったので、貼り替えておきました。
 S谷さま、どうもありがとうございます。
 雪だるまたちは、まつり終了後の4日に予定どおり壊されましたが、 その姿は見やすくなってまだここに残っています。


2008年1月19日 SLと啄木


 本日より、当地で「SL冬の湿原号」の運行が始まりました。
 3月中旬まで釧網本線の釧路―標茶間を1日1往復します。
 初日は機関車2台が客車を牽引する重連で走り、 2日目は先頭機関車の前後の向きが逆になる逆向き運転。 この2日間のみ、約2時間かけて川湯温泉まで延長して運行します。
 温泉……。
 浸かりたい……。

 撮影器具を抱えた鉄道ファンが大勢集まっていたと、 出発間際の釧路駅そばを通ってきた常連さんが教えてくれました。
 2000年に始まり、いまや冬季の観光に欠かせぬ名物となったSL冬の湿原号ことC11-171号機。 発車時間になると、わが北大通店にも汽笛が聞こえてきます(今日は聞き漏らしてしまいましたが)。

 SLだけではありません。
 100年前、釧路で新聞記者として76日間をすごした天才歌人の足跡をたどる催し物も始まりました。

   「石川啄木 来釧100年記念展」
  1/19(土)〜2/3(日)
  釧路市生涯学習センター (市内 幣舞町4-28)
  1階 市民展示ホール
  一般当日券 100円 (高校生以下 無料)
  記念展では、岩手県盛岡市の「石川啄木記念館」と
  市立釧路図書館所蔵の啄木ゆかりの品々を展示します。

 講演会や映画「雲は天才である」の上映、釧路啄木会による市民講座と市内の歌碑巡り、 釧路歌人会による記念歌会など、関連行事が目白押しです。
 一昨年、北大通店2階 喫茶ラルゴで書道展を開いてくださった石原清雅先生による啄木色紙展も2/20(水)まで開催中。 場所は、かの歌人が勤務した旧釧路新聞社を復元したレンガ造りの港文館(市内 大町2-1-12)です。


2008年1月12日 大丈夫じゃない


 新年早々、「ワンカップ大関ミニ」を差し入れしてくださった常連のお客さまが前日来店して曰く
「古本屋が出てくる映画が出来たんだって?」。
 侯孝賢の『珈琲時光』以降、その手の作品があったとは知らなかったので、ネットを検索。ほどなく見つかりました。

『全然大丈夫』オフィシャルサイト

 荒川良々初主演作のことはなにかで聞いていましたが、それがこの映画でしたか。
 公式サイトには、こんな風に紹介されています。

   「ちょっと愛おしいはみ出し者たちが集まる、どこかの町の小さな古本屋。 そこで繰り広げられるあり得ないほど不器用な3人の男女の恋の行方は?」

 古本屋の長男で植木職人、人を怖がらせることばかりに熱中している主人公が荒川良々。 清掃会社で働く幼なじみに岡田義徳。 30歳目前の男ふたりの前に、絵描きの木村佳乃が現れるという筋立てだそうな。

 「憩いまくりたい人々に贈る、恋のユル騒ぎムービー」
 「世の中からうち捨てられたモノたちが魅せる味わい深い世界観」
 などなど、「癒し」ならぬ「憩い」を強調する狙いすました宣伝惹句には、 その手には乗るものかと警戒心を覚えますが、はたして本編の出来やいかに。
 「ロケで使った古本屋は実際に高円寺で営業中の店舗を借りた」そうで、 そちらの撮影現場の方がよほど気になったりして。
 1/26より全国順次ロードショー。

 前回の当欄でチラリとふれた、釧路市立博物館による「あの大河企画」の詳細を、当サイトのお知らせ欄に載せました。
 これはすぐに定員が埋まってしまいそう。


2008年1月3日 おめでたい


 みなさま、あけましておめでとうございます。
 豊文堂書店北大通店でございます。
 本店ともども、2008年も例年どおり2日から営業しております。

 31日・1日と丸2日店を閉めていたため、昨日は店内が寒いのなんのって。 ストーブ2台、目盛りをやや強目にして応戦したのですが、 閉店時間の17時を迎えても凍えるようでありました。
 いつものことですかそうですか。
 さいわい常連のお客さまからラベルに「ワンカップ大関ミニ」とある 未開封の可愛らしい小瓶をいただきましたので、

  (以下数行略)

 体の芯から暖まることができました。

 冬場の暖房といえば、石炭ストーブを真っ先に思い出します。
 20数年前、通っていた木造の小学校の教室で大活躍していましたっけ。
 小耳に挟んだところによると、釧路市立博物館では昨年大好評だった「あの大河企画」のつづきが行われるそうな。 詳細は、近々当欄でも紹介いたします。




2016年の夜に口笛を吹けば

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